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2020年8月

2020年8月27日 (木)

熱中症?体調確認?

漸く鬱陶しい梅雨が明けたと思った途端、本格的な夏が到来。
とは言え35度以上になることは有り難い事に殆どない新潟。
昨年までは「暑い 暑い」と言いながらもそれなりに過ごしてきた感じ。
ところが加齢による体力減退が加速中?今夏は堪え方がキツイ!!
暑くなるだろうからと予測して早めに家を出てきたつもりなれど
この日の行先予定は【角田山】です。

8月10日(月) ☀ 山の日

行先 【角田山】

同行 相方 ジィ~ジ 

行程 灯台コース 登山口🅿~馬の背

記事 軽度の熱中症?身体が自分の意志とは裏腹に動かない初体験
Am 07:50 灯台コース登山口

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岩礁に釣り人 ※ 拡大


Am 07:55 角田岬灯台
階段を登り切った頃には既に汗が噴き出てきて・・・

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キッツネノカミソリ ※ 拡大
灯台建屋の基礎部分の脇で今年初めてのキツネノカミソリ確認。

相方先導でゆっくり登るも足が上がらず、そのくせ汗は、ぽたぽたポタポタ。

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ツリガネニンジン ※ 拡大

最初のピーク通称<魚見山三角点>への急登が辛い。
元来汗かきのジィ~ジなれど、汗が異常なほど吹き出して止まること無し。
水分補給、塩分補給をしても思うように任せぬ我が身体。
相方が様子を見て「戻ろうよ!!」
それでも意地っ張りのジィ~ジは「嫌だ 先へ行く」
意地を張るジィ~ジで少々険悪な雰囲気に・・・
ジィ~ジは岩稜帯の通称〈馬の背〉に向かってふらふらしながら前進。

Am 08:30~9:15 馬の背

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午の背
通称<馬の背>から〈梨の木平〉まではこのコース最後の急登。
無論、気持ちは山頂を目指すつもりなれど、身体は思うに任せず。
後続のfamily登山者や単独行氏が何人も山頂に向かって、更に
山頂から下ってくる登山者も目の前を通り過ぎていきます。

岩稜帯に腰をドカッと下ろし、ゼリードリンクマルチエネルギーや
塩分・水分補給をしながら休憩を取ります。
それでも前進する力が湧いてきません。
相方が「今日は戻りましょう」
流石に前進する体力は勿論、気力さえ萎えてきたジィ~ジ、途中撤退です。
(※30年以上に亘る山歩きで初めての出来事)

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カワラナデシコ ※ 拡大
下山時も足がもつれ気味、ふらつきながらゆっくりと・・・
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灯台までまだ遠い
ヘロヘロしながら漸く灯台、そして石段を一歩一歩下って・・・

汗まみれになりながらなんとか登山口へ無事辿り着いたジィ~ジ。
<判官船隠し>の岩屈が涼しそうなので、涼を求め立ち寄り。
案の定、一寸ひんやりして少し気分も漸く落ち着いてきます。

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判官船隠し ※ 拡大
海から吹き上げる風は心地よい。

幸い呼吸困難症状も出ず、加齢による軽度の熱中症?
初めての経験で些かショックを覚えたジィ~ジです。

想定外の❝山の日❞になったジィ~ジ。
       回数カウント ゼロ。



新型コロナウイルスに翻弄されている今年も既に盂蘭盆
時は容赦なく過ぎ去っていきます。
先日、軽い熱中症?かなり自信喪失のジィ~ジ。
体調確認目的で定番【角田山】へGo

8月13日(木) ☁

行先 【角田山】

同行 相方 ジィ~ジ 計2人

行程 五ヶ峠登山口~山頂~向陽観音(往復)

記録 何とかミッションクリアー 五ヶ峠コースにキツネノカミソリも
Am 09:20 五ヶ峠登山口
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登山口

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キツネノカミソリ ※ 確認
昨年までこの時期にこのコースは利用していなかったジィ~ジ。
このコースでもキツネノカミソリの群生が見られるとは\(◎o◎)/!

<佐渡島>展望ポイントは靄~ッ ※一寸残念
途中の東屋で腰を下ろし、水分補給で小休止。
Am 10:10 灯台コース合流ポイント
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合流ポイント目前
Am 10:35-11:00 角田山山頂
山頂の小屋前のベンチに腰を掛け、シャツを着替え、水分補給と
小腹を満たす我等です。
山頂標識を目指すハイカーが何人も目の前を行き交います。
一服し終えた我ら«稲島コース»の9合目<向陽観音>へ・・・

Am 11:08-11:12 向陽観音
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向陽観音
雲が張り出していて山々の展望は得られません。
<向陽観音>では旧知の女性お二人と遭遇。

<向陽観音>脇ではヒヨドリソウが乱舞。
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ヒヨドリソウとアサギマダラ ※ 拡大
アサギマダラは今年初めてかものジィ~ジです。
道端には時期的にキンミズヒキが其処彼処!!

Am 11:22 角田山山頂
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山頂標識
そよ風もほとんど感じないものの樹林帯の中に切られた道。
汗は流れるもなんとか大丈夫のジィ~ジ。
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( 写真左 ヤブラン  写真右 シロバナヤブラン ) ※ 拡大
シロバナヤブランは初見参?

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下山する相方

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( 写真左 キンミズヒキ  写真右 キツネノカミソリ ) ※ 拡大
黄色やオレンジ カラフルです。
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( 写真左 ツリガネニンジン  写真右 タマバシロヨメナ ) ※ 拡大
葉の形状からタマバシロヨメナ?間違っていたらシラヤマギク?

Pm 00:42 五ヶ峠登山口

汗水流しながら無事下山のジィ~ジです。
(※ 熱中症に罹らず良かった)


先日は軽度の熱中症?今回も暑いので少々心配したもの何とか汗を
掻きながらも歩き通せたので一安心。
とは言うものの加齢?と訓練不足?で体力と脚力は確実に低下!!
これからは時には頑張らねばならない場面に遭遇するかもしれないが
健康管理を一番の目的として自分なりのペースで趣味の山歩きを
楽しめればと思いを新たにするジィ~ジです。

  ジィ~ジ 【角田山】25-2020
              067-2020

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2020年8月21日 (金)

予定変更して志賀高原へ

今年は各地で集中豪雨が発生し大災害が発生。
更に梅雨明けも遅く且つ明けてもすっきっりしない日々ばかり。
新型コロナウイルスの問題もあるけれど、〈密〉を避け、久しぶりに
東北遠征【秋田駒ケ岳】【森吉山】+温泉と予定していたもの
東北地方の天気がままならない様子。
気の置けない山友との[山歩き]急遽、予定変更。
☔の心配が無さそうな『志賀高原』へ出向きます。
行先は1998 年長野オリンピック大回転会場【焼額山(2009m】
我が家の🚗をT中宅にデポしてmimiさん宅経由、十日町市、津南町を
通過して信州へお邪魔する我等です。

8月4日(火) ☁

行先 【焼額山(2009m)】

同行 長岡T中夫妻 mimiさん 相方 ジィ~ジ 計5名

行程 焼額山登山口P~登山口~焼額山 (往復)

記事 山頂は楽園、ゲレンデ歩きは結構難儀  想定外に花多種。
Am 10:46 志賀プリンスホテル西館脇登山口🅿
※プリンスホテルは現在休館中。
登山口に向かって暫く取り付き道を歩きます。道の脇には早速!!
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( 写真左 オトギリソウ  写真右 ヤナギラン ) ※ 拡大
ヤナギランは今年初めて、この時期、好きな一花です。

10:50 焼額山登山口
登山口の標識から白樺林の中にジグザグに切られた登山道を歩きます。
凡そ20分足らずでゲレンデ歩きと変わります。
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( 写真左 ヨツバヒヨドリ  写真右 クガイソウ ) ※ 拡大

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ゲレンデで一服
幸い☂の心配は無いものの周辺には薄っすらとガスで展望イマイチ。
ゲレンデは外来種の黄色のブタナで一面占拠されています。

Pm 00:00 リフト建屋
リフトの建屋から先は再び樹林帯に変わり、登山道は木道となります。
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木道

Pm 00:08-02:00 焼額山山頂
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稚児池 ※ 拡大
広い平らな山頂には〈稚児池〉と湿原が広がっています。
水面には靄が立ち込めて・・・
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お昼の宴

山頂には少し離れてかなり年輩の御夫婦が一組、盛んにシャッターを!!
暫くするとガスも少し切れてきて
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稚児池湿原説明板 ※ 拡大
ワタスゲ乱舞の湿原の面積は5.6haと記されています。
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仲間たち
爽やかな高原の涼風を受けながら気持ちよく寛ぐ仲間たち。
一時間以上に亘り空腹を満たし寛いで、湿原をぐるりと回ります。
湿原には多種類の花々が見られます。
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( 写真左 ワタスゲ  写真右 ヒメシャクナゲ ) ※ 拡大
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( 写真左 イワイチョウ  写真右 ヤマサギソウ ) ※ 拡大
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( 写真左 モウセンゴケ  写真右 モウセンゴケ花 ) ※ 拡大
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( 写真左ツルコケモモ  写真右 ??? SOS ) ※ 拡大
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石祠も2カ所
湿原を回り、再びゲレンデに向かいます。

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アザミとヨツバヒヨドリのコラボ
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( 写真左 クロヅル  写真右 ウツボグサ ) ※ 拡大

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ゲレンデ歩き
もう少し晴れていれば言ううこと無しなれど一寸残念なり。
ゲレンデの先は白樺林の中の登山道。

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下山
Pm 02:48 焼額山登山口
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登山口 

登山口駐車場に戻り、今宵の宿泊地へ向かう我等です。
志賀高原を下り、ぐるりと渋温泉 湯田中温泉を回って方向的に
先ほどの山の隣に近い、北志賀へ車で一時間程使って・・
チープでリーズナブルなホテルで宿泊です。

初めての【焼額山】山名は無論知ってはいたものの、山頂には
あれほどの広大な湿地帯があるとは予想もできず、更に花の種類も多く、
ゲレンデ歩きは単調な割に意外と疲れるものの、晴れていれば
志賀高原を構成する【横岳】【笠岳】などの展望も期待できそう。
登山としては少し楽過ぎるかもしれないけれど、新潟からも日帰りは
楽勝なので、時期を変え、更に晴天の日に再度訪れたいと気持ちに
なったジィ~ジです。

       ジィ~ジ 065-2020


朝風呂浴びて、ゆっくりと腹いっぱい朝食を取って
「さぁ~ 今日は何処へ行く?」
「この近くでどこか行くところがあれば、どこでも・・・」
気心知れた仲間。かなりいい加減(笑)
周辺の地図を見て【高標山】へ行ってみることに決定。
🚙は一路、<カヤの平>を目指します。

8月5日 ☀

行先 【高標山(1747m)】

同行 長岡T中夫妻 mimiさん 相方 ジィ~ジ 計5名

行程 北信濃林道入口~登山口~山頂 (往復)
記録 【高評山】Mt.TakaPPYou MT.Kohyousan どちらもOKらしい
緩やかなあまり変化のない登山道、この日はガスで展望叶わず。
北信濃林道入口で🚙を止め、林道を進み登山口へ
Am 10:03 登山口

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登山口道標
案内標識はMt.Takappyou
ブナ林に覆われた比較的なだらかで単調な道が続きます。
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サンカヨウ(実) ※ 拡大
何処までも広がるブナ林のなかの登山道、足元には矢鱈と
サンカヨウの株が途切れなく・・・
山頂手前に近づくと少し勾配が急になるもののやがて・・・

Am 11:16-Pm 00:03 高標山山頂
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巨石の社
山頂には大きな一寸崩れそうな石祠と傍らに三角点があります。
天気が良ければ【鳥甲山】【苗場山】更に【岩菅山】などの展望が
楽しめるようだけれど、生憎ガスで展望は愉しむこと叶わず。
石祠の脇に腰を下ろし、水分補給と腹拵えとします。

下山は勿論、往路を忠実に辿ります。
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ブナの巨木も累々

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ヒメカイウ ※ 拡大
途中の湿地帯で、ミズバショウと少し様子の違う花を確認。
ミズバショウより全体的に小ぶりで別名ミズザセンまたはミズイモ
呼ばれるヒメカイウの様です。(※ 多分ジィ~ジ初見?)

Pm 01:07 登山口
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登山口標識 ※ 拡大
同じ登山口、こちらの標識はMt.Kohyousan と標記されています。
この山の山名は音読み・訓読みどちらでもOKの様です。

林道を10分一寸歩き、🅿へ戻ります。

所用時間 片道1時間ほどの山歩き、まだ時間的には御昼過ぎ。
折角の機会、<カヤの平>自然休養林から標高1,550m北ドブ湿原まで
足を伸ばしてみることに・・・
この周辺、地元では“日本一のブナ林”と謳っています。

Pm 01:30 北ドブ湿原入口
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案内板 ※ 拡大
今回は西コースから東コースを辿ることにします。
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ブナ林 ※ 拡大
日本一を謳う美麗な<ブナ林>は流石に見事、
巨木のブナが爽やかさを醸し出しています。
散歩コース程度なれど、山歩きをしてきたばかりで思いのほか距離が
長いのでッ若干疲れを覚えるジィ~ジです。
広大なブナ林を抜けると北ドブ湿原が目前に迫ります。

湿原はニッコウキスゲやコバイケイソウは既に終わりこの日は・・・

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( 写真左 ジャコウソウ  写真右 メタカラコウ ) ※ 拡大

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( 写真左 ワレモコウ  写真右 コバギボウシ ) ※ 拡大

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( 写真左 マルバダケブキ  写真右 コオニユリ ) ※ 拡大

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( 写真左 ウメバチソウ  写真右 ミズギク ) ※ 拡大

休憩所で大休憩してブナ林からは隣の左側コースを歩きます。

Pm 15:07 <カヤの平>キャンプ場
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オダマキ ※ 拡大

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カヤの平自然休養林キャンプ場

キャンプ場には“密”を避け、大きなテントが7,8程。

戻るには丁度良い時間。<カヤの平>から〈木島平〉経由、
一般道で越後を目指します。
毎度の事ながら県境 信州 栄村道の駅で地場野菜をしこたま
買いこんで・・・


2日間、登山と言うほどそれなりのハードな山歩きではなかったけれど、
久しぶりの県外遠征、スッキリとした空は拝めず展望は楽しめなかったものの
何時ものメンバーとのワイワイ話しながらの山歩き、風呂で一緒に汗を流し
食べて飲んで語りあって一夜を凄し、季節の花々もたっぷっりと楽しんで
心身ともにリフレッシュできたと満足感に浸るジィ~ジです。

              ジィ~ジ 066-2020

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2020年8月16日 (日)

大南蛮煙管IN【多宝山】

生憎、ジィ~ジは持ち合わせていないものの、日本には当たり前ながら
感性が豊かな人は数知れず居られます。。
殊更、花々の和名には成る程と思わされることもしばしばあります。
今回もそんな例のひとつ 〈オオナンバンギセル(大南蛮煙管)〉を求め、
新潟市の最高峰【多宝山】へ向かいます。

※16C中頃、ポルトガル スペインからの渡来人を当時は
 南蛮人と呼び、彼らが使っていた煙管(パイプ)に形状が似ている

8月2日(日)☀

行先 【多宝山】

同行 相方 ジィ~ジ 計2人

行程 石瀬神社登山口~石瀬峠~多宝山~大平園地 (往復)

記録 過去の記録と同様、この時期には目的のオオナンバンギセル多数確認、
   併せて多数の花をつけたヤマユリやツリガネニンジンなども・・
Am 09:48 石瀬神社登山口

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石瀬神社登山口
此の時期は季節的に若干、藪状態となっています。
朝露を纏った草原、ズボンの裾を濡らしながら10数分ジグザグに・・

Am 10:00 石瀬峠
弥彦スカイラインの駐車スペースに車が数台びっしり。
ショートカットしてここから登る方も多いようだ。

此処から山頂へ向かって稜線歩きがスタート。

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( 写真左 シロヨメナ?  写真右 モミジハグマ? ) ※ 拡大

アップダウンを繰り返しながら汗水流し山頂へ向かいます。
山頂手前は大木のブナが林立。

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山頂目前

Am 11:18-11:40 多宝山山頂

山頂には6,7人の女性グループが休憩中。
汗でびっしょり濡れ重くなったシャツを絞り、別のシャツに着替え。
ベンチに座り水分補給と小腹を満たします。
前方【弥彦山】方面から向かってくる方々も何人か!!
たまたま山友のT石さんもその一人。我等の顔を見て
「Hさ~ん ナンバンギセルあったし、ヤマユリも凄いよ」

一服し終わった我等も、此の日の目的 オオナンバンギセル探索に!!
新潟市最高峰【多宝山からスカイラインに向かって下っていくと、即。

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オオナンバンギセル(大南蛮煙管) ※ 拡大
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※ 拡大
オオナンバンギセル=ハマウツボ科ナンバンギセル属の一年草
ススキなどイネ科の単子葉植物の根に寄生。
紅紫の花冠裂片の縁には細かな鋸歯状(ナンバンギセルとの相違点)

正に言い得て妙!! 姿形状・大きさはマドロスパイプに似たり

命名さっれた学者に敬意を表したく思うジィ~ジです。

ユックリ じっくり オオナンバンギセルを愉しんだジィ~ジは
skylineを越えて“大平園地”へ向かいます。
道端には花芽を多数つけたヤマユリがこれでもかこれでもかと何本も!!
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ヤマユリ ※ 拡大

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familyで賑わう大平園地東屋

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( 写真左 ボタンヅル  写真右 クルマユリ ) ※ 拡大

他にもツリガネニンジンも咲き出して見られます。

たっぷりと盛りの花々を堪能した我等は再び【多宝山】に向かって下山です。

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振り返り弥彦山展望
アップダウンそして台地上の尾根を下っていきます。
“石瀬峠”から“石瀬神社登山口”の藪状態の道端にもキツリフネソウや
ハグロソウなどの花が見られます。
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ハグロソウ

Pm 02:28 石瀬神社登山口

この場所は樹林帯のお陰で車も直接陽が当たらないので、焼け付く暑さには
ならないので気分的にも助かります。


今年も一寸変わった花 オオナンバンギセルを始め多数の花房で
頭が重そうなヤマユリの大群、ボタンに似ている葉っぱから名づけられた
ボタンツルクルマユリやツリガネニンジン・・・
花々の和名は「なるほどなぁ~」と思わされる、日本人の知性と
感性の高さを改めて認識させられたジィ~ジです。

           ジィ~ジ【多宝山】06-20020

                      064-2020

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2020年8月11日 (火)

【菩提寺山】そして【弥彦山】

連日スッキリと晴れない日々ばかり。
時節柄に加え、加齢で体力低下が著しく遠出する気力も減退。
かと言って毎度毎度の【角田山】とは少し目先を変えてみたい。
と言うことで新潟市ではあるものの方向を少し変え【菩提寺山】へ。

7月24日(金)☀

行先 【菩提寺山】

同行 相方 ジィ~ジ 計2人

行程 石油の里ビジターCー~山頂~周回コース~石油の里ビジターC

記事 丘陵帯なのでアップダウン変化もあり、ヤマユリ始め花も楽しめた。
Am 11:10 石油の里ビジターセンター

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採油遺構点在の登山道
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( 写真左 クルマユリ  写真右 ヤマユリ ) ※ 拡大

welcomebearさんから少し、分け入って寄り道しながら・・・

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大きなキノコ
コウタケに似ているけどキノコは極一部を除いて判りません。

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彌彦・角田
休憩point【弥彦山】【角田山】が見えると何故か?ホッとします。

Pm 00:15-00:47 菩提寺山山頂
山頂には10数人?二人ずれ、カップル、仲間 family・・
我等も東屋脇のベンチに腰を下ろし、簡単なお昼をとります。
たまたま東屋の腰掛には旧知の長岡市のO黒氏がお仲間と二人。
挨拶交わし暫し雑談(昔話)ジィ~ジより2歳年長 超お達者!!
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山頂小屋とヤマユリ
下山は途中から左折、クレー射撃場の発射音を間近に聞きながら下山。

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下山路
途中、2カ所ほどロープが張られた急傾斜の場所もあります。

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ノリウツギ
アジサイ科のノリウツギ、これから初秋の9月頃までそこかしこで!!
Pm 01:50 石油の里ビジターセンター

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登山口🅿



目先を変えての【菩提寺山】は石油採掘遺構が多々残り、花木の種類も多々。
危険個所は無く適度なアップダウンの繰り返し、変化にとんだコースも幾つもあり
更に縦走路もあるので老若男女楽しみ方も多岐に亙る魅力満載の一座。
心身とも爽快感に満たされたジィ~ジです。

    ジィ~ジ 【菩提寺山】 03-2020

                   062-2020


珍しく長岡のT中夫妻からのお誘いリクエスト。
意外?なことに【弥彦山】〈表参道コース〉はここ何十年も
ご無沙汰の由。即応諾、日にち 待ち合わせ場所を決める相方です。

7月30日(金) ☁

行先 【弥彦山】

同行 長岡T中夫妻 相方 ジィ~ジ 計4名

行程 表登山道登山口~山頂 (往復)

記事 暑くて暑くて疲労困憊、途中で休み休みヘロヘロになりながら山頂へ。
ガスが湧き風も無く展望も利かず。されど紫陽花ロードは見事なり。
Am 09:05 表登山道登山口

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弥彦神社境内杉木立
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ハグロソウ ※ 拡大
九十九折に高度を上げて2合目、3合目そして4合目と・・
風はほぼ無風状態で瞬く間に汗が吹き出し、スタミナも奪われます。

4合目で大休憩して5合目でも立ち休憩、ご神廟遥拝の鳥居を見れば
(明治20年?長岡町(現長岡市)の渡辺氏の寄進)
重機もない時代に巨大な石鳥居を如何にして運び上げたのやら?

7合目手前、里見の松から穀倉蒲原平野を俯瞰すればガスで靄~っ。
7合目御神水で備え付けカップで冷たい御神水がぶ飲みして・・・

Am 10:45 9合目
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ガス湧いて
ガスで覆われた海面、佐渡島は無論のこと、海原も観られません。
それでも参道の両脇で見られる紫陽花は見事!!
多種類の紫陽花を鑑賞しながら山頂へ向かいます。
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アジサイロード
Am 10:55-Pm 00:20 弥彦山山頂(奥の院)
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弥彦山山頂標石
山頂弥彦神社奥の院の一角に座り、少し早めのお昼を取り、歓談。
「昨年は白馬大雪渓から鑓温泉、今年は何処にする?」 
「天気もねぇ~ コロナもねぇ~」
ロープウエイ利用の観光客も含め、奥の院参拝者の姿絶えません。

下山は勿論、往路を辿ります。

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ガス棚引き
越後の山並みは無論、蒲原平野にもガスが立ち込め、展望は叶わず。
吹き出す汗を拭いながら下山です。
今の時期は陽も長いし、山頂を目指す若き世代のハイカー多数交錯。

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オオウバユリ ※ 拡大

丁度今の時期は“花”の端境期?目立つ花は少ない感じ。
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軒先に下げられた給餌ペットポトル
coronaの影響か?現在は休業中の茶屋の軒先に下げられたペットボトル。
中に入っているヒマワリの種を求め、ヤマガラが啄みに次から次と・・
見ていて飽きない光景です。

表参道登山道は数十年ぶりと言うT中夫妻、折角の機会なので[弥彦神社]参拝。
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弥彦神社拝殿に向かって
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越後一宮 弥彦神社
夏場の平日の所為か?参拝者はパラパラ程度。
出雲大社 宇佐八幡 そして弥彦神社 全国の神社で3社のみ
二礼四拍一礼の作法に則り拝殿に参拝する我等です。


この日の時点ではまだ梅雨明けしていない新潟。
風も無く標高634mの【弥彦山】はムシムシとやっぱり暑い。
年を取ると暑さにも滅法弱くなるように思えます。
それでも大量の汗を流し新陳代謝の促進に効果が有ったかな?と
思い、そして大輪の紫陽花の花が頭に残ったジィ~ジです。

   ジィ~ジ 【彌彦山】 05-2020

                063-2020

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2020年8月 1日 (土)

涼しいし年長者向き

ここ暫くドクターストップで“山歩き”が出来なかった相方。
漸く解禁され、憂さ晴らし?「一人で【角田山】へ行ってくるわ」
ジィ~ジ「どこのコース?」
相方 「稲島でも 宮前でも どこでも良い」
ジィ~ジ 「五箇峠なら付き合うよ」
と言うことで・・・結局一緒に!!

7月22日(水)☀/☁

行先 【角田山】

同行 相方 ジィ~ジ  計2人

行程 五ヶ峠~山頂~向陽観音 (往復)

記事 五ヶ峠コースは涼しいし、散歩代わりで高齢者向き
Am 10:46 五ヶ峠登山口

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五箇峠

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welcomeヤマユリ ※ 拡大
スタートから2,3分 早速 大ぶりの花 ヤマユリのお出迎え。
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花が多く支えきれない

このコースは終始樹林帯に覆われ、直写日光は遮られ、更に時折
日本海から涼しさを伴った風が吹き抜け気持ち良い。
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爽やか
暑いながらも時折、海側からそよ風が樹林帯を吹き抜けて
特別の危険個所も無いし・・・年長者には有難い。
“灯台コース”との合流ポイントから<三望平>そして山頂へ

Am 11:57-PM 00:27 角田山山頂
毎度のように小屋前のベンチに座り簡単に腹拵え。
小屋にはY原さんと久しぶりにN野さんの元気な顔。

小屋前には卵が割れ、みよけた(新潟弁孵化した)タマゴタケ。
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タマゴタケ ※ 拡大
特に帰りを急ぐ理由もない我ら、相方は独りでさっさと<観音平>
ジィ~ジは少し遅れてのこのこと・・・・
「Hさ~ん おひとり?奥さまは?」と。見れば知り合いの3人の衆。
「一人で先へ行ったようですよ」とジィ~ジ。

木道を歩いて居るとまた知り合いの女性
「奥さん 先に居られましたよ」・・・

Pm 00:34-01:02 向陽観音
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向陽道林

向陽道林観音堂脇で、相方は旧知の女性3人組の皆さんと会話中。
10年ほど前の一緒に歩いた思い出の山々の話が付きません。
(当時はそれなりのハードな山歩きも幾つかは)
昔話が始まれば終わりを告げることは有りません延々と・・・

暫くすると<稲島コース>から常連の短パン長靴のM下さん到着。
話題が少し変わり、暫くして我等も下山の開始です。

Pm 01:10-01:15 角田山山頂
再び、じっくりとタマゴタケを鑑賞して、往路を下山。
目に入る花々、都度立ち止まり眺め愉しんで・・・
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( 写真左 オカトラノオ  写真右  クルマユリ ) ※ 拡大
オカトラノオは終盤、クルマユリは艶やかで目を惹きます。
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( 写真左 ヤマハギ  写真右  キンミズヒキ ) ※ 拡大
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( 写真左 ダイコンソウ  写真右 ヤブラン ) ※ 拡大
季節の花々が見られます。
もう暫くすればキツネノカミソリが主役?

Pm 02:30 五ヶ峠登山口
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五箇峠登山口
考えることは皆同じ?世間は広いようで狭い?大勢の顔見知りの皆さんとの遭遇。
気持ち良い汗を掻いて昔話に花が咲いて、タマゴタケをゆっくりと眺め、夏の花々
鑑賞してスッキリとした充足感に浸れたジィ~ジです。
( 相方も多分欲求不満解消? )

    ジィ~ジ【角田山】024-2020

           061-2020

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