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2018年3月22日 (木)

今年もこの時期が【大蔵山~菅名岳】

毎年その時期が来れば、飽くことなく当然のように出かけたくなる山域(コース)が
幾つか有るジィ~ジです。
空塩梅を観ながら、この日もその一つを選択です。

行先は【大蔵山(864.2m)】~【菅名岳(909m)】の周回縦走です。

3月13日(火) 

同行) 相方 ジィ~ジ 計2人

行程) いずみの里登山者用(Am 08:23)~登山口(Am 08:33)~四合目
    (Am 09:30)~大蔵山(Am 10:33-10:38)~三五郎山(Am 10:58)
    ~菅名岳(Am 11;37-Pm 00:07)~丸山尾根~巾沢出合(Pm 01:27)
    ~三五郎山林道終点(Pm 01:43)~登山口(Pm 02:14)~いずみの里Ⓟ
    (Pm 02:23)
      所要時間Ⓟ~6時間 休憩40分含む    

記録)

登山者用は10㎝ほどの圧雪、除雪はされていません。
林道沿いの少し広い場所にを停め、長靴に履き替えて歩き始めます。

無数の足跡が着いて歩き辛い圧雪の林道を登山口向かって進みます。

Kimg4792           案内板  ※拡大

20年ほど昔はこの登山口が

小さな沢に架かる丸太橋を渡り、山裾からジグザグに急登を登り始めます。
途中、<山の神>に両手を合わせ、階段登山口へ向かいます。

一合目迄は意外に長く二合目辺りまでは植林された鬱蒼とした薄暗い杉林で
イマイチ感を覚えるものの二合目付近から先は見事な壮年期?のブナ林。

Kimg4796                夫婦ブナ

風も然程強くなく、寒さは殆ど覚えません。
何処までも拡がるブナ林の尾根、アップダウンを繰り返しながら進みます。
七合目へは少し急登なるもガスさえ出なければ特に危険性は感じません。

雪が締まっているのでカンジキ持参してはいるものの使う必要ほぼゼロ。
数センチの新雪が被さり汚れなき白さを演出しています。

目前にのっぺらぼうの様な様子の白い頂が目に入ります。人の姿も見られます。

Kimg4799_2               山頂目前

目的の一つ【大蔵山】に到着です。

Kimg4800        鳴沢峰~菅名岳の後方には飯豊連峰

写真一番左は【菱ヶ岳】 【鳴沢峰】と右【菅名岳】の後ろに<飯豊連峰>

目を転ずれば ↓ 

Kimg4801         越後川内山塊

Kimg4802          大蔵山山頂

この先は終始<飯豊連峰>の展望を楽しみながらの稜線漫歩。
この雰囲気とスケール感が堪らなく年寄りジィ~ジも気分高揚するのです。

Kimg4806               飯豊連峰望みながら前進

【三五郎山(911m)】はこの山塊の最高峰。

場合に依ればここから【横山】~【風越山】への思いも頭をかすめたものの
登り返しがかなり困難そうな感じで思いとどまります。

Kimg4813           おどける相方

此処から一旦下り、登り返しなります。

Kimg4816               右側崩落

春を迎え、頻発に雪崩も発生、所々ワレ(亀裂)も入り、ガスっていれば要注意。

Kimg4818           一寸ポーズを取って

Kimg4824         目的地は左手の白い頂

幾手には3人の男性パーティが見られます。

Kimg4826        目的の山頂は目前

Kimg4828       菅名岳山頂

【菱ヶ岳】の後方には【二王子岳】から連なる<飯豊連峰> ドッカンー

山頂には件の男性3人、更に若人二人 テント設営の男性一人。
風の当たらない場所に腰を下ろし、少し早目の簡単なお昼を採ります。

下山は“丸山尾根”を下ります。
山頂直下の“丸山尾根”は相当な滑り按排の傾斜。
(※雪がもう少し柔らかければ気を付けて下れば問題なし)

Kimg4832                山頂直下(丸山尾根)

ピン付長靴のピンも擦り減って固く締まった雪に殆ど刺さらず。
ワカンを着ければ何とかなるけど、今更面倒だし・・・
少し下ってみた相方「戻ろうか?」
一寸躊躇していたところ、件の重装備の男性3人組が下山開始。
彼らのトレースを少し拝借して“丸山尾根”を下ります。

Kimg4835                丸山尾根

Kimg4836                丸山尾根

途中には様々な大木のブナが目を楽しませてくれます。

丸山尾根階段登山口の手前に、〝巾沢 どっぱら清水〟の標識が設置。
急傾斜の山腹を沢を観ながら雷光型に一歩一歩慎重に下ります。
ブロック状の雪は崩落寸前状態で絶えず足下注意。

Kimg4837                 巾沢へ下る

<寒九の水>で名高いどっぱら(胴腹)清水が注ぎ落ちる巾沢。
足下に気を配りながら下ります。

巾沢に架かる小さな橋を渡り終え、少し登り上げると三五郎山林道終点広場。

Kimg4838                三五郎山林道

此処からは大凡30分中途半端な圧雪で、ワカンを着ける程でも無いもの
時折ズボッと潜ったり山より遥かに歩き辛い道程が続きます。

漸く【大蔵山】登山口に到着。

Kimg4839                登山口

Kimg4840               登山口

登山口の直ぐ近くにある“吉清水”で4リットル一本汲んで帰路に着きます。

3月中旬なれど未だ 北帰行 準備中?の白鳥さんの群が!!(2~30羽)

Kimg4847

Kimg4845

        給餌するコハクチョウ

昨年は3月4月其々一回ずつ歩いた歩いたこのコース。
雪質が良く、天気が良ければ広大なブナ林と飯豊連峰の展望を楽しみながらの
稜線漫歩、歩行時間も手ごろでところどころ要注意箇所も有り、周回できて便利
帰りには名高き名水も汲める等々ジィ~ジお気に入りの理由です。

五泉市から新潟市秋葉区を経由して家路へ向かうジィ~ジです。 

          023-30

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コメント

もうぞうさま
その通りです。残り少ない人生ですが、空模様を眺めて
出掛けられる有り難い身分(笑)

イマイチ調子が宜しくないようですが、このコースは
お薦めかと思います。是非!!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2018年3月25日 (日) 18:21

このところ、好天に恵まれておいでですね。
いやその日を狙って出立されているのかもですが。
私はまだ1時間を超える登山は、自信がありません。

投稿: もうぞう | 2018年3月24日 (土) 19:50

mikko さま
こんばんは~ commentありがとうございます。
グルメの mikko さんでも気に入って貰えたようで
ホッとしました。
富山湾からは旨い魚が結構上がりますからネタも良いと思います。

今年も角田山はお預けですか?日帰り圏内ですよ~ 是非!!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2018年3月22日 (木) 20:39

こんにちは。ご無沙汰しております。
お変わりなく精力的に歩かれていらっしゃいますね。
先日やっと、じぃ〜じさんお勧めのきときと寿司に行く事が出来ました。
あまりの美味しさに感激しました。
教えて頂きありがとうございます。

角田山のオオミスミソウも開花し始めたようですね。
飛んで行きたいところですがこの春は我慢します。

投稿: mikko | 2018年3月22日 (木) 19:08

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