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2008年1月

2008年1月28日 (月)

雪・菱ヶ岳

年明け以来、比較的穏やかな日が続いている新潟地方。

それでも23日辺りからは久し振りの寒気襲来、
積雪とまでは行かないものの、屋根や道路は白く薄化粧。

多分 近郊の山にはそれなりの降雪が見られたことでしょう。

今回は、所属する山の会の会山行です。

■ 菱ヶ岳 974m.

所在地  新潟県阿賀野市、東蒲原郡阿賀町
山行日  1月26日(土)
参加者  18名 女性9名 男性9名 〈リーダー O氏〉
行  程  内の沢・菱ヶ岳登山口(7:50)~菱見平(8:32‐8:37)
      ~山頂(11:28‐11:33)~テント昼食(11:55‐13:20)
      ~テント場(13:30)~菱ヶ岳登山口(15:05)
        所要時間 7時間15分 歩行時間 5時間40分
地  図  国土地理院地形図1/25000 出湯[南東]
高低差  750m.

   * 写真は、クリックで全て拡大

前日の天気予報通り、寒気は緩んだものの曇り空
風も殆ど有りません。

7時半 菱ヶ岳駐車場に参加者銘々到着
早速、身支度整え出発準備。
リーダー挨拶と注意事項 
勿論 この日我々より先に先達は有りません。
ここ2,3日の新雪がころあい良く?積もっています。

7時50分
最初からワカン装着してのスタートです。
          P1080099_3
              駐車場=登山口
五頭山三ノ峰への旧スキー場までの駐車場も除雪されておらず
車はここでお終いです。

ジィ~ジは一応ラストを任されています。

参加者の皆さん雪がダイスキな人ばかり、モリモリ進みます。
        P1080103
           樹木の梢にに新雪かかる
2,3日前の新雪でノートレース 皆さんラッセル楽しんで…

8時32分 菱見平
水や甘味を口に… ここで一息入れます。

        P10801051        
         菱見平 ザック下ろして一休み

此の先、積雪量は、徐々に増してきます。核心部はこれから。
気を引き締めて、また歩き始めます。
要所要所にには相方が赤布を枝に結びます。
北山越えて、最大難関 杉端(杉鼻)へ向かいます。
    P10801121_2 P1080114
(写真 左) 薄らと前方に最大難関杉鼻が立ち向かっています。
(写真 右) 積雪と格闘中

我が中?高年仲間にはまだまだ剛の者が何人も…
40度近い斜度をモノともせず、切り開きます。
それでもラストのジィ~ジまではかなりの時間を要します。

無事全員 助け合い難関突破、再びブナの大木に覆われた尾根を
頂上目指し、突き進みます。
積雪益々深くなります。雪との格闘が続きます。

      P10801161
       わっせわっせと力を振り絞り前進

雪が纏わり付くブナの枝枝は、ほんと重くて大変だろうな!

ピークを二つほどクリアーすれば、最後の急登、山頂です。
山頂直登は40度になろうかと思われます。
手を使い膝を使い息を切らしながら、雪と格闘して山頂目指します。

11時28分 山頂到着
飯豊連峰は勿論 隣の五頭山さえ望む事叶いません。
ガスで回りは覆われています。
それでも誰一人 文句も言いません。お互いに握手を交わします。
達成感で一杯 山頂踏めて大満足なのです。
      P10801181
       山頂にて健闘称えます。

 * 菱ヶ岳は五頭山塊の南端に位置し、五頭山塊の最高峰。

山頂は流石に風もそれなりに強く、直ぐに頂を後にします。
山頂直下の急登を転がるように下り、鞍部でテント2張り設営。
    P10801211 P10801241
(写真 左) テント場地均し作業
(写真 右) テント設営

山頂踏んで、体力使って丁度お昼となります。
テントの中では、女性会員手分けで材料調達のトン汁です。
9人のメンバーで2鍋用意をします。
早速 乾~杯 ♪ (ジィ~ジは運転 真似だけで我慢)
テントの中は温かく、話も絶えず、和気藹々
持ち寄りの手料理がところ狭しと並べられます。
2鍋のトン汁も完食 (皆さん良く食べます。勿論ジィ~ジも)
話に花が咲き、時間もあっという間に走り去ります。
隣のテントのOリーダー「舟を出していいか!」と声が掛かります
何時までもいるわけにも行きませんテント撤収の開始です。

    P10801251 P1080127
(写真 左) トン汁作成開始 この後 具が目一杯
(写真 右) テント撤収
   *食べて 喋って写真撮り忘れ!

13時30分 テント場出発。
カンジキのバンドが凍って棒のように硬く、履くのが難儀。
雪深い往路を戻ります。
風もあまり無いので、ラッセル後がそのままでシッカリと残って。
     P10801301
               皆の足跡

つわものぞろいの参加者の皆さん、足取り軽く下山です。
難所 杉鼻では滑落しないよう慎重に…

     P1080135
            海老の尻尾製作中

     P1080137
           雪の芸術

北山過ぎれば、ほぼ安全 参加者の皆さん快調です。

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         快調に下るO夫人と相方

随分下って、少し空にも明るみが出てきたような…

     P10801431
           樹幹越しの蒲原平野

3時5分 登山口
リーダーから労いの言葉と、解散挨拶。
皆さん お腹の具合も含めて大満足の様子です。
誰一人 隊列から遅れることも無く、無事に予定完了。
    お疲れさまでした。またの機会を楽しみに!

帰りは、村杉温泉 Kとうふ 立ち寄り 何時もの通り
酒の肴に三角揚げを購入そしてオカラを袋に詰めて帰宅です。

久し振りの雪山 眺めは得られなかったものの、逆に冬山の
感じも実感でき、これも収穫!?   
   

          

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2008年1月19日 (土)

恒例?八ヶ岳 その2

予想通り、お天気も上々の様子です。

  *写真は、クリックで全て拡大します。

1月14日(月・祭) 成人の日

赤岳鉱泉 朝食は6時からです。

過去には、硫黄岳から赤岳への縦走コース、或いは硫黄岳から
天狗岳経由渋の湯とか、この時季幾つかのコースを歩きましたが、
ここ3年ほどは、専ら赤岳オンリーとなってます。

今回も地蔵尾根から下りは文三郎尾根ルートの予定です。

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(写真 左) 朝食 秋刀魚の開き、有機豆納豆(サンマ旨かった。)
(写真 右) 小屋前から阿弥陀岳を望む

 7時20分 赤岳鉱泉 出発
持参の飲物や取りあえず不要な品は、小屋にデポ。
小屋外でアイゼン装着出発準備、
夫々目的地に向かう登山者で混雑してます。

中山尾根経由で行者小屋へ向かって歩き始めます。
中山乗越手前からは、左手に屹立する大同心 小同心がハッキリと

乗越の樹林帯を少し下れば、行者小屋に出ます。

7時58分ー8時5分 地蔵尾根分岐
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(写真 左) 地蔵尾根登山口分岐
(写真 右) 朝日を浴びる阿弥陀岳

阿弥陀岳は陽が当たり白く輝きを増しています。
Y氏とN君は、好条件なので阿弥陀岳へ向かいます。
Y先輩 この時季の阿弥陀岳だけは走破していないという事で
積年の願いだったのです。

赤鬼氏アイゼン調整し愈々地蔵尾根に取り付きです。
昨年と違いトレースはシッカリと付いてます。

途中 中岳沢から阿弥陀岳に取り付いている仲間2人の様子も
木々の枝の間から見え隠れしてます。

左手がすっぱりと切れ落ちているダケカンバの樹林帯を抜けるまで
DOUBLESTOCK使用で急登を登ります。

樹林帯が終われば、愈々ピッケルの出番です。

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(写真 左) 右斜め前方に中岳から阿弥陀岳 遥かに御嶽山
(写真 右) 地蔵の頭に向かって

アイゼンの利きも良く、昨年より風も無く、気持ちよく前進できます。
2点確保を意識しながら一歩一歩…

9時27分 地蔵の頭 地蔵仏
横岳・硫黄岳への縦走コースとの分岐です。
ここから山頂までまたまた登りが続きます。
ここで一寸一呼吸取ります。富士山も顔出してくれてます。

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(写真 左) 地蔵仏
(写真 右) 富士山遠望

地蔵仏から5分足らずの赤岳天望荘越えて山頂目指します。

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(写真 左) 頂上向かって頂上小屋も見えます。
(写真 右) 頂上目指して

振り返れば、天望荘も遥か眼下になって…
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眼下の天望荘、横岳から硫黄岳   遠くに浅間山

この時季このルートを縦走したのは、もう6年くらい前?

10時23分ー10時35分 山頂
最後の一登りで頂上小屋 そして山頂(2899.2m.)です。
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(写真 左) 頂上小屋から山頂は目前
(写真 右) 山頂にて記念撮影

近くの南アルプスからグルッと中央アルプス北アルプス…
流石に北方四島は見えないものの 正に至福の時です。

たっぷり四周を眺めます。これ以上の贅沢有りません。
満足感一杯 後ろ髪引かれる思いですが下山の時間です。
滑落注意、気を配りながら下りの1歩踏み出します。
下りのコースは文三郎尾根を辿ります。

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   編笠・権現岳方向 後方は南アルプス

アイゼンの爪を利かせて岩場の雪稜を下ります。
暫くは事故起こさぬよう用注意箇所が続きます。

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    硫黄岳 横岳 方面 地蔵尾根は何番目?

中岳分岐まで下れば、一安心。
少し前から、Y氏 N君は阿弥陀岳の登頂を終えて、我々を
待っていたようです。
N君は、赤岳までもう一登りしたいとの事。
(若さ、そのPOWERが羨ましく思えます。)

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(写真 左) 手前に中岳を従えた阿弥陀岳
(写真 右) 山頂方面を振り返る

雪で踏み固められた鋼製網目階段を行者小屋に向かって
ズンズン下ります。

11時33分 行者小屋

無事 今回の予定コースは終わります。
余韻 楽しみ一服します。

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    行者小屋と大同心・小同心

荷をデポそしてお昼もまだなので赤岳鉱泉へ向かいます。
中山乗越へ少し登り返しです。
ここから左へ入り中山展望台に立ち寄りです。
丁度昼時の為か?阿弥陀岳にもガスが掛かり始めます。
山のお天気は、直ぐに変わります。

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(写真 左) ガス湧く阿弥陀岳
(写真 右) ガス湧く主稜

それでもまた直ぐにガスは晴れ!指呼の大同心をバックに
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   大同心・横岳背景に記念撮影(ジィ~ジ撮影)

12時25分 赤岳鉱泉
赤岳鉱泉に着くとほぼ同時にN君も到着です。
ヤッパリ 若さ とは素晴しいPOWERなのだと改めて
思わされます。
小屋の食堂の一角借用して、無事を祝いみんなで乾杯
そしてユックリと笑いながらお昼を採ります。

山は色々感動を与えてくれますが、同行の仲間とこんなひと時を
持つ事ができるのも山好きならではの特権なのです。
人と人との繋がりが強くなるのを感じます。

とは言うものの何時までも居る訳にもまいりません。

13時25分 赤岳鉱泉 
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赤岳鉱泉を後に美濃戸へ向かいます。
再びガスが晴れ、大同心が 「また来い」と呼びかけているような

北沢の途中で最後の大同心を瞼に焼き付けます。
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       北沢からの大同心

再び美濃戸山荘軒先借りて小休止。
後は、ツルツル テカテカの凍結林道を転倒しないように注意して

15時30分 美濃戸口 到着。
無事に予定完了です。
ザックや荷を車に積み込み、一部凍結の三井の森別荘地の舗装
道路をユックリ運転 何時もの通り 〝樅の湯〟で汗を流します。

身も心もサッパリとして、再び夕闇迫る中央道へ…

県境辺りからは雪がフロントガラスに当たります。
バサバサ雪降る 新井の道の駅 オアシスで全員揃って夕食です。

夕食終えて、Y先輩と好漢N君とは再会を誓い、ここでお別れです。。

我等6人時折 雪舞う北陸道を新潟向かい車を進めます。

21時30分 我家着 
仲間の皆さんとお別れです。

鬼に笑われても、健康で来年も八ヶ岳山塊を歩きたい!!

               お終い

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2008年1月17日 (木)

恒例?八ヶ岳 その1

正月明けたこの時季、ここ10年近く、恒例化された感が有る、
八ヶ岳登山。今年も当たり前の如く実施です。

1月13日(日)~1月14日(月)

メンバーは、
O夫妻、赤鬼氏、あの方、Y氏、N君、相方&ジィ~ジの8名です。

昨年は午前6時に新潟西ICを出て、赤岳鉱泉に着いたのが
凡そ午後1時半  夕食まで飲みっぱなしで飲みすぎ(反省)

昨年の記事は→コチラ

  *写真は全てクリックで拡大

1月13日(日)
今年は1時間遅らせゆっくりと出発(新潟西IC7:00)です。
予報通り雨も雪も降ってはいないもののあまり芳しく有りません。
新井道の駅オアシスでY氏N君と合流。
丁度待ち合わせ場所では雪道タイヤの点検中。。

姥捨SAで小休止、松本過ぎた辺りから常念山系も中腹上は
見えないものの少し空には明るさが出てきたような…

諏訪南ICから原村へ、…
三井の森中央高原別荘地から美濃戸口までの道路は所々
凍結しているのでスピード出せません。

11時10分 美濃戸口
昨年よりJust1時間遅れで到着です。 

広い駐車場ですが、連休最中の為か?結構車が多い

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(写真 左) 駐車場の様子
(写真 右) 八ヶ岳山荘 登山届

美濃戸へ向かう4駆の車も有りますが、ウオーミングアップを
兼ねて我等は何時もここに駐車。
(駐車代も美濃戸の半額1日500円で安い)

11時20分
身支度整え歩き始めます。
圧雪は殆ど無く、地肌も見えますが美濃戸へ向かう車の轍で
ツルツルテカテカに凍結、転倒しないよう ユックリ ユックリ。
アイゼン着けようにも刃こぼれしそうなのでツボ足で…

12時15分ー12時40分 美濃戸
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(写真 左) 美濃戸へ向かう相方
(写真 右) 赤岳鉱泉 雪上車 〈沢野ひとし氏イラスト〉

美濃戸山荘のテーブル 椅子借りてお昼を採ります。
(毎年 同じパターンです。)

ヘルメットにザイルとClimbingstyleの若者もかなりの数です。

天気が良ければ、ここから阿弥陀岳が望めるのですが、
この時間は、生憎ぼんやり…

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(写真 左) 阿弥陀はボンヤリ 南沢向かう若人
(写真 右) 美濃戸山荘から北沢へ向かう我が仲間

お昼を終えて、今夜のネグラへ向かいます。

13時20分-13時25分 北沢堰堤広場
林道はここでお終いとなります。

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(写真 左) 堰堤広場 好漢N君 車は此の先 通行不能
(写真 右) 北沢の様子 至るところ凍っています。

積雪量ここまでは例年より少なめ? 此の先から昨年と
ほぼ同じ程度?

沢に沿って遡ります。
八ヶ岳 大同心から横岳まだ顔見せてくれません。

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(写真 左) ガスで覆われた大同心
(写真 右) 沢沿いに進む相方 大同心は隠れたまま

上空見れば1部にガスの切れ間から青空もでてきたり・・・
これは 期待出来るかな!!

次の瞬間 ガスはパッと切れます。見えた 見えた!!

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(写真 左) ガス切れ顔出した大同心
(写真 右) 晴を期待して進む我が仲間

14時28分 赤岳鉱泉 着
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(写真 左) 赤岳鉱泉入口
(写真 右) 小屋外壁に設置の赤岳概念案内図

テント場はカラフルなテントが所狭しと張られています。
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         アイスキャンディ

早速 宿泊手続きをするや否や 小屋主オーナー柳沢氏から
ワイン3本PRESENT 差し入れ ありがたい アリガタイ

オーナーに状況を聞くと、2日ほど前 雨が降り、地蔵尾根は
止めさせたが、現在はどのコースもNOPROBLEMとの事。

    P10709911_2
      オーナーからのPRESENT
小屋はハイシーズンの為か 混みあって食堂にも談笑中の
客で一杯です。   世間は狭いもの 
早速我がメンバーのあの方が挨拶してます。
聞けば仙台の山仲間とか…

暖かい部屋に入って荷を解き腰を下ろします。
結局 昨年よりスタートを遅くした1時間の違いです。
また 夕食まで他愛の無い話と飲むだけです。
あまりのみ過ぎないようにしなくては…(思うのですが)

部屋の前の廊下の窓越しに八ヶ岳の主稜が望まれます。
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    廊下窓越の大同心から横岳方面
明日は期待できそう・・・・ヽ(^。^)ノ

話は尽きず、アルコールも付きません。
それでも 確実に時間は過ぎていきます。

たまたま廊下に出た O氏が叫びます。

  「焼けたぞーッ」


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  赤く染まる大同心 ガスもスッキリ切れて

空が晴れ、ALCOHOLも回り気持も高揚(顔は紅様)

やがて夕食の案内で食堂へ、再び乾杯の仕切り直し
この日の夕食MENUは野菜CURRYときりたんぽ鍋がMAIN
勿論 デザート付き ここは山小屋とは思えない食事です。

     P1080001
            夕食MENU

ALCOHOLも大分入っているにも拘らず大食漢のジィ~ジは
軽く大盛CURRYの お代わり シッカリと胃袋満たします。

気持ち良く旨い夕食平らげて部屋に戻り明日に備える事に…

空には満天の星が光を放っています。

         その1 お終い
                    続く予定  

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2008年1月12日 (土)

山の花 二題

ジィ~ジの100名山 角田山は四季数多くの花が咲きます。

年が明けた今でも明日明日咲かせようと準備している冬芽が
何種類も有ります。オオバクロモジ、ウリハダカエデ…etc

たまたま、5日に稲島から一旦灯台に下り、登り返した際、
何かの拍子に手折られたヤブツバキの一枝を見つけ家に
もって帰りました。(決して私が折ったのでは有りません。)

あれから5日目、1輪咲きました。また他の蕾も大きくなってきた
ようです。

     P1070960_3

そして昨年 12月22日 五頭山を歩いた時、雪で折られた
タムシバ(ニオイコブシ)を見つけ、下山時に持ち帰り、
空瓶に挿していたところこれまた先日 開花しました。

  P1070964_2

家へ持ち帰っても咲く前に蕾が落ちたりした事もありましたが、
今年は、咲いてくれました。

雪の中で朽ちて行く運命の枝に、命を与えたような
感じもチョッピリ… 

そして ジィ~ジにとっても安らぎが・・・

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2008年1月 7日 (月)

ジィ~ジの100名山 角田山 1

正月3日の弥彦山・多宝山の次は、
ジィ~ジの100名山 角田山。 今年最初となります。
(昨年は15回予定のところ14回で終了)。

1月5日(土) 晴れ/薄曇り
 同行     相方

お正月と言い訳しての遅い朝食 8時半を過ぎて自宅出発。

向かう先は、一番近い稲島登山口P.

 (初日の出 予想が悪かったので元旦はパス)

9時20分 スタート

飲んで食べ、飲んで食べそしてひっくり返り寝てばかり…
身体が重くて、難儀です。(当たり前!)

歩き始めて直ぐ息切れるジィ~ジ ハー ハー ハー

ここ数年暖冬で積雪も殆ど有りません。

六合目、七合目辺りからほんの少々の雪

フゥフゥ言いながらも、何とか休まず山頂到着。
山頂は、20センチ位?

ベンチに腰を下ろし、持参のリンゴを一口。

  P10709341
     山頂広場に向かう相方

今年これが始めての相方、トレーニング代わりなので、少々
物足りないらしく、
「もう少し行って見る?」 → 反対できないジィ~ジです。

稲島と反対側 灯台コースへ向かいます。
木道階段には踏み固められた雪がでこぼこに付着(歩き辛い)

  P1070938_4
   馬の背から灯台に向かう相方  彼方に佐渡

日本海からの風の影響で雪が飛ばされるのか小浜コースの
分岐から先にはまったく雪が有りません。

何時もは精々 梨の木平まで行ったら引き返すのに、相方は
ドンドン先に進みます。

馬の背の先で、見覚えのある顔5人程 会友のご婦人グループ
更にすぐその後、Oリーダー夫妻 にバッタリ。
「今年もよろしく」年始の挨拶交わします。

少し靄っているものの海上には佐渡島が望めます。(上段写真)

海岸線の先には、米山その先には上越の山並も薄っすらと
(下段写真)

  P10709401
   薄っすらと米山が見えます。

相方は灯台目指して下ります。
今の時期にしては珍しく穏やかな日本海。

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   角田岬灯台に向かう相方

11時15分 角田浜 灯台コース登山口
波打ち際は、白く泡立っています。

海抜0メートルから往路を登り返しです。

  P1070945
    灯台コース波うち際

老体には辛い、登り返し (今更文句も言えません)
車は、稲島P…

頑張るしか有りません。

それでも時折、もう直ぐ咲きそうな椿の蕾に目を奪われます。

  P1070946
      椿の蕾

山頂目指して フゥフゥフゥ… …

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    馬の背付近岩稜帯山頂目指して

少ない力 振り絞り、何とか三望平、そして山頂へ到着。
(健養亭)小屋の扉を開けて、暖をとっている会友に挨拶して
我等2人は下山です。

稲島コース九合目向陽観音前の広場からは、薄っすらと
白く光り輝く粟ヶ岳、更に浅草岳、守門岳…
そして蒲原平野が広がります。

  P1070954
   蒲原平野と粟ヶ岳から守門岳

今度は、雪の粟ヶ岳か守門岳を目指したいもの!

後から後から登山者絶えません。

五合目の地蔵観音さま赤いおべべに菅の笠
童話の笠地蔵に似たり。。。

  P10709581
    五合目地蔵観音

途中で菓子パン1個を半分ずつ食べただけで些か空腹を覚え
トットコと稲島登山口へ駆け下ります。

角田山 2コース往復も鈍った身体には結構 堪えます。

ジィ~ジの100名山 角田山  今年第1回目はハードでした。

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2008年1月 3日 (木)

初歩き 弥彦山&多宝山

 謹賀新年

    明けまして おめでとうございます。

  本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年の新潟は、初日の出も見れたのですが、生憎今年は
拝む事叶いませんでした。

それでも時折 陽が射したり雪も殆ど降らず比較的穏やかな
三が日となりました。

年末から飲んで食べ、飲んで寝てばかりの毎日、流石に身体も
重く感じ、頭もガスで覆われている感じ…

これではイカン! 歩いてこよう…

出かける準備して、昼前に一人で家を出ます。

何処へ行こう?! 
初詣もせねばなるまい。…であれば越後一宮 弥彦神社

  P1070895
   山麓右は岩室温泉湯元 中央左よりは岩室温泉

岩室温泉までは順調、順調、
お正月も3日目 もう初詣参拝者も少ないだろう。。。と予測。

ところが岩室温泉過ぎた辺りから、考えられない位の大渋滞。
車を反し、角田 に変更しようか…(何度思ったことか!)

でも 今年は気を長く持って、出来る限り楽しく暮らそう
  (年初の思いです。)

神社境内隣接の競輪場の大駐車場も含め、どの駐車場も
満車状態。漸く参拝帰りの車を見つけ競輪場駐車場に駐車。

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  満車の駐車場          参道のご神燈

正月三日 まだまだ凄い参拝者の数で、圧倒されます。
足場も良いので神社にとってはきっと良い年でしょう。

 P1070904  
       本殿前の参拝状況

まずは並んで、健康と安穏な1年を祈願し、頭を下げ
拍手打ちます。

初詣を終えて、脇の門から、弥彦山登山道 表参道へ…

  12時55分
表参道登山口です。
渋滞の影響で予想より小一時間遅れています。

雪は一合目辺りから圧雪状態で少々あります。

     P1070908
      三.五合目見返り松からの蒲原平野

登る人、下るグループ後を絶ちません。

七合目水場で手を洗い口を漱ぎます。

 13時55分 
登山口からJust1時間 弥彦神社ご神廟 (634メートル)

ここでもお賽銭を入れ、2礼2拍1礼。。

良寛禅師の国上山もガスと粉雪で煙っています。

ここまで来たのなら、新潟市民としては、新潟市の最高地点へ
行くべきだ! あの遠くに見えるアンテナ目指して…

  P1070914
       新潟市の最高峰

沢山の参拝登山者で踏み固められ、滑り塩梅の階段登山道を
注意しながら九合目の分岐まで下ります。

山頂のレストハウスは開業50年のロープウェイのお客さんで
そこそこ賑わいを見せていますが、残念ながら佐渡も見えません。

此の先はトレースが有るものの誰も見えません。

ここから一旦下って少し登り、大平園地、そして更に1㌔
新潟市最高峰 多宝山 へ向かいます。

  P1070917 P1070921
  ジグザグ先は大平園地    多宝山山頂が近い

誰もいないかな!と思っていたのですが1組のご夫婦が
下って擦れ違い。

山頂手前の木々は白い綿帽子をかぶっています。

  P1070919 P10709221
  弥彦山山頂方面        多宝山山頂手前

 14時34分

新潟市最高地点 多宝山山頂(633.8メートル)です。
誰も居ません。
1等三角点がどっしりと腰を据えています。
多宝山 めでたい名前です。

   P1070923
            1等三角点

持参のお湯を1カップ口にして静かな山頂を後にします。

下って登り返し、弥彦山九合目へ戻ります。

相変わらず、空模様はスッキリせず、周りは薄っすらとガス
  P10709311

後は下るだけですが、同じ道を下っても面白く有りません。
八合目からはロープウェイの側道へルートを採ります。
トラロープの渡された急登の道を転がるように一気に
三合目まで下ります。(正規の登山道では有りません)

 15時32分
表参道登山口到着です。
再び神社参道を通り戻ります。
折から 小雨交じりのお天気に変わり、空も暗くなり時刻も
夕方近くに成ったせいか?御神燈にも火が点されて居ます。

   P10709331

それでも 多数の参拝者で賑わいを見せています。

今年初めての山歩き ヤッパリ気持を爽やかにしてくれました。

健康第一で 少しでも数多く山を楽しみ、また新しい出逢いが
有れば最高です。
そして  から  に代わって欲しいものと願います。

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