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2008年5月

2008年5月27日 (火)

途中立ち寄り 尾瀬ヶ原

GWに帰省した娘一家に会ったばかりですが、我が相方さまは
上の孫娘の誕生日を共に祝ってやりたいとの希望、2月下の孫娘の
誕生日以来3ヶ月ぶりに上京する事に…

5月16日(金) 晴
娘の都合で、3時頃に三鷹へ着けば良い。
時間は、たっぷりと有る。ならばETC割引を利用して途中ゆっくり
立ち寄りできる。
相方のご託宣は尾瀬 ジィ~ジはただ従うだけである。

4時前に新潟西ICを通過、尾瀬方面へ行く時はいつも水上ICから
奥利根ゆけむり街道を利用。この度も当たり前の如く…
ところがところが途中で案内見落としたか?湯の島小屋先で完全に
遮断機が下り通行止め。ガ~~~ン 

 
冬季閉鎖中だったのだ。矢張り何事も確認重要と再認識。

尾瀬行き止めようかと思うものの、3時まで時間は潰せない。
身なりも山行きスタイルである。
取りあえず水上まで一旦戻り、沼田から片品村戸倉経由鳩待ちへ
行くだけ行ってみる事に…
予定より1時間半ほどの時間ロス(勿体無い)

7時50分 鳩待峠
平日と時間も早く、静かな鳩待峠。早速係員やってきて駐車料金
2,500也 徴収される。
3時に三鷹へ着くには、余裕を見て11時にはここへ戻る必要有り。
行けるところまで行き、時間を見て戻ろう
       P10909241
             鳩待峠と至仏山
峠から川上川に沿って残雪の道を山の鼻に向かいます。
左手にまだ白い至仏山を見ながら進めば30分ほどで早速
尾瀬=水芭蕉のお出ましです。

     P10909291
            水芭蕉と新しい木道

50分足らずで山ノ鼻到着。
       P10909341
              尾瀬憲章

燧ケ岳に向かって尾瀬ヶ原を辿ります。
     P10909391
        木道上に残雪は有りません。
燧ケ岳方向へ向かうにつけ残雪の量はドンドン減ってきます。
振返れば、至仏山がどっしりと。。。

     P10909421
           至仏山と木道と残雪

     P10909431
            消えかかった残雪

  P10909461
      残雪消えて… 逆さ燧ケ岳
至仏山も随分遠くなりました。
     P10909501
           尾瀬ヶ原と至仏山
山ノ鼻から約30分牛首の分岐です。
竜宮小屋方面もう少し歩いてみる事に…
たまにカメラ愛好家の方と擦れ違う程度、静かな静かな尾瀬ヶ原
       P10909531
             
牛首 分岐標識

竜宮小屋が近くに見えるところまで来て見ます。
水辺には水芭蕉がイマ盛り
しかしよく見ると寒暖の差があったの相当汚れた花もみられます。

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写真 左) 景鶴山
(写真 右) 水芭蕉 

  P1090965
           
水芭蕉と至仏山

竜宮小屋の近くまで足を伸ばし、予定タイムオーバー
往路を戻る事にします。
急ぎ足で木道歩きます。

       P10909711
             
ボッカさん

山ノ鼻 へ10時20分到着。
本日唯一の登り返し?で鳩待峠 11時20分

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(写真 左) 山ノ鼻の様子
(写真 右) 鳩待峠

何とか、娘との約束の時間に間に合いそう、途中片品村の
直売所でウルイ 山独活、コンニャクなどお土産代わりに酒の肴を
購入し、沼田ICへ急ぎます。

高速下りて練馬から環八へ、渋滞も無くスムーズに車は流れます。

約束の3時に15分前、娘夫婦のマンションに到着。

学校帰りの1年生になったばかりの孫娘もマンション前でバッタリ。

幼稚園の孫娘も飛び出してきます。

孫娘の7歳の誕生日 5月18日。
2,3日娘一家のマンションに世話になる予定です。

事前調査をきちんとしていれば、もう1時間以上 尾瀬でゆっくり
出来たのに…(後悔)

追)
夕飯前、下の孫娘、相方に髪の毛をカットされました。
       P1090982
       
髪の毛カットされた幼稚園児の孫
 

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2008年5月23日 (金)

菱ヶ岳~五頭山周遊

毎日が日曜日の暇人ジィ~ジ、 GW最後の日は、新緑求め地元
近郊の山へ…

5月6日(月)休 晴  同行相方 計2名

9時少し前に登山口P 早速靴を履き替え9時5分過ぎに歩き始め
菱ヶ岳(974m)へ向かいます。

        P10908011

休日で車も数もそれなりに…

30分弱で菱見平
爽やかな皐月の風が気持ち良い。

足元にはフッキソウやチゴユリの群生が見られ、目の脇は
ミツバツツジの盛りです。

約1時間で杉の鼻(杉端)
積雪期は、ここを直登するのです。

     P10908081
          眼前に杉鼻のピーク

夏道は山腹巻いて進みます。
スッカリ山は深い緑に変わっています。初夏から夏山モードへ
笹清水から先は、ブナの林で覆われた急登の登山道続きます。

     P10908141
     P10908231
見事な若ブナの樹林帯が広がります。

足元は、盛りを過ぎてまだ頑張るイワウチワが彼方此方に
ツクバネソウも見られます。

オゾンをたっぷり吸い込んで2時間足らずで 菱ヶ岳 到着。
山頂は3組ほど休憩中。

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(写真 左) 菱ヶ岳山頂標識
(写真 右) 蒲原平野指差す母娘さん?

10分程のコーヒーブレーク
今回は、此の先 五頭山飯豊連峰眺めながら目指します。

残雪も沢筋にほんの少し見えるだけスッカリ様子が変っています。

所々に名残りのカタクリも健気に咲いて目が奪われます。

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     P10908341
             飯豊連峰遠望

ミネザクラもまだまだ見頃
     P1090836

松平山への三叉路 もうすぐ五頭山近づいて
タムシバも真っ白な花たわわにつけて

     P10908461

菱ヶ岳から1時間半弱で五頭山一の峰
沢山のハイカーが陽を浴びながら銘々寛いで、昼寝中の人も…
知り合いの会友も何人か

     P10908491 P10908511
(写真 左) 五頭山一の峰
(写真 右) 五頭山二の峰

五頭山三の峰でコンビニお握りとパンとの簡単ランチ。
生憎ブヨの発生時期 長居は出来ません。

早々に下山とすることに。。。。

     P10908531
        三の峰から下山開始の相方

六合目から下にかけて昨秋工事された手摺やチップが敷かれた
登山道、階段も付けられ様子も大分変りました。

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(写真 左) チップ敷かれた登山道
(写真 右) どんぐりの森登山口

14時20分 どんぐりの森登山口到着

駐車場までチンタラチンタラ戻ります。
丁度 タニウツギも真っ盛り

酒の肴とするべく、道端の木の芽を摘んで戻ります。

歩行時間5時間弱 爽やかな風を肌に受け程よい運動と満足

毎度のことながら近くに手頃な山 ありがたい ありがたい。

この日に見れた花たちは次の通り
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2008年5月21日 (水)

GW? 別山 (編)

今回第一TARGETの奥大日岳を思う存分楽しんだ翌日は、
再び 剱岳の雄姿を別の角度で眺めるべく…

5月1日(木) 薄曇

雷鳥荘での朝食を終えて、ゆっくり準備をして外へ出てみれば、
晴れてはいるものの 前日よりもスッキリしていません。
気温が高い為かもしれません。

7:40 雷鳥荘
外へ出て、前日同様 雷鳥沢を目がけて下ります。
この日の予定は、別山(2874m.)です。
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(写真 左) 雷鳥荘の玄関 雪の階段上って外へ…
(写真 右) 前日の奥大日岳を眺めて

奥大日岳方向みれば、前日よりも更に新しい雪のワレが何箇所も
大きく口を開け拡がったようです。

雷鳥沢の上にこの日の目指す山がどしっりと聳えています。
     P10907141
目指す山頂は、中央奥です。右下に雷鳥沢のテント場

夏道と異なり、アイゼン付けて残雪の急登を直登気味に進めば、
キツイものの意外と時間は要しません。
見る見るテント場が豆粒のように小さくなります。
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 眼下に豆粒のような雷鳥沢テント場 右奥に地獄谷
 中央小高い場所に雷鳥荘、左奥の山は国見岳

9:30-9:45 劔御前小屋
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小屋前では、富山県警の山岳救助隊?が訓練中。
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          別山乗越からの剱岳
三年前に登った長次郎谷が八峰を従えて、また手前には平蔵谷。

生憎 空模様イマイチスカッと晴れてくれません。
そのお陰か?雪解けのハイマツ帯からは、可愛くない鳴声が
そこかしこから聞こえてきます。
 
生え変わりつつある羽の雷鳥さんのお出ましです。
     P10907301
         つがいの雷鳥さん

雷鳥の道案内で、別山へ向かいます。
御前小屋から20数分程度で別山(2,874m.)山頂に到着します。
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(写真 左) 別山に向かう我がメンバー
(写真 右) 雷鳥さんに導かれ山頂へ

10:40-10:55 別山山頂
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   別山山頂kらの剱岳 劔山荘と劔沢小屋が眼下に見えます。

五竜岳・鹿島槍ヶ岳等も見えるのですが、写真にはイマひとつ
残念至極…

それでも飽かず四周を眺めます。
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   山頂の相方とバックに真砂岳から雄山への縦走路

再び劔御前小屋の前で、持参のインスタントコーヒーで喉潤し
一服して 下山の開始です。
まだまだお昼前 奥大日岳と異なり、次から次と登山者が
劔御前小屋を目指して登ってきます。
10数人のグループも2組。
急登の登り辛そうに一歩一歩登ってきます。
     P10907651
      劔午前小屋目指し登ってくる登山者。
      バックに弥陀ヶ原 中央に雷鳥沢

雪国に住んでる我等 下りは銘々勝手に下ります。
雷鳥沢へ一気に下り、少し嫌な雷鳥荘への登り返し

12:45 雷鳥荘
預けておいた荷物を受け取り、雷鳥荘を後にします。

室堂ターミナルに向かう手前 みくりヶ池山荘のベンチで昼食
お天気もやもや 一部で雲も懸かり始めてきます。
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     剱岳に雲が纏わりついて (みくりヶ池山荘)

室堂ターミナル周辺は、平日でもGWかなりの観光客で賑っています。

高原バスに乗り、ケーブルに乗換えあっという間に戻ります。

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(写真 左) ケーブルカーの擦れ違い
(写真 右) 美女平へ向かうケーブルカー

立山駅に降りれば、急に暑さを覚えます。

後は、一路新潟へ戻るだけ
富山市へ出て、スーパー立ち寄り、好物のさす(カジキマグロ)の
昆布締め刺身を買って、帰りの夕食は何時もの通り
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定番 ○と○と寿司で腹ごしらえ…
好きな山を充分楽しみ、おまけに腹も満たされ、暇人の我等あとは
ゆっくり帰るだけ、ETC割引最大限利用で県境まで国道を辿ります。

1泊2日の山の旅 夜の9時前には自宅到着。

GW合い間の 定番 山歩きでした。 
            お終い。。 
     

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2008年5月14日 (水)

GW? 奥大日岳 (編)

くたびれジィ~ジにも定例化?しつつある山行があるのです。

その①は 年明けの、赤岳鉱泉をベースに赤岳界隈 南八ヶ岳
此れは7,8年になります。

その②は GW前後のジィ~ジの故郷富山 立山界隈
此れも3,4年になってます。

GWと言ってもなにせ暇人ジィ~ジ達、なるべく現役世代の方々の
邪魔にならないよう、日にちを少しずらし様に、更に好天を最優先に
しているのです。(有り難い身分なのです。)

今回は、ジィ~ジの希望で 奥大日岳(2606m.)がTARGETです。

*写真は、クリックで全て拡大します。

4月30日(水) 晴 
 同行は、 何時もの通りO夫妻&相方 計4名

ETC通勤割引を目一杯利用して、立山駅の駐車場へ向かいます。
幸いお天気も良さそげ

全国からの車で一杯の駐車場も、流石に平日 運良く空いてる
スペースも見つかります。

早速 靴を履き替え出発準備、ケーブルも8時発にJustセーフ
(写真撮ってる暇もなし)

美女平からの高原バスの車中から、伝説の山 鍬崎山や北アの
女王 薬師岳の秀麗な山々、そしてなだらかな弥陀ヶ原 更に
観光客を呼ぶ 目玉 雪の大谷 (数日前は16m.この日は14m.)
1昨年の同日は19m. それ以前は20m.以上が当たり前だったのですが…
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(写真 左) 車窓より鍬崎山
(車窓 右) 車窓より薬師岳方面
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          車窓からの雪の大谷付近の様子

9:20 室堂ターミナル 出発
    
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光を浴びる立山雄山方面

平日で時間もまだ早いが、観光客もそれなり (台湾系多い?)

この日の目的はジィ~ジの好きな
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        奥大日岳 山頂はピークの少し先

みくりヶ池はまだ雪に埋もれて水面見えず
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(写真 左) 雪に埋まっている みくりヶ池
(写真 右) 定宿 雷鳥荘と奥に剣岳

10:00 雷鳥荘
チェックインして不要な荷物を預け、目的地に向かいスタート

雷鳥沢へ一気に下り、新室堂乗越へ登り返しです。
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(写真 左) 雷鳥沢へ向かって下る。平日でテントは少なめ
(写真 右) スタイルの良い外人のお姉さんカップル

10:40 新室堂乗越付近

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        新室堂乗越付近から雷鳥沢を俯瞰

テント場が遥か眼下に変ります。

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(写真 左) 剣岳が少しずつ近づいて
(写真 右) 目指す奥大日岳

前日のトレースか?薄っすらとそれらしきあるものの直ぐ消滅。
無論 我々4人だけの世界です。

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(写真 左) 奥大日岳まだ先はピークを3つも越えねば
(写真 右) 剱岳はドンドン近づく

進むに連れて 彼方此方で 割れ も見受けられ、O氏ルート設定に
真剣な眼差しをしています。雪質あまり芳しくないのです。
途中でアイゼン装着、ピッケルも出番です。

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剱岳を脇目に進むのです。

反対側の目の下は
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        弥陀ヶ原と称名渓谷

ワレも彼方此方、雪解け間近でハイマツも所々で見受けられます。

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    右奥に見えるは大日岳(2,501m.) 真ん中 称名谷

左は吸い込まれそうな急勾配、右は雪庇の断崖絶壁
それでも山頂近づきます。

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(写真 左) PICTURE TIME の相方
(写真 右) 来た道振返ればトレースがシッカリと

山頂までまだ暫く…

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今年は雪が少なく雪庇例年より小さい 振返って見ます。

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最後のピークをクリアーすれば

13:08‐13:30 奥大日岳山頂 (2606m.)
ジィ~ジこの時期始めての奥大日岳 感激の瞬間

指呼 梯子掛ければ届きそうな 名峰 剱岳

周囲遮るものなし 最高 

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(写真 左) O夫妻
(写真 右) ジィ~ジ&相方

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            往路振返ると雄山

風が無いので寒さ感じません。
思う存分四周を眺め、コーヒー飲んでゆっくりとランチ。。。

先に繋がる大日岳の雄姿

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充足感に浸りながら下山開始です。

凍え死んでるイワヒバリ 昨年に続き今年も発見。

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(写真 左) 凍死のイワヒバリ
(写真 右) 山頂を後に  ワレ(亀裂)深く入って

彼方此方にワレが入っています。もうすぐ大きな口が開くでしょう。

剱岳飽くほど眺めながら、急登をピッケル使い一歩一歩

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途中からストックに切り替えて下山する事に

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           下山中のO氏

振返り振返り あそこから下ってきたのだ
     P10907021

雷鳥沢へ下り、雷鳥荘への最後の登り ジィ~ジ些か持病の
腰痛が疼き 辛い時間となりますが、最後?の力を振り絞り

15:55 雷鳥荘 到着
早速、一風呂浴びることに…
この宿には名物 展望風呂 浴槽の大きな窓の正面は
先ほどまでの 奥大日岳が どど~ん と見えるのです。

一汗流せば、持参の缶ビールとツマミで かんぱ~い

此れ この瞬間 堪えられません 最高です。

夕食は6時から 充分 気持ち良く飲むことが出来ます。

夕食では 改めてジョッキで乾杯やり直し

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           夕食MENU

宿泊者の殆どはスキーかボードまたは観光客です。

たっぷり食べて、たっぷり飲んで部屋に戻り翌日に備える
ジィ~ジです。

お天気に恵まれ、目的の奥大日岳登頂 最高の日となったのです。

  翌日に続く

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2008年5月12日 (月)

新会員対象登山研修

ジィ~ジの所属する山の会も10人程、新しい会員が増えました。

今回は、その新会員の皆さん対象の基本的研修の状況です。

4月27日(日) 曇
今にも降りだしそうな、おまけに寒さまで覚える生憎のお天気模様。
それでも10人の新会員の皆さん予定通り参集。
研修会場の新潟市秋葉区 新津丘陵 高立山へ向かいます。
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           高立山山頂の石碑

担当責任者副会長M女史の挨拶と研修担当講師の紹介
そして 受講の新会員の自己紹介が行われます。
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        受講の新会員の皆さん
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            高立山休憩小屋 
縄文の道 新津丘陵 菩提寺山・護摩堂山へ向かう地元の
グループの皆さん後を絶ちません。

冷気を伴った風、益々強く熱がり屋のジィ~ジも我慢できず
風避けに雨具を着込みます。

研修 最初は
① 地図とコンパスの使い方
担当のY氏は、山歴や実力からも申し分の無い実力者です。
何種類ものコンパスを披露、夫々の特徴の説明に始まり
〈コンパスの使い方〉〈地図の正置・利用法〉等、理路整然とLECTURE
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         コンパスの使い方説明状況

(歴戦のY氏 最近個人山行では専らGPS利用とか)

② 救急法
M女史による三角巾の利用法や応急担架等
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              三角巾の使い方

参加者の皆さんにも交代でやってもらいます。

雨具 ストック利用の応急担架の作りかた。
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      応急担架の作り方と利用法
(事故発生場所に依っては難しいケースも有ると思われますが)

場所変え、風避けて皆でお昼を取ります。
昼からは第2ラウンド

③ テント設営・ツェルト利用法
設営場所選定や各種注意事項
張り方・たたみ方の注意事項
フライシートの利用法 etc …
ツェルトの利用法 
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               テント設営
参加者の皆さんに交代で実際にやってもらいます。

④ ロープの結び方
最後はT氏からロープの結び方の実施訓練
エイトノットやブーリン結び、インク結びやテグス結び etc
懇切丁寧に参加者に教えて呉れます。
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          ロープの結び方講習

長老講師のY氏もプルージックやカラビナ利用の簡易法など
50年近いキャリアを元に、様々なロープの利用法を伝授
流石と思わされる幾つもの技を披露してくれます。

やがて一連の講習の予定を終了。
受講者の皆さん 少しは勉強になったことでしょう。
朝よりも和気藹々で下る皆さんです。
       P1090604_2
基本的な知識を身につけて、山歩きを楽しみたいものです。

講師の皆さん 受講者の皆さん
お疲れさまでした。

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2008年5月10日 (土)

相変わらずの 角田山

時間的余裕の有る身分の暇人ジィ~ジです。
GW前半も間近に迫り、出かける時は現役世代の方々の邪魔に
ならぬよう日にちをずらすか、行き先もなるべく混雑しない所を
選定するように心掛けている積りです。(自分の我儘も有りますが)

今回も体調確認の為の山歩き 何時もの角田山です。

4月26日(土) 晴   同行 相方
途中 コンビニでパンとお握り買って殆ど空身。

何時もの通り、家から近い稲島登山口の駐車場へ。

この時期の稲島コースはシャガイチリンソウに目が奪われます。
  P1090504
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県内外から多数の見学者を集めたユキワリソウやカタクリの季節も
終わり、何時もの通り地元主体の様相に戻っています。

それでも山頂では、若い学生さん?グループが、エドヒガンザクラの
舞い散る花の下、和気藹々楽しそうに青春を謳歌しています。

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山頂ベンチで腰下ろし、コーヒー飲んで一息入れます。
知り合いの会のご婦人と挨拶交わします。

一服して久し振りに湯の腰コースへ降りてみることに…
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湯の腰コースは、所々に急な階段が何箇所もあります。
途中で 関東?からの10人ほどのグループの皆さんと擦れ違い。
(このコース県外の人に会うのは比較的珍しい)

道端に咲く、チゴユリやスミレの群生を眺めながら登山口まで。
  P1090551

湯の腰コースから再び登り返して山頂へ向かいます。

山頂では柔らかな陽射しを楽しむ角田山愛好者の皆さん多数。
件の学生さんグループは帰り支度を始めています。

ジィ~ジと相方も予定終了。稲島コースへ下ります。

何とかお陰さまで、体調も普段と変わりないようです。
いつもの山 角田山   20-9 お終いです。

この日に見られた花の一部です。
(何時の時期にも何かしら花が見られありがたい)

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この時期見られる予定?のサイハイラン見ること叶わず 

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2008年5月 8日 (木)

新潟ブラリ散策

所属しているNPO法人では、かなり高度な学習から遊びまで
様々な事業が実施されているのです。

今回は 今回も遊びです。

4月22日(火) 晴

      *写真は、全てクリックで拡大

夕方 4時 白山神社拝殿前に集合
参拝し、白山公園から、りゅーとぴあ 前を通り、やすらぎ堤へ
     P1090466
          白山公園 園内 遊神亭
池の水芭蕉もほぼお終いです

     P1090464
      りゅーとぴあ 前の八重桜

     P1090471
      チューリップが真っ盛り

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            御衣黄?

今の時期、やすらぎ堤は花で一杯。

下流へ向かってノンビリ歩きます。

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お天気も良くそぞろ歩きの市民の皆さん多数。

八千代橋もすぎれば、やがて 万代橋
     P1090481
              万代橋西詰

更に下流へ向かいます。

りゅうと(柳都)大橋を渡ります。
     P1090486
        りゅうと大橋から上流を望む

橋を渡り 朱鷺メッセに向かいます。
今回は 朱鷺メッセに用が有るのでは無く、その向かい側

       万代島鮮魚センターが最終地点

既に 多忙極める現役企業経営者である幹事さんが我々の為に
時間を割いて魚を焼いている真っ最中

燃え盛る備長炭の上には鰈と沖メバル
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          串刺しの鰈とメバル

脇には 一寸見たことの無い変?な魚も一匹
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(写真 左) 見たことの無いグロテスクな魚
(写真 右) 同説明書

最終目的地に着くや否や 乾杯です。

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      酒とBEERとワインと お造り オードブル

丁度 日本一周で九州からこの日は佐渡へ来たという、ジィ~さんと
孫娘も飛び入り 一寸したMINI国際親善
ジィ~さん(78歳)はNEW ZEALAND 愛くるしい孫娘(17歳)は
AUSTRALIAに在住の由。ジィ~さんの奥さん1年前に亡くなったとか

明日は北海道に向かうとの事。

     P10904991
           MINI国際親善

些か酔いが回っていい気分の小生 おぼつかない英語で 
何歳位と思うか?と かの可愛い孫娘に質問したところ
50歳位?とのアンサー  可愛い

相当離れているけど 思わず嬉しくなって握手(それが目的?)
(ほんとの年教えたけど)

魚も酒も話題も楽しく時間はあっいうまに過ぎてしまいます。
     P1090500
           酒は勿論 新潟銘酒

飲んで食べて騒いで この日の会費 2,000円。

今回は やすらぎ堤花見ウォークと旬の魚を楽しむ会 でした。

                               以上

付) 会員のため忙しい時間を割いて段取りしてくれた
幹事のお二人の慰労の為、ジィ~ジは理事長にお供して
珍しく 二次会へ… 
 この日も些か飲みすぎました。
    

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2008年5月 6日 (火)

越後白山 イワウチワ観賞

身体は大きいが人一倍心優しい赤鬼さんの
「イワウチワが見たいなぁ~」とのリクエストに応じ、越後白山へ

4月21日(月) 晴 
同行者 赤鬼氏 Nさん、相方、計4名

越後の古刹 慈光寺も雪の季節とスッカリ雰囲気変わってます。

        P10903871
          何時もながらの、見事な杉木立と石仏

9:15 慈光寺出発。
ジィ~ジと相方は長靴 赤鬼氏は新調の靴の履き初め、靴慣らし。
     P1090389 P1090390
(写真 左) まだ日が当たらず蕾んだままのカタバミ
(写真 右) 赤鬼氏新調の靴履いて一合目へ

9:22 一合目
最初からそれなりの急登が続き、息が切れます。
足元にはスミレ、目の前にはムシカリが
目的のイワウチワも有りますが、既に終わりがけの様子。
     P1090392 P10903941

9:42~9:47 三合目
一寸一息入れます。
月曜日なのに2,3組のパーティが見られます。(中高年のみ)
一服してここからは、なだらかな登山道を先に進みます。
光を受けて活き活きしている若ブナの林の中を気持ち良く。
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      木漏れ日の若ブナ薫る登山道

肝心のイワウチワも四合目辺りから両側に、何処までも続きます。
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           イワウチワ&若ブナROAD
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               イワウチワ
     P10904081
         まだカタクリも残って
     P10904121  
登山道の脇は、奥までイワウチワが拡がっています。丁度 盛り

七合目辺りから残雪が残っています。
随分 解けて減りました。冬季の目印の赤布頭上3m.以上?
     P10904171 P10904181
(写真 左) 遥か頭上で揺れる赤布
(写真 右) 八合目付近残り少ない残雪の様子

11:05ー12:00 越後白山 山頂
積雪期は2階から出入りする避難小屋も回りはスッカリ解けて…
向かいの粟ヶ岳どっしりと堂々と屹立。

お天気爽やか小屋に入らず、小屋先の山頂近くで断熱シートを
敷き、超早めのランチタイムとします。
     P10904211 P10904221
(写真 左) 越後白山避難小屋周りは完全に溶けて
(写真 右) 白山山頂から粟ヶ岳を見ながら寛ぐハイカー

白山山頂 1012.4m.

山頂では、数組のパーティが粟ヶ岳を望みながら歓談中。

我等も何時もの馬鹿話でユッタリマッタリ時間を過ごします。

下りは、折角来たのだから、別のROUTEを下りたい。
と言うことで、田村線を選択する事に。

田村線九合目、八合目はキツイ傾斜の下りなのです。
     P10904271_4 P10904321_4   

か弱いジィ~ジを残し、サッササッサと下る3人です。

12:30 七合目 天狗の腰掛
     P10904331
積雪期は、枝の分かれ目まで降雪でジィ~ジも腰掛け可能ですが
今の時期、名の通り 天狗さん専用のようです。

小さなピークを乗り越して五合目へ向かいます。

12:56 五合目
此の先は暫く、急坂を下らねばなりません。
     P1090442
毎度 置いてけぼりのジィ~ジ(可哀想)
この辺りからまた頭上にも足元にも花々が見られるように。。
     P1090437 P1090441
     P1090444 P1090453
     P1090445_2 P1090447
終わりかけのキクザキイチゲや 鬼さんリクエストのイワウチワ
ショウジョウバカマにエンレイソウ…etc etc。
オオカメノキに真っ白なタムシバ…

そして気持ち安らぐ ブナ
     P10904501
          ブナのミドリは柔らかい

13:20-13:30 三合目鉄塔
余韻を楽しみながら最後の休憩、コーヒー飲んだり、果物食べたり、
振返れば、山合には山桜が彼方此方に点在してます。
     P1090459
         山桜が彼方此方で見られます 
三合目からまた急な下りを下り、慈光寺を目指します。
     P1090460
           こんなブナの木も
13:50 慈光寺
慈光寺の奥の天狗様に手を合わせ
     P1090462
         健康を感謝して手を合わせ

目的のイワウチワもたっぷり楽しみ、残り少ない残雪も踏みしめ
ブナを吹き渡る爽やかな風を受け、他愛の無い話で盛り上がり
満足満足の半日です。
車で1時間足らず、手近にこんな素晴しい山がある。
ありがたいことです。 
         赤鬼さんリクエスト山歩き (完)

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2008年5月 4日 (日)

スッキリしないものの、まずは…

我家でここ数年 趣味の山歩きの他に、定例化?している行事に
年に数回 ホームでの観戦・アルビレックス新潟の応援が有ります。

今年2回目(前回はナビスコ杯)の応援・観戦に出かけます。
4月19日(木) 小雨/曇
J1リーグ第7節 対) 京都サンガ戦

アルビレックス新潟 このところ引き分けが有るものの今期未だ
勝ち星に恵まれません。

観客動員数もかなり漸減傾向にあるようです。
それでも応援席は熱狂的なサポーターでオレンジ一色です。
     P1090378_2
         オレンジ色で埋められたサポーター

セレモニーの後、試合開始。
開始早々 今年から新加入のFWアレッサンドロの ゴ~ル
幸先が頗る宜しい。其の後も惜しい場面も何回か…
     P1090379
          攻撃中のアルビレックス

手を叩いたり、大声で声援する相方もかなり興奮気味です。
惜しい 惜しいと言いながらもあっという間に45分間前半終了。

ハーフタイムは、チアガールの皆さんの出番です。
     P1090382
            チアガールの皆さん

後半45分の開始、アルビレックスのパスが旨く回りません。
1点先制で守りを重視しているのか?攻撃に迫力感じません。
一方 対する京都は必死で向かってきます。その気迫が
プレーに現れたのかラフプレーとみなされ、次から次と要の選手
3名退場処分がでる始末。
あまつさえ監督まで途中退場と言う滅多に見られない試合に。

11:8 数的に圧倒的な優位性、更にホーム戦
こんな条件あまりお目にかかることが有りません。

マルシオ リシャルデスも途中参戦 更に追加点が期待されます。

ところが どうしたことか数で不利な敵方京都サンガのほうが断然
ボール支配率が高く、パス回しも旨く、シュートを何本も放たれます。
中には、ゴール擦れ擦れもある始末。

それでもキーパー始め選手都度守りに努め、ロスタイムも終了。
(前回観戦ナビスコ杯ではロスタイムに失点 一瞬にして同点終了)

どうにかこうにか 今季初勝利です。
勝つには勝った

でも 11人対8人になって数的優位性を生かせなかった内容に
サポーターの皆さん 満足げな顔見れません。
特に 攻撃力特にサイドを活用しないボール回しに一抹の
不安と不満を感じているようです。

勝つことの難しさ、初勝利を得るために受けるプレッシャー等
結構 フィジカル面もメンタル面も要求されることを改めて思い知らされます。

でも まァ 結果的には勝って良かった。
1勝しないと2勝につながらないからねぇ~

 
サッカー詳しくなんか無いものの、わくわく ハラハラさせられ
試合の流れを上から眺める、此れは此れで 楽しいものです。

今度は スッキリさせてくれよ アルビレックス 
  頼んまっせ
 旨い 飲ませてくれ。

      或る日のジィ~ジの一こま (お終い)

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2008年5月 2日 (金)

新潟 彼方此方 ②

所属するNPO法人の事業計画の一環 〝魅力探訪会〟に出席。

4月17日(木) 晴
今回訪ねた場所は下記の通り。

*写真は、クリックで全て拡大します。

1) 大江山公園
新潟は、阿賀野川、信濃川の両大河に挟まれた河口の地であり、
凡そ12000年前に氷河時代が終わりを告げると、雨による土砂の
流れが発生し、それが冬季の風浪に押し戻され所謂 砂丘が形成。
新潟には、考古学上13の砂丘列が存在したと言われています。

その砂丘に古代人が生活の場を得、其処に文化も形成されます。

笹山前遺跡には約6000年前の縄文前期の深鉢形土器が発掘
更に近くの城山遺跡からは縄文中期から晩期(2500~3000年前)の
土器も多数発掘されたのです。(平成7~8年)

* 発掘土器は、新潟市歴史博物館 みなとぴあ に展示。

笹山前遺跡、城山遺跡のある場所が蔵岡地区と言うことで、
理事長が現役時代に 往時を偲ぶ文化遺産として 蔵岡公園として
計画されてきたが、この度 工事が完成、蔵岡地区が存在する
更に広域の大江山の地を冠し、大江山公園と名付けられ広く
一般公開されたのである。
P10903291 P1090330
(写真 左) 市担当職員から概略説明
(写真 右) 公園の一部 ホタルも生育試験中
P1090332 P1090335
(写真 左) 公園概要
(写真 右) 併設資料館の内部。

因みに 新潟市は13の砂丘列が見られるが、例として
年代順にこの大江山地区・隣の亀田北山地区は第一砂丘列、
石山地区・山二ッは第二砂丘列、
現古町界隈は第三砂丘列(日和山・物見山)
概ね 現在でも山が付く地は、砂丘列と考えても良い。
砂丘と砂丘の間が軟弱地盤で、浸水や地震被害も多いと言われる。

2)新潟市園芸センター

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(写真 左) 園内説明とトウゴクミツバツツジ
(写真 右) 今が盛りのチューリップ

   P10903441
       八重枝垂れ桜 (樹齢50年少々)

枝振りが見事なエドヒガンザクラ 正に満開最高の見頃。

新潟市園芸センターの詳細は→コチラ

5月からは、牡丹などまた次から次と別の花々が楽しめそう。

3) 天寿園
市水辺公園課担当者より園内の概要説明を受けます。
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(写真 左) 天壽園入口門
(写真 右) 場内案内表示板

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             園内の様子
現在は、日本庭園も作られ、新潟市が管理 運営をしていますが
中国からの技術者や資材が運ばれ建設されていた昔、当時まだ
若かりしジィ~ジもほんの少しこの仕事に関わった事が有りました。
P10903581_2 P10903661_2
現在は、園内のホールなどの施設は各種団体により利用され
予約が取れづらい状況下にあると言う。

これから園内では見事な牡丹が大きな花を咲かすでしょう。

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    天壽園脇の清五郎潟とウッドデッキの散策路

天寿園詳細は→コチラ

付) 白山公園 りゅーとぴあ前

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   花吹雪花びらの絨毯のもとで寛ぐ市民

以上 新潟市の施設巡りの半日でした。

車を利用すれば、それ程時間も要しません。
各施設とも 入場料 入園料は無料です。
特に予定の無い時など、 立ち寄ってみては如何

新潟の 新潟市の 再発見が其処に あるかも

 新潟 彼方此方 ② 終わり

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