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2016年5月 6日 (金)

展望の【倉手山】花の【角田山】

新鮮さに欠けるレポ (日記代わりの覚書なれば・・・まぁ 良いかっ) 
既にGWも終盤を迎えた昨日今日。

4月26日(火) 

前日 夕方、相方に 「明日 倉手山行くつもりだけど一緒に行きませんか!

同行 新発田 K夫妻  美女2名 相方 ジィ~ジ  計 6名

  待ち合わせの新発田から一路 山形小国を目指し  

Dscn1183               小国町小玉川集落のカタクリ群生地

林道工事の為、長者原で車両通行止め。 梅花皮荘のに車を停めて、出発準備。

Dscn1188        梅花皮荘裏手広場からの飯豊連峰

二王子岳 五頭山など新潟県側から眺める“飯豊連峰”と感じが異なります。
新潟 山形 ドチラが表・裏とは別にして(反対)の展望が開けます。

Am 09:10 国民宿舎 飯豊梅花皮荘

渓流玉川に架かる朱塗りの吊橋を渡り、車両通行止めの林道を気兼ねなくノンビリと
登山口に向かって足下の花々や木々の芽に目を遣りながら 

Am 09:30 倉手山登山口
この付近で標高≒350m 倉手山は952m 標高差 約600m

(※ このコースは過去2回、それ以前10数年前は泡の湯経由で岩魚ランド先の
内川登山口からスタート、ひとはね峰を越えて私有の梅花皮ヒュッテ、更に急登の
岩場をクリアーするコースが一般的で、現在のコース距離の2倍強 数回経験有。)

登山口から直ぐ息が切れる急登が始まります。瞬く間に林道が真下に!!

Dscn1191           色鮮やかなムラサキヤシオ

苦しさを紛らすべくムラサキヤシオ ユキグニミツバツツジ タムシバなどの
花々を眺め呼吸を整えます。

登り始めの急登をクリアーすれば、アップダウンの痩せた尾根道を辿ります。
残雪がところどころに少々残っています。

Dscn1195         振り返れば 枯松山(手前) 大境山(中央奥)

稜線上の右側には蕾が膨らんだシャクナゲが至る所で見られるシャクナゲロード。

Dscn1217           蕾膨らむアヅマシャクナゲ

Dscn1200         タムシバと朳差岳

前方右手に【倉手山】山頂を望みながら少し迂回しながら前進。
美女軍団は待てど暮らせどやって来ません。
花々の観賞、飯豊の山並みの眺望を心行くまで楽しんでいるのでしょう。
山頂手前は残雪が残る少々急登 一歩一歩踏み込みながら登ります。
登りきれば眼前に一面の大雪原、その先に【倉手山(952.5m)】山頂標識。

Am 11:21-Pm 00:31 倉手山山頂

Dscn1202        倉手山山頂

正に“飯豊連峰”指呼の間。 竿を差せば届きそう。

10数年前に2年連続、ヘロヘロで大嵓尾根から辿り着いた【飯豊山】【御西岳】。
‘石転び沢雪渓’
の先には【烏帽子岳】、【北股岳】。 梅花皮小屋も目視されます。
【門内岳】、【地神山】の間 扇の地紙へ至る‘梶川尾根
地神北峰へ伸びる‘丸森尾根’・・・  いずれも複数回歩いた10年以上前の記憶が
懐かしく蘇ってくるジィ~ジです。 時には不注意で遭難しそうになったことも・・・

残雪を抱き、泰然自若、白く輝く姿には神々しさも覚え、厳粛な気持に包まれます。

Dscn1207           山頂より飯豊連峰をバックに

天気も良いのに珍しく、終日我々6人で贅沢にも【倉手山(952.5m)】占拠。

下山は勿論、往路を辿ります。

Dscn1212         去りがたく飯豊連峰眺める相方

足場の無い急傾斜の残雪箇所、左右切れ落ちているザレ場箇所、痩せ尾根・・・
御身大事 老化した膝を庇いながら慎重に下るジィ~ジです。

Dscn1216        下山路俯瞰

躓かないように気を付けながら下ります。 山頂近くには未だイワウチワが其処彼処。
花に目を奪われたり、大展望に釘付けにされたり・・・   

Dscn1219        アヅマシャクナゲ乱舞満開状態

登山口に近い、最後の場所が足場も無い急な要注意登山道。
傍らには満開状態のアヅマシャクナゲが咲き誇っています。(感動もの!!)

Pm 01:50 倉手山登山口

無事 下山。登山口に到着です。
舗装された広い林道をのんびりと梅花皮荘に向かって足下の草花観察しながら・・

Dscn1223        梅花皮荘への吊り橋

眼前に迫る【飯豊連峰】の絶景展望、鮮やかな石楠花やツツジの類の観賞 
毎度持寄りの自慢手料理のお昼。そして程よい汗  これ以上望むこと無し。
身心満たされた半日過ごせたジィ~ジです。

                        047-28

追加)

帰路、途中、山の幸 コシアブラ ウルイ 木の芽  他 Get。 大大満足。
(採取に忙しく写真撮り忘れ)   

   :+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

【倉手山(952.5m)】からの帰り道。
「明日 山頂まで行かなくても良いけどヤマシャクの様子見に行かない!?」

4月27日(水)

同行 美女2名 相方 ジィ~ジ   計 4名

銘々、自宅でお昼を食べて、美女2名ピックアップしてPm 01:20 〔角田浜

目的は飽く迄、ヤマシャクの開花状況。 山頂は2の次、3の次

そしてその結果は

P10302481

Dscn1236

Dscn1235

昨年は開花済で落花寸前、今年はjustmeetではないけれどマズマズ?
天気が良ければ29日(昭和の日)が最高かも!!
6ヶ所(8株)でまだまだ蕾状の株も見られたので・・・・

他にも色々、この時期の花々が見られます。

P1030258         最盛期 ラショウモンカズラ

 Dscn1225 Dscn1232
( 写真 左 イチリンソウ   右 ハルカラマツ ) ※ 拡大

 P1030256 P1030253
( 写真 左 アマナ   右 ハルユキノシタ ) ※ 拡大

もう暫くで開花? ↓ ↓

Dscn1237           エビネ

 Dscn1240 Dscn1239_2
( 写真 左 サンカヨウ   右 アイズシモツケ? ) ※ 拡大

他にも色々枚挙に暇有りません。
EX
キジムシロ  ウマノアシガタ  ホウチャクソウ  ナルコユリ  ニリンソウ  
ミミナグサ  クルマムグラ  タカツボスミレ  ホタルカズラ チゴユリ・・・etc 

とどのつまり山頂へ行かず、手前の空き地に腰を下ろし、持参のお湯で
甘いお菓子を食べながらのteatimeと洒落る?我らです。

【角田山】は降雪期以外は“花の山” 新潟の貴重な 宝 財産 
何時までも自然を大事にして後世へ残したいもの。

                           048-28

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コメント

雪ん子さま
こんばんは~ 焼山大事にならなければいいですが・・・
雪国新潟は花々に恵まれていますよねぇ~
ゼンマイも大量に収穫が有ったようで羨ましい。
青田南葉山、もう一度歩いてみたいと思っています。
珍しい薔薇の数々も拝見したいものです。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年5月 7日 (土) 21:59

輝ジィ~ジさま、こんばんは。

お花をたくさん見せていただきました、しあわせ
今年は山菜の時期がワッと来て・・・
夢中になっている間に、バラの季節が来そう
なので、まだどこの山へも行けていない私

投稿: 雪ん子 | 2016年5月 7日 (土) 21:40

みいさま
こんばんは commentありがとうございます。
春から初夏に掛けて山は正に百花繚乱 見事に咲くんですよ。
一度観ると憑りつかれた様に毎年見たくなるんです。
ヤマシャク(山芍薬)気品が感じられます。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年5月 7日 (土) 19:31

もうぞうさま
こんばんは
倉手山は現在工事通行止ですが歩く分には制限在りません。
原則通行止は倉手山登山口から飯豊山荘の間です。
(6月30日まで)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年5月 7日 (土) 19:27

こんばんは

 わあ~お花がいっぱい咲いてますね!
かわいくてきれいですね。
山歩きの疲れも軽減されるのでは?
ヤマシャク、見事です!

ありがとうございます

投稿: みい | 2016年5月 7日 (土) 19:20

ありゃ、倉手山候補だったんですよ。
林道は歩きも含めて、×なんて見たものだから。
ま~またその内に、
大変参考にさせていただきました。

投稿: もうぞう | 2016年5月 7日 (土) 19:15

country walkerさま
お立ち寄りcommentありがとうございます。
climbingは別ですが、お釣りがくるくらい充分、山歩きが
出来ると思いますよ。お近くのハイキングコースから始められては如何でしょう。
歩くことについては私より遥かに歩けるでは無いですか。
雪上歩行は雪に慣れているので、それほど苦にならないのです。
寧ろどこでも歩け、夏とは異なる景色も楽しめますから。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年5月 7日 (土) 13:16

平地は何とか歩けてもアップダウンが全く苦手の自分には登山の経験はなく、まして雪景色の中を歩くなんて・・・
自分には別世界です。
しかし、皆さん健脚ですね~

投稿: country walker | 2016年5月 7日 (土) 10:54

しゃくなげいろさま
いつもお世話さまです。
石楠花と飯豊展望の倉手山は手頃ですね。
昔は結構難儀でしたが・・・
ヤマシャクは確かに別格ですよね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年5月 6日 (金) 18:36

あづまシャクナゲ、タムシバと朳差岳は絵になりますね。山芍薬はやはり別格ですね。

投稿: しゃくなげいろ | 2016年5月 6日 (金) 17:16

FUJIKAZEさま
こんにちは~ 積極的に山歩き始められたようですね。
天気が良いと山も気持ちが良いでしょう。
越後の山、今の時期にはムラサキヤシオ或いは
ユキグニミツバツツジが殆どで、其方とは逆に
シロヤシオを見る事は先ず叶いません。
海にすむ生物、山の植物 自然の姿はいずれも美しいですよね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年5月 6日 (金) 14:25

こんにちは!
ムラサキヤシオという花もあるんですね。
私は赤か白しかないものと思っていました。
昨日、静岡の山に登りましたが、アカヤシオとシロヤシオを見ましたよ。
高い山に咲く花は、何とも可憐で美しいですね。

投稿: FUJIKAZE | 2016年5月 6日 (金) 13:57

soko2さま
こんにちは ありがとうございます。
山には残雪が少々残っていますが、木々も柔らかな芽で
覆われ、山笑う 初夏の様相が感じられるようになりました。
石楠花、山ツツジ 鮮やかですよ。
そしてヤマシャク(山芍薬)絹のような白い花弁と
鮮やかな雄しべ雌しべに品格を感じます。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年5月 6日 (金) 13:52

こんにちは。
シャクナゲの花、梅花皮荘への吊り橋の水の流れ…
もう山も初夏の風景に変わってきましたね。
爽やか!
待望のヤマシャクにも出会えて良かったですね。

投稿: soko2 | 2016年5月 6日 (金) 11:40

kannkodoriさま
お立ち寄り commentありがとうございます。
雪国に合うのでしょうかカタクリは、越後でも
出羽でもどこの山でもごくフツーに観られるのですよ。
関東では入山(園)料を採られるところもありますね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年5月 6日 (金) 10:09

カタクリの群落が素晴らしいですね。
此方ではなかなかお目にかかれません

投稿: kannkodori | 2016年5月 6日 (金) 09:50

赤鬼さま
今年も何とかヤマシャク拝めました。
毎年4月末頃が限界かな?
倉手の石楠花も見事だったよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年5月 6日 (金) 07:33

今正に百花繚乱だね。ヤマシャク逢えて良かったね。

投稿: 赤鬼 | 2016年5月 6日 (金) 07:13

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