7月末は名峰【月山】です。
平成23年7月最後の一座は日本百名山【月山(1984m)】です。
数あるお気に入りの一座の中でもトップクラスのお気に入りです。
風光明媚、高山植物の宝庫 更に古来山岳信仰の山として知られ、
【羽黒山】 【湯殿山】と合わせ、[出羽三山]として崇められ、
俳聖芭蕉も山中泊まり登頂し句を詠んだ。
最初に登ったのは37,8年ほどで長女が小学校5年生?
その日はゆっくり出かけ≪仏生池≫小屋泊まり。素晴らしい好天の日。
爾来、八合目から、志津リフト、志津(姥が沢小屋裏)更に八合目から
姥が沢横断・・・等、残雪と初夏の花が満喫できる頃から紅葉・新雪期まで
年寄なれば回数だけは多く今まで20回近く歩いているジィ~ジ。
住まいする新潟市からのアクセスも良いので日帰りには最適の❛山❜なのです。
近年(昨年も)志津から登る機会が多かったものの此の日は八合目からスタート。
7月31日(月)☀/☁/☔/☀
行先 【月山】 ※オモワシ山 天候悪化と意欲減退で撤退
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 月山8合目登山口~分岐~仏生池小屋~オモワシ山~仏生池小屋~
分岐~周回コース~
記事 久しぶりの8合目コースは想定以上のお花畑。そして寒さを覚えるほどひんやり
㏂ 08:22 月山八合目レストハウス登山口
150台ほどの🚗🚙が止めれる広大な🅿も平日の所為か意外と駐車スペースあり。
(10年ほど前 大混雑で6合目からバスに乗り換えしたことも・・)
レストハウス脇のなだらかな石畳の道からスタート。
弥陀ヶ原はこの時期、キンコウカが最盛期を迎えています。
色とりどり様々な高山植物に目を奪われ立ち止まり立ち止まり・・
㏂ 8:38 周遊コース(中之宮) 月山頂上分岐
木道の弥陀ヶ原から無量坂へ、そして一ノ岳、二ノ岳へ
登山道は石畳から岩に変わり、痛めている膝には優しくありません。
勾配も少しきつくなり大小の石がゴロゴロゴロゴロ・・・
写真 下段左 ヒナザクラ 右 ベニバナイチゴ
㏂ 10:28-10:45 仏生池小屋
大勢の登山者が思い思いに休憩しています。
始めて来て泊まった時の少年は多分、現在は小屋主さんでしょう。
やがてガスが湧きだし、半袖の暑がり屋ジィ~ジでも寒さも覚えるほど。
小屋前の石に腰を下ろしたっぷりと休み再び前進。
ガスはますます濃くなり、やがてポツンポツンと雨滴も当たり始めます。
雨具を付けるほどではないものの何か急に前進意欲も失い疲労感も覚えます。
山頂を目指すハイカーは跡を絶たないものの珍しく?ジィ~ジは戦意喪失。
㏂ 11:03 オモワシ山
山頂へ向う意欲は急激に萎んだジィ~ジ。
相方も様子を察し、「戻ろうよ!!」
珍しく?完全に登頂意欲喪失のジィ~ジ 撤退です。
㏂ 11:17-11:40 仏生池小屋
小屋まで戻り、休憩スペースで簡単なお昼とします。
ガスは少しずつ霧散して回復基調。
それでも一旦失った意欲は復活しません。
小屋の周囲はなだらかな湿原台地高山植物が入り乱れ咲き掘っている花園です。
㏘ 01:27 周遊コース(中之宮)・月山頂上コース 分岐
写真 下段左 ニッコウキスゲ 右 ハクサンイチゲ
㏘ 01:39-01:43 中之宮
写真 下段左 キバナノニガナ 右 タテヤマウツボクサ
<中之宮>は稲田の守護神、豊穣の神 御田原神社が祀られています。
大きな兎の像も祀られています。兎は月山神のお使い、月の精。
御田原参篭所 卯歳の今年は月山の御縁年とされています。
今年お参りすれば12年分のご利益があるとのこと。
㏘ 01:58 月山八合目レストハウス
久しぶりの八合目コースは改めて多種類の高山植物が見られること確認。
展望も素晴らしくこれ以上言うこともなし。
花を眺めながら立ち止まり立ち止まりすると疲労度も知らず知らずに加速?
ボロボロに使い古し壊れた膝には石や岩盤登山道は負担が倍増するようです。
天候の悪化とともに登頂意欲も珍しく減退。
改めて加齢による脚力低下を思い知らされる結果になったジィ~ジです。
無理して他人様に迷惑をかけることは避けたいもののやはり聊かショック。
それでも改めて【月山】の植生の豊富さを認識できてハッピー。
ジィ~ジ 051-2023
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コメント
もうぞうさま
いつもお世話様です。
此の日もイマイチ調子が悪く天候も瞬間的に悪化
途中撤退としましたがクロユリやウスユキソウは
一般的に多湿を嫌うので山頂に近い乾いた場所を
選ぶようです。
高層湿原の方が種類も多くカラフルです。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2023年8月29日 (火) 20:03
月山は緩やかな山容ですが、これがどうしてなかなかのくせ者ですからね。
それにしても、ウスユキソウやクロユリは?
北側のルートはあまりないのでしょうか?
投稿: もうぞう | 2023年8月28日 (月) 18:05