春の妖精を求め、全国からのハイカーで賑う新潟の宝 角田山
バラエティに富んだルートが10コースを越えています。
そんな 角田山塊には2等から4等までの三角点が8箇所設置。
今回は、ジィ~ジの所属する 山の会 の会山行です。
目的は、その8ヶ所の三角点の確認とタッチする事です。
10数年前から毎年実施されジィ~ジも都度参加していたのですが、
ここ3,4年計画されず、今回は久し振りの計画実行です。
3月13日(木) 晴
担当リーダー T氏
参加者 女性 17名 男性 14名 計 31名
快晴では無いものの、漸く春の陽気を感じる登山日和
角田浜の大駐車場に全員集合。
Tリーダーより挨拶と注意事項の指示が有り、砂浜 海抜0m.より
角田岬の灯台への階段に取り付きスタートです。
8時12分 角田浜スタート
波打ち際より灯台へ
一人だけ砂浜で遊んでいるのは誰だ
最初の三角点は、灯台から小さなピークを越した次のピーク。
スタートから約20分
① 8時32分 角田岬三角点 156.3m. 4等
(写真 左) 角田岬三角点
(写真 右) 越後七浦シーサイドライン
佐渡は、春霞がかかり見ること叶いません。
灯台コースを進み、岩稜帯の 馬の背 を過ぎて 梨の木平
そして其処からは、アブラチャンロードとなります。
(写真 左) 馬の背に向かって進む参加者。
(写真 右) アブラチャンに囲まれて
足元には、コシノカンアオイ が、ところ何処で散見されます。
登山道から離れた藪の中に、今年最初のユキワリソウ発見するも
踏み込むわけに行かず、写真撮れません。
コシノカンアオイ
400m.付近で漸く残雪がまだら模様で見受けられます。
残り少ない残雪
灯台コースと五ケ峠の合流点手前から右折、小浜コースへ
② 9時36分 小浜三角点 354.8m.
ここから再び、一旦往路を戻り、五ケ峠合流点から五ヶ峠へ
緩い道を下ります。
五ヶ浜峠コーの半分ほど下った、登山道の脇に。
③ 10時13分 五ヶ浜(?)三角点 305.6m.
歩き始めて既に2時間ほど経過。
(写真 左) 小浜三角点
(写真 右) 五ヶ浜(名称?)三角点
五箇峠コースの緩い登山道を山頂に向かって再び登り返しです。
途中で擦れ違ったハイカーが怪訝な顔をしています。
灯台コース合流点から三望平そして山頂を目指します。
④ 10時55分 角田山Ⅱ三角点 481.7m. 3等
お馴染みの山頂標識前の角の欠けた三角点
ここで暫く小休止を採ります。
平日でも 相変わらず寛いでいるハイカー結構居ます。
(写真 左) 山頂三角点
(写真 右) 山頂で一服、行動食や飲物などを口にするメンバー
一服した後は、山頂から福井へ向かって急降下で下ります。
一気に五りん石コースの合流点、此の先は緩い下りに変り、やがて
山の神 への分岐点、そして更に福井(ほたるの里)を目指します。
階段を登り返しのピークに福井の三角点が有ります。
⑤ 11時33分 福井三角点 239.3m.
福井の三角点に触れ、再び山頂へ戻るのです。
階段下り終えると緩い登山道が暫く続き、山頂手前は、結構な急登。
歩き始めて既に3時間以上経過、参加者の顔にも幾分疲れも
見えます。山頂まで行けばお昼です。頑張らねば…
(写真 左) 福井三角点 4等
(写真 右) 福井三角点から階段下り…山頂は遠い先
どうにかこうにか、山頂へ、次は向陽観音へ向かいます。
⑥ 12時22分 角田山Ⅰ三角点 445.6m. 2等
残念ながら、飯豊の遠望はおろか、粟ヶ岳から川内の山塊全て
眺望得る事が出来ません。
それでも ポカポカ陽気で1時間休憩 お昼の楽しみのひと時です。
(写真 左) 角田山Ⅰ三角点 2等
(写真 右) お昼を寛ぐ参加者
手作りのおかずの数々が回ってきます。
残念ながらジィ~ジは運転 アルコールは一切控えます。
1時間の昼食と談笑の時間を終えて再び三角点探査に向かいます。
(写真 左) 山頂広場から宮前コースへ向かうメンバー
(写真 右) 今年初めての雪割草
山頂広場から宮前コースは、角田山とは思えぬほどの痩せ尾根
急勾配、安全の為に補助ロープが張りわたされています。
注意しながら、高度差100m.強下り、少し緩やかになったところで
道の脇に、白いユキワリソウの株。
⑦ 13時53分 宮の平 347.0m. 4等
台地上の広いピーク、登山道に沿って、その三角点は有ります。
(写真 左) 宮の平三角点 4等
(写真 右) オウレン
道端にはオウレンの花が彼方此方に見られるようになります。
更に、思いがけずユキワリソウの株が幾つも見られます。
今年 最初のユキワリソウ
矢張り、花を眺めながら歩けば疲れも感じないようです。
暫く、花を楽しみながらゆっくり下り最後の三角点を目指します。
標高が低くなった事、日当たりが良い事etcが開花の条件?
やがて登山道から右へ藪を分けて入ります。
⑧ 14時36分 宮前三角点(角田浜?) 45.0m.
直ぐ下のほうからは、作業中の重機の音が間近に聞こえます。
海岸線のR402号も目と鼻の先。
8ヶ所の三角点全て確認 予定完了です。
(写真 左) 今年初めての夏坊主 ナニワズ
(写真 右) 宮前 (角田浜?)三角点
宮前コース登山口標識からは、妙光寺沿いに20数分歩いて
集合場所の灯台下の大駐車場に戻ります。
参加者全員輪になり、リーダーからの予定修了 解散挨拶を受け、
参加者一同も感謝し、頭を下げます。
前回と異なり、雪も殆ど消えて、越後新潟にも本格的な春が
やっと巡ってきたようです。
ジィ~ジは今回で角田は20-6となりました。
凡そ3往復程歩き、思いのほか数多くのユキワリソウも
見る事ができ、角田山をたっぷり堪能の1日となりました。
今回の コースは以下ご参照下さい。
「kakuda.doc」をダウンロード
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