とどのつまり【巻機山】
日頃より暇人を自称しているジィ~ジ (実際毎日が日曜日でヒマ)。
従って現役世代の方々が楽しみに待っているsilverweekなぞ関係ないとは思いつつ
未だ世間に少しは未練があるのか?(深層心理学的に)人並みに群れて居たい!?
幸いにも、珍しく晴天が続きそうだし・・
と言うことで「どこにする?」「ここにする?」「あそこは遠いしなぁ~」相方と侃侃諤諤
とどのつまり 【巻機山(1967m)】に決定~
9月23日(水) 秋分の日
同行 相方 計 2人
行程 清水桜坂Ⓟ(07:22)-5合目焼松(08:16-08:21)-6合目展望台(08:55-09:00)-
7合目(09:29-09:35)-8合目(10:05-10:08)-9合目ニセ巻機(10:22-10;25)-
巻機山山頂(御機屋)(10:50-10:58 )-巻機山Peak昼食(11:05-11:45)-牛ヶ岳
(12:08-12:13)-巻機山山頂(御機屋)(12:42)-避難小屋-9合目(13:16-13:24)
-7合目(14:03-14:10)-5合目焼松(15:00-15:07)-清水桜坂Ⓟ(15:48)
所要時間 8時間26分(休憩・昼食 97分含む 歩行時間約7時間弱)
記事)
○ silverweek 最終日。登山口桜坂Ⓟ、流石に日本百名山【巻機山】県外車も多数。
5合目焼松より眺める上越のマッタ―ホルンの異名を持つ鋭鋒 大源太山
右最後方にウッスラと万太郎山
5合目手前は急登なれば登山道はZIGZAGに切られています。
数年前の残雪期 転げるように“井戸ノ壁”を怖い思いをしながら下ったことも・・・
拡がるブナ林
5合目少し先から6合目までは見事なブナの美林が拡がっています。
残雪時 新雪時 新緑時 時期其々異なる表情を見せるブナの林に魅かれます。
6合目から7合目大小の岩が露出した登山道。気が抜けません。
6合目(展望台)も紅葉本番には少々間が有りそうな感じ。
(写真は 昨年10月8日撮影)
屹立する天羽岩 ヌクビ沢 天狗尾根 割引岳 2014.10.8(昨年)
7合目から8合目までは急登の頑張り処。ピッチが短い稲妻型登山道。
根が張り出しているネマガリダケに足を取られないようにする事が肝要です。
8合目 植生保護中なれど自然回帰がなかなか進まずザレ場状態
8合目から9合目(ニセ巻機)への傾斜の緩いザレ場の階段状登山道、腰に負担が
掛り、井戸尾根コースでここが一番苦手のジィ~ジです。
前方は青空が広がり、草紅葉も進んできています。
9合目ニセ巻機(旨いネーミング) ここで終わりではありません。
此処から一旦、避難小屋まで下り、木道 階段混じりの最後の登りが山頂へ・・・
左Peakニセ巻機 来し方振り返るの図 遥かに谷川連峰 ※ 拡大
ナナカマドが赤く染まり周辺は紅葉本番!?
1967m巻機山山頂と記された標柱。脇のベンチでは休憩中の数人のハイカー。
我らも小休止、お昼は10分強先の最高点ピークでとる事に!
心地よい風で寒さも感じない絶好の登山日和、折角なので【牛ヶ岳(1961.8m)】まで
行ってみることに
巻機山山頂は広大な台地状
巻機山山頂一帯は草原が広がるなだらかな台地状のゆったり感溢れる山です。
途中、朝日岳分岐ポイント
※ 10年以上昔5月GW、山友夫婦3組でテントを背負って清水街道、登川から
ガスで視界が閉ざされた謙信尾根を無事に岳友O氏のリードで清水峠小屋迄(泊)
翌日は快晴の空の下、junctionpeakから朝日岳へ、そして残雪の上を大烏帽子山~
檜倉山~柄沢山(1900m)テント泊~巻機山~清水まで大縦走が思い出されます。
年老いた現在、もう気力も力も残っていなく若干の寂しさ覚えます。
牛ヶ岳からの越後三山
【巻機山】は1~2/年 多分20回近く来ているものの【牛ヶ岳】は初めてのジィ~ジ。
(3等三角点も有り) 五十沢渓谷へ下る【牛ヶ岳】から先の旧道も、多分近頃は歩く人も
殆ど無いと思われる藪状態。 (地図は破線)
越後三山をゆっくり眺め、キツネの背中の様な黄金色に光る草原を戻ります。
道端にはさびしげに咲き残るハクサンフウロの花を4株程、確認。(何か憐れ)
谷合に小さな雪渓が残って
【巻機山】山頂標柱の脇にはまだ1時前なので何組かのパーティが見られます。
山頂から少し下は、残雪期には絶好の尻セードゾーンです。
池塘点在する木道敷かれた登山道を下る相方
アラッ \(◎o◎)/! 前方から見覚えのある男女の姿!!
山友会友のF氏パーティです。
久し振りの再会です。
挨拶交わし聞けば、今宵は避難小屋で泊まるので、まだ夕食には時間が早いので
【割引岳】に行くところ との事。
暫し立ち話をして、お互い「気を付けて」と別れます。
“巻機避難小屋”から疲れた身体に少し堪える登り返しで9合目ニセ巻機。
草原に咲き残るイワショウブ
家へ帰っても誰待つ訳でも無く、急ぐ必要も無い我ら二人 9合目で一服。
葉も実も真っ赤っかナナカマド
8合目からは7合目へは一気の下りが待ってます。
途中、何人かの人たちに道を譲る我らです。
また我が会友と同じく小屋泊まりをするだろうと思われる4人パーティともスライド。
登りより、下りでは経年劣化と下手な歩きをして痛め治療中の膝に痛みも感じます。
PM 03:00 5合目焼松
持参のオレンジを切って最後の休憩を取る二人です。
痛めている膝を庇いながらゆっくりと足場を探しながら最後の力を振り絞り下ります。
登山口少し手前で藪のなかでざわつく音が耳に入ります。
大きな声を出したり、相方もザックから鈴を出します。
(キノコ採りや山菜取りであれば、必ず返答或有ると思われるので多分、熊かと・・・
この山域には普通に熊がいるので不思議でもありません。昔何回も地元の民宿で
熊の馳走に預かったことが有る我らです)
桜坂登山口駐車場
早朝、出発時に殆ど埋まっていたⓅも随分 閑散とし様変わり。
silverweek 最後の日 紅葉にはチト早い感があったものの素晴らしい黄金に燃える
草紅葉も満喫。久しぶりに会友にも再開。初めての【牛ヶ岳】・・・等々
今回も有難いことに心身とも満たされた感にたっぷり浸ったジィ~ジです。
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コメント
湯泉暮さま
今日は~
何時もありがとうございます。
残された人生、精一杯楽しめれば良いなぁ~と思っています。
山歩きは身体だけでなく生活の足しにもなり、少しでも永くと。
投稿: 輝ジィ~ジ@お江戸 | 2015年10月 3日 (土) 16:46
おはようございます
SWは紅葉の秋山&恵みの里山を楽しまれたのですね
急遽の行先変更が出来ることは沢山の山を知り得てるから&経験がものをいってるからで、楽しみに繋がるのでしょうね
もっと、もっと楽しんでくださ~い
投稿: 湯泉暮 | 2015年10月 3日 (土) 06:33
マイン さま
こんばんは~
巻機山は苗場より楽かも。
紅葉本番にはまだ間に合いますよ。アクセスも良いし・・・
投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年10月 1日 (木) 19:56
巻機山、いい天気に登ってみたいです。
苗場から、巻機の草紅葉した頂上が見えました。
雄大な山ですね~
投稿: マイン | 2015年10月 1日 (木) 19:44
しゃくなげいろさま
いつもどうも
巻機山はアクセス的にも便利なので、回数的には
かなり歩いています。
それでも今回、牛ヶ岳は初めてでした。
折角なので、次に行く機会が有れば、足を伸ばして見て下さい。
大して時間もかかりませんよ。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月30日 (水) 14:46
赤鬼さま
今年も残雪期に登ったけど、ある程度の熟達者にとっては
残雪期には沢の方が楽に登れるようで、尾根より沢の方が
多かったほど。
来年の残雪期、もし歩けるなら沢から登ってみようかな・・
帰りの井戸尾根はブナ林が広いからねぇ~
投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月30日 (水) 14:43
おはようございます。伸びやかで広大なグリーンホールのような山頂風景がステキですね。牛ケ岳まで歩いてみたい。
投稿: しゃくなげいろ | 2015年9月30日 (水) 08:32
もう随分前だけど、沢コースを一人で登ったことがある。残雪期で登ってるのはおいらだけ。少々不安を覚えながら登った。帰りは井戸尾根。道を外したがなんとか下った。
思い出深い山の一つさ。思えば無茶なことしたな。
投稿: 赤鬼 | 2015年9月30日 (水) 07:38
もうぞうさま
お早うございます。
巻機山は井戸尾根コースの他、沢登りのコースも有り
それぞれ魅力一杯、間違いなく100名山に入る山だと思います。
是非一度!
投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月30日 (水) 06:16
巻機山は登った時の天候?が悪かったためか、あまり良い印象がありません。
でも輝さまの画像を見ると、いいな~って思えてきます。
来年あたり候補に入れようかな?(候補に入っても実現する可能性は毎度低いですからね~)
投稿: もうぞう | 2015年9月29日 (火) 19:46