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2015年6月28日 (日)

残雪と花三昧、恒例?【月山】

部分開通の“日沿道”“山形道”を利用して新潟市の自宅からで登山口迄
約3時間半も要するものの、初夏のこの時期には、ここ数年外せない名峰
日本百名山【月山(1,984m】 今年も訪ねます。

6月22日(月) 

Dscn0393     天空の城? 東北鎮護官幣大社 月山神社本宮 月読命を祀る

<同行>  長岡T中夫妻 Y女史、そして我ら男性2名、美女5名 計10名

<コース> 姥沢 ⇒月山スキー場リフト⇒姥ヶ岳(1670m)⇒金姥⇒
        牛首⇒鍛冶小屋跡⇒月山山頂 (復路) 鍛冶小屋跡⇒牛首⇒
        月山スキー場リフト山頂駅⇒姥沢

*昨年はリフト定修工事の為、リフトワイヤーの下を歩いたジィ~ジです。

Dscn0351         ウズラハハクサンチドリ ※ 拡大

百名山ではウズラバハクサンチドリ新・花百名山ではクロユリも追加

P1010909        クロユリ  ※ 拡大

クロユリ ユリ根を鼠に食べられたのか?今年は比較的少ないようです。

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【月山(1,984m】は、【立山】、【乗鞍岳】と並び夏スキー場として人気の山。
昨年同時期より積雪少なく、現在既にリフト山麓駅までの滑降不可。

Am 09:25 月山スキー場リフト山頂駅

先ずは雪面に張られたロープに基づき【姥ヶ岳(1,670m】を目指します。

【姥ヶ岳(1,670m】山頂まで登りきれば周辺は既に無雪。木道を周回します。

以下 花の写真は全て拡大

Dscn0357 P6220148
(  写真  左 チングルマ   右  ヒナザクラ  ) 

チングルマは既に終わり掛け状態。 越後では見られないヒナザクラです。

Dscn0355 Dscn0359
(  写真  左 コシジオウレン   右  ヨツバシオガマ  )

P1010860 P1010861
(  写真  左 キバナノコマノツメ   右  ゴゼンタチバナ  )

Dscn0362 Dscn0366
(  写真  左 コバイケイソウ   右  マイズルソウ  )

P1010866 P1010883
(  写真  左 ムラサキタカネアオヤギソウ?   右  ミネズオウ  )

他にも色々見られます。
EX 
コイワカガミ シナノキンバイ ミヤマキンポウゲ モミジカラマツ イワショウブ
ネバリノギラン ヤマザクラ ミヤマリンドウ ウサギギク ハクサンチドリ… 

【姥ヶ岳】山頂から【湯殿山】分岐の‘金姥’へ少し下る尾根筋の両側には
日本版エーデルワイス ミヤマウスユキソウ の群生が続きます。
(これを観るためこのコースを例年選択しているかも)

Dscn0373         ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ) ※ 拡大

“牛首”へは再び登り返し、次次とと現れる多彩な高山植物観賞で歩が進まず。

コササ林床の間にシラネアオイ(終わり気味)、ツマトリソウ、コヨウラクツツジ、…

この時期 代表的なハクサンイチゲも今年は最盛期が過ぎようとしています。

P1010897        ハクサンイチゲ ※ 拡大

“牛首”から一旦下り、残雪の上を暫く進めば、このコース最大の岩ゴロの急登
“鍛冶小屋跡”から【月山山頂】へと道は続きます。

Dscn0399 Dscn0406
(  写真  左 ミヤマカラシ   右  イワウメ  )

P1010894 P1010917
(  写真  左 ハクサンハタザオ   右  ミヤマシオガマ  )

漸くコースタイムの3割アップくらいの時間を掛けて山頂到着。
[月山神社] 本宮脇の大地で車座になってゆっくりとお昼の宴の開始。
同行美女7名 年季の入った手料理の数々が披瀝され、バイキング方式で
順番に回ってきます。
味付け 料理方法 食材 MENU 其々参考にしながら美味しく頂きます。

Pm 01:18 月山山頂

  の回収が有るので、下山は途中まで花々観ながら往路を下ります。
当然 立ち止まり立ち止まり花々観ながら ゆっくり ゆっくり のんびりと・・・
特に山頂周辺はクロユリ watching、そして圧巻はハクサンイチゲ。

そして可愛い壷状の花冠。

Dscn5539 Dscn0408
(  写真  左 アオノツガザクラ   右  コエゾノツガザクラ?  )

足下はゴロゴロの岩と岩場、花を観ながら、そして躓かないように忙しい。

P1010920       牛首に向かって    斜面には色とりどり花がワンサカ!

“牛首”からは“月山スキー場リフト山頂駅”に向かって下り、
トラバース気味に広大な残雪の上を歩きます。
(ガスれば方向見失う危険有るゾーンです。)
(※ 上記写真の雪面へ下ります。) 尻セードも一本楽しんで!

ヒンヤリ冷気を漂わす残雪斜面歩きも最後は少し登ってスキー場へ・・・

P1010929    スキー場下ればリフト山頂駅
(※ 晴れていれば前方に朝日連峰がどっかーんと拡がって見えるのですが)

P1010931         ニッコウキスゲ 

Pm 03:00 月山スキー場山麓駅

Dscn0415        リフトの足下に咲く花を観ながら

昨年に比べ残雪量が少なく、高山植物の花々も開花が10日程早い感じ。
されども多種類の花を心行くまで観賞しながら、中には立ち止まりメモを取ったり
ワイワイ言いながらお昼を楽しみ、雪上歩行(アイゼンなし)も堪能。
朝早く起きて遠路やってきた甲斐が実り、充足感に満たされたジィ~ジです。

帰路立寄り♨は遠路の為、今回はパス。隣接のトイレ併設の更衣場で
着替え、一路 新潟へ向かう我らです。     

温海温泉先の道の駅「あつみ」しゃりん で休憩、購入して又の機会を約し解散。

ジィ~ジはこの付近を走るとき必ず立ち寄る場所が有るのです。
県境を越え、新潟県へ入ったばかりの地にある≪白いダイヤ・ミネラル工房≫
拘りの手作り塩購入の為です。才能溢れる若き起業人が頑張っているのです。

残雪 高山植物 お昼の持ち寄りおかず 帰りのお土産 車中の他愛無い話
内容豊富 満足感溢れる好日となったジィ~ジです。

  願わくば達者で来年も!!   この項 (完)       58(59)

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コメント

湯泉暮さま
お立ち寄りcommentありがとうございます。
山にゴルフにとお忙しそうで何よりかと。
月山、鳥海山はアクセス的は少し遠いですね。
それでも季節の花が色々楽しめますから是非、温泉付きで
再訪なさって下さい。
新潟は意外にどこの山へ行くにしてもアクセスが良いんですよ。
貴ブログいつも拝見させて貰っています。読み逃げ失礼。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年7月 3日 (金) 12:07

残雪の月山!毎年の恒例なんて、羨ましい限りです
山を始めたばかりの時に必死に登っただけで
山野草に目を向ける余裕なんてありませんでしたので
再訪のNO.1なんですが・・・・・

投稿: 湯泉暮 | 2015年7月 3日 (金) 11:54

マ~の山の神さま
こんばんは
commentありがとうございます。
月山リベンジ計画ですか!楽しみですね。
遠路遥々、是非晴れて欲しいものと願います。
月山は季節ごと多種類の花が見られるでしょう。
帰路 越後の山へお立ち寄りください。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年7月 1日 (水) 20:06

昨年月山に8合目から登ったのですが生憎の天候で、合羽を着たり脱いだりで心残りでした。それでもヒナザクラを目にしたときはうれしかったです。
今年も計画中で楽しみです。
マ~の山の神

投稿: マ~ | 2015年7月 1日 (水) 19:59

玉井人ひろたさま
お早うございます。
お隣の県同志でもそんなに時間が掛るんですか?
アクセス的問題も有るでしょうが、福島県広いですからねぇ~
月山は魅力満載の山なんですよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年7月 1日 (水) 08:44

福島県のわが家からは、高速道を利用して、やはり4時間ぐらいはかかる場所だった記憶があります。

わたしには遠いです。

投稿: 玉井人ひろた | 2015年7月 1日 (水) 08:11

らるご さま
お早うございます。
commentありがとうございます。
月山は花が多く、歩行時間も手頃だと思いますが、
確かに登山口まで5時間は遠いですね。
羽黒山神社の宿坊で精進料理を味わい宿泊するとか
8合目仏生池小屋で泊まり、夕日とご来光を楽しむのも
宜しいかと思いますよ。
秋口に咲く花も結構多種類見られると思います。是非!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年7月 1日 (水) 06:58

おはようございます✿
去年は8月末にやっと望みが叶い、月山に行けました^^
以前、輝ジィ~ジ様のレポを拝読し、クロユリが印象的だったので♪
今回もクロユリに会えましたね!(^^)!
そして沢山の高山植物!
私は雪渓歩きなどしたことがないので、この時期は無理そうですが、やはりこんな沢山のお花に会いたいな(^^♪
次回は弥陀ヶ原の方もいいかなぁっと思いますが茨城から5時間はかかるので、簡単に行けないのが残念(>_<)
素晴らしい月山をご紹介いただき感謝です(_ _)

投稿: らるご | 2015年7月 1日 (水) 06:18

みいさま
こんばんは いつもありがとうございます。(感謝・感謝)
山形県の月山は高山植物の宝庫なんですよ。
クロユリ 強烈でしょう(笑)
残雪歩行も楽しめる魅力満載の名峰です。


投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年6月30日 (火) 20:39

こんばんは~

 残雪と花たち楽しみました^^。
クロユリ、インパクト大ですね^^。
色とりどりの花を眺めながら、わたしも一緒に行ったつもりになりました

投稿: みい | 2015年6月30日 (火) 19:25

マインさま
いつもありがとうございます。
お忙しそうですね。
月山は日本でも有数の花の山です。
今の内から来年の予定に組み入れる事、お勧めします。
一度に見れる花の種類が多いのですよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年6月30日 (火) 17:35

花の月山、早くいかないと~
ちょっと、無理っぽい
秋にでも行ければいいんですが…
来年の楽しみにしておきましょうか?
(大丈夫かな?)

投稿: マイン | 2015年6月30日 (火) 16:01

赤鬼さま
そう言えばそんなことあったようだねぇ(笑)
此処の花も2週間ほど開花が早かったようだけど、
梅雨明けには何か別の花が咲くと思うよ。
クロユリは終わっていると思うけど。
梅雨だね~

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年6月29日 (月) 18:36

昨年行ったが悪天候で山頂まで行けなかった。おまけに一番逢いたくないない奴と交差。従って黒ユリも見なかったよ。梅雨明けにもと思ってるが遅いかな。昨日は雨で山は断念。

投稿: 赤鬼 | 2015年6月29日 (月) 07:42

しゃくなげいろさま
いつもありがとうございます。
今の内ですよ~ 早速実行されますようお勧めします。
月山は行って損の無い山だと思ってます。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年6月28日 (日) 19:27

シャチ肌に山霧。夏山の醍醐味ですね。絵を見ていたら無性に行きたくなりました。

投稿: しゃくなげいろ | 2015年6月28日 (日) 19:16

もうぞうさま
花の月山 いつの時期にも何かきっと花が見られます。
是非お出かけに!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年6月28日 (日) 18:58

さすが花の名山。
見事ですね~
今年こそはと狙っています。

投稿: もうぞう | 2015年6月28日 (日) 18:53

FUJIKAZE さま
commentありがとうございます。
ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)は
ヨーロッパアルプスでも減ってきているエーデルワイスと
近似種なんですよ。
アクセスは別にして、この花を観る為に要する時間は
凡そ1時間強の歩行でOK。ですからどなたでも見る事が
出来るんですよ。
谷川岳ではホソバヒナウスユキソウと言う、葉が細い
似たような花が見られます。これも歩行時間1時間半程度で。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年6月28日 (日) 17:07

こんにちは!
ミヤマウスユキソウって、綺麗ですねぇ。
日本版のエーデルワイスですか。
なるほど。
この目で見てみたいものですが、さすがに登れないのでジィ~ジさんの写真で満足することにしますよ。

投稿: FUJIKAZE | 2015年6月28日 (日) 15:53

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