馴染の名山【平標山】
歳を重ねている我が身なれば、それなりに山行回数だけは多い山が
幾座かあるものです。
今回は“花=高山植物観賞”が目的ですが、残雪期から新雪期まで
そしてこの‘山’が、目的だったり、連峰縦走の通過点だったりを
含めると、故にいつの間にか30数回は歩いているかな?
他の理由として、新潟からも関東からもアクセスが良い。
更に概して危険個所も殆ど無く、歩き甲斐もそこそこあり満足感が
得られる。その他もろもろ
但し連峰最大の風の通り道で過去2度程、70㌔近いジィ~ジの
身体が吹き飛ばされそうになり途中撤退する羽目に陥ったこともあり。
いずれにせよ人気のある“山”であることは間違いなし。
その一座の山名は【平標山(1984M)】
6月15日(木)
同行 F女子 相方 ジィ~ジ 計3名
Am 07:30 松手山コース登山口
歩き出して早々、珍しく行く手右側の脇にジィ~ジが発見。
ササバギンラン
樹林帯の中に切られたZIGZAG道を息切らしながら登るジィ~ジ。
所々 一寸した岩塊の急登茂あったりして、「よいしょッと」
Am 08:28-8:38 中越幹線巨大鉄塔
苗場山眺めながら休憩
二組のパーティが休憩中、我々と前後して歩き出し始めます。
マイズルソウ 今年は最初
Am 09:10-09:15 松手山
来し方を振り返れば、特徴ある山容で誰しもわかる【苗場山】
更に目を転ずればこの日の予定【平標山】が、どっかーん!!
お天気マズマズで良い感じ
( 写真 左 ナエバキスミレ 写真 右 バイカオウレン ) ※ 拡大
( 写真 左 イワカガミ 写真 右 ゴゼンタチバナ ) ※ 拡大
少し終わり掛けなれど、薄いピンクや白いシャクナゲも沢山。
そしてこの日の目的の一つ ハクサンシャクナゲ 群生の確認。
ハクサンイチゲの大群落
今回の目的の一つが達成。
まだ若いハクサンイチゲ
背丈もまだ低く、咲き始めたばかりの状態で頗る初々しさが!!
イチゲの群落に足が止まる
ハクサンイチゲの群生に目を奪われ暫し足が止まり前進不能。
たっぷり観賞して、漸く先へ向かう我らです。
ありゃりゃッ!!山頂方向にガスが纏わりついた
Am 10:46-10:52 平標山山頂
想定外にガスが・・・
山頂に着くや否や二人の女性から
「あら~ッ」
知り合いのK女史とI女史の二人連れと遭遇です。
登山口では逢わなかったので我々より遅く出発したはず。
それにしてもかなり早いペースです。
我らは‘花’に見惚れ終始ゆっくりゆっくりペースではあったけど。
【平標山】の山頂を踏むのも勿論、目的のひとつなれど
更なる目的は、谷川岳山塊の最高峰【仙ノ倉山(2026M)】へ
連なる最低鞍部周辺に拡がる‘お花畑’鑑賞。
想定外で周辺にガスが湧きだしてきているものの雨の心配は
無さそうなので、最低鞍部を目指します。
階段やガレ場の登山道を下ります。
( 写真 左 ハクサンコザクラ 写真 右 ミネズオウ ) ※ 拡大
( 写真 左 ハクサイチゲ 写真 右 ミヤマキンバイ ) ※ 拡大
高山植物の好きな人なら誰でも知っているチングルマは時期尚早。
平標山方面振り返る シャクナゲと雪渓が良い感じ
可憐 ハクサンコザクラ
ガレ場の道 階段を登り
小さなピークを二つほど超え、やがて!!
Am 11:53-Pm 00:40 仙ノ倉山山頂
谷川岳方面は想定外のガス
【仙ノ倉山(2026M)】は“谷川連峰”の最高峰。
既にK女史、I女史はランチの最中。(速いのです)
我々も山頂でお昼を採りながらガスが切れるの待ちます。
小一時間の滞在中、縦走路の稜線は殆ど見る事叶わず。
(天気の良い日には富士山も見えるのに 一寸 癪)
ガスが切れないので、下山の開始とします。
幾つものPeakが平標山まで続いています。
淡いピンクのミネザクラ
晴れていればなぁ~ 仙ノ倉山を振り返って
Pm 01:50ー02:00 平標山山頂 平標山山頂
名残惜しく四周の山並みを眺め、扨て下山はどこから?と相談。
結局 往路を下山することに (平元新道は林道歩きが嫌)
下山開始
モウセンゴケ
往路では気が付かなかったものの同行のF女史、登山道脇で
発見、気が付けばかなり沢山確認されます。そこにもここにも!
そして再びハクサンイチゲ群生地
名残惜しく撮影に余念がない二人
朝より少し伸びた?
少し離れた場所では今年最初のヨツバシオガマ確認
ヨツバシオガマ
更に周辺にはシモツケソウの葉が蔓延っています。
来月には一面シモツケソウで染められることでしょう。
帰り道も“花”を楽しみながら下山です。
( 写真 左 ウスノキ 写真 右 タニギキョウ ) ※ 拡大
Pm 15:10-15:17 松手山
休憩一本
ベニサラサドウダン
Pm 15:44-15:50 巨大鉄塔
またまた最後の休憩
苗場山山頂にもガスが
思いのほか急
登山口まであと僅か
Pm 04:45 登山口
下山後は、汗を拭うべく、日帰り立寄り温泉へ 宿場の湯 が
たまたま休日の為、その先にある 街道の湯 へ HP⇒コチラ
広い浴槽にゆったりと手足を伸ばし山や花々を思い出すジィ~ジです。
【谷川岳】へ連なる主稜線は明確に見る事が出来なかったものの
主目的の“花=高山植物観賞”は達成!!先ずは良し。
056-29
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コメント
ハルさま
お立ち寄りcommentありがとうございます。
ひざ痛大変ですね。
私は1/2週間 ヒアルロン酸注射してますが、年なので
現状維持が精一杯です。下りになると膝が伸びきり状態で
不安的極まりありません。
程度にもよるでしょうが若い人はある程度回復する人も
多いようですよ。
私は無茶苦茶にガンガン下って骨も大分すり減っているようです。
いずれにせよ下りは歩幅も狭くしてユックリ下るようお薦めします。
私の相方も変形性膝関節症でしたが、何とか進行は止まっているようです。
自分で風呂で優しくマッサージするのも効果あるようですよ。
F女史はたまたま家も近いんですよ。
7月には私の故郷、立山を案内する予定です。
ハルさんにもお目に掛りたいですね。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年6月25日 (日) 08:53
おはようございます。
Fさんと山登りでしたか。きっと会話が弾んで楽しかったでしょうねえ。羨ましいです。
Fさんとたまたま連絡を取ったら、「15日はジィ~ジさんとデートの約束しました」なんて、この日を楽しみにしてたみたいですよ。
私もジィ~ジさん&Fさんと登ってみたいと思ってます。
ですが、両膝とも変形性膝関節症の診断を受け、痛みが何とかなるまで山は我慢ですね。
ジィ~ジさんも膝痛を抱えてらっしゃいますが、どう克服すれば良いものなんでしょうか。o(_ _)oペコッ
投稿: ハル | 2017年6月25日 (日) 07:45
もうぞうさま
別荘地として売り出す前の平元新道は登山口まで
車が入れたので、便利だったのですが、ここ20年以上は
松手山からの登山がMaineになってきています。
ハクサンイチゲは群生するので見応えありますね。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年6月25日 (日) 07:38
林道歩きもイヤですが、松手山経由もなかなか。
ハクサンイチゲの群落が見事でしたね。
投稿: もうぞう | 2017年6月24日 (土) 18:29