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2006年10月

2006年10月31日 (火)

越後の秀峰 光明山

越後の川内・下田山塊は、標高が然程無い割りに、奥深く、越後の山特有の、深い谷と急峻な地形を持つ山が多く、登山道が無いところが多いのですが、その中で明確に登山道がつけられている山。今回は、その1座で、所属する山の会の会山行です。

 ■ 光明山 879m.
 所在地   新潟県三条市(旧下田村)
 山行日   10月21日(土)
 お天気    晴/曇り
 参加者   男性13名女性12名計25名
 行 程   登山口(7:40 )ー五合目(9:25‐9:35)ー
        中光明(10:45-10:55)ー山頂(11:20-12:20)
        ー中光明(13::00)ー五合目(14:15-14:25)
        ー登山口(15:50)
          所要時間 8時間0分(休憩1時間30分含む)     
 高低差     約650m.
 地 図   国土地理院1/25000地形図光明山(北東)

     *写真は、全てクリックで拡大

  【記事】

今回のリーダーは、友人T氏です。
北陸道三条・燕ICから三条市下田 県営笠堀ダムに向かいます。
この辺り、特別天然記念物ニホンカモシカの生息地として、つとに有名です。

ダムサイトの少し手前に登山口が有ります。
駐車場も広く、トイレも完備されてます。

久し振りの会友との再会で、挨拶交わしたり、その後は、ストレッチで身体を解します。
予定より少し早い出発です。

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   出発前の参加者        登山口

歩き始めは、なだらかな雑木林の中に切られた広い登山道を進みます。

ブナ林そして杉の林を縫う登山道は、徐々に細くなり、傾斜もきつくなり岩場のトラバースとなります。
光明山は、昔 砥石の切り出しに利用された山でも有り、登山道の彼方此方には、菩薩像が埋め込まれてます。

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登り始めて1時間40分 漸く五合目山の神です。
ユックリ休憩、振り返れば、粟ヶ岳です。(右)

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休憩終えて、万之助山(前 光明)に向かいますが、途中は、岩肌につけられた狭いトラバース所々にロープが張られていますが、豪雪で削り取られた岩肌が沢に落ち込んでいるで気が抜けません。要 注意箇所が続きます。

  P1020411 P1020414

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万之助山(826.6m.)を過ぎれば、視界が広がり、岩山の稜線歩きとなります。
中光明山も眼前に迫ってきます。

川内山塊の盟主 【矢筈岳】も薄っすらと堂々と聳えてます。

  P1020416
   真ん中一番奥 薄っすらと 矢筈岳(1257.5m.)

中光明山少し過ぎて、一服です。ここまで来れば、山頂もう一息です。

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お昼前に山頂到着。貸切です。
狭い山頂身を寄せてカンパイとランチタイムです。
予報が外れ、お天気は少しずつ愚図つき始め今にも降りそうで、お日さま当たらないので少し肌寒さも覚えます。

  P1020424 P1020425

幸い雨も降らなかったので、約1時間の食事と歓談タイム。

やがて 下山開始です。

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岩場の連続注意が必要です。
かなりビビッテいる女性参加者に、ベテラン女性会員が一歩一歩足の置き場を指示しながらの下山です。
ジィ~ジは、しんがりを受け持ってます。

標高低い割りに、岩山で結構切れ落ちているのです。

   P1020434

中光明、万之助山、五合目…と来た道を忠実に戻ります。

アップダウンとトラバースの連続で、往路のタイムあまり短縮できません。

実質歩行時間往復約6時間半。

標高1000メートルにも満たない山ですが、奥深く、岩有り、トラバース有り、ぶなの林有り、また歩き甲斐有り、眼下には満々たる水を蓄えるダム、粟ヶ岳は無論のこと、守門岳浅草岳、川内山塊の大パノラマ眺望等…幾多の魅力有る、秀峰なのです。

遅れ気味なのか?紅葉には数日早かったようですが、越後の秀峰を1日たっぷり楽しむ事が出来たのです。

下山し、バスに乗り込めば、またまた何回目かのカンパイです。

参加者一同、怪我や事故無く、無事会山行 光明山の終了です。

   

  
  

  

  

 

 

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2006年10月27日 (金)

馬坂林道、車で詰めて…

このところ暫く、好天続き、紅葉も今が盛り!!

2日前には、尾瀬笠ヶ岳への紅葉トレック。

折角のお天気です。今回も尾瀬の近郊です。

 ■ 帝釈山(2060m.) 田代山(1926m.)
 所在地   帝釈山 福島県舘岩村 檜枝岐村 栃木県栗山村
         田代山 福島県舘岩村 栃木県栗山村
 山行日 10月19日(木)
 お天気  晴
 同行者  赤鬼氏 N夫妻 相方 計5名
 行 程   馬坂峠(10:00)ー帝釈山(10:31-10:42)ー
        田代山(11:42‐12:30)ー避難小屋(12:38‐12:43)
               帝釈山(13:42‐13:47)ー馬坂峠(14:13)
         所要時間 4時間13分[休憩1時間15分含む]       
 高低差  帝釈山330m. 田代山200m. 
 地 図  国土地理院1/25000地形図 帝釈山[北東]

  【記事】
自宅を6時に出発、新潟西ICから磐越道会津に向かいます。

会津坂下までは、1時間足らず、ここから柳津、R252から只見町そして檜枝岐村へ向かいますが、これが結構遠いのです。
更に檜枝岐から馬坂峠へは、林道を約15km 時間にして40分程要します。
家を出て、それなりのスピードで?車を走らせましたが、それでも馬坂峠登山口まで、約4時間弱(≒250km)です。

既に、6,7台の車が…埼玉、茨城、栃木各県ナンバー

隣の車、土浦ナンバーです。
聞けば、矢張り4時間弱とか…

ジィ~ジ初めての山です。

馬坂峠から先は通行止めですが、20台位路肩駐車可能です。
脇には案内板が設置されてます。
早速、出発の準備です。

*写真は全てクリック拡大

   P1020361
          案内板

そして登山口 標識も…
反対側は台倉高山への登山口です。

10:00 馬坂峠登山口出発

尾瀬と同じく登山口には、入山者数をチェックするセンサーが設置されてます。

案内板には、0.9km 約1時間と記されてます。
オオシラビソの樹林帯の中に、シッカリと整備された登山道。所々には頑丈な木製の階段も架けられ歩き易い道です。

   P1020365
      階段設置の緩い登山道

緩い歩き易い登りですが、少しずつ勾配はきつくなります。

道の両脇は、オサバグサ の大群落です。

   P1020390
         オサバグサ
これだけ会えると、花の時期に来て見たくなります。

10:31 帝釈山 山頂到着

林道が拓かれたお陰で、歩き始めて僅か30分で過っての幻の山、2000メートル峰(帝釈山)到着です。

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燧ケ岳や会津駒ケ岳、そして日光連山が…

慌てる必要も無いので、ユックリ休憩 四周を見渡し深呼吸。

山頂からの眺めは→コチラ

山頂から先は、ほんの少し岩場となってます。
岩場をクリアーすれば、山腹を暫く下ります。

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帝釈山山頂の岩場から、多少のアップダウンを繰り返し、高度を下げていくと、目的の 田代山 が現れ、更に進むと山頂避難小屋(弘法大師堂)も目に入ります。

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山頂避難小屋(弘法大師堂)の先は、1面の広大な草原です。
通行指示も書かれています。

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11:42 田代山山頂 到着

山頂は、木道の交差点になってます。
埼玉の10人くらいのグループが休んでいましたが、我々に場所を譲って席を立ちます。

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         田代山山頂

丁度お昼時、持参の冷えたBEERでカンパイ。
小春日和の空の下、お昼が旨い!!

平日でも何組かのパーティが、猿倉登山口から登ってきます。

気持ちの空気を一杯吸って、腹も満たせば下山です。

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弘法大師堂 中には弘法大師が、祀られます。
ユックリとシラビソ樹林帯を戻ります。

13:42 帝釈山山頂

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再び帝釈山の山頂です。我々だけです。
トットコトットコ下れば、直ぐに登山口に着きます。

14:13 馬坂登山口 

台倉高山に登っている登山者か?車がまだ数台。
爽やかな秋の風が心地良いのです。

感想
時間も短く、所謂登山の範疇に入らないかも知れませんが、充分に爽快な秋の日を楽しむ事が出来ました。オサバグサの開花時期や、田代湿原の花の時期に、改めて来て見たい感を持ちました。ただ自然保護の観点から異議あるかもしれませんが、田代湿原木道の1角にハイカーの為の休憩用のデッキーが1~2箇所あっても好いのかな~
次回来る時には、併せて反対側の台倉高山も登らねば…

檜枝岐折角来たので、日帰り温泉 燧の湯 に立ち寄り。
ユッタリと手足を伸ばし、お湯に浸ります。
建物も浴槽も全て、木造で造られ、露天風呂も伊南川に面し、マッタリとした気分にさせられます。

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温泉で汗を流せば、旨い物です。

名物 裁ち蕎麦 と ハットウ をオーダー。

檜枝岐村の10割蕎麦は美味です。

帰りは、柳津温泉の粟饅頭、家に戻ってからのお茶受け用です。

もう周りは、すっかり夕闇に覆われてます。

達成感は、イマイチですが、心身ともに秋の1日フルに楽しむ事が出来たのです。

           終わり。。

   

 

   

  

      
 

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2006年10月24日 (火)

登山日和 尾瀬笠ヶ岳

絶好のお天気に恵まれた尾瀬です。

 ■ 笠ヶ岳(尾瀬)  2058m.
 所在地  群馬県みなかみ町 片品村
 山行日  10月17日(火)
 天 候   快晴
 参加者  女性10名弾性11名 計21名
 行 程   鳩待峠登山口(9:10)-オヤマ沢(10:20)-
        湯の小屋分岐(11:47)-笠ヶ岳山頂(11:58)
        笠ヶ岳山頂(12:15)ー湯の小屋分岐(12:22-
                  13:10)-オヤマ沢田代分岐(14:20)-
                 鳩待峠(15:30)
         *所要時間 6時間20分 (内 休憩1時間15分)
 高低差  約470m.
 地 図  国土地理院1/25000地形図 至仏山[北西]

所属する (山の会) ≠ 山岳会のジィ~ジが企画担当する
本年最後の会山行です。
ジィ~ジ 今年は
白毛門山       記事は→ コチラ
大日岳・奥大日岳  記事は→ コチラ

ジィ~ジ 尾瀬・笠ヶ岳は、初夏と秋と4度目ですが…

なにせ
前年に提出の計画の実施です。
自分の責任では有りませんが、気になるのは

   お天気模様 です。

ところが、今回は珍しく、絶好の登山日和となりました。
以下、当日の様子です。

 * 写真は、全てクリックで拡大。

新潟駅観光バス発着場発、5:30 
水上ICから、奥利根湯けむりラインへ向かいます。
カメラ愛好者の集まる照葉峡の紅葉のピークは、もう数日かな?と言うところ、坤六峠周辺が今盛りの様子。。

      P1020301
        バス車内からの坤六峠付近

   Akaonisi P1020348
  ラストリーダーは、赤鬼さんにお願い。(左)
  登山口には、登山者数調査用センサー(右)

   P1020304 P1020305
 歩き始め直ぐに、至仏山が目に入ります。(左)
 傾斜の緩い登山道、所々に木製階段。  (右)

30~40分進めば…

「富士山もみえるよ!!」 
上州武尊岳の左肩に薄っすらと見えます。(写真なし)

そして目的の山も…

   P1020306 P1020308
       燧ケ岳         笠ヶ岳
      
 燧ケ岳隣に会津駒ケ岳、そして景鶴山。尾瀬ヶ原も。

      P1020309_1

平日のお陰か?我々だけで貸しきり状態。

   P1020313 P1020314
眺望楽しむ我メンバー       紅葉状況

スタートして約1時間 至仏山が近づいてきます。

     P1020316

    

   P1020318 P1020319
 オヤマ沢田代をユックリ、のんびり…

歩き始めて約1時間20分、湯の小屋との分岐。
10分程休憩、水分、甘味を補給します。

分岐から、直ぐ笹とツガ、シラビソに囲まれた、湿地状の登山道のピーク 悪沢岳(2043m.)の標識が有ります。
この辺りは展望有りません。

やがて直ぐに目の前が開け…目的の山が。。

       P1020324
      越後の山々をバックに小笠、笠ヶ岳。

気持ちの良い尾根歩き、日光連山、上州の山並眺めながら、
オゾン一杯吸って、前進!!

   P1020330 P1020332

草紅葉の気持ちの良い尾根道を(左)
武尊岳もどっしりと   (右)

鳩待峠登山口から2時間30分一寸
片藤沼、湯の小屋と山頂分岐到着です。

   P1020337 P1020336
          分岐標識(左)    山頂(右)

分岐から、岩塊の急登を約10分。笠ヶ岳山頂(2058m.)

笠ヶ岳は、展望と花の山です。

指呼の上州武尊岳は言うに及ばず、奥白根始めの日光連山、
赤城連峰、浅間から遠く、蓼科、八ヶ岳連峰、そして谷川連峰
苗場、巻機山から越後三山、会津の秀峰、那須…

飽きる事の無い大景観。山好き人間の至福の時間です。

80歳も過ぎた会の先輩Y氏、ご自分で作成された山頂からの
山座同定図(PCでプリントアウト)持参され確認されています。
山に対しての思いの深さ・真摯な姿勢に、そして体力と
脳年齢の若さに、頭が下がります。

   P1020340_1 P1020339_1
    眺望楽しむ赤鬼さん     日光の山並

心ゆくまま眺望楽しんで、記念の集合写真撮って分岐まで。

分岐では、BEERで カンパイ 各自持ち寄りの手料理が
食べきれないほど、回ってきます。
談笑 絶え間有りません。

楽しいひと時も、引き際が肝要。。

13時10分下山開始。

往路を忠実に戻ります。山並眺めながら、足元注意して

14時20分 オヤマ沢田代分岐

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   奥白根・笠、皇海山方面   尾瀬ヶ原と燧ケ岳

   P1020347 P1020350

紅葉を愛でながら下れば、鳩待峠が目前に。。

15時30分 登山口到着。
バス会社用意の温かいタオルで、手足を拭い、サッパリとして
バスに乗車。

夕日に照らされて鮮やかさを増す木々の紅葉・黄様が見事です。

      P1020355
       バスの車内から荷鞍山方面?

帰路には、恒例近くの日帰り温泉立ち寄りです。
今回は始めて、湯の小屋温泉 葉留日野山荘
(入浴料500円) 
藤原小学校の分校廃校校舎を改築したとか。
貸しきり状態で汗流します。

温泉から上がり、バスに乗れば、又 カンパイ。
女性会員の持込の 綾小路きみまろ のショーテープを
聞きながら、中高年世代は大爆笑。
最後には、参加者の感想と、次回の為の要望調査。

夜、8時少し前、無事 新潟駅帰着。

ジィ~ジ企画の3コース、参加者各位と
SLや班長さん会計さんのBACKUPで
今年度無事終了。さて来年はどこ企画しましょう。

  

   

    

 

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2006年10月22日 (日)

越後の里山 (宝珠山)

ギックリ腰の回復具合を確かめたいと言う相方の要望で、
手近な山を選定。

 *写真は、クリックで全て拡大

 ■ 宝珠山 559m.

 所在地 新潟県阿賀野市、東蒲原郡阿賀町
 日 時  10月15日(日)
 天 候  晴
 同行者 相方
 コース  草水登山口(9:00)ー 大山(9:44)
       ー 山頂(10:43-11:17)ー大山(12:08)
               ー草水登山口(12:42)
       所要時間 休憩含 3時間42分
 高低差  約500m
 地 図  国土地理院 1/25000 地形図 出湯(南西)

宝珠山は、五頭連峰が阿賀野川に終わる末端に位置しており
ファミリーでも行ける手頃な山です。

広い駐車場のすぐ脇が登山口です。
登山口には

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   ゲートと記帳所        コースガイド案内

登り始めて10分から20分毎に標識が…

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こんな具合に、幾つも設置されてます。
ギックリ腰の相方 歩いている分には、痛みは感じないとの事ですが、腰に力が入らない気がするとか…
ブナの林を進むのです。

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途中、早く出たのか1人の登山者と擦れ違い。

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整備された尾根の登山道を、ユックリと…

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八咫柄山は赤松山口コースとの合流点。
ここから一旦下って登り返せば山頂です。 

 10時43分 山頂 到着 
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右)阿賀野川と対岸に菅名山塊 鳴沢峰が霞んで見えます。

標高が600m.に満たないのに、山頂まで1時間40分強の時間を要します。
結構距離的には、あるのです。
有り合わせの品で簡単な昼食。ユックリ周りを眺めます。
単独登山者が2名到着。挨拶交わします。

宝珠山からこの先、大蛇山、菱ヶ岳までは更に片道3時間程掛かりますが、残雪期には快適なコースで、過去に3,4回楽しんだ事が有ります。
更にもっと先、菱ヶ岳から五頭山そして松平山まで、凍りつくテントの中で楽しく一夜を明かしたことも、懐かしく思い起こされます。

現在は、菱ヶ岳まで地元の山岳会が分担で、夏道も点けられたようです。
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大蛇山方向へ夏道も…
小腹を満たせば、下山開始、山頂直下は急勾配でロープが張られ。

後は、もと来た道を戻るのみ、、、

時間早いので、お昼目がけて登ってくる人達も数人。

    P1020293

やがて、阿賀野川、もやっている菅名山塊が目に入ります。

往復、歩行時間3時間強 相方の腰の具合CHECK 第一弾の終わりです。
腰の違和感有るものの痛みだけは、少し減った気がする由。
早く回復してもらわないと、ジィ~ジも何かと困るのです。

帰路は、村杉温泉川上豆腐店に立ち寄り、晩酌用に厚揚げアブラゲ購入、序でにオカラを調達、更に近くの名水 4リットル×4本 汲んで帰宅。。

   リハビリ?山行 その1 お終い。

おまけ 雪の宝珠山は、こんな感じ→コチラ

 

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2006年10月18日 (水)

みちのくの秋 その2

津軽の人々の心の故郷 〝岩木山〟を後に、今夜の宿、そして今回の目的の一つでも有る 酸ヶ湯温泉へと向かいます。

*写真は、クリックで全て拡大します。

  P1020208 P1020209

         酸ヶ湯温泉 

300年以上前の昔から人に知られた名湯。
平日にも拘らず、ハイカーと湯治客の車で大賑わい。

宿の後ろに明日登る予定の山もヽ(^。^)ノ出してます。

宿泊手続き取り終え、総ヒバ造りの 千人風呂へ…
木造建築の技術に改めて感心させられます。

だって あの広さで間柱無いんですよ!!

夜は、料金の割りに品数多い料理にアルコール

堪えられませ~ん。。

ところが夜9時過ぎから、雷轟き、猛烈な雨が降り始めます。
その勢い増すばかり、一向に納まる様子有りません。

(前線通過で晴期待?ヤッパリ駄目?)腹括り就寝。

10月12日(木) 薄曇り

雨は止んでくれてますが、流石に降りすぎたのか?朝からガスが立ちこめてます。

宿の朝飯をおにぎりに変えてもらい、宿を出ます。

今日の目的の山
 ■ 八甲田山大岳
 所在地 青森市
 地 図 国土地理院 1/25,000 八甲田山(北西)

コース予定
酸ヶ湯温泉→仙人岱→大岳→毛無岱→酸ヶ湯温泉

昨夕見えていた大岳もスッポリと深いガスの中です。
残念ですが、雨が当たらないだけまだ ましッ

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ガス深い酸ヶ湯温泉    スタートの薬師神社鳥居

6:30 登山口スタート

(元来俊足では無く、おまけにギックリ腰で痛みを堪えての相方、そして写真撮りながらのユックリタイム 所要時間です。)

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紅葉した樹木ダケカンバ、ブナの間に切られた、岩混じりの緩い登山道が続きますが、微量のガスが噴出しているのか?草木が無い場所も何箇所か有ります。(右)

7:30‐7:45 地獄湯の沢


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小一時間経過、空腹も覚えてきたので、おにぎりを取り出し、一服します。
眼前に見える筈の南八甲田連峰、その裾野さえガスで見えません。
風が冷たいガスを運んできます。上昇気流が起きません。
硫黄臭が強く、変色した岩々と、生きている火山を実感しながら沢沿いに高度を上げます。

8:07-8:15 仙人岱

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沢を渡り返し進むと道は、平坦になり、アオモリトドマツに囲まれた湿原〝仙人岱〟に出る。
八甲田清水がコンコンと湧いてます。折角なので喉を潤します。
癖の無いまろやかな味です。
近くには、仙人岱避難小屋また小岳分岐標識が有ります。

風が強さを増し、天候の回復遅々として進まず、寧ろ悪化の傾向です。

木道をそのまま北へ進み、樹林帯を抜けると森林限界となり、火山礫が多く、また傾斜もきつくなります。

8:50-9:00 大岳山頂

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山頂手前には、噴火口の一つ、鏡沼が有りますが、この度は、鏡の雰囲気まるで有りません。
日本海、太平洋同時に眺め、そして岩木山は無論、岩手山や鳥海山を遠望できると言う360度の大パノラマは、全く  夢のまた夢
ガス ガス ガス・・・

強風で姿勢を保つのも難儀です。
我々4人で貸切状態 山頂ジャックです。
山頂には、祠と一等三角点有り。

期待の展望が得られず、無念の思いでそのまま北に向かい下ります。

9:17-9:42 大岳避難小屋

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大岳から井戸岳、赤倉岳への標識を少し辿ると、立派なログ造りの避難小屋、内部も綺麗に保たれています。スキーと橇がデポされてます。

時間も余裕が有るので、コーヒー飲んだり間食取ったり大休憩です。
10分程休んでいたら、男女7名位のパーティが雨具を身に着け、入ってきます。靴を脱ぎ宴会開始の様です。
その後も、パラパラと登山者が入ってきます。一度に賑やかになります。

ガス相変わらず深いものの雨は降っていません。
我々 小屋を出て、先に向かいます。

小屋の前はベンチが幾つも置かれています。
そして草紅葉も拡がって…

10:05頃 上毛無岱

 P1020239 P1020244 
ロープウェイコース分岐を過ぎれば、木道がどこまでも…
木道が複線に敷かれた毛無岱。どこまでも広がる黄金色の草々。。
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木道テラスに嵌め込まれた北八甲田連峰・・・見えませ~ん。

10:40頃 下毛無岱

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急な階段下れば、下毛無岱です。
眼下に広がる池塘点在する広大な湿原 圧巻。

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雨も降っていない所為か?何人もの登山者と擦れ違います。
流石紅葉シーズンそして有名どころです。

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木々の紅葉と草紅葉そして池塘…これで遠望が利けば言う事無しですが…

下毛無岱を過ぎ、城ヶ倉分岐を横目に紅葉黄葉の樹林帯を少しずつ下っていくと、やがて眼下に酸ヶ湯温泉の全体が現れます。

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酸ヶ湯温泉駐車場も、登山者用駐車場も多数の車で埋められています。
残念ながら大岳山頂はスッポリとガスで覆われてます。

11:35 酸ヶ湯温泉 着

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黄色く染まったブナの林。癒されます。
温泉の脇に表示板も立てられてます。

丁度 お昼時 大混雑の名物 酸ヶ湯蕎麦を食べる事に。。
ジィ~ジはザル蕎麦、相方は温かい山かけ蕎麦 オーダー。
そば粉10割の少し白っぽい新蕎麦、これが 結構旨かった。

殆ど汗も掻かなかったのと、帰路の道中が長いので温泉はパスする事にします。
途中、リンゴや地物野菜など買い、大鰐・弘前ICからがらがらに空いている東北道を新潟に向け走ります。盛岡を過ぎた頃から車の台数増えだします。
郡山から磐越道に乗換え、途中で夕食 夜9時過ぎ、満たされた気持ちで無事帰宅。

感想
今回は、ガスで眺望を得る事が出来ず、本当に残念でしたが、ジィ~ジ始めての八甲田の虜になってしまいました。
来年にでも、酸ヶ湯温泉ベースに予備日を取り、北八甲田は無論の事、南八甲田も是非ユックリと歩いてみたいとの気持ちを強く持ったのです。
併せて、岩木山も神社から山頂目指したい。。

 

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2006年10月16日 (月)

みちのくの秋 その1

台風以上の低気圧の影響で、2度も予定変更。

今回は、3度目の正直。

お陰?で、同行予定の心優しい赤鬼氏は、都合つかず、結局ギックリ腰の相方と、所属する会のNご夫妻の4名です。

*写真はクリックで全て拡大です。

10月10日(火)

今年4度めの新日本海フェリー。
午後11時30分予定通り、新潟港出航です。
団体客は別室。
10数人の定員の船室には我等4人のみ。
他の船室も数人ずつ、比較的空いてます。
早速BEERやチューハイで乾杯。

10月11日(水) 晴

あまり寝れないまま、4時半過ぎから船は入港準備の金属音が聞こえ、暫くして船室にも明かり点き、下船準備案内放送も。。

洗顔して、出発準備を済ませ、車に乗込みます。
5時40分定刻通り秋田港到着。
空はスッキリしませんが、雨の心配は無さそうです。
一路R7を北に向かいます。

八郎潟の干拓に思いを馳せ、能代から大館そして碇ヶ関から大鰐を経て、アップルラインを辿ります。

真っ赤に、たわわに実ったりんご畑が広がり、目指す山も見えてきましたが、靄がかかりスッキリ望めず、少々残念です。

   P1020160
       靄及びピンボケ ハッキリせず。

  ■岩木山 1625m.
  青森県弘前市、西津軽郡鯵ヶ沢町
  地図  1/25000 国土地理院地形図 岩木山北西

今回は、簡単に岩木山スカイラインコースを選択。
料金所のおばさん
「今日は風も強くリフト止まってます。」
始めから乗る積り有りませんから…

往復1,780円支払(少し高い?)ジグザクに高度を稼ぎ、8合目リフト乗り場まで。
広大な駐車場は、大型観光バスが一台後は数台の乗用車だけで、強風と平日の為か?比較的閑散としてます。

日本百名山 岩木山 1625m.
津軽岩木山スカイライン

      と、
大書されたレストハウスと併設のトイレ。
あまりの便利の良さが反って客を呼ばないのか?失礼ながら流行っていない様子で、外壁のモルタルも剥落少し哀れな感じです。営業しているのかな?

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10時30分

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レストハウス裏の登山口からユックリと登り始めます。
(秋田港から途中の朝食タイムを入れて、4時間弱。)
リフトの脇の、笹で覆われた登山道を腰痛の相方ユックリと進みます。
奈良から来たという、30名位の中・高年の団体さんが下山してきて、やり過ごすのに、少し手間取ります。

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ガスを伴った強風で残念ながら眺望スッキリしません。
強風のため山頂へ行けず、撤退してきた地元?の登山者も…

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既に木々の梢は葉も落とし、冬を迎えつつ有ります。
鳳鳴の鐘と避難小屋。
過去に雪崩で、若き命を落とした犠牲者への鎮魂銘板がはめ込まれてます。

11時25分‐11時55分 山頂

岩場の急登をクリアーし、1時間足らずで山頂です。
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山頂には、岩木山神社奥宮、一等三角点、
山頂標識等が岩の上に点在。

社務所も有ったようですが、落雷にあい風除けのブロック以外焼失したとか。
強風の下、岩陰で風を避けながら軽めの腹ごしらえです。

ポツポツと登山者が登ってきます。

相変わらず、ガスを伴った強風は、一向に納まる様子が無く、下山開始とします。
往路を、落石に気を配りながら下ります。

リフト終点辺りから下は、樹林と笹に囲まれた登山道。

12時45分 登山口到着。

1,247m.の8合目から標高差400m.弱 所謂登山には該当しないかも知れません。
往復でも2時間も掛かりません。

何時か機会が有れば、下の岩木山神社から再度挑戦してみたく思います。
ミチノクコザクラも是非にも見たいし…

山岳信仰の山として、五穀豊穣を願う〝お山参詣〟の模様も見たいものです。

津軽富士も鳥海火山帯の一部、秀麗な姿も、見る角度や、登って見れば一変、幾多の噴火を繰り返すしてきた荒々しい姿を見ることになります。

スカイラインの途中に
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  ブナの泉(しずく)なる清水が山裾の腹から…
勿論、飲んでみました。癖のないまろやかな味です。
丁度この付近紅葉の見頃です。

車は、九十九折れのスカイラインを何時か麓まで下ります。

 プラス α 編です。
 
その①

スカイライン過ぎて、温泉で有名な岳集落そして
岳キビ販売の街頭店が何箇所も、当然立ち寄り試食。
甘味たっぷり、実も大粒。

   P1020185

ゆで上がり1ッポン200円大きいので、相方と半分ずつ(ケチ?)

その②

岩木神社へ参拝立ち寄りです。
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鳥居が幾つも繋がり、大きな杉並木が続き…

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狛犬さんが…

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重要文化財素晴しい門です。歴史を感じます。
本殿からは天気が良ければ、奥宮を遥拝できるのでしょう。

その③
ここまで来れば、弘前城。
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日本一巨木の染井吉野 桜並木の公園
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 弘前城、モデルは他所の方です。
多数の観光客で賑ってます。

桜であまりにも有名、何時か出来れば桜の時期にもう一度訪れたきものと強く感じました。

    ****************************

車は、明日の目的地に向かい、今夜のネグラを求め走ります。

                         続く

   

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2006年10月13日 (金)

陽光求め、(安達太良編)

台風以上に発達し、猛威を振るった低気圧。

この3連休、各地で海難事故や、山岳遭難で痛ましい
多数の犠牲者が出てしまいました。

天気予報の詳細確認と、装備には万全を
期したいものと思います。

ジィ~ジ本当は、船に乗って、温泉付きの東北の山旅を
計画していたのですが、当日の昼過ぎ、欠航連絡有り、
一旦取り止めに。。

*写真は全てクリック拡大です。

    P1020131
           サテ ココハ ドコダロウ?

10月8日(日)

予報では、漸く好転 秋晴れも期待出来そう。。
船で一緒に出かける筈だった近所に住いする赤鬼氏に

ジィ~ジ 
「9日、日帰りだけど、どこか行かない?紅葉見物に蓮華温泉から白馬大池辺りでも…」
  
赤鬼氏
「だったら山いろいろさんにも声掛けようよ。」

数分後

赤鬼氏 
「山さん、M女史と彼女の弟さんも一緒にもともとどこか行く予定だったらしいけど、白馬大池は、遠いので手前の風吹大池が良いなんていってたよ!」

ジィ~ジ
「じやぁ風吹大池にしようよ。。」

でもって 風吹大池に決定。

10月9日(月) 晴/曇り

朝6時、同行者を乗せ、山いろいろ氏 我家へ迎えに。
前夜まで躊躇っていた相方矢張り調子が戻らず今回はパスです。
出掛ける段になり、西方面の空を見ると、まだ重い暗い雲が覆っています。
予定した山を急に変更するのも結構問題有り、です。
念の為、山氏は、地元警察へ℡状況確認します。
矢張り 思わしくないような様子。
行く先変更の為、鳩首会談を開きます。

西が悪けりゃ、東があるさ→  で 磐梯山  

磐越道で磐梯山に向かい車を進めます。ところが…
磐梯山にも重~い、今にも降りそうな雲が被さっています。

現役時代東北を足場に勤務していた山いろいろ氏、
「太平洋側なら、多分間違いなく良い天気だろう。如何する?決めてよ!」

赤鬼氏
「じゃぁ 安達太良

再三変更 安達太良に向かいます。山氏のご託宣通り、郡山IC過ぎて車中からは、安達太良の全容を眺める事ガ出来ます。流石 東北の事情に卓越している山氏です。

我々、山を楽しむ同好の志、ましてや山を生業としている訳でもなく、己の体力、技術も判断できる年齢のものばかり、無茶をやる気は有りません。

たまにはゴンドラに乗って、空中散歩も好かろう!!
岳温泉から、あだたらエクスプレス・ゴンドラ

駐車場には、居るわ 居るわ 居るわ

人は、大体同じような志向傾向にあるのか、もの凄い車と人の数。県外ナンバー多数、登山者、観光客、家族連れ、大混雑です。
漸く、スペース確保し、乗り場に向かいます。
入口手前で、
「現在ゴンドラは動いていませ~ん!!」と係員。

   P1020123

仕方が無いので、脇の初心者用ゲレンデを利用し、五葉松平経由山頂を目指します。

8:37 登山口 スタート

ジィ~ジ前回は、10年以上前に、塩沢温泉からくろがね小屋経由でした。

お天気回復、青空も広がり始めます。
登り始めて暫くすると、ゴンドラが運行を始め、汗を掻きながら横目で見ます。
軽装のハイカーやグループ登山者、登山道狭く、思うように追い越すことも出来ません。

  P1020126 P1020125

9:50 薬師岳

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沢山の人々が、休憩中。。

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最盛期とはいかないまでも、ハイマツノの緑と赤く染まった木々は、目を楽しませてくれます。

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団塊世代一期生のM女史の弟さん(元山岳部)短パン半袖。(左)
山頂の乳首が眼前に…(右)
山頂は、人人人 まさに数珠繋がりです。

11:10‐11:55 山頂広場

順番待って、漸く山頂へ、そして下の広場で、風を避け、お昼に。
運転者の山氏にはお気の毒ですが、ジィ~ジと赤鬼氏
カンパイ~
風の通り道、お日さまの光が少し弱く、下着一枚では、チト寒さ覚えます。

下山は、くろがね温泉経由との案も出ましたが、見ればここも数珠が切れてません。
手前の峰の辻から勢至平ルートを選択。

山頂を後に、稜線上(馬の背)を一旦鉄山方向へ、
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沼の平火口原は、その噴火の凄さを物語っています。

*1900年(M33年)爆発で78名の死者を出した。

付近には赤茶けた岩、安山岩がむき出しになっています。

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くろがね小屋方向は、数珠繋がり。
勢至平付近の紅葉。

14:15 安達太良奥岳登山口 着

後で分った事ですが、Blogでお世話になっている、<気楽に山歩き> sanae & トシちゃんチームも、殆ど同じ時間帯に安達太良だったとの事。スタート地点以外は、コースが違っていたけど、出来ればお会いしたかった。 

今回は、陽光を求め、そして出来れば紅葉を求めの、変更行き当たりバッタリの山行で、何の資料も持たず、山ヤさんから、謗りを受けるかもしれませんが、たまには、こんな日が有っても許されるかな?と 思いつつ。。帰路の 岳の湯 に浸りながら …

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2006年10月10日 (火)

再び、北の大地へ 最終章

甥っ子の結婚式は、札幌市内の某式場で、
沢山の友人に祝福され、無事お開きです。

夜は、弟夫婦の気配りで、長兄夫妻、義姉
我々更に、新郎新婦も集まり、場所を変え、

定山渓温泉の老舗旅館ホテル H で改めて
祝宴。病床の次兄の欠席は、残念ですが、兄弟3人
何十年振りに、一緒に温泉に浸れ、また酒酌み交わせ
感慨深いものとなります。
   P1020057

明けて
10月2日(月)
新郎新婦は、新婚旅行の為、一旦マンションへ、
弟は、ジャンボTaxiで、午後の飛行機便まで小樽始め
長兄夫婦、義姉と道内観光。

   P1020065 P1020064
我等は二人、車で羊蹄山を望むべく、中山峠へ
向かいます。
道路沿いの木々は、紅葉が始まっていますが、
走り始めて暫くガスが出てきて、やがて小雨混じりに…

結局、中山峠で雨が止み、ガスが上がるのを待つも
一向に、その気配有りません。

当初、晴れればオロフレ山へ登る予定なるも
相方の腰の具合、更に空模様で断念。
夜、苫小牧へ着けばいいだけ…

時間たっぷり、でも 結局羊蹄山は顔出さず。
(故に 写真が有りません)
我々、どうも後方羊蹄山に嫌われているようです。

大滝村で、茸汁や茸尽くしの昼食。

お昼を終えて、支笏湖へ向かいます。
漸く、雨も殆ど止んでくれます。

支笏湖は、駐車場が有料の為、
無料の国民休暇村脇の駐車場から
支笏湖を眺めますが、山々は、裾までガス。。
     P1020066

雨が上がったので、たっぷり森林浴。。
そして、お次は、千歳川

年間平均27万匹の鮭を採取するという
インディアン水車の見学。
観光客も多数ですが、お昼頃までに
捕獲は終わっていますが、
遡上の為の鮭が何百匹も群れを成してます。
  P1020069 P1020074

千歳市は、エアーターミナル、上空にはひっきりなしに…
  P1020078 P1020080
千歳川を遡上しようとする鮭をゆっくり眺め、
苫小牧へ向かいますが、まだまだ時間は余ってます。

苫小牧では、ウトナイ湖に立ち寄り。
白鳥と鴨を観察して、

  P1020093 P1020095
あと幾許かで、ウトナイ湖も厳しい冬を迎えることに…

北海道全ての予定を終了、夕食、朝食の買い物をして
フェリー乗船場へ向かいます。

20時間近い船旅の始まりとなります。

  今年 2度目の北海道  お終い。。
  

    

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2006年10月 8日 (日)

再び、北の大地へ ② 

旭岳紅葉散策話題の動物園見物を
楽しんだ後は、旭川泊まり。

 *写真は、クリックで全て拡大

明けて
9月30日(土) 晴

7月の十勝岳~美瑛岳、富良野岳~上ホロカメットクの
山旅を思い起こすべく、再び美瑛に向かいます。

先ず、シツッコク前日の旭岳の全容を確認したく、
忠別川沿いで再び、麓まで。。

   P1010940
          冠雪の旭岳

来た道途中まで戻り、美瑛白樺街道から十勝岳へ、
道筋の不動尊の名水で水を汲み、売店の親父さんから
富良野岳の紅葉 今が盛り と勧められます。

   P1010956
    薄っすらと、雪を抱いた旭岳を望む。

 やがて十勝岳高原望岳台へ

お天気も良いし、十勝岳再び登ろうかとも思ったものの
相方のギックリ腰、かなりきつそう!!
でもって 断念します。

   P1010958
        富良野岳方面

   P1010970
    美瑛岳 美瑛富士 オプタテシケ山

   P1010963
    登山者や観光客で賑っている望岳台

   P1010966
     くどく、大雪山旭岳を眺め

望岳台を後に、不動尊名水売店の親父さんお薦め
富良野岳登山口駐車場へ、
既に、広いPも満車状態。凌雲閣の脇に
辛うじて駐車。
登山者、写真愛好家、温泉入浴者で相当な人出。

   P1010980
    凌雲閣脇から上ホロ、十勝岳方面望む

丁度、紅葉のピーク??
残念ながら、時間と太陽光がイマイチ…?

   P1010986
     角度 一寸変えてもう一枚

凌雲閣で一風呂浴びようとも思ったものの
汗もかかず、更に混雑している様子なのでパスして
帰ることに…

   P1010989
     道路沿いの紅葉状況

富良野町から美瑛町へ向かう事に…
歩きもしないけど、時間が来れば空腹感を覚えます。

少し遅い昼食を摂る事に、
通りすがり深山峠のログのRESTAURANT
ウッディ・ライフ へ立ち寄り。

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オーダーは、
オーナーお薦め薬膳カレー(¥1,200)&絞りたてミルク
    こだわりカレー 美味でした。
  P1020002 P1010996
    コテージも有り、宿泊も可とか…

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 外には、ツリフネソウも…

空腹を満たし、旭川経由R12を辿り、
岩見沢から道央道札幌へ、…

札幌の某ホテルへ向かいます。
ホテルでは、明日の結婚式を控え、弟一族、
長兄夫婦、達が我々を待っています。

夜は、久し振りに兄弟一同顔あわせ、
北の大地の食材に舌鼓、会食で盛り上がり。。

相方のギックリ腰や、メイン目的が結婚式参列なので
登山は取り止めたものの、またまた一日マッタリと
北の大地をENJOY出来たのでした。

       お終い

   

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2006年10月 6日 (金)

紅葉散策の後は…

大雪山旭岳の紅葉を堪能しても、まだ時間は早い。

以前からマスコミで評判高い、彼の旭山動物園へ立ち寄り。

平日の午後のお陰か?入口近くの無料駐車場も
何台分かのスペース有り。 ラッキー

入場料 580円、リーズナブル って言うか?安い!!

 *写真は、全てクリック拡大

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平日の午後3時 時間的にも穴場タイム??
でも 個々の展示館には沢山の人です。

    P1010871

頭の上を、ペンギンが、正に鳥として飛んでます。

   P1010873 P1010874

屋外では、キングペンギンも愛嬌振りまいて、
多数のフアンが、写真撮りまくり

そして

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丁度 もぐもぐタイム 目の前での生態観察

    〝圧巻〟です。

外へ出ると

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 右の写真は、カプセルから覗いたものです。
 目の前に、ホッキョク熊が歩いたり!!!

続いては、おらんうーたん館

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子をフォローしながら登る母親。
120㎏超の父親は、グテッー ドテッー

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綱渡りの母親 (左)

カラスを追いかけ、カラスに翻弄される、子おらん(右)

見上げている連中、はらはらしたり、笑ったり、大きな声挙げたり
それはもう 子供以上に大喜び。。大   満足。

この時ばかりは、ギックリ腰の痛みも相方忘れている様

何時までも見上げ、首が痛くなりそうですが、飽きが来ません。
子供より、いい年して子供に帰っています。
相方も、所かまわず嬌声を。。

更に 旭山動物園の試み <混合展示>

   P1010905 P1010907

カピパラと、ジェフロイクモザルが展示。

そして

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        サイやキリン。

勿論 チンパンジーや日本猿も

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各々の習性を生かして、展示されてます。

他にも、人気のアザラシ館とか…

もの凄く、見所満載です。一日居ても退屈することなく、
更に 何度でも行きたい欲求に駆られることと思います。

開園以来 紆余曲折様々な問題を抱えながら、それらをクリアー
NHK【プロジェクトX】旭山動物園 ペンギン飛ぶ や
FUJI【旭山動物園物語】などで一躍 脚光を浴び今日に至り、
現在は、上野動物園を抜き、日本一の入場者数を数えるとか…

行動展示とか混合展示 更に中学生以下無料、とか
年間パスポート、他の施設との併用パスポート etc
様々なアイデアと、特に動物園を盛り上げようとしている
地元の高齢者VOLUNTEERの協力など

いろんな智慧を結集し、成功に結びつけていること
まさに むべなるかな の感有り。

来年にも、東京に住む孫達と再度訪れてみたい
気持ちを強く抱きました。

全部 見終わらないうちに、やがて閉演時間
残念ですがやむを得ません。

地元 旭川ラーメン村を訪ねる事に。。。

   P1010920

旭岳の紅葉、旭山動物園、旭川ラーメン
一日フルに遊び、学び、楽しみ、味わい 
充実の一日となりました。 

追)参考
旭山動物園 公式HPは→コチラ
旭川ラーメン村 HPは→コチラ       


 

 

 

 

 

   

   

   

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2006年10月 4日 (水)

再び、北の大地へ ①

紅葉シーズンまっしぐらの、今日この頃。

今年2度目の北海道。

先ず、最初は大雪山旭岳。

新潟の自宅を出る前日、変形膝関節症の我が相方、
今度は何と!ギックリ腰に…
コルセットと鍼治療で出発。

歩くのは、ユックリ歩けそうだが、一旦腰を下ろすと
立ち上がるに難儀な様子。

16時間の船旅と3時間位の車の旅。

あまり無理できないので、
ロープウェイで姿見駅から裾合平へ向かう事に。

人気ブロガー〝山オンナ+α〟TiCAさん のレポに
触発され、期待して出かけたのですが…
既に、10日程、遅れ時期を失した感 大です。

  *写真は、全てクリック拡大します。

 9月29日(金)晴


   P1010822
       夫婦池から旭岳
草紅葉も既に終わりかけ、雲と蒸気で山頂望めず。
観光客 多数。草紅葉も終わり?

既に、山は報道されているように冠雪して居ます。

   P1010831

花は、シラタマノキが一面に、そしてチングルマの葉が
真っ赤に染まる。

 P1010823 P1010849

そしてナナカマドも葉を落とし、木々は既に
来年の準備を始めてます。

 P1010854_1 P1010856_1

   P1010851_1
        裾合平 手前
赤系統の色合いも点在してます。

既に写真目的の、カメラ愛好家も誰も居ません。
我々二人だけの世界ですが、この辺りもヒグマの
生息、行動範囲に入っています。

この度は、登山ではなく、大雪山系の紅葉見物が目的。
ある程度、現在の様子が分ったので、Uターンです。

   P1010860
      夫婦池(鏡池)から振り返って

   P1010864
    姿見ノ池からの旭岳(ガス重くなる)

展望台ベンチで遅めの昼食。
観光客も朝より随分少なくなりました。

 P1010862 P1010863
  愛の鐘               石室

紅葉見頃は、丁度姿見池からロープウェイで下りる
中間位かな?

 P1010865 P1010866
  ロープウェイ途中の様子。

今日は汗もかかず、ホンとにお散歩程度。

 実は、今回の北海道 メイン目的は、

札幌での甥っ子の結婚式 だったんです。

その序でに、足を伸ばしてみたのです。

 暇な ジィ~ジです。

  この後、あの楽し~い処へ寄り道しました。

        では 後ほど。。

 

  

  

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