コースを変えて【菩提寺山】
雪国新潟はその名の通り湯沢や魚沼、そして十日町、津南、妙高等の地方は
大雪に見舞われているものの県都新潟市は海岸に面しているので例年比較的
降雪量は少ないのです。
それでも10日には凡そ20センチ弱の積雪で除雪で大💦。道路は除雪済。
そんな時の山歩き好き者にとって一番問題は登山口の駐車場の確保。
山歩き、登山を趣味にする皆さん、考え思うことは似たり!!
晴れ間を狙って向かう先は新潟市秋葉区と五泉市に跨る【菩提寺山】です。
数あるコースの中でも除雪が行き届き、登山口駐車場の心配のない場所。
里山ビジター、そして併設の古代館の駐車スペース。参考⇒コチラ
見渡したところ100数十台の車両がみられます。
1月12日(日)☀
行先 【菩提寺山(248m.)】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 石油の里コース登山口~見晴台~菩提寺山山頂(往復)
記事 下山時、体調不良者発生救急隊出動、改めて体調管理の必要性再認識
㏂ 09:36 石油の里コース登山口
既に下山して車に乗りこむ登山者や駐車スペースに問題無し。
登山口からは踏み固められた細いでこぼこした雪道。
足場が安定しないので腰がふらつき安定しないジィ~ジです。
明治・大正時代には日本一の産油量を誇った新津・金津層。
平成8年まで採油が行われ、道の傍らにはその遺構、数知れず。
積雪は4~50cm? 長靴歩行に特に問題なし。
㏂ 09:58 分岐
チェンソーカービングの熊さんも随分年を取り鼻も捥げたり。
この辺りからコナラはじめ広葉樹林の二次林が広がるアップダウンの連続。
やがてこのコース最大の急登の登山道が現れます。
ジグザグに切られてはいるけれどそれでも傾斜がきつい。息が切れます。
我慢して登り切ればベンチが置かれた展望休憩場所。
㏂ 10:19-10:20 展望台
雪を被った田んぼの先には【弥彦山】 【角田山】 更に市街地。
再び、少し急な登山道を下れば、またまたアップダウンの道の連続。
山頂まで10分の標柱も観られます。息も絶え絶え状態。我慢我満。
㏂ 10:54-11:17 山頂 休憩小屋
力を振り絞って登り切れば山頂。ベンチや吾妻屋には何人もの登山者。
眼前に拡がる【五頭山】 その後ろ側には【飯豊連峰】更に左は冠雪の【二王子岳】
左手に白く連なる【朝日連峰】 雄大な眺望満喫です。
暫し懐かしの山々の大展望を楽しんだあと休憩小屋に寄らせてもらいます。
7,8人の常連さん、そして山野草の絵画を出展している30年来の山仲間六さんも。
薪ストーブの上には自分で搗いたという餅とアルミホイルに包まれたさつま芋。
ふっくらと膨らんだ餅が気前よく振舞われ我が家もご相伴にあずかります。
話に寄れば商売でもないのに毎年一俵(60㎏)搗いていると言う。吃驚!!
杵つき餅はヤッパリ一味違います。(ジィ~ジは無類の餅好き)
ストーブの火と頂戴したアツアツの餅で身体も温まったので御礼を言って
小屋を後にします。
まだお昼前、続々と登ってくる登山者後絶たず。
山では一般的には登り優先。ましてや細い雪道。立ち止まり脇で待機。
「Hさん~ S條です。」と声が掛かります。
更に暫くして「Hさん~」過って所属していた中高年の山の会の女性会員7.8名の
グループの方からも声が掛けられます。
傾斜のきつい下り坂は思うに任せぬ膝には堪えます。
展望ポイントからの激下りから暫くしたところで渋滞発生。
どうやら下山時に具合が悪くなった方が救助要請されたようです。
良く見れば両側に3名ずつ救助タンカを運搬。
更にポイントポイントでザイルを張ったり、ザイルを回収したり大きな声で
指示・応答が飛び交いきびきびとした行動が垣間見られます。
若い救助隊員さんの行動や素早い行動には格好良い~
救急隊の邪魔をしないよう下山の皆さん隊の後ろを歩きます。
㏘ 00:32 石油の里コース登山口
㏘ 00:34-00:50 里山ビジターセンター
🅿には4台の消防車、そして救急車、パトカーも数台。
具合の悪くなった女性はストレッチャーで救急車に。
ビジターセンタは至れり尽くせりの場。ジャーやレンジも使い放題。
休憩スペースで少し遅めのお昼を採る我が家です。
隣のテーブルグループが立ち去った後、また旧知の3人グループが
到着し挨拶交わします。
此の日は陰鬱な空模様から打って変わった好天。想像通り大勢の登山者で
賑わい。顔見知りの方々のスライドも多々。山頂からの雄大に広がる大展望も
満喫、休憩小屋では暖かいもてなしに感謝。
反省すべきは頼りにしているストックのバスケット取替が未了で雪に深く刺さり
何か所かでバランスを崩したことも。(帰ったらすぐに取り換えねば)
狭いでこぼこした不安定な雪道歩きで動かぬ膝にそれなりの負担も覚えるも
大事にして使わなければそれはそれで退化につながるかも・・・と。
そして一番大事なことは日々の健康管理。
この日の救助隊出動を見てその重要性を改めて考えさせられたジィ~ジです。
三座目の此の日、二座目より登りで15分程長く歩いた。
少しずつ負荷アップして脚力維持アップに努めたい。
ジィ~ジ 【菩提寺山】 02-2025
003-2025
最近のコメント