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2024年6月

2024年6月30日 (日)

コースを変え連荘【菩提寺山】

毎年どこかで見ているウメガサソウ、先日の【護摩堂山】では思い込みが強く
超小ぶりのイチヤクソウウメガサソウと見誤ったようなので、改めて
何時もの場所【菩提寺山】へ向います。

6月15日(土)☀
行先 【菩提寺山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 石油の里~山頂~石油の里
記事 目的の花は影も形も見当たらず、昨年まで毎年確認できたのに・・
㏂ 08:00 石油の里遊歩道入口
平成8年まで稼働していた石油採掘の遺構の数々見ながら歩き始めます。

㏂ 08:22 分岐 🐻 チエンソーオブジェ

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🐻チエンソー  ※拡大

毎年、今頃の時期に見ている場所を隈なく探索。
されどウメガサソウの花はおろか葉さえも見つからず。盗掘?消滅?
他の場所で見られないか?近辺をうろうろするも徒労に終わります。
近辺で例年みられるイチヤクソウは既に終わっているけれど
その花後は何か所も確認。

途中の急登を登り上げたviewpointで小休止。水分補給。
アップダウンを繰り返しながら山頂を目指します。

㏂ 09:35-10:05 菩提寺山山頂

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賑わう山頂  ※拡大

爽やかな風が吹き抜ける山頂にはいつもながら何人もの姿。
持参のお湯を注いで即席コーヒータイムとします。

下山は石油の里コース(往路)を辿ります。

㏂ 10:30 viewpoint休憩所
急ぐ旅でもなしここでも一休み。

㏂ 10:51 分岐 🐻オブジェ

㏂ 11:11 石油の里遊歩道入口
周りには臭気を伴ないドクダミ(蕺)の白い花のような苞が一面。
そして青淡色の花弁4枚の装飾花のエゾアジサイも点々と。

丘陵帯ゆえにアップダウンの連続、往路も復路も要した時間はほぼ同じ。


この時期、毎年のように見れたウメガサソウ、時期は外していないのに全く
その形跡さえ確認出来ず誠に心残り。
来年は別の山でも確認したいもの。其の為には体調管理・脚力維持に精を
出さねば・・と思いを新たにするジィ~ジです。

    ジィ~ジ  【菩提寺山】  10-2024

                    047-2024

  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~

此の日は暫くご無沙汰している相方の年下のお友達をお誘いしての山歩き。
向う先はお手軽に【菩提寺山】です。
此の日はコースを変えてお手軽に・・・

6月17日(月)☀
行先 【菩提寺山】
同行 A田さん 相方 ジィ~ジ 軽3名
行程 大沢森林公園登山口~仏路峠~山頂 (往復)
記事 このコースは危険個所もなく雨が降った後でも泥濘にもならず快適。   
㏂ 10:24 大沢森林公園登山口
山歩きが久し振りのA田さん、我らと異なり若いので足取り軽やか。

㏂ 11:10-㏘ 00:23 菩提寺山山頂
山頂は平日にもかかわらずいつものように常連さんはじめトレッカー多数。

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毎度の山頂  ※拡大

ベンチに腰を下ろしゆっくりのんびり少し早めのランチタイム。
A田さんから高級なお菓子を頂戴したり・・・

下山路も同じコースを選択。

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シモツケ  ※拡大

㏘ 01:03 大沢森林公園
駐車スペースは殆ど埋まっています。
近くでフキを採ってきたという二人のおばさんん大きな袋手にして。


車で自宅から一時間も掛からない近い場所に危険性も少なく歩き易い里山が
あることは真にありがたい。
何度歩いても飽きがこない魅力は何だろう?
曲がりなりにもマイペースで歩けることはラッキーこの上なし。

    ジィ~ジ  【菩提寺山】 11-2024

                  048-2024



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2024年6月26日 (水)

お隣の県へ【南蔵王(芝草平)】

年を取ると当たり前のように遠出をする気力も衰え、必然的に?その機会も
段々と減ってきます。
それでも気を取り直したまには少し遠くても高山に咲き乱れる初夏の花々が
観たいね!! 相方からリクエストが発せられ、勿論 逆らう術も持ち合わせず。
久しぶりに早起きして(5時過ぎ)我が家を出る我らです。
向う先はお隣の県(山形県)高速道は有りません。ひたすら一般道を走ります。
目的の山域は蔵王エコーライン。山形県・宮城県に跨る火口群の【蔵王山塊】
旧刈田峠以南を南蔵王【熊野岳】を中心とする地域を中央蔵王 
【鴈戸山】一帯は北蔵王と分けられています。
此の日の目的【芝草平】南蔵王の一角です。

6月12日(水)☀
行先 【南蔵王(芝草平)】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 刈田峠登山口~前山~杉ノ峰~芝草平 (往復)
記事 6年ぶりに歩いたコースでばったり出会い。世は摩訶不思議。
   高山に咲き乱れる花々も満喫。偶の遠征も良き哉。
㏂ 08:43 蔵王エコーライン登山口駐車場
平日とは言え、あんまり広くない駐車スペースは満車状態。
わが家も狭いスペースに何とか車を止めてスタートです。

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右から前山、杉ヶ峰、屏風岳 南蔵王の山並み  ※拡大

㏂ 08:53 南蔵王登山口
足元には赤紫色のハクサンチドリがこれでもか?これでもか?

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ハクサンチドリ  ※拡大

チシマササに覆われた中に切られた階段登山道。暫く下りです。
下り切れば左側の少し入ったところに刈田岳避難小屋。(1,541m)
此の先、刈田峠からは【前山】目指し登りの道となります。

盛りを迎えつつあるチングルマはじめ色とりどり形様々、大小様々な花が
目の前にそして足元に咲き乱れています。

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色が濃いミヤマハンショウヅル、小さな赤いコヨウラクツツジ
生き生きとしたイワカガミ、清楚で上品な気高さ漂うツマトリソウ・・

㏂ 09:27 前山(1,683m)
道の両側はいつの間にかハイマツ地帯に変っています。

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目の前にはムラサキヤシオや青空に映えるヤマザクラ・・・・
足元には小さな花タケシマランに群棲するミネズオウ 

㏂ 10:09ー10:02 杉ノ峰(1,745.3m)

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台地状の杉ヶ峰  ※拡大

ここからは高層湿原を目指して下りです。

多彩で大小様々な花々観られるもののやっぱり目に入るのはヒナザクラ
我らが住む越後の山では見ること叶いません。

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ヒナザクラ  ※拡大
広大な湿原を覆うようにヒナザクラの大群落が数多く見られます。
そして残り花のサンカヨウも目に入ってきます。
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サンカヨウ  ※拡大
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池糖点在する湿原目指し  ※拡大


㏂ 10:37-11:30 芝草平(1,652m)
登山道から比較的新しい木道が湿原の中ほどまで敷かれベンチも置かれた
休憩箇所になっています。
数名の先行グループや二人連れの登山者が休憩中。

早出して聊か空腹も覚えたので即席ラーメンにお湯を注ぎ4分待機。
小腹も満たされ、ワタスゲ乱れる湿原や【屏風岳】など眺めます。

ゆっくり休んだ後は【芝草平】標柱から【屏風岳】に向かって数分
木道を歩いてみます。
目に飛び込んできたのは薄いピンクのシャクナゲ程度で他には・・・

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芝草平標識  ※拡大

前回6年前は【南屏風岳】まで足を伸ばしたけれどこの日はのんびりと
足元に咲き乱れる高山植物鑑賞が目的、更に脚力も落ちたので無理はしません。
道は登りと変わります。

色とりどりの高山植物に目を奪われながらのんびり登りの途中で何と!!
6年前に初めてこの山で声をかけ知り合った寒河江在のツッチーさんと遭遇。
2回目の山で6年ぶりに再会とは奇跡に近い?
お互いに其の時を覚えていたので数分間立ち止まり懐かしさで話が盛り上がります。
ツッチーさんはお勤めの関係上、遅めに出てきたのでこの日は【芝草平】までの由。
花の時期に【角田山】【弥彦山】など勧めたり話が途切れません。
又、どこかで会えることを期待してお別れです。

㏘ 00:19ー00:24 杉ヶ峰

㏘ 00:50 前山
下山途中も高山植物観察。足を止めゆっくりと堪能する我らです。

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今が盛りのミツバオウレンそしてこれからマイヅルソウ
ゴゼンタチバナに淡いピンクのシャクナゲ ・・・

そしてこれからますます存在感を深めるのはこの時期の代表する

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チングルマ  ※拡大

初夏を代表する高山の花はチングルマかも・・・

㏘ 01:25 南蔵王登山口
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アオモリトドマツ枯死  ※拡大
地球温暖化に起因する土壌の酸性化とか加えて虫による食害により
【刈田岳】に向かった一帯ではアオモリトドマツの枯死が数えきれない
悲惨な状況\(◎o◎)/!。

㏘ 01:32 蔵王エコーライン登山口駐車場
偶々、地元の叔父さんから声を掛けられ、花々の開花状況をきかれ、
話の序に逆に、、其の叔父さんから[駒草平]ではコマクサが咲き始めたの
情報キャッチ。せっかくの機会なので立ち寄ることに・・

その前に、何度も来たことはあるけれどやっぱり《御釜》を覗きに行こう・・と。
蔵王ハイライン 2.5K 軽・小型・普通自動車 550円 
広大な山頂駐車場には全国各地から平日なれど沢山の様々な車。
山頂レストハウスに立ち寄り、喉渇きに清涼飲料水一本購入二人で分け合い。
車で誰でも簡単に来られる場所、インバウンドのお客も多数。

“馬の背”を暫く歩き、《御釜》をユックリ眺めます。
㏘ 02:18 蔵王お釜
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蔵王お釜

赤茶けた火口壁が切れ堕ちエメラルドグリーンの湖水 足元には残雪も少々。
前方にはどっしりと横たわる主峰の【熊野岳】も目に入ります。

“馬の背”途中から迂回してレストハウスへ戻ります。

通りがかりの叔父さんからの折角の情報。
蔵王エコーラインを仙台側にくだります。

㏘ 03:05 コマクサ平(1,383m)
情報通り今年は最初の咲き始めたばかりのコマクサ確認。

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今年最初のコマクサ  ※拡大

そして«御釜»を源頭とする鬼女伝説が残る〈不帰の滝〉

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不帰の滝  ※拡大

此の日の予定全て完了、蔵王エコーライン来た道を戻り帰路につきます。
帰路、途中、飯豊町の道の駅飯豊に立ち寄ったりしながらも夕闇迫る前には
わが家へ到着です。


色とりどりの幾多の種類の高山植物をタップリ楽しみ、雄大な展望も満喫。
全く予期せぬ再出会いと言うハプニング。予定外の駒草平の咲き始めのコマクサ
天気も恵まれ、歩行時間より運転時間の方が長かったかもしれないけれど
初夏の一日たっぷりと楽しめ満足感でいっぱいのジィ~ジです。
只、時間的にも脚力的にも無理なれど6年前に行った【南屏風岳】から約一時間
先にある【不忘岳】まで行けば見たことが無いミチノクコザクラとか初夏を代表する
高山植物ハクサンイチゲの群生が見られるようなのでその点は残念至極。


    ジィ~ジ  046-2024

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2024年6月24日 (月)

執拗に【護摩堂山】へ

先回は目的果たせなかった【菩提寺山】へ再び向かう我等です。
先回も、そして今回も目的はウメガサソウwatchingです。
timingが良ければアジサイも楽しめるかな?・・・と。

6月10日(月)☀
行先 【護摩堂山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 登山口~あじさい園遊歩道西側・東側分岐~山頂~一等三角点~
   一般登山道~周回路~一般登山道~登山口
記事 先回は開花には早すぎ見れなかったが、この日は無事目的達成。
㏂ 09:26 あじさい園登山口駐車場
6月8日(土)~7月7日(日)第45回護摩堂山・湯田上温泉あじさい祭り
駐車場入口手前には誘導員さんがおひとり。
平日の所為か?駐車場には空きスペースがたっぷり見られます。
ユックリと孟宗竹に囲われた登山道を歩き始めます。

㏂ 09:45-09:53 ウメガサソウ?鑑賞タイム
目的の花が咲いていないか目を凝らしながら登山路脇を注意深く・・
歩き始めて20分もしないうちにこの日、早速ウメガサソウを相方発見。
もしかしたら花が極端に小さいけれどイチヤクソウかも

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ウメガサソウ  ※拡大

登山道わきにひっそりと二株、五輪確認。
先回見つけられなかったのはまだ開花には間があった?
しっかりと目に焼き付けますが花弁が小さく、なかなかピント合わず。

早々に目的達成したので山頂を目指します。
目に飛び込んでくるのは紫色の大輪ヤマアジサイ、白いツルアリドウシ etc

㏂ 10:05 あじさい園遊歩道西側・左側分岐
西側ルートをchoiceする我です。

㏂ 10:07 石切り場跡

㏂ 10:08 越の彼岸桜

紫のアジサイは確認出来るも赤・白・青・・3万株と言われる有名なアジサイ
未だ本格的開花にはまだ数日間がありそうな感じ。

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アジサイ  ※拡大

㏂ 10:16-10:40 護摩堂山山頂

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山頂から弥彦山・角田山  ※拡大

地元常連さんはじめ、人出が絶えない人気の【護摩堂山】山頂。
稲が育ち始め色が濃くなった水田新潟平野とゆったりと横たわる
良寛様所縁の【国上山】そして【弥彦山】【角田山】長閑な景色。

我らも腰を下ろしお茶を口にしながら暫しまったりタイムとします。
帰路は同じ道を辿らずアップダウンが続く稜線漫歩。

㏂ 10:53 一等三角点
ところどころにロープが脹れた要注意場所もあります。

㏂ 11:10 一般路合流点

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案内板  ※拡大

道端で目を凝らしてみれば小さな可愛い面白い型したアクシバも確認。

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アクシバ  ※拡大

ちょっと見にはウリノキの花の形状にも似ている?

㏂ 11:16 周回路
植栽されたヒメサユリが数株丁度見ごろに咲き誇っています。

勿論、この日最大の目的の花、ウメガサソウを再び目に焼き付けます。

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ウメガサソウ  ※拡大

花は小さいし、花弁は白く、咲いている場所が傾斜してピント合わない~ッ
それでも何とか今年も確認できたので目的達成で良しとしましょう。

もしかしたら成長不良のイチヤクソウかも・・

㏂ 11:58 あじさい園登山口駐車場


山肌を一面に覆う多彩な大小3万株ともいわれるアジサイの盛りにはまだ暫く
間がありそうだったけれどこの日の最大目的はウメガサソウ探索。
歩きだし早々に確認出来て少々あっけなかった感じは受けるも今年も
何とか愛でることが出来て良かった。でもイチヤクソウかな?
何処でも段々見られなくなってきているので何とか来年も同じ場所で
見られることを願うジィ~ジです。

     ジィ~ジ  【護摩堂山】 02-2024

                     046ー2024

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2024年6月22日 (土)

連続して【猿毛岳】

先回に引き続き(二日後)再び【猿毛岳】です。
この日は久しく一緒に歩いていない30年近く前からの大事な
気心知り合った山友、T橋夫妻に声をかけまたまたウリノキの花
ユックリ鑑賞です。

6月8日(土)☀
行先 【猿毛岳】
同行 T橋夫妻 相方 ジィ~ジ 計4名
行程 尾根コース~山頂~沢コース(周回)
記事 昔話をしながらのんびり花を観賞しながら歩くのもいいもんだ。
㏂ 09:23 登山口
登山者人数確認ボード。我らの前に23名 我ら4名トータル27名
日吉神社に合掌・礼拝、杉木立に覆われた登山道を進めば早速、目的の花。

㏂ 09:41 二合目 かぐや姫ロード
今にもかぐや姫が出てきそうな雰囲気。とは言っても道は急登。

五合目、六合目まで辿り着けば比較的なだらか快適な道。

㏂ 10:10 Hの木

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ブナが合体  ※拡大

爽やかなモミジに覆われた気持ち良い路を進めば小屋が眼前に。

㏂ 10:28-10:58 山頂
山頂の小屋前広場からは懐かしい山並みが目に飛び込んできます。
【越後白山】 【粟ヶ岳】 【守門岳】  【浅草岳】 etc etc
達者な頃を思い出しながらユックリと山並みを展望です。
まだまだお昼には時間が早いので第一展望台へ向います。
 
㏂ 11:05-㏘ 00:24 第一展望台
腰掛に腰を下ろしのんびりとお昼を楽しむ我等です。
食べ終えた時、(猿毛岳を愛する会)の会長 加代子さんと倅さんとうちゃこ。
2日前には逢えなかったけれど久々に再会です。
早速 ジィ~ジは加代子さんにハモニカ演奏迫ります。

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ハモニカ演奏加代子さん  ※拡大

故 まことさん愛用だったハモニカをしっかり受け継いで・・・
エーデルワイス始め4曲ほど披露して貰います。

㏘ 00:30 第二展望台
ここで加代子さんと倅さんカツシさんとお別れ。
我等は時間を掛けてのんびり下ります。
周回コースにもウリノキの花は途切れなく見られます。

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くるくる巻いたウリノキの花  ※拡大

㏘ 00:50 沢コース分岐
猿毛川の沢沿いに沿って花々眺めながら猿毛集落を目指します。
途中、夕餉の食材、酒の肴に少々ミズ(ウワバミソウ)を頂きます。
勿論、カッターで切断して根まで引き抜きはしません。

㏘ 01:50 登山口

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登山口  ※拡大

結局、この日は我らが下山した段階で丁度35名がアタックしたようです。


住まいも極めて近く、夫婦お互いの年も殆ど一緒。
達者な頃は南アルプスや彼方此方そして20年前にはヨーロッパアルプスも
2回一緒にトレックした気心知れたなんでも言い合える山友。
お互い年を取り、ハードな山は歩けなくなったけれど何とか元気でもう暫く
たまに一緒に歩ける機会が続くことを願うジィ~ジです。
その為には日々節制体調維持トレーニングが必要。

    ジィ~ジ  【猿毛岳】 02-2024

                     045ー2024

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2024年6月18日 (火)

この時期はウリノキの花【猿毛岳】

6月に入れば日本の一部のあちこちの山では少し変わった山の花
くるりとカールした白い花弁と黄色の蕊、まるで短冊の様な形。
葉の形状かウリに似ているからと名付けられたウリノキ
向う先は新潟県加茂市の【猿毛岳(312m)です。
思い起せば昨年5月24日 山菜採りからの帰りい道、急に手首が痛くなり
翌日我慢できずに行き付けの整形外科で診て貰います。
それでも其の後、痛みは増し手首から先はグローブよりも大きくなった感じ。
連日朝夕2回の点滴が10日以上。診断名は(蜂窩織炎)
完治するまで≒一ヶ月ほど。そんな理由で昨年は見ることが出来ずじまい。
今年もその花の盛りを迎え長岡市在の岳友と一緒に楽しむため待ち合わせ。
この【猿毛岳】のcourseでは探さなくても嫌でも目に入ってくるのです。

6月6日(水)☀
行先 【猿毛岳】
同行 長岡 T中夫妻 mimiさん Y田さん K森夫妻  相方 ジィ~ジ 計8名
㏂ 10:08 登山口
登山口に設けられたホワイトボードに正の字で参加人増を記します。
(この日、この時点では我らグループ含めてjust20名)
短いけれど少し急な階段登山道からスタート。

㏂ 10:10 日吉神社
集落の氏神様 合掌して太い古木の杉樹林帯から取りつきます。

㏂ 10:13 最初のウリノキの花
歩き始めて5分くらいで早速ウリノキの花が目に飛び込んできます。

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ウリノキの花  ※拡大

同じ«花»なのに何度も何度も立ち止まり遅々として先へ進めず。

㏂ 10:28 ブナ親父
【猿毛岳】の主 ブナの大木です。
周りは見事な孟宗竹の竹林帯に変っています。

㏂ 10:30 2合目 かぐや姫ロード
(心臓破りの竹林) このコース最大の急登の始まり。
周りの孟宗竹は太くて背も高く立派、かぐや姫も現れそう。
とは言っても道は急登で、息を切らしながら先へ向います。
登り上げれば3合目。

肝心のウリノキノ花は点々と見られます。
登山道は5合目を過ぎたあたりから緩やかで歩き易くなります。

途中で下山してくる地元常連の一路さんから挨拶されます。

㏂ 11:10 Hの木
やがて登山道脇には太くて逞しいブナの大木が眼に入ります。
何方が名付けた?[Hの木](二本のブナが途中で合体)
更にブナ太郎 ブナ姫 夫々その特徴を表す見事なブナ。

7合目付近からは頭上を覆うモミジの快適樹林帯ロード。

㏂ 11:29-11:38 猿毛岳山頂

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中央に粟ヶ岳、右に袴腰山その後方は守門岳  ※拡大

 山頂から【越後白山】 【粟ヶ岳 【浅草岳】 【守門岳】etc 懐かしい山々。
急ぐ旅でもなし、ゆっくりのんびり展望を満喫。懐かしい山々です。

時間も早いし寒くも無いので小屋は利用しないでお昼は展望台とします。

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展望台に向かって  ※拡大

㏂ 11:46-㏘ 01:15 第一展望台(ランチタイム)
いつもの様に敷物広げ、靴も脱いで持ち寄りの手料理で宴の開始。
展望台からはうっすらと【飯豊連峰】も目視出来ます。

㏘ 01:22 第二展望台
ここからは猿毛集落へ向って周回下山です。

㏘ 01:49 沢コース分岐
猿毛川に沿ってジグザグに長い道が続きます。
此の途中にもウリノキの花は点々と見られます。

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くるくるカール ウリノキノハナ  ※拡大

他にはキツリフネソウウツギノリウツギサルナシ etc

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今年最初のキツリフネソウ  ※拡大

目的のウリノキの花を腹いっぱい楽しみながら猿毛集落へ向います。

「猿毛岳を愛する会」の会長加代子さんは生憎、同行出来なかったけれど
麓の猿毛集落で自宅の庭木を剪定中の事務局長M川さんと暫し歓談。

㏘ 03:00 登山口
登山口のホワイトボードを見ると正×6個。
我らが下山した時点で丁度30名。

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登山口  ※拡大

靴洗いのプールやブラシ、お助け用ストック 至れり尽くせりです。


昨年は予期せぬaccidentで見ることが出来なかった時期の花を暑く無く寒くもない
好天の下、気心知れあった山仲間と心行くまで堪能できて大満足。
毎度のことながら曲がりなりにも達者で山歩きが出来ることは本当に有難い。
現在の状態が少しでも長く継続できることを願うジィ~ジです。

      ジィ~ジ  044-2024

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2024年6月14日 (金)

朝活?【菩提寺山】

珍しくお昼から一寸出かける予定のあるジィ~ジ。
昼前に戻れる便利でお手軽な【菩提寺山】へ向います。

6月5日(水)☀
行先 【菩提寺山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 大沢森林公園登山口~仏路峠~菩提寺山山頂 (往復)
記事 静かで爽やかさいっぱい朝のうちの山歩きは快適。
㏂ 07:54 大沢森林公園登山口
何時もは混みあう駐車spaceも時間的に早い所為か?ガラガラ。
登山口には“山頂まで1.7K”と記されています。
比較的歩き易いなだらかなアップダウンの道を進みます。

そよ風が心地よさを運んでくれます。
汗もかかず気持ちが良いのでいつもより少しスピードアップしてみます。
珍しく身体も軽く気持良く歩けます。

㏂ 08:32 旧ブドウ園コース分岐
数十メートル先の<仏路峠>の石仏に手を合わせ山頂目指します。
新しい標識 一寸変だなぁ

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新標識  ※拡大

山頂が二つ存在しているような標識。紛らわしく思うのはジィ~ジだけ?

㏂ 08:36-08:55 菩提寺山山頂
何時もは曜日を問わず賑わう山頂も我が家で占拠。

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人気のない山頂  ※拡大

数分後、女性二人組到着。

持参のインスタントコーヒー飲んで暫しまったり。
いつものことながら山頂は風の通り道で吹き抜ける風は爽やか!!
充分、爽快感を味わったので往路を下山です。

脇道の途中、小さな手作りの長寿観音堂の前には造花がテンコ盛り。

㏂ 08:59 旧ブドウ園コース分岐
最近、コース案内標識版が設置。
ここからは広くて歩き易い快適な登山道。
いつもより少し速度アップして歩いて調子を図るジィ~ジです。
近頃にしては珍しくまずまず快調?

途中、山頂目指す2,3人の方とスライド。

㏂ 09:29 大沢森林公園登山口

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登山口  ※拡大

登山口には出発時とは異なり数台の車が見られます。


夏も間近に迫り、低山里山は灼熱に晒され敬遠されがちなれどこのコースは
樹林帯の中に切られているので思いのほか快適に歩け、雨上がりの日でも
乾きも早く泥濘にもならず塩梅が良い道。
時間的制約のある時に出かけるにはまことに便利で体調確認もチェックもでき
有り難いと改めて思い知らされたこの日です。

    ジィ~ジ  【菩提寺山】  09ー2024

                    043-2024 

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2024年6月11日 (火)

脚力維持対策?【角田山】

元旦に発生した能登半島地震の影響で、古家の我が家も液状化現象の影響で
被害発生、我慢して住めない程ではないけれど床が不陸状態で5月初旬から
基礎嵩上げやアンダーピニング施工で作業中、留守にするわけにも行かず
この日も午前中は相方、そして昼からはジィ~ジ一人で出かけます。
向う先は当然のように家から一番近い【角田山】です。

6月1日(土)☀
行先 【角田山】
同行 ジィ~ジ 単独
行程 稲島登山口P~五合目(地蔵尊)~向陽観音~山頂 (往復)
記事 段差不揃いの急な階段登山道は曲らぬ膝には優しくない。
㏘ 01:18 稲島登山口
登山口の🅿 車内でお握りを頬張りスター準備。
稲島薬師堂に首を垂れ合掌して登山道を前進。
«椿谷»を過ぎて大欅の前からは階段登山道の始まり。

㏘ 01:40ー01:42 五合目(地蔵尊)
加齢で歩幅が狭くなりコンクリート打設された階段登山道は歩き辛い。
我慢して何とか五合目に到着。
達者な頃は休憩なしで山頂まで歩き通せたけれど年老いた現在は休み休み。

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五合目地蔵尊  ※拡大

ここから先は急登なのでジグザグに切られた急で足場不揃い階段登山道。
息を切らしながら山頂に向かって一歩一歩・・・

途中で下山してくる顔見知りのT桑さんとスライド。
立ち止り昔話など暫し語り合い。

㏘ 02:18 向陽観音堂
殆どの登山者が下山したのか、人影は疎らです。

10日ほど前までは水鏡の様相を呈していた新潟平野の田んぼもすっかり
苗も育ち色合いも淡い緑に変ってきています。

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田圃は少し淡い緑色に  ※拡大


㏘ 02:29-02:32 角田山山頂
いつも賑わう山頂も数人程度の姿しか見られません。
山頂標識をぐるりと回り、再び«向陽観音堂へ向います。»

㏘ 02:41-02:59 向陽観音堂
1人で暫くボケーッとベンチに腰かけひと時過ごします。
展望は山並みに雲がかかりイマイチ状態。

何時までものんびり長居も出来ません。往路を下ります。

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下山開始  ※拡大

再び、苛酷なキツイ階段登山道を慎重に下ります。
日が長くなってきたので時々、山頂を目指す達者な方とすれ違います。

㏘ 03:45 稲島登山口
四合目まで下れば、ダラダラとした坂道に変ります。
脚の置き場が特別に無いのでこれはこれで歩き辛い。
(昔は何でもなかったのに・・・膝に負担がかかります)
なんとか無事に下山でき殷島薬師堂に合掌礼拝のジィ~ジです。

登山口の広い駐車場はガラガラ 10台程度。


家から一番近い【角田山】最初に登った時から数えれば既に凡そ半世紀も昔。
当時 【角田山】稲島コースが家からも一番近くおまけに幾多のコースの中でも
距離的に一番短く、ほぼ定番だったけれど6,7年前からは此の入沢コース、宮前コース
五ケ峠コース、五倫石コース、ホタルの里コースと段々変ってきた感じを受ける現在。
思うように曲がらぬ膝に負担がかかるけれ脚力・維持訓練にはたまにはいいかも。

  ジィ~ジ   【角田山】  12-2024

                042-2024 

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2024年6月 7日 (金)

連荘【角田山】& 【高立山~菩提寺山】

毎日が日曜日で暇はたっぷりのジィ~ジ。
残り少ない人生をなるべく健康で過ごしたい。
寝たきりにはなりたくないとの思いからお天気が良ければ
散歩代わりに近郊の山を歩いて体力維持に努めて居ます。
とは言ううものの・・・
遠出も段々億劫になってきたのでこの日も一番近い【角田山】です。

5月25日(土)☀
行先 【角田山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 五倫石登山口~ホタルの里コース合流~角田山山頂(往復)
記事 支尾根そして主稜線山頂への階段登山道は息が切れます。
㏂ 08:43 五倫石登山口🅿
歩きだしはなだらか、やがて“ホタルの里コース”合流迄の手前は
急登で段差不揃いのロープが張られた階段登山道。
急登なのでジグザグに道はつけられているけど結構きつい。

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急登階段の始まり  ※拡大

息を切らしながらも頑張ります。

㏂ 09:22ー09:25 ほたるの里コース合流点
主稜線に合流。休憩用の腰掛に腰を下ろし水分補給。
此の先、山頂に向かって長い急な階段登山道が待ってます。
達者な頃とは事なり、一気に登り上げることは出来ず、
休憩はしないものの、途中で立ち止り息を整えないと前進できず。

㏂ 09:45-10:07 角田山山頂
何時もは賑わう山頂なれど、この日は時間がまだ早い所為か疎ら。
午後には別の用があるので、お茶を飲んで暫く休み即、下山です。

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勾配きつく長い階段登山道  ※拡大

㏂ 10:25ー10:27 ほたるの里コース合流
ここから再び、往路の階段登山道の始まり。

㏂ 11:00 五倫石登山口🅿

足場の悪いドが付くほどの急な階段登山道は思うように動かない膝には
負担がかかりきついけど、年寄なので大事にしてばかりいても萎えるだけ?
少しは刺激を与えた方が良いかな?試行錯誤が続くジィ~ジです。

       ジィ~ジ  【角田山】 11-2024

                     040ー2024
付)
家に戻り一風呂浴びて汗を流し、簡単なお昼を採ってまたお出かけです。
向う先はデンカ ビッグスワン

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アルビレックスサポーター  ※拡大

PM4:00 キックオフ アルビレック新潟VSアビスパ福岡
何時も乍ら応援は素晴らしい Jリーグでも1,2?
この試合 勝ちと予想していたけど1:2で敗戦。
晩酌は少しほろ苦かった!!

  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~

80歳も過ぎた年寄りジィ~ジ。
自分なりのふらふっらヘロヘロ山歩きなれど老骨に鞭打ち晴れれば
近くの山々歩き体力維持に努める日々。
昨日に続いて形の上では連荘です。

5月26日(日)☀
行先 【高立山~菩提寺山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 大沢森林公園 堰堤コース~ろう火峰~高立山山頂~表登山道~
   代官沢コース~雷コース~仏路峠~菩提寺山山頂~大沢公園コース
   ~登山口🅿
記事 緩急混ざったこのコースは変化もあるので近年お気に入り。。
㏂ 09:53 堰堤コース登山口
スタートから低山とは言え、急登の階段登山道がスタート。
息切らしながらも頑張るジィ~ジです。

㏂ 10:35-10:37 ろう火峰
秋葉丘陵帯の最高峰。ここで小休止。
ここからは一旦下りでそのあと暫く平坦な路になります。
目的の山頂手前はロープが張られた急登の道。

㏂ 10:53-11:07 高立山
吹き出たあせも山頂の樹林隊を吹き抜ける風で一瞬にしてひんやり感。
時間も早いのでお昼は隣の【菩提寺山】で採ることに・・
暫し休憩して再び歩き始めます。

少し勾配がキツイ表山道をユックリと下り始める我が家です。
暫くすると前方からこの山の主の様な存在S西夫妻が登ってきて
我等に声をかけてくれ暫し立ち話。長年にわたる知り合いです。

我等は見事な孟宗竹の竹林拡がる中の登山道から左折して沢を目指します。

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竹林  ※拡大

㏂ 11:30 代官沢
代官沢へ下り切れば一跨ぎ出来そうな狭い沢。
蛇行しているので10回ほど渡渉です。

わが家は途中で酒の肴に少々、山の幸を頂戴します。
ここでも同じ目的の顔見知りの女性一人遭遇。

最期の沢を跨げば一旦林道。そこから暫く遡上して再び山道へ・・
“雷コース”呼ばれる少々急な山道が待ち受けています。

登り上げれば“大沢公園コース”に合流。

㏘ 00:28 仏路峠
石仏に合掌。首を垂れます。

㏘ 00:30-01:07 菩提寺山

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菩提寺山山頂  ※拡大

日曜日のお昼時、山頂には世代を超えた大勢のハイカーの姿が見られます。

わが家もゆっくりと腰を下ろしランチタイムとします。
そよ風が心地よさを運んでくれます。

下山は足にも優しい“大沢公園コース”

㏘ 01:13 ブドウ園コース分岐
ここからの道は雨上がりでも泥濘にならない快適な道。
勾配も緩やかなプロムナードです。

㏘ 01:47 大沢森林公園登山口

㏘ 01:49 🅿


残された人生は短いかもしれないけれど、曲がりなりにも毎日好き勝手に
行動できることは真に幸せだとつくづく思える昨今。
願わくば現在の状態が今しばらく続くことのみ願うジィ~ジです。

 
       ジィ~ジ  【高立山】  03-2024
            【菩提寺山】  08-2024
            【高立山~菩提寺山】  02-2024

                    041-2024

                 

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2024年6月 2日 (日)

ヒメサユリIN【高城城址~袴腰山】

時期が到来すれば必ず見に行かねば‥と思わせる花の一つ。
新潟県・福島県・山形県の一部の山域でしか見ることが出来ないと
なれば尚更の事。淡いピンクのユリ科の植物 ヒメサユリです。
以前は6月に入ってから【粟ヶ岳】で鑑賞するのが常だったけれど
加齢で膝が思うように動かず脚力も落ちたのでここ数年は三条市下田の
森町~【高城城址(370m)】までの通称“ヒメサユリの小径”
鑑賞することが多くなってきた。

5月19日(日)☀
行先 【高城城址~袴越山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 ヒメサユリの小径~長善寺~たらさわのへつり~高城城址~空堀
   ~心臓破りの坂~袴腰銀座~とどめの坂~袴越山山頂
記事 近年、鹿害?猿害 獣害が顕著になってきて対策も大変そう。
   【袴越山(526m)】まで足を伸ばし【粟ヶ岳】見ながら昼食。
㏂ 09:50 ヒメサユリの小径
イベント会場で協力維持費(¥200)を支払いスタート。

㏂ 09:53 長禅寺
初代城主 長尾豊景と二代景久の位牌が安置されてます。

舗装された林道の途中から山道に入り 下がりの松 そして一の坂・・・
目的のヒメサユリが丁度盛りの様子で見られます。
獣害でかなりの被害がある様なれどそこそこの数の花株が見られます。

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ヒメサユリ  ※拡大

三脚を立て撮影するカメラマンの方も大勢見られます。
害獣除けで機械音も流されています。

はじめの眺め 二の坂 中の眺め・・・見晴らし尾根を辿ります。

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雪解け進む守門岳  ※拡大

㏂ 10:38 たら沢のへつり
この周辺は以前からヒメシャガの群生地として知られた場所なれど
今年は思いのほか少ない感じ。
そして今年も多く見られるのはウゴツクバネウツギが其処彼処。

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ウゴツクバネウツギ  ※拡大

戦国山城の雰囲気を今に残す一帯。深く切られた空堀を登り返します。

㏂ 11:05-11:12 高城城址
老若・男女 ファミリー グループ 大勢の皆さんが【守門岳】方向眺めながら
思い思いに心地よい陽ざしを受けながら休憩・歓談中 。

お昼を採るには少し間があるし、折角なので【袴越山(526m)】を目指すことに。 

先ずは深く抉られた空堀を下って・・・
暫く進むと狭い稜線はザレ場の足場の悪い急峻な道に変わります。
息が切れ、足が思うように上がりません。
㏂ 11:22 心臓破りの坂
なんとか頑張ってクリアすると少しなだらかで歩き易い道に変わります。

㏂ 11:35 袴腰銀座
憩いの松 見越の松と記された標識も見られます。
やがてまた又、道は急登に変ります。

㏂ 11:49 とどめの坂
誰が名付けた?まさにが着く急登の道が待ち受けています。

㏘ 00:02-00:48 袴越山山頂
丁度、お昼に山頂到着です。

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指呼の粟ヶ岳  ※拡大

山頂には標識と成功の鐘が置かれています。
達者な頃は雪深い真冬を除いて何度も何度も歩いた【粟ヶ岳】
ここ2,3年は眺める山に変ってしまい時の移ろい感じます。

山頂周辺は真っ赤な花をつけたヤマツツジが沢山見られます。

気持ち良さそうに脇では昼寝をしている御仁もおられます。

簡単なお昼も終わったので往路を戻ります。
只 只ひたすら躓かないように慎重に足を運びます。

深い空堀を登り上げれば【高城城址】です。

㏘ 01:35-01:50 高城城址
殆どの方は既に下山したのか人影は随分減っています。
それでも登ってくる人の姿も何人も見られます。
休憩小屋の脇には【高城城址】の由来が記されています。

下山時は勿論、目的のヒメサユリを心行くまで眺めながら
立ち止り立ち止まり往路を下ります。

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ヒメサユリ  ※拡大

そして名峰【守門岳】の雄姿を愉しみ乍ら・・・

相方は記憶を辿りながら最後にひっそりと足元に咲くヒメハギを確認。

㏘ 03:00 長善寺

㏘ 03:02 ヒメサユリの小径イベント広場🅿
広い駐車場も朝とは異なり車の台数は数えられる程に・・


今年も清楚で可憐なヒメサユリをたっぷりと楽しめ、更に少し急峻な
道が続く【袴腰山】まで歩くことが出来て満足。
【粟ヶ岳】そして【守門岳】の眺めもしっかりと満喫。
願わくば来年も現在の体調・脚力維持したいもの。

                      ジィ~ジ  039-2024

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