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2016年5月

2016年5月31日 (火)

近況? 【弥彦山】

朝方、空模様がイマイチ 暫く様子を見る事に・・・
雨の心配は無さそうだな・・・時間的にOKなのは【角田山】or【弥彦山】
【角田山】は先日行ってきたばかりなので【弥彦山】に決定

5月25日(水)  

同行 美女2名 相方 ジィ~ジ 計5名

Pm 00:50 表参道登山口

Dscn1615         一人一人運動

ポリ袋に砕石が少々入れられています。(登山道整備用)

Dscn1616         美女同行者

若干ムシムシ~~

ZIGZAGに高度を上げて 七合目 御神水で給水したりして。

Dscn1625         協力者の成果

八合目付近に集積場が有ります。

Pm 02:00-03:00 弥彦山山頂 弥彦神社御神廟

Dscn1629        弥彦神社奥の院(山頂)から新潟市最高峰多宝山

国上山も靄~ッと幻想的。
粟が岳始め川内山塊始め、越後の山々展望叶わず。佐渡島も見えません。
ユックリと腰を下ろし大休憩。(奥の院にお参りは欠かしません)

下山時も花を見れば、立ち止まり 立ち止まり ・・・・

この日に道端で観察された花々の一部です。 

Dscn1618_2 Dscn1637
( 写真 左 ハナニガナ   右 センボンヤリ ) ※ 拡大  

Dscn1645 Dscn1636
( 写真 左 サイハイラン   右 キンラン ) ※ 拡大

Dscn1638          ヤマボウシ

他にも色々 ex ヒロバテンナンショウ シャガ ラショウモンカズラ オオカメノキ 
ヤマツツジ トリガタハンショウヅル花後 etc 

「この辺りにはルイヨウボタンが咲くんだよね。」 
「ここはアケボノシュスランが咲く場所だよね。」  
それらの痕跡 確認に余念がない同行者です。

追加)
 こんなのも!

Dscn1633           ヤママユガ科 オオミズアオ 

PM 04:20 表参道登山口

登山口に着いた途端にポツッ ポツッ   ギリギリセーフの我らです。
(結果的には直ぐ降り止んだ)

山頂からの展望は叶わなかったものの、心地よい汗も掻き、何種類かの花観賞
【弥彦山】はアクセスも良く手軽で良き山と思うジィ~ジです。

                                     055-28

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2016年5月26日 (木)

ヒメサユリの【袴腰山・高城城址】、定番【角田山】

今年も新潟始め、山形 福島そして宮城のごく一部でしか見れないヒメサユリ開花の
情報が入ってきたので早速、見に行くことにしたジィ~ジです。

例年は6月に入ってから【粟ヶ岳】7合目付近から山頂にかけて咲くヒメサユリ観賞が
定番なのですが、今年はその前に高城ヒメサユリの径でも見たいものと・・・
(※ 実に20年以上前に一度のみ。随分久しぶり)

5月21日(土) 

同行 美女岳友 相方 ジィ~ジ 計3名   途中から 美女岳友1名  合流


Dscn1540         景勝 八木ヶ鼻

景勝八木ヶ鼻(272.2m)は下を流れる五十嵐川の脇から約200m以上そそりたつ
石英粗面岩の大岩壁でハヤブサの繁殖地としても知られて居ます。
又、水の流れで浸食された窪みでは縄文・弥生時代の遺跡が確認されています。

そして大漢和辞典編纂、文化勲章受章の下田村で生を受けた諸橋轍治博士が
幼少の砌、朝な夕な自らを西遊記における孫悟空になぞらえ、筋斗雲に乗って
連日、八木ヶ鼻の上空を飛んでいる空想していたとの逸話も残されています。

20年位昔岩肌に取付いて練習しているクライマーの姿を見たこともありますが・・・

ジィ~ジ 【袴腰山(526m)】は、今回が2度目(20数年ぶり?)なれど今回の
コースは何故か?初めてなのです。

Am 08:20 八木ヶ鼻駐車場前登山口

先ずは八木神社に向かって歩きだし、神社の脇から九十九折に高度を稼ぎます。

足下にフタリシズカ、横眼に真紅のヤマツツジ ピンクのガクウラジロヨウラク

笹薮の中に今年最初のヒメサユリも目に飛び込んできます。

Dscn1545           今年最初のヒメサユリ

Am 08:50 八木ヶ鼻(272.3m)

八木ヶ鼻の頂からは少々残雪が残る【守門岳】が目視され、下田の棚田も俯瞰。
4等△点とベンチも整備されています。灌木の先は断崖絶壁。

Dscn1549           ガクウラジロヨウラク
車輪状に花を付ける姿が面白い
5分足らず戻って【袴腰山(526m)】へのルートを辿ります。

Dscn1554           ヤマツツジ

登山道の脇にはヤマツツジも濃淡入り乱れて豪華絢爛咲いています。
小さなアップダウンが連続する稜線を歩きます。

 

Dscn1555         袴腰山が正面に

ロープが下げられた粘土質の急登を登れば【三角山】 さらに前進すると・・・

Am 09:45 見返りの丘

見返りの丘からブナの道、右へ進めば五百川登山口と合流して粟薬師に続きます。
(粟ヶ岳粟薬師まで4,5キロ、約3時間と看板に記されています。)

我らは、勿論、前進【袴腰山(526m)】を目指します。

Dscn1556          ウゴツクバネウツギ

藪の中にはところどころにヒメサユリがポツンポツンと見られます。Dscn1565          山頂手前はロープが張られた急登

足場が無く天気が悪ければ滑り按排のロープが下げられた急登(標高差≒200m)を
登り切らねばなりません。

Am 09:57-10:35 袴腰山山頂

Dscn1566          袴腰山山頂

お昼にはまだまだ早い時間なれど、少々空腹感も覚え、高城城址の混雑を見込んで
ノンビリと敷物広げ腰を下ろし小腹を満たします。
狭い山頂、時間が早い所為か?意外と静か。我らの後には犬用ザックで到着の
ご夫婦のみ。 山頂にもヤマツツジが真っ赤に燃え咲き誇っています。

大休憩を終えて、山頂から激下りで高城城址へ向かいます。
‘とどめの坂’‘心臓破りの坂’ネーミングも凄い。
高城城址から【袴腰山(526m)】へ向かってくるハイカーがどんどん増えてきます。
登り優先で道を譲ろうとしますが、苦しいのか「先に降りて下さい」・・・と。
息も絶え絶えな方が大勢。
(20数年前、些か舐めて高城城址から登った時の苦しさ思い出したジィ~ジです。)

そんな中、下から「こんにちは お久しぶりです」と長身のスレンダー美女と遭遇。
所属する山の会の岳友です。(2年ぶり?) 時々ソロで歩いている由。
短い挨拶交わしてすれ違います。

Dscn1571         山城城址は敵の侵入防ぐため空堀 曲輪 其処彼処

〔高城城址(373m)〕に向かって下山していると、件のスレンダー美女岳友が
「アッ」と言う間に我らに追いつき、一緒に花々眺めながら行動を共にします。

Am 11:15 高城城址
案の定、ツアーや団体、老若男女で大混雑 腰を下ろす場所もなく通過です。

お昼時に近づき、下る人、登ってくる人次から次と後絶たず。

Am 11:40 たら沢のへつり (ヒメシャガ群生地)

Dscn1573          ヒメシャガ (ピンボケ)
シャガより小ぶりで、花も薄紫、葉も全体的にシャガより背も低く幅も狭い。
常緑のシャガと異なり冬には枯れる。

これからの下りは、高城ヒメサユリの小径 
道の両側にはヒメサユリがこれでもかこれでもかと咲き乱れています。

000091883          ※ 拡大

Dscn1575           ヒメサユリ
Dscn1577          ヒメサユリ
Dscn1582           ヒメサユリ
Dscn1584         ヒメサユリの小径

Dscn1585          ひめさゆりについて  ※ 拡大

種から6年目に漸く1輪の花を付けるとの事。(初めて知ったジィ~ジです。)

Pm 00:15 長禅寺 大駐車場

大駐車場はほぼ満車状態。
20数年前は舗装もされていなかったような記憶、現在は綺麗なトイレ棟、休憩棟 
地元物産売り場など整備され、関係者の方々が汗を流しなら応対に努めています。

ジィ~ジは好物の筍、残り4本全てお買い上げ(大特価)

スレンダー美女岳友とはここでお別れです。
大駐車場からはシャトルバスで‘八木鼻駐車場前登山口’へ。

下田から三条経由で新潟へ向かう我らです。
時間は、まだお昼を過ぎたばかり、家へ帰っても一仕事(無いけど)出来る?
何となく時間的に得したような気分に浸るジィ~ジです。

※ ヒメサユリは別にしてこのコース、一寸急登茂あり変化があるので紅葉時、
或いは積雪時も手ごろで面白いかも

   この項 完                        053-28

   ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜

5月22日(日) 

Am 10:45-Pm 03:20  角田山

コースは‘此入コース’往復です。

1ヶ月近くご無沙汰していた【角田山】、その後の様子が知りたくて

同行 美女岳友2名 相方 ジィ~ジ 計 4名。

登山口までの林道は花弁が光沢を放つキンポウゲ科のウマノアシガタ (毒草)

Dscn1588           ウマノアシガタ

そして編み笠被って踊る踊り子を連想させるシソ科の白い花

Dscn1590          オドリコソウ

Dscn1594         オドリコソウの道と命名したい程

何処までも続く踊子草の群生。

此入沢から急登の道を山頂へ向かいます。

Dscn1598          ホタルカヅラ

Dscn1608          エビネ

Dscn1599           エビネ

盛りを過ぎつつあるもエビネが10数株散見されます。

Dscn1600           ハルカラマツ
やがて‘桜尾根コース’と合流し、そこから山頂を目指します。

山頂から向陽観音堂まえ広場へ向かってのんびりお昼を採ります。

Dscn1603         向陽観音前広場から田植えの終わった眼下の蒲原平野

田植えが済んだ蒲原平野、薄らと川内山塊の山々が目に入ってきます。
陽射しを避けて観音堂の庇の下でノンビリと小一時間程のランチタイムとします。

山頂は陽射しを避けて寛ぐファミリーグループが幾つか 長閑な風景です。

Dscn1604         ファミリー寛ぐ長閑な山頂

Dscn1605          バイカウツギ

Dscn1606          咲き始めサイハイラン

Dscn1610               シオデ

下りも花を観ながらゆっくりと立ち止まり立ち止まり下ります。

登山口で15年前から年間200日程、このコースと隣の‘桜尾根コース’の整備を
LifeWorkとしているが如くのI田氏と遭遇。挨拶して10分程立ち話。
苦労話と貴重な情報ゲットできた我らです。(角田から弥彦は正に花の宝庫)
春のユキワリソウ始め登山道から直ぐ花が見られるのは彼の労苦によるもの
有難いことです。毎日毎日ご苦労様。

先回はラショウモンカズラが最盛期、今回 この日はオドリコソウかな?

次回は又 別の花が見られることでしょう。宝の山【角田山】。

 ジィ~ジ 【角田山】 18-28          054-28

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2016年5月22日 (日)

目的の花は?【高尾山】

閑人ジィ~ジ、久し振りに遠征です。
目的は未だ目にしたことの無い花 石斛(セッコク)を見たいもの・・・・と。
Webでシバシバ見られる場所は東京八王子【高尾山(599m)】

早朝5時30分 北陸道新潟西IC通過、北陸道から関越道、鶴ヶ島JCTから圏央道、
高尾山ICへ向かいます。 (途中、赤城SA で朝食休憩採って)

5月18日(水) 

同行 岳友美女3名 相方 ジィ~ジ 計5名

Am 09:20 6号路登山口

Dscn1488         スタートは6号路から

ケーブル横目に見ながら緩い登山道を前進。

Dscn1492            岩屋大神 

【高尾山】は修験の山、現代まで受け繋がれています。その歴史が其処彼処に。

Dscn1491 Dscn1495
( 写真左 フタリシズカ   写真右 イワタバコ(葉) ) ※ 拡大

フタリシズカなのにサンニンシズカ ヨニンシズカ?も (ヒトリシズカの方が好き)

この日は花観賞が目的 立ち止まり立ち止まり、後続の皆さんに道を譲り譲り・・。

   ※ イワタバコの花今まで見た記憶なし 是非見たい

 Dscn1496 Dscn1503
( 写真左 ガクウツギ   写真右 マルバウツギ ) ※ 拡大 

越後新潟で見られるウツギの種類とは少々異なるようです。

セッコクマップを片手に杉木立を見上げても発見できません。
立ち止まって見上げているハイカーも見られません。

常連さん風の登山者の方、2,3人に情況を聴いてみます。そのうちのお一人。
「毎年 この先で見られるんだけど、もう少し遅い時期です。この先の橋付近で
1か所見つけましたが・・・」

情報を元にその場所付近をチェック、、それらしきもの見つけるも定かならず。
(高い枝の上と陽射しの関係で光って特定できません)

時期尚早?  ガ・ガ・ン  

 P1030280 P1030286
( 写真左 ハンショウヅル  写真右 キンラン ) ※ 拡大

それでもあまり見られない花々に見とれ、気を取り直して前進。
5号路周回のベンチで一服、水分補給をして山頂へ  

Am 11:24-11:42 高尾山山頂

Dscn1510           高尾山山頂にて

Dscn1513           山頂は小学校の遠足

Dscn1518        山頂展望台からのMt FUJI

P1030294                 ズームアップ Mt 富士

山頂は何時もの通り大賑わいで腰を下ろす場所も無いので一丁平へ向かいます。
歩幅が合わない階段登山道を下って、下って、(これが長いこと長いこと)

Pm 00:12-Pm 01:12 一丁平展望台 四阿

Dscn1524        一丁平展望台からの富士山

越後新潟では簡単に見られない富士山心行くまで眺めながらお昼を楽しみます。
目の前の登山道を行き来するハイカー、後を絶ちません。

Dscn1525          一丁平

復路は階段登山道を避け、巻道を選択して山頂方向へ戻ります。
山頂分岐からは4号路を下ります。通称 吊橋コース。

Dscn1529         4号路吊橋

4号路はやがて2号路に合流します。

Dscn1530        薬王院山門  霊気満山 霊気山に満つ

此の山門から山頂に向かって登り返せば高尾山薬王院有喜寺。
薬師如来と山の神 飯縄大権現をご本尊として祀る真言宗智山派本山です。
過去何回も参拝しているので、今回は山門から両手を合せるだけでパスします。

薬王院公式HP⇒コチラ

Dscn1531            1号路名物 蛸杉

登山者・観光客下山する人、登る人、老若男女 異国人・・とても山とは思えない程。

ケーブル駅山上駅脇から上級者?コースを九十九折に下り琵琶滝へ下ります。

時折 ボ~~法螺の音が聞こえます。(以前 山伏姿のご一行とスライドしたことも)

Dscn1533         琵琶滝で滝行

 P1030302_2 P1030314
( 写真左 ケマルバスミレ  コミヤマスミレ 写真右 コバノタツナミ ) ※ 拡大
 ※ スミレは種類も多く、老化した頭ではサッパリ判断できません。

Pm 03:15 清滝駅

琵琶滝の先からは6号路に合流し、暫くすれば清滝駅(ケーブル・リフト駅)。

お天気に恵まれ、越後新潟から見る事が難しい世界自然遺産 富士山の全貌が
余すところなくなく見られ、同行の皆さんから 「良かったわ~」と。

肝心の最大目的 石斛(セッコク)は登山道では見つけることが出来なかったものの
ケーブル リフト乗り場 清滝駅構内で見る事が出来るのです。(事前に調査済み)

P1030318                    ズームアップ   ※ 拡大

Dscn1538                 こんな感じで着生

P1030272

セッコク(石斛)はラン科   岩や大木に着生する着生植物(寄生植物)  。
水分は空気中から摂取。絶滅危惧IB類(EN)環境省レッドリスト)。
現在野生のものは極めて少ない。

老大木の杉に着生している石斛(セッコク)は残念ながら時期尚早で見る事は
叶わなかったものの、日頃、縁のない富士山、そして地元・新潟の山とは少々
様子が異なる山歩きをenjoy これはこれで良かったかも満足 

Pm 07:15 新潟西IC

夕闇迫りくる頃、無事 新潟到着の我らです。

                           052-28 

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2016年5月17日 (火)

ここも好きな一座【浅草岳】

文字通り山ほどある山の数々、その中で、【浅草岳(1585.5m】は、好きな一座。

初夏の花と遅くまで残る残雪、緞帳の様な見事な全山紅葉、展望も又 良し。
ネズモチ平からのブナゾネ、桜ゾネコース、更に六十里越トンネル~鬼ヶ面山経由、
更に田子倉駅~只見沢コース、福島県入叶津コース 等々 コースも多々。

そして今年もその時が到来です。
5月15日(日) 

同行 長岡T夫妻 K氏 T橋夫妻 Mさん 相方 ジィ~ジ 計 8名

Am 08:02 大駐車場

Am 08:09 ネズモチ平登山口

Dscn1412         至る所にフキノトウ
雪解けが進み、同時にフキノトウが待ちわびて一斉に手足を伸ばします。。

この日の行程 ブナゾネ~前山~山頂~前山~桜ゾネ 周回。

Dscn1414         渡渉も2ヶ所

渡渉POINT過ぎれば徐々に傾斜もきつくなります。

Dscn1419                新緑と桜ゾネ山肌の残雪

残雪の白と新緑のCONTRASTが鮮やか!

Dscn1421        振り返れば純白のタムシバと残雪の守門岳

Dscn1423           ツバメオモト開花間近

足下にはカタクリの群生も見られます。
雪解けが進み蚋も大発生。それでも今回は蚊取り線香と吹き付けハッカで防御。
同行M女史はご丁寧にネットを被り顔を防御。万全体制。

Am 10:00-10:10 前山
(※ 桜ゾネコース、鬼ヶ面コース 合流点)

Dscn1426         前(岳)山の雪渓と浅草岳山頂

前岳周辺一帯は遅くまで残雪が残る場所。
休憩スポットのウッドデッキにザックをデポして山頂へ向かいます。

Dscn1429        中央奥 未丈ヶ岳 毛猛三山 桧岳

眼下には田子倉ダムも俯瞰されます。

Dscn1431           色冴えるショウジョウバカマ

Am 10:22-10:38 浅草岳(一等三角点)

Rscn1477            山頂にて

福島県側登山路 入叶津コースの‘天狗の庭’周辺はまだ残雪に覆われています。
暑くも無く爽やかなそよ吹く風が心地よい。

Am 10:46-Pm 00:08 ランチタイム

乾杯~  何時もの通り持寄り手料理が順繰りに回ってきます。
「これ どうやって作るの?」 

食も進めば、話も弾みます。 山歩きに於ける楽しみのひと時でもあります。
同行のMさん、オカリナも爽やかな音色が冴え亘ります。 エーデルワイス 散歩 他

Dscn1439              オカリナ演奏も

身も精神(こころ)も満たされ、、下山の時間を迎えます。
下山は‘前岳’から‘嘉平与ボッチ’を越える桜ゾネコースを辿ります。

Dscn1446         前山に向かって

Dscn1448           コシジオウレン(ミツバノバイカオウレン)

茎が褐色で花弁の先が丸みを帯びているのでコシジオウレンかな!
ミツバオウレンは茎がもっと緑で、花弁の先がとがっている。

Dscn1451        嘉平与ボッチへ向かって

暖かい日が2,3日も続けば沢筋の急峻な雪渓も順次雪解け進み雪崩も起きる?
対峙する山並みのゼブラ模様が皆の想像を掻きたてます。 熊! 鳥!?

Dscn1454        ゼブラ模様 

桜ゾネは嘉平与ボッチから先に一寸急な所もあるものの概して危険性低い登山道。
目に入る花々愛でながら、ゆっくりと下ります。

 Dscn1459_2 Dscn1461
( 写真左 イワウチワ   写真右 ムラサキヤシオ ) ※ 拡大

Dscn1460         グリーンシャワー滴る優しい登山路

Dscn1465           浅草岳

Pm 01:37 桜ゾネ登山口

10年ほど前までネズモチ平からこの地まで車が入れたのです。
桜ゾネをこのままムジナ沢登山口へ通じていますが現在利用する人有りや無しや?

Dscn1467         残雪残る林道

たっぷり山裾に崩れ落ちた歩き辛い林道に被さった残雪の上を下ります。
道端や沢水の中でも薄緑の若々しいフキノトウ、食欲そそられ摘み取り開始。

Dscn1468          雪解け沢水オーバーフローとフキノトウ

Dscn1471          収穫物(フキノトウ)レジ袋下げて

天麩羅にフキ味噌に・・・・ 

Dscn1472            殉職慰霊碑

遭難救助中に雪崩発生4人が殉職 2000年6月18日
山菜採り遭難救助中に突然の雪崩が発生。(合掌) もう16年にもなるのか!!

Dscn1474         雪解けで沢水増水

Pm 02:22 大駐車場

広大なⓅには我らの車   2台のみ。
先行者の車2台は既に見当たりません。

(正式には旧 洞窟風呂から先は山開きもまだ先なので通れるけど通行止中 )

豪雪地帯の【浅草岳】、残雪たっぷりで暑さ感じられず爽やかさ充満。
静かな気持の良い山歩き楽しめた我らです。食欲そそるフキノトウの土産付き。

山菜王国入広瀬から守門、そして栃尾で極ウマの厚揚げ おぼろ豆腐を買って
長岡バイパスから我が家を目指して        051-28

 

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2016年5月15日 (日)

生計の足しに? ワラビ他。

「ワラビ採りに来ない!?」 相方にお誘いの℡。 勿論 即OKです。

5月12日(木) 

陽射しが少し強くなった昼下がり。 4人でワラビ採り開始。

行ったこと無いけどワラビ園のような感じ。ニョキニョキ二ョキ二ョキ食べ頃のワラビが・・

Dscn1405           ワラビ

ものの1時間も掛けないで一人がレジ袋で2袋以上採取。 採りきれません。

Dscn1403

Dscn1408         大収穫のワラビ

大量にワラビが採れたので、場所を移動して  
お次はネマガリダケ(ヒメダケ ジンダケ) ミズ(ウワバミソウ) がターゲット。 
採取に夢中で写真なぞ撮ってる閑ありません。

ジィ~ジの大好物 ネマガリダケも大量にGet。

Dscn1409        ワラビ ネマガリ  ミズ 独活  収穫のごく一部   ※ 拡大

ネマガリダケ、煮て 焼いて 天麩羅にして 味噌汁の具にして  全部OK.

独活・木の芽(アケビの新芽) ウコギ新芽も少々Get!

当分の間、晩酌の肴として事欠きkません。 山には幸がイッパイ!!

貧乏ジィ~ジにとって生計の足しになって大満足。 (感謝 感謝)

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2016年5月11日 (水)

GW最終は【菱ヶ岳~五頭山】

GW最終」 残雪の【巻機山にしようか【平標山】は既に殆ど残雪は無く中途半端?
あ~だ こ~だ 結局はお手軽なコースに  【菱ヶ岳~五頭山】周回縦走に決定~

5月8日(日) 

【菱ヶ岳】登山口 内ノ沢  K夫妻と待ち合わせ。
8時前なれど既に20台ほどの   五頭山目指す、先の

Am 08;00 内ノ沢登山口

同行 K夫妻 美女2名 相方 ジィ~ジ 計6名

レポ
季節は既に春から初夏へ移っています。
足下や目に飛び込む花々も既に大方、初夏の花たち。 

Dscn1338 Dscn1339
( 写真左 ウコンウツギ   右 トリガタハンショウヅル ) ※ 拡大

想定外でトリガタハンショウヅルが見られ、暫し立ち止まり観察。
ヒメシャガの株はそこらじゅうに見られるもののまだ蕾が小さいものばかり。

優しいブナの若葉からはヒーリング効能が発散されているような感じが・・

Dscn1341         新緑に燃えるブナ林の中を

清々しい 心身ともに爽やかさ覚えます。大きく息を吸い込みます。

Am 08:35-08:40 四合目 

水分補給、最初の休憩一本取ります。

六合目 519m 北山peak
数人の男性グループが休憩中。我々は最大の難所 杉端(鼻)に向かいます。

Dscn1349         杉端(鼻)が立ち塞がる

Am 09:20 杉端分岐
夏道は山腹をトラバースして笹清水へ出て急登に取付く道。このトラバース道は
あまり好きではないので冬道を選択。足場の不安定な急崖を両手を使って岩に
掴まり木の枝幹を頼りに≒100m一気に登り上げます。(厳冬期は緊張する場所)

Dscn1353                両手も駆使して

杉端の難所をクリアーすると右手に遭難碑が見られます。 (合掌)
平成11年2月24日 知り合いの女性の遭難碑です。
ジィ~ジも仲間と周辺を捜索。(遺体は1ヶ月過ぎて発見)

Dscn1355           遭難碑

杉端を越えた先は、壮年期?のブナが所狭しと密集する台地が拡がります。
(降雪期ガスれば道迷いし易いPOINT)
Dscn1356            ブナ林
進行方向右側はなだらかなブナ林が下に向かって拡がっています。
【菱ヶ岳】へは小さなピークを二つほど超えなければなりません。

Dscn1359         イワウチワ

雪解けを待ち構えていたようにイワウチワが咲き乱れています。
【菱ヶ岳】山頂手前は最後の急登(標高差60m程)が待っています。

Am 10:20-10:28 菱ヶ岳山頂

Dscn1360         菱ヶ岳山頂

一寸休んで【五頭山】に向かって歩を進めます。
【菱ヶ岳(973.5m)】より少し高い981mのピークから‘飯豊連峰’が目視できます。
小さなアップダウを繰り返せばやがて裏五頭天平尾根との合流点。

Am 10:50 与平の頭

裏五頭コースの天平尾根と合流。
道端のキスミレが一際目を惹きます。

Dscn1365           キスミレ

他所では終盤を迎えたタムシバもこの付近では蕾が膨らみ始めたばかり・・・

Dscn1367          開花間近なタムシバ

雪解けが済んだばかりでこの付近のタムシバはこれから開花 \(◎o◎)/!

 Dscn1371 Dscn1372
( 写真左 エンレイソウ   右 ショウジョウバカマ ) ※ 拡大
近郊の【角田山】【弥彦山】等ではとっくに終わりを告げた花たちです。

この日、この付近で特に目立ったのはウスバサイシン(薄葉細辛)

Dscn1374           ウスバサイシン  ※ 拡大

※ 光沢の無い薄くて先が少し尖った卵心形の葉。暗紫色の花に見えるのは萼片
根っこが細く辛いので葉と併せ薄葉細辛と名付けられた由。

薄葉細辛の株を見つける毎に立ち止まり着花の確認、歩みが断続します。

Dscn1376        残雪箇所残り少なく 五頭山近づく

先回 4月2日。五合目から先は残雪歩行約一ヶ月後の今回は残雪殆ど無し。
先回と異なり、残雪の代わりにこの付近だけは未だSpring カタクリが競演。

Dscn1377Dscn1378          カタクリ見頃

同行のKさんは山菜に目が有りません。
歩きながらコシアブラ、ワラビ、ネマガリダケ 等 採収。

Pm 00:05-00:15 三叉路

Dscn1381        三叉路

「お昼の場所何処にする?」 「虫がひどいから 山頂まで行こうよ」 
雪解け早々なので周りには蚋が湧いているような感じ。
結局 五頭山・小倉峰(△点)でランチタイムをとる事にします。

Pm 00:25-01:07 五頭山三角点(小倉峰)

Dscn1382            五頭山小倉峰(△点) お昼休みのハイカー
持参の敷物敷いてランチタイムとします。
何時もの通り銘々持参の手料理が次から次と廻ってきます。
少々肌を刺すような少し冷たい風も、それにしてもここもヤッパリ蚋がワサワサでて不快。
(これからは蚊取り線香と虫除け必携)
蚋を払いのけながら、空腹を満たし温かい飲み物で身体を温めます。
無雪期、この地点は周りの樹木に遮られ、‘飯豊連峰’殆ど見られません。

下山は三叉路から、前一ノ峰 一ノ峰~三ノ峰 どんぐりの森へ。

Dscn1385        五頭山小倉峰と飯豊連峰

‘飯豊連峰’少々靄~ッ 山肌が黒くなってきて先回と様変わり。

Dscn1386        菱ヶ岳

【菱ヶ岳】 あそこから歩いてきたんだなぁ 来し方方向眺めます。

下って、登り返し繰り返し三ノ峰へ・・・・

Pm 01:34 三ノ峰避難小屋

Dscn1393         三ノ峰避難小屋

Pm 02:10-02:20 七合目長助清水

急いで下山する必要も無い我がグループ、フルーツタイムでビタミン補給します。
(シャーベット状のコーヒーゼリーも)

Dscn1394        七合目長助清水

Pm 02:45 どんぐりの森登山口

Dscn1395          どんぐりの森登山口

登山口からはへ戻るだけ、木々に咲く花々眺めながら  
今が盛りのピンクのタニウツギ 白く大杯状の朴ノ木の花 草イチゴの白い花・・・

Pm 03:02 中ノ沢登山口

我ら年配者グループにはそこそこ体力を要するコース。その分、歩き甲斐も有り
加えて予期せぬ花々にも出会え、ブナ林を吹き抜ける薫風に安らぎを感じ、
充足感に浸ることが出来たジィ~ジです。
唯一 虫対策念頭に無かったことが悔やまれる。蚋は煩く刺されと面倒。

                                 050-28

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2016年5月 9日 (月)

実益求め山歩き+お江戸

美女岳友から相方に
明日、山菜取りに誘われているんだけど、一緒に行きませんか!

4月30日(土)

美女岳友2人を迎えに行って約束の待ち合わせ場所へ

Am 08:30 某所待合せ
同行 K夫妻 美女2名 相方 ジィ~ジ 計6名
     走る事、≒10分で登山口。

Am 08:40 スタート
Dscn1267          柔らかな陽射しを浴びてスタート

スタートして暫くして早速 コシアブラゾーンが拡がっています。

Am 09:00~ コシアブラ採収開始
其処此処のコシアブラ採るのに夢中で写真撮り忘れ。

Dscn1287             コシアブラ収穫の一部 

  ※ 収穫結果 スーパー レジ袋一袋程度 

登山道の両脇、足下にはイワカガミ 横眼にはユキグニミツバツツジ等が鮮やかに 

Dscn1276 Dscn1271
( 写真 左 イワカガミ   右 ユキグニミツバツツジ ) ※ 拡大
Dscn1274          満開 ムラサキヤシオ
終盤を迎えているジィ~ジのお気に入りの大きな白い花弁のタムシバも勿論の事。

Dscn1275         山笑う 春紅葉    新緑 ヤマザクラも

予報に反して雲が出てきて冷たい風も、でも雨の心配は不要。

Dscn1277          山頂手前は急登の連続
 ※10年以上前には階段なかった筈、地元の皆さんのお蔭で歩き易くなった。

Am 10:40-Pm 00:00  山頂

Dscn1278          山頂三角点
ジィ~ジ待てど暮らせど後続隊が来ません。
毎度の如く、花を見ては立ち止まり、蕨を見つけると夢中で採収しているようです。
ワラビ採りタイム?
山頂で待つこと≒20分強 山頂は暑がり屋のジィ~ジでも少々寒気も。
半袖シャツの上に長袖1枚羽織ります。
Dscn1279         飯豊連峰と中央丸いピークは大境山

山頂に居た単独行氏が下山したので、やがて山頂は我らグループのみ。
車座に座り、四周の山並み眺めながらのランチタイムと洒落ます。

1時間程かけてのお昼を終えて、往路を下の開始です。

Dscn1283              下山開始

欲張り爺 婆 グループ。 帰り道もコシアブラ ワラビ等、見つけ次第摘まんで・・・

Dscn1269           ウコギ科タカノツメ  採りません
※ 天麩羅にすればコシアブラと似ている味だけどコシアブラよりは
コシアブラ沢山採れたのでタカノツメは取りません。 

Dscn1281 Dscn1284
( 写真 左 ??? SOS   右 マキノスミレ ) ※ 拡大

Dscn1286                    コシアブラ   先端の芽を摘んだら枯れてしまいます。

登山口付近では木の芽(アケビの新芽蔓)もGet!

Pm 01:15 登山口

快晴ではなかったものの、目的のコシアブラ、キノメ ワラビ(少々)の収穫、
そして少し急登の場所も有る山歩きで足も使ったので健康維持に効果有り?

誘ってくれた皆さんに感謝です。 山菜採りは楽しい。

                                    049-28

我が家へ戻ってから相方は・・・・

Dscn1288              キノメ (アケビの新芽)

↓の写真は岳友から頂戴した極太ゼンマイ。

Dscn1289              極太 ゼンマイ 戻し

翌日の為に夜遅くまで料理造りに没頭です。 ジィ~ジは 

      。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚

ジィ~ジと相方のGWは恒例 お江戸 上京です。 2月以来今年2回目
娘夫婦一家が住む三鷹の  

5月1日(日)~4日(水・休)

5月1日(日)
中1 中3 2人の孫娘は日曜日でも部活で帰宅は6時頃。
娘の旦那氏は所要で外出。
娘は知り合いの方のパーティ参加で帰宅は7時頃とか・・

マンションの鍵は常時預かっているので勝手に入り込みます。
多忙な娘に代わって、夕餉の料理は、前夜遅くまで時間を掛けた相方の手作り。
全員揃ったところで乾杯~ 子供たちはジュース
勿論、山菜(コシアブラ)も天麩羅に    

5月2日(月)
旦那氏は仕事で出勤。
2人の孫娘は学校へ・・・・

お昼は何時のの通り、娘と3人で歩いて吉祥寺でランチ。(ジィ~ジの奢り)
GW最中、吉祥寺周辺は大賑わい。ハモニカ横町も混雑。

5月3日(火)
今回上京の目的=二人の孫娘のピアノ発表会 於 三鷹市芸術文化センター

2部構成
第一部 ピアノ演奏 独唱 
第二部ミュージカルサウンド・オブ・ミュージックより ピアノ演奏 独唱 合唱

中一孫娘 一部
Dscn1295_2               モーツアルト トルコ行進曲

中三孫娘 一部
Dscn1297                ショパン 革命のエチュード

爺バカなれど二人ともミスも無く演奏。感動もの!!
音楽の道へ進むほどの技量は無いものの 素人目には素晴らしい・・・と。
子供の頭はどうなっているんだろう?爺は右手と左手別の事は出来ない。
指をあれほど早く動かすことなぞ到底無理 面倒な譜面読むことも暗譜等不可能。
相方は別にしてジィ~ジの家系 音楽的才能からきしないのですから・・・

中一孫娘 二部
Dscn1301               小さな子をリードして エーデルワイス

中三孫娘 二部
Dscn1304                さようなら ごきげんよう 合唱 ピアノ伴奏

Dscn1323            お疲れ様

夕食は前日オーダーの寿司で“お疲れ様” 
    

5月4日(水・休)
朝方。強風吹き荒れ、扨て帰ろうかもう一晩泊まろうか・・・と。
朝食終えて、珈琲を飲んでテレビのデーター予報を見たり。
暫くすると風も少し弱まった様子。
急いで帰る用も無いものの、長居は無用 予定通り帰ることにします。
10時少し前、娘一家のマンションからジブリの森、井の頭公園わき目に観ながら
環八へ向かうジィ~ジと相方です。

夏休みの一ヶ月、中一孫娘はペンシルバニアでホームステイ、中三孫娘は
受験準備に掛る様子。ジィ~ジと相方 今年三回目の上京は多分無し?

ETC割引の更に節約の為、関越道途中のICからR17利用する我らです。
越後、新潟 雨こそ降ってはいないもののクラウディ。

  ジィ~ジ 2016GWの覚書  (完)

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2016年5月 6日 (金)

展望の【倉手山】花の【角田山】

新鮮さに欠けるレポ (日記代わりの覚書なれば・・・まぁ 良いかっ) 
既にGWも終盤を迎えた昨日今日。

4月26日(火) 

前日 夕方、相方に 「明日 倉手山行くつもりだけど一緒に行きませんか!

同行 新発田 K夫妻  美女2名 相方 ジィ~ジ  計 6名

  待ち合わせの新発田から一路 山形小国を目指し  

Dscn1183               小国町小玉川集落のカタクリ群生地

林道工事の為、長者原で車両通行止め。 梅花皮荘のに車を停めて、出発準備。

Dscn1188        梅花皮荘裏手広場からの飯豊連峰

二王子岳 五頭山など新潟県側から眺める“飯豊連峰”と感じが異なります。
新潟 山形 ドチラが表・裏とは別にして(反対)の展望が開けます。

Am 09:10 国民宿舎 飯豊梅花皮荘

渓流玉川に架かる朱塗りの吊橋を渡り、車両通行止めの林道を気兼ねなくノンビリと
登山口に向かって足下の花々や木々の芽に目を遣りながら 

Am 09:30 倉手山登山口
この付近で標高≒350m 倉手山は952m 標高差 約600m

(※ このコースは過去2回、それ以前10数年前は泡の湯経由で岩魚ランド先の
内川登山口からスタート、ひとはね峰を越えて私有の梅花皮ヒュッテ、更に急登の
岩場をクリアーするコースが一般的で、現在のコース距離の2倍強 数回経験有。)

登山口から直ぐ息が切れる急登が始まります。瞬く間に林道が真下に!!

Dscn1191           色鮮やかなムラサキヤシオ

苦しさを紛らすべくムラサキヤシオ ユキグニミツバツツジ タムシバなどの
花々を眺め呼吸を整えます。

登り始めの急登をクリアーすれば、アップダウンの痩せた尾根道を辿ります。
残雪がところどころに少々残っています。

Dscn1195         振り返れば 枯松山(手前) 大境山(中央奥)

稜線上の右側には蕾が膨らんだシャクナゲが至る所で見られるシャクナゲロード。

Dscn1217           蕾膨らむアヅマシャクナゲ

Dscn1200         タムシバと朳差岳

前方右手に【倉手山】山頂を望みながら少し迂回しながら前進。
美女軍団は待てど暮らせどやって来ません。
花々の観賞、飯豊の山並みの眺望を心行くまで楽しんでいるのでしょう。
山頂手前は残雪が残る少々急登 一歩一歩踏み込みながら登ります。
登りきれば眼前に一面の大雪原、その先に【倉手山(952.5m)】山頂標識。

Am 11:21-Pm 00:31 倉手山山頂

Dscn1202        倉手山山頂

正に“飯豊連峰”指呼の間。 竿を差せば届きそう。

10数年前に2年連続、ヘロヘロで大嵓尾根から辿り着いた【飯豊山】【御西岳】。
‘石転び沢雪渓’
の先には【烏帽子岳】、【北股岳】。 梅花皮小屋も目視されます。
【門内岳】、【地神山】の間 扇の地紙へ至る‘梶川尾根
地神北峰へ伸びる‘丸森尾根’・・・  いずれも複数回歩いた10年以上前の記憶が
懐かしく蘇ってくるジィ~ジです。 時には不注意で遭難しそうになったことも・・・

残雪を抱き、泰然自若、白く輝く姿には神々しさも覚え、厳粛な気持に包まれます。

Dscn1207           山頂より飯豊連峰をバックに

天気も良いのに珍しく、終日我々6人で贅沢にも【倉手山(952.5m)】占拠。

下山は勿論、往路を辿ります。

Dscn1212         去りがたく飯豊連峰眺める相方

足場の無い急傾斜の残雪箇所、左右切れ落ちているザレ場箇所、痩せ尾根・・・
御身大事 老化した膝を庇いながら慎重に下るジィ~ジです。

Dscn1216        下山路俯瞰

躓かないように気を付けながら下ります。 山頂近くには未だイワウチワが其処彼処。
花に目を奪われたり、大展望に釘付けにされたり・・・   

Dscn1219        アヅマシャクナゲ乱舞満開状態

登山口に近い、最後の場所が足場も無い急な要注意登山道。
傍らには満開状態のアヅマシャクナゲが咲き誇っています。(感動もの!!)

Pm 01:50 倉手山登山口

無事 下山。登山口に到着です。
舗装された広い林道をのんびりと梅花皮荘に向かって足下の草花観察しながら・・

Dscn1223        梅花皮荘への吊り橋

眼前に迫る【飯豊連峰】の絶景展望、鮮やかな石楠花やツツジの類の観賞 
毎度持寄りの自慢手料理のお昼。そして程よい汗  これ以上望むこと無し。
身心満たされた半日過ごせたジィ~ジです。

                        047-28

追加)

帰路、途中、山の幸 コシアブラ ウルイ 木の芽  他 Get。 大大満足。
(採取に忙しく写真撮り忘れ)   

   :+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

【倉手山(952.5m)】からの帰り道。
「明日 山頂まで行かなくても良いけどヤマシャクの様子見に行かない!?」

4月27日(水)

同行 美女2名 相方 ジィ~ジ   計 4名

銘々、自宅でお昼を食べて、美女2名ピックアップしてPm 01:20 〔角田浜

目的は飽く迄、ヤマシャクの開花状況。 山頂は2の次、3の次

そしてその結果は

P10302481

Dscn1236

Dscn1235

昨年は開花済で落花寸前、今年はjustmeetではないけれどマズマズ?
天気が良ければ29日(昭和の日)が最高かも!!
6ヶ所(8株)でまだまだ蕾状の株も見られたので・・・・

他にも色々、この時期の花々が見られます。

P1030258         最盛期 ラショウモンカズラ

 Dscn1225 Dscn1232
( 写真 左 イチリンソウ   右 ハルカラマツ ) ※ 拡大

 P1030256 P1030253
( 写真 左 アマナ   右 ハルユキノシタ ) ※ 拡大

もう暫くで開花? ↓ ↓

Dscn1237           エビネ

 Dscn1240 Dscn1239_2
( 写真 左 サンカヨウ   右 アイズシモツケ? ) ※ 拡大

他にも色々枚挙に暇有りません。
EX
キジムシロ  ウマノアシガタ  ホウチャクソウ  ナルコユリ  ニリンソウ  
ミミナグサ  クルマムグラ  タカツボスミレ  ホタルカズラ チゴユリ・・・etc 

とどのつまり山頂へ行かず、手前の空き地に腰を下ろし、持参のお湯で
甘いお菓子を食べながらのteatimeと洒落る?我らです。

【角田山】は降雪期以外は“花の山” 新潟の貴重な 宝 財産 
何時までも自然を大事にして後世へ残したいもの。

                           048-28

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2016年5月 4日 (水)

実益も兼ねて【二王子岳】

10年ほど前までは麓の集落南俣から登山口までを約1時間弱掛けて歩いたものの
年老いた現在、体力の衰えは如何ともし難く二王子神社登山口まで除雪されたとの
情報を得てから出かけているジィ~ジです。

今年も先日、除雪完了の情報を聴いたので、出かけることに・・・

同行 相方 ジィ~ジ 二人連れ

4月24日(日) 

二王子神社拝殿脇のスペースには目一杯20台近くの   
何とかかんとかジィ~ジも駐車。
(※ 神社入口手前の駐車場は空車スペース有り。横着者なのです)

二王子神社登山口でSNSで知り合いの山仲間二人と遭遇。

Am 07:32 二王子神社登山口

歩き出して早々、相方の足が止まります。
何事か?と見れば道端には食べごろのイッポンコゴメがワサワサと生えています。
(下山時に採る事に)

Dscn1132          イッポンコゴミ(赤コゴミ)

二合目 水場で沢水ゴクンと飲み干して三合目への急登を老骨にムチ打って 

Am 08:25-08:30 三合目 一王子神社避難小屋

残雪は三合目付近から見られるものの歩行に差し障りなし。

Am 09:07-09:12 五合目独標(定高山)

Dscn1138         5合目独標(定高山)

GW前の時期なのにパンザマストが露出。今年は極端に少なッ!
数年前(何年前か忘れたけれど)4月末で2m超えもあったし、降雪量少ない年でも
この時期は1.5m程度は見られたのですが・・・ (近年極めて降雪量が少なくなって)

Dscn1141         天気が良くなってきた

七合目 油溢しから数分先の場所で3回目の休憩をして

Dscn1145         8合目付近通過中

Dscn1150        山頂小屋は目前 飯豊連峰も

Am 10:36-11:20 二王子岳山頂

Dscn1152         SNS仲間 世代の異なるお二人

Dscn1155        日本山岳会越後支部のメンバーの皆さん ゲスト下越山岳会

たまたま知り合いの方も何人か。暫し近況立ち話。
黄砂注意報が出ていた通り展望は少々クリアーさに欠けるも目的の[飯豊連峰]
その全貌を余すところなく眺められます。

空腹も満たされ、展望も満喫、次の目的達成の為、往路を下山です。

Dscn1158          下山する相方の後ろ姿

まだまだお昼前、大勢の方が山頂目指してやってきます。
「Hさん~」とサングラスを掛けた男性から「Tです。」  コチラの方もSNS仲間です。

七合目油コボシ先端部分は既にクラックが走っており、少し下った処から尻セードに
興じます。六合目周辺でも短いもののイッポン。 (歩いて下るより楽)

Dscn1162         尻セードに興ずる相方を後ろから

Dscn1164            五合目は目前

Pm 00:20-00:25 五合目 独標(定高山)

五合目の先からザワザワと枝が揺れる音が頻繁に聞こえてきます。
見れば猿の群!幹 枝だけでなく枯れ枝を持ってグリセードの真似?する子猿まで。

Dscn1167          今年は猿歳

Pm 00:55 三合目

Dscn1170          三合目

此処からは、タチツボスミレ、スミレサイシン ミヤマカタバミ イワウチワ ・・・etc
花々眺めながら、目的のイッポンコゴミ(赤コゴメ)を摘むため、立ち止まり立ち止まり

Dscn1171         イワウチワ

山頂でSNS仲間の3人衆より随分早く下山してきたのに追いつかれる我らです。
イッポンコゴミの胡麻和えは癖が無く、我が家ではアオコゴミより好まれるかも・・・

Pm 02:00 二王子神社登山口

たっぷりと時間を掛けて収穫物もザックに入れて無事到着です。

Dscn1182                     枝垂れ桜が綺麗

SNSを通しての仲間の皆さんとも、ここでお別れです。
この日もよきひと時過ごすことが出来、心満たされたジィ~ジです。

                                046-28


 

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