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2021年6月17日 (木)

久しぶりに【二王子岳】挑戦

健康維持管理を兼ねた趣味の〈山歩き〉。その中でも好きなお気に入りの
山が幾座かあります。近くの【角田山】は勿論、展望に優れた【五頭山】
楽しい出会いの場 長岡の【三ノ峠山】“飯豊連峰”が指呼の【二王子岳】等々。
今回はその中の一座【二王子岳】です。

酷使してボロボロになった膝と腰、そして加齢によるpower減退が加速して
段々と遠い存在になりつつあり、果たして山頂にたどり着けるか!!

6月7日(月)☀

行先 【二王子岳】

同行 相方 ジィ~ジ 計2人

行程 二王子神社登山口⇔山頂

記事 登りはマイペース、下りはもっとマイペース 登れて大満足。
Am 08:06 二王子神社登山口
スタート時に写真撮った筈だったのに記録されていません。
沢沿いにそしてすぐ木立の急登を登り上げ1合目へ向かいます。

清流の沢音を聞きながら、岩場の路を進んで2合目を目指します。
昔は〔女人禁制〕。禁を冒して登ってきた女性が大きな岩にされたという。

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神子岩 ※ 拡大
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フタリシズカ? ※ 拡大
途中で7,8年前までシバシバ一緒に山歩きをした我等より10歳ほど若い
女性山友K池さんが後ろから追いつき、暫し立ち話をして道を譲ります。
現在のジィ~ジはとても彼女のペースでは歩けません。

Am 09:10ー09:14 3合目 一王子神社

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3合目 ※ 拡大
2合目で備え付けのカップで水を飲み、雷光型に切られた急登を登り疲れたので
腰を下ろして一服のジィ~ジです。
4合目、5合目までは途中に急登の場所が2カ所ほどあるものの、日頃登山道整備を
して居るS藤さん達の労力で階段になっているので危険個所は無い。

Am 09:56-10:01 5合目 独標 (定高山)
ここでも腰を下ろしてゆっくりと休憩、水分も補給。
歩き始めて凡そ2時間強、老体には疲れがたまってきます。
6合目手前から道の両側には多種類の花が迎えてくれます。
気持ちを切り替えて頑張るジィ~ジです。
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( 写真左 サンカヨウ  写真右 ミヤマカタバミ ) ※ 拡大
晴れているのでサンカヨウskeletonflowerにはなりません。

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( 写真左 シラネアオイ  写真右 ノウゴイチゴ? ) ※ 拡大
こんなに沢山あったのかなぁ~と思えるシラネアオイの群生が其処彼処。
少し花の色が白っぽい様な感じがします。

途中には残雪が残っている場所もあります。
ロープが下げられている急登の<油こぼし>をクリアーして7合目。
ここまで来れば引き返す訳にはいきません。
老骨に鞭打って自分なりに頑張るジィ~ジです。

8合目の水場付近は未だしっかりと残雪が残り、慎重にゆっくりと雪上を
一歩一歩自分の身体を支えながら滑り落ちないようにキックステップ。

8合目を過ぎれば少しなだらかな稜線歩き、山頂の様子も見えてきます。
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残雪 ※ 拡大
山頂の赤い蒲鉾ドームの避難小屋も目視されます。
二王子神社奥の院も越えれば山頂は目前です。

Am 11:54-Pm 00:52 二王子岳山頂
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山頂より指呼 飯豊連峰 ※ 拡大
正に指呼の間、谷あいを隔てた【北股岳】始め“飯豊連峰”は少し靄~ッ。
既に30分以上先に到着しているK池さんと近況語りの我等です。
脚力が衰えた現在、途中撤退も辞さないつもりだったけれど、何とか登頂達成。
今回が最後の【二王子岳】かなと思いつつ、また挑戦したい意欲は健在。
山頂には我等を含め10人ほどの登山者の姿が見られます。
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記念に一枚
小一時間ほどの山頂滞在。
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山座同定 ※ 拡大
名残惜しく山同定をしてから往路を下る我等です。
特に8合目のトラバースは慎重を期してクリアー。

帰路も道端に可憐に咲き誇る山野草を愛でながらゆっくりと。
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( 写真左 ウスバサイシン  写真右 ミツバツチグリ? ) ※ 拡大
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( 写真左 ミツバオウレン  写真右 マンサク ) ※ 拡大
初夏の現在にマンサクが見られます。
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難所 油こぼし
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( 写真左 カタクリ  写真右 ズダヤクシュ ) ※ 拡大
雪が消えた場所から紫色のカタクリ。この時期に見られなぜかうれしい。
漢方に利用されるズダヤクシュ(喘息藥種)が群生。

Pm 02:19-02:24 5合目 独標 (定高山)
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5合目 独標のパンザマスト
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ブナ林の中の階段路
連日の様に登山道整備しているS藤さん達の労力お陰。
後ろから世代の離れた若人たちが次から次と我等を追い越して下山。

Pm 03:07-03:12 3合目
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3合目
もう我等がこの日のラスト?。
それでも日が長い時期なので安心感はあります。
石の上に腰を下ろして最後の大休憩。

Pm 04:03 二王子神社登山口
下りは途方もなく長い感じを受けるジィ~ジです。
ゆったり休憩を含め下山に要した時間は3時間10分ほど。
昔の登りに要した時間にほぼ匹敵。(下りCT2時間半)

これが最後になるかな?と挑戦した【二王子岳】。ヘロヘロふらふらしながらも
何とか登頂。昔から自分にとってはお気に入りの一座 気持ちの上でも我が身を
奮い立たせた結果かも。唯 登りは何とか頑張れるものの、下りは腰がふら付き
膝が思うように機能しないもどかしさが切ない。
それでも季節を始め諸条件を勘案してこれからも出来れば少しhardな山へ挑戦したいと
気持ちだけは奮い立たせるジィ~ジです。達成感味わえた好日になったジィ~ジです。
     ジィ~ジ  055-2021

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コメント

もうぞうさま
二王子岳始め。ある程度ハードな山は毎度毎度
今回が最後かな?と思いながら登っています。
好きな山には意欲をそそられるのでそれなりに
頑張れます。
勿論、貴殿より遥か遥か年上ですよ。
因みの傘寿に手が届きそうになってきました。(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2021年6月21日 (月) 18:09

日頃鍛えておいでの成果が、発揮されていますね。
私より年配のハズですが、とても太刀打ち出来ません。
まだまだ行けますね。期待しています。

投稿: もうぞう | 2021年6月21日 (月) 07:37

ひろさま
しげぞうさんとは二王子岳でバッタリ、更に10年後位?
鹿島槍で親子登山をしている姿を見て、また声を掛けました。
彼女はキャリアウーマンでNHKTVに出演したり現在は
シンガポールでバリバリと仕事をこなしているようです。

角田山 佐渡のアオネバからドンデン山など花は
愉しめると思いますが、信州はアルプスの一角。
展望良し、登って良しの山が多々。
山登り是非再開してください。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2021年6月18日 (金) 21:24

ご返事ありがとうございました。

私も有名山ブロガーのその後が少し気になっていました。
しげぞうさんがシンガポールで・・・

私も昔山ブログを5年ほどやっていたので、他の山ブログ
の山行記録を色々と参考にさせてもらっていました。
しげぞうさん、アフーさん、まきくまさん、ロビンさん
などなど・・・

もちろんその頃から、輝ジィ~ジさんの山行記録も自分
の山登りの参考にさせてもらっていました。
特に角田山、私は長野県に住んでいますが、春になると
カタクリ、ミスミソウが大群生する山は長野県には
ありませんからね。
4回ぐらいは登ったと思います。
それで花の群生に感動して佐渡の山にも行きました。

日本百名山は70座ぐらいまで登りましたが、残っている
のは遠くの山ばかり。
山登再開するにしても、まずは近くの山からですね~

輝ジィ~ジさんもどうか無理はしないで、膝や腰を
故障してしまうと大変ですから。

では(^^)

投稿: ひろ | 2021年6月18日 (金) 10:55

ひろさま
拙駄blogにお立ち寄りcomment多謝です。
現役世代の方にとっては時間的制約があって
山歩きは思うままにはなりませんね。
山ブログで有名だったTiCAさんやまゆ太さんそして
しげぞうさんとは何回か山を一緒に歩いて貰い今でも
SNSを通して交流があります。
ビスターリーさだけは会いたいと思いながらも・・・
私の駄blogは偶然TiCAさんに触発され始め丁度16年に
なりました。
しげぞうさんは現在息子さんとシンガポールで働いていますしまゆ太さんは二人の子供のママさん。
私は現在古稀もとっくに過ぎ昨年は喜寿。
まだお若いのでこれから機会は出来ると思いますので
是非山歩きを再開してください。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2021年6月17日 (木) 17:45

こんにちは。
はじめまして。

私も昔はよく山登りをしていた者ですが、仕事が忙しい
などの事情もあり、最近はほとんど山にもいかなくなって
しまいました。

昔、山ブログでは有名だった、「やまやのはなみち」の
まゆ太さん、しげぞうさん、ビスタ~リさんなどが
盛んに山登りしていた時代に私もよく山に登っていました
こう言えば何年前ぐらいかわかってもらえると思いますが

輝ジィ~ジさん、すごいですね。
古希を過ぎて往復7時間もかかる山に登れるのですから

50代になった私も、この山登りの記録を見て、ちょっと
だけパワーをもらった気がします。

では。

投稿: ひろ | 2021年6月17日 (木) 14:37

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