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2014年8月 9日 (土)

二日目絶景 大感激【薬師沢小屋→栗部五郎小屋】

Dscn5973 傾いている〈薬師沢小屋〉での朝食を終え,目的成就に向けて気を引き締めます。
幸い予報通りsun  晴れると気分も高揚!

7月29日(火) sun

AM 5:30 薬師沢小屋

小屋前の吊橋を渡り、梯子を使い、一旦黒部川の川床へ下ります。
直ぐ【高天ヶ原】 【雲の平直登】の分岐に出ますが、我らは【雲の平直登】
向かいます。 この日のCTは約11時間 頑張ります。

Dscn5974_2 Dscn5975_2
垂直に近い鉄梯子を慎重に降りる。

降雨の場合は吊橋を渡り、高巻きをしますが危険性極めて大。

Dscn5976 Dscn5977
高天ヶ原 雲の平分岐 

ジィ~ジと相方は長い長い、ほぼ垂直の鉄梯子に取付きます。

鉄梯子から先は、苔むした大岩ゴロゴロの天を突くような急登の道が続きます。

Dscn5978               実はすごい急登なんです。

19年前、3泊4日の最終日 【雲の平】からこの滑りやすい岩ゴロの急な道を難渋
しながら 嫌だ 嫌だと下ったことが思い出されます。
今回は登りに利用なので、若干気持ちも楽です。(上りがお薦め)
※ 薬師沢小屋からアラスカ庭園まで約1時間半ほど

息を切らしながら一気に高度を450mを上げると、漸く傾斜も緩くなり、一息つけます。
やがて登山道は長い木道に変わり、オオシラビソ コメツガなどの樹林帯の隙間から
薬師岳、そして目を転ずれば黒部五郎岳が間近に見られるように・・・ 森林限界!?

Dscn5981              薬師岳

やがて道は木道に変わり、周辺はハイマツと足下にはチングルマ ハクサンイチゲ、
イワカガミなどのお花畑となります。 既に【雲ノ平】の一角に入っています。

最初はシラビソ林が見られるアラスカ庭園

Dscn5986            チングルマと木道

P1000392              黒部五郎岳と左後方に笠ヶ岳

Dscn5994               槍ヶ岳も穂先を表して

周辺の景色に合せ(奥日本庭園)(アルプス庭園)(ギリシャ庭園)(スイス庭園)
等、次から次と標識が見られます。

P1000401_2             笠ヶ岳(2897.5m)の優美な姿

この辺りから“水晶小屋”から下山の登山者とスライドします。

P1000399               奥日本庭園付近からの水晶岳(黒岳)

P1000402          奥日本庭園付近からの黒部五郎岳

P1000404            奥日本庭園付近からの赤牛岳(後方左から2番目のピーク)

P1000409            アルプス庭園付近雲ノ平山荘間近に

AM 8:40ー9:05 雲ノ平山荘 ≒ 2,650m

P1000412              2010年新装なった〈雲ノ平山荘〉

19年前 3泊4日の山旅 最終日 以前の(雲ノ平山荘)に宿泊したジィ~ジです。
前の山荘より全体にスケールアップしたとのこと。
内部も未だ木の香がするような清潔感溢れる仕様 出来具合
出来る事なら今一度 泊まりたく思えるような造作です。

ここまでCT4時間のところ、写真撮りとり3時間10分 まずまず?でも先が長い。

[雲ノ平]は、黒部川と支流の岩苔小谷に挟まれた2,500~2,700mの日本で一番高い
溶岩台地で面積は25万㎡。北アの最深部 “最後の秘境”と呼ばれます。

ベンチに腰を掛け、温かいコーヒーで喉を潤し、まったりと四方を眺め大休憩。

まだまだ行程の半分に満たないので再び出発です。

Dscn6025                ギリシャ庭園付近 山荘が天空の城のように

Dscn6028              水晶岳(黒岳)バックにおどけるジィ~ジ

Dscn6030             スイス庭園に向かう相方

Dscn6032_2             スイス庭園からの水晶岳立山方面  ※ 拡大

Dscn6035             残雪歩きも心地良い

この先を回り込んで少し進めば。

AM 10:20 祖父岳分岐

雲ノ平を形成した祖父岳(2852m)、今回はパスして先を急ぎます。

Dscn6042               三俣蓮華岳(2841.2m) バックに笠ヶ岳

Dscn6039                 行く手には 槍・穂高

Dscn6043                日本庭園付近、第一雪田 第二雪田が続きます。

P10004301              槍ヶ岳三俣山荘  ※ 拡大  稜線上に三俣山荘

【雲ノ平】もほぼ端っこ、雪田の先で簡単なお昼を取ります。

AM 11:30 黒部源流 下り開始

Dscn6047_3                 黒部川源流へ激下り (途中)  ※ 拡大

P1000433                激下り途中

黒部川源流まで高度差250m強、ジグザグに切られた道を下ります。(膝に負担が)
下りきれば再び稜線上の三俣山荘への登り返しが必要です。

PM 0:05ー0:10 黒部川源流

P1000434                    源流渡渉するジィ~ジ

Dscn6048 Dscn6049

黒部源流 黒部川水源地標

19年前は黒部源流の一滴を求め支流の岩苔小谷へ行ったのです。

黒部川源流、この付近至る所に支沢が見られ源流に向かって清冽な水が
音を立て流れ込んでいます。

黒部源流からは三俣山荘へ再び300m弱ほど登り返さねばなりません。

PM 0:50 三俣山荘 ≒ 2,550m

Dscn6054              三俣山荘 後方は鷲羽山(2924.2m)

(19年前 2日目黒部五郎岳を越えここで2泊目を過ごしたジィ~ジです。
翌日は鷲羽岳、水晶岳、黒部の一滴 雲の平山荘で宿泊。)

またまた再び三俣山荘からは登りが始まります。

Dscn6056            三俣山荘の赤い屋根が眼下に 鷲羽岳の稜線そそられます。

Dscn6057             急斜面に切られた雪のステップを登って

PM 2:15 巻道分岐 

Dscn6059                 巻道分岐

三俣山荘 三俣蓮華岳 黒部五郎小屋 分岐です。
ジィ~ジと相方は黒部五郎小屋を目指します。

三俣山荘から黒部五郎小屋まで古いエリアマップではCT2時間 新版で2時間30分
これは距離から言っても少々キツイ設定と思われます。
薬師沢からのスタート、激登り 激下りも何カ所も・・・疲労感覚えます。

2661m峰から最後の下りとなります。

Dscn6062                  漸く黒部五郎小屋が遥かに

折角 頑張って登ったのに小屋は鞍部 つらい辛い最後の下りです。

   ※ 雲ノ平山荘 三俣山荘 水晶小屋は系列会社 参考 ⇒ コチラ

PM 3:20 黒部五郎小屋 ≒2,350m

Dscn6065                黒部五郎小屋

増築され19年前より随分拡大されています。
腹積もりでは遅くても2時半過ぎには小屋へ着くだろうと・・・大きな誤算

黒部五郎小屋HP⇒コチラ

結局 薬師沢小屋から休憩入れて10時間要したことになります。

ジィ~ジと相方 夕食は1回戦5時から まだまだ夕食には間があります。

P1000439                  ヤッパリ生でしょう! ジョッキ片手のジィ~ジ

黒部五郎岳から三俣方面から続々と到着です。 小屋前でゆっくりと寛ぎます。

Dscn6067                    夕食MENU 揚げたて天麩羅

小屋は次から次と宿泊者が到着。大賑わい。
それでも指定された部屋にはジィ~ジと相方入れて7人。(混雑時20人用)

19年ぶりの【雲ノ平】 大景観と花々をたっぷり堪能 大感激したジィ~ジです。

翌日は最終日。 もう一つの目的 【黒部五郎岳カール遊び】楽しみです。75

                       sleepy sleepy sleepy

  ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:* ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

この日に見られた花々の一部です。

 P1000390 P1000395
(写真  左  ベニバナイチゴ   右  ミネザクラ)

 P1000416 P1000417
(写真  左  ハクサンフウロ  右  ヨツバシオガマ)

 P1000418 P1000427
(写真  左  キバナシャクナゲ  右  チングルマ&イワカガミ)

 P1000428 P1000432
(写真  左  ミヤマキンバイ  右  シナノキンバイ)

 Dscn5985_2 Dscn6012
(写真  左  オオヒョウタンボク  右  クロユリ)

 Dscn6015 Dscn6017
(写真  左  アオノツガザクラ  右  ハクサンイチゲ)

 Dscn6053 Dscn6060
(写真  左  オンタデ  右  ミヤマダイモンジソウ)

 Dscn6061 Dscn6064
(写真  左  ミヤマダイコンソウ  右  キヌガサソウ)

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コメント

マイグリーンさま
commentありがとうございます。
ジィ~ジと違いまだまだお若いのですから将来行けるチャンスは
幾らでもありますよ。
通常のコースであれば地図さえあれば大丈夫ですよ。
夢はイッパイもって下さい。
キット幾つかは叶えられるでしょう。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年8月14日 (木) 09:39

まだ見ぬ世界!!
庭園にはビックリです。
縦走もボチボチできればいいんですが、
山道に迷いそうで、帰ってこれなくなりそうです。
でも体力が一番の心配ですが、すご~い\(^o^)/
夢は大きく持ちたいです~heart04

投稿: マイグリーン | 2014年8月14日 (木) 08:36

しゃくなげいろさま
ここんところ台風の影響も有って天気悪いですね。
角田でも行けません。足が萎えてきましたよ。

2度目の雲ノ平天気も恵まれ19年前を思い出しながら
絶景展望、大満足の日となりました。
来年是非出かけてみて下さい。
私のコースタイムを見れば楽勝ですよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年8月11日 (月) 10:28

うっわー!大パノラマ。素晴らしい。雲の平は別天地ですね。歩行10時間。お疲れ様でした。

投稿: しゃくなげいろ | 2014年8月11日 (月) 10:18

おっぺらさまさま
commentありがとうございます。
北の大地 北海道と異なり、此処であれば休暇を一日取れば
行くことが出来ますよ。其方からは地の利が良いですから。
来年、再来年でも早速計画されませんか?
尤も山はお天気が一番のポイントですが・・・

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年8月11日 (月) 06:20

天気にも恵まれたようで。いいですね。まだまだ健脚ですね。敬服致します。
そのあたりはなかなか足を踏み入れられませんからね。最後の秘境ですからね。続きも楽しみにしていますね。

投稿: おっぺら | 2014年8月10日 (日) 22:20

みいさま
commentありがとうございます。
台風 通り過ぎたでしょうか?
今回の山歩きで2日目のスタートのハシゴ場が
一番危険・要注意箇所だったかも。
〔雲ノ平〕と言う標高2,600m、日本で一番高い
溶岩台地は高山植物も多く、更に台地なので四周の
日本の名だたる名峰が見られる場所。
そして容易に行けない場所なので最後の秘境とも
呼ばれて居る場所なのです。
そんなところにも現代では立派な山荘が出来ているのです。
「春を背負って」私も観ました。
あの景観はわが故郷 富山の立山です。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年8月10日 (日) 15:23

こんにちは
 すごい~直角の鉄梯子ですって!
すごいな~
いろんな庭園があるんですね。
絶景が広がってますね~
こんな景色見てたら、いろんなこと忘れそう^^。
かわいいお花たちにもパワーいっぱいもらいました。

山小屋素敵ですね。
「春を背負って」という映画観ましたよ。
ブログ拝見していて、思い出しました^^。

投稿: みい | 2014年8月10日 (日) 14:12

tuba姐さま
19年ぶりに素晴らしい景観を堪能しましたが、山は矢張り
天気が一番ですね。
天気の様子を見て出かけられる身分に感謝しています。

出来れば雲ノ平小屋で泊まって見て下さい。
黒部五郎小屋も当時と異なり増築で随分広くなっていました。

小屋へ着いてからの生ビールは格別ですね。(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年8月10日 (日) 13:47

凄い景色~shine
登りたい山に目がいってしましました。
10時間の山行が画面から良くわかりました。

凄いなぁ~
行ってみたいなぁ~
高山の✿を観てみたいなぁ~

キンキンに冷えたビール 飲みたぁ~ぃbeershine

投稿: tuba姐 | 2014年8月10日 (日) 13:01

ひよこ豆さま
お立ち寄りcomment多謝です。
確かに自分で歩いていて目にする景色は格別です。
健康維持の一つの重要事項は歩くことです。
足から体力劣化が始まります。
お近くの山から歩かれることお勧めです。
beerも格別の美味さですよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年8月10日 (日) 09:27

素晴らしいですね。
写真を見ながら、
「そこにしか感じられない自然の魅力を味わってみたい!」
と、思いました。(私の体力ではそれは無理ですが…)

ビールを飲む笑顔に疲れより喜びが出てますね。

投稿: ひよこ豆 | 2014年8月10日 (日) 08:56

赤鬼さま
2度目の雲ノ平、今回もsun 山は天気が一番だね。
疲れも忘れさせてくれます。
小屋があまりにも造りが良く、泊まってみたい!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年8月10日 (日) 07:34

雲の平、そう言えばなんとか庭園がいっぺことあったね。懐かしいかぎり。天気なれば山は100倍楽しい。

投稿: 赤鬼 | 2014年8月10日 (日) 07:29

もうぞうさま
何時かはと言わず、来年にでも是非計画をお立てください。
キット 素晴らしい写真沢山撮れますよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年8月 9日 (土) 22:46

いや~360度どっちを見ても、どの写真も素晴らしいですね。
いつか行けることを信じて。

投稿: もうぞう | 2014年8月 9日 (土) 20:19

おひるねおかんさま
お立ち寄りcommentありがとうございます。
本当は梯子の他にも危ない場所が有るのです。(笑)
19年前、若い時に同じ場所を難儀して下ったのですが、
今回は逆コースだったので登りに利用。
今回の方が滑る心配が無かったので気持ちが楽でした。
【雲ノ平】立派な山荘が有りますが、北アルプスの一番奥
(最後の秘境)と呼ばれているんです。
広い広い溶岩台地で、普通の山とは様子が随分違います。
日本の名峰 幾つも見られる場所でもあります。
beer 格別の味です。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年8月 9日 (土) 18:05

こんち~(◎´∀`)ノ

すごい梯子のぼるんですね!
こりゃ
足腰鍛えてないと 無理だぁぁ~

でも
このあとの景色がすごいです。
ギリシャ庭園 スイス庭園 日本庭園。。。。

生。。。。beerおいしそうですね。

投稿: おひるねおかん | 2014年8月 9日 (土) 17:50

こころぐ郁美
コメント感謝です。
台風の影響で高知県は大変では?
四万十は大丈夫でしょうか? お気を付け下さい。

今回は年齢の割には結構頑張ったかな・・・と。
名だたる山々や高山植物、夏の雪渓歩き たっぷりと
楽しめました。
まだまだ先が長い郁美さん これから楽しいことが沢山
待ってますよ。まずは健康第一。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年8月 9日 (土) 17:49

;:゙;`(゚∀゚)`;:゙じぃ~じ様❣❣

最初はドキドキしました!!
こんな所は・・行けないですヘ(゚∀゚ヘ)アヒャsweat01
じぃ~じ様・奥さまえらい!

苦労の景色を見せて頂き、最後にお花でほっかりheart04
ありがとうございました。じぃ~じ様のたくましさを、またまた見てしまった!!元気をありがとう~♫

*こちら、台風が夜中に上陸しそうです。参りました(^^ゞ

投稿: こころぐ郁美 | 2014年8月 9日 (土) 16:40

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