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2016年6月 9日 (木)

五体の石仏【五頭山】

日頃、閑人を自称しているジィ~ジにも珍しく用事が発生。
数日間 故郷である富山市の長兄夫婦宅で依頼事をこなせねばなりません。
故に暫くの間‘山歩き’も出来ません。で、急遽、出かける前に運動不足解消の為、
隙間時間を利用して手近な‘山’へ・・・行き先は【五頭山】

5月31日(火) 

Am 08:05 五頭山スキー場登山口

Dscn1714        スキー場コース登山口

シバシバ訪れる【五頭山】近年はどんぐりの森登山口から“三ノ峰コース”が殆ど。
同行は相方のみ。
「たまにスキー場からぐるっと廻ろうか!」 決定! “スキー場コース” へ  
 ※ 現在スキー場は有りません。

Dscn1717         ブナ林 若葉が燃える

このコースは山裾へ広がる若い元気なブナの林が見事です。

 Dscn1715 Dscn1726
( 写真 左 ヒメシャガ  右 ヨウラクツツジ )  ※ 拡大

このコースにはヒメシャガの株があちこちで見られますが花は終盤の様子です。

Dscn1720         ヤマナラシ

微かな風にも反応してさらさらと音を立てるヤナギ科のヤマナラシも数本固まって・・
時折さらさらと音を奏でて爽やかさを演出してくれます。

‘出湯コース’と合流して山頂へ向かいます。更に‘赤安山’分岐を越えて 
道は細くロープが下げられた急登も出てきたり足場が削られた場所も有ったり・・・

Dscn1723         抉られた細い登山道。

Dscn1727         山頂直下の磨崖仏 親子地蔵  昭和24年遭難事故有り

五ノ峰山頂手前は深く抉られた急登の登山道

Dscn1730        五頭山 五ノ峰    石仏は地蔵菩薩

五ノ峰山頂はゴロゴロした岩が何カ所も有り、一見 アルプスの山頂にも似たり。

休憩してから四ノ峰 三ノ峰を目指します。

少し下って左へ分け入り一登りで〔四ノ峰〕 〔四ノ峰〕の石仏は毘沙門天。
Dscn1731         
〔四ノ峰〕  

Dscn1734          アズキナシ

足下には白っぽいイワカガミ、そしてチゴユリなども見られます。

三ノ峰避難小屋から少々下ってから登り返し左へ登り上げれば〔二ノ峰〕
〔二ノ峰〕に建立されている石仏は薬師如来

Dscn1738        〔二ノ峰〕  ※ 降雪期・残雪期は此の石仏の脇を通る

Dscn1739          鮮やかに燃えるヤマツツジ

〔一ノ峰〕に祀られているのは観世音菩薩の石仏

Dscn1740          〔一ノ峰〕 

〔一ノ峰〕からすぐ先〔前一ノ峰〕残念ながら<飯豊連峰>は厚い雲が被さって
Dscn1741         前一ノ峰から小倉(△点) 飯豊連峰は重そうな雲に覆われ

Dscn1742         堂々と聳える五頭山塊最高峰 菱ヶ岳と稜線

〔一ノ峰〕へ戻れば山頂には顔見知りの方が2,3人。
ジィ~ジと相方も敷物敷いて腰を下ろし、少し早目の簡単お昼を採ります。

下山は〔三の峰〕からどんぐりの森登山口に向かって下ります。

Dscn1749          〔三の峰〕

小鳥たちのさえずりを聞きながら、ゆっくりと下るジィ~ジと相方です。

Dscn1752         ヤマボウシの花

Pm 01:05 どんぐりの森登山口

今から95年前大正11年に建立された5体の石仏、昭和24年の遭難の慰霊で彫られた
磨崖仏の親子地蔵に頭を垂れて手を合わせ、緑滴る若葉と初夏の花々眺め四周の
展望を楽しみ、心身共に英気を養うことができ満足感覚えるジィ~ジです。

これで心置きなく富山で要件達成することが出来るでしょう。

                                   057-28

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コメント

しゃくなげいろさま
五頭山五体の石仏も95年前。
現代人より信仰を基にPowerが有ったのでしょうね。
魅力ある山です。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年6月14日 (火) 10:00

おはようございます。五頭の稜線も緑が濃くなってきましたね。五つの嶺の石仏は熱心な講の信者さんたちが担ぎ上げたものだったのでしょうね。

投稿: しゃくなげいろ | 2016年6月14日 (火) 09:35

赤鬼さま
29日そして2日~5日まで富山滞在でした。
明日は中越 どこの山だろう?元気だね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年6月10日 (金) 08:34

もう要件すんだかな。山は緑が濃くなったなあ。雨さえ降らなければ最高の季節になったね。明日は中越の山さ。

投稿: 赤鬼 | 2016年6月10日 (金) 07:24

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