展望叶わずとも【大蔵山】
生来、頭脳明晰には程遠いジィ~ジなれど近年、年重ね物忘れもたび重なり・・・
認知症で身内や世間様に迷惑を掛けたくないものと願い、その対策の一環として
若い世代の方々からも思考的刺激を貰いたいと思っているのです。
そしてそんな中、今回はSNSを通して世代の異なる山友との山歩きです。
2月3日(水)
目的 【大蔵山(864.3m)】 五泉市
同行 美女3名 ジィ~ジ 計 4名
( ※ 参加予定の現役男性 仕事が入りキャンセル 現役は忙しいから)
いずみの里登山口は除雪されておらず、進入不可。
手前に在る自立就労センターいずみ併設の“ま~まぁカッフェ”前の借用。
Am 09:00 スタート
登山口は未除雪 車は此処まで入れません。
林道歩きから始まります。
案内板広場から沢に架かる橋を渡り登山口への取付きに向かいます。
登山口に向かって
このポイントまで歩き辛い雪道 大凡15分。
(※ 昔は無雪期、この広場まで車が入れた)
ジグザグに切られた急登を“山の神”へ、そしてその先の急登を
クリアーすれば“階段コース”登山口。
ジィ~ジは最後 殿(しんがり)を務めます。
階段コース登山口
階段コース登山口からは雷光型に切られた急な道が暫く続き、1合目標識までは
何度歩いても 毎度 「長いなぁ~」と思うジィ~ジです。
“階段コース”登山口から1合目 2合目までは密に植栽された杉林がひろがり
昼なお薄暗く、些か陰鬱な気分に襲われ、少々、気持ちが乗らないジィ~ジです。
その分、2合目から先は疲れを忘れさせてくれる見事な巨木が林立。
大きな盛り上がった瘤を節々に付けたブナの大木。見事な原生林が広がります。
灰色したブナの巨木
風雪に耐えた大木のブナ 其々思い思いに手を伸ばし 我此処に在り と自己PR。
凛々しい存在に圧倒されるジィ~ジです。
(新緑の頃は満ち溢れんばかりの清々しさと生命力に感動を覚えます)
雪山の雰囲気Up
(※ 進行方向左の谷筋には 寒九の水 で知られた名水 胴腹清水)
転がる雪見て喜ぶメンバー
トレースからこの日の先行者1名 (スノーシュー歩行?)
高度が上がるにつれ当然ながら積雪量も増え、雪山の様相が更に濃くなります。
折角、ワカン持参です。雪の量も多くなってきたので6合目付近で装着。
歩き易く、雪山登山の醍醐味も味わえます。
枝木に積もる雪
細い枝枝に着いた雪が大きく纏まって藪を押しつぶそうとしています。
Pm 00:13-00:50 大蔵山山頂
大蔵山山頂標識
昨年より約1m積雪量低いような (鐘が埋まるか埋まらないかの年が多い)
雪は少ないと言っても山頂先の小さな一坪避難小屋は雪の下に埋没。
山頂先の窪地で風を避け腰を下ろして銘々持参のお昼。
太陽がその姿を現そうとすると直ぐに雲が襲来、陽の光見る事叶いません。
天気が良ければ山頂からの先、【三五郎山】~【菅名岳】の稜線が一望の下。
【三五郎山】から先へ行けば人気の高い“飯豊連峰”の全貌を楽しみながらの
稜線漫歩を満喫できるだけれど (ジィ~ジお気に入りのコース)
展望叶わないものの、LAUNCHを終えて、このまま下山するも勿体ない!
この日の先行者、1人 聞けば【三五郎山】 まで行って戻ってきたとか。
折角なので、同行女性のワカン歩行訓練も兼ねて【三五郎山】に向かって一寸。
フカフカの新雪歩行は快適 快適。
雄大な造形美を為す展望は叶わないものの、雰囲気はそれなり胸に刻まれます。
三五郎山への稜線
Pm 01:10 大蔵山山頂 下山開始
再び【大蔵山】に戻り、この日はピストン。
下りは5合目付近まで輪カン装着。往路と異なり一気に下れます。
眼下に広がる新潟平野
時々、眼下に広がる新潟平野も目に飛び込んできます。(スッキリしていないけど)
Pm 02:45 “ま~まぁカッフェ”
下りは殆ど登り返しが有りません。1時間半ほどでに到着。
【大蔵山】終始晴れ間に恵まれず展望は叶わなかったものの、純白の新雪が
新たに積り、5,6合目付近からはしっかりと雪山の様相。
輪カン歩行も少々楽しむことが出来気分的にはhappy。
世代の異なる若い同行の山友から思考的刺激ももらえ得した感じ。
“ま~まぁカッフェ”の事務所に立寄り、お礼の挨拶して帰路に着くジィ~ジです。
010-28
付) 帰宅後 PM06:00過ぎ
前日ネット手配のテムレス 相方分と併せ、2双 宅配。 今の時代 早~ッ
テムレス防寒
(完)
| 固定リンク | 0
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 忘年【桐沢峠~丸山】+【坊谷山】(2024.12.06)
- なまくら爺の日記代わりの覚書(2024.11.28)
- 小春日和の【菩提寺山】(2024.11.25)
- 【秋葉丘陵帯】初めてのコース(2024.11.23)
- 11月最初は【角田山】(2024.11.18)
「山」カテゴリの記事
- 忘年【桐沢峠~丸山】+【坊谷山】(2024.12.06)
- 小春日和の【菩提寺山】(2024.11.25)
- 【秋葉丘陵帯】初めてのコース(2024.11.23)
- 11月最初は【角田山】(2024.11.18)
- リクエスト受けて【角田山】(2024.11.07)
「新潟」カテゴリの記事
- 忘年【桐沢峠~丸山】+【坊谷山】(2024.12.06)
- 小春日和の【菩提寺山】(2024.11.25)
- 【秋葉丘陵帯】初めてのコース(2024.11.23)
- 11月最初は【角田山】(2024.11.18)
- リクエスト受けて【角田山】(2024.11.07)
「登山」カテゴリの記事
- 忘年【桐沢峠~丸山】+【坊谷山】(2024.12.06)
- 小春日和の【菩提寺山】(2024.11.25)
- 【秋葉丘陵帯】初めてのコース(2024.11.23)
- 11月最初は【角田山】(2024.11.18)
- リクエスト受けて【角田山】(2024.11.07)
コメント
しゃくなげいろ さま
毎度お世話様です。
降雪期 残雪期の大藏~菅名岳周回コースは天気が良ければ
飯豊連峰を目の前にしながら歩けるのでお気にいりのコースです。
今年は残雪期に風越山へも行ってみたいと思っています。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年2月10日 (水) 13:32
おはようございます。山頂と三五郎山の雪稜は高山の雰囲気があってとっても素敵ですね。見惚れてしまいました。
投稿: しゃくなげいろ | 2016年2月10日 (水) 10:07
RWさま
いつもありがとうございます。
花粉症、自分では解りませんが東京の娘や孫娘たちも
辛いようですね。 何もできませんがお大事に
今年の新潟、相変わらず豪雪地帯の魚沼地方は少雪ですが
このところ下越の山ではそこそこ積もり雪山遊びがしっかり
出来るようになりました。是非 お出かけください。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年2月10日 (水) 09:46
冬山の登山、いい時間を過ごされておりますね~!春も近いことですが今日から突然花粉症になっていまいました。くしゃみ・鼻づまり・・春の訪れは待ち遠しいものの、ちと辛い日が続きそうな予感も・・(苦笑)
投稿: RW | 2016年2月10日 (水) 07:06
マイン さま
こんばんは
認知症予備軍の年寄り爺には世代の異なる若きご婦人と
同行出来るだけで、刺激とenergyが貰えるんですよ。
有り難いことです。
今日又、少し積もったことでしょう。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年2月 9日 (火) 21:37
いつもより少し若いハーレム山行??
暇人(ホホホ)さんはもてもてですね
ドカ雪、恵みの雪ですね
投稿: マイン | 2016年2月 9日 (火) 20:58
もうぞうさま
こんばんは~
とてもとても美男の貴殿には遠く及びませんよ。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年2月 9日 (火) 19:38
○○○さまとご一緒でした?
輝さまはいつももてるな~
投稿: もうぞう | 2016年2月 9日 (火) 19:22
sanaeさん
こんにちは commentありがとうございます。
近頃になって漸く山にも雪が積もってきましたが
例年に比べれば極めて少ない今年です。
特に豪雪地帯の魚沼に少ないのが気がかりです。
毎日毎日ボケーッとしているので世代の違う方々から
刺激を貰わないとホント呆けそうで怖いのです。(笑)
防寒手袋低山の雪山ではそれなりの効果が有りますね。
此れも若い人たちから教わりました。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年2月 9日 (火) 12:41
864.3mでもこの雪山、さすが新潟ですね~
降雪情報を見るたびにその量が気になっています(^^ゞ
いつも美女様方との山歩き楽しそうです。
刺激されて認知予防には良いですね~^^
認知にならないよう・・・他人事ではありません^^;
最後の手袋、私も似たようなのを持っています。
中が温かいんですよね♪
投稿: sanae | 2016年2月 9日 (火) 12:19
赤鬼さま
大蔵山、それでも一時よりかなり積もったよ。
ここ2,3日でまた少し植えたかも。
テムレス ポリウレタン製で内部が起毛の防寒手袋だよ。
-60度でも伸縮性があると言う謳い文句。
車の雪よけなんかに重宝。
山を歩く若い世代に現在、人気の品。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年2月 9日 (火) 08:37
大蔵山も雪少ないね。田んぼに影響なければ良いけど。
テムレス? なんだ。
投稿: 赤鬼 | 2016年2月 9日 (火) 07:56