お久です。【谷川岳】
新潟・群馬の県境に位置する三国山脈の一座【谷川岳(1977m】。
【谷川岳(1977m】一昨年6月、相方が仲間の女性3人 計4名で女子会と称し
【平標山】までの縦走を実行した時、往復のアッシー(死語?)を務めて以来!
数年前まで【谷川岳(1977m】と言えば、“西黒尾根”利用していたけれど
寄る年波に逆らえず、体力・脚力の低下が否めず、今回はロープウェイ利用の
楽々“天神尾根コース”のジィ~ジです。
9月15日(火) 同行は会友美女2名 相方 ジィ~ジ 計 4名
谷川岳ロープウェイ 約7分
AM 08:45 天神平
標高1319m 標柱には (谷川岳山頂 3.5K 熊穴沢避難小屋 1.6K)
【天神山(1502m】の山腹に敷かれた木道のトラバース道を辿ります。
(10年以上昔のまま、濡れると滑り易く、老朽化進行中 補修して欲しいもの)
( 写真 左 ヨツバヒヨドリ 中 オニシオガマ 右 トリカブト ) ※拡大
道すがら見られた花の一部です。
AM 09:27-AM 09:35 熊穴沢避難小屋
休憩ポイントです。小屋の内外にはハイカーが10数人ほど。
熊穴沢避難小屋から先は、漸く【谷川岳】のイメージらしく? ゴツゴツした急登で
鎖も垂らされた露岩の登山道に変わります。
周辺は、ナナカマドや灌木、そしてクマザサの大海原に変わります。
露岩の登山道
この時期でも登山道の傍らでは色とりどりの花が見られます。ピンク・黄色・薄紫
( 写真左 シモツケソウ 中 オトギリソウ 右 ツルリンドウ ) ※ 拡大
AM 10:06-10:11 天狗のたまり場
高さ4mほどのゴツゴツした大きな岩の塊。
谷川岳に住む大天狗、小天狗が日々寄合でもしたのでしょうか!?
ナナカマドの真っ赤な実、紫のオヤマリンドウ、秋到来実感増すジィ~ジです。
登山道は何時しか?階段状のガレ場に変わっています。
谷川岳は海底隆起の山、黒く艶光し滑り易い蛇紋岩の道、転倒注意です。
(先回は凍結した雪がべったりと残り、下山する時には神経を使ったジィ~ジ)
AM 10:52ー10:55 肩の小屋
肩の小屋から山頂『オキの耳』までは目と鼻の先 10分もかかりません。
AM 11:02-11:12 谷川岳山頂 オキの耳
山頂『オキの耳』は沢山の人たちで大賑わい 写真撮るのも順番待ち。
たまの記念写真
オキの耳から一ノ倉岳~茂倉岳
我がグループも『オキの耳』を目指して前進です。
茂倉岳へ、又 馬蹄形縦走、数年前までは何度も歩いたコースです。
AM 11:32-PM 00:15 オキの耳
『オキの耳(1977m)』も大勢の登山者で賑わっています。
記念撮影をして、お昼を採るため少し先の空いている岩の上に腰を下ろします。
スッキリと晴れてはいないものの、白毛門 笠ヶ岳 朝日岳などが眼前に!
お昼を食べているとき、羽蟻が纏わりつき、払い落とすに暇なし。
お昼を終えて、“のぞき(覗)”の近くまで“行ってみます。
【谷川岳】はギネス認定 ヨーロッパアルプス、ヒマラヤなどより遥かに多い
八百数十人のクライマーが遭難した峻嶮極まる山。(その一端を俯瞰するため。)
覗き込む仲間たち (安全地帯)
登山道脇の樹木は既に一部赤く染まり紅葉が始まっています。
いつの間にか周りには行き交う登山者の姿も減り始め、我らもUターン開始。
( 写真左 オヤマノボクチ 中 ミネウスユキソウ 右 タカネバラ実 ) 拡大
トマの耳 目指して下山中。
【谷川岳】は関東から高気圧が、日本海側から低気圧と凌ぎ合い、その為、
曇ったり晴れ間がのぞいたりコロコロと天気が変わる難しい山です。
PM 01:20 トマの耳
肩の小屋目指して下山中
まだ登ってくる登山者、休憩している登山者も見られるも、かなり少なくなって。
蛇紋岩主体の滑り易いガレ場の登山道つまづかないように気を付けながら
(何せ年寄りグループ)慎重に歩を進める我らです。
御茶畑の畝の様なクマザサ原 何処までも拡がる大群落
数年前まで何度も何度も歩いた“西黒尾根”の稜線、巨大なザンゲ岩が突出。
岩稜帯も歳重ね、痛めている膝を庇いながらソロ~り そろ~り と。
一方、下山中もきょろきょろと足下の花々 実 等 観ながら・・その一部。
( 写真左 タテヤマウツボクサ 中 ?アザミ 右 クロバナヒキオコシ )拡大
往路より長時間?掛けて天神平到着。
途中から大阪在住のお姉さん二人連れと一緒に花を観察しながら下ります。
PM 03:30 天神平
左端に清水峠~朝日岳 笠ヶ岳 白毛門 山並み
天神平からはロープウェイ 大阪からのお姉さんと一緒に乗り込み、聞けば
この日は水上♨に泊まって、翌日は【上州武尊山】の予定との事。
遠路はるばる、当日は晴れて欲しいと願うジィ~ジです。
無論 越後新潟の山のPRは忘れません。
久々の【谷川岳】、峻厳なる岩肌、大草原の様なクマザサ、懐かしい山並み
秋本番を迎え色づいた木々の葉、秋の花や実、そして新しい出会いも有り
精神的に満たされた感溢れるジィ~ジです。やっぱり来て良かった!!
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コメント
マイン さま
お早うございます。
1週間経った現在の谷川岳は紅葉真っ盛りの様です。
連休はきっと大賑わいだったことでしょう。
西黒尾根または巌剛新道、急登と途中鎖場もありますが
気を付けて登れば大丈夫ですが、山頂まではそれなりに
時間が掛ります。
是非 挑戦する価値ありますよ。是非!
投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月25日 (金) 06:13
谷川だけは人気の山ですね。
これからは紅葉ですね。
数少ない山行ですが、ロープウエーで2回登ってます。
西黒尾根コースも歩いてみたいです。
。
投稿: マイン | 2015年9月24日 (木) 22:35
もうぞうさま
こんばんは
確かに!出来る事ならRWは使いたくありませんが
寄る年波に逆らえないようです。
勿論、仕方のない山も有りますが・・
貧乏で懐が寒い理由もあるのですよ。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月23日 (水) 21:13
soko2 さま
こんばんは
そうなんですよ!
何回同じ山へ行っても日々、異なる山の顔が見られるんですよ。
だから飽きもせず(笑)
紅葉しっかり楽しみたいものです。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月23日 (水) 20:28
湯泉暮 さま
commentありがとうございます。
シルバーウイーク=老人週間 と思っていました。(笑)
何しろ毎日が日曜日ですからね~
二王子岳、飯豊連峰に新雪が冠る頃、行きたいと思っていますので
状況連絡しますね。タイミングが合えばご一緒しましょう。
今日は巻機山で遊んできました。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月23日 (水) 20:25
しゃくなげいろさま
山はもうすっかり秋ですよ。
お天気の良い日に精々秋山紅葉楽しんでください。
山が待ってますよ~
投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月23日 (水) 20:19
赤鬼さま
谷川岳は西黒尾根を含め、何十回と登ったね。
山はもうすっかり色づいているよ。1年アッと言う間だね。
直ぐ雪も降るかも。
連休は現役世代の方の為に有るのよ。
何せ当方は毎日が日曜日。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月23日 (水) 20:16
お~~
ロープウェイ嫌いな?輝さまも利用されましたか。
ここは駐車料金もしっかり取って、割高になりますからね。
でもま~文明の利器(私は)しっかり利用してますが。
投稿: もうぞう | 2015年9月23日 (水) 20:09
こんにちは。
何回登っても、
それぞれ違った感動があるんでしょうね。
今年の秋の紅葉が楽しみですね。
投稿: soko2 | 2015年9月23日 (水) 11:21
シルバーウィーク最終日、楽しまれていますか?
二王子岳、谷川岳と秋山の花散策されて、幸せ感一杯が見て取れますね~
飯豊連峰主脈に初雪が降ったころには・・・・・・
投稿: 湯泉暮 | 2015年9月23日 (水) 09:42
もう上は紅葉が始まりましたか。天下の険と紅葉は実に絵になりますね。
投稿: しゃくなげいろ | 2015年9月23日 (水) 08:35
ここは何回も登ってるけど、暫くご無沙汰だな。西黒尾根行ったよね。山は早秋だね。連休は何処も行かなかった。おいらたちにとっては連休は関係ねえ!
投稿: 赤鬼 | 2015年9月23日 (水) 07:36
野花さま
お早うございます
commentありがとうございます。
谷川岳は縦走を含め、山頂は多分30回近く踏んでいると思います。
山は時期によって異なった魅力が有りますから、是非
改めてお出かけお勧めします。
出来ればお天気の良い日にネ!
投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月23日 (水) 04:52
こんばんは~
昨年の夏、、、谷川岳を訪れました。
この時期は秋の花々~
また違った花が咲いていて、魅力的ですね。
私が出かけた時は暑くて暑くて、、、汗が滝のように出てへばったのを思い出します。
輝ジィ~ジさまのように、簡単には登れなかったなあ~
気軽にすいすい登れるのがうらやましい限りです~
私もまた挑戦してみたいなあ~
投稿: 野花 | 2015年9月23日 (水) 02:13
みいさま
こんばんは~
谷川岳の沢筋はクライマーの世界で、我々程度の技術では
問題外なのです。
我々は所々に鎖場もありますが、普通の登山道なので
気を付ければ大丈夫です。
山々にもこのところ急に秋の色が濃くなりました。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月22日 (火) 19:58
こんばんは~
なんかすごい山道が続いてますね
でもお山は秋の風景ですね。
花たちもきれい~
クマザサ原は、壮観ですねえ。
苦労した分だけ楽しみがあるのですね
お疲れさまでした
投稿: みい | 2015年9月22日 (火) 19:48
FUJIKAZEさま
谷川岳はクライマーの遭難死が世界最高の険しい山ですが
我々が歩くコースは、注意して歩けばほぼ安全なのです。
観光客紛いの方もたまに見られますよ。
私は高所恐怖症なので恐る恐る・・・です。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月22日 (火) 16:46
こんにちは!
なるほど、険しい所のようですね。
私なんか、覗き込むなんてとても無理。
きっと、足がガクガク震えて腰が抜けてしまうでしょう。
稜線を歩くのも、滑り落ちそうで怖いですよ。
皆さん、勇気ありますねぇ・・・。
投稿: FUJIKAZE | 2015年9月22日 (火) 16:05