晴れ間を大事に【長岡東山連峰】【剱岳展望中山】
本格的な冬を間近に控え、小春日和と言える穏やかな日々は貴重な存在。
久し振りに長岡東山連峰ミニ縦走を選択の我が家です。
11月5日(日)
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 長岡栖吉登山口~花立峠~鋸山~花立峠~(長工新道)~枡形山~
子ハ清水~三ノ峠山~友遊小屋~長岡東山ファミリーランド
Am 07:14 栖吉登山口
天狗清水
風谷山天狗の長寿の泉を口にして出発。
一杯で5年二杯で10年、三杯で限度まで・・・ ジィ~ジは2杯が精々
烏滝 落差数m
落葉 大モミジ
Am 08:40-08:45 花立峠
花立峠で小休止
右 萱峠 左 鋸山 中を分けるは花立峠
三条市からと言う若い感じの良いカップルと後になり先になりしながら・・
ブナの林立する細い尾根(鋸に似たり)を山頂目指して前進です。
花立峠からも長岡市内が見渡せます。
Am 09:15-09:25 鋸山(765.1m)山頂
山頂には鐘つき標識と一等三角点も設置されています。
若いカップル
其処へ颯爽と一人の若人も到着。
たまたまSNSを通じての知り合いY氏。
予定では三ノ峠山まで行って往復する由。 ※若さでパワーが溢れています。
ジィ~ジと相方は、一旦 花立峠まで戻り、長工新道経由で三ノ峠、そして
友遊小屋へ立ち寄り長岡東山ファミリーランドへ下山する予定。
山頂から長岡市内をゆっくりと俯瞰して花立峠に向かいます。
スッパリと崩落している箇所も
Am 10:00 花立峠
この先、来し方の紅葉を見下ろしながら長工新道を枡形山に向かって
来し方の紅葉
仁王ブナ
この後、恥ずかしながらスマホをポケットから落としたことに気づき、ここまで
戻るお粗末を呈するジィ~ジ。相方からキツク叱責を受けます。
(ロスタイム≒10分弱)
小さなピークを2か所ほど、更に割坂峠をを越えて進めば再び一寸した登り切ると
Am 11:20 枡形山(718.5m )
枡形山山頂
長岡東山山塊 第2位の高峰 【枡形山】(718.5m)
枡形山のマス 片面には桝 反対には枡 何れが正解也や?(笑)
この先を真っすぐ下れば長工新道の石碑から萱峠へ出るが、今回はパス。
山頂から急降下でブナ林を掛け下り、途中、守門岳を眺めながらお昼を採ります。
守門岳眺めながら
見事なブナの美林
新緑芽吹く残雪期から、落葉し新雪を纏う時期、その時その時のブナ林
いつ見ても何か癒されるような気持ちを抱くジィ~ジ。大好きな場所です。
何処までも拡がるブナ林を下り切り、萱峠への街道、赤道に出ます。
赤道にひっそり佇む石仏
歴史ある萱峠への道(赤道)には往時を偲ばす石仏も見受けられます。
径はなだらかなれど、赤味を帯びた滑り易い砥石の様な露岩に気を配りながら・・・
竹之高地分岐から暫く進めばコハ清水。
Pm 00:40 子ハ清水
子ハ清水
ブナ林の土中から湧き出る清水は甘露、備え付けの茶碗で一杯飲み干します。
この先暫くして鋸山山頂で出会ったY氏とスライド。
此処から花立峠までは相当のロングラン、年寄りジィ~ジにはまねができません。
若さが眩しく思えるジィ~ジです。
Pm 01:22 観鋸台
観鋸台
アソコからグルーッと歩いてきたんだなぁ~
ムラサキシキブ
Pm 01:38-01:45 三ノ峠山山頂
天気が良いので行き交う登山者と何組も遭遇します。
黄葉山頂
クリタケ
山頂手前ではT中氏が出迎えてくれます。(just timing)
大きなクリタケの株をGet!!
他にもナメコ ヒラタケ をT中さんが探してくれ、我が家が貰い受けます。
(写真 取り忘れ)
山頂直下の友遊小屋、この日は冬に備え達磨ストーブを組み立て設置で
友遊会の皆さん、全員参加。 この日は大勢の登山者が小屋を利用したとの事。
作業も一段落して下山準備、「ヤァ~ヤァ~」と我らに声をかけて呉れます。
Pm 02:00-02:57 友遊小屋
T中夫妻だけが残って我が家と小屋で再びコーヒタイムを取ります。
友遊小屋
小一時間のんびり過ごし、一緒に小屋を後に下山の開始です。
落ち葉が敷き詰められたフカフカの道をノンビリ四周を眺めながら下ります。
Pm 03:37 萱峠 三ノ峠山登山口
長い影差すファミリーランド
ファミリーランドから市営スキー場経由、T中夫妻がジィ~ジ達を車が停めてある
栖吉登山口まで送ってくれます。
何時も何時も有難いことです。(感謝 感謝)
丁度 長い道程を走破して若人Y氏も殆ど同時に到着。
わざわざ ジィ~ジに挨拶に来てくれます。 礼儀正しくかえって恐縮です。
小春日和の好日、一日を通して気持ちよく過ごせ満足感に浸るジィ~ジです。
096(099)-29
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
再び連荘です。
予報を基に以前からの「冠雪の剱岳が見たいね!」 その日の到来です。
この日も長岡在の山友との山歩きです。
11月6日(月)
同行 長岡 T中夫妻 K氏 Tさん Oさん KさんG2名 新潟 3名 計10名
関越自動車道米山SAで待合せ、3台の車を連ねて富山県滑川ICへ
Am 09:38 馬場島
中山登山口Ⓟはお天気が良い所為か?既に10台ほどの
我々は馬場島に車を停めます。
出発準備をして、中山登山口へ向かいます。
Am 09:53 中山登山口(標高740m)
中山登山口
初っ端から少し急な登りが続きます。
九十九折に高度を上げて
眼下の立山川が見る見る遥か下に見られるようになります。
往く手には岩肌に白い粉を塗したような冠雪【剱岳】の雄姿が垣間見られます。
猫又山(左) 赤谷山(右)
Am 11:07-11:17 五本杉の平
巨大 立山杉の巨木
生き仏?
御喜捨を!!
大きさ比べ
立山杉
襞
様々な姿をした巨大な立山杉に同行の皆さんは大喜び。
五本杉の平からはなだらかな道となり、暫くでひょっこりと山頂に出ます。
山頂まで20分の案内も有ります。
Am 11:33-Pm 01:25 中山山頂
剱岳にカメラを向ける相方
新雪纏う岩と雪の殿堂
山座同定
「あそこが前劔だよねぇ~」
山頂は大賑わい
寛ぐ登山者は地元富山からそして金沢からが殆ど、
新潟から来たと言うと吃驚されます。
展望説明板
前劔 剱岳 三の窓 マッチ箱 小窓 大窓
標高差2,200m 早月尾根が正に指呼。
早月尾根と剱岳本峰
ズームアップしてみます。
相方が登った猫又山(2378m)
敷物敷いて冠雪の剱岳の大展望を飽かず眺め楽しみ、何と!山頂で2時間弱も。
下山は東小糸谷を下り、立山川の河原に下ります。
剱岳が視界から少しずつ遠ざかって
細い丸太橋、3回渡らねばなりません。
渡渉
この日、沢に掛けられた丸太橋が撤去される予定。
沢音を耳にしながら沢沿いの道を下ります。
Pm 02:12 立山川河原
林道
立山川の橋の先は舗装された林道に代わり馬場島にでます。
馬場島は剱岳への早月尾根コースの登山口。
(ジィ~ジは過去に早月小屋で一泊し歩いた経験あり
試練と憧れ 慰霊の社
早月尾根尾根入口
Pm 02:45 馬場島荘前Ⓟ
トイレで用足しを終えてに乗り込み帰路に着く我らです。
馬場島荘から車を立山川に沿って走らせるも途中何度も停まって、振り返り振り返り
【剱岳】の大展望を目に焼き付けるべく、凝視する我らです。
カンバス一寸盗み見
川原には【剱岳】を描く画家?何人か目にします。
名残惜しく ズームアップ
【剱岳】が樹木や山陰に遮られ、視界から消え去るまで名残惜しく・・・
細い急な、それでいて工事用のダンプがひっきりなしに走る山道を下ります。
北陸道滑川ICから高速道に入り、先ずは有磯海SAで富山名物の鱒ずしや、
シロエビ煎餅など土産物を購入、富山県にちょっぴり貢献(笑)
車は一路、長岡 そして新潟を目指して走ります。
欲を言えば、岩と雪の殿堂【剱岳】にもう少し雪が着いていれば最高だったかな!!
それでも絶好のお天気の下、心行くまでのんびりと大展望を満喫できて、久しぶりに
遠出をしてきた甲斐を充分に味わえ満足この上なし。
「来年も元気で又来たいね!!」
「近ければ毎日でもくるわ!!富山は良いねェ~」
097(100)-29
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コメント
RWさま
こんばんは~ いつもありがとうございます。
今年は紅葉シーズンにもかかわらず快晴の山日和が少なく
殊に現役世代の方々にはお気の毒な年になってしまいました。
幸い?私は空模様を眺めて出かけられる有り難い身分なので
今回も剱岳の雄姿を思う存分楽しんで来れました。
近年の気象変化には些か恐ろしさも覚える事が有りますが
私と異なり、まだお若いのでこの先まだまだchanceは
在るかと思われます。
いずれにせよ穏やかな日々が続くことを祈りたく思います。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年11月19日 (日) 21:26
剱岳の雄姿はいつも感動的です!立山から見た雄姿、毛勝山から見た裏の剱岳、そして実際に登って恐ろしかった蟹の横這い、やはりこの山は神に名峰です!素晴らしい秋の紅葉を満喫されて羨ましい限りです。今年は8月・10月が台風・長雨で登山愛好者にとってはさんざんの1年でしたね。早くも寒波が来ましたね!あっという間の冬の到来で、山の紅葉はこれで終わりって感じで寂しい限りです。今年は紅葉登山に恵まれなかったので来年に期待です。
投稿: RW | 2017年11月17日 (金) 21:44
もうぞうさま
早月尾根も早月尾根で泊まれば登れますよ。
今年は紅葉も終わりましたが、雪の剱岳は11月終盤まで
中山で見れますよ。天気が良かったら是非お出かけになって下さい。
きっと素晴らしい写真が撮れますよ。
もうぞうさん宅から3時間半足らずで登山口に着きます。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年11月15日 (水) 19:49
黄葉三昧って感じでしょうか?
私、早月尾根はもちろん、どのルートからでも劔岳はもう無理です。
この中山なら登れそうな気がしますね。
投稿: もうぞう | 2017年11月15日 (水) 19:06