越後の秀峰 光明山
越後の川内・下田山塊は、標高が然程無い割りに、奥深く、越後の山特有の、深い谷と急峻な地形を持つ山が多く、登山道が無いところが多いのですが、その中で明確に登山道がつけられている山。今回は、その1座で、所属する山の会の会山行です。
■ 光明山 879m.
所在地 新潟県三条市(旧下田村)
山行日 10月21日(土)
お天気 晴/曇り
参加者 男性13名女性12名計25名
行 程 登山口(7:40 )ー五合目(9:25‐9:35)ー
中光明(10:45-10:55)ー山頂(11:20-12:20)
ー中光明(13::00)ー五合目(14:15-14:25)
ー登山口(15:50)
所要時間 8時間0分(休憩1時間30分含む)
高低差 約650m.
地 図 国土地理院1/25000地形図光明山(北東)
*写真は、全てクリックで拡大
【記事】
今回のリーダーは、友人T氏です。
北陸道三条・燕ICから三条市下田 県営笠堀ダムに向かいます。
この辺り、特別天然記念物ニホンカモシカの生息地として、つとに有名です。
ダムサイトの少し手前に登山口が有ります。
駐車場も広く、トイレも完備されてます。
久し振りの会友との再会で、挨拶交わしたり、その後は、ストレッチで身体を解します。
予定より少し早い出発です。
歩き始めは、なだらかな雑木林の中に切られた広い登山道を進みます。
ブナ林そして杉の林を縫う登山道は、徐々に細くなり、傾斜もきつくなり岩場のトラバースとなります。
光明山は、昔 砥石の切り出しに利用された山でも有り、登山道の彼方此方には、菩薩像が埋め込まれてます。
登り始めて1時間40分 漸く五合目山の神です。
ユックリ休憩、振り返れば、粟ヶ岳です。(右)
休憩終えて、万之助山(前 光明)に向かいますが、途中は、岩肌につけられた狭いトラバース所々にロープが張られていますが、豪雪で削り取られた岩肌が沢に落ち込んでいるで気が抜けません。要 注意箇所が続きます。
万之助山(826.6m.)を過ぎれば、視界が広がり、岩山の稜線歩きとなります。
中光明山も眼前に迫ってきます。
川内山塊の盟主 【矢筈岳】も薄っすらと堂々と聳えてます。
中光明山少し過ぎて、一服です。ここまで来れば、山頂もう一息です。
お昼前に山頂到着。貸切です。
狭い山頂身を寄せてカンパイとランチタイムです。
予報が外れ、お天気は少しずつ愚図つき始め今にも降りそうで、お日さま当たらないので少し肌寒さも覚えます。
幸い雨も降らなかったので、約1時間の食事と歓談タイム。
やがて 下山開始です。
岩場の連続注意が必要です。
かなりビビッテいる女性参加者に、ベテラン女性会員が一歩一歩足の置き場を指示しながらの下山です。
ジィ~ジは、しんがりを受け持ってます。
標高低い割りに、岩山で結構切れ落ちているのです。
中光明、万之助山、五合目…と来た道を忠実に戻ります。
アップダウンとトラバースの連続で、往路のタイムあまり短縮できません。
実質歩行時間往復約6時間半。
標高1000メートルにも満たない山ですが、奥深く、岩有り、トラバース有り、ぶなの林有り、また歩き甲斐有り、眼下には満々たる水を蓄えるダム、粟ヶ岳は無論のこと、守門岳浅草岳、川内山塊の大パノラマ眺望等…幾多の魅力有る、秀峰なのです。
遅れ気味なのか?紅葉には数日早かったようですが、越後の秀峰を1日たっぷり楽しむ事が出来たのです。
下山し、バスに乗り込めば、またまた何回目かのカンパイです。
参加者一同、怪我や事故無く、無事会山行 光明山の終了です。
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