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2022年3月30日 (水)

セツブンソウそしてユキワリソウ

地勢上そして季節などの諸条件によって山野で見たい花、見られる花は
限られているようです。
今回はジィ~ジが住まいする越後新潟では多分見られない季節限定花。
早春に芽生え節分の頃から咲き出すので名づけられた節分草
日本固有種でキンポウゲ科セツブンソウ属の多年草。
晩春には地上部を枯らし休眠 スプリングエフェメラル 春の妖精
花言葉は「微笑み」「光輝」。

3月17日(木)☀
長岡の山友T中夫妻、Y田さんをお誘いして途中まで一般道を利用
そして豊田・飯山ICから上信越道更埴JCT経由長野道で更埴ICまで。
この日の行先は千曲市の戸倉宿キティパークです。
🅿からジグザグに歩いて約20分。大勢の見物客の姿が見られます。
早速、山の斜面一帯には目的のセツブンソウが一面に広がって居ます。

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セツブンソウ ※拡大

白い花弁に見られるのは実は萼片で2列に切られている黄色が花弁です。

千曲市の群生地は戸倉宿キティパーク地区倉科地区の二カ所。
地元の愛好会のご努力で見事に管理保護されています。
通路脇に植栽された紫陽花の足元に害虫駆除と猪・鹿除け対策で
木酢液の袋が無数に括られています。ご苦労様有難い事です。

セツブンソウは日本固有種で関東から中国地方で見られ、千曲市の群生地は
東日本の北限に当たると言われているようです。

昨年は長野市の山友U野夫妻に案内してもらい山道を倉科地区も
散策しながら見物。今年は春の日差しを浴びながらのんびりキティパークで
小腹を満たし倉科地区はパスです。

此の日の予定はもう一つ。
新潟松之山温泉の隣、松代町にあるドイツ人建築家カールベンクスさんの
事務所がある古民家カッフェ 『渋い』です。 詳細⇒コチラ
閉店間近な時間にギリギリ到着。丁度カールさんにもお会いでき色々お話を
伺うことも出来てラッキー。カッフェラテも美味。良きひと時を過ごせ満足。
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カフェラテ ※拡大
カール夫妻は新潟県十日町市松代に移住され26年。
失われゆく古民家の再生をライフワークに、その様子は
NHKBS3で四季それぞれ定期的に1時間半放映されています。

カール・ベンクス(Karl Bengs)  HP⇒コチラ
東京始め大都市からの移住者の方も豪雪の過疎地も活性化。

この日は時間に余裕が無くカールさんが手がけられた古民家集落、更に
星峠・棚田・美人林・芝峠・・・改めて近日中に訪ねる予定の我等です。
松之山温泉も良いなぁ~

この日の予定を終え、十日町市から川西経由で長岡へ向かいます。
長岡のT中さんの家でまたの再会を約しお別れ、帰途に着きます。

  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~

翌々日です。天気は下り坂に・・・
2,3年前?数年前?からSNSを通してしばしば目にするユキワリソウの里へ。
昨年に引き続き、今年もその時期が到来。  行先は 妙法寺 HPは⇒コチラ
家を出る頃から今にも降りそうな空模様。

3月19日(土) ☁/☔
行先 【妙法寺】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 妙法寺~六万部~久田城址~六万部~村岡城址~妙法寺
記録 時折小雨もぱらつき肝心のユキワリソウは首を垂れて寒そう
Am 10:55 妙法寺本堂
苔むした石段を登り『黒門』からまっすぐ『本堂』へ。
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妙法寺本堂 ※拡大
由緒ある名刹 法王山 日蓮宗本山村田 妙法寺 厳かな雰囲気漂っています。
本堂の御前で合掌礼拝 心ばかしのお賽銭も納めてスタートです。
本堂の回廊下を潜り抜けスタート。
時折パラパラと小雨が降ったりやんだり。
風も少し冷たいので雨具の上着を羽織って歩きます。
足もとには芽吹いたばかりのショウジョウバカマキクザキイチゲも寒そう。
ゆるい傾斜の軟かな道を進みます。

Am 11:10~11:15 六万部
少し小高い伝説の地 日蓮上人が佐渡へ配流され途中歩かれた道。
周辺にはグルリと薄い青や白、ピンクがかった多彩なユキワリソウの株が
見られるものの寒さと雨滴を浴びて下を向いて閉じてます。

Am 11:45-11:55 久田城址

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久田城址にて記念の一枚
ほぼ真下には日本海。山城の雰囲気覚えます。
源氏と平家が戦った時代の山城と言われています。
お天気が良ければ寝ころびたいような気持の良いspot。

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ユキワリソウ ※拡大
小雨も小止みになり薄っすらと陽射しが差し込めば花弁も開き出します。
ピンクの小さな蕾のカタクリも開花の準備中。

途中の道端にはキツネノカミソリの青々した株も群生。
お盆のころには一帯をオレンジ色に染めると思われ、その時期には又!!

周遊路の村岡城址への途中から戻ります。
眼下には🅿と山門が見られます。

Pm 00:48 妙法寺三門(赤門)
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妙法寺三門 ※拡大
左には東方を守る持國天、右には北方を守護する毘沙門天の仏神像
色鮮やかに彩色されています。


寺領で歴史を彷彿、そしてユキワリソウを始め季節の花々が楽しめる
美味しさが二度ある様な地。歩くことが出来る間は何歳になっても楽しめ
更に勉強になる地。これからもきっと何度も。と思うジィ~ジです。
この日は出かける時から空模様が芳しくなかったのでユキワリソウ始め
花々の様子は予想通りで雰囲気は味わうことが出来たので良し。

    ほぼほぼ散歩に近いけれど  ジィ~ジ 020-2022

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コメント

もうぞうさま
佐渡へ配流された日蓮上人縁の和島のお寺。
数年前からSNSを通してユキワリソウ始め花の名所として
数多くupされていますので確認して下さい。
県外からも多くの観光客が訪れています。
一帯は山城の雰囲気も残り見所も多々。是非!!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2022年4月 3日 (日) 10:57

妙法寺に雪割草が有名だとは、全く知りませんでした。
妙法寺自体も良くは知りませんでしたから。

投稿: もうぞう | 2022年4月 2日 (土) 18:59

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