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2017年8月

2017年8月26日 (土)

一仕事終えて【弥彦山】

少々大袈裟な言い方ではあるが、社会生活を営んでいる以上、
欠かせることの出来ない行事も時にはあるものです。

そんな一つ この日は自治会主催による町内の公園掃除。
年に3回行われるうちの今回は2回目。(7時~7時半)

Kimg2817            100人近い参加者

8月20日(日)  

そんな訳で遠出も出来ず、空模様もクラウディ。
定番?【角田山】キツネノカミソリ鑑賞でこのところ2回連続、
残る近場の山は【弥彦山と言う事で迷わず決定!?

同行 相方 ジィ~ジ 計 2名

夏休み中の日曜日 弥彦神社参拝の方々の数が半端なく多い。

Am 11:16 歩き始め

堰堤から‘表参道コース’へ合流です。

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( 写真 左 ボタンヅル  写真 右 ヌスビトハギ ) ※ 拡大

線香花火の様なボタンヅルの花が一際目を惹きます。

【弥彦山】 今年は5月18日以来6回目となるようです。

Pm 00:00 5合目 奥の院遥拝所

Kimg2827              5合目 御神廟遥拝

合掌礼拝し終え、一寸休憩吹き出る汗を拭い、水分補給します。

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( 写真 左 ユキザサ 実  写真 右 アケボノシュスラン ) ※ 拡大

この日【弥彦山】 選定目的の一つはアケボノシュスラン(曙繻子蘭) 。

7合目水場の先の山裾にひっそりと数株確認されます。

最大の目的 ナツエビネは既に花期が終わっているのか?或いは
盗掘に遇ったのか?僅かに花芽の無い株を一株の未確認。

Pm 00:50-01:15 山頂 弥彦神社奥の院

Kimg2833          多宝山・角田山方面

二人だけのお昼は超簡単ランチ?
菓子パン 解凍おはぎ インスタントコーヒー インスタント煎茶・・

ロープウェイ利用の観光客含め、ひっきりなしに眼前を通り過ぎます。

早々にお昼を済ませ、往路を下山です。

Kimg2836            紫陽花road

山頂直下の紫陽花roadは未だ色褪せぬ大輪の株が残っています。

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( 写真 左 キカラスウリ  写真 右 イヌトウバナ ) ※ 拡大

帰路も勿論、アケボノシュスラン鑑賞忘れません。

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( 写真 左 カワラナデシコ  写真 右 ツルリンドウ ) ※ 拡大

此の花、あの花 花を見るたび足が止まる我らです。
後続者の皆さんに次から次と追い抜かれます。

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( 写真 左 アクシバ 実  写真 右 ミヤマウズラ ) ※ 拡大

暑い暑いと言いながらも既に初秋を迎え花から実へ変わった種も・・

そして目的の一つ ミヤマウズラ(深山鶉) 二株発見!!
白い花は一方向に偏って咲き、葉は鶉の羽の模様に似る。

Kimg2854                   ハグロソウ

上下2枚の2唇形 花びらが2枚しかない花は日本では極めて
少ないと言う。(ツユクサは一般的に広く知られている)

Pm 02:40 表参道登山口

山頂で着替えたシャツも既にびっしょり、車に戻り都合3枚目の着替え。
帰路はR402を利用して波穏やかな日本海の潮風を受けながら帰ります。

この時期にしか見られない何種かの花々を確認できて満足の
ジィ~ジと相方です。

   ジィ~ジ 【弥彦山】 06-29

                       077-29 

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2017年8月18日 (金)

この時期はキツネノカミソリ【角田山】

盂蘭盆会が近づくころになれば、決まって観に行かねばならぬと
(自分の体調確認を含めて)半ば義務感のような・・・
今年もそんな時期が到来。

早春に日本剃刀の様な形をした葉が、夏にはすっかり消え去り、
代わりにキツネ色したオレンジの花を付ける キツネノカミソリ

行先は、勿論 【角田山】

8月10日(木) 

6時には登り始めようと言いながらもなんだかんだと雑務に追われ
少々自宅を出る時間が遅くなってしまいます。

同行 相方 ジィ~ジ  計 2人

Am 06:25 浦浜コース 登山口 ふるさと会館

Kimg2771             カラスウリ  ⇒キカラスウリ

カラスウリの花は午前中しか開かないと言うが、
キカラスウリは前夜から翌日の午後も開花。

Kimg2773              蕾状態

登り始め、暫くすれば早速に目的のキツネノカミソリがお目見え。

Kimg2778                キツネノカミソリ

Kimg2780         咲始め?

今年は全体的に少々開花が遅め?の感あり。

それでも足下にはヤブランはじめ何種かの花々が競演。

 Kimg2781 Kimg2782
 ツリガネニンジン  ※ 拡大

時折、稜線上の樹木の切れ間からは気持の良い風がふわーッ
全体的には汗がダラダラと止まりません。

Kimg2784              キンミズヒキ

山頂でベンチに腰掛け、ぐっしょりと汗で重くなったシャツを着替え
一寸休憩します。朝とは言いながらも風も無く蒸し暑い~

下りもキツネノカミソリを愛でながら・・・

ヤッパリどう見ても全体的には花の数が少なめの感が否めません。

Kimg2789             キツネノカミソリ

Kimg2792              急な階段

歩幅が合わない急な階段、特に小さな子供たちにとっては全く
足が届かない歩き辛い道。(当初から?もしくは崩落?)

Kimg2793                こんなところにも

Am 09:50 浦浜コース登山口 Ⓟ

Kimg2794             登山口駐車場

朝は2台しかなかったのに\(◎o◎)/!
それでも木陰に置いていたのでちょっぴり助かった!?

早朝なので少しは涼しかろうと出かけたつもりだったけれど、
思いのほかムシムシと湿度の高さが感じられたジィ~ジです。
目的のキツネノカミソリはベストには時期尚早?。
それでも今年も何とか元気で眺めれたことをありがたく思うジィ~ジです。

ジィ~ジ【角田山】  25-29

                  075-29

 ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:

長岡のT中夫人から相方へ℡。
「15日にキツネノカミソリ観に行きたいけど都合は如何?」
特段の用事も無き暇人夫婦 即OK

8月15日(火) 

登山口の浦浜コース ふるさと会館に7時待合せ。

Am 07:00 浦浜ふるさと会館

同行 長岡 T中夫妻 T橋夫妻 相方 ジィ~ジ 計6名

Kimg2800            キツネノカミソリ

先回から数日経った所為か?花の数がずいぶん増えています。

Kimg2803               花を愛でながら

Kimg2805          見頃 キツネノカミソリ

Kimg2806                    ツリガネニンジン

山頂を通り過ぎ、稲島コース9合目 向陽観音堂前広場で
敷物広げ、靴を脱いで大休憩。
残念ながら遥か山手にはガスが多い被さり、‘飯豊連峰’二王子岳
‘五頭山塊’‘川内山塊’
の展望はままなりません。

何時もの通り他愛無い話で瞬く間に1時間以上経過。下山開始。

Kimg2807              ポケットの汗でレンズが曇った

Kimg2809              纏まって

Kimg2810_2                       山肌をオレンジ色に染めて  ※ 拡大

キツネノカミソリ飽きることなく心行くまで愛でながらのんびり
途中で旧知の方と数名遭遇 立ち話でお互いの近況報告など

Am 11:40 浦浜登山口 

Kimg2812               駐車場がびっしり満車

登っている最中には時折木々の隙間を通り抜ける涼風も有り
目的のキツネノカミソリはほぼJustmeet?
長岡T中夫妻T夫妻も大満足で花を楽しみ、ゆっくり寛げ
向陽観音前広場もそよ吹く風で居心地良く 結果的には
良きひと時持てた我らです。

「次は何処へ行く?空模様眺め何処か北アでも・・・」

再会を約して車に乗り込む我らです。

ジィ~ジ【角田山】  26-29

                    076-29   

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2017年8月13日 (日)

遅まきながら今年も【笙ヶ岳】

ここ10年程、7月に入れば、暑さを避け、更に豊富な花々を愛でたくて
出かける‘一座’が有るのですが、今年は7月中に梅雨も明けず、
時には大雨に見舞われたり異常?な天候が続き、気が付けば8月に
入ってしまい、今年は駄目かな?と思っていたところ、たまたま用事も
無く天気も良さそうなので遅まきながら出かけてきたジィ~ジです。
その‘一座’鳥海山山系【笙ヶ岳(1,635m)】 お気に入りの‘山’

8月5日(土) 

同行 相方 ジィ~ジ 計 2名

例年登山口は鳥海ブルーライン国民宿舎大平山荘からの先にある
登山口からスタートしていたのですが、「今日は鉾立にしよう」。

Am 08:25 鳥海山 鉾立

Kimg2681              鳥海山鉾立

前日から、或いは早朝から【鳥海山(2,236m)】を目指している登山者、
更に周辺の遊歩道を散策しながら展望を楽しむ観光客も多数で、
既に満車状態、辛うじて秋田県側に在る下の駐車場の端っこに駐車。

最初はコンクリート舗装の道を辿り、やがて石畳の階段登山道に・・・

Kimg2685            奈曽渓谷

残念ながら鳥海山山頂にはガスが纏わりついています。

P1040910                  ニッコウキスゲ

今年は残雪が遅くまで残った所為か?未だにニッコウキスゲが目を惹きます。

以下 この日に見られた〈花〉のごく一部です。

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( 写真 左 イワイチョウ  写真 右 ベニバナイチゴ ) ※ 拡大

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( 写真 左 キバナノコマノツメ  写真 右 マルバシモツケ ) ※ 拡大

Kimg2696            賽の河原手前

この付近から右手前方には雪渓が見られます。

Kimg2699               雪渓

Am 09:33 賽の河原

Kimg2705               賽の河原

‘御浜’まで1.5k ‘鉾立’まで1.9kと記されています。

‘御浜’へは少々傾斜がキツク成ります。

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 ( 写真 左 イワカガミ  写真 右 アオノツガザクラ ) ※ 拡大

Am 10:05-10:15 御濱神社(小屋)

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 ( 写真 左 トウゲブキ  写真 右 ハクサンフウロ ) ※ 拡大

Kimg2711                 鳥の海 御濱神社

P1040923         鳥海山新山

P1040925         トウゲブキ

P1040926        鳥海湖

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 ( 写真 左 キソチドリ?  写真 右 シロバナトウチソウ ) ※ 拡大

キソチドリ? トンボソウ属の花は難しい!!

P1040927            笙ヶ岳へ向かう登山者

Kimg2726          ハクサンシャジンが圧倒的

P1040932           登山道の脇はお花畑が広がります。

P1040934_2                     ヒナザクラ  ※ 拡大

Kimg2728         ヒナザクラ点在

陸奥へ来れば越後では見られない、清楚な感じを受けるヒナザクラが主役?

P1040939_2             イチリンハクサンイチゲ チョウカイイチゲ ※ 拡大

P1040943            ハクサンイチゲ

一本の茎から一輪しか花を付けないハクサンイチゲ(チョウカイイチゲ)

P1040946                チョウカイアザミ

Am 11:25-Pm 00:05 笙ヶ岳山頂

Kimg2734             ハクサンイチゲ咲き乱れる笙ガ岳山頂

我らの他に宮城県からの若いご夫婦、他にも先着のご夫婦。
更に我々が到着して暫くして男女4人ずれ。
四周の花々を観賞しながら簡単なお昼を採ります。

周りは様々な花に取り囲まれ恰も行ったことは無いけれど天国の様。
至福の時間を過ごします。

下山は往路の途中から、吹浦口(大平コース)途中の河原宿から
象潟(鉾立コース)賽の河原へ涼しさ味わうべく雪渓を横断します。

Kimg2746                下山開始 花に囲まれ気分よく

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( 写真 左 コバギボウシ  写真 右 ヨツバシオガマ ) ※ 拡大

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 ( 写真 左 クルマユリ  写真 右 ウサギギク ) ※ 拡大

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 ( 写真 左 ウサギギク  写真 右 ヨツバシオガマ ) ※ 拡大

Kimg2754              涼しい~ッ

スプーンカットの雪渓を下ります。冷気がヒンヤリ快感~

Kimg2756            チングルマ乱舞

御濱小屋へ泊り、翌日山頂を目指すのか?かなりの数の登山者と
スライドします。

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( 写真 左 ヨツバシオガマ  写真 右 シラネニンジン ) ※ 拡大

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( 写真 左 ウゴアザミ  写真 右 タケシマラン ) ※ 拡大

他にもツマトリソウ 黄色のオミナエシなども見られます。

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( 写真 左 ノリウツギ  写真 右 ヤマハハコ ) ※ 拡大

Kimg2765                眼下に鉾立のⓅ (中央)

Pm 02:15 鉾立

Kimg2769                鉾立

相変わらず満車状態のⓅ ※ この場所登山者車両駐車禁止

ジィ~ジが住まいする新潟市から一部山形道を利用して大凡3時間強
距離の割には少々時間がかかるものの、天気に恵まれれば期待を
裏切らない多種類の色・形とりどりの花が楽しめ、夏には何よりの
涼味を与えて呉れる雪渓歩きが楽しめる、勿論鳥海山を始めとする
展望も楽しめる 登山者も少なく静か・・・等々いいこと尽くめ。
何度来ても飽きない、気持ちが癒され満足感が得られる‘山’
来年も勿論、元気で歩ける間は何度でも訪ねたいと願うジィ~ジです。
              この項(完)

               074-29

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2017年8月 9日 (水)

一寸お出かけ【八間山】&【草津白根山】

近年 環境悪化により世界規模で異常気象が半ば当たり前のように。
天気予報もころころ変わり、なかなか読むことが難しくなってきています。

そんな中、長岡在の親しい岳友T中夫人から相方へお誘いの℡。
「草津温泉一泊で何処か近くの山へ行かない?」

取りたてて用事の無い我が家は、即OK。

行先は【八間山(1935m)】【草津白根山(2160m)】に決定。

同行 長岡G T中夫妻 T橋夫妻 K氏 S氏 計 6名
    新潟G Kさん 相方 ジィ~ジ 計 3名

関越道川口ICで待合せ、  二台で草津方面目指して

7月30日(日) /

週間予報ではマズマズだったけれど、ヤッパリ悪い方に代わって
今にも降り出しそうな空模様・・・

日本ロマンチック街道を長野原草津口を目指しカーブが多い
R405を野反湖に向かってひた走り。

Am 09:10 富士見峠 

Kimg2596           案内板  ※ 拡大

富士見峠‘関東の富士見百景’に選定され、晴れていれば
浅間山 富士山 妙義山 雲取山 榛名山そして赤城山まで望遠
出来るようなれど、雨こそ降っていないものの深いガスで視界不良。

訪れるハイカー観光客が多いようで、売店を備えた野反峠休憩舎が併設。

広大なⓅも整備され、人気の程が窺えます。

P1040858                露帯びるヤナギラン

我らは取り敢えず、コマクサが多いと言われる【エビ山(1744m)】
向い、先ずは【弁天山】まで・・・
ところが先往く登山者も無く、登山道に小笹が覆い被さる藪が続き、
露祓いで先頭のT中さんズボンがビショビショ。
【八間山】であれば大勢歩いているのでその懸念はあるまいと、
【弁天山】
からUターンです。

Kimg2601                  弁天山

P1040860           ウスユキソウ

P1040862                ノギラン

道端にはノギランが其処彼処に見られます。

 Kimg2603 Kimg2604
( 写真 左 エゾシオガマ  写真 右 ギボウシ ) ※ 拡大

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( 写真 左 ホツツジ  写真 右 ツリガネニンジン ) ※ 拡大

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( 写真 左 アオヤギソウ  写真 右 ノゾりキスゲ ) ※ 拡大

Am 10:10 八間山登山口

Kimg2610            登山口

登山口は国道のすぐ脇、なだらかな道が続きますが、相方の先を
50名の団体、失礼ながら全く統率がとれていません。
腕には黄色の腕章。新潟県某市山岳連盟と記されています。

参加者は中高年(高年)主体で中には数人の若い世代も・・・

ガスは益々深くなり、終には霧雨状態。

少し広い場所でどうにか団体を追い越して先へ向かう我らです。

Kimg2611                鮮やかなクルマユリ

途中の“イカイワの頭”から少し下って登り返せば目的の山頂。

Am 11:33-Pm 00:11 八間山山頂

Kimg2612                 八間山(1935m)山頂標識

我々が山頂に到着してから7,8分後、続々と50名の団体さんが到着。

Kimg2615           団体さん

団体さんの邪魔にならぬよう、簡単に腹ごしらえをして往路を下ります。
面倒なので雨具は着けず、ザックカバーだけ装着して下ります。

下山路は霧雨でグチャグチャ、粘土質の道は滑り按排。
躓かない様に気を付けて下ります。

Kimg2620           クガイソウ

途中、一寸寄り道 地元の六合中学校の生徒さんが保護している
コマクサを観賞。

P1040872          雨滴を点けたコマクサ

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( 写真 左 トモエシオガマ  写真 右 ヨツバヒヨドリ ) ※ 拡大

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( 写真 左 ワレモコウ  写真 右 イブキトラノオ ) ※ 拡大 

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( 写真 左 アカモノ 実  写真 右 タテヤマウツボグサ ) ※ 拡大

P1040880              ノアザミ

Kimg2627             シモツケ&ハクサンフウロ

Pm 01:10 八間山登山口

展望も叶わず、霧雨でおまけに団体さんにも遭遇して、ゆっくりと
山頂で楽しいひと時を過ごせず、少々心残りの感あり。

此の界隈初めてのジィ~ジ、折角なので靴を履き替え車で
T中さんに先導して貰い、野反湖を見に行くことに。

Kimg2630            野反湖

ガスに煙る、野反湖展望台付近までT中さんに案内して貰います・

※ 野反湖 新潟・群馬・長野の3県に跨る。
水面標高1513m 周囲10K 四周を2,000m級の山谷に囲まれる。
野反池 湿地で在った処を人造湖(ダム)に。中津川の水源であり、
信濃川水系に属する

大雨にはならなかったもののガスと時折霧雨に苛まれた【八間山】
コースも幾つか有り、時期によっては花も多い魅力的な一座なので
来年天気の良い日に再訪したく思うジィ~ジです。
(出来ればこの先の【白砂山】も含めて)

夜は名湯草津温泉のreasonableのお宿で宿泊。
先ずはゆっくりと温泉に浸かり汗を流し、あとは目いっぱい食べて
飲んで喋って  翌日に備えます。

                072-29

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温泉= 草津 別府
全国的にも著名な草津温泉。
目覚めれば先ずもって一風呂浴びねば!!

外を見れば予報通り晴れそうな感じ。

朝食はビュッフェスタイル、あれもこれも食べきれない程、トレイに乗せて
(ジィ~ジは年の割に大食漢)

7月31日(月) 

ホテルを後に志賀・草津道路を一路 【草津白根山】目指して

この道路火山警戒レベルが1ランク引き下げられ、今年6月15日開通。

駐停車禁止のハイウエイ 素晴らしい好天なれど写真は撮れません。

今年6月15日通行解除になった草津白根レストハウス前のに車を
停めてスタートです。(駐車料金 普通車¥500)

この日のコース概要は

草津白根レストハウス~本白根スキー場分岐~南釜南端~
遊歩道最高点~南釜南端~白根山展望台~本白根分岐~
白根火山ロープウェイ山頂駅~本白根スキー場分岐~
逢ノ峰~弓池~草津白根レストハウス

つまり 本白根山一周+逢ノ峰

Am 09:15 草津白根レストハウス

Kimg2632                弓池

道の脇にはクロマメノキ、イチヤクソウなどが仮払いされた場所で散見。

 P1040882 P1040883
( 写真 左 キソチドリ  写真 右 ミヤマバイケイソウ ) ※ 拡大

Kimg2638             コース案内 ※ 拡大

スキー場のリフトを横目で眺めながら暫く進めば砂岩状の山肌には
至る所にコマクサの群生が見られます。

P1040886            コマクサ

P1040887            コマクサ&ヒメシャジンのコラボ

P1040889           イワオトギリソウ

P1040890               コマクサ(ピンク)Kimg2648         中央火口と本白根酸山展望処

Kimg2650              コマクサ 

Kimg2654            ヒメシャジン

Kimg2655                クロマメノキ

Am10:30-10:45 遊歩道最高点(2160m)

Kimg2652            遊歩道最高点

真っすぐ進めば万座方面へ抜けれます。

再び南釜南端へ戻り次の目的地 本白根展望所へ向かいます。

Kimg2656              整備された階段

Am111:10-11:20 本白根展望所

Kimg2657              本白根山展望所

展望所周辺は大勢の人だかりで座る場所も有りません。

コマクサの群生を見ながら前進です。

P1040901          コマクサ

P1040903           コマクサ

Am 11:35-PM 00:10 ランチタイム

菓子パン お握り 持参の珈琲 お茶などで簡単に済ませます。
‘鏡池’を見下ろしながらゆっくりと寛ぎます。

P1040904           眼下に鏡池

下山はそのまま、白根火山ロープウェイ山頂駅を目指して進みます。

Kimg2662             濡れていたら少々ヤバイ木道

一寸傾斜のキツイ所もあり要注意。

この先はなだらかな道を回り込みます。

Kimg2663             白根火山ロープウェイ山頂駅

此処から本白根スキー場リフト乗り場(分岐)へ一旦出て、向かいの
‘逢ノ岳’を登り返します。最後故、気が緩み意外とキツイ!!

‘逢ノ岳’頂から湯釜を見てもコバルトブルーの湖面は見えません。
(昔は湯釜展望所から何回も見たことが有ります。)

P1040905         湯釜

Kimg2664             階段登山道

頂の東屋でたっぷり展望を楽しみレストハウスを目指して下山です。

Kimg2666

P1040908         弓池

‘弓池’も火口湖で蓮来岩の姿が形良い!!

Pm 01:38 草津白根レストハウス

二日間の予定、無事終了。
R292草津志賀道路を‘横手山’~‘渋峠’高原道路を気持ちよく走ります。
観光客も多く、賑わいが増します。

帰路は信州飯山経由、越後十日町を通って帰ります。

お天気に恵まれなかった前日【八間山】、好天の【草津白根山】
終わてみればそれは其れで良し。
特に我ら高齢者グループの山歩き、然程ハードでも無く、危険性も低く
足下の花々を愛でながらの山歩きは心身ともに満足感が味わえ癒される。
そして気の置けない山仲間との語らいに明日への希望も湧いてくる。
山は有難き哉!! 至福の二日間に万歳 (感謝)。

                073-29

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2017年8月 4日 (金)

花 花 花堪能 IN 【月山】

男友達が少ない?
今回も美女に囲まれてのジィ~ジです。

今回目的の一座は【月山(1984m)】 
昨年まで数年間 6月下旬定番は【月山】。
但し志津コース、今回は10年振り位に羽黒山コースを選択です。

同行 Kさん Nさん 相方 計 4名

7月26日(水) 

Am 08:35 弥陀ヶ原コース 登山口

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( 写真 左 タテヤマウツボクサ  写真 右 ハハコクサ ) ※ 拡大 

大小 姿・形 様々な池塘が点在する広大な“弥陀ヶ原”からスタート。

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( 写真 左 マルバシモツケ  写真 右 ニッコウキスゲ ) ※ 拡大 

今の時期 圧倒的多くみられる‘花’は↓

Kimg2506                キンコウカ  ※ 拡大

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( 写真 左 ウゴアザミ  写真 右 ミヤマリンドウ ) ※ 拡大 

振り返り観れば圧倒的な存在で名峰 【鳥海山】の優美な雄姿。

P1040805          弥陀ヶ原の彼方に名峰 【鳥海山】

無量坂周辺からは弥陀ヶ原湿原は眼下に!!

P1040809                広大な弥陀ヶ原

Kimg2521            小さな雪渓が

空の青が濃い~ッ

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( 写真 左 ハクサンチドリ  写真 右 ヨツバシオガマ ) ※ 拡大 

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( 写真 左 マルバトウゲブキ  写真 右 ハクサンフウロ ) ※ 拡大 

P1040848              ハクサンシャジン 

Am 09:25ー09:35 9合目 真名井神社 仏生池 

Kimg2543         仏生池の周りはハクサンフウロ主体の大お花畑

Kimg2544                仏生池守り神を祀る石室

仏生池には幾つもの伝説が残されています。

※丁度30年前小5の娘と昼から新潟を出てここ“仏生池小屋”で
一泊、翌朝 登頂したのがジィ~ジにとって最初の【月山】だった。

佛生池小屋からは傾斜も少しきつく成り 真の山頂を隠して
あれが山頂?と勘違いさせる オモワシ山 (1828m)が、そして
そのさきには岩場の急登  修行の未熟さを諭され、ここで戻った
役行者の伝説が残る行者返しが 行く手に!!

行者返し

Kimg2547              行者返しの岩場

行者返し をクリアーすれば、再び石が敷かれた平坦な道に。

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( 写真 左 ミヤマシオガマ  写真 右 チングルマ ) ※ 拡大 

Kimg2549             石畳の緩やかな登山道

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( 写真 左 キバナノコマノツメ  写真 右 ミヤマキンポウゲ ) ※ 拡大 

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( 写真 左 ネバリノギラン  写真 右 キオン ) ※ 拡大 

Kimg2554             山頂手前にも雪渓

登り切れば大峰 山頂は目と鼻の先。

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( 写真 左 ヒナウスユキソウ  写真 右 ミヤマリンドウ ) ※ 拡大 

P1040830               ミヤマウスユキソウ  ※ 拡大

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( 写真 左 ベニバナイチゴ  写真 右 アオノツガザクラ ) ※ 拡大  

Am 11:55~月山山頂

Kimg2560              お昼を採りながら寛ぐ登山者

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( 写真 左 ダイモンジソウ  写真 右 ミヤマカラシ ) ※ 拡大 

まだクロユリが見られるかな?と志津コースに向かって見ます。

Kimg2561               志津コースから月山神社本宮を振り反って 

Kimg2563        志津コース 姥ヶ岳と右に湯殿山

クロユリは既に花期は過ぎ去っていたようなので再び山頂
月読命を祀る月山神社本宮目指して戻ります。

P1040838       月山神社朴本宮

【月山(1984m)】は世界でも珍しい半円形アスピーデ火山

山頂周辺で長時間花を観ながら時間を過ごしたものの
帰りが遅くなるので、流石に下山の時が迫ってきます。

勿論、名残惜しく花々を心行くまで楽しみながら往路を下ります。

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( 写真 左 エゾイチゲ  写真 右 イワイチョウ ) ※ 拡大 

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( 写真 左 ヒナザクラ  写真 右 イチリンハクサンイチゲ ) ※ 拡大 

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( 写真 左 ウサギギク  写真 右 コウゾリナ ) ※ 拡大 

足下に気を付けながら百花繚乱の登山道を辿ります。 

Kimg2577             行者返し

Pm 02:12ー02:20 佛生池小屋

INFORMATIONには次の通り記載されています。
標高 1743m 月山山頂まで1時間15分 月山リフトまで3時間
湯殿山神社まで4時間30分 8合目レストハウスまで1時間15分

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( 写真 左 シロバナトウチソウ  写真 右 シラネアオイ ) ※ 拡大 

Kimg2588          点在する池塘

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( 写真 左 ホツツジ  写真 右 トキソウ ) ※ 拡大 

月山中之宮(参籠所)御田原神社に参拝して、8合目レストハウスへ。

Kimg2592          キンコウカ

Kimg2593             概要表示盤 ※ 拡大

Pm 03:38 8合目レストハウス

登山者用駐車場は既に  も疎ら状態。

着替え、用足し済ませ、10数キロに及ぶ羽黒山道路を下ります。
鶴岡市内からは一部無料区無料区間の日本海東北沿岸道を
新潟目指して走ります。

車内ではこの日に見た花の確認で話が途絶えません。
高速道が一未だ全線開通には至らず、距離の割に存外
新潟からは時間がかかります。
とは言え、日帰り可能圏内、空模様眺め出かけて来れる山
来年も元気で再び訪れたいと願うジィ~ジです。 
山登りで汗をながし、体力・脚力維持、快晴の下、色とりどりに
咲き乱れる花々を間近に観察して、山頂からの大展望を眺め
持参の手作り料理に舌鼓を打つ・・・これ以上の贅沢他に在りや!!

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