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2006年2月

2006年2月24日 (金)

越後新潟 里山の雪

週の始めから、2月にしては珍しく、好天続きの新潟です。
流石の当地でも彼方此方に、春の息吹を感ずるようになってきました。

19日 晴れ 同行者 相方
お天気が良いのに、仲間と遠出の約束も無く、勿体無いので二人で、近場の里山へ行く事に。

目的  大蔵山 864m.~菅名岳909m.と決める。

7時半自宅出発
二人だけなので、特別な仕度も不要です。ビール1缶と行動食に、水とお湯、あとは防寒衣類程度。

8時30分ー35分 コロニーいずみの里 150先駐車場
車は、30台弱、ほぼ満車状態。
丁度 山の会の、新津在住Tご夫妻が出発準備中。 「ヤァヤァお早うございます。思いは同じでしたね!」と挨拶を頂き、 「お先に…」と出発される。
早速我々も鋲つき長靴に履き替え、出立です。

車止めのゲートから先は、沢沿いに三五郎林道を約、10分弱要します。

8時45分 尾根コース登山口18219_002
登山口にはコース案内表示板






18219_003 愈々登りはじめる相方

ここから、杉林の一寸した急登の始まり。
途中の山の神に両手を合わせます。
植栽された杉の保安林の中を電光型に高度を稼ぎます。正直ジィ~ジこの辺りの杉林、あまり好きになれません。(建築材の杉は、良いけど…)

9時15分 2合目
漸く、杉から楢に代わり、そしてブナの林に変わり、緩やかな気持ちの良い登りが続きます。

9時42分 5合目
様々な枝振りのぶなが林立する、なだらかな登りが続きますが、このあたり、ガスが出ると広いので結構方向を見失う、危険性を潜んでいます。
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山頂は、お天道様に照らされ輝いています。頭上から解け始めた海老の尻尾の氷塊が、音を立てパラパラと落下したきます。

10時27分 大蔵山 山頂
歩き始めて約2時間弱で山頂です。休んでいる人、先を行く人いろいろです。
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積雪3m.弱?山頂先の小さな避難小屋は雪の下に隠れ、見えません。
時間も早く、当然先へ向かいます。五頭山塊・飯豊連峰・粟ヶ岳方面…360度の眺めは、素晴らしい目の保養になります。
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モデル?相方
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飯豊の山々も…

11時27分 菅名岳 (909m.) 山頂
大蔵山から約1時間の、雪上尾根稜線漫歩。堪えられません。。
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山頂の鐘。飯豊連峰指呼。
飯豊の右には、西吾妻連山そしてかの磐梯山も望めますが、残念な事に、我ポンコツデジカメでは一寸無理。
たった1缶の500ビールを回し飲み、ツマミと、行動食の菓子パンで小腹満たします。
結構暖かく、出来る事なら昼寝をしたい位の上天気。

通常は、ここから尾根経由で、そして途中から、ム沢に下り、地元では、寒九の水 で有名なドッパラ清水を辿って下るところだが、今回は、あまり逆コースを選択した事が無いので、敢えてもと来た道を戻る事に。。

11時55分 菅名岳 発
思う存分眺めを楽しみ下山開始。
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往路でも気になったのですが、ROUTEを切ってくれた先達の方に、失礼かも知れませんが、かなり雪庇に近接しすぎているような気がしました。雪庇を避け、進む相方です。
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眼前には、越後の山々。粟ヶ岳から全国の根強いフアンを惹き付ける、秘境?銀次郎・銀太郎・青里岳・五剣谷岳そして盟主矢筈岳の川内山塊です。
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まだ昼過ぎ 、登山者も後を絶ちません。
山の会で、懇意にしていただいている、新津のK先輩も(もう直ぐ80歳)三脚立てて、撮影中。

12時45分 大蔵山
菅名岳から50分で大蔵山 着。
ここまできたら、トットコトットコ下るだけです。

13時05分 5合目
18219_047 下りは早い。
 膝痛めない程度に急ぐ。





13時55分 駐車場 着。

往復の歩行時間約5時間。素晴らしい眺望と、純白の雪上満歩と気分爽快な半日となってくれました。
「帰りは、どこかで旨い物を食べるか!」と言いながら、とどのつまりは、帰宅後に有り合わせで、遅い昼食となりました。

付) 
大蔵山 864m. 標高差 約800m.
            所在地 五泉市
            最寄の駅 JR磐越西線 猿和田駅(徒歩50分)
            三五郎山・風越山等と共に、菅名山塊の1峰

菅名岳 909m. 標高差 約850m.
            所在地 五泉市 東蒲原郡阿賀町
            最寄の駅 JR磐越西線 猿和田駅(徒歩50分)
            阿賀野川が新潟平野に入ると、五頭山塊と
            菅名山塊と、南北に分断。

              

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2006年2月18日 (土)

厳しさ体験 八ヶ岳 (後編)

まだ明けやらぬ暗い内から出かけるグループ。
外は、少々粉雪も舞っています。
6時少し前、点灯。早速寝具片付け、携行品をザックに詰め込みです。
(取り敢えず必要無い物は、小屋にDEPO)

従業員から朝食準備完了の案内。直ぐに食堂へ、GrapefruitのDesert付き、品数多い朝食です。大食漢のジィ~ジは、ご飯のお代わりを2度 (盛りが一寸少なかったから?)

6時55分 赤岳鉱泉出発 
アイスクライミング目的か?じょうご沢方面へ出かけるクライマー、我々同様赤岳方面向かう者、幕営地ではテント撤収する連中。アイゼン装着する登山者等。様々です。
でも小屋主の柳沢氏の説得が、効を奏しているのか?硫黄岳方面へ向かう登山者有りません。
我チーム行者小屋まではツボ足です。
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小屋前の様子。
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前日の中山乗越目指し、新雪の中進みます。
中山乗越下れば、行者小屋です。
手前の地蔵岳登り口、昨日か今日か?かすかにトレースらしきもの有り。

7時35分 行者小屋着
カラフルなテントも10数張り!!
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行者小屋前
ここでザックからアイゼン取り出し、装着です。

ガ・ガッ ・ガ~ン 大問題発生。片側アイゼンのつなぎのピンが外れ、ばらばらになっています。
家で靴合わせはして来たのに、信じられません!!収納袋にもピンは入っていません。
何たる事!醜態、この上有りません。

相方 「だから大丈夫?と念を押したでしょう。」「1人で戻って待ってなさい。」何を言われてもひたすら我慢のみ。
(身から出た錆!!)

ところがグループ登山の有り難さ。同行のY氏 「確か工具箱持ってきたはずだな」とザック開梱。確かに工具箱。中には、太い針金有り、早速借り受けピン代わり。そして手で切れないのでピッケルで叩き切断。。おかげで、本当に、お陰で皆と登れます。
想定外のTROUBLEでメンバーに迷惑掛け、無駄な時間を費やしてしまいました。
手の指先は冷たい、痛いを通り越し、痺れています。精一杯マッサージです。

8時 行者小屋出発。
樹林帯を暫く進めば、阿弥陀ROUTEとの分岐です。
徐々に傾斜はきつさを増してきます。
樹林帯が、ハイマツ帯に変わる頃には、急登の連続。所々雪の中から、鎖や手摺が顔を出しています。
ツアーガイド?にアンザイレンされた人。あまり冬山経験無いグループ?(失礼ながら)前後に…天気が悪いので遅々として進めません。ガスを伴った風が強さを増してきます。
2,600m.付近?の小さなピークの先の先の、台地で殆どのグループが登頂を断念し、下るようです。
我ポンコツデジカメ、レンズは出るもののシャッター作動しません。尤もガスで何も見えませんが…
我チーム2点確保に注意しながら、先へ進みます。

9時10分 中岳分岐 コル
如何にか阿弥陀分岐到着ですが、風の勢い増幅。ここは風の通り道です。
ピッケルで身体を確保。身を低くし飛ばされないように注意します。辺りには1パーテーのみ。。
ここまで来れば、通常残り山頂まで40分足らず、折角だからと前進です。数分進むと山頂から下山者が1名。曰く「寒いわ・風が強いわ・無論何も見えないわ。3分と我慢できなかった」との事。
我々「ど~する?」。。
結論 何回も来ているし、厳しさ味わったし、戻ろう!!山頂行っても、達成感は有るだろうが、それ以外あまり意味が無い!!無理すれば多分間違いなく、登頂は出来ただろう。でも我々これから先も、少しでも永く山を楽しみたい。
岩稜取っ付き手前で、Uターンです。

下りは、更に2点確保が重要です。慎重に元来た登山道を辿ります。
もう殆どのグループ諦めたのか?登ってくる登山者は、見受けられません。

10時10分 行者小屋 着
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振り返れば 、無論赤岳方面ガスで覆われています。
アイゼン脱ぎ、赤岳鉱泉に向かいます。

10時45分 赤岳鉱泉 戻り。
小屋の食堂を借り、ビールで喉を潤し、早めの昼食です。

小屋は、ザワザワしています。上空ではヘリの音も姦しく

聞けば、テントの二人が戻らないらしいそして前日の雪崩の再確認(他に巻き込まれた登山者まだ居ないか?)と今日も捜索の由。 

雪崩事故の無事を願いながら、下山開始。

11時30分 赤岳鉱泉より下山開始
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小屋の脇には、アイスクライミングフィールド アイスキャンディー
訓練しているクライマーも見受けられます。

このアイスキャンディーは、たしか1昨年小屋主と、ジィ~ジが過って世話になった、国際山岳ガイドの長岡健一氏達が足場を組んで作った筈…

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振り返ると、辛うじて大同心が顔を見せ、我々を見送ってくれています。
でも赤岳稜線は、全く駄目。。
麓方面は、それでも割合い良い天気のようです。
人気の山です。登山者が結構登ってきます。

12時25分 美濃戸山荘着
急ぐ必要も無いので、山荘でユックリと一服。
下山してくるグループ、そしてこれから登るグループと混雑しています。
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美濃戸山荘の変形 達磨ストーブ
遊び心有り、いいですね!
やまのこ村から林道をズンズンと来た道下ります。

13時5分 美濃戸口着
お昼過ぎ、且つ天気もまぁまぁ駐車場は殆ど凍っていません。

完全目的は達成でき無かったものの、厳しさをたっぷり実感することが出来た山行となりました。
帰りは、いつもの通り、原村の、樅の湯 へ、ところが寒さか何かで設備が故障で修理休業中。併設の宿泊施設で他に温泉無いかと訪ねたところ、「良ければ、うちにも有りますが…」と言う話。一寸隣より小さく、露天風呂も無いけど、小奇麗で湯質は同じ 500円/1人
ユックリと温泉に浸り、汗を流します。

14時 南諏訪IC発
新潟県に入ると、哀しいかな!空はまたどんより、そして雪も時折舞ってきた。

付記   

過去の経験からも、1月の方が、天候気象条件安定?。
硫黄岳方面は、硫黄経由赤岳縦走・天狗方面縦走・硫黄岳往復他 何回か通過しているが、殆ど無警戒であった。(要反省)

持参する用具は、念には念を入れて(猛反省)
メンバーに多大な迷惑を掛けてしまった。


アイゼン・ピッケルワークが少し出来れば、素晴らしい眺めと感動を得ることが出来るだろう。

身体の続く限り、新年登山は、矢張り八ヶ岳主体にするつもり。

1月の好条件下の眺めは、ビスターリさん HP写真等を参考にして下さい・

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2006年2月14日 (火)

厳しさ体験 八ヶ岳 (前編)

体調・気象条件・野暮用…等の理由に依り、このところ山とは縁が切れていましたが、矢張りどんどんSTRESSのPowerがUpして精神衛生上かつ健康維持管理上よろしくありません。

そこで色んな理由の為、何回も延期していた八ヶ岳赤岳山行を実施する事に…

メンバーは10人の予定でしたが、急に仕事が入りパスのおじさん(≠おじいさん)、更に風邪で体調崩したおばさん(≠おばぁさん)と最終的に8名 男性6名女性2名の仲間です。

2月11日(土) 5時30分 新潟西IC
そぼ降る雨、そしてまだ明けぬ暗闇の中、関越道を進みます。米山を過ぎた辺りから漸く薄明るくなってきます。
北陸道に変わり上越JCから更に長野道へ、妙高周辺の高速道は除雪で3m.以上の雪の壁の連続です。
やがて長野県に入り、中野辺りからは天気も一変、青空が拡がりだします。雪も無く新潟と様相が全く異なります。それでもこのところ暖かい日が続いた為か?高い山々の頂きは何処も例外無く、ガスの帽子を被って眺望は一寸… 姨捨SAで休憩と軽い朝食を終え、諏訪南ICへ向かいます。

9時15分ー9時30分 美濃戸口
時間的にまだ早いのか、駐車スペースはかなり余裕有ります。
早速 集金おじさんが料金徴収にやってきます。普通車 1日500円也
料金支払、出発準備です。アイゼン着装の登山者も居ますが、我々はツボ足です。

1昨年以前の数年間 1月の新年登山は、八ヶ岳を定番としてきましたが、今回2月、思ったより駐車場への道路の凍結状態は緩い様な感じです。
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駐車場の様子と、準備する相方。
身支度整え、出発です。後から時折、強馬力の車が我々を追い抜いていきます。轍で林道はツルツル、テカテカ間道を利用したりし、先を急げば50分ほどで、やがて やまのこ村到着。

10時25分ー10時35分 やまのこ村
小一時間歩いたので、コーヒータイムと洒落ます。
車もここが終点。駐車料 1日1,000円也

再び歩を進めると、直ぐに美濃戸山荘があります。何人かの先達が休んでいます。
この先からは、北沢ROUTEを選択です。踏み固められた雪の上を靴音鳴らしながら進み、堰堤広場のかなり手前で、ランチタイムとします。ユックリ腹ごしらえ、風もあまり無く、寒さを感じませんが、山の頂きは、ガスを被りいまだ顔を見せません。ふたたび 歩き始めます。
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堰堤広場脇には、さわのひとし氏イラストの、赤岳鉱泉の雪上車が…
我チームは、橋を渡り、沢沿いに赤岳鉱泉に向かいます。
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新雪を被り、身を射すような清冽な流れです。
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やがて前方に、ガスの切れ間から大同心が頭を出してくれました。
ここまでくれば、赤岳鉱泉間近です。

12時40分 赤岳鉱泉到着。
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丁度 大同心小同心から横岳そして天望荘の辺りまで(*^_^*)を出してくれました。
早速宿泊手続き、そして個室へ案内されます。

小屋主の柳沢氏の顔も見えず、従業員も何時もと様子が違っています。
何かあったのか?と思い尋ねたところ、ここ暫く暖かい日が続いたが、9日に久し振りに数十センチの積雪が有り、それが原因か、昼前に硫黄岳への途中の、赤岩の頭付近で表層雪崩が発生、数パーテーが巻き込まれ、救助活動の最中の由、(道理でヘリの音がしていたのだ。)
幸い目撃者情報により、巻き込まれた人数も把握されており、怪我人は何人か出たようだが、殆ど全員救助されたようだ…との説明。

小屋での夕食までは、まだ時間はたっぷり、宴会するにも矢張り早すぎるし、翌日晴れる保証も無い、今日のうちに冬山の感じを見ておこう!と再び靴を履く。

1時30分 小屋ー2時05分 中山展望台ー2時25分 小屋
小屋から、約30分で中山乗越(2,390m.)更に2,3分で中山展望台です。
ガスがなかなか晴れませんが、硫黄岳から大同心・小同心、横岳そして天望荘と眼前に、間近に迫り,冬山の厳しい様子が手に取れるようで圧巻です。ただ残念ながら赤岳山頂付近は、相変わらずガスがまとわりついています。
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硫黄岳から大同心
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眼下には行者小屋、赤岳山頂、阿弥陀山頂はガスの中、中岳は見ることが…

3時~
持ち寄りの清酒、ウイスキー、ビール、焼酎そして酒の肴で、宴会開始。
相当好きな連中ばかりです。アルコールもはかどり、話も尽きることなく弾みます。

5時半前に、夕食の案内有り。献立はホッケの焼き身そして海鮮鍋です。何時もながら山小屋にしては、豪勢かつ美味で感心させられます。無論ここでもワインで改めて、カ ン パ イ!
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夕餉の様子。

小屋主の柳沢氏が各テーブルを回り、雪崩の状況説明とコース変更アドバイス。説明によれば我々の予定する地蔵尾根コースも雪崩発生の危険性大との事。勿論アドバイスに従い、文三郎尾根往復に変更と決定。

腹も一杯満たされ、部屋へ戻り話の延長。やがて心地良い疲労感と満足感を味わいながら、清潔なふかふかな布団で寝床の用意。
8時過ぎには、気持ち良さそうな寝息(イビキ?)も聞こえ出します。    就寝。。

9時 消燈   前編おしまい。。。

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2006年2月 9日 (木)

ここ暫く…

上京中に気管支をヤラレ(2~3年ぶり?)咳が止まらず。
土曜日は隣組と、日曜日は 山の会 の総会及び新年懇親会。
おまけに、天気もスッキリした日が殆ど無い。

で、もってここ暫く山へ行ってないので、身体は鈍り、欲求不満も増大傾向、今週末は、どうしても出かけないと一寸精神的にもヤバイ??
晴れ間狙って何処かへ出かけましょう。。

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東京から帰宅する途中、関越道下り線 赤城SA前からの赤城の山並。




昨年11月13日(日)所属の、山の会 会員の188名の参加を得て、6コースに分かれ、快晴の下、関東の晩秋の山歩きを楽しむ事が出来ました。記事については、コチラ

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赤城SA裏手から、薄っすらと雪をかぶった、1等三角点 子持山(1,296m.)

沼田や渋川の街並みを懐に抱き、南稜には獅子岩などの岩峰を持ち、山容も形が美しい。また麓には、子持神社奥社有り。

 週末は風邪も吹き飛ばし、 ガ ン バ ル ぞ!

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2006年2月 2日 (木)

宝珠山

1月26日(木)
仲間5人で宝珠山(559m.)です。この山は越後の山好きの皆さんはご存知ですが、五頭連峰が阿賀野川に終わる末端に位置する小突起の山です。登山口は ●丸山口●赤松山口●草水口の3箇所が一般的です。
今回は●草水口(くそうずくち)を選択。 くそうず=臭い水→石油 多分昔は石油がでたのでしょう。
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8時10分 草水登山口 平日でも有り当然?先達も有りません。
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夏場では、凡そ2時間30分コースです。
ここ暫く雪があまり降ってなく足元が抜かり易く、歩き辛いのでワカン着装です。天気は曇り、時おり風で雲が飛ばされ晴れ間も…
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9時30分
5合目の大山を過ぎ、6合目付近から振り返ると、阿賀野川対岸の鳴沢峰(880m.)を望むことが出来ます。
この山は、菅名山塊の左端に位置し高度差約750m.形の良い山です。
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10時20分
九合目付近です。
七合目辺りから吹雪き始め、前が殆ど見えなくなりましたが、尾根筋を慎重に進めば特に問題ありません。
でも風が強く、手の指先が痛く感じます。(加齢により血の巡りが益々悪くなったか?)
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10時30分山頂到着。
八咫柄山(やたがらやま)から30m.程下り、急登の登り返しで山頂です。無論補助の鎖も雪の中、おまけに殆ど周囲が見えません。低山ですが、久し振りに冬山の雰囲気です。
山頂からは菱ヶ岳始め五頭山塊や飯豊が見える筈だったのですが、残念です。

 過去 3月の残雪期には、この先の菱ヶ岳まで(更に3時間弱掛けて)数度出かけました。

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長居も出来ず、直ぐに下山ですが、吹雪止まずトレースは消されています。
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10時50分
七合目 カジカ清水 漸く少し小止みに…
あとはひたすらもと来た道を下るだけ。
六合目では小さな雪庇を利用し、ビールを1缶&行動食タイム。。
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眼下に横たわる大河 阿賀野川(福島県では阿賀川)

12時丁度 草水口到着。

平日しかも天気もイマイチだったけど、お陰で仲間だけで山を独占。何と無く変な満足感・充実感を味わう事が出来た。

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