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2017年6月25日 (日)

紐飾りの様な花【猿毛岳】【菩提寺山】+定番【角田山】

野山に咲く花が好きで花に詳しいK女史から“山”への誘いです。

猿毛岳ウリノキの花が咲いているので観に行かない?」
「良いわよ」 即決即答の相方です。

6月17日(土) 

同行 K女史 T夫妻 相方 ジィ~ジ 計 5名

がギリギリ一台漸く通れる日吉橋を渡り、加茂川沿いのⓅへ。

Am 07:55 猿毛岳登山口

簡易トイレが置かれた脇の登山口から階段路を登り上げれば
杉の巨木に囲まれた日吉神社に出ます。
見事な透かし彫りが掲げられた拝殿に参拝し山頂へ向かいます。

目的のウリノキの花が早速に目の前に、足が止まります。

P1040513

P1040514

白い花弁がクルルッと巻き上がり、数本の黄色い雄蕊が
長い雌しべの周りを取り囲んでいます。
色と言い、形と言い 正に紐飾りの体。ウリに似た葉が名称由来。

一度見たら忘れられない印象に残る花に思われます。

Kimg1731             青々とした竹林

可愛いかぐや姫が隠れているような竹林に差し掛かる頃から
このコース最大の急登となります。

足下には必ずセットで咲いているツルアリドウシや、黄色のコナスビ等

 P1040521 P1040523
( 写真 左 ツルアリドウシ  写真 右 コナスビ ) ※ 拡大

P1040522           サンキライ(山帰来)の実 通称 サルトリイバラ

6-9 7-9など標識に沿ってなだらかな稜線を進めば・・

Am 08:55-09:55 猿毛小屋

Kimg1739           指呼 粟ヶ岳

Kimg1740             同行T氏と猿毛小屋

Kimg1741             T夫人から自家製餡の白玉団子振舞われ

T夫妻始め、仲間と最小に【猿毛岳(326.7M)を登ったのは
20年ほど前の積雪期、全員でラッセルしながらの冬山でした。
T氏はそれ以来2度目の来訪。無論 小屋など無い時代の事。

ノンビリとひと時過ごし往路を下山です。

Kimg1743             名物 炊飯器利用の鐘

Kimg1744                      竹林帯は見た目より急!! (ピンボケ)

Kimg1750           短冊のようにひらひらとはためき

帰りも勿論 ウリノキ の花をじっくり楽しみながら下山です。

ゆっくり歩けば他にも花々が見られます。

Kimg1751             オオナルコユリも発見

Am 10:40 猿毛岳登山口

Kimg1758              日吉神社踊り舞台?

ウリノキの花、時期的にはほぼラストチャンス? 目的達成!!
一回見たら忘れられないだろう色・形の花 確認できて良かった~

              057-29 

時間的にはまだ朝の内、ここで帰るのも勿体ない。
我が相方はウメガサソウが近くの【護摩堂山】【菩提寺山】
見られるかもしれない・・・ と言う事でこの日二座目の“山”

ジィ~ジは【菩提寺山】目指して 

Am 11:35 菩提寺山登山口

平成8年まで採掘されていた石油井戸の関連遺構を横目に歩きます。

Kimg1764            途中の熊さん

チェンソーアート?

道端にウメガサソウが無いかなと気にしながら・・
見つかりません。有りません。・
Kimg1767

Pm 00:42-01:50 菩提寺山山頂

Kimg1768              山頂到着

少し遅めのランチタイムとします。
東屋のベンチに腰を下ろし、山談義に話が弾みます。

地元を始め人気の山、常連さん始め沢山の人が交錯します。

顔見知りのF女史やN夫妻始め知り合いも何人か!

下山も往路を選択しますが、結局目的のウメガサソウ見つからず
目的 達成できず!!

Kimg1771             綱式機械掘り石油井戸

平成8年まで原油を汲み上げていた石油の里の遺構。

Pm 02:40 菩提寺山登山口

Kimg1773            石油の里ビジターセンター

二つ目の目的(ウメガサソウ)探索はならなかったものの仲間との
良き時間が持てた我らです。
T夫妻の自宅経由、K女史を途中まで送り帰宅するジィ~ジです。

             058-29

家へ戻り一風呂浴びて、夜はJ1サッカー観戦。
地元新潟ならでは勝利間違いなしと思っていたけど、1:2で負け。

少々後味悪く我が家へ戻り、ビールをあおるジィ~ジです。

Kimg1781            絶好のConditionなれど・・・

  ━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

梅雨時なれど晴れ間が広がる予報を基に朝食を早々に採り、
我が家を出るジィ~ジと相方です。

海の彼方の佐渡島を横目で眺めながら  

6月20日(火) 

同行 相方 ジィ~ジ 計 2人

目的の一座は定番【角田山】 
コースは家から一番アクセスが良い(宮前コース)

Am 08:06 宮前登山口

以下 この日に見られた花の一部です。

Kimg1784            シモツケ

道端には開き始めたばかりのオカトラノオ、毒草 クララなども

Am 08:46-08:49 6合目 宮ノ平

Kimg1785           六合目 宮ノ平

吸水TIMEとします。

少しヒンヤリするくらいの爽やかなかな風が顔に当たります。

Kimg1787           バイカウツギ

七合目から八合目 九合目と急登を登り切ればやがて山頂広場。

Am 09:17-09:43 角田山山頂

Kimg1788            陽射しを避けて寛ぐ登山者

ジィ~ジと相方もここ影のベンチに腰を下ろして一休み。
(汗っかきジィ~ジはびしょ濡れのシャツを着替えます)

Kimg1793

Kimg1795          エゴノキ

〈森のシャンデリア〉エゴノキがたわわにその花を付けています。

Kimg1798           ナツハゼ

Kimg1799           九合目急登

時間が早い所為か?山頂目指す登山者大勢すれ違います。
先回も有ったF女史、超久し振りのI氏 他にも・・・

 Kimg1801_2 Kimg1806_2
( 写真 左 ニワトコ  写真 右 アラゲヒョウタンボク実 ) ※ 拡大

 Kimg1803 Kimg1804
( 写真 左 ヤマブキショウマ  写真 右 ウツボグサ ) ※ 拡大

Am 10:46 宮前登山口

Kimg1810                ドクウツギ?

登山口の近くにはドクウツギの気持ち悪いピンクの実。

それなりに歩き昼前に戻ってこれる有難い“山”
新潟の貴重な宝と思うジィ~ジです。

 ジィ~ジ【角田山】 23-29

          059-29

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コメント

RWさま
お立ち寄りcomment多謝です。
ウリノキの花 6月半ば頃が一般的な様ですが
山仲間の報告に依れば米山で見たそうですよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年6月28日 (水) 08:17

ハルさま
お立ち寄りcommentありがとうございます。
膝が回復基調にある由。良かったですね。
年を取ると回復はまず望めなくなります。
完治目指してください。

ウリノキの花は一度観たら忘れない色形です。
高尾山小仏とか丹沢付近でも見られるようですよ。
6月中旬頃でしょうか!!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年6月28日 (水) 08:15

ウリノキの花、初めて見ました!まるで神社に飾り付けられたような神々しさを感じました!6月は天気のいい日が続いていましたがいよいよ本格的な梅雨本番という感じになってきました。梅雨中休みの好天気を狙ってまたよき日を過ごしたいものですね。

投稿: RW | 2017年6月28日 (水) 06:16

ウリノキ、全く知りませんでした。
まるで七夕の飾り付けのような・・・、一度見たら忘れないと思うので、きっと見た事が無いのでしょう。
機会があったら見てみたい花ですね。

今年はダメかと思った膝ですが、平らな道は歩けるようになりました。意外と早く復帰(と言ってものんびり山歩きですが)出来るかもしれません。m(_ _)m

投稿: ハル | 2017年6月28日 (水) 01:48

もうぞうさま
いつもありがとうございます。
ウリノキは特に珍しいものではないようですが、
観られるのはある程度限定されているのか?
角田や弥彦・五頭では見たことが無いような気がします。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年6月26日 (月) 09:28

usamimi さま
お立ち寄りcommentありがとうございます。
ウリノキの花は一度観たら忘れられないホントに色・形が
個性的な花ですが、全国的にあるらしく特に珍しい花では
無いようです。
ただ 咲いている場所が限定されるらしく、知らない人も多いのでしょう。

エゴノキは我が家の軒先にも3mほどの背丈のものが1本あり、
毎年花を楽しませてくれるのですが、ヒゲナガゾウムシには
今まで気づきませんでした。実をチェックしてみますね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年6月26日 (月) 09:25

ウリノキ、初めて拝見しました。多分。
あまり多くは自生していないのでしょうか?
いつものことですが、随分多くの花をご存じですね~

投稿: もうぞう | 2017年6月26日 (月) 05:12

こんばんは。

ウリノキの花、とてもユニークな形ですね。
こんな花があるとは知りませんでした。

エゴノキの実にはエゴヒゲナガゾウムシという、
これもとてもユニークな姿形の虫が卵を産み付けます。
雄と雌で全く顔が違って面白いです。


投稿: usamimi | 2017年6月25日 (日) 22:22

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