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2016年7月 4日 (月)

花探訪 【角田山】 【二王子岳】

梅雨の最中でも数時間の晴れ間が有れば楽しめる、有難い便利な山 【角田山】

6月25日(土) 

途中待合せの岳友美女2名 に乗せて登山口へ 。  同行 4名

Pm 01:00-Pm 04:42 宮前登山口~角田山山頂~宮前登山口

ジィ~ジ 2週間ぶりの【角田山】

登り始めるや否や目に飛び込んできたのはオカトラノオ それも 何カ所もの群生

Dscn2178            オカトラノオ
Dscn2179         オカトラノオ群生

花の山 【角田山】 初夏から夏の花 色々見られます。

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( 写真 左 クララ   写真 右 ヤマハギ )  ※ 拡大

既に花から実になった植物も ↓

Dscn2181              ヒョウタンボク

美女岳友と相方、花観察に時間を掛け立ち止まり立ち止まり、ジィ~ジ待ちきれず

Dscn2194           山頂 観世音菩薩像

山頂で健養亭管理担当のH氏と遭遇。挨拶交わして暫し雑談。
H氏 「一人? 珍しいね」
ジィ~ジ「いつものメンバーだよ! だけど待ちきれなくて・・・」

H氏と別れて10数分、漸く同行の美女連が到着。
ベンチに腰を下ろし、水分補給と甘味を口に大休憩。

山頂でも何種類かの“花”が見られます。 
ex ホタルブクロ キバナノニガナ ヤマブキショウマ エゾアジサイ アクシバ 等々
そして一本の立ち木に絡む2種類の蔦植物・・・

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( 写真 左 イワガラミ   写真 右 ツルアジサイ )  ※ 拡大

下山は往路を利用。粘土質の急傾斜の滑り易い道、慎重に足の置場を定めながら。

下山中も“花”の確認怠らない同行の美女たちです。

往路、1人でサッサと山頂目指したジィ~ジ 見落とした“花”
「見つけた?見なかったでしょう」  優しい美女たちは教えてくれます。

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( 写真 左 イチヤクソウ   写真 右 クモキリソウ )  ※ 拡大

過去 数百回歩いている【角田山】なれどイチヤクソウ クモキリソウは初見かも。

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( 写真 左 シモツケ   写真 右 ヤマユリ )  ※ 拡大

沢山の蕾を持ったヤマユリ、もう暫くすれば一斉に咲き出すことと思われます。

この日もジィ~ジにとって【角田山】の新発見!? 良きひと時過ごせ満足。

  ジィ~ジ【角田山】     20-28      064(065)-28

    ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;

【角田山】から一日置いて 【二王子岳】へGOー

6月27日(月) 

同行 美女岳友1名 相方 ジィ~ジ  登山口待合せ美女1名  計 4名

行程 Am 06:55 登山口~山頂~Pm 02:55

梅雨のシーズン、且つ、月曜日 時間も早い所為か?先行者の車は3台程。

を履き替え、早速スタート。歩き出し早々今年は初めてのタマガワホトトギス

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( 写真 左 タマガワホトトギス   写真 右 ミヤマカラマツ )  ※ 拡大

樹林帯の下、清らかな水が流れる小さな沢沿いの道、ヒンヤリと気持ち良い~

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( 写真 左 ヤマブキショウマ   写真 右 トチバニンジン )  ※ 拡大

道は徐々に急峻となり、大木の杉木立 そして伝説の巨岩 神子岩から水場。
水場で喉を潤し、急登の道を汗を掻きながら頑張り3合目 一王子神社へ・・・

Dscn2239            3合目 一王子避難小屋

この頃には既に、ジィ~ジは汗でビショビショ    休憩一本!

3合目先の周辺では花が終わり青い実を点けたサンカヨウの大群落が見られます。

5合目 独標 (定高山)で2回目の休憩を取ります。

再び山頂を目指す我らです。
目の前には真っ赤に燃えるヤマツツジ、足下にはアカモノ マイズルソウ 等々

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( 写真 左 ウスバサイシン   写真 右 ギンリョウソウ )  ※ 拡大

7合目 油コボシ 足場がしっかりしているし短いので然程難儀さ有りません。

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( 写真 左 ツクバネウツギ   写真 右 ニッコウキスゲ )  ※ 拡大

7合目(油コボシ)過ぎれば、この時期の花ニッコウキスゲが見られ始めます。

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( 写真 左 タカネアオヤギソウ?   写真 右 ゴゼンタチバナ )  ※ 拡大

Dscn2260           水場 冷たい水を柄杓に半分ほど一気にゴクン

残雪はほんの僅かお花畑周辺で見られます。

ショウジョウバカマ イワカガミ シラネアオイ コシジオウレン 等(写真 掲載略 )

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( 写真 左 ヒメサユリ 蕾   写真 右 ヒメサユリ )  ※ 拡大

ヒメサユリ 最後の蕾一株のみ 既に今年は終盤 蕩けている花株も・・・
ニッコウキスゲはまだ暫く楽しめそう・・・

Am 10:25-11:45 二王子岳山頂

Dscn2275         飯豊連峰  大日岳 御西岳 飯豊本山 北股岳 方面雲に覆われて

閑人ジィ~ジ 帰りを急ぐ訳でも無し、雲の流れを見れば青空広がりそう

敷物敷いてゆっくりと大休憩と決め込みます。

案の定 待てば海路の日和あり ではないけれど徐々に覆っていた雲は霧散。

Dscn2282         鉾ヶ岳 朳差岳 方面

Dscn2284        大日岳 御西岳 飯豊本山 北股岳 方面

Dscn2279          二本木山  左 後方 赤津山  右 後方 蒜場山

Dscn2287              記念に一枚

山頂には次から次と登山者が到着。山頂は賑わい始めます。
所属する山の会の美女会員2名、元会員1名 他にも顔見知りの方が。

珈琲を飲んだり早めのお昼で小腹を満たしたり、展望を楽しんだり 山談義をしたり
至福の時を過ごす我らです。

山頂滞在1時間半ほども楽しんで下山の開始です。
飯豊連峰を眺めたり、またまた咲き誇る花々をじっくり観察?しながら・・・

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( 写真 左 タマガワホトトギス   写真 右 ミヤマカラマツ )  ※ 拡大

Dscn2292                    飯豊連峰全貌  ※ 拡大

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( 写真 左 オオサクラソウ   写真 右 イワイチョウ )  ※ 拡大

この日 【二王子岳】選定の最大目的はこの時期限定オオサクラソウ確認です。

Dscn2304           オオサクラソウ  ※ 確認

今年もオオサクラソウに逢うことが出来た我らです。
道端にひっそり、藪の中に密やかに   藪に分け入らず目を凝らして探す我らです。
藪の中をゆっくりと凝視すれば都合 10株程確認。 登山道からズームアップ撮影。

目的達成、満たされた気分で足元観ながら下ります。

6合目付近で【二王子岳】では過って見たことが無い(見落とし?)“花”発見。

Dscn8904                 コケイラン  ※ 拡大 

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( 写真 左 ズダヤクシュ   写真 右 オクモミジバハグマ )  ※ 拡大

5合目 独標で一服休憩  水分 果実を口にします。

Dscn8909          グリーンシャワーのブナ林

2合目から登山口に向かって両側にはエゾアジサイがハイシーズン!?

Dscn8912            エゾアジサイ

Dscn8915            オオナルコユリ  登山口付近

Pm 02:55 二王子神社(登山口)

靴洗い場で靴の土を落とし、二王子神社に二拝二拍一拝 
無事に展望を楽しみ、幾多の“花”を楽しむことが出来たことお礼と報告です。

Dscn8916            二王子神社拝殿

 の周辺からキューン キューンと機械音が聞こえます。
登山の道中、顔が見れず?と思っていた連日【二王子岳】登山道整備をされている
S藤さんの草刈り作業の音です。

「こんにちは 何時もご苦労様です。」 
お礼の挨拶と暫し作業の手を緩め立ち話。
2,3日前は二本木山周辺の草刈りをされた由。
Dscn89171            草刈り中のS藤さん

S藤さんのようにこよなく自分の愛する山の整備をされる方たちのお蔭で
安全に山を楽しめることが出来、感謝に堪えません。

目的の“花”観賞、他の花々も そして眼前に広がる飯豊連峰の大展望満喫
健康で山歩き楽しめることに改めて感謝の念を抱くジィ~ジです。

 28年4月以来2度目の【二王子岳】  (完)    065(066)-28

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コメント

もうぞうさま
こんばんは~
そんなことは有りませんよ。
知っているのは極々一部の花だけです。
新しい花はその場で聞いても直ぐに忘れてしまいます。
もう少し講釈できるほど詳しくなりたいと思うことも・・
ガンガン山を登る力も失せましたしね。(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年7月 5日 (火) 19:44

多くの花の名前を知っている人は、多くいますが、なんといっても詳しくていらっしゃいますから、植物学者さながらですね。
参考にして勉強していますが、到底追いつくはずもありません。

投稿: もうぞう | 2016年7月 5日 (火) 18:17

しゃくなげいろ さま
お早うございます。いつもありがとうございます。
角田山はホント有り難い山です。
二王子岳はそれなりに歩き甲斐もあり、展望と花も
楽しめる名山だと思っています。
今回はオオサクラソウの確認が目的でした。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年7月 5日 (火) 07:46

やはり角田山のレポはほっとします。(笑)飯豊連峰の残雪もあらかた消えて今の時期の二王子岳すてきですね。

投稿: しゃくなげいろ | 2016年7月 5日 (火) 05:38

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