北の大地へ、 懲りない 編
漸く、夏本番 途端に暑い日が続いています。
皆様 暑中お見舞い 申し上げます
今頃 きっと 思い思いの夏山を 充分にお楽しみになっていらっしゃる事でしょう。
事故起こさぬよう、遭わぬ様、気をつけてお楽しみ下さい。
7月11日(火)
北の大地の代表格、大雪山のお花畑や多種の花々を、たっぷりと堪能し、満ち足りた気分で車は、札幌自動車道から小樽へ、快調に?進んできます。
前回の二の舞をしないように、翌日の朝食・昼食・間食甘味等は、途中のコンビニで早めに調達。抜かり有りません。・・・但し ここまでは。
今夜は、また車中泊の予定なので、早めの夕食を取るだけです。
車は、小樽ICから、R5に下ります。メイン通りなので、数多くのお店が並んでいます。
ところが、駐車場つきの店は見当たりません。
ジィ~ジ腹の内〝小樽ほどの町、そのうち道路沿いに適当なところあるだろう〟
暫くすると、相方ファミレス発見。
相方 「ここにしようよ!!」
ジィ~ジ 「もっと他に有るよ。きっと」
折角の北海道、地産地消 地元の食材を食してみたいもんね…
やがて、車は長橋バイパスを過ぎて、トンネルの多い海岸線になります。食堂、RESTAURANT全く見当たりません。
相方 「さっきの店入ればよかったのよ!!」
ジィ~ジ 「・・・・・・・。」
相方 「明日の夜は、どうせ小樽でユックリ食べるんだから…」
「今日は、何でも良いんじゃない!!」
ジィ~ジ 「ム、ム、ム・・」 返答できません。 胸のうちは、ムカッ!!
車を止めて、通りすがりの地元の方に訪ねたところ、余市へ入る手前に有るとの情報キャッチ。
二人の意思の微妙なズレを抱きながら、無言で車は進みます。
重苦しい沈黙状態が続くのです。
それでも余市の町の入口辺りに結構大きな番屋料理の店が見えました。
まだ営業中。大きな広い店ですが、客はいない様子です。
恐る恐る中へ入ると、暇そうな調理人・板前さん二人と、受付のオジサン
ジィ~ジ 「まだ良いですか??」
オジサン 「どうぞ どうぞ」
寿司や番屋料理メニューが並んでいますが、2番目に安い<海鮮丼>と<蟹サラダ>を恐る恐るオーダー
上がり時間時に、何か安いものを頼んで、一寸悪いかな!!と気を遣うジィ~ジでした。
会話の無い二人、オジサンも変に思ったかも知れません…
味は?、 折角の割りに、精々 普通・・・かな!!
黙々とひたすら食べるだけの変なジジとババ…
食べ終わって、 「ごちそうさま」と支払、車に向かう二人。
きっと 変な客だな と思われた事でしょう。
余市の町を左折し、仁木町そして倶知安に入る頃には、宵闇迫り、雲たち込め、フロントグラスには雨粒も…
おまけに当たり方が激しくなってきます。
今日は、半月湖の駐車場で泊まる予定なのです。
(その先に野営場のある事知らなかった。)
先ずは、半月湖への入り口見つけねばなりません。ところが真っ暗、雨は相変わらず降り止みません。
車は何時しか、真狩村へ、…絶対に行きすぎだ!! また戻ります。漸く比羅夫駅の看板が目に留まり、
多分この辺りだろう!!
漸く、相方も 「さっきこの近くで看板が有った様な…」
ユックリ走り、探したところ
有った 有った 有りました。
大きな案内看板です。只、周りが暗く、スピード出していると目に入らなかったのです。
案内板から一本道 直ぐに半月湖の駐車場が有りました。
車は1台も有りません。
雨の勢い、寧ろ強くなる一方!!
これでは、即席ベッド作るにも、仕度する為には、車から出たり入ったり、ずぶ濡れになってしまいます。
相方 「如何する?」
状況から判断すれば、無理やり濡れても車中泊、又は小樽まで引き返しビジネスホテルでも探す。その2者選択しか有りません。
相方 天気の様子と周りの様子から、完全に車中泊は拒否の様子。(当たり前?)
相方 「来年また来ればいいじゃない!!」
ジィ~ジ (ご尤もです)→胸の内
一方では、折角現地まで来たのに…とも
車は、真っ暗な道をR5に向かって戻ります。
丁度 R5へ出る角に、明かりが見えました。
お店の様です。看板も有ります 【食事と宿泊】
駄目もとで、事情を話し、今夜の宿をお願いしてみます。
中年の美人のママさん
「食事は出せませんが、狭い部屋でもよろしければ…」
どうせ 何処かで泊まらなければなりません。→助かった!!
通された部屋は、小奇麗なロフト (充分です)
ジィ~ジ 「済みません、ビールはお願いできますか?」
ママさん 「サッポロの生、で宜しいですか?」
ジィ~ジ 「ハイ お願いします。」
重苦しい相方との、形式だけの乾杯 それでも漸く、
少し機嫌を取り戻した様子。 ジィ~ジ ホッ
清潔な、ふかふかの布団、そして広いお風呂
気持ちよく、眠りに就くことが出来ました。
雨粒は、容赦なくサッシの硝子に当たり続けています。
店の名前 牧 歌 でした。
教訓
計画は人任せにせず、完璧に!!(途中のお食事処の選定まで)
相方には逆らうな!!男は、ことが起きても、まず勝てない
また また 続く・・・
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