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2023年9月 9日 (土)

お盆は皆で【立山】

今年の盂蘭盆は娘一家と一緒に山登りです。
日頃、重責を背負い汗を流している娘の旦那氏も珍しく休暇が取れ、
更にスゥエーデンのヨーテボリ大学へ交換留学していた孫娘も
6月に帰国し3年生として復学。京都の大学で学んでいる2年生の
孫娘も夏休み。全員揃って行動する機会はこの先、???有りや無しや。

行先はジィ~ジの故郷 富山の日本百名山の一座【立山】です。
ジィ~ジも娘も共に 旦那氏や上の孫娘に大景観を見て欲しかった

8月11日(金) ☀
娘一家は東京から🚗 我が家は新潟から🚗 
早めに現地に着いた我が家は翌日のケーブル乗車券を早く購入するため
立山駅に一番近い🅿に車をデポ。(夕方は下山者で🅿確保し易い)
此の日泊まる立山山麓温泉の宿のご主人から迎えに来て貰います。
心地よい露天風呂に体を横たえ夕食はみんなで乾杯、美味に舌鼓を打ちます。
※温泉も良し 料理も良し。我が家は8年ぶり二度目

8月12日(土) ☀

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早朝宿を出る。  ※拡大

6時半ころから売り出すケーブル乗車券を購入するため、早朝5時に
娘の旦那氏の🚗で相方と娘を立山駅まで送るジィ~ジです。
一旦宿へ戻って娘の旦那氏と二人の孫娘と一緒に立山駅へ・・
幸い何とか🅿スペースも確保。
朝早くからチケット売り場に並んだので7時20分発のケーブルに乗車。
10分足らずで«美女平(977m)»に到着。

ケーブルを下り直ぐ、立山高原バスに乗り換え終点の«室堂(2450m) »へ。
快晴の下、車窓からは仙洞杉と呼ばれる幹回り9.4m樹高21mの立山杉の巨木、
更に落差日本一(350m)を誇る[称名滝] そして広大な«弥陀ヶ原»
北アの女王と呼ばれる【薬師岳】目を転ずれば【大日岳~奥大日岳】そして
岩と雪の殿堂【剱岳】の雄姿も目に飛び込んできます。
やがてバスは«室堂»に着きます。


行先 【立山】
同行 娘夫婦 大学2年孫娘 大学3年孫娘 相方、ジィ~ジ 計6名
行程 立山駅~ケーブル・バス~室堂~一の越~雄山(往復)
記事 心配していたお天気も杞憂に終わり。娘一家との山登りは
   とてもいい思い出になった。
   ※ 下記の時間は時間調整した結果で参考にならず。
㏂ 08:15 室堂ターミナル 玉殿の水

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快晴の立山  ※拡大

持参のペットボトルに立山から湧き出た水を汲み入れます。
【立山(雄山)】をバックに6人で記念撮影。
年を取り脚力が衰えた我らと娘一家では歩調が合わないので
娘一家には山頂を目指して自分たちのペースで歩いてもらい、
我が家は2人で足元の花々眺めながら自分たちのペースで歩きます。

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花々  ※拡大
上段 左 イワツメクサ   上段 右 ミヤマアカバナ
下段 左 ヨツバシオガマ  下段 右 ヤマハハコ

いつもながら大勢の登山者が交錯して国際色も豊かです。

今年は雪解けが早かったのか?例年より残雪量が少ない感じ。

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雪渓  ※拡大

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花々  ※拡大
上段 左 ウサギギク    上段 右 イワギキョウ
下段 左 タカネシオガマ  下段 右 トウヒレン

㏂ 09:23ー09:26 祓堂

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祓堂  ※拡大
ここは俗世の下界と神域の境界です。この先は神域 心して望まねば・・・


振り返ればジィ~ジの大好きな【奥大日岳】 【大日岳】の雄姿。
そして«雷鳥沢»にはカラフルなテントが数えきれないほど・・・

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振り返れば  ※拡大

ジグザグに石畳の登山道を進めばやがて山荘と大勢の人だかり。  

㏂ 09:38-11:32 一ノ越
山頂を目指す登山者、既に山頂から下山してきた登山者で大賑わい。
娘一家は多分山頂の近くまで行っていると思われます。
膝が悪く下山に手間取るジィ~ジはこの«一の越»を此の日の最終点に。

前方には【槍ヶ岳】 【穂高岳】【燕岳】そして最右には【笠ヶ岳】・・
名の知れた日本の名峰が数々眺められます。

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槍ヶ岳・穂高岳  ※拡大

70年ほど前、小学生だったジィ~ジ、ケーブルが開通した年、更に翌年と
学校で選ばれケーブルカーに試乗。
そして中学一年でバスは弘法小屋(現在は廃墟跡のみ)まで開通し、学校登山で
地獄谷温泉(房次の湯)※現在は通行止め 一泊しての初めての【立山(雄山)】
爾来 【浄土山】 【雄山】 【別山】【立山三山】周回はじめ降雪期は別にして
多分20数回以上は歩いている世界に誇る故郷の日本を代表する名峰
更に残雪期の【奥大日岳】 【大日岳】 【国見岳】・・・
岩の殿堂【剱岳】別山ルート 早月ルー 長次郎谷ルート と走破。
«剣沢雪渓»から«仙人池小屋»  «五色が原山荘»から【薬師岳】へ・・・
達者な頃は【立山(雄山)】は勿論«五色が原»まで日帰りも・・・
思い出せばキリがないくらい、蘇ってきます。
更に奇しくも大腸癌手術をした80歳の義父を«一ノ越»まで同行して
我ら二人で【立山(雄山)】に登頂したことも思い出されます。

此の日のジィ~ジはこここが山頂です。

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記念に一枚
バックは残雪期にアタックしたことも懐かしい【龍王岳】です。
後方の肩には【笠ヶ岳】更に【水晶岳】・・【槍・穂高】

簡単なお昼を取ったりしながらゆっくりとひと時過ごします。
娘一家も山頂でお昼を取っていることかと推測されます。
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雄山  ※拡大
上の孫娘提供の一枚です。


曲らぬ膝で下山に時間がかかるジィ~ジ、下山の開始です。

㏂ 11:55 祓堂
下山時も高山植物に見惚れながら下ります。
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花々  ※拡大

上段 左 タテヤマリンドウ   上段 右 イワオトギリ
下段 左 イワイチョウ     下段 右 クモマニガナ    

㏘ 01:05 室堂山荘分岐
ベンチの腰を下ろし休憩していたところ娘一家が揃って帰ってきます。
6人で«みくりが池»へ向かいます。

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花々  ※拡大

右 上段 ウメバチソウ    下段 イワオウギ
右列   ダイモンジソウ

㏘ 02:25 みくりが池

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みくりが池  ※拡大

お昼も過ぎて少し雲も湧きだしてきたのでライチョウにも遭えるかな?と。
«雷鳥沢»方向に少し下ればライチョウに会えたかもしれません。

【立山】を代表する一花 チングルマ(稚児車)は名の通り花穂。
更にワレモコウ(吾亦紅)も沢山足元に広がっています。。

㏘ 03:00 室堂ターミナル
ターミナルは黒部ダム方面へ向かうハイカー・観光客や下山者で混雑。。
我が家はバス乗車口に並んでバスを待ちます。
バス終点の«美女平»でケーブル乗車に10数分待って乗車。

ケーブル終点の立山駅からは今宵の宿に向かって二台の🚗🚙が・・・
此の日も温泉宿で宿泊です。

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温泉宿の夕餉  ※拡大
今宵の夕餉は富山湾を代表する海の宝石 白エビ会席コース。
「かんぱ~い」
目の前の料理に舌鼓を打ちながら楽しかlった山談義に花が咲きます。

8月13日(日)☀
朝ぶろに入り終えゆっくっりと朝食を採る我らです。
相方と娘そして孫たちはお土産を物色したり・・・

一昨日の立山山麓温泉ホテルも此の日の温泉宿の経費も全て
娘の旦那氏が支払い。老いては子に従い 厚意に甘えジィ~ジは
二晩の酒代だけは持たせえてもらいます。
チェックアウトをして二台の車は夫々次の目的地に向かいます。
娘一家は旦那氏の実家 新潟市へ・・

我が家は温泉宿から左程遠くない富山市の亡き長兄宅へ向かいます。
今年92歳を迎ええた兄嫁は単身住まい。
丁度、盂蘭盆 兄嫁と一緒に墓参りと檀家寺へ挨拶に。
亡両親や長兄そして次兄夫婦に線香を手向け合掌。
兄嫁とお寿司を買い求め一緒にお昼を取り3時過ぎまで亡き長兄宅に滞在。
「また来るよ」兄嫁に挨拶して富山市をでます。
北陸道経由で急いで変ええる用もない我が家、途中の西山ICからは一般国道で
我が家へ戻ります。
7時過ぎに我が家へ到着、家じゅうの窓を開け、空気の入れ替えしてクーラーの
スイッチを入れます。

8月14日(月)☀
東京三鷹へ戻る娘一家。
変える前に我が家へチョコッと顔を出してくれます。
帰りは2人の孫娘も交代で運転する由。
またの再会を約して我が家を出ます。


中身の濃い思い出に残る三日間。成人した孫娘、来年成人式を迎える孫娘。
大人になった孫娘たちと一緒に山登りが出来るなんて想像すらしていなかった。
好天の下、娘一家が【立山】登山を楽しんで貰え、温泉宿でも優雅なひと時。
これもあれも 健康あっての物種。健康に感謝です。
そして両親や長兄 次兄 縁者の墓参りも済ませることも出来た。
素晴らしい想い出に浸りながら、現在の状態を少しでも長くキープできるよう
日々訓練に努めようと改めて心に誓うジィ~ジです。

                ジィ~ジ  053-2023

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コメント

もうぞうさま
立山は日本が世界に誇る景観だと思っています。
是枝一言掛けてお出かけになってください。
今はお隣の大国からの客が少ないのでいいですよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2023年9月12日 (火) 20:50

立山や室堂は素晴らしいところですね。
だれか連れてってくれないかな~もう自分で行く気がない私で。。

投稿: もうぞう | 2023年9月12日 (火) 18:40

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