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2022年5月16日 (月)

エチゴルリソウそして【鋸山】

長岡のT中夫人からの電話連絡です。「エチゴルリソウ見頃だよ」
明日は天気も良さそげだけどどこへ行こうか迷っていた我が家。
時期の花エチゴルリソウを見に行かねば、と即決。
花を愛でる前に長岡市の最高峰【鋸山(764.9m)】に立ち寄りです。

5月5日(木)☀
行先 【鋸山(764.9m)】
同行 長岡T中夫妻 mimiさん Y田さん 加茂 香代子さん カツシさん 
         相方 ジィ~ジ  計8名
行程 登山口~花立峠~鋸山~花立峠~登山口
記事 雪深い長岡東山今頃カタクリ盛り、オオバキスミレと競演
Am 08:40 花立登山口
栖吉川に沿ってR352を進んだ突き当りに🅿
30台くらい駐車可能なれど手頃で人気の山、直ぐに満車状態に。
満車の場合はR352の路側帯に駐車。R352はこの場で行き止まり。
登山口には仮設のトイレも設置されています。

車から降りて靴を履き替えていると約束していた訳では無いけれど
加茂の加代子さん親子と一緒にT中さんグループの車が到着。
勿論、“天狗清水”を一飲みして一緒に歩き始めます。

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天狗清水 ※拡大

右側に雪解け水で流れの速い栖吉川を見ながら少しずつ高度を上げ
手摺の無い板の橋を渡り、山路へ入ります。
やがて❝烏滝❞の看板が現われますが加代子さん親子以外はスルー。
数十年前までは田圃でとして利用された名残で小さな沢が現在も・・
周辺はその小さな水路の影響で湿地帯となっている所為か?
白い大きな花弁を広げるミズバショウや食するには伸びきり
不適切な巨大なコゴメ(コゴミ クサソテツ)群生帯も現れます。

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巨大化したコゴメ ※拡大
Am 09:08-09:15 三合目
同行T中氏が主体で設置した不要丸太利用の休憩場所。吊り下げ鐘も。
柔らかな陽射しを受けながら先を目指す我等です。

Am 09:47-09:51 六合目
此の先もzigzag道が続き、所々急登の階段の連続となります。
前後から道端にはカタクリの群生 オオナキスミレの群落。
七折八折れ・・・少し急登の場もところどころ 
(年と共に年々きつく思われるようなってきて悔しい)
途中で見られるヤマシャクはまだ固い蕾を着け始めたばかり。

Am 10:17-10:32 八合目 花立峠
長岡市街地が見下ろせる休憩point。いろんなスタイルの登山者たち。
大勢のハイカーが思い思いに休憩中。
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花立峠 ※拡大
我等ものんびりゆっくり休憩を取ります。

T中さん達はここから❝長工新道❞を利用し第二の高峰【枡形山】更に
途中の【萱峠】分岐から【三ノ峠山】を経由して下山する予定。
一緒に誘われたものの、、少々長丁場で皆の足を引っ張るわけにも行かず
丁重にお断り。我等は【鋸山】を目指します。ここでお別れです。

Am 11:00-11:08 鋸山山頂
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新緑眩しいブナ ※拡大
取りつきから山頂までは青々として生気溢れるブナの樹林帯の中に
切られたアップダウンの登山道が続きます。
足もとにはピンクのイワカガミイワウチワなどの花々が盛り。

山頂には標柱 石祠 一等三角点 方位盤が設置。
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東山山頂 ※拡大
長岡市の市街地・信濃川が一望の下。
目を転ずれば秀峰【守門岳】 【浅草岳】そして【越後三山】の雄姿。
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守門岳(左)浅草岳 ※拡大

山頂だけは天上を遮るものなき裸地なれば日差しが強く長居は無理。
未だまだお昼には«間»が有ります。昼食は❝花立峠❞で採る事に。
少し狭いアップダウンの続く尾根を下ります。

Am 11:32-Pm 00:25 八合目 花立峠
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花立峠休憩point ※拡大
2人だけでのんびりお昼を採ります。
ゆっくり休んでも時間はタップリあります。
昨年は確かギンランを見たなぁ~と❝長工新道❞を数分【枡形山】方向へ。
生憎、ギンランキンランヤマシャクも確認出来ない我等です。
しかたがないので花探索は諦めて❝花立峠❞から往路を下山です。

急ぐ旅では無し下りは道端に咲き乱れる花々を愛でながら一歩一歩。
漸く残雪も解け、道端にはピンクの色鮮やかカタクリの群生
更に人目を引く一面のオオバキスミレ
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( 写真左 カタクリ  写真右 オオバキスミレ ) ※拡大

Pm 01:00-01:05 大モミジ
下山途中で娘からLINEが入り、オオモミジの縦横に張り出した枝株に
腰を掛け、返信に忙しい相方。

Pm 01:15 三合目
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三合目休憩場 ※拡大
ケルン擬きの石塔林立。

溢れた沢水が被る登山道、なるべく濡れないように気を付けながら下ります。
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栖吉橋に架かる板橋 ※拡大
此の先は深く抉られた栖吉川に沿って登山口へ向かいます。

Pm 01:30 登山口 天狗清水
締めとして再び清水を口にするジィ~ジです。
風谷天狗の楽言 
曰く この水は長寿の泉 一杯は五年 二杯は十年 三杯は限度

そしてこの日の目的 エチゴルリソウ の鑑賞です。
帰り支度をして🚗に乗り込み、車を降りて山道を20分程の場所。へばり付き
急崖な山肌にひっそりと数株へばり付き、そしてよく見ると足元にも二株確認。
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エチゴルリソウ ※拡大
名の通り可憐な瑠璃色の花弁を広げるエチゴルリソウ
あんまり見られない希少な花!!
今年も心行くまま鑑賞吸うることが出来て大満足の二人です。


五月晴れの快適な一日。色とりどり可憐な花々に癒され、新緑のブナからは
パワー energyも降り注いで貰ったような感も。そして汗を流し山頂に到達
すれば登行意欲をそそられる残雪を戴いた名峰の山並みの大展望。
T中さんからは山菜のお土産まで頂戴して良いとこ尽くめの一日に満足感と
感謝に絶えないジィ~ジです。山は良い哉 友はありがたき哉。

    ジィ~ジ 039-2022

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コメント

もうぞうさま
エチゴルリソウは何時も歩いて居る山では
お目に掛かったことが無いのです。
盗掘被害に遭わないようにと願っています。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2022年5月17日 (火) 21:13

玉ヰひろたさま
仰る通りだと思います。
私も白い仏炎苞は綺麗だと思いますが巨大化すると
イマイチ魅力が半減します。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2022年5月17日 (火) 21:10

エチゴルリソウ、キレイな色の可愛い花ですね。
盗掘されないようにいつまでも咲いていてほしいものです。

投稿: もうぞう | 2022年5月17日 (火) 19:30

水芭蕉も大きくなると、凄いですよね。芭蕉と名がつく理由が、よく解る姿です

投稿: 玉ヰひろた | 2022年5月17日 (火) 18:33

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