2023年12月 1日 (金)

魚沼【御嶽山】&魚沼スカイライン

予報では空模様は全く問題なさそう。
たまにはドライブを兼ねて少し遠出をして山歩きや観光でもしよう。
特別急ぐ必要もないので一般国道を利用することにして家をでます。
向う先は、R17 越後堀の内から魚沼【御嶽山】です。
登山口脇の道路の路肩に車を止めてスタートです。

11月3日(金)祝 ☀
行先 魚沼【御嶽山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 登山口~出会いの鐘~御嶽山山頂~午の背~大平(往復)
記事 標高僅か306mの低山だけど展望は抜群 緩急混じりの楽しい山。
㏂ 09:38 六花園登山口
堀之内山の会作成の登山口の標識には
御嶽山1K ブナ林0.2K 栃原稲荷3.6K FM電波塔2.2Kと記されています。

幾重にも重なる落ち葉踏みしめ隆々と林立するブナ林の中に切られた路。
途中には休憩ベンチや炭焼き窯跡も見られます。
なだらかな階段登山道に変わります。

㏂ 09:57 出会の鐘
此処は月岡公園口から堀之内城址経由の遊歩道との出会です。

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出合  ※拡大

月岡公園1.5K 山頂0.4K 登山口0.5Kと表記

急登で脇が切れ堕ちた階段登山道も距離的には短い。
よそ見をしなければ特に問題なし。

㏂ 10:10-10:14 御嶽山山頂
中央に御嶽大神 右に八海山大神 左に三笠山大神 大きな石碑

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山頂の石碑と相方  ※拡大


㏂ 10:21 馬の背
粘土質の少しうねった道はまさに馬の背に似たり。

㏂ 10:25-10:50 大平
鐘が下げられた展望spot。
越後三山八海山中の岳駒ヶ岳 (ハ・ナ・コ) 目前に!!

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左から ハ・ナ・コ  ※拡大

眼下には魚沼盆地

㏂ 11:05 御嶽山山頂

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魚沼盆地と上権現岳・下権現岳  ※拡大

眼下には魚沼盆地 眼前には 上権現岳・下権現岳 鳥屋が峰 
遥か先には毛猛三山・・・

㏂ 11:07 避難小屋
切妻造りの避難小屋。

往路を下山です。
短いけれど傾斜のきつい階段登山道も3か所ほど。

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下山する相方  ※拡大

㏂ 11:40 登山口
登山口から2~30mの場所には20本ほどのお助けストック。
釣り鐘も設置されています。

お昼前に下山、お次はドライブかねて魚沼スカイラインへ向います。
魚沼スカイラインは南魚沼市の八箇峠から十日町市の十二峠まで≒20キロ。
途中には5か所の展望spotがあります。
◎八箇峠見晴台 ◎六日町展望台 ◎護国観音展望台 
◎十日町展望台 ◎魚沼展望台
カーブが続いて高度を上げる狭いスカイラインは紅葉シーズンの好天日
県外車も多数見られ賑わっています。
八箇峠見晴台 護国観音展望台に立ち寄り眺めを楽しみます。

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魚沼展望台  ※拡大
この展望台で眺望を楽しみながら少し遅めの簡単お昼を取ります。
標高1,000メートル弱 六日町の【坂戸山(634m)】も見下ろしです。
眼下の魚沼盆地と信濃川の支流魚沼川。そして【谷川連峰】から【巻機山】
更に【越後三山】・・etc 何度も歩いた懐かしい山々の展望を満喫。
この展望台からは十日町市の【当間山】へ向かうことが出来ます。
機会があればまた訪ねたいものです。

タップリと楽しんで塩沢からR17経由一般国道経由で家路へ向います。
車窓からは素晴らしい紅葉・黄葉が目に飛び込んでくるものの道幅も狭く
光の当たり具合もありviewspotに車を止めることが出来ず、写真撮れません。
走行距離≒400K 運転半分強は相方 ジィ~ジは半分弱。


紅葉シーズンの好天の一日。手軽な山を楽しみ、更にスカイラインをドライブ。
残された人生長くはないものの思いのままに時間を使えるのも健康あっての物種。
こんな状態が一日で長く続くことを願うジィ~ジです。日々節制・精進。

            ジィ~ジ   075-2023

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2023年11月23日 (木)

30年ぶり?【黒斑山】

かなり以前から相方は「久しぶりに【黒斑山】へ行きたい」とリクエスト。
結構遠いので天気予報をチェックして出かける我等です。
今から30年近く昔の残雪期?だったか新雪期だったか?山仲間と一緒に
テントを背負って登ったことが思い出されます。
山頂でテントを張りお昼を終え、下山するため輪カンを履こうとしたところ
バンドがカチカチに凍り付き締め作業に難儀したことが懐かしい。

そして個人的には20年ほど前に【前掛山】日帰りも思い出されます。
 
10月24日(火)☀
行先 【黒斑山(トーミの頭)】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 車坂峠~車坂山~槍が鞘~トーミの頭~中コース分岐~車坂峠
記事 雪筋がついた【浅間山(前掛山)は見れなかったけれど満足一杯。
   ナビの電話番号入れ間違いで軽井沢手前まで行く時間ロス発生で
   スタート前から気力が少々減退。
㏂ 09:25 車坂峠

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車坂峠  ※拡大
知ったかぶりのジィ~ジ、てっきり信州長野だと勘違いしていた(💦)
※車坂峠は群馬県吾妻郡嬬恋村と長野県小諸市に境する峠 標高1973m

先ずはゆっくりと【車坂山(2055m)】を目指します。

視界が拓け右手前方には【八ヶ岳連峰】そして【富士山】も望遠できます。

笹原を下り切れば少し傾斜のキツイ登り返しが待っています。
道は岩ゴロゴロを止める木段の登山道に変わり暫く続きます。
達者な頃は何でもなかったのに意外と長くきつく感じ少々嫌気。

㏂ 11:08-11:12 槍ヶ鞘 標高2,281m
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槍ヶ鞘  ※拡大
樹林帯が切れ、目前にどかーっと【浅間山】が目に飛び込んできます。
viewpoint大勢の登山者の皆さんがシャッターを切っています。

此処から瓦礫累々の急登を少し登り返します。

㏂ 11:23㏘ 00:12 トーミの頭 標高2,309m
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トーミの頭から浅間山  ※拡大
大勢の登山者で大賑わい。写真撮るのも順番待ちです。
腰を掛けるに適当な岩塊を探してゆっくりと四周を眺め眺め簡単ランチ。

この先の【黒斑山】までは少し急との樹林帯の中の登山道を10数分程度。
山頂は樹林帯の中の最高点で眺望はイマイチだった記憶。
此の日の目的は【浅間山】の展望を楽しむこと。

目的は達成できたので此の日の山頂は【トーミの頭】とすることに。

残念ながら【浅間山】山頂方向に雲も湧きだしています。
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浅間山第一外輪山  ※拡大
【黒斑山(2,404m)】 【蛇骨岳(2,366m)】 【仙人岳(2,319m)】
【鋸岳(2,255m)】と浅間山第一外輪山が続きます。
更に眼下には(賽の河原)が望まれます。
天然カラマツダケカンバの黄葉でモフモフでBeautiful

空腹も満たされ、展望もたっぷり楽しんだので下山することに・・・

㏘ 00:25 中コース分岐
往路と別れ、樹林帯の中に切られたゴーロ登山道を下ります。
足元にはふんわり苔が広がり目を惹きます。
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苔  ※拡大

㏘ 01:36 高峰ビジターセンター
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高峰ビジターセンター  ※拡大
折角、遠路はるばる来たのでビジターセンターの内部資料を閲覧します。

帰りは気持ちよく汗を流すべくランプの宿高峰温泉に立ち寄りです。
温泉で汗を流し、敢えてダートの路を湯の丸山高原ビジター経由で
東部湯の丸ICから高速道利用で帰宅です。途中小布施立ち寄り。


ジィ~ジのせっかちな性格が災いしたのか?下山開始早々天気は
好転、ガスも切れほぼ快晴状態に・・帰りを急ぐ特別の用も無し
もう二度と来る機会はないかもしれないので【黒斑山】まで足を
伸ばせば良かったかなと少々後悔。そして欲を言えば無雪だったので
ガトーショコラと例えられる【浅間山】の雪筋も観れなかったことが
少々悔やまれます。
行き帰りの運転も相方が半分以上担当してくれるものの遠距離運転は
段々と辛くなってきたことも否めません。
それでもこの年でそれなりに行動・歩けることは有り難い。

               ジィ~ジ  073-2023

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2023年11月13日 (月)

此処も久しぶり【飯縄山】

先日12日はジィ~ジが住まいする新潟市から北東方向の福島【磐梯山】へ。
そして今回も久々5,6年ぶりに南西方向の長野【飯縄山】へ向います。
予報ではお天気はまずまずなのですが?

長野市最高峰【飯縄山(1917m)】は日本二百名山そして北信五岳の一座
新潟市からもアクセスが良いので時期を変え更にコースを変え、10回以上は
歩いた展望に、高山植物に、歴史遺構に 様々な魅力を有する一座です。

10月17日(木)☀
行先 【飯縄山】
同行 A田さん 相方 ジィ~ジ 計3名
行程 一の鳥居登山口~駒つなぎ~七合目~山頂 (往復)
記事 脚力が落ちているためか?山頂へ近づくにつれ速度低下。
    期待した北アの大展望はタイミングがずれ楽しむこと叶わず。
㏂ 08:47 飯縄大明神鳥居
鳥居の前には台座も立派な阿吽の狛犬さん。
立派な大きな石柱の鳥居の神門には飯縄大明神と記されています。
首を垂れて歩き始める我等です。

㏂ 08:51 奥宮一の鳥居
直ぐに奥宮一の鳥居と記された扁額掲げられた大鳥居に出ます。
緩やかな道が続きます。

㏂ 09:30 一合目 十三石仏縁起 一不動

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一番は不動明王  ※拡大

十三佛縁起の説明文とその一番目不動明王の石像が目の前に。
傍らには一合目の標識と一二六八Mの標柱。

落ち葉が重なりふかふか心地よいなだらかな道が続きます。
紅葉・黄葉もほぼジャスト?

第二釈迦如来、第三文珠菩薩(一三三六M)第四普賢菩薩 第五地蔵菩薩 
第六弥勒菩薩 第七薬師如来 第八観音菩薩 第九勢至菩薩 第十阿弥陀如来
十三の石仏が次から次と続きます。

㏂ 09:47 四合目 (一五〇八M)  駒つなぎ
石仏は第十一は阿閦如来像です。
此処は少し平らな場所で休憩ポイント。

第十二石仏は大日如来像です。

やがてこのコース唯一の大きな岩場にかけられた鎖場に出ます。
気を付ければ特に問題ありません。

㏂ 10:14 富士見の水場
塩ビパイプから清水が流れ落ちコップも供えられています。
生憎 富士山を見ること能わず。

登山路は少しずつ勾配が増していきます。

㏂ 10:26-10:32 六合目 天狗の硯岩
恰も硯のような形をした中央が少し凹んだ大きな岩。

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正に硯に似たり  ※拡大

此処は休憩に適した場所、暫し休憩時間を取ります。

この先、勾配は更に傾斜を増していきます。

㏂ 10:34 第十三虚空蔵菩薩像 ・・・
縁起仏最後は虚空蔵菩薩です。
第十二大日如来像と随分離れています。

相方と同行のA田さんは何でもないように先へむかっています。
脚力がガタ落ちのジィ~ジは足が上がらず青息吐息で後を追います。

大きな岩欠片が点在する少し急登の道が続きます。

㏂ 10:45 七合目
森林限界 道の両側は笹原が拡がり勾配も少し緩やかになるものの
年寄ジィ~ジ、スピード上がりません。
行く手には白いガスが湧きだし展望はイマイチです。

㏂ 11:09 戸隠中社コース合流点

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下からガスが湧き出して  ※拡大
里の方向も雲が湧きだし展望ままならず少し残念。

其れでも山頂方向は青空がひろがりだし展望期待できるかな?と期待。

㏂ 11:25 九合目 飯縄山南峰
少し広い台地の右側には赤い屋根の飯縄大明神の社
山頂までは凡そ10分。少し下って緩やかな登り返し・・・

㏂ 11:37ー㏘ 00:23 飯縄山山頂 北峰
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山頂到着  ※拡大
山頂到着とほぼ同時に周囲には白い雲に覆われ視界ままならず。
山頂には数組の登山者の姿が見られます。
座りやすい岩に腰を下ろしお昼を取りながらゆっくりと休憩。少し寒い感じ!!
残念ながら360度の展望を楽しめるはずだったのに予想外!!
予定では見られる筈だった山々を方位盤で確認です。
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方位盤  ※拡大

大展望を期待したのに願いはかないません。
少し寒くなってきたしゆっくりと下山することに・・・
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九合目南峰  ※拡大

㏘ 00:40ー00:45 九合目
九合目台地の傍らには飯縄大明神祀る赤い屋根の社があります。
社殿の両脇には天狗様の面や足駄、いろいろ祀られています。

社を出て往路を下山します。
暫くすると前方の雲間が瞬間的に切れ一瞬 北アの一部が窓状態
写真撮る間もありません。
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一瞬雲間に北ア  ※拡大
正にホンの一瞬ほんの少し雲間が切れるものの山座同定する暇もなし。

せっかちジィ~ジの判断ミス? 天気は徐々に回復に向かっている様子。
今更、引き返す訳にも行きません。落ち葉舞い散る道を下ります。

㏘ 01:40 富士見の水場
折角の水場清水を口に含みます。

㏘ 02:00 駒つなぎ
少し広い休憩に適した場所。

再び傍らの石仏を拝みながら落ち葉踏み踏み下山です。

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紅葉・黄葉  ※拡大
青空が広がってきたぁ~
紅葉も青空に生えてきた。

㏘ 02:50 飯縄大権現鳥居
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登山道マップ  ※拡大
飯縄大明神大鳥居の先には丁寧な登山マップの看板が置かれています。

帰路、飯綱高原から途中、道の駅しなの立ち寄り。(リンゴも売り切れ)
それでも秀麗・荘厳名峰【妙高山】かっけー
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Mt 妙高  ※拡大
コースを変え、時期を変え新潟市から日帰りで何度も、そしてお隣の【火打山】
併せ山小屋泊まりで泊まったことも・・・今ではもう昔話。


5.6年ぶりの【飯縄山】も年寄ジィ~ジにとってはそれなりにハードさを感じます。
それでも何とか歩き通せたことをありがたく思うべきかもしれません。
残念だったのはジィ~ジのせっかちな性格が災いしたのか同行のA田さんにとっては
初めての【飯縄山】だったのに北アの大展望や【富士山】など名峰の数々を楽しんで
貰えなかったことが悔やまれます。
ジィ~ジと異なりまだ若いのでこれから先、まだまだチャンスがあると思われるけれど。
何はともあれ、適度?な歩き甲斐と爽やかな雰囲気に満足一杯のジィ~ジです。

                ジィ~ジ  071-2023

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2023年11月 7日 (火)

何年振りだろう?【磐梯山】

10月は紅葉を含めて行楽シーズン。
久しぶりに少しは遠出してどこかの山へ登りたい。
年老いた現在の体力でも何とか登れそうで楽しめる山・・・
相方が思いついたのはアクセス的にも手ごろな【磐梯山】
候補に挙がった【磐梯山】は時期を変え、コースを変え、年寄なれば
今までに10回以上は歩いている勘定になるものの、このところ10年近く?
ご無沙汰で超久しぶりです。

10月12日(木)☀
行先 【磐梯山】
同行 A田さん 相方 ジィ~ジ 計3名
行程 八方台登山口~中の湯跡~弘法清水~山頂(往復)
記事 久しぶりだったのでところどころ「こんなにきつかった?」
   それでも何とか登れ展望もしっかり楽しめ大満足。
㏂ 07:50 八方台登山口
平日なのに50台ほどの車が停められる🅿はほぼ満車ギリギリでセーフ。

㏂ 07:52 登山者調査カウンター
スタートして直ぐ、登山者数を計測するカウンターがあります。
暫くはブナ林の中のなだらかな道が続きます。

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ブナ林の登山道  ※拡大

㏂ 08:20-08:23 中の湯跡
30年ほど昔に廃業した温泉。その廃墟が今も残っています。

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中の湯跡  ※拡大

現在も温泉が湧出して温かい。

ここから暫く木段を進めばやがて登山道も岩の露出している路は急登に。
路の脇には濃紫のオヤマリンドウが存在感を誇示しています。
登山道は九十九折になっているものの急登が続きます。

やがて森林限界。

㏂ 09:43 弘法清水・お花畑分岐
«弘法清水»まで300m «お花畑»まで200mと記されています。

㏂ 09:53ー10:16 弘法清水
あちこちのコースから登ってくる登山者、そして既に下山してくる登山者。
2時間ほど歩いたので(弘法清水小屋)前の岩塊に腰を下ろし休憩です。

眼前には<檜原湖><秋元湖><小野川湖>など裏磐梯の湖沼群。
※1888年(明治23年)の水蒸気爆発で【小磐梯山】山体が崩壊。
 長瀬川が堰き止められ500人近い犠牲者が発生。その後にできた湖沼群。

更に右手後方には【吾妻連峰】の山々

ゆっくり休んで愈々、山頂を目指す我等です。

絶え間なく流れ落ちる弘法清水の清水を口に含みます。
ここ(弘法清水)4合目 山頂は5合目です。

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四合目弘法清水  ※拡大

※1200年以上昔の806年(大同元年)の大噴火で3,000m近い山頂が崩壊
その当時を想定して現在の山頂を五合目としています。

㏂ 10:45ー11:55 磐梯山山頂
道のりはさほど長くはないものの露出したゴロゴロ岩の急登。

下山してくる登山者とスライドも頻繁。お互い道の譲り合い。
息を切らしながら最後の頑張りです。

山頂は荒々しく尖った岩屑が累々。
小さな石祠には磐梯明神が祀られています。

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磐梯明神と猪苗代湖  ※拡大

展望は360度遮るものなし。
国内第4位の面積を誇る<猪苗代湖>も目の下に広がっています。

帰りを急ぐ用もない我らのんびりと展望を楽しみながら小腹も満たします。
平日とは言え大勢の登山者で賑わっています。アジア系の外国籍の人も・・・

心行くまで大展望を楽しみ往路を下山するべく腰を上げます。

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山頂は大賑わい  ※拡大

狭い登山路は行き交う登山者ですれ違いに手間取ります。

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紅葉と檜原湖  ※拡大

途中で所沢からの30数人の団体さんが登ってきて暫く脇で待機します。

㏘ 00:27-00:32 弘法清水
一寸休憩して往路をくだります。

膝が思うように働かないジィ~ジ、急な岩場の場所など手間取ります。

㏘ 01:56-01:58 中の湯跡
ここから先、比較的なだらかな道になるものの膝が曲がらず速度上がりません。
何処までも広がる爽快なブナの樹林帯が続きます。

㏘ 02:25 八方台登山口

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携帯トイレ回収箱  ※拡大
多くの登山者が既に下山したのか、駐車の車は朝の半分以下に減っています。


7,8年ぶり?10年ぶり? 超久しぶりの名峰【会津磐梯山】お天気にも恵まれ
360度遮るものない大展望も満喫、紅葉もまずまず。
年老いて体力・脚力が極端に落ちた現在、それでも何とか歩き通せたことに
それなりの充足感を覚え大満足。
帰路、磐梯ゴールドラインの展望spotに立ち寄り 滑滝(920m.)から
改めて【磐梯山】の山頂を眺め、そして右手には<猪苗代湖>をを俯瞰。
更に遥かには郡山市布引高原の風力発電用風車群も遠望。
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滑滝展望台からの磐梯山  ※拡大


                                  ジィ~ジ  070-2023

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2023年9月25日 (月)

涼味と高山植物鑑賞【八方池】

連日酷暑が続く越後新潟、年を取ると殊更、身体にも負担がかかります。
耐えかねて「少しは涼しい処へ行こう」と新潟市から脱出。
向う先は信州長野白馬山麓【八方池】です。

以前はゴンドラ(アダム)とリフト2基利用が常でしたが10年ほど前からは
八方スキー場を横断する黒菱林道(黒菱スカイライン)
和田野(850m)から≒9キロ 標高差760m 黒菱カフェテリアまで利用。

※ ゴンドラリフト2基 往復料金 2,000円 割引⇒1,900円 P 無料 
※ ゴンドラ+リフト2基 往復料金 4,200円 割引⇒3,300円 P 1,000円

混雑もしていないし費用的にも財布に優しい。30分弱運転は必要だけど。

8月31日(木)☀
行先 【八方池】
同行 A田さん 相方 ジィ~ジ 計3人
行程 黒菱リフト(9分)~グラートクワットリフト(5分)~八方池山荘
   ~八方尾根自然探勝路~第3ケルン~八方池~登山道~八方池山荘
記事 時折ガスが湧きだしてきたりもしたもの10度以上の温度差で涼味満喫
   白馬三山不帰の嶮五竜岳鹿島槍ヶ岳の大天望と富士山も望遠
   色とりどりの多種類の高山植物も鑑賞

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八方池山荘目指して  ※拡大
流石に10度以上は低い気温の微風を受け足元に広がる草花に目をやります。
「気持ちいい~ッ」

㏂ 09:10 八方池山荘(1,850m)
山荘の前は何時ものように大勢の登山者で大賑わい。
軽装備の観光客のグループも散見。装備もまちまち。

売店・トイレも完備。

 数年前までは日帰り【唐松岳】も数回。小屋迫1回。
  更に【五竜岳】 【鹿島槍ヶ岳】に向かったことも数回。
  そして【白馬岳】から≪不帰の嶮≫も2度。
  残雪期の<八方池>も3,4年定番にしていたことも・・

此の日の目的の一つは高山植物鑑賞。
木道の〈八方自然研究路〉を歩きながらゆっくりと楽しみます。左側通行です。

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高山植物いろいろ その1  ※拡大
写真 上段左  シロウマアサツキ   写真 上段右  ハクサンシャジン
写真 下段左  ワレモコウ      写真 下段右  コウメバチソウ

右手前方には【五竜岳】 【鹿島槍ヶ岳】が望まれるが直ぐに雲に覆われます。

そしてジィ~ジのこの時期お気に入りの今年初めての一花確認。
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タカネマツムシソウ  ※拡大
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八方自然研究路  ※拡大
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高山植物いろいろ その2  ※拡大
写真 上段左  イワショウブ    写真 上段右  ミヤマウスユキソウ
写真 下段左  ミヤマウイキョウ  写真 下段右  カライトソウ

㏂ 09:51 息(休む)ケルン
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ハッポウセンブリ  ※拡大
このハッポウタカネセンブリもこの付近の固有種。

㏂ 10:00 八方ケルン(2,035m) 

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八方ケルン  ※拡大

天空には雲が広がってきています。
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五竜岳  ※拡大
ガスが切れると瞬間、【五竜岳】 【鹿島槍ヶ岳】 の雄姿が現れます。

※両座を跨ぐ八峰キレットは10数年前に二度。
 両座個々にも2~3度歩いたことが懐かしい。

眼前には白馬連峰展望図(中部山岳国立公園八方尾根)の大看板が・・
ところがモクモクと白い雲が次から次と湧き出してきます。
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ガスが湧きだす  ※拡大
此の日は【八方池】が目的地。急ぐ必要はないのでのんびり様子を見ます。

㏂ 10:15ー10:25 第3ケルン(2,080m) 八方池ケルン
ケルンの脇で腰を下ろし雲の様子を観察します。
漸くガスも固まりだしてきたもののすっきりとは晴れず。

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白馬三山と八方池  ※拡大
漸く【白馬岳(2,932m)】 【白馬杓子岳(2,812m)】 【白馬鑓が岳(2,903m)】
見られるものの雲が邪魔して(八方池)からの逆さ【白馬三山】は見られません。

㏂ 10:30-11:45 八方池
池のほとりへ降りて小腹を満たしながらのんびりとひと時過ごします。
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不帰の嶮Ⅰ峰(右)Ⅱ峰(左)  ※拡大

年を重ね、日帰り【唐松岳】も無理となってきたけれど達者な頃が懐かしい。
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のんびりタイム  ※拡大

ゆったりとしたひと時を終え【八方池】を周回して下山の開始です。
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池を周回して  ※拡大

下山路は第2ケルン(息)先にあるトイレからそのまま岩稜帯の登山道を下ります。
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高山植物いろいろ その3  ※拡大
写真 上段左  シモツケソウ   写真 上段右  ハッポウアザミ
写真 下段左  オヤマソバ  中央 ハクサンタイゲキ  下段右 トリカブト

他にもコゴメグサ ミヤマママコナ ゴマナ オオヤマリンドウ アキノキリンソウ
ノコンギク クロトウヒレン シラネニンジン etc etc 正に高山植物の宝庫。

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八方池山荘が眼下に  ※拡大
四周の山並みそして足元の花々に見惚れながら下山です。
目視では遥かに今年は最初の【富士山】も望遠できたジィ~ジです。

㏘ 01:30-01:40 八方池山荘
帰りを急ぐ旅でもなし山荘前の売店でソフトクリームを購入。
ゆっくりと味わいながら舐め味わいます。

グラートクワットリフトから眼下を眺め山並みを眺めながら・・

㏘ 01:50 黒菱平(1,680m)
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【五竜岳】&【鹿島槍ヶ岳】  ※拡大
(黒菱平)はviewpoint そして鎌池湿原ニッコウキスゲの大群生地。

㏘ 01:58 黒菱第3ペアリフト 

㏘ 02:06 登山口P カフェテリア黒菱


残会ながらピーカンには恵まれず目的地は一時雲に覆われたりもして
いたけれど過去にも何回か訪れているし、此の日は涼味を味わうこと
そして蛇紋岩地帯に生息する高山植物鑑賞も目的だったので悔いは残らず。
下山時には久々に霊峰【富士山】も目視され、しっかっりと楽しむことが出来て
大満足の一日となったジィ~ジ。改めて健康で曲がりなりにも歩けることに感謝。


           ジィ~ジ   056-2023

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2023年9月 9日 (土)

お盆は皆で【立山】

今年の盂蘭盆は娘一家と一緒に山登りです。
日頃、重責を背負い汗を流している娘の旦那氏も珍しく休暇が取れ、
更にスゥエーデンのヨーテボリ大学へ交換留学していた孫娘も
6月に帰国し3年生として復学。京都の大学で学んでいる2年生の
孫娘も夏休み。全員揃って行動する機会はこの先、???有りや無しや。

行先はジィ~ジの故郷 富山の日本百名山の一座【立山】です。
ジィ~ジも娘も共に 旦那氏や上の孫娘に大景観を見て欲しかった

8月11日(金) ☀
娘一家は東京から🚗 我が家は新潟から🚗 
早めに現地に着いた我が家は翌日のケーブル乗車券を早く購入するため
立山駅に一番近い🅿に車をデポ。(夕方は下山者で🅿確保し易い)
此の日泊まる立山山麓温泉の宿のご主人から迎えに来て貰います。
心地よい露天風呂に体を横たえ夕食はみんなで乾杯、美味に舌鼓を打ちます。
※温泉も良し 料理も良し。我が家は8年ぶり二度目

8月12日(土) ☀

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早朝宿を出る。  ※拡大

6時半ころから売り出すケーブル乗車券を購入するため、早朝5時に
娘の旦那氏の🚗で相方と娘を立山駅まで送るジィ~ジです。
一旦宿へ戻って娘の旦那氏と二人の孫娘と一緒に立山駅へ・・
幸い何とか🅿スペースも確保。
朝早くからチケット売り場に並んだので7時20分発のケーブルに乗車。
10分足らずで«美女平(977m)»に到着。

ケーブルを下り直ぐ、立山高原バスに乗り換え終点の«室堂(2450m) »へ。
快晴の下、車窓からは仙洞杉と呼ばれる幹回り9.4m樹高21mの立山杉の巨木、
更に落差日本一(350m)を誇る[称名滝] そして広大な«弥陀ヶ原»
北アの女王と呼ばれる【薬師岳】目を転ずれば【大日岳~奥大日岳】そして
岩と雪の殿堂【剱岳】の雄姿も目に飛び込んできます。
やがてバスは«室堂»に着きます。


行先 【立山】
同行 娘夫婦 大学2年孫娘 大学3年孫娘 相方、ジィ~ジ 計6名
行程 立山駅~ケーブル・バス~室堂~一の越~雄山(往復)
記事 心配していたお天気も杞憂に終わり。娘一家との山登りは
   とてもいい思い出になった。
   ※ 下記の時間は時間調整した結果で参考にならず。
㏂ 08:15 室堂ターミナル 玉殿の水

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快晴の立山  ※拡大

持参のペットボトルに立山から湧き出た水を汲み入れます。
【立山(雄山)】をバックに6人で記念撮影。
年を取り脚力が衰えた我らと娘一家では歩調が合わないので
娘一家には山頂を目指して自分たちのペースで歩いてもらい、
我が家は2人で足元の花々眺めながら自分たちのペースで歩きます。

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花々  ※拡大
上段 左 イワツメクサ   上段 右 ミヤマアカバナ
下段 左 ヨツバシオガマ  下段 右 ヤマハハコ

いつもながら大勢の登山者が交錯して国際色も豊かです。

今年は雪解けが早かったのか?例年より残雪量が少ない感じ。

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雪渓  ※拡大

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花々  ※拡大
上段 左 ウサギギク    上段 右 イワギキョウ
下段 左 タカネシオガマ  下段 右 トウヒレン

㏂ 09:23ー09:26 祓堂

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祓堂  ※拡大
ここは俗世の下界と神域の境界です。この先は神域 心して望まねば・・・


振り返ればジィ~ジの大好きな【奥大日岳】 【大日岳】の雄姿。
そして«雷鳥沢»にはカラフルなテントが数えきれないほど・・・

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振り返れば  ※拡大

ジグザグに石畳の登山道を進めばやがて山荘と大勢の人だかり。  

㏂ 09:38-11:32 一ノ越
山頂を目指す登山者、既に山頂から下山してきた登山者で大賑わい。
娘一家は多分山頂の近くまで行っていると思われます。
膝が悪く下山に手間取るジィ~ジはこの«一の越»を此の日の最終点に。

前方には【槍ヶ岳】 【穂高岳】【燕岳】そして最右には【笠ヶ岳】・・
名の知れた日本の名峰が数々眺められます。

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槍ヶ岳・穂高岳  ※拡大

70年ほど前、小学生だったジィ~ジ、ケーブルが開通した年、更に翌年と
学校で選ばれケーブルカーに試乗。
そして中学一年でバスは弘法小屋(現在は廃墟跡のみ)まで開通し、学校登山で
地獄谷温泉(房次の湯)※現在は通行止め 一泊しての初めての【立山(雄山)】
爾来 【浄土山】 【雄山】 【別山】【立山三山】周回はじめ降雪期は別にして
多分20数回以上は歩いている世界に誇る故郷の日本を代表する名峰
更に残雪期の【奥大日岳】 【大日岳】 【国見岳】・・・
岩の殿堂【剱岳】別山ルート 早月ルー 長次郎谷ルート と走破。
«剣沢雪渓»から«仙人池小屋»  «五色が原山荘»から【薬師岳】へ・・・
達者な頃は【立山(雄山)】は勿論«五色が原»まで日帰りも・・・
思い出せばキリがないくらい、蘇ってきます。
更に奇しくも大腸癌手術をした80歳の義父を«一ノ越»まで同行して
我ら二人で【立山(雄山)】に登頂したことも思い出されます。

此の日のジィ~ジはこここが山頂です。

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記念に一枚
バックは残雪期にアタックしたことも懐かしい【龍王岳】です。
後方の肩には【笠ヶ岳】更に【水晶岳】・・【槍・穂高】

簡単なお昼を取ったりしながらゆっくりとひと時過ごします。
娘一家も山頂でお昼を取っていることかと推測されます。
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雄山  ※拡大
上の孫娘提供の一枚です。


曲らぬ膝で下山に時間がかかるジィ~ジ、下山の開始です。

㏂ 11:55 祓堂
下山時も高山植物に見惚れながら下ります。
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花々  ※拡大

上段 左 タテヤマリンドウ   上段 右 イワオトギリ
下段 左 イワイチョウ     下段 右 クモマニガナ    

㏘ 01:05 室堂山荘分岐
ベンチの腰を下ろし休憩していたところ娘一家が揃って帰ってきます。
6人で«みくりが池»へ向かいます。

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花々  ※拡大

右 上段 ウメバチソウ    下段 イワオウギ
右列   ダイモンジソウ

㏘ 02:25 みくりが池

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みくりが池  ※拡大

お昼も過ぎて少し雲も湧きだしてきたのでライチョウにも遭えるかな?と。
«雷鳥沢»方向に少し下ればライチョウに会えたかもしれません。

【立山】を代表する一花 チングルマ(稚児車)は名の通り花穂。
更にワレモコウ(吾亦紅)も沢山足元に広がっています。。

㏘ 03:00 室堂ターミナル
ターミナルは黒部ダム方面へ向かうハイカー・観光客や下山者で混雑。。
我が家はバス乗車口に並んでバスを待ちます。
バス終点の«美女平»でケーブル乗車に10数分待って乗車。

ケーブル終点の立山駅からは今宵の宿に向かって二台の🚗🚙が・・・
此の日も温泉宿で宿泊です。

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温泉宿の夕餉  ※拡大
今宵の夕餉は富山湾を代表する海の宝石 白エビ会席コース。
「かんぱ~い」
目の前の料理に舌鼓を打ちながら楽しかlった山談義に花が咲きます。

8月13日(日)☀
朝ぶろに入り終えゆっくっりと朝食を採る我らです。
相方と娘そして孫たちはお土産を物色したり・・・

一昨日の立山山麓温泉ホテルも此の日の温泉宿の経費も全て
娘の旦那氏が支払い。老いては子に従い 厚意に甘えジィ~ジは
二晩の酒代だけは持たせえてもらいます。
チェックアウトをして二台の車は夫々次の目的地に向かいます。
娘一家は旦那氏の実家 新潟市へ・・

我が家は温泉宿から左程遠くない富山市の亡き長兄宅へ向かいます。
今年92歳を迎ええた兄嫁は単身住まい。
丁度、盂蘭盆 兄嫁と一緒に墓参りと檀家寺へ挨拶に。
亡両親や長兄そして次兄夫婦に線香を手向け合掌。
兄嫁とお寿司を買い求め一緒にお昼を取り3時過ぎまで亡き長兄宅に滞在。
「また来るよ」兄嫁に挨拶して富山市をでます。
北陸道経由で急いで変ええる用もない我が家、途中の西山ICからは一般国道で
我が家へ戻ります。
7時過ぎに我が家へ到着、家じゅうの窓を開け、空気の入れ替えしてクーラーの
スイッチを入れます。

8月14日(月)☀
東京三鷹へ戻る娘一家。
変える前に我が家へチョコッと顔を出してくれます。
帰りは2人の孫娘も交代で運転する由。
またの再会を約して我が家を出ます。


中身の濃い思い出に残る三日間。成人した孫娘、来年成人式を迎える孫娘。
大人になった孫娘たちと一緒に山登りが出来るなんて想像すらしていなかった。
好天の下、娘一家が【立山】登山を楽しんで貰え、温泉宿でも優雅なひと時。
これもあれも 健康あっての物種。健康に感謝です。
そして両親や長兄 次兄 縁者の墓参りも済ませることも出来た。
素晴らしい想い出に浸りながら、現在の状態を少しでも長くキープできるよう
日々訓練に努めようと改めて心に誓うジィ~ジです。

                ジィ~ジ  053-2023

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2023年8月24日 (木)

7月末は名峰【月山】です。

平成23年7月最後の一座は日本百名山【月山(1984m)です。
数あるお気に入りの一座の中でもトップクラスのお気に入りです。
風光明媚、高山植物の宝庫 更に古来山岳信仰の山として知られ、
【羽黒山】 【湯殿山】と合わせ、[出羽三山]として崇められ、
俳聖芭蕉も山中泊まり登頂し句を詠んだ。

最初に登ったのは37,8年ほどで長女が小学校5年生?
その日はゆっくり出かけ≪仏生池≫小屋泊まり。素晴らしい好天の日。
爾来、八合目から、志津リフト志津(姥が沢小屋裏)更に八合目から
姥が沢横断・・・等、残雪と初夏の花が満喫できる頃から紅葉・新雪期まで
年寄なれば回数だけは多く今まで20回近く歩いているジィ~ジ。
住まいする新潟市からのアクセスも良いので日帰りには最適の❛山❜なのです。
近年(昨年も)志津から登る機会が多かったものの此の日は八合目からスタート。

7月31日(月)☀/☁/☔/☀
行先 【月山】 ※オモワシ山 天候悪化と意欲減退で撤退
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 月山8合目登山口~分岐~仏生池小屋~オモワシ山~仏生池小屋~
   分岐~周回コース~
記事 久しぶりの8合目コースは想定以上のお花畑。そして寒さを覚えるほどひんやり
㏂ 08:22 月山八合目レストハウス登山口
150台ほどの🚗🚙が止めれる広大な🅿も平日の所為か意外と駐車スペースあり。
(10年ほど前 大混雑で6合目からバスに乗り換えしたことも・・)

レストハウス脇のなだらかな石畳の道からスタート。
弥陀ヶ原はこの時期、キンコウカが最盛期を迎えています。

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キンコウカ  ※拡大

大小の池糖が幾つも点在する高層湿原の中に敷かれた木道を進みます。
色とりどり様々な高山植物に目を奪われ立ち止まり立ち止まり・・

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写真 上段左 ミヤマシオガマ  右 エゾシオガマ 
      写真 下段左 ウサギギク           右 ハクサンシャジン 

㏂ 8:38 周遊コース(中之宮) 月山頂上分岐
木道の弥陀ヶ原から無量坂へ、そして一ノ岳二ノ岳
登山道は石畳から岩に変わり、痛めている膝には優しくありません。
勾配も少しきつくなり大小の石がゴロゴロゴロゴロ・・・

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月山講の登山者休憩中
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ハクサンイチゲ  ※拡大
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                 写真 上段左 ミヤマホツツジ  右 チングルマ
                 写真 下段左 ヒナザクラ    右 ベニバナイチゴ    
㏂ 10:28-10:45 仏生池小屋
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雪が消えれば花・花・花  ※拡大
一登りし切れば≪仏生池小屋≫につきます。
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仏生池  ※拡大

大勢の登山者が思い思いに休憩しています。
始めて来て泊まった時の少年は多分、現在は小屋主さんでしょう。

やがてガスが湧きだし、半袖の暑がり屋ジィ~ジでも寒さも覚えるほど。

小屋前の石に腰を下ろしたっぷりと休み再び前進。
ガスはますます濃くなり、やがてポツンポツンと雨滴も当たり始めます。
雨具を付けるほどではないものの何か急に前進意欲も失い疲労感も覚えます。
山頂を目指すハイカーは跡を絶たないものの珍しく?ジィ~ジは戦意喪失。

㏂ 11:03 オモワシ山
山頂へ向う意欲は急激に萎んだジィ~ジ。
相方も様子を察し、「戻ろうよ!!」
珍しく?完全に登頂意欲喪失のジィ~ジ 撤退です。

㏂ 11:17-11:40 仏生池小屋
小屋まで戻り、休憩スペースで簡単なお昼とします。
ガスは少しずつ霧散して回復基調。
それでも一旦失った意欲は復活しません。

小屋の周囲はなだらかな湿原台地高山植物が入り乱れ咲き掘っている花園です。

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小屋前は百花繚乱  ※拡大
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写真 上段左 トウゲブキ  右 モミジカラマツ
写真 下段左 キオン    右 ミヤマリンドウ

㏘ 01:27 周遊コース(中之宮)・月山頂上コース 分岐

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             写真 上段左 タチキボウシ  右 シロバナトウチソウ
             写真 下段左 ニッコウキスゲ 右 ハクサンイチゲ

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来た道振り返る  ※拡大

㏘ 01:39-01:43 中之宮

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高層湿原池糖点在
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       写真 上段左 タカネアオヤギソウ 右 ホツツジ
       写真 下段左 キバナノニガナ   右 タテヤマウツボクサ                                         
                                                  
<中之宮>は稲田の守護神、豊穣の神 御田原神社が祀られています。
大きな兎の像も祀られています。兎は月山神のお使い、月の精。
御田原参篭所 卯歳の今年は月山の御縁年とされています。
今年お参りすれば12年分のご利益があるとのこと。

㏘ 01:58 月山八合目レストハウス
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月山8合目  ※拡大
スタート時よりかなり車の台数も減っている感じがします。

久しぶりの八合目コースは改めて多種類の高山植物が見られること確認。
展望も素晴らしくこれ以上言うこともなし。
花を眺めながら立ち止まり立ち止まりすると疲労度も知らず知らずに加速?
ボロボロに使い古し壊れた膝には石や岩盤登山道は負担が倍増するようです。
天候の悪化とともに登頂意欲も珍しく減退。
改めて加齢による脚力低下を思い知らされる結果になったジィ~ジです。
無理して他人様に迷惑をかけることは避けたいもののやはり聊かショック。
それでも改めて【月山】の植生の豊富さを認識できてハッピー。

                      ジィ~ジ  051-2023

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2023年8月17日 (木)

今年も恒例【笙ヶ岳】

本格的な夏本番を迎えるこの時期は涼を求め、更に百花繚乱
高山植物を楽しむべく、ここ10数年我が家にとっては毎年恒例、
勿論、昨年も実施のお気に入りの山行があるのです。
目的の行先は山形県遊佐町の【笙が岳(1,635m)】。すぐお隣は
日本百名山に列せられている名峰【鳥海山(2,236m)】が聳えています。

7月21日(金)☀
昨年までは朝4時過ぎに家を出ての日帰りが通例だったが、今回は
特段の用事もないし、朝早く起きて遠距離運転も少々辛くなったので
今回はゆっくりと家を出て山形県飽海郡遊佐の温泉宿で泊まります。
時間はたっぷり宿につく前に吹浦海岸の十六羅漢を見学。
傍らには豪華な大輪のヤマユリがあちこちに!!

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十六羅漢の一部  ※拡大
吹浦海禅寺21代寛海和尚が、日本海の荒波で命を失った漁師諸霊の
供養と海上安全を願い、仏教の隆盛と衆生の救済を願って1864年に
造佛を発願し、地元の石工たちを指揮5年の年月をかけて明治元年
22体の磨崖仏を完工。
16の羅漢に釈迦牟尼、文殊菩薩、普賢菩薩、
観音、舎利仏、目蓮の三像を合わせて22体。


7月22日(土)☀
温泉宿で朝飯のおにぎりを握ってもらい早々に鳥海ブルーライン
秋田県との境界そして【鳥海山】の登山口“鉾立”に向かいます。
行先 【笙が岳】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 吹浦口(大平)登山口~見晴台~清水大神~河原宿~
   御浜・鳥海湖分岐~長坂道T字分岐~三・二峰~笙ヶ岳 往復
記事 今年は雪解けが早かったようで昨年と比べ雪渓は随分少なかった。
   コバイケソウも今年は裏年で少々寂しかった。好天のおかげで
   【鳥海山・七高山】の大天望は終始満喫できた。
   登りはゆっくり何とか歩けるものの下りは曲がらぬ膝と加齢による
   防御本能でまさに一歩一歩 何十人もの登山者に追い越された。
㏂ 06:15 吹浦口(大平)登山口 ※標高 1,080m
20段ほどの石段の先からは簡易舗装された樹林帯の中に切られた登山道
<伝石坂>がジグザグに切られています。崩れ陥没している場所も多々。
達者な頃のようには歩けません。息を切らしながら・・・

㏂ 07:05-07:10 見晴台 ※標高 1,395m
それでも途中休憩も殆どせず何とか最初の休憩ポイント到達。
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見晴台  ※拡大
眼下には日本海から庄内平野、そして(大平荘)が望まれます。
水分補給と甘みを口にしながら暫し休憩。
樹林帯を抜け笹原の草原台地に変わり吹き抜ける涼風が心地よい。
ここからは傾斜もゆるい道が続きます。

㏂ 07:25 清水大神 ※標高 1,422m
現在は跡形もないけれど、昔は小屋もあったようです。
雪解け水が溜まる水たまりが何か所もあります。
なだらかな草原台地の中の登山道が続きます。

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登山道  ※拡大
大小様々な岩塊の登山道は足場が不安定で達者だった昔の頃のように
トントンとは歩けない。
それでも道の傍らでは様々な花が見られます。
多種の高山植物が乱舞しています。
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花・花・花  ※拡大
写真 左上段 シロバナニガナ 中段 ウサギギク 下段 ハクサンフウロ
写真 右 チョウカイアザミ

花々に見惚れながら歩を進めます。
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チングルマ  ※拡大
名前の由来となった稚児車(綿毛)も其処彼処。季節が混在してます。
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チングルマ綿毛  ※拡大
注)こんなに小さなチングルマは草ではなく樹木です。

㏂ 08:30-08:40 河原宿 ※標高 1,568m
様々な形状・大小の岩塊が拡がり雪渓の雪解け水を蓄えています。
ここは定番の休憩spot。腰をどっかと下ろしゆっくりと休みます。
それにしても今年は例年と比べ格段に雪渓が残っていません
昨年もスプーンカットの雪渓が拡がり涼味満点だったのに・・・
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雪渓が少ない  ※拡大
雪が解けた後には様々な花が足元に広がります。
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ヨツバシオガマ  ※拡大

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花・花・花その2  ※拡大
写真 上段左 アオノツガザクラ  写真 上段右 タテヤマリンドウ
写真 下段左 ハクサンシャジン  写真 下段右 トウゲブキ 

数日後にはハクサンシャジンが最盛期を迎えることでしょう。

休憩を終えて、少し進めば秀峰【鳥海山】もくっきりと近づきます。

㏂ 09:04-09:25 御浜・鳥海湖分岐  ※標高1,643m
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beautiful  ※拡大
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鳥海山とハクサンシャジン  ※拡大
ここはあちこちからのコースが交錯する休憩場所。
ハクサンシャジンはじめ高山植物の鑑賞と大天望のお薦めスポット。
帰りを急ぐわけでもなしゆったりとひと時過ごす我らです。
今回<鳥海湖>はパスし、少し戻る感じで【笙ヶ岳】に向かって再スタート。

㏂ 09:35 長坂道T字分岐 ※標高1,634m
少し下りが続いてから登り返しが始まります。
ニッコウキスゲ(日光黄菅)が出迎えてくれます。
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笙が岳三峰を目指して  ※拡大
足元には小さく可憐な東北を代表する一花 ヒナザクラが点在。
(ジィ~ジの地元越後では見られません)
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ヒナザクラ  ※拡大
更に時期の花の代表格ハクサンイチゲも今が盛り。
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ハクサンイチゲ  ※拡大
いよいよ何とか目的の山頂が目前に迫ります。

㏂ 10:25-10:50 笙ヶ岳山頂 
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山頂  ※拡大
平らな山頂。今まで何度来たことやら!!
四周を眺めながら小腹を満たして休みます。
既に下山するパーティ、我らと同時に上ってくるパーティ様々です。
此の日の目的達成、残るは無事に下山すること。
時間はかかっても老体に鞭打ち来年も来れること祈りながら下山開始。
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二峰から登山者が大勢  ※拡大
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鍋森と鳥海山  ※拡大
夏山は概してお昼頃から雲が湧きだす確率が高い。
【鳥海山】山頂付近にはガスが覆いだしています。
下山時も様々な花々を眺め楽しみます。
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花・花・花 その3  ※拡大
写真 左 コバイケイソウ 
写真 中央 上段 イワイチョウ 下段 ニッコウキスゲ
写真 右 上段 シロバナトウチソウ 中段 クルマユリ 下段 ギンリョウソウ

㏘ 00:15ー00:25 河原宿
またまたここでものんびり休憩タイムを取ります。
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登山者グループ  ※拡大
まだ時間的にはお昼時、登山者は大勢登っています。

00:40 とよ ※標高 1,502m
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とよ 標識版  ※拡大
少し足に負担がかかる石畳状の登山道。
膝が思うように曲がらず下山時に負担がかかりふらつき乍ら時間を掛けて・・
思いとは裏腹に登りより下りに時間がかかる始末。情けない!!
躓きそうで尚更、慎重にトボトボと下ります。
<見晴台>から“伝石坂”登山口までこんなに遠かったかなぁ~
後続のハイカーの皆さん全員に追い越されます。

最後の最後の石段を下りブルーラインの登山口🅿スペースに到着。

㏘ 02:45 吹浦口(大平)登山口
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登山口🅿スペース  ※拡大
登山開始の朝とは大違い。すっかり車の台数は減っています。


今年の【笙ヶ岳】は極端に雪渓が少なく吃驚。
更に山を彩る花々も特にコバイケイソウは裏年で極端に少ない
ニッコウキスゲも例年より少ない感じがするも今後、ハクサンシャジン
最盛期を迎え別の魅力が味わえるだろう。
年老いた現在、ボロボロの膝を抱え、下りには上りよりも時間を要する
感じで情けない気も起きるけれど、大好きな«山»なれば気持ちだけは
前向きに是非、来年も挑戦したいと願うジィ~ジです。
何とか現状の体力脚力を少しでも長く維持したい。
必要なことは意欲と日々訓練筋肉つくりだな!!
帰路の運転は相方6割強、ジィ~ジ4割弱 相方に感謝です。

            ジィ~ジ  049-2023

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2023年5月22日 (月)

上京【御岳山】【日出山】+翌日~

一年ぶりに🚗で上京。娘一家の住まいする三鷹のマンションへ・・

4月30日(日)☀/☁
今年のGWはコロナ禍の影響がもとでETC割引もなくちょっと損した感じ。
終始渋滞にも遭わず環八から無事、2時少し過ぎに三鷹のマンションに到着。
夜は娘夫婦と4人で久々に盃を交わします。

5月1日(月)☀
行先 【御岳山(929m) ロックガーデン周回】 
同行 娘 相方 ジィ~ジ 計3名
記事 10数年ぶりの武蔵御岳山 此の日は娘が宿坊泊り代も奮発   
㏂ 11:00 御岳山ケーブル滝本駅
GW?東京近郊の山は人が大勢。

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御岳山ロープウェイ  ※拡大
※ロープウェイ利用しないで歩いたこともあります。

㏂ 11:17~ ケーブル御岳山駅
新型コロナも少し落ち着きインバウンドで賑わい増した様子。
お土産販売のお店やカフェもあります。
この先を暫く進めば夏にはレンゲショウマの群生が見られます。

㏂ 11:40 神代欅
樹高 ≒30m 目通り8.2m 
威風堂々の雰囲気醸し出しています。

㏂ 11:54 長尾平
沢山のハイカーや観光客がベンチに腰掛け一服しています。
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ロックガーデンに向かって  ※拡大
幾重にも重なった落ち葉の絨毯は痛めてる膝に優しい。

㏘ 00:20-00:25 天狗岩
取りつきには鎖が渡されています。
娘と相方はトップまで膝が悪いジィ~ジは下で待機。
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鎖が渡された天狗岩  ※拡大

㏘ 00:27~ ロックガーデン
苔むした岩が点々と清流の中で足の置き場を形成しています。
涼やかなもみじの樹林帯、小鳥の囀りも聞かれます。
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奇岩点々ロックガーデン  ※拡大

途中 ランチタイム
平らで大きな岩に腰を下ろし、ガスで持参の水を沸かしてお昼に。
爽やかで心地よいひと時が過ぎていきます。

㏘ 01:44-01:52 綾広の滝
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綾広の滝  ※拡大
落差は10m程度なれど静寂・幽玄の雰囲気が良い。

ゆっくりと滝を眺め、滝を背に少し急との階段を上ります。
登り切れば休憩舎もあり、やがて【大岳山(1266.5m)への道と合流点。
毎度日帰りで数回歩いたことがある懐かしい登山路です。

㏘ 02:27 天狗の腰かけ杉
幹回り6.5m 樹高 ≒60m 樹齢350年 と記されています。

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天狗の腰かけ杉  ※拡大
この先で分岐、右手を下れば往路のロックガーデンへ向かう道。

㏘ 02:58ー03:05 展望台
長尾平から凡そ300m進めば〔展望台〕に出ます。
途中にトイレ、そして吾妻屋が建てられているspot
viewpoint大勢のハイカーで賑わっています。
残念ながら【大岳山】は間近に見られるも【富士山】は雲!!
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吾妻や  ※拡大


㏘ 03:09 長谷川恒夫碑
ハセツネカップや世界的クライマーとして知られた長谷川恒夫顕彰碑。

そして御岳神社境内参道の階段へ出ます。

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御岳神社参道階段  ※拡大
階段歩きは思いのほか疲れます。
参道途中からこの日の宿へ向かいます。

㏘ 03:28 宿坊
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夕餉  ※拡大
精進料理でも現在は魚も出ます。
観た目にも食欲誘われ舌に乗せればこれまた美味也。
画聖 川合玉堂 文豪吉川英治その他文人墨客大勢訪れた宿坊です。

何十年ぶりの親子3人の床。
酔っ払いジィ~ジを置いて母と娘はライトアップの御岳神社へ・・・
ヘタレで酔っぱらのジィ~ジは良い気分でうつらうつら💤

10数年前まで越後新潟では見られないレンゲショウマの花鑑賞目的で
御岳神社奥の院やロックガーデン周回して【大岳山】まで数年間に亘り
4,5回新潟から日帰りで訪ね歩いたことがあるけれど、今回は娘と3人で
しかもお泊りの贅沢のんびり山歩き。年老いた現在、娘の歩くスピードには
到底ついていけないものの久々の親子山歩きは誠に楽しい感が大。
御師が営む宿坊の夕食は見た目にも食味も大満足でリピーターになりたい程。
東京近郊の山は公共交通機関が充実しているので選択肢も多々で羨ましい。
離れ離れに暮らしている娘との偶の山歩きは格別だ。

           ジィ~ジ  032-2023

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5月2日(火)☀
行先 【日の出山】 【御岳山】
同行 娘 相方 ジィ~ジ計3名
記事 【日の出山】は知ってはいたけど今回初めて。生憎【富士山】
   薄い雲に覆われ見ることが叶わなかったけれど山名由来は納得。
㏂ 08:57 宿坊
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宿坊のわき道からスタート  ※拡大
樹林帯の中の緩いトラバース道を進みます。
地元の方にとっては散歩道程度。

㏂ 09:42-09:56 日の出山
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山頂標識  ※拡大
山頂には吾妻屋もおかれています。
東京スカイツリーはじめ都心の様子も見られるも【富士山】は雲が邪魔。

ヤマツツジや新潟では見られないチチブドウダンなどの花が見られます。

㏂ 10:34-10:45 東雲山荘
登山路から少し離れた場所に〔東雲山荘〕を確認したので立ち寄り。
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東雲山荘  ※拡大
管理人さんの言葉によれば老朽化で今年改築?改修?
食料 飲料のみ持参すれば寝袋も不要。 機会があれば泊まってみたい!!

宿泊した宿坊の脇から御岳神社参道へ向かいます。
お土産屋さん、食堂などお店が軒を連ねています。

㏂ 11:30ー㏘ 00:27 昼食
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参道商店街  ※拡大
人気店のお店に数十分並んでお昼とします。(名物クルミそば)
並ぶ時間は長いけど食べる時間はあっという間(笑)

腹拵えも終わり再び武蔵御岳神社への長い石段を辿ります。

㏘ 00:44-00:57 御岳神社 御岳山山頂
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御岳神社拝殿  ※拡大
拝殿の裏側の玉垣の中には数多くの社が祀られています。

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奥の院を拝む  ※拡大
武蔵神社奥の院に向って合掌礼拝。
10数年前の昔、奥の院に参拝し【大岳山】へ向かったことが懐かしい。

今回の予定を終えて帰路に就く我らです。

武蔵御嶽神社ヘ向かってくる登山者・参拝者数知れず。
インド人のグループ、アメリカ インバウンドも多数。

㏘ 01:30 ケーブル御岳山駅
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登山者・参拝者後絶たず  ※拡大

㏘ 01:40 御岳山ケーブル滝本駅
売店でお土産に地元のクラフトビールや餅など買い込みます。
バスに乗り込みJRから青梅で乗り換え、三鷹へ向かいます。


2日間に亘り娘と親子での久々の山歩きは精神的も大きな満足感が
得られ、より健康意識も鼓舞された感じを受けたジィ~ジです。
これからも達者で少しでも現状維持状態が長く保ってまた今回のような
機会が出来ればこれ以上の喜びは計り知れません。
企画して誘ってくれた娘に感謝です。

夕餉は娘の旦那氏と四人で飲んで食べて盛り上がります。

          ジィ~ジ  033-2023

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5月3日(水・祝)☀
ジィ~ジと相方がまだ布団の中で横たわっている時間。
娘は我らの朝食の用意をして旦那氏と二人で早々に【高尾山】へ・・・
GW最中なれば車より電車が遥かに便利。
2人は調布まで自転車で行ったらしい。
娘と歩いた【御岳山】【日の出山】から見ることが叶わなかった【富士山】
マンションのベランダからその秀麗な姿が見られます。
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マンションベランダからの富士山  ※拡大

のんびりと二人で娘の用意してくれた朝食を食べ終えて暫くのんびり。
そしてこの日は新潟へ戻る予定日。
帰る前にマンションから歩いて吉祥寺まで・・・
駅前やハモニカ横町の店店を覗き遊びしながら大好物の最中を買うべく
行列に並びます。このお店の最中お気に入り。上京すれば必ず購入。
お昼は並んで二人でラーメン。
娘のマンションまではバスで戻ります。

マンションへ到着してから暫くすると娘夫婦も【高尾山】から帰宅。
我らに気づかいして山頂から先には進まず、そばを食べて帰ってきた由。
4人でコーヒーを楽しんでから我らは我が家へ戻るべく🚗でスタート。
娘の旦那氏のアドバイス通り、GW最中なれど関越自動車道渋滞無し。
年寄なれど車での3泊4日の上京はお天気も恵まれ大満足。

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5月4日(木)☀

特に予定もないので二人で山の恵を求めに。
此の日の目的は山ではなく飽くまで季節の山菜ミズ
太くて瑞々しいミズは取り放題。
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ミズ(ウワバミソウ)  ※拡大
晩酌・酒の肴に合う山菜。
根っ子から引き抜けば翌年は絶滅するのでナイフで切断採取です。
毎日好き放題に遊びまわれる健康をありがたく思うジィ~ジです。

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2023年4月23日 (日)

お花見+アヅマシロガネソウ【菩提寺山】

温暖化進行中 越後新潟の桜も例年よりも1週間以上満開。
今年も何とか元気にお花見ができるのは有り難き事です。

4月2日(日)☀
越後新潟でも加治川を始め数多くのお花見spotがあります。 加治川の桜
お天気も上々お出かけのジィ~ジです。

まず向かった先は、磐越自動車道安田IC直ぐ傍から始る新江用水 新江桜並木 

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新江用水  ※拡大
4.6㎞に亘るサクラロード 🚄🚗 どこでも駐車可能。最大のメリット。

ゆっくりと散策しながら満開の桜を楽しみ新潟市へむかいます。
次に立ち寄りの桜見物は すご堀 です。 すご堀=横越排水路

満開の桜の酔いしれて少し遅めのランチです。 オーダーは中華飯。

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Sunday毎日のジィ~ジ 翌日です。
相方は結構頼まれ仕事で多忙、ジィ~ジは一人で出かけます。
目的⇒ネット情報でアヅマシロガネソウが咲きだした。

4月3日(月)☀
行先 【菩提寺山】
同行 ジィ~ジ 単独
行程 里山ビジターセンター~山頂~一夜堀分岐~へそ清水~
   白玉の滝~堀出神社~里山ビジターセンター
記事 目的のアヅマシロガネソウはじめ時期の花々がお出迎え

㏂ 10:57 里山ビジターセンター 登山口
新津油田金津鉱場として明治7年(1874)から平成8年(1996)まで
操業が継続した、近現代の石油の採掘・
精製に関わる施設の数々。
その遺構を見ながらアップダウンの丘陵帯を歩きます。

傾斜のきつい処は階段が点けられているので危険性はなし。

㏂ 11:55-㏘ 00:20 菩提寺山山頂
山頂の休憩ベンチにはちょうどお昼時、何人ものハイカーが見られます。
ジィ~ジも即席めんとおにぎりで簡単ランチ。
食べ終えて早々に下山準備。下山路は階段を選択。

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階段登山路  ※拡大
急な手すり付き階段は数えてみれば600段弱。

㏘ 00:32 一夜堀 分岐

㏘ 00:37-00:38 へそ清水

㏘ 01:00-01:20 白玉の滝 
この日の目的はアヅマシロガネソウの開花状況確認。
ほぼジャストミート? 山肌にびっしりと張り着き咲いています。
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アヅマシロガネソウ  ※拡大
本州の秋田県から福井県までの日本海側に分布. 少し湿った場所を好む。
開花期は5月頃からと言われるがこの地は標高が低いので早く開花。
この日の最大目的ゆっくりたっぷり観察するジィ~ジです。
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白玉の滝  ※拡大
※ 例年1月10日には滝行が行われます。

苔むした手すり付きの階段を下って戻ります。

㏘ 01:22 イーリス・ガルテン
イーリス・ガルテン ドイツ語で菖蒲(アヤメ)園
菖蒲はまだ気配もないけれどミズバショウが盛りです。
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花色々  ※拡大
ミズバショウやタムシバ スミレ、ハナワサビ・・・
途中目に入る花々に目を奪われます。
階段登山道を少し上り返し、あとは丘陵帯のアップダウンの連続。

㏘ 01:40 金津村石碑
石碑にはすごい文言が刻まれています。
 仰ぎ見よ 峰から峰へと寶の櫓 日に日に汲み出す二千石
 村は栄えて富をなす 誰がつけたか金津村
 
㏘ 01:42 堀出神社
社殿の周りを取り囲むように桜が見事に満開。

往時の石油採掘遺構説明文を見ながら戻ります。

㏘ 01:55 里山ビジターセンター
🅿には数十台の車が見られます。
帰り道の途中 秋葉区覚路津の『マイロード桜の舞うみち』
見事な桜並木が見られます。

此処の桜はヨウコウ(陽光桜)という園芸品種(1981年登録)で
ソメイヨシノとは違う濃いピンクが目に鮮やかである。

陽光は,アマギヨシノ(天城吉野)とカンヒザクラ(寒緋桜)を
交雑して作られた桜で,寒暑や病害虫にも強いという。

2000年ころ約200本が植樹され,桜の名所となっている。


二日間に亘ってそれぞれ見事に咲き誇っている様々な桜を心行くまで
楽しみ、山では時期の花アヅマシロガネソウををゆっくり観察。
毎日毎日気の趣くままに行動できることは有り難い。
たまには頭の訓練も必要だと思いながら少しでも老化の進行速度を
遅らせたいと願うジィ~ジです。


   ジィ~ジ  【菩提寺山】 06-2023

                   026-2023

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