故人を偲び【猿毛岳】【護摩堂山】
年が明け既に7日 時の流れは待ったなし!!
七草粥には縁が無かったもののスズシロだけは(笑)
年明け早々なれどジィ~ジにとって掛け替え無い友を失って・・・沈痛
1月7日(日)
行先 【猿毛岳【326.7m)】
同行 岳友T女史 相方 ジィ~ジ 計3名
Am 08:30 猿毛岳登山口駐車場
小さな沢沿いの登山口から一登りすれば(日吉神社)に出ます。
日吉神社
威風堂々の杉の巨木が周囲を睥睨しているかの如く林立。
更にその先からは青々とした見事の竹林が拡がります。
この辺りからこのコース最大の急登道となります。
先行者のトレースは一名。
此の先は少々急登
Am 0918-10:05 猿毛岳山頂猿毛小屋
積雪ゲージ
【粟ヶ岳】【越後白山】等々(川内山塊)の山並みが望まれます。
猿毛小屋
小屋ではT谷氏が達磨ストーブ用の薪割に余念が有りません。
達磨ストーブの火が暖かく我々を包んでくれます。
この日はK山の会の皆さん16名程、ジィ~ジと同じ目的で小屋へ来る予定。
T氏はK山の会始め小屋へ訪れる人達の為、大量の薪を割り用意し終え
所要が有るからと、我らに後を託し小屋を出ます。
猿毛小屋内部 必要なものは殆ど備わって
この日の目的は
降雪期の痛ましい遭難事故を機に小屋が有ればと言う思いに駆られ
この猿毛小屋を自分が中心になり仲間の方々と手作りで建てた
“まことさん”を偲ぶため。
食道癌に冒されながら約2年弱、食事療法始め自力で鬼退治と称して
癌と壮絶に闘ってきたにもかかわらず遂に刀折れ矢尽き・・・
前日6日未明天国へ旅立たれたのです。(合掌)
小屋の窓から
“まことさん” 本名 高橋誠一
HP まこと&かよこの山記録 ⇒ コチラ 山を愛し人を愛した
日常訓としてそのタイトルもブログ 「ひまわりのように」 ⇒ コチラ
加茂山岳会所属 猿毛岳は無論、粟ヶ岳の登山道整備にも尽力。
元 加茂市市議 3期 新潟県県議 3期
加茂市街地俯瞰
この上ない山仲間・山友・山先達として交遊があったのです。
時には酒を酌み交わし山談義や人生を語りあった友人なのです。
昨年だけでも数回の山行を共に。
2月16日 ジィ~ジのリクエストで【笠峰】
4月24日 まことさんからお誘い 【不動堂山】【福連寺山】
5月 9日 ジィ~ジ案内で佐渡 【アオネバ渓谷】
6月23日 長岡田中さんの案内でイチヤクソウと【長岡東山】
9月10日 長岡【三の峠山】(友遊小屋)森の音楽会 ※小屋泊まり
10月 9日 全く想定外\(◎o◎)/!バッタリ【安達太良山】
11月中旬過ぎからブログで‘冬籠り’ 以後毎日案じていたジィ~ジです。
年明け4日 【角田山】山頂小屋‘健養亭’でK山の会の皆さんと遭遇。
“まことさん”と深いつながりがあったイッちゃんと情報を交わします。
※後日談 この日 イッちゃんは角田山から帰り、“まことさん”入院の
加茂病院へ行き、奥さんのかよこさんと一夜付き添ったのです。
その翌日未明静かに“まことさん”は旅立ったのです。
忙しい身体にも拘わらず献身的なイッちゃんに頭が下がります。
同行の岳友T女史は“まことさん”の影響でハモニカ演奏を始めだし
追悼の意を込めて2曲奏でます。
K山の会の皆さんが多分登っている最中?、我ら3人小屋を出ます。
新雪の尾根道を
想定通り、この先でK山の会の皆さんと遭遇。
暫しイッちゃん始め皆さんと“まことさん”を偲んで言葉を交わします。
青々とした竹林帯
杉の巨木に守られた日吉神社
Am 10:50 猿毛岳登山口
駐車場には朝と異なり数台の
日吉橋のたもとにも・・・
【猿毛岳】は大勢の人たちから憩いの場として重宝されています。
“まことさん”に感謝です。
在りし日の“まことさん” 写真はクリック拡大
写真 左 安達太良鉄山にて 右端
写真 中 友遊小屋ハモニカ演奏 知床旅情
写真 右 不動堂山 前列右
※ 10日通夜 ジィ~ジもT女史も参加
雪の中、“まことさん”の仁徳によるものか式場に入りきれない
弔問客も多数。ン百人に及びます。
“まことさん”の薫陶を受けた山仲間 K山の会のイッちゃん始め
数人、長岡田中夫妻 魚沼の超人H井さん、mimiさん、県外から
タモさん・・・通夜振る舞いのテーブルを囲んで“まことさん”偲びながら
思い出話に花が咲きます。
昼にはまだまだ間が有る時間に下山。
折角の機会なので隣のお山【護摩堂山】へ立ち寄ることに・・・
湯田上温泉のあじさい園登山口の広い駐車場には数十台の車で満車。
丁度下山してくる方に狙いを定め、入れ替わり駐車。
時間もお昼時、先ずは車内で空腹を満たします。
単独 ファミリー 二人ずれ半端ない人たちが登り下りしています。
とは言うものの我らのようにザックを背負っている人は殆ど無し。
皆さん空身の方ばかり。
Am 11:55 あじさい園登山口
竹林帯
隣接 湯田上温泉は竹の子料理が有名 (筍刺身)
足場の無いなだらかな広い遊歩道。(思いのほか疲れる)
案内看板
左手には湯田上カントリークラブのコース。
所々に南北朝以前の古の山城の遺構が残っています。
暫くしたところで加茂市在住の岳友N女史と遭遇。
「Nさんと会うかもしれないね」 話していた通り 的中。
久し振りなので近況を語り合います。
越しの彼岸桜
石きり職人の休憩 憩いの場だったようです。
茶店から山頂へ向かいます。
Pm 00:38ー00:40 護摩堂山山頂
護摩堂山山頂から蒲原平野と弥彦山角田山
お昼は食べたし、風も少しあるので長居は無用。
一等三角点を目指して少々アップダウンを繰り返します。
Pm 00:52 一等三角点(268.3m)
雪だるまが載った一等三角点
小さな雪だるまが愛らしい。
石切り場址
この辺りの石切り場の石は過って炉端を囲む炉壁として重宝されたとか
コチラのコースはあまり人が利用せず静か!!
やがて東屋 トイレを過ぎて往路の道へ出ます。
登山口へ
Pm 01:34 あじさい園登山口
“まことさん”との数々の思い出が蘇ってきたこの日の山歩きです。
もう一緒に行動することは出来ないものの、偶には奥さんもお誘いして
これからも絆を深めようと願っているジィ~ジです。
あちらの世界で又 お目見えするまでもう暫く見守っていて欲しいと・・
“まことさん”には感謝 感謝 以外の言葉が見当たらないジィ~ジです。
003-30
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コメント
もうぞうさま
ありがとうございます。
かけがえのない方を失ってしまいました。
猿毛の小屋も近いので覗いてみて下さい。
沢山の良き思い出があり出会いを感謝しています。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2018年1月17日 (水) 22:19
まことさんのことは、こちらで教えていただきました。
お目にかかったことはありませんが、立派な方だったんですね。
あらためてご冥福をお祈りします。
投稿: もうぞう | 2018年1月16日 (火) 19:23