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2023年9月

2023年9月25日 (月)

涼味と高山植物鑑賞【八方池】

連日酷暑が続く越後新潟、年を取ると殊更、身体にも負担がかかります。
耐えかねて「少しは涼しい処へ行こう」と新潟市から脱出。
向う先は信州長野白馬山麓【八方池】です。

以前はゴンドラ(アダム)とリフト2基利用が常でしたが10年ほど前からは
八方スキー場を横断する黒菱林道(黒菱スカイライン)
和田野(850m)から≒9キロ 標高差760m 黒菱カフェテリアまで利用。

※ ゴンドラリフト2基 往復料金 2,000円 割引⇒1,900円 P 無料 
※ ゴンドラ+リフト2基 往復料金 4,200円 割引⇒3,300円 P 1,000円

混雑もしていないし費用的にも財布に優しい。30分弱運転は必要だけど。

8月31日(木)☀
行先 【八方池】
同行 A田さん 相方 ジィ~ジ 計3人
行程 黒菱リフト(9分)~グラートクワットリフト(5分)~八方池山荘
   ~八方尾根自然探勝路~第3ケルン~八方池~登山道~八方池山荘
記事 時折ガスが湧きだしてきたりもしたもの10度以上の温度差で涼味満喫
   白馬三山不帰の嶮五竜岳鹿島槍ヶ岳の大天望と富士山も望遠
   色とりどりの多種類の高山植物も鑑賞

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八方池山荘目指して  ※拡大
流石に10度以上は低い気温の微風を受け足元に広がる草花に目をやります。
「気持ちいい~ッ」

㏂ 09:10 八方池山荘(1,850m)
山荘の前は何時ものように大勢の登山者で大賑わい。
軽装備の観光客のグループも散見。装備もまちまち。

売店・トイレも完備。

 数年前までは日帰り【唐松岳】も数回。小屋迫1回。
  更に【五竜岳】 【鹿島槍ヶ岳】に向かったことも数回。
  そして【白馬岳】から≪不帰の嶮≫も2度。
  残雪期の<八方池>も3,4年定番にしていたことも・・

此の日の目的の一つは高山植物鑑賞。
木道の〈八方自然研究路〉を歩きながらゆっくりと楽しみます。左側通行です。

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高山植物いろいろ その1  ※拡大
写真 上段左  シロウマアサツキ   写真 上段右  ハクサンシャジン
写真 下段左  ワレモコウ      写真 下段右  コウメバチソウ

右手前方には【五竜岳】 【鹿島槍ヶ岳】が望まれるが直ぐに雲に覆われます。

そしてジィ~ジのこの時期お気に入りの今年初めての一花確認。
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タカネマツムシソウ  ※拡大
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八方自然研究路  ※拡大
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高山植物いろいろ その2  ※拡大
写真 上段左  イワショウブ    写真 上段右  ミヤマウスユキソウ
写真 下段左  ミヤマウイキョウ  写真 下段右  カライトソウ

㏂ 09:51 息(休む)ケルン
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ハッポウセンブリ  ※拡大
このハッポウタカネセンブリもこの付近の固有種。

㏂ 10:00 八方ケルン(2,035m) 

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八方ケルン  ※拡大

天空には雲が広がってきています。
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五竜岳  ※拡大
ガスが切れると瞬間、【五竜岳】 【鹿島槍ヶ岳】 の雄姿が現れます。

※両座を跨ぐ八峰キレットは10数年前に二度。
 両座個々にも2~3度歩いたことが懐かしい。

眼前には白馬連峰展望図(中部山岳国立公園八方尾根)の大看板が・・
ところがモクモクと白い雲が次から次と湧き出してきます。
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ガスが湧きだす  ※拡大
此の日は【八方池】が目的地。急ぐ必要はないのでのんびり様子を見ます。

㏂ 10:15ー10:25 第3ケルン(2,080m) 八方池ケルン
ケルンの脇で腰を下ろし雲の様子を観察します。
漸くガスも固まりだしてきたもののすっきりとは晴れず。

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白馬三山と八方池  ※拡大
漸く【白馬岳(2,932m)】 【白馬杓子岳(2,812m)】 【白馬鑓が岳(2,903m)】
見られるものの雲が邪魔して(八方池)からの逆さ【白馬三山】は見られません。

㏂ 10:30-11:45 八方池
池のほとりへ降りて小腹を満たしながらのんびりとひと時過ごします。
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不帰の嶮Ⅰ峰(右)Ⅱ峰(左)  ※拡大

年を重ね、日帰り【唐松岳】も無理となってきたけれど達者な頃が懐かしい。
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のんびりタイム  ※拡大

ゆったりとしたひと時を終え【八方池】を周回して下山の開始です。
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池を周回して  ※拡大

下山路は第2ケルン(息)先にあるトイレからそのまま岩稜帯の登山道を下ります。
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高山植物いろいろ その3  ※拡大
写真 上段左  シモツケソウ   写真 上段右  ハッポウアザミ
写真 下段左  オヤマソバ  中央 ハクサンタイゲキ  下段右 トリカブト

他にもコゴメグサ ミヤマママコナ ゴマナ オオヤマリンドウ アキノキリンソウ
ノコンギク クロトウヒレン シラネニンジン etc etc 正に高山植物の宝庫。

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八方池山荘が眼下に  ※拡大
四周の山並みそして足元の花々に見惚れながら下山です。
目視では遥かに今年は最初の【富士山】も望遠できたジィ~ジです。

㏘ 01:30-01:40 八方池山荘
帰りを急ぐ旅でもなし山荘前の売店でソフトクリームを購入。
ゆっくりと味わいながら舐め味わいます。

グラートクワットリフトから眼下を眺め山並みを眺めながら・・

㏘ 01:50 黒菱平(1,680m)
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【五竜岳】&【鹿島槍ヶ岳】  ※拡大
(黒菱平)はviewpoint そして鎌池湿原ニッコウキスゲの大群生地。

㏘ 01:58 黒菱第3ペアリフト 

㏘ 02:06 登山口P カフェテリア黒菱


残会ながらピーカンには恵まれず目的地は一時雲に覆われたりもして
いたけれど過去にも何回か訪れているし、此の日は涼味を味わうこと
そして蛇紋岩地帯に生息する高山植物鑑賞も目的だったので悔いは残らず。
下山時には久々に霊峰【富士山】も目視され、しっかっりと楽しむことが出来て
大満足の一日となったジィ~ジ。改めて健康で曲がりなりにも歩けることに感謝。


           ジィ~ジ   056-2023

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2023年9月17日 (日)

絵画展IN【高立山】

地元紙でも取り上げられたけれど30年来の山仲間の絵画展が8月末まで
秋葉丘陵【高立山】の山頂休憩避難小屋で開催。
暑いさなか、少しでも涼しいうちに見てこよう・・・と。

8月26日(土) ☀
行先 【高立山(276m)】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 大沢森林公園登山口P~(堰堤コース)~ろう火峰~下西ベンチ~
   山頂~下西ベンチ~ろう火峰~(中央コース)~大沢森林公園登山口P
記事 山頂でスケッチするO氏の姿を幾度も見たことがあり、また何回か
   一緒に【飯豊連峰】を歩いた仲。ジィ~ジより先輩なれど遥かに達者。
㏂ 06:30 堰堤コース登山口
のっけからお助けロープが張られた結構、急登が続き息が切れます。

㏂ 07:17-07:19 ろう火峰
秋葉丘陵帯の最高峰。(281m)
ここまでくれば山頂までの先は読めます。

㏂ 07:24 下西ベンチ
ここは【大平】との分岐point。知り合いの下西氏手作りの青竹ベンチ。

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下西ベンチ  ※拡大

我らは高度差10mほど下って水平動を暫く進みます。
やがて山頂に向かて急登が待ち受けています。高度差30m弱

㏂ 07:39-08:25 高立山山頂 避難休憩小屋

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高立山山頂標識  ※拡大

小屋でゆっくりとO氏の淡彩画を堪能します。

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絵画展の様子  ※拡大

山の風景スケッチの他、高山植物の写生も・・・
過って【飯豊連峰】頼母木小屋でも何回か絵画展されたことも・・

㏂ 08:43 ろう火峰 (中央コース)
往路と同じ道を辿るのも芸がない?
(中央コース)を選択。
最後は少し急な下っり道が続きます。

㏂ 09:29 大沢森林公園
下り切ればキャンプ場広場。芝生が広がっています。

㏂ 09:34 大沢森林公園登山者用P
小さな吊り橋を渡り切った先には登山者用のP

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小さな吊り橋  ※拡大

今回の絵画展の主はジィ~ジより先輩なれど現在でも矍鑠として登山口まで
自宅から自転車で乗り付けるほどの体力の持ち主。
スキーも達者で昔、飯豊の石転び沢雪渓を登り、梅花皮岳から颯爽と滑降する姿が
格好良く今でもはっきりと覚えているジィ~ジ。
天は一物ならず二物も三物も与えたもうたようです。
何にも才のないジィ~ジ、聊かやっかみも。(努力もしていないけど)


      ジィ~ジ   【高立山】 04-2023
          
                     055-2023

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2023年9月12日 (火)

キツネノカミソリIN【角田山】山麓

暑いさなかでも時期が来れば毎年会いに行きたくなる≪キツネノカミソリ
過去何十年間も大概【角田山】ヨーロッパ松コースから浦浜コース周回
定番として実施してきましたが、今年は安直に【角田山】の麓周辺。

8月17日(木) ☀
行先 【角田浜妙光寺山古墳】周回
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 古墳コース登山口~角田浜妙光寺山古墳~妙光寺~古墳コース登山口
記事 古墳から直接、妙光寺への下山コースは昨年開削された由。
㏂ 09:04 登山口P
様々な墓が林立する墓地の中に切られた道を進みます。

㏂ 09:06 御坊沢
墓地が途切れた先には小さな小さな沢が現れます。(御坊沢)
此処からは暫く結構急との道が続きます。
我慢しながら登ればやがて目的のキツネノカミソリが道の脇に・・・

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キツネノカミソリ  ※拡大

そして《角田浜妙光寺山古墳》と名付けられた前方後円墳の前方部に出ます。

㏂ 09:21ー09:30 角田浜妙光寺山古墳

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角田浜妙光寺山古墳  ※拡大
ここから通称【ジョウ山】方面へは進まず、昨年開削されたらしい妙光寺境内へ
ロープが張られえた結構急な階段登山道が続きます。
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開削された登山道  ※拡大
きっと大変な応力を要したことと思われます。
此の途中からキツネノカミソリの群生が何か所も見られます。
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キツネノカミソリ  ※拡大
他にも何種類かの時期の花が見られます。
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( 写真 左 ツリガネニンジン  写真 右 ヘクソカズラ ) ※拡大
茎や葉を傷つけると強烈な悪臭が出るので仕方ないけれど可哀そうなネーミング。

此の日は途中で珍しい特異株?突然変異? 白いキツネノカミソリも確認
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キツネノカミソリ(白)  ※拡大

㏂ 10:00ー10:10 妙光寺境内登山口
丁度、昨年このルートを開削された常連さんが作業中で、労いの言葉をかけ
更に苦労話や情報を収集。

Pへ向かって歩いていると7,8人の男女のグループ。
偶然顔見知りの某山の会の皆さん。
聞けばこの新しいコースから【ジョウ山】~宮前コース~山頂とのこと。
暑いさなか軟弱なジィ~ジは真似ができません。

㏂ 10:17 登山口P


手じかにキツネノカミソリの群生が見られるのは有り難い。
今回は白いキツネノカミソリも確認。
少々きつい登り下りでも距離も短いのでゆっくり歩けば極端に
現在より体力・脚力が落ちなければ来年もまた身に来れるかな?
これからも体調維持に努めたいと願うジィ~ジです。


           ジィ~ジ  054-2023

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2023年9月 9日 (土)

お盆は皆で【立山】

今年の盂蘭盆は娘一家と一緒に山登りです。
日頃、重責を背負い汗を流している娘の旦那氏も珍しく休暇が取れ、
更にスゥエーデンのヨーテボリ大学へ交換留学していた孫娘も
6月に帰国し3年生として復学。京都の大学で学んでいる2年生の
孫娘も夏休み。全員揃って行動する機会はこの先、???有りや無しや。

行先はジィ~ジの故郷 富山の日本百名山の一座【立山】です。
ジィ~ジも娘も共に 旦那氏や上の孫娘に大景観を見て欲しかった

8月11日(金) ☀
娘一家は東京から🚗 我が家は新潟から🚗 
早めに現地に着いた我が家は翌日のケーブル乗車券を早く購入するため
立山駅に一番近い🅿に車をデポ。(夕方は下山者で🅿確保し易い)
此の日泊まる立山山麓温泉の宿のご主人から迎えに来て貰います。
心地よい露天風呂に体を横たえ夕食はみんなで乾杯、美味に舌鼓を打ちます。
※温泉も良し 料理も良し。我が家は8年ぶり二度目

8月12日(土) ☀

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早朝宿を出る。  ※拡大

6時半ころから売り出すケーブル乗車券を購入するため、早朝5時に
娘の旦那氏の🚗で相方と娘を立山駅まで送るジィ~ジです。
一旦宿へ戻って娘の旦那氏と二人の孫娘と一緒に立山駅へ・・
幸い何とか🅿スペースも確保。
朝早くからチケット売り場に並んだので7時20分発のケーブルに乗車。
10分足らずで«美女平(977m)»に到着。

ケーブルを下り直ぐ、立山高原バスに乗り換え終点の«室堂(2450m) »へ。
快晴の下、車窓からは仙洞杉と呼ばれる幹回り9.4m樹高21mの立山杉の巨木、
更に落差日本一(350m)を誇る[称名滝] そして広大な«弥陀ヶ原»
北アの女王と呼ばれる【薬師岳】目を転ずれば【大日岳~奥大日岳】そして
岩と雪の殿堂【剱岳】の雄姿も目に飛び込んできます。
やがてバスは«室堂»に着きます。


行先 【立山】
同行 娘夫婦 大学2年孫娘 大学3年孫娘 相方、ジィ~ジ 計6名
行程 立山駅~ケーブル・バス~室堂~一の越~雄山(往復)
記事 心配していたお天気も杞憂に終わり。娘一家との山登りは
   とてもいい思い出になった。
   ※ 下記の時間は時間調整した結果で参考にならず。
㏂ 08:15 室堂ターミナル 玉殿の水

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快晴の立山  ※拡大

持参のペットボトルに立山から湧き出た水を汲み入れます。
【立山(雄山)】をバックに6人で記念撮影。
年を取り脚力が衰えた我らと娘一家では歩調が合わないので
娘一家には山頂を目指して自分たちのペースで歩いてもらい、
我が家は2人で足元の花々眺めながら自分たちのペースで歩きます。

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花々  ※拡大
上段 左 イワツメクサ   上段 右 ミヤマアカバナ
下段 左 ヨツバシオガマ  下段 右 ヤマハハコ

いつもながら大勢の登山者が交錯して国際色も豊かです。

今年は雪解けが早かったのか?例年より残雪量が少ない感じ。

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雪渓  ※拡大

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花々  ※拡大
上段 左 ウサギギク    上段 右 イワギキョウ
下段 左 タカネシオガマ  下段 右 トウヒレン

㏂ 09:23ー09:26 祓堂

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祓堂  ※拡大
ここは俗世の下界と神域の境界です。この先は神域 心して望まねば・・・


振り返ればジィ~ジの大好きな【奥大日岳】 【大日岳】の雄姿。
そして«雷鳥沢»にはカラフルなテントが数えきれないほど・・・

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振り返れば  ※拡大

ジグザグに石畳の登山道を進めばやがて山荘と大勢の人だかり。  

㏂ 09:38-11:32 一ノ越
山頂を目指す登山者、既に山頂から下山してきた登山者で大賑わい。
娘一家は多分山頂の近くまで行っていると思われます。
膝が悪く下山に手間取るジィ~ジはこの«一の越»を此の日の最終点に。

前方には【槍ヶ岳】 【穂高岳】【燕岳】そして最右には【笠ヶ岳】・・
名の知れた日本の名峰が数々眺められます。

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槍ヶ岳・穂高岳  ※拡大

70年ほど前、小学生だったジィ~ジ、ケーブルが開通した年、更に翌年と
学校で選ばれケーブルカーに試乗。
そして中学一年でバスは弘法小屋(現在は廃墟跡のみ)まで開通し、学校登山で
地獄谷温泉(房次の湯)※現在は通行止め 一泊しての初めての【立山(雄山)】
爾来 【浄土山】 【雄山】 【別山】【立山三山】周回はじめ降雪期は別にして
多分20数回以上は歩いている世界に誇る故郷の日本を代表する名峰
更に残雪期の【奥大日岳】 【大日岳】 【国見岳】・・・
岩の殿堂【剱岳】別山ルート 早月ルー 長次郎谷ルート と走破。
«剣沢雪渓»から«仙人池小屋»  «五色が原山荘»から【薬師岳】へ・・・
達者な頃は【立山(雄山)】は勿論«五色が原»まで日帰りも・・・
思い出せばキリがないくらい、蘇ってきます。
更に奇しくも大腸癌手術をした80歳の義父を«一ノ越»まで同行して
我ら二人で【立山(雄山)】に登頂したことも思い出されます。

此の日のジィ~ジはこここが山頂です。

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記念に一枚
バックは残雪期にアタックしたことも懐かしい【龍王岳】です。
後方の肩には【笠ヶ岳】更に【水晶岳】・・【槍・穂高】

簡単なお昼を取ったりしながらゆっくりとひと時過ごします。
娘一家も山頂でお昼を取っていることかと推測されます。
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雄山  ※拡大
上の孫娘提供の一枚です。


曲らぬ膝で下山に時間がかかるジィ~ジ、下山の開始です。

㏂ 11:55 祓堂
下山時も高山植物に見惚れながら下ります。
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花々  ※拡大

上段 左 タテヤマリンドウ   上段 右 イワオトギリ
下段 左 イワイチョウ     下段 右 クモマニガナ    

㏘ 01:05 室堂山荘分岐
ベンチの腰を下ろし休憩していたところ娘一家が揃って帰ってきます。
6人で«みくりが池»へ向かいます。

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花々  ※拡大

右 上段 ウメバチソウ    下段 イワオウギ
右列   ダイモンジソウ

㏘ 02:25 みくりが池

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みくりが池  ※拡大

お昼も過ぎて少し雲も湧きだしてきたのでライチョウにも遭えるかな?と。
«雷鳥沢»方向に少し下ればライチョウに会えたかもしれません。

【立山】を代表する一花 チングルマ(稚児車)は名の通り花穂。
更にワレモコウ(吾亦紅)も沢山足元に広がっています。。

㏘ 03:00 室堂ターミナル
ターミナルは黒部ダム方面へ向かうハイカー・観光客や下山者で混雑。。
我が家はバス乗車口に並んでバスを待ちます。
バス終点の«美女平»でケーブル乗車に10数分待って乗車。

ケーブル終点の立山駅からは今宵の宿に向かって二台の🚗🚙が・・・
此の日も温泉宿で宿泊です。

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温泉宿の夕餉  ※拡大
今宵の夕餉は富山湾を代表する海の宝石 白エビ会席コース。
「かんぱ~い」
目の前の料理に舌鼓を打ちながら楽しかlった山談義に花が咲きます。

8月13日(日)☀
朝ぶろに入り終えゆっくっりと朝食を採る我らです。
相方と娘そして孫たちはお土産を物色したり・・・

一昨日の立山山麓温泉ホテルも此の日の温泉宿の経費も全て
娘の旦那氏が支払い。老いては子に従い 厚意に甘えジィ~ジは
二晩の酒代だけは持たせえてもらいます。
チェックアウトをして二台の車は夫々次の目的地に向かいます。
娘一家は旦那氏の実家 新潟市へ・・

我が家は温泉宿から左程遠くない富山市の亡き長兄宅へ向かいます。
今年92歳を迎ええた兄嫁は単身住まい。
丁度、盂蘭盆 兄嫁と一緒に墓参りと檀家寺へ挨拶に。
亡両親や長兄そして次兄夫婦に線香を手向け合掌。
兄嫁とお寿司を買い求め一緒にお昼を取り3時過ぎまで亡き長兄宅に滞在。
「また来るよ」兄嫁に挨拶して富山市をでます。
北陸道経由で急いで変ええる用もない我が家、途中の西山ICからは一般国道で
我が家へ戻ります。
7時過ぎに我が家へ到着、家じゅうの窓を開け、空気の入れ替えしてクーラーの
スイッチを入れます。

8月14日(月)☀
東京三鷹へ戻る娘一家。
変える前に我が家へチョコッと顔を出してくれます。
帰りは2人の孫娘も交代で運転する由。
またの再会を約して我が家を出ます。


中身の濃い思い出に残る三日間。成人した孫娘、来年成人式を迎える孫娘。
大人になった孫娘たちと一緒に山登りが出来るなんて想像すらしていなかった。
好天の下、娘一家が【立山】登山を楽しんで貰え、温泉宿でも優雅なひと時。
これもあれも 健康あっての物種。健康に感謝です。
そして両親や長兄 次兄 縁者の墓参りも済ませることも出来た。
素晴らしい想い出に浸りながら、現在の状態を少しでも長くキープできるよう
日々訓練に努めようと改めて心に誓うジィ~ジです。

                ジィ~ジ  053-2023

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2023年9月 4日 (月)

今年もこの花に会いたくて【弥彦山】

SNSを通して知り合いのM氏からの投稿。
やっぱり自分の目で今年も見に行きたいと触発され
暑いさなかでも朝方であれば少しは涼しいかな?と。
行先は【弥彦山】です。

8月8日(火)☀
行先 【弥彦山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 表参道登山道~五合目~(里見の松)~七合目~八合目~七合目~
   (里見の松)~五合目~表参道登山道
記事 自分では意識していないけど暑さが体力消耗加速?途中撤退も脳裏に
   少し落ち着いて目的の時期の一花確認。汗ダラダラで何とか下山
㏂ 06:50 表参道登山口
まだ朝の内だから少しは涼しいだろうと歩き始めるものの、直ぐに汗汗汗
自分の意思とは裏腹に思うように足が運びません。

既に下山してくる空身の常連さんや、我らを追い越していく人たち。

あまりにも辛そうなジィ~ジの様子を見て相方は
何回も「無理しないで帰ろうよ」「戻ろうよ」

「そうだな。調子が悪いので四合目で戻ろう」とジィ~ジ。

ふらつきながら何とか急な階段登山道の先、四合目に辿り着きます。
いつもなら通り過ぎる四合目で腰を下ろし休憩。

樹木の間からは遥かに【尾瀬燧ケ岳】もクッキリとみられます。

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遥か 尾瀬燧ケ岳 望遠 ※拡大

休みながら前方に目をやるジィ~ジ。
<五合目の遥拝鳥居はすぐだな。ここまで来た以上・・・>

重い体を持ち上げ、前進。

㏂ 07:50-07:56 五合目 遥拝所
休憩用の長椅子に腰を下ろし、またまた休憩。
目の前を交錯する登山者が何人も・・・

休憩したら気分的にも少し回復。<何とか歩けるかな>

相方も「戻ろうよ」とは言いません。

岩稜帯の登山道を六合目を目指して・・・
その先を回りこせば〈里見の松〉の休憩用吾妻屋。

㏂ 08:14-08:20 里見の松
吾妻屋には数人の女性グループが休憩談笑中。
「あら~っ Hさん」と声がかかります。顔見知りのグループです。
そのグループも山頂へは行かず、目的の花を見て来ただけと言う。

ここまでくればジィ~ジも引き返す訳には行きません。

御神水の七合目へ向かって少し急登を頑張ります。

備え付けのカップに御神水を汲み、のどを潤します。
目的の“花”は目前 いつもの場所に!!

㏂ 08:35-08:50 ナツエビネ鑑賞 八合目
2,3年前には少し離れた場所でも見られたのに・・・
それでも時期の花 ナツエビネ は存在感を示しながら咲いてます。

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ナツエビネ  ※ 拡大

この花に会いたくて汗水たらしながら頑張ってきたジィ~ジです。

目的を果たしたので八合目まで足を伸ばして其処からUターン。
帰りもナツエビネを再び鑑賞して・・・

㏂ 08:52 七合目 御神水

㏂ 08:56-08:59 里見の松
自分では一生懸命歩いているつもりなれど脇から見ればフラフラ・・
何人もの方が我らを追い越して下山していきます。

ジィ~ジの足は旨く回転できません。

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五合目へ向かって  ※拡大

赤いトレシャツを着た若い男女のグループが各々マイペースで
間をあけながら30人強と交錯。
聞けば社員旅行とか
皆 空身状態で最後に水を入れたポリタンを男性が2,3人。
余裕しゃくしゃくのグループ きつくて苦しそうな若者
様子は様々です。汗拭きタオルも持っていない。
山登りは急に言われた由。(変わった会社?)

思うに任せない膝を抱えながら時間を掛けて下山する我が家です。

やがて旧茶店の跡が眼下に迫ります。

㏂ 110:10 表参道登山口
登山口の鳥居から振り返り首を垂れます。

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表参道登山口鳥居  ※拡大

㏂ 11:14 弥彦神社参拝者 登山者🅿
🅿はもろに陽ざしを浴びて暑い暑い。
車の陰でびっしょりと濡れたシャツを着替えます。

  此の日に目に入った別の花々
  ボタンクサギ クサギ ハグロソウ モミジガサ etc etc


なんとか今年も時期限定の花“ナッツエビネ”をしっかり鑑賞できたものの
足が思うように動かず途中撤退まで口にしたジィ~ジ。
年を重ね、自分では意識していなくても暑さは容赦なく体力を奪うようです。
日頃の訓練不足も大きく柄影響?
年だから仕方がない。もっとしっかりしろ。凌ぎあいのジィ~ジです。


               ジィ~ジ  052-2023

 

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