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2014年11月

2014年11月28日 (金)

剣龍峡~【荒川山(コマタ)634m】

新発田市の岳友Kさんから相方に 
「明日剣龍峡から荒川山へ行くつもりだけど一緒しない?」とお誘いです。
特に迫られた要件も無い相方とジィ~ジ 即。「行きま~す。」

新新バイパスの通勤渋滞に巻きこまれ、約束時間より15分も遅れ
※ 現役離れ幾星霜 通勤渋滞頭に無い呆け進行中のジィ~ジ。

11月21日(金) 

AM 08:40- 09:00 剣龍峡

Dscn7696               剣龍峡登山口

7,8年ぶりの剣龍峡 周辺を一寸ブラブラしてみます。
Dscn7698            剣龍峡 

剣龍峡は月岡温泉から僅か数キロ。
巨大な石畳の岩石。その岩間を流れる清流です。 初夏や紅葉の秋には多くの
観光客も訪れる名勝です。

広域基幹林道新発田南部線の数キロをカットしようと下山時は“花の木平コース”の
登山口にKさんのを止めようと2台でやってきたのですが、そうは旨くいきません。
途中のゲートが施錠されてます。(11月15日以降通行止め)  残念 (・_・)エッ....?

のっけからロープの下げられた急登、息を切らしながら登りきれば

AM 9:00-09:03 奥の院

Dscn7700_2             松の大木と標識  

足下には小さな小さな石祠が祀られ置かれています。 山の神奥の院
※ 剣龍峡まで5分 激下りなので5分では転ぶかも。

ここからは暫く気持ちの良い緩い登山道が続きます。

Dscn7705_2               まだ真っ赤でっせ!!

灌木のなだらかな稜線漫歩で・・・

AM 09:40ー09:45 スズメノ口

Dscn7706_2               スズメノ口展望台

広いゆったりした台地です。

Dscn7707_2              スズメノ口展望台から

来し方、振り返れば新潟平野に日本海、そして遥か佐渡も目視されます。

“スズメノ口”から暫くは緩登、その先はまた急登に変わります。

Dscn7709_2           イタヤカエデの落ち葉が重なるフカフカ急登の登山道

トンガリ山の“焼山”山頂手前の樹林帯の枝越に白く輝く[飯豊連峰]が望まれます。

Dscn7715           飯豊連峰 右、大日岳~左、朳差岳

AM 10:18-10:23 焼山(539m)

Dscn7717                 焼山山頂

Dscn7719            おやおや! 此処から真っ白な朝日連峰も

“焼山”からは激下りです。

Dscn7720              焼山 振り返り 尖がり山です。

この先から、少し狭い痩せ尾根の急登が暫く続き・・・

Dscn7722                 オッ!? クリタケ!!

思わぬ収穫 頂きます。

AM 11:02 ムサワ源頭  堀切水場

Dscn7723               ムサワ源頭 水場

ここは分水嶺 二つの沢が別方向へ流れ落ちています。
垂直に掛けられたアルミ梯子を登れば直ぐこの日の最高峰“荒川山(コマタ)”

AM 11:15-11:53 荒川山(コマタ) 634m

Dscn7724                荒川山(コマタ) 634m 標識

樹間越しに【飯豊連峰】そして目を転ずれば新潟平野新潟市 日本海

Dscn7727              新潟平野方面を俯瞰 すぐ下に月岡温泉郷

ゆっくりとおかずを分けあいながら早めのランチとします。

我ら4人だけかと思っていたらソロの男性が居られます。
右手を見れば五頭山塊 北の峻峰 金蜂山(888m)が迫って見えています。

※10年以上前の寒い残雪期に会山行として麓の折居集落から金蜂山の隣
折居山(金蜂山北峰)でテント設営、更に雪洞掘って一夜を過ごした訓練が
懐かしい。

Dsc00194         ブナの根に土が被さった急下りの登山道

荒川山山頂からは再び痩せ尾根のアップダウン連続の登山道が続きます。

Dscn7735               我々を撮るK氏

この最中も“飯豊連峰”が間近に見られます。

Dscn7737               右 大日岳 中央奥 飯豊本山 ※ 拡大

PM 00:12  ハリ沢

PM 00:24-00:32 穴マクリ展望台 (590m)

Dscn77401                飯豊連峰  下は内ノ倉ダム ※ 拡大

Dscn7742               説明板    ※ 拡大

Dscn7744              右 二王子岳  左 朝日連峰 ※ 拡大

穴マクリ展望台から再び小さなアップダウンが三つ四つ・・・

Dscn7746            ブナの根っこ張り出す登山道

PM 01:10 花の木平

Dscn7747            花ノ木平標識

Dscn7749            ビューテイ ホー

PM 01:44 花ノ木平コース登山口

Dscn7750                花ノ木平登山口

登山口からは舗装された林道が続きますが、途中 2ヶ所にショートカット有り。

PM 02:20 剣龍峡 

荒川集落でK夫妻とお別れです。

小春日和 絶好の好天 
登ったり下ったり、緩登・急登、広い尾根道・痩せ尾根
ブナは丸坊主なれど見事な紅葉も見られ、少しだけキノコのお土産も

快適な山歩き楽しみ満足一杯のジィ~ジです。            106

付)
剣龍峡は月岡温泉郷から数キロ
急いで帰る用も無いジィ~ジと相方。
月岡温泉で温泉饅頭買って、序に月岡温泉カリオンパークへ立ち寄り
ガラス工房 びいどろ で清酒用のぐい飲みカップ購入。

Dscn7753              びいどろでコップ造り体験するお嬢さん

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2014年11月26日 (水)

冬紅葉@【弥彦山】

弥彦神社脇、参拝者用の一角に登山者用のⓅが有ります。
そこへを止めて
11月20日(木)  

何気に今年は8回目の【弥彦山(634m)】です。

AM  08:20 表参道登山口

Dscn7678             
 杉木立広がる 通称 表参道登山口

登り始め茶屋を過ぎ、ジグザグに歩き一合目にも到達していないのに、早くも
下山してくるハイカーさんと何人もスライドします。

【弥彦山】 1,000回以上歩かれた方は枚挙に暇ないくらい地元で愛されています。

Dscn7679                              登山道には落ち葉が一杯 

Dscn7680              ~ん 赤い!

“冬紅葉”? 標高が低い所為か 更に暫く強風も無かった所為か? 
思わぬ紅葉で歩が進みません。   
“冬紅葉(ふゆもみじ)” 俳句の季語。周辺が枯れを深めるなかの紅葉 
※ ぼんくら頭のジィ~ジは俳句など嗜む能力持ち合わせていません。
ユックリ ゆっくり 紅葉を楽しみ愛でながら山頂へ向かいます。

Dscn7682                 弥彦山の谷筋にはモミジが意外?に多い

Dscn7683                六合目手前付近

AM 09:08 七合目水場

Dscn7685               冷たい水を口に含んで

九合目からは、一部コンクリート舗装の“奥の院(御神廟)”への階段状の参道。
これが思いのほか疲れる道なのです。

AM 09:40-10:10 弥彦山山頂

Dscn7686Dscn7687               【弥彦山】山頂 

日本海の波はこの季節に珍しく穏やか、日本一の長江 信濃川の川筋も眼下 
良寛禅師の住まわれたたおやかな国上山」も続いています。

持参のお湯で何時もの通りコーヒー、そして菓子パンで小腹を満たし
一服してから往路を下山です。

道端にはところどころで真っ赤な実をつけたツルリンドウが目を惹きます。

Rscn7695                    ツルリンドウ

下山中も無論、“ふゆもみじ”楽しみながらゆっくりゆっくりと下ります。

Dscn7691                 山頂目指す登山者

平日にも拘わらず、時間的にすれ違うハイカー多数。

Dscn7693                       背の高いモミジ

Dscn7694                  茶屋に煙がたなびいて

AM 11:14 表参道登山口

参拝者用には県外からの大型観光バス7~8台 観光客も大勢見られます。

この日【弥彦山】を選択した訳は、お土産店脇の家の軒下で地野菜を売っている
おばさんの長芋(≠自然薯)を買うこと。 2本で¥1,500 日持ちもするし旨い。
   (写真 撮り忘れ) 昼前にはほとんど売り切れ

“冬紅葉”たっぷり観賞、目的の長芋も、良き半日過ごしたジィ~ジです。 106

 

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2014年11月24日 (月)

晩秋&新雪堪能@【五頭山】

冠雪の飯豊連峰の雄姿を二王子岳山頂から見たいものと予定していたjジィ~ジ。
ところが生憎、天気予報に依ればあんまりすっきりしない感じ。 
折角行くなら真っ白で凛々しい指呼の飯豊連峰を見たいもの・・・ 即、予定変更。

11月16日(日) 

Dscn7634_3                      をここに止めて

スッキリしてはいないもののの心配は無さそう。 行き先は【五頭山】です。

AM  08:18 どんぐりの森 五頭山三の峰登山口

Dscn7637                 五頭山三の峰コース登山口

毎度のことながら、ここから四合目までは、思いのほか急登で息が切れます。
五合目付近まで来ればウッドチップが敷かれた優しい遊歩道のような道。
六合目の先から七合目にかけては又少し登り道に・・・

AM 09:03-09:12 七合目
Dscn7641                七合目目前

歩き始めて30分強、いつもここで最初の休憩を取ります。
果物・甘味エネルギーと水分補給です。

七合目から九合目まではブナ林の中に切られた急登の登山道が続きます。

Dscn7643                  真っ赤なツルリンドウの実
この時期、相方が好きなツルリンドウ 鮮やかな真っ赤な実が鈴なり。

オヤッ 道端に今にも溶けそうな新雪の名残が。この冬、初めての雪です。
Dscn7646                溶け残っている新雪

高度が少し上がった所為か?八合目付近の登山道にも新雪が・・・
前進するに連れ、新雪の量は少しづつ増えてます。
Dscn7647                登山道にも新雪

AM 09:42 三の峰山頂
Dscn7649                三の峰山頂は一面の新雪

三の峰の石仏もすっかり白い帽子を冠っています。

三の峰からアップダウンを繰り返し、二の峰~一の峰~ゼロ(前一)の峰へ

Dscn7651               五頭山一の峰から菱ヶ岳
Dscn7654              小倉へ向かうハイカー

飯豊連峰方面は雲に覆われています。予想はしていたけど展望Getできず。
Dscn7658               半袖のジィ~ジ

貧乏ジィ~ジ腕カバーしてますが、やっぱり半袖。
予報通り、ガスが湧きだし、飯豊連峰は山頂に重たそうな雲が圧し掛かり
眺めることは叶いません。

AM 10:20-10:40 三の峰避難小屋

小腹を満たすため、避難小屋にお邪魔。小屋内には常連さんが5名。
灯油ストーブも置かれて、火がついているのでポカポカ。
狭い小屋なので、パンを口にし、さっさとコーヒーを飲んで下山です。

Dscn7659              三の峰 蒲鉾型避難小屋

本格的な冬将軍が到来すれば、すっぽりと雪の中に潜ってしまいます。
3月の残雪期でも例年3.5m位の積雪が見られます。

いつもお天気の様子を見て山は平日ばかり、たまたまこの日は日曜日。
時間もまだお昼前、老若男女 ソロ グループ あんまり大勢で\(◎o◎)/!

早い人、大丈夫かと思う人、切れ間なしに登って来ます。
下山の我らは脇に身体を寄せ、登り優先で道を譲ってばかり・・・

Dscn7660             七合目  休憩
Dscn7661                オレンジ   他に リンゴも

六合目位から終わりかけなるもまだまだ紅葉楽しめます。
Dscn7667             モミジも
Dscn7669              気持の良いプロムナード
Dscn7670                     黄葉 クロモジちゃん
Dscn7671            紅葉

晩秋の紅葉、想定外で楽しめた我らです。

AM 11:52 三の峰コース登山口

Dscn7673                どんぐりの森 自然休養林 

Dscn7674              紅葉 モミジ

Dscn76751               滔々と流れる沢と赤く染まるモミジ

飯豊連峰は予報通り?曇の為、その雄姿は見ることが出来なかったものの
紅葉樹林もまだ数多く残っていたり、今年最初の新雪山歩きが出来たことは
想定外の満足。 二度美味しい感じ」!?
結果的に予定変更の【五頭山】選択は “正解”

帰路は村杉温泉のK豆腐店立寄り、夕餉の晩酌用 肴 、そして街道筋で
地元野菜を買って       山歩きはやっぱり楽しい!!    105

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2014年11月21日 (金)

♨+長野市最高峰【飯縄山(1917m)】

妙高山・戸隠山・黒姫山・斑尾山、【飯縄山】  総称して北信五岳と呼ばれます。
北信 つまり信州長野県の北部で新潟県に接する地域です。

【飯縄山(1917m)】は山岳信仰 修験の山 飯縄大権現の総本山です。
ミシュラン【高尾山】も飯縄大権現様が祀られ 多くの方がご存知かと・・・
足利義満公から、謙信公、信玄公、家康公 名だたる武将から尊崇を得ていた。

新潟市からも高速道を利用すれば、丁度日帰り圏内の名山。
所属する山の会のりーダーとして7,8年前に会山行として実施したり、個人でも
今まで時期・コースを変え5~6回くらいは訪れている山です。

久しぶりに・・ 信州へ   

11月12日(水) 

同行は相方。 ジィ~ジと相方二人連れ。
今回の飯縄山登山、選択したのはコースは“南コース”
AM  09:30 飯縄大権現 大鳥居
Dscn7570                飯縄大権現大鳥居
落葉した落葉松の落ち葉を踏みしめながら、緩い登山道が続きます。
(一の鳥居)を潜り抜けると暫くしてから道の脇に 古い石仏が次から次と・・・・
※ 死者の三十三回忌を司る十三仏 建立 文化13年(1816年) 
そのうちの二体 阿閦如来 大日如来破損 昭和46年補填再建とのこと

Dscn7573_3Dscn7575Dscn7576          第一不動明王から第三文殊菩薩まで高度差 僅か68m 
    第一 不動明王 標高は1,268m

Dscn7577_3Dscn7578Dscn7579Dscn7580  第四 普賢菩薩 第五 地蔵菩薩 第六 弥勒菩薩 第七 薬師如来

第六 弥勒菩薩像までは正面に飯縄山山頂方面を望むカラマツ林の緩い道。

第七 薬師如来像 1,430m で  第三 文殊菩薩像から漸く高度100m Up 
薬師如来像付近から少し勾配も強くなり・・・

Dscn7581Dscn7582Dscn7583Dscn7585 第八 観音菩薩 第九 勢至菩薩 第十 阿弥陀如来 第十一 阿閦如来

AM 10:15 第十一  阿閦如来    “駒つなぎの場”

何とかここまで馬でも登ってこれたのでしょうか?この先はお馬さんも無理 無理!
 “駒つなぎの場”  から先は、右方向へ狭い急なトラバース道になります。

Dscn7588                  細い道幅のトラバース道に

Dscn7589           第十二 大日如来    標高 1619m
第十一 阿閦如来からは随分と間隔が有ります。

その先には“富士見の水” 清冽な冷たい水で喉を潤すジィ~ジです。
残念ながら曇天で富士山は見る事、叶いません。

Dscn7591                            天狗の硯岩 流石 飯縄天狗 硯もでかい!
硯岩から先は視界が広がっています。

AM  10:42  第十三 虚空蔵菩薩

Dscn7593               第十三 虚空蔵菩薩

最後の石仏 虚空蔵菩薩像です。

Dscn7594              靄っているものの展望が拡がって・・・

AM 11:03 西登山道合流点  戸隠神社中社からの道と合流です。
ゴロゴロした最後の急坂を登り詰めると鳥居のある祠にで、祠の右少しで飯縄山南峰です。

AM  11・12 飯縄山南峰 1,909m
Dscn7597Dscn7598              赤い屋根の飯縄大権現

AM 11:22-11:30 飯縄山山頂 1,917m

Dscn7602Dscn7600              山頂にて記念の一枚  方位版 ※拡大します。

山頂は吹きっ晒し、冷たい風が当り寒さを感じますが、長袖シャツが買えない
貧乏ジィ~ジは半袖です。 気温 3℃? ヤッパリ寒い!

風を避けて食事を取るため南峰へ戻ります。

AM 10:38-PM   0:12 飯縄山南峰

Dscn7607                飯縄大権現

飯縄大権現の総本山にしては少し小ぶり?
ポットのお湯でコーヒー、相方作のお握りと持参のおかずで簡単ランチ。
人気の山、山頂を目指す登山者が次から次と登って来ます。

ジィ~ジと相方は、下山御開始です。往路を下ります。

Dscn7610               下山の開始  晴れていれば・・・

快晴であれば飯縄山は360度の大展望が期待できるのですが・・・
東 越後妙高から志賀高原・浅間   南 八ヶ岳・中央ア・富士山   西 北ア  ・・

天気の良い日に又来れば良い!

“天狗の硯岩”の先を少し下ると、このコース唯一の鎖場も・・・
Dscn7612                             鎖場下りた相方

Dscn7613               枝張り出した樅の大木

Dscn7615                  ? 何の実 種?

路傍の石仏に頭を垂れながら下山。
周辺は熊笹の林床がどこまでも広がっています。

PM  01:43 飯縄大権現 大鳥居

Dscn7616                   飯縄大権現 大鳥居

展望が得られず少々残念な思いもするものの終始爽やか、そして厳粛さも
感じる山歩きが出来たと思うジィ~ジです。

  長野市の最高峰【飯縄山(1917m)】   この項 完        104

        ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

飯縄東高原からくろひめ、そしてR18を辿り、妙高高原 いもり池

Dscn7618                いもり池とガス罹る妙高山

過って 朝日将軍 木曽(源)義仲が越後進出の際、当時は沼地であったこの場で
馬に水を飲ませようとした際、馬が驚いて飛び上がったと言う。
沼地には赤い腹のいもりがうじゃうじゃと居たらしい。 依って いもり池

PM 03:00 池の平温泉

この日は温泉の宿で宿泊です。

Dscn7620             貸切り露天風呂

夕食の一部 ミニ会席 次から次と・・・  地酒もオーダー

Dscn7622Dscn7624Dscn7626                      ↓    ↓

Dscn7627               掘り起こした下には 中身はお肉 遊び心

Dscn7628                地元特産 かんづり 利用したムース DESERT

どれもジィ~ジと相方にとっては量も味も、かなり満足  
ジィ~ジ 酔い覚ましに一風呂浴びて部屋へ  

11月13日(木) 

Dscn7629               カマドで炊かれたご飯
Dscn7631               朝食 16種類の地元のおかず

夜中から未明に雨音がしていたようですが、朝日もあたりだし晴れそう。

朝食終えてチェックアウト、宿を出てまたまた信州へ向かって  。 

ジィ~ジと相方が泊まる宿。かなりリーズナブル価格でお得感あり。  終わり

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2014年11月19日 (水)

最後のご奉公【高館山】

所属する“中高年山の会”でジィ~ジは曲がりなりに現役時代から足かけ19年
リーダーを務め、年間3~4件の会山行を実施してきたのですが、体力・気力の
減退でもう引き際と考え、この日が最後のリーダー山行。 リーダー引退です。

11月10日(月) 

参加者 男性2名 女性14名 計16名
所属する山の会では 一般山行とトレッキング山行(TL)と2種類に分け
TLは殆ど山の経験の無い会員、そして高齢者会員でも参加できる
易しいコースが条件です。この日はそのTL山行です。 
何と!80歳以上のお姉さんが5名も参加です。

今回、ジィ~ジが選んだ山は 鶴岡市の【高館山(273m)】

AM 10:00 鶴岡市大山 都沢湿地公園

Dsc000051               ゆっくりとスタート

スタート地点  用足し済ませ、ストレッチをして ビスターリ ビスターリ
『下池湖畔遊歩道』を歩きます。 
※ ビスターリ bistali  ネパール語 ⇒ ゆっくり ゆっくり
Dscn7520              ラムサール条約登録湿地 下池
「下池」はラムサール条約登録湿地 渡り鳥の飛来地です。
下池には数えきれないほどの鴨の群、我々の足を聞いて驚いたのか?一斉に
大きな羽音を立てながら飛び去り避難?

今年の紅葉は全体的に例年より早いので、もう紅葉も楽しめないかな?と
思っていたところ標高が低い所為か?まだ紅葉・黄葉が見頃。 ラッキー!!

Dscn7523              ラスト(殿)は相方に任せ

Dscn75241Dscn7526             幾重にも重なり足に優しい落ち葉の絨毯

途中の“金沢コース”“大沢コース”の標識を横目にスル― “岩倉コース”から
山頂を目指します。 落ち葉のクッション気持ちが良く、膝にも優しい。

Dsc00036             なだらかなコース

傾斜の緩い歩き易い登山道。ジグザグに少しづつ高度を上げて行きます。
Dscn75301              欅の巨木が何本も
Dscn7531              大きな穴がある欅の巨木

【高館山】一帯は、林野庁より自然休養林、そして森林浴の森100選にも選定。
道端には目を見張る巨木も数本見られます。
ナラ ブナ モミジ 広葉樹林が爽やかな感じを与えてくれます。

山頂手前で舗装された車道に出ます。
【高館山山頂には庄内地方のTV中継基地として数本のTVアンテナが建てられ
その工事用取り付け道路だったのでしょう。

我々は車道を避け、脇から“新 奥の細道コース”を辿って山頂を目指します。

Dscn7533              山頂目前

山頂手前はほんの少しだけ山らしく上り道。

PM 0:00-0:40 【高館山(273.2m)】 山頂
Dscn7534Dscn7537
山頂には東屋が設けられ、そこを利用してお昼とします。
台地状の山頂には螺旋階段(111段)の展望台、そしても整備されています。

残念ながら名峰 鳥海山月山は雲に覆われ見る事かないません。
Dscn7536                埋められた一等三角点(本点)

東屋の脇には珍しい土中に埋められた三角点(一等)も  天測点も(写真なし)
※ 山形県の一等三角点 (本点 補点) 21点

何時ものように自慢の手料理おかず、そして果物など飛び交い和気藹々。
ところが暫くして冷気を伴った5~6m/Sの風が吹き付けて寒さを覚えます。
お姉さん方に風邪を召されても困ります。本来は往路を下山する予定でしたが
大事を取り急遽変更、山頂脇で待機していたバスに乗り込み下山です。

冷えた身体を温めるべく近くの湯野浜温泉公衆浴場へ  

小一時間、熱い温泉で身体を温めます。
公衆浴場に変なもの?が展示。 けさらんばさらん ? 

Dscn7538              けさらんばさらん   ※ 拡大

湯野浜温泉 汗が止まらないほど身体がポカポカと暖まります。料金も安い!
湯野浜温泉の隣は加茂港です。
加茂港と言えばNHK始め民放各社でもしばしば放映された水族館が有ります。
クラゲ展示で有名な 加茂水族館 クラゲドリーム館 HP⇒コチラ

ジィ~ジは今年改築してから既に2回見学していますが、時間も早く参加者の
皆さんに折角の機会なので見学の意向を確かめたところ、全員の方から賛同を
得たので、一時館見学時間を取ることに。 ジィ~ジは3回目
※ 通常入館料¥1,000のところ60歳以上の団体(10人以上)半額の¥500
      16名 全員60歳以上 ((笑)

2F 庄内地方の淡水魚から海水魚、そしてクラゲ展示のクラネタリューム。
1Fはアシカ アザラシプールとショウスタンド、更に海猫のえさやり

さまざまな姿、大小、色、発光 クラゲが展示されています。

以下) 展示クラゲのごく一部   ※ 拡大します
Dscn7546_3              タコクラゲ
              水玉模様の傘と餌を取り込む口腕
Dscn7548_4              サムクラゲ
             クラゲを食べるクラゲ エサはミズクラゲ
Dscn7552_3              キタユウレイクラゲ
             世界最大級のクラゲ、刺胞の毒は強烈
Dscn7565_3            カトスティラス
           フィリピンからペットとして輸入されカラーバリエーションも豊富
Dscn7554_2         ベニクラゲ
        不老不死と言われるクラゲクラゲとしての寿命が尽きると
        死んだようになりポリプとして再生

以上 展示クラゲのごく一部 とてもとても1時間くらいでは見切れません。
直径5メートルの巨大水槽には2,000匹を超えるミズクラゲが浮かんでいます。

平日なのに大入り満員 活況を呈しています。
参加者の皆さんも新装後は初めての方ばかり、子供のように魅入って・・・

PM  3:10 加茂水族館 発

付録の水族館も見学終了、あとは無事に新潟へ戻るだけです。
往路のR7は利用せず、新潟県村上市の景勝 笹川流れ沿いに
日本海に沈む夕日を見ながら帰ることに    笹川流れ⇒コチラ

Dsc00106          バス車内から日本海に沈む真っ赤な夕陽 1699 M/Kさん提供

村上・山辺里ICから日本海沿岸東北道で新発田・聖篭IC経由で戻ります。
帰路のバス車中で、会計係から会計報告をしてもらい、続いてジィ~ジか無事に
この日の予定を終了できたこと、更に長年にわたる協力感謝の挨拶をしたところ
何人かのお姉さんから自分たちのためにも止めないで続けて欲しいと言われ、
胸にグッと来るもの感じたジィ~ジです。

        ジィ~ジ 最後の会山行 無事終了。          103

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2014年11月17日 (月)

熱々ワンタン鍋@【越後白山】

予報では雨の心配も無さそうなので、相方と「どこへ行こうか!二王子岳でも・・」と
そこへ相方にTELが・・・
Kさん 「明日 Yさんと白山へ行って鍋をする予定だけど一緒しませんか?」
相方 「いいの?邪魔じゃない?」

ジィ~ジと相方二人で出かければ途中でバトルが勃発するかもしれないし
あっさり、お誘いに便乗することに決定。

11月8日(土) 

Dscn7488               苔を纏った石仏

AM  8:15 村松慈光寺 黄金の里Ⓟ
待合せはⓅ  越後の古刹 慈光寺の杉並木の参道からゆっくりスタート。
ジィ~ジのザックには野菜が入った大鍋。相方のザックにはコンロが入っています。
本堂に向かって手を合わせ頭を垂れます。

AM 8:30 一合目
このコース(尾根線)は初っ端から三合目までは急登が続きます。
Dscn7492             急登 この付近はまだ序の口

ヘタレで非力なジィ~ジは、直ぐに息が上がり は~ は~ ハッハ ハッハ・・・
背中は直ぐに汗でじっとり~    

AM 9:03-9:10 三合目
二合目の先で先行4人グループに道を譲ってもらい、前進前進また前進。
三合目は休憩ポイント 
Dscn7493                  杉の大木が林立する三合目

早速 水分補給 甘い水分たっぷりの梨(新興?)や甘味が次から次と・・・
三合目まで登れは七合目手前までは、小さなピークは有るものの極端な急登は
殆どありません。

冬本番を間近に控え、落ち葉が重なる柔らかな登山道を進みます。

Dscn7494                 落ちた鳥巣
五合目付近、可愛そうに折角 苦労して作った巣が落ちてます。 
卵の欠片も見られませんが・・・  猛禽?それとも獣?
(それにしても上手に作るものだなぁ)

赤系統はあまり見られないもののまだまだオレンジ系は、そこ彼処で見られます。

Dscn7495               黄葉

気持の良い、今の時期には貴重な青空が広がっています。
Dscn7496              黄葉・紅葉 斑に染まった山肌  六合目付近
薄らと雪を被った飯豊連峰 大日岳から北俣岳方面、目視できるもコンデジでは

七合目ピークから九合目手前までは、またまた少し急登に (疲れのせいも?)

AM 10:42ーPM  0:23 越後白山山頂避難小屋

         

Dscn7497              白山山頂避難小屋
Dscn7501Dscn7502              キノコ 具一杯入りの熱々ワンタン鍋

Kさんが旦那さんと採ってきたばかりの、なめこ クリタケ ムキタケ 
どっさり大鍋に・・・
具沢山の熱々ワンタン鍋の出来上がりです。 4人で銘々2~3杯
他にも年季の入った手作りおかずの数々 次から次と。。。

とてもではないけどが付く満腹。もう入りません。
日帰りで、おまけに  残念ながらALCOHOLは有りません。夜まで我慢。

食べて他愛の山談義、話は尽きないものの時間だけは過ぎて  
何と! 1時間半以上も!! 後片付け、掃き掃除をして下山です。

下山は“田村線コース”を下ります。

Dscn7503          避難小屋の後ろから粟ヶ岳 左に一本岳 手前に宝蔵山

Dscn7504_2Dscn7505             上段 山頂湿地の鯖池 何時も思うけどどうして鯖?
            下段 山頂標識(1012m)

なだらかな台地状の山頂にはお天気が良いのでお昼を採っている人も大勢、
中に顔見知りの女性も・・・
彼女の話に依れば「さっきまでTさんご夫婦も居られたんですよ!」

山頂先から七合目手前までは、足下が見えないくらいの(オーバー?)激下り。
要 注意で写真撮るほど余裕がありません。

PM  1:00 七合目 天狗の腰掛

Dscn7507             七合目

残雪期には3メートルほどの積雪が見られ、腰かけることが出来るかも・・・

Dscn7508              山頂振り返る

一気にあの山頂から下ってきたのです。 痛めている膝を庇いながら・・・
脊柱管狭窄症が原因の神経痛で腰が痛いし・・・  ガタガタのジィ~ジです。

七合目から五合目までは登り返しは有るも、少しなだらかな登山道。

Dscn7510                五合目

五合目の先には再びへつりの急な登山道も出てきます。

途中で現役時代の後輩K君とバッタリ、挨拶交わして一緒に下ります。

Dscn7511               K君と後ろに相方

PM  2:12ー2:20  三合目鉄塔

Dscn7512                三合目

一寸休憩して落ち葉の絨毯踏みしめながら、慈光寺を目指して下ります。

Dscn7513               黄葉樹林

PM   2:40 慈光寺

Dscn7514Dscn7516           参道 三十三観音

慈光寺を訪れる観光客も大勢すれ違います。

参道の先にある大駐車場には朝と違い数十台の   
傍らの売店に一寸立寄り。
慈光寺の先、蛭野集落は黄金の里と呼ばれる 銀杏産地。

Dscn7518              銀杏袋入れ、

貧乏な我が家はもっと小さな小袋入りを購入。

買い物終えてKさんYさんとお別れです。 
山小屋での熱々鍋、満腹 そして満足 良きひと時過ごせたことに感謝です。

                                            102

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2014年11月14日 (金)

ストーブも点火され@【角田山】

毎度のことながら特段の用件が無いジィ~ジです。
この日も相方は所要でお出かけ。
こんな時、ジィ~ジは一人で何時もの【角田山】へ  
Dscn7476         山頂避難小屋 健養亭 煙突から煙がたなびく

11月5日(水) 

AM 11:15 宮前登山口

Dscn7465               宮前コース登山口

登山口   ( 角田浜 塩 いわし )    ※ しょっから 和製 アンチョビ!?

流石にこの時期になれば、花の角田山にも殆ど花は見られません。
精々シロヨメナの残り花程度!?

代わりに精々 センボンヤリ秋型、オヤマボクチそしてキノコ類が・・・

Dscn7466Dscn7467Dscn7468 (写真 上段  センボンヤリ   中段  オヤマボクチ   下段  クリタケ?)
※ センボンヤリ秋型の花茎についた冠毛

少しはいつもより気合を入れて歩こう!!
・・・と思うものの 呼吸が苦しくなるだけで速度ほとんど上がりません。

通称 宮ノ平三角点で立ち休憩、上がった息を整えます。
ここからは少し下ってあとは山頂まで急な登りが控えています。

Dscn7470                   八合目標識

八合目からは最後の急登、【角田山】とて馬鹿には出来ません。 要 注意
Dscn7471                 九合目までの急登の痩せ尾根

登りきれば“湯ノ腰コース”と合流。山頂までなだらかな稜線が続きます。
Dscn7472                山頂目前

PM 00:17-01:00 角田山山頂
Dscn7474               晩秋 Dscn7473              山頂 観世音菩薩像

ベンチに座って調理パンとコーヒーだけの簡単ランチ。
正に 小春日和 そこかしこに寛ぐハイカーの皆さん多数。
避難小屋 健養亭の煙突から煙が上がっているのでランチを終えて一寸覗いて・・・

Dscn7475              避難小屋 健養亭

地元常連さんグループと連日のように薪を上げるH氏の顔が・・

H氏   「ヤァーッ 母ちゃんは?」
ジィ~ジ「今日は俺一人よ!」

11月に入り、天気が良くても気温も下がってきているこの時期、達磨ストーブの火が
回りをほんのり暖かく包んでくれます。

暫しストーブの前に置かれた長椅子に腰を下ろし、暫しぼけ~ッ・・と。

ゆっくり休憩したし天気も良いので“向陽観音前広場”まで行ってみることに

Dscn7477                向陽観音前広場で秋日和満喫する皆さん

ここでも大勢の皆さんが過ぎゆく秋を背に陽を受けながら楽しんでいうる様子。

刈り入れが済んだ新潟平野の先の川内山塊。
そしてその後方には沢筋 谷合に残る新雪の【飯豊連峰】が目視されます。

Dscn7479                新潟平野の彼方に新雪羽織る飯豊連峰 ※ 拡大

新潟平野と越後の山並み、飯豊連峰、新潟市街地 日本海・・・
目の前に広がる展望を楽しんで、下山するため、再び山頂へ戻るジィ~ジです。
Dscn7480              晩秋

九合目から七合目まで、躓かぬよう気を遣って下るジィ~ジです。
数年前まではそれなりにガンガンと下ったものの、今では脚力も

七合目を過ぎれば、傾斜も緩くなり問題も有りません。
Dscn7482              晩秋

周辺の木々の葉っぱも殆ど落ちて冬本番間近さを感じます。

PM 02:20 宮前コース登山口
Dscn7487               登山口 

晩秋の越後では数少ないとなってくれたこの日。
【角田山気持の良いひと時過ごせたジィ~ジです。

    ジィ~ジ 【角田山】   30-26           101

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2014年11月12日 (水)

会行事集中登山【赤城山】

ジィ~ジ所属する中高年山の会 会HP⇒コチラ

年間定例行事として4月の第一日曜日地元の弥彦山 6コース そして11月の
第一日曜日は関東近郊の山 5~6コースを選定。会員が自分の体力・脚力をもとに
各々好きなコースに参加申込、下山時にその日の参加者が全員が集合して
セレモニーが行われるのです。

昨年まで過去18年間 ジィ~ジは本部として一人でどのコースにも参加せず
当日の全体調整を担当してきたのですが、昨年度でそのお役目も卒業。
今年からは一会員として気楽に参加です。

11月2日(日) 

① 覺満淵・小地蔵岳
② 見晴山・鍬柄山
③ 長七郎山
④ 地蔵岳
⑤ 黒檜山・駒ヶ岳
⑥ 鈴ヶ岳

ジィ~ジは④地蔵岳コースにエントりー 男性 14名 女性29名 計 43名

新潟駅南口から大型観光バス4台仕立てて6時10分出発です。 総勢 186名
参加者の年齢は41歳から90歳近い会員まで様々 

AM 10:00 展望台下 登山口

Dscn7445              登山口到着靴を履き替え出発準備

AM 10:08 登山口出発

Dscn7446                 地蔵岳に向かってスタート

Dscn7447                    笹林床のなだらかな道

Dscn7448              アンテナ 山頂は目前

AM 11:08-12:05 地蔵岳

Dscn7450               一等三角点 地蔵岳山頂

1時間足らずで地蔵岳山頂到着です。
ユックリと早めのランチ。

Dscn7451            一般のトレッカーも多数

Dscn7452               対峙する黒檜山・駒ヶ岳と大沼(おの)方面

Dscn7453               山頂標識

尾瀬燧ケ岳も見られます。

コース別の集合写真撮り終えて、下山は長い木製階段の登山道。

Dscn7454              小沼(この)俯瞰

Dscn7455                長い木製階段登山道

Dscn7456             下山の様子

八丁峠から鳥居峠へ向かって下ります。

Dscn7457              八丁峠は舗装道路

Dscn7459            鳥居峠から筑波山方向

PM 1:00 鳥居峠出発

鳥居峠からは覺満淵を周遊して赤城ビジターセンターへ 

Dscn7461                 覺満淵へ下り、淵を周遊して

赤城ビジターセンターに到着。
他のコースの参加者が全員揃うのを待ちます。

PM  2:30~ セレモニー

Dscn7463               新入会i員自己紹介

会長挨拶、そして今年度入会の新人会員の自己紹介等 セレモニー。
新入会i員の皆さん、全員個性あふれる自己紹介、今後が楽しみです。

会の年度を締めくくる大イベント、これにて終了です。 

地蔵岳コースのレポは⇒コチラ
小春日和に恵まれた一日でまずは良かった。               100

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2014年11月 9日 (日)

会山行参加【威守松山】

日本の米どころ 魚沼コシヒカリで名高い豪雪地帯魚沼地方。
日本百名山【巻機山】も斯くいう魚沼地方に位置している名峰です。

巻機山】 登山のメインコース井戸尾根の5合目から“米子沢”から右方向に
来し方を振り返りいつも気になっていた山 それが【威守松山(1,214m)】
威守松山い(え)もりまつやま』 新潟人は  と発する人が多いようです。
豪雪の時期はとてもではないものの【巻機山】は何回も何十回も歩いているのに
【威守松山(1,214m)】は何故か?縁が無かったのです。

Dscn7129              井戸尾根5合目焼松からの威守松山の稜線

この度、ジィ~ジが所属する“山の会”の会山行として実施されることになり
これはいい機会と勇躍参加したジィ~ジです。

11月1日(土)  (小雨)

~ん お天気がイマイチ。
現地へ行って雨が強く条件が悪ければ、近郊の文化施設・観光施設に変更しても
良いか?とジィ~ジに気遣いしてリーダーO氏が相談に来ます。

究極的にはリーダーの判断に依ります。 

のフロントガラスに雨滴は当たっていますが、バシャバシャでもない様子。
登山口へ着くころには雨具さえ着れば(あんまり着たくないけど)問題なし!?

AM 8:30 威守松山登山口

Dscn7422               雨具着用 登山前のストレッチ

然程気にかかるほどの雨ではないものの、雨よけと寒さ対策で上下雨具着用で
小さな沢に架かる丸太橋を渡り歩き始めます。

“寺屋敷跡”と記された標識からはただ只管、登り、急登、足場も無い登り 登り
(下山がやばいなぁ)

一応 ジィ~ジは殿 ラストを任されています。

Dscn7426             ジグザグで歩けるこの付近は特に問題なし

Dscn7427                 ムキタケ 

食べごろの大きなムキタケ、見逃すはず有りません。
ちょこちょこと先行者 幾つも捥いで女性参加者にプレゼントしています。

Dscn7431              実はそれなりに急登なんです コンデジでは表現不可

幸い雨具がびしょ濡れになるほど雨脚は強くありません。

Dscn7432                ガスで煙る割引沢と天狗岩、割引岳

Dscn7433                 大源太山 谷川山塊七ッ小屋山はガス

AM10・06ー10・03  威守松山山頂

Rscn7444             山頂 集合写真 ジィ~ジ撮影

山頂は狭く且つ小雨、山頂踏んで写真を撮って往路を下ります。
足場が無く転がりそう! 

威守松山について  

〈清水の東に威守松山というのが記入されている。威守松山なんて変テコな名前は、
何かの宛字に違いないと考えて、私は次のような結論を得た。

略…村の草分けは阿部衛門尉と名乗る人だそうで、 略…それで私の気づいたのは
威守松山は衛門尉から来たのではないか。村の近くの山に故人の名を冠することは
、しばしば例のあることである。〉(深田久弥『日本百名山』27巻機山)

衛門尉(えもんのじょう えもんじょう)山と呼んだと言う説もありかな?と。

一方 山頂の先にはキダゴヨウマツが有るらしいのですが・・ この説も!

膝ががたがたのジィ~ジ、両側の枝木を掴みながらなんとか下ります。
リーダーの考えは寒さを避け、足場の良いところで腰を下ろし昼食を採る。(賛成)

Dscn7436               実はそこそこ急 激下り 身体を斜めにしたり

AM11:15-11:50 ランチタイム

Dscn7437             登山道脇に腰を下ろしランチ

幸い雨も殆ど気にならないほどに・・・ 然程寒くも無く・・・ 
一般登山者 有ろうはずも無く我々だけなので迷惑も掛かりません。

ゆっくりとお昼を取り終え、往路を下ります。

Dscn7438               落ち葉踏みしめ最後の急下り

Dscn7440              寺屋敷後標識

ここまで下れば殆ど問題有りません。

Dscn7441              カラフル落ち葉 モミジ

PM 0:04 威守松山登山口

Dscn7442                 小さな沢に架かる丸太橋

雨も殆ど止んで居るようです。
思いのほか急登が続く山、残雪期にアイゼンか輪カンジキで歩くのも一興!?
急登で短時間で楽しめそう  良き山と思うジィ~ジです。

登山口の清水集落から六日町へ、途中 “天・地・人”で知られる直江兼続公の
幼名 樋口与六から取った 地元で一寸有名な お六饅頭の ことう
立寄り、お土産購入。
ジィ~ジ、リーダーになり替わり「20名案内してきたのだから試食 沢山出して!」

別に饅頭のPR頼まれたわけではないものの、皆さん 買うわ 買うわ \(◎o◎)/!

六日町から小出へ    

リーダー企画の立寄り温泉は 見晴の湯 こまみ   HP⇒コチラ

Dscn7443       こまみの湯 裏からの越後三山 左から駒ヶ岳、中ノ岳、八海山

お天気イマイチではあったものの、リーダーの気配りで気持ちよく会山行に参加
出来たことに感謝です。   

所属山の会 HPに寄稿のN女史のレポは⇒コチラ    こっち見て頂戴!                            

                                           99

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2014年11月 7日 (金)

大どじ!新潟市最高峰【多宝山】

神奈月最後を締める(一寸大げさ)山歩きは新潟市最高峰【多宝山(633.8m)】
今回はジィ~ジ単独では無く相方と美女岳友二人の計4名

10月29日(水) 

ジィ~ジの頭も呆け具合が相当進んだようです。
登山口へ着き、靴を履き替えようと思ったら靴(相方、ジィ~ジ)2足分 アレ~ッ?
思い込みも良いところ 当然入れたつもり!!    無い 無い!
我らに気遣いする、お二人の岳友には取り敢えず山頂に向かってスタートして貰い
急いで家まで戻り登山靴をとりに戻るおバカなジィ~ジです。
(往復 約1時間10分程ロス)        

AM10:07 石瀬コース登山口

Dscn7405                石瀬神社登山口標識

AM10:07 石瀬峠
Dscn7406                     石瀬峠  目の前に弥彦スカイライン

二人の岳友に悪いので少し急いで歩いているつもりなれど速度は上がりません。
息は上がります。 ハァ~ ハァ~ 

Dscn7407             登山道脇の紅葉

下山してくる若者パーティとスライド。 
「こんにちは」
「紅葉綺麗ですねェ~」 清々しい挨拶受けるジィ~ジです。

Dscn7409                山頂手前 落葉ブナ絨毯踏んで

二人の女性岳友、我らに気を遣い弥彦山途中の大平公園まで行って時間潰しを
して我らを待っていてくれたようです。 (感謝)  

AM11:09 多宝山山頂

Dscn7410                冷たい風が吹く山頂 黒い雲が立ち込めて

山頂広場は肌寒い風が吹いているので風を避けブナの林の脇に腰おろし昼食。

Dscn7411                 晩秋 ブナに癒されます

Dscn7412               センボンヤリ

Dscn7414              ?  ブナの根元に    クリタケ (感謝)

AM11:22-PM 1:05 ランチタイム

登山道脇、ブナの根元に尻当て敷いて・・・
Dscn7415               青空

ゆっくりのんびりお昼を採っていると、そこへ又、知り合いの女性岳友Kさんが・・・
「あらら~ッ 久しぶり 一緒にお昼してもいいい?」
ランチタイム延長です。 Kさんは相方の先輩です。
他愛のない昔話に花が咲きます。

結局 1時間半以上もの長逗留。
山頂へ向かうK女史と別れ、我らは下山です。

石瀬峠分岐から林業道を下って見る事に・・・・
実にジィ~ジ20年ぶり位!
足場も明確でない急な道。登りであれば兎も角、下りなので前へつんのめる感じ。
回りの枝木に捕まりながら、慎重に下ります。

Dscn7416                  大滝小屋跡

20年ほど前には小さな小屋があったのですが、今はその跡が見られるだけ。
以前、小屋関係の方から「是非泊りがけで使ってください。」と言われたことも。

この小屋跡からは少し傾斜も緩くなります。

Dscn7417                   キッコウハグマ

PM 2:10 石瀬神社登山口

下りの方が遥かにハード、難儀した我らです。(久しぶりで面白かった)

大どじ踏んだジィ~ジ  恥ずかしい                           98

                 ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

時間がまだ早いので、良寛さま縁の国上山 紅葉状況の確認です。

Dscn7419Dscn7420Dscn7421             稚児道のモミジ林

ほんの少し紅葉が始まっているも全体的にはまだまだの感!
11月中旬まで鮮やかなモミジの紅葉楽しめることでしょう。 その頃 又。

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2014年11月 4日 (火)

一応?三連荘です。【権現堂山】

有難いことに珍しく好天が続いた越後新潟。
前日の天気予報、そして空模様を眺めて出かける事が出来る有難い身分に感謝。
(尤も 老い先短いのでここ暫くの間だけですが…)

10月26日(日) 

北ア唐松岳? 新潟二王子岳? 粟ヶ岳? … etc 扨て何処にしようかな?
とどのつまり 越後三山そして魚沼平野の展望台 【権現堂山】に。

この日も ジィ~ジは一応3連荘山行です。

JR東日本只見線薮神駅から魚沼市江口 長松地内『戸隠渓流歴史公園』

AM 7:50 戸隠渓流歴史公園 権現堂山登山口

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(  写真 左 権現堂山 唐松山 概要案内板   右 戸隠神社  )

この先が【権現堂山】登山口になっています。

から歩き始めて10分ほどで、眼下に魚沼平野が広がる “業の秤”

Dscn7347              業の秤   ※ 地獄にあって亡者の罪業をはかるという秤

この恐ろしい“業の秤”どうして?ここに名づけられたのだろう?

Dscn7348                            左に  越後駒ヶ岳 右に 八海山

AM 8:27 4合目

Dscn7349              スタートから40分弱小休止

5合目過ぎる辺りからブナの原生林が広がります。

Dscn7351             盛りを過ぎた?紅葉もまだまだ見事

Dscn7352            木漏れ日受ける爽やかなブナ林の中に切られた登山道。

AM 09:09  弥三郎清水 7合目

Dscn7353            巨大な一枚岩の下から昏々と湧き出る清水

グビッと一気に備え付けのコップ一杯飲み干すジィ~ジです。 「甘露 甘露じゃ!」

弥三郎清水から9合目給えまでがこのコース最大の急登。
力を振り絞ってZIGZAGの登山道を前進 前進また前進。

AM 9:19 8合目

Dscn7354          視界が一気に開けブナ林が眼下に  魚沼平野も遥か下

登山口から標高差500m強 登った計算になります。

Dscn7356              山頂(下権現堂山)手前 9合目

AM 9:35-10:00 下権現堂山山頂(897m)

Dscn7358             弥三郎婆さの鐘と二等三角点

Dscn7357Dscn7362          地元山岳会による銅板山名表記(上)  記念の一枚(下)

折り返し下山するハイカーも何人か見られますが、大概の人は上権現堂山へ。

下権現堂山山頂からは上権堂山へは、標高差100mほど一旦下り、 登り返して
標高800m台の気持ちの良い、稜線漫歩となります。         

Dscn7372                一旦下って登り返し稜線取付き

Dscn7373            目に鮮やか!

Dscn7374              稜線漫歩 小さなピークがアクセントに

稜線上には盗掘が絶えないと言うアズマシャクナゲの群生地が見られます。
地元ボランティアの皆さん、保護活動に熱を入れられている様子がうかがえます。

Dscn7375                真っ赤に燃えて

AM 10:45-11:45 ランとタイム
【上権現堂山(998m)】 山頂は一部刈払いされているものの樹木に覆われ
展望をあまり楽しめないので、山頂手前のピークの岩にドカッと腰を下ろし、ゆっくりと
かなり早めのランチタイムとします。

Dscn7377           中央奥 越後駒ヶ岳(ちょっぴり中ノ岳) 右に八海山

Dscn7378            上権現山山頂 左肩に唐松山 左 毛猛三山

風も無く、心地よい秋の陽射しを受けながら、至福のひと時過ごす我らです。

下山は、過去歩いた経験の無い“中越”から本沢コースを選択、下ります。
昨年残雪期に来たとき、殆ど利用された痕跡も無く、危険回避のため上権堂山から
長い道のりをピストンしたジィ~ジです。(車回収のため)
この日はルート状況の確認の目的もあったのです。・

Dscn7379           黄金色に草燃ゆる往路に向かって下山開始。

AM11:50 中越]下り口

Dscn7380                中越下り口標識

初めての道 “本沢コース”を下ります。

Dscn7382               「こっちの道が上権堂山への新道だね!」と相方。

小さな沢沿いに道は切られています。
残雪時には難儀すような場所も見受けられますが、無雪期は特に危険個所も無く
安心して歩けるコースと思われます。

本格的な降雪シーズン目前でも幾許かの花や色づいた実も見られます。

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(  写真  左 キバナアキギリ   右 カメバヒキオコシ  )

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(  写真  左 ムラサキシキブ  右 センボンヤリ  )

江戸時代における参勤交代の際に見られた奴さんの毛槍のようなふさふさの毛を
纏った“センボンヤリ”が名の如く密集しています。

沢音が徐々に大きくなり、小黒川の本流となって見られます。
やがて下権現堂山中越の分岐に合流。

PM 1:20 権現堂山登山口

Dscn7396                                       登山口

往路の登山口に合流です。
戸隠神社に頭を垂れ、Ⓟへ戻ります。

Dscn7397               戸隠渓流歴史公園Ⓟ 朝より   増えてます。

紅葉も終わりかけなれど、快晴絶好の山歩き たっぷり楽しめ大満足
山歩きの最大要件は何と言っても お天気 天気が良ければ全て良し!?   97

ジィ~ジ 昨年25年5月30日レポコチラ
山はシーズンによって当たり前なれど、それぞれ別の顔を見せてくれます。

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付)

戸隠渓流歴史公園から直ぐ、長松地内の田圃脇の風景 

Dscn7399               地元のおじさんに仁義切る?ジィ~ジ
Dscn7402                 挨拶する相方

Dscn7404               今年の主役  

どれもこれもかなりの衣服を纏って! 実りの秋の思わぬおまけ付き。

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