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2005年10月

2005年10月31日 (月)

山行記録 唐松岳

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漸くって言うか?もうって云うか?彼方此方で、初雪のニュースが聞かれ、この度も焼岳から、雲海に屹立する、冠雪の穂高連峰の写真を拝見。その美しさ・荘厳さに魅了され、自分でも見てみたい欲求に駆られたが、天気と時間の問題で、上高地方面は一寸無理。しからば手近なところは…と考えたが、相方の一声で【唐松岳】に決定。唐松岳は今年、残雪の3月20日そして、不帰の嶮から7月11日と3度目である。

10月24日(月) 曇り時々晴れ(参考コースタイム約6時間10分)
丁度6時ころ、新潟西IC通過。糸魚川から小谷村に向かって走っている時には、雲間から青空に輝く白馬三山が望め、大いに期待を抱かせたのだが、八方に着く頃には、全体に曇り、がっかり。スキーやトレックの時季と異なり、しかも平日。ゴンドラリフトは運転されているものの駐車場も閑散としている。予報は悪くなかったのだが…先へ進むことを躊躇ったが、折角来たんだから、戻るのも…
 ★ ゴンドラリフト+アルペンリフト+ロマンスリフト 往復 ¥2,600 
    駐車場 ¥500/日

ゴンドラリフトリフトを降りれば、何時もは右手に白馬左手に五竜・鹿島槍が…でも 今日は見えない

(9:15)八方池山荘ー(10:00-10:10)八方池ー(10:45)扇雪渓ー(11:15-11:20)丸山ー(12:05)唐松山荘ー(12:22-12:30)唐松岳ー(13:20-13:40)丸山ー(14:35)八方池ー(15:15)八方池山荘 (実質歩行時間 約5時間20分)

9時15分八方池山荘
ここからは、道が二つに分かれているが、、蛇紋岩のゴツゴツした足場の悪い稜線rootを選択。
暫くすると、三角点が有る八方山へ、更に進むとハイマツ帯の脇に立つ第2ケルン。ここで八方池山荘からの山腹コースと合流します。山荘で泊まったか?下の温泉で泊まったか?大きな三脚を片手に、息を切らして登って来る写真目当てのカメラマンが何人か…まだ お山はガスの中

10時~10時10分八方池
第2ケルンから、大きな八方ケルンに差し掛かる頃、ガスが切れ始め、前方に、白い雪を岩肌にまとった、不帰の嶮が突然目に飛び込んできた。更に晴れ間は拡がり白馬の山頂小屋も見えるまでに…
八方池に映る、逆さの不帰 アルペンムードを感じさせられる。丁度後から来た観光客も、あまりの景色に圧倒され、大きな歓声が飛び交った。

10時45分扇雪渓
上の樺辺りからは、数cm.の雪。2~3人今日登った人のトレースが…。
唐松山荘で泊まる予定のカメラ目的の、中年ご婦人を追い越す。
既に葉を落としたナナカマドの実が赤い。。

11時15分~11時20分丸山
不帰の嶮が眼前で、圧倒されそう。。。
「私達はここで帰ります。お気をつけて」 と、休憩中の品の良いご夫妻に見送られ先を急ぐ。

12時05分唐松岳頂上山荘
山荘は、もう冬の佇まいを感じさせる。窓ガラスには雪が付着。
小屋前に1人用のテント1張。

12時22分~12時30分唐松岳山頂
我々2人だけ、誰も居ない。瞬間的に剱岳も顔を出すが、冷たい風がガスを運び、撮影できず。
再び、ガスが不帰の嶮の方へ広がり始める。
標識には、海老の尻尾。山頂の小岩は既に氷の世界に。身体も冷えてきたので下山開始。

13時20分~13時40分丸山
牛首岳からの、鎖場・注意箇所に気を配り、下れば直ぐ丸山。ここまで来れば然程、寒くも無い。ビールを1缶、ユックリ昼食、仕上げは、ホットコーヒー。

14時35分八方池
谷側は見えるが、朝と違い稜線視界ゼロ。
ハイカーも2~3人と寂しい。

15時15分八方池山荘
3時頃、唐松頂上山荘へ泊まると言う、30代?男性登山者とすれ違う。彼曰く「タイムリミットでしょうかね」と、どんな意味か?またどんな理由かは知らないが、それ程の経験者・熟達者とは見えない。今の時期どんなに急いでも5時には着かないだろう。着く頃には、当然真っ暗。。事故は無いだろうが、一寸無神経すぎるのではなかろうか?小屋にも迷惑なのでは…と考えさせられた。
夕方近くに成った所為か、天気が落着き、ガスが切れ始め、第1ケルン近くのviewpointには、多数の三脚が林立。新潟県最高峰の小蓮華岳が光り始めていた。
リフト最終4時半なのに、観光客が結構多数やってきた。

駐車場の近くの“みみずくの湯”誰一人入っていなかったので、ユックリユッタリ気分良く、汗を流すことが出来た。所謂 極楽 ゴクラク。。外へ出てみると白馬三山が夕日に輝いていた。(デジカメの電池切れていた。)

総評(私見)
年の割りに、我儘ジィ~ジ。花の時季・登山シーズン、はては八方池迄の観光客。その人の多さに辟易する事も有るが、新潟からは日帰り圏内の丁度適している山。今回は最後まで五竜・鹿島槍は顔を見せてくれなかったが、眺望は文句のつけようなし。残雪期にも登れる格好の山と思われる。花の種類も多い。ただ冬場は無論だが、残雪期でも風が強く、ガスが出れば、ルートファインディングが難しいので充分注意必要。。

 じぃ~じの「山と花の記録」  に1部の写真アップしました。宜しければど~ぞ!!

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2005年10月28日 (金)

新潟市内の魅力と歴史探訪Part1

つづき その2 です。
ドン山のドンから、更に西側へ数十m.のところに、初代新潟奉行  川村修就(かわむらながたか)の銅像があります。
昔から、新潟は、天領として、幕府直轄地と思われている方も、多数いらっしゃることと思われますが、天保14年(1843)まで、越後長岡藩、 牧野家の支配下にありました。
風雲急を告げる幕末、揺らぐ体制にありながらも、海岸防衛 (1説に依れば長岡藩に抜け荷の嫌疑)等を理由に、上知となり、ここで始めて天領となった。そこで、天保の改革で著名な、老中水野忠邦の有能な官僚であり、且つ砲術家であった川村修就が、初代新潟奉行として着任。以降9年に亘り在勤。

*川村修就は、
  お庭番→勘定吟味役→新潟奉行→境奉行→長崎奉行 等歴任


功績の数々。
 ① 海岸防衛 大砲製造・砲術指南
 ② 学問奨励 学問所設置
 ③ 土地開発 厩島、旭町
 ④ 消防強化 消防小屋・火の元おきて作成
 ⑤ 衛生教育 ちり溜め箱設置・衛生教育
 ⑥ 倹約奨励 物価安定策・経済力強化、町民風俗改善
 ⑦ 浦浜植林 砂防 黒松26,000本


 今ある新潟市に、多大な影響を与えた、優れた人物です。

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特に、近年 マツクイムシの被害が多く、沢山枯れていくのを見かね、松くい虫に強いと言われる、“げんき松”を植樹する為の、NPO法人 【げんき創造推進会議】も作られ、頑張っているようである。

各種資料は、新潟市歴史博物館 みなとぴあ に保管されています。

 まだまだ 西海岸には沢山の 《新潟》が発見出来ますよ!
  たまには 足をはこばれますよう…

                               つづきます
 

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2005年10月25日 (火)

新雪踏みました。

人気Blogを拝見していたら、焼岳からの冠雪の穂高連峰の写真が載せられていました。
素晴らしい眺めに触発され、手近なところは何処?ってな訳で、急遽カミさんと2人で、今年3回目の唐松岳へ、丸山ケルン手前から先は、約5cm.の積雪、山頂では15~20cm.位?天気は期待したほど良くは無かったけど、充分今シーズン初めての雪と眺め満喫してきました。
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山行記録&1部写真は後ほど、アップいたします。

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山行記録 磐梯山

男性9名、女性7名計16名で、バスチャーターし、会津磐梯山へ。
所属する山の会の、会山行で、企画・担当責任者は、ジィ~ジです。もし雨が降れば予定変更し、紅葉の五色沼周辺の散策でも…と思っていたんですが、幸いにも、晴天とはイキマセンが、雨の心配は無いようでした。磐梯山幾つもrootがありますが、今回は、1番ポピュラー且つ、な八方台登山口からの、往復の計画です。ゴールドライン八方台に、8時30分到着。広大な駐車場には、平日にも拘らず多数の車が駐車。。

10月18日(水) 薄曇り (参考 コースタイム 約 3時間35分)
今日は、アクセス的にも、また時間的にも余裕があり、また、磐梯山始めての会員が3名ほど参加されているので、ユックリと楽しむことに…

(8:40)八方台ー(9:05)中の湯ー(10:10-10:20)弘法清水ー(10:45-11:50)山頂ー(12:15-12:20)弘法清水ー(13:00)中の湯ー(13:20)八方台  (実質歩行時間 約 3時間20分)

8時40分 八方台登山口
身支度整え、銘々ストレッチ運動ご、ユックリと出発。
色付いたブナ林の緩い登りを進む。風が無いので、寒さ感じ無い。

9時5分 中の湯
お色直し?と、立ち休憩。硫黄臭がキツイ。

10時10分~10時20分 弘法清水
弘法清水の手前で、九州からのツアー客?30名位の団体を追い越す。
弘法清水茶店前では、東京、大阪からのツアー登山者多数休憩中だ。流石 100名山
弘法清水は、結構冷たく、甘露なり。
弘法清水には、4合目標識あり、噴火前の名残か?

10時45分~11時50分 磐梯山山頂
弘法清水からの、最後の一寸した急登をクリアーすれば山頂。
既に木々の葉は落ちてしまっている。
登頂記念の集合写真撮影。
桧原湖、小野川湖、吾妻連峰の山々、隣の猫魔岳、更に猪苗代湖と、一寸霞んでいるものの、眺望は良い。
ビールで乾杯、持ち寄りの自慢手料理で、早めのお昼。話に花が咲き、懇親深まる。
約1時間の休憩で、未練残るものの下山です。
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噴火・爆裂の凄さが荒々しく残されています。

12時15分~12時20分 弘法清水
全国からの、100名山ツアー?数団体数十名。。。大賑わいだ!!
茶店前から、ザレ場を下り、お花畑経由下る。

13時 中の湯
この辺りから下部に向かって、紅葉がが盛りとなっている。

13時20分 八方台
登山口無事到着。
事前準備された、暖かいお絞りで汗を拭い、バス乗車。
帰りは、桧原湖脇を通り、途中のラビスタ裏磐梯で、ユッタリと温泉入浴。
まだ明るい5時には、新潟駅に到着。

  総評(私見)
今年は、何処もだが、温暖化現象のせいか?時期を失したか?紅葉は思ったほどには…
比較的簡単に登れる山なので、更に100名山登山者が多く予想されることから、平日で企画してみたが、それでも尚、全国からの客多く、吃驚!
折角バス仕立てなのに、往復ではちと芸が無かったと反省させられた。例えば裏磐梯スキー場の方へ下山するとか…今後の課題だ。。
磐梯山の表と裏の顔の違い、それに伴う歴史認識を学ぶことができ、更に、登山道には特に危険箇所も無く、100名山目指しだけでなく、老若男女だれでも登れる山。周辺は温泉も多く、大観光地。もし1度も行った事の無い方には、お薦めです。

磐梯山 1819m.
 大磐梯・櫛ヶ峰、赤埴山などを総称。別名 会津富士と呼ばれるコニーデ火山。
現在の・五色沼・磐梯高原・桧原湖・小野川湖等の一大観光地は、明治21年7月(1888年)の小磐梯の噴火により、吾妻川の渓谷が堰止められ、また小野川が堰き止められ、夫々桧原湖・小野川湖になった。また磐梯高原一帯に一瞬のうちに大小数多くの湖沼を作りあげ、現在に至っている。但し、その噴火の際、北方集落は埋没し、、現在のような噴火予知も無く、約460名の死者を数える大惨事となったことは、何時までも記憶にとどめておきたい。また磐梯山南方には湖の大きさとして、日本第4位(105k㎡)の、猪苗代湖が有る。


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2005年10月22日 (土)

山行記録 五竜岳

1昨年10月18日 遠見尾根の紅葉が見たく、下部は、まだ大丈夫だろうと、出かけたが、既に時期は失していた。僅かに大遠見の池周辺の草紅葉だけが、秋の面影を残していただけだった。
昨年は、11月23日新雪の鹿島槍ヶ岳・五竜岳を、そして今年は3月21日残雪の姿が見たく、出かけたが、今回また紅葉を見たいとの欲望に掻き立てられ、出かけることとした。地元白馬五竜テレキャビンの紅葉祭りは、10日で終わり、営業時間も7時30分から8時15分と変更され、最盛期には間に合わなかったようだ。
新潟西ICを5時過ぎに出立。7時40分位にはエスカルプラザの広大なPに到着。平日であり、シーズン最盛期イベントも終わっている為か?県外車、我々含め数台のみ…静かである。営業開始時間には間があるのでユックリ身支度整える。
天気の具合により、白岳あたりの日帰りにするか、状況によっては小屋泊まり、五竜岳にするか?どうせ2人だけの山旅。その場で決めよう!!

10月12日(水) 曇りのち晴 (参考コースタイム 約 6時間30分)
予報は良かったのに、どうもスッキリしない。テレキャビンの山頂付近もガスで覆われている。それでも雨は降らないようなので、戻る訳にも行か無い。改札で1番で待っていた為か?営業時間の予定より10分程早く、8時過ぎには、本日1番目で乗ることが出来た。 *往復料金¥1,600

(8:25) アルプス平ー(8:40)地蔵の頭ー(9:30-9:35)小遠見山ー(9:55)中遠見山ー(10:30-10:35)大遠見山ー(11:05-11:15)西遠見山ー(12:30-13:05)五竜山荘ー(13:55)五竜岳 (実質歩行時間 約 4時間30分)

8時25分 アルプス平駅
な~んにも見えません。我々の直ぐ後、キャビンに乗った東京からのご夫婦が、先に歩き始めた。

8時40分 地蔵の頭
白馬方面も見えません。

9時30分~9時35分 小遠見山
9時55分 中遠見山
五竜山荘泊まりの下山者1名とすれ違う。6時30分ころ小屋を出たそうな!!
この辺りで、先達の東京からのご夫婦、追い越す。
10時30分~10時35分 大遠見山
相変わらず展望はききません。でもナナカマドは少し盛りを過ぎたかも知れませんが、赤い真っ赤な実をつけています。コメツツジも真っ赤かです。。
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11時5分~11時15分 西遠見山
漸くガスの切れ間が出来て、窓から五竜岳が姿を現した。
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やがて晴れ間が、あっ というまに拡がり、五竜岳も全貌を現した。
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眼前の白岳へは、思いのほか、時間を要した。
今回は、残雪時の五竜アタックの下見を兼ねているが、多分かなり切れ落ちるだろう危険箇所も、あちこち予想される。

12時30分~13時5分 五竜山荘
ユックリと昼食。天気が良くなったので、泊まることにし、宿泊手続き。唐松岳からの中高年登山者も数パーティー。。時間一杯有るので、山頂へ向かうこととする。小屋の周辺では、皆満足そうに思い思いに寛いでいる。

13時55分~14時30分 五竜岳山頂
眼前の白馬連峰、そしてどっしりと構えた鹿島槍ヶ岳、その後には槍ヶ岳・穂高…360度見渡せる。
我々ほか、10人位で山頂を占拠。写真を撮り合ったり、みんな子供に帰っている。
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15時10分 五竜山荘

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夕方、雲海に浮かぶ毛勝三山のシルエットが、見事だった。
シーズン中は、あれほど混み合う五竜山荘も今回は、30人強でゆったり、ユッタリ。
夕食は定番の、カレー(結構旨かった。)
夜は、満点の星、翌日の晴れを予想させる。

10月13日(木) 晴れ (参考コースタイム 3時間30分)
朝から気持の良い晴れ、富士山も雲上に…
ヤッパリ泊まって良かった!!たっぷりと四周の山々を堪能、満喫し、朝食をユックリとって、小屋を後に下山とする。唐松岳へは今年も3回程行っているし、車の撤収もあるので往路を戻ることに。。。

(6:45)五竜山荘ー(7:40-7:50)西遠見山ー(8:50)中遠見山ー(9:20-9:25)小遠見山ー(9:55-10:00)地蔵の頭ー(10:10)アルプス平  (実質歩行時間 約3時間10分)

6時45分 五竜山荘9:5
白岳へ向かい、少々上り、後は下りの稜線漫歩。眺め最高、気持が良い。
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7時40分~7時50分 西遠見山
池越しに望む、五竜岳・鹿島槍写真を撮るにも、休憩するにも絶好のviewpoint。。
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8時50分 中遠見山
中遠見山は、鹿島槍ヶ岳の展望台。
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9時20分~9時25分 小遠見山
下の方から、登って来る登山者が多数。
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バックは、白馬です。

9時55分~10時 地蔵の頭
この時間天気も良く、群馬の〝高砂会〟150名の大・大集団が登って来る。
すれ違い、出来なく…参った。参った!!!結構 皆さん辛そう。。。
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地蔵の頭ケルンからの白馬三山です。
10時10分 アルプス平
平日に関らず、前日と違い、沢山の観光客で大賑わい。〝高砂会〟?の会員もまだ何人か…
この時間に下山することは、極めて珍しい。
下の、エスカルプラザで、今年3月中遠見山の先で遭った、五竜を主にしている写真家 重金一正氏の写真を、見学したあと、オリンピック道路から帰路につき、途中 小布施で栗と野菜を購入。

  総評(私見)
五竜岳は今回で、3度目。何時もの雑踏の時期とは大違いの、静かな山を心行くまで、味わうことが出来た。また、このところ何回か、五竜・鹿島槍の雄姿が見たく、残雪・新雪の遠見尾根へ通い、今回は紅葉見物。冬場の厳しい時は別にし、特別危険極まりない箇所も無く、それで素晴らしい白馬連峰・鹿島槍・五竜・爺が岳から槍ヶ岳と、そして振り返れば、妙高・火打・雨飾 、高妻・乙妻・戸隠、八ヶ岳、浅間……の展望台として、抜群の位置を占めていると思う。アクセス的にも結構便利が良く、有る程度、年を重ねても小遠見山位まではたのしめるのではなかろうか?ロケーション的に、ジィ~ジはお薦めしたいコース。
7時半運転の時期は、有る程度の経験者であれば、日帰り五竜岳往復は可能だろう。

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2005年10月19日 (水)

山行記録 涸沢&北穂高 後編

今、ジィ~ジは猛烈に,自己嫌悪に陥っています。何故か?と言えば、前回物々しく、仰々しく【前編】なんてやってしまったからなのであります。いかにも1部の人達に、気を持たすような表現…凄く後悔しているのです。
つまり、前回は、途中でいい加減疲れてしまっただけのことなんです。従って後編は、涸沢・奥穂・岳沢経由でなければ、ましてや大キレットへいったわけでもなく、はてはパノラマコースへ下山したわけでもなく、只ひたすら、往路を戻っただけなのであります。情け無い。。。

10月7日(金) 晴 (参考コースタイム 約6時間50分)
夕べの満天の星そのまま、快晴の朝を迎えた。雲海に浮かぶ、加賀白山 笠ヶ岳 薬師・水晶・鷲羽・白馬・妙高火打・八ヶ岳・そして富士山、南ア…無論眼下からスタートの大キレット まさに絶景なり!!至福の感を覚える瞬間である。小屋の外では多数の宿泊者のカメラの放列だ。
旨い朝食と、もてなし心一杯の小屋では有るが、何時までも休んでいるわけにも行かない。後ろ髪(あったヶ?)引かれる思いで下山開始。
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(6:20-6:30)北穂高山頂ー(8:00-8:20)涸沢ー(9:20-9:30)本谷橋ー(10:25-10:40)横尾ー(11:30-11:50)徳沢園ー(13:20)上高地バスターミナル  (実質歩行時間 約5時間20分)

6時20分 北穂高山頂
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前日、山頂到着時丁度ガスが出始めていたのですが…

8時 涸沢
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前日より、更に色づいた感じがしました。

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9時20分~9時30分 本谷橋
昨日の同じ時刻、ヤッパリ、ココで水を飲み、休んでいました。

10時25分~10時40分 横尾
ビールを1本飲みました。500ml. ¥700 (もう一寸飲みたかった)
相変わらず、涸沢方面また槍方面へと向かう人、我々同様下る人、で一杯。夫々銘々寛いでいた。

(11:30-11:50) 徳沢園
簡単な昼食を摂る。まだまだ上って来る人、また観光客のハイカーもチラホラと…
帰るだけなので、ユックリと休憩。
空を見上げると、ちょっと斑雲、天気も下り坂?を予想させる。

(13:20)上高地バスターミナル
明神あたりから、どんどん人の数増えだす。ビジターセンターから穂高山頂付近を望めば、既に山頂からガスが下がりつつあった。それでもバスターミナル近く、特に河童橋付近は観光客で大混雑。大賑わい。ガイドの旗に従って右往左往。ココだけはシーズン最中、平日とか、全く関係無いようである。
丁度、バスが接続していたので、乗り込む事とする。大正池を過ぎても、片側は全国からのバスの縦列駐車で、立錐の余地も無い。バスドライバーの運転技術には感心しきり、さすがプロと唸らされる。
梓第一P終点で下車。靴紐解く。

    総評(私見)
紅葉シーズンとしては、初めての涸沢・穂高 文句をいえば、罰が当たりそうだが、只 紅葉としてはあまりにも期待が大きかった所為か?個人的には、贅沢かも知れないが、もっともっと赤が燃えて欲しかった。黄色はかなり光り輝いていたが…ジィ~ジとしては、全体的紅葉は朝日連峰、とか、越後駒辺りのほうが、カラーのバリエーションが豊か?なような気がする。(勿論年により、当たり外れが有るが)但し、全体的景観は無論涸沢だけあり、文句のつけようが無い。今度は残雪の北穂高の挑戦してみたいし、またパノラマコースを下ってみたいとの思いを強くした。

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2005年10月16日 (日)

山行記録 涸沢&北穂高 前編

紅葉便りの聞かれる時期になったのに、どうもスッキリした天気にならない。そこで1ヶ月ぶりに、“孫達の顔を見に行くか!”と上京。2人の孫も喜んで迎えてくれた。ところが3~4日たち慣れてくれば、気になるのは  そして天気予報のcheckが始まる。漸く なんと!長野方面が晴れだしそう との予報。こうなれば益々への思いが募るばかり。5日(水)孫達とお昼を済ませ、娘夫婦のマンションを出発。雨の中央道を調布ICから松本に向かう。新島々で、夕食と翌日の簡単なお昼を調達し沢渡へ…。入口の日帰り温泉でユックリ入浴し、またまた車中泊。雨はあがっているが、ガスで勿論、星も見えない。

10月6日(木) 薄曇り後晴 (参考 コースタイム 約9時間10分)
朝4時45分予約しておいたアルピコタクシーのF山さんが迎えに来てくれ、車を梓第一Pに預け、他の登山者3名と同乗、上高地へ出発。釜トンネルのゲートを、ほぼ1番で通過。トンネルは7月から新しくなったとのことで、以前と比べ、やたらスムーズに抜け、結局5時15分にはバスターミナル到着。
料金¥4,500お1人¥900(バスより安く、かつ早い) 相乗りは得です。

(5:30)ターミナルー(6:05-6:15)明神ー(7:05-7:20)徳沢園ー(8:15-8:25)横尾ー(9:20-9:35)横尾本谷ー(10:50-11:30)涸沢ー(13:45-13:50)北穂高岳山頂ー(13:52)北穂高小屋 実質歩行時間 約6時間50分

5時30分バスターミナル
続々と後続のタクシーが到着し、俄かに賑わいだす。まだ薄暗く穂高のシルエットが浮かぶ中、歩き始める。
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6時5分ー6時15分 明神
明神で簡単な朝食を摂る。先を急ぐ登山者がぞくぞくとやってくる。
明神岳は、まだガスの中 たまに頭を覗かせる。
7時5分ー7時20分 徳沢園
テントも数張り、ファミリーでのハイカー?も多数散策している。
8時15分ー8時25分 横尾
穂高方面へ、或いは槍方面へ向かう登山者、または下山する人…など大賑わいとなる。
漸くガスも少しずつ流れ、晴れ間が拡がって来た。紅葉は黄色く色ズキ出した程度でグラデーションがgood。
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横尾谷沿いの登山道からは、屏風岩・屏風の頭も光り輝いて望め、多数のカメラマンがChanceを狙っていた。
9時20分 本谷橋
休憩場所として、最適なのか?沢山の上り、下りの登山者が寛いでいる。
胴腹からの伏流水を飲んでみるが、これが冷たく、なかなかの美味なり。

愈々涸沢に向かうが、横尾本谷が目に飛び込み、昨年同時期相方と2人で氷河公園・南岳からの下りに利用したことを、思い出させてくれた。
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10時50分ー11時30分 涸沢
涸沢への登山道は、丁度足がかりも良く、それ程急登でも無く、結構歩きやすい。
前日の雨中登山の下山者、また横尾・徳沢で宿泊した団体登山者で、大賑わいとなり、あちこちで歓声が飛び交う。70%以上御夫人方? 黄葉は見事だが、ジィ~ジの期待があまりにも大きかったのか?ナナカマドが部分的に赤く染まって見事だが、全体的には1~2日まだ早い?の感を覚える。テントも多数。登山者も平日にも関らず、全国から集まり、お国訛りのヒットパレード。。。 
それでも何はともあれ、天下の涸沢 流石に素晴らしい景観に圧倒される。
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振り返れば常念岳も…
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13時45分ー13時50分~北穂高岳山頂&北穂高小屋
涸沢で景観を堪能し更に、空腹を満たし、愈々北穂へ、最初の鎖場を過ぎてから、寄る年波のせいか?ペースダウン、体力の減退を感じさせられる。何とか山頂へ着いた頃に槍方向からガスが湧き出てくる。
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5時過ぎには再び、ガスが消え、大キレットを始め、笠ヶ岳、水晶、白馬連峰、火打、八ヶ岳連峰…最高の眺めを呈してくれた。
小屋は2人で1スペース。ゆったりと布団1人1枚。食事も旨く、清潔でサービスも頗る良い。流石に昔から評判高い小屋だけに泊まってみる価値はある。併せて登山者が、大キレット越え、奥穂高・涸沢岳経由が殆どで、団体客が居ないのも、有り難い。9時消燈前に外へ出てみたが満天の星。。。(就寝) 後編に 続く

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2005年10月14日 (金)

紅葉求めて

先週、晴天のもと、上高地涸沢の紅葉を楽しんだばかりのジィ~ジですが、まだ飽き足りないのか?
カミさんと2人、12日13日の2日間、今度は遠見尾根から五竜岳へと足を伸ばしてきました。
シーズンとしては、ピークを2~3日過ぎているかなぁ~?ッてな感じ。
それでもナナカマド、コメツツジなど真っ赤に燃えていました。。。 

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レポは改めて…。。。

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2005年10月 8日 (土)

晴日狙って

このところ、天候状況極めて不安定。
されど出かけねばSTRESS倍増。。
週間予報を信じ、北穂と涸沢へ、
6日~7日は2日間とも稀に見る好天。
紅葉の現状です。未だ完全には燃えてない?ここ2・3日で全開か…

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山行記録は、改めて…









 

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