越後新潟 里山の雪
週の始めから、2月にしては珍しく、好天続きの新潟です。
流石の当地でも彼方此方に、春の息吹を感ずるようになってきました。
19日 晴れ 同行者 相方
お天気が良いのに、仲間と遠出の約束も無く、勿体無いので二人で、近場の里山へ行く事に。
目的 大蔵山 864m.~菅名岳909m.と決める。
7時半自宅出発
二人だけなので、特別な仕度も不要です。ビール1缶と行動食に、水とお湯、あとは防寒衣類程度。
8時30分ー35分 コロニーいずみの里 150先駐車場
車は、30台弱、ほぼ満車状態。
丁度 山の会の、新津在住Tご夫妻が出発準備中。 「ヤァヤァお早うございます。思いは同じでしたね!」と挨拶を頂き、 「お先に…」と出発される。
早速我々も鋲つき長靴に履き替え、出立です。
車止めのゲートから先は、沢沿いに三五郎林道を約、10分弱要します。
8時45分 尾根コース登山口
登山口にはコース案内表示板 愈々登りはじめる相方
ここから、杉林の一寸した急登の始まり。
途中の山の神に両手を合わせます。
植栽された杉の保安林の中を電光型に高度を稼ぎます。正直ジィ~ジこの辺りの杉林、あまり好きになれません。(建築材の杉は、良いけど…)
9時15分 2合目
漸く、杉から楢に代わり、そしてブナの林に変わり、緩やかな気持ちの良い登りが続きます。
9時42分 5合目
様々な枝振りのぶなが林立する、なだらかな登りが続きますが、このあたり、ガスが出ると広いので結構方向を見失う、危険性を潜んでいます。
山頂は、お天道様に照らされ輝いています。頭上から解け始めた海老の尻尾の氷塊が、音を立てパラパラと落下したきます。
10時27分 大蔵山 山頂
歩き始めて約2時間弱で山頂です。休んでいる人、先を行く人いろいろです。
積雪3m.弱?山頂先の小さな避難小屋は雪の下に隠れ、見えません。
時間も早く、当然先へ向かいます。五頭山塊・飯豊連峰・粟ヶ岳方面…360度の眺めは、素晴らしい目の保養になります。
モデル?相方
飯豊の山々も…
11時27分 菅名岳 (909m.) 山頂
大蔵山から約1時間の、雪上尾根稜線漫歩。堪えられません。。
山頂の鐘。飯豊連峰指呼。
飯豊の右には、西吾妻連山そしてかの磐梯山も望めますが、残念な事に、我ポンコツデジカメでは一寸無理。
たった1缶の500ビールを回し飲み、ツマミと、行動食の菓子パンで小腹満たします。
結構暖かく、出来る事なら昼寝をしたい位の上天気。
通常は、ここから尾根経由で、そして途中から、ム沢に下り、地元では、寒九の水 で有名なドッパラ清水を辿って下るところだが、今回は、あまり逆コースを選択した事が無いので、敢えてもと来た道を戻る事に。。
11時55分 菅名岳 発
思う存分眺めを楽しみ下山開始。
往路でも気になったのですが、ROUTEを切ってくれた先達の方に、失礼かも知れませんが、かなり雪庇に近接しすぎているような気がしました。雪庇を避け、進む相方です。
眼前には、越後の山々。粟ヶ岳から全国の根強いフアンを惹き付ける、秘境?銀次郎・銀太郎・青里岳・五剣谷岳そして盟主矢筈岳の川内山塊です。
まだ昼過ぎ 、登山者も後を絶ちません。
山の会で、懇意にしていただいている、新津のK先輩も(もう直ぐ80歳)三脚立てて、撮影中。
12時45分 大蔵山
菅名岳から50分で大蔵山 着。
ここまできたら、トットコトットコ下るだけです。
13時55分 駐車場 着。
往復の歩行時間約5時間。素晴らしい眺望と、純白の雪上満歩と気分爽快な半日となってくれました。
「帰りは、どこかで旨い物を食べるか!」と言いながら、とどのつまりは、帰宅後に有り合わせで、遅い昼食となりました。
付)
大蔵山 864m. 標高差 約800m.
所在地 五泉市
最寄の駅 JR磐越西線 猿和田駅(徒歩50分)
三五郎山・風越山等と共に、菅名山塊の1峰
菅名岳 909m. 標高差 約850m.
所在地 五泉市 東蒲原郡阿賀町
最寄の駅 JR磐越西線 猿和田駅(徒歩50分)
阿賀野川が新潟平野に入ると、五頭山塊と
菅名山塊と、南北に分断。
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