今年もこの花求め 【トガクシショウマ】
3年前は6月15日(水) 当日レポは⇒コチラ
一昨年は6月14日(木) 当日レポは⇒コチラ
昨年はタイミングを外し見る事が叶わなかったものの
そして今年も!3度目の 幻の花 探勝のジィ~ジです。
昔なら 「あんたも好きねェ~」と言われる事、必定。
求める花は 幻の花=トガクシショウマ (戸隠升麻)(トガクシソウ)
メギ科 トガクシショウマ属(トガクシソウ属) Ranzania japonica T. Ito
6月11日(水)
早朝5時30分自宅を 登山口には9時15分着 遠~い!
広大なⓅには観光バス1台と乗用車が数十台程度、平日と梅雨時と言う理由か?
思いのほか閑散とした感じ。
準備を整え、すぐにスタートです。
残雪も見られ、陽射しが無くヒンヤリ感漂うⓅ
9時33分 登山口スタート
人目を惹く黄色 リュウキンカ
この時期の〔尾瀬〕、勿論 代表格の水芭蕉。其処彼処で見られます。
ミズバショウ
大小幾つも通りかかる“田代”の木道脇にもよく見れば、小さな花々が自己主張。
(写真 左) タテヤマリンドウ ※ 拡大
(写真 右) ワタスゲの花 ※ 拡大
(写真 左) ヒメシャクヤク 被写体小さく手振れ ※ 拡大
(写真 右) ミネザクラ ※ 拡大
他にも コミヤマカタバミ エンレイソウ ミツバオウレン etc etc 。。。。
視界が開けた田代の彼方には、未丈が岳 荒沢岳 平ヶ岳等々越後の山並み
日本百名山 平ヶ岳
天気予報の通り、見上げれば一面の曇り空なれど、雨の心配は無さそう。
四周の花々楽しみ、時折 山座同定をしたり、ゆっくり歩くこと3時間弱。
見覚えのある場所に到着。 目的の 幻の花 が例年見られる場所です。
【花期】5月下旬から6月下旬。
【草丈】30~50㎝
国指定(環境省)レッドデータ―ブックj準絶滅危惧(NT)指定種。
トガクシショウマは一属一種、本邦特産の日本海要素を代表する植物。
長野県の戸隠山で最初に発見されたためこの名前がついています。
個体数は少なく、自生地での生育範囲も狭く、絶滅が懸念されています。
葉は三出複葉で2枚付き、葉の基部に数輪の花を付けます。花は淡紫色で、
花弁に見えるのはガク片で、花弁の色は黄色、オシベを取り囲むように付いています。
※ 上記説明は受け売りです。
この日 目的のトガクシショウマ(トガクシソウ)観賞しながら、傍らの岩に腰かけ
簡単なランチにします。
花に興味が無い?ハイカーの皆さん、一寸怪訝な顔をして脇を通り過ぎて行きます。
梅雨の晴れ間?雨にも遭わず目的達成、素直に往路を辿ります。
標高1,500~1,600mのアップダウン山道が続きます。
帰り道も勿論、花を見ながらゆっくりともどります。
鮮やかなムラサキヤシオ
マンモスに似たり
大岩を抱く クロベ
自然環境の厳しさと力強い樹木の生命力をひしひしと覚えます。
(写真 左) イワナシ ※ 拡大
(写真 右) コヨウラクツツジ ※ 拡大
(写真 左) ウスバサイシン ※ 拡大
(写真 右) サンカヨウ ※ 拡大
かわいいタケシマランも散見されるも、ジィ~ジのカメラテクニックとコンデジでは
肝心の花部分が色飛び、手振れ 撮れません。
田代の池塘と荒沢岳?
目を遣ればミズバショウの群生
再び リュウキンカ
道標
本格的登山ではないけれど、この日もかなりの距離を歩いたジィ~ジです。
年年歳歳 当然と言えば当然 体力・脚力の劣化を感じながらも、何とか老体に
鞭打って、来年も 幻の花 見られればなぁ~ みたいなぁ~と願うジィ~ジです。
16時00分 登山口到着。
閑散としていた大Ⓟ 更に車の台数が大幅に減っています。
御池ロッジ
ここから殆ど長い長い一般道、我が家まで200㌔は遥かにオーバー 高速道区間は
100㌔にも満たないのです。おまけに一部対面交通の磐越道 夜間工事の為、
20時から通行止め? 桧枝岐の温泉もパスして帰路を急ぐジィ~ジです。
目的の花 3度目 しっかり見れたから まッ 良いかっ! (完) 59
| 固定リンク | 0
「旅行・地域」カテゴリの記事
- なまくら爺の日記代わりの覚書(2024.11.28)
- 日記代わりの覚書10月末(2024.11.12)
- 新潟あっちへ、こっちへ(2024.10.30)
- 【西吾妻山】目指すも・・・ (2024.10.27)
- 花々と展望堪能【秋田駒ケ岳】(2024.07.05)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- お気に入り周回【高立山~菩提寺山】(2024.12.13)
- 終盤の紅葉満喫【国上山】(2024.12.09)
- 忘年【桐沢峠~丸山】+【坊谷山】(2024.12.06)
- なまくら爺の日記代わりの覚書(2024.11.28)
- 小春日和の【菩提寺山】(2024.11.25)
「山」カテゴリの記事
- お気に入り周回【高立山~菩提寺山】(2024.12.13)
- 終盤の紅葉満喫【国上山】(2024.12.09)
- 忘年【桐沢峠~丸山】+【坊谷山】(2024.12.06)
- 小春日和の【菩提寺山】(2024.11.25)
- 【秋葉丘陵帯】初めてのコース(2024.11.23)
「登山」カテゴリの記事
- お気に入り周回【高立山~菩提寺山】(2024.12.13)
- 終盤の紅葉満喫【国上山】(2024.12.09)
- 忘年【桐沢峠~丸山】+【坊谷山】(2024.12.06)
- 小春日和の【菩提寺山】(2024.11.25)
- 【秋葉丘陵帯】初めてのコース(2024.11.23)
コメント
tuba姐様
今年は仕方りませんよ。
来年 是非見に行って下さい。
何せ、どこでも見れるものではないですから。
只、 車でも遠いですよ。泊まりで会津駒ヶ岳あたり
セットで行った方がいいかもしれません。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月26日 (木) 13:47
トガクシショウマ、本当に綺麗ですね。
輝さまのレポを観るたびに、アタシも行く気になっちゃうのですけどぅ・・・まだ、観たことが有りません(^-^;
今年もトガクシショウマのレポの画像で楽しみました(゚▽゚*)
投稿: tuba姐 | 2014年6月26日 (木) 12:30
マイグリーン さま
commentありがとうございます。
このトガクシショウマ 日本特産1属1種の花、外国には有りません。
しかもこの周辺でしか自生の花は見られないのです。
ここは尾瀬の一角ですよ。
御池は桧枝岐から10キロほどのところです。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月22日 (日) 07:28
おっぺらさま
comment多謝。
正に貴殿のcommentの通りと思います。
人為的原因による自然破壊が進まないこと祈りたいもの。
現在、結構元気な我ら高齢者で山が賑わっていますが
おっぺらさんたちの時代になると、静かな山歩きが
楽しめると思いますよ。
兎に角その時まで健康が第一です。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月22日 (日) 07:24
てっくさま
ご丁寧にありがとうございます。
ETC割引変更は困りました(笑)
変更による利用率がどうなるんでしょう?
変更による収益それほど上がるんでしょうかネ。
山歩きの休憩の件、一つの目安ですが、併せて休憩は
安全な場所、且つ他人様の邪魔にならない場所にすることも
肝要です。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月22日 (日) 07:17
遠いんですね~!
執念の花をあちこち求めてられるんですね~
優しい色合いがひらひらとして可憐です。
ここは尾瀬なんですか??
御池ロッジ、どの辺なんだろう??
投稿: マイグリーン | 2014年6月21日 (土) 23:12
年々歳々花相似 歳々年々人不同ですね。
絶滅しそうな花も、変わらずに後世に残ればいいですね。
今はまだなかなか花の咲く時期を選んで各地に出かける事のなかなか叶わない身ですが、私がゆっくりと花を見られる歳と心情となったときまでに、花は変わらない姿で残っていてもらいたいですね。
それまではジィ~ジ様の写真で楽しませていただきます。
投稿: おっぺら | 2014年6月21日 (土) 21:54
じぃ~じ様
7月から構造代あがっちゃいますし、今のうちに遠出しなきゃですね(^^)
休憩の件、ありがとうございました!勉強になります。メモメモ。父も喜んでおります(^O^)
投稿: てっく | 2014年6月21日 (土) 21:14
てっく さま
こんばんは~
車の運転は下手ですが、好きな処へ行くのですから
遠くてもそれほど苦になりません。
山歩きの休憩の件ですが、一般的に30~40分に一回
5分弱の休憩を取り、水分の補充もした方が良いでしょう。
歩き方速度も勾配に関わらずなるべく同じ調子で
歩くようにした方が疲れが少ないと思われます。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月21日 (土) 21:05
移動だけでも疲れそうですね!
じぃ~じ様、体力あるなぁ。尊敬。
高い山に登るときは、休憩は時間を決めて(30分登ったら3分休む等)登るものなのですか?いけるとこまで突っ走るものですか?
父が登り三時間くらいの山のときは、休憩をどうしたらいいのか悩んでいまして(汗)
投稿: てっく | 2014年6月21日 (土) 17:50
赤鬼さま
天気も良さそうだし、良かったね。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月21日 (土) 06:15
道路情報ありがとう。昨日午後3時から全線開通だって。おいらついてるな。
投稿: 赤鬼 | 2014年6月21日 (土) 05:23
みどりみどりさま
今晩は~
お立ち寄り、comment多謝です。
トガクシショウマは現在この付近でしか殆ど見れないので
尚更、綺麗に見えるのかもしれません。
色とりどりで尾瀬の花々、妍を競っています。
車移動、ホント便が悪いのですよ。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月20日 (金) 23:02
こんばんは。
トガクシショウマ綺麗なので見に来ました^^
リュウキンカ、イワナシ、サンカヨウも綺麗ですね~!
車移動、お疲れ様でした。
投稿: みどりみどり | 2014年6月20日 (金) 22:10
sanaeさん
お立ち寄り、commentありがとうございます。
3度目のトガクシショウマゆっくり鑑賞できました。
それにしても御池まで兎に角、遠いのです。
銀山平からの道もまだ通行止、開通してもスピード出せません。
本当は桧枝岐♨辺りで一泊したいのですが・・・
財政事情が許されまないのです。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月20日 (金) 16:34
開花時期は意外と長いのですね。
見られて良かったです。
こちらから御池までは遠いのですが、そちらからも時間がかかるのですね。
でも日帰りですか~フットワーク軽くて素晴らしいです(^^ゞ
投稿: sanae | 2014年6月20日 (金) 15:05
こころぐ郁美さま
何時もながらの暖かcomment感謝です。
郁美さんの近くで見れない山の花、少しでも回復に
役立ってくれれば嬉しいのですが・・・
好きなことが出来る我が身を有り難く思っています。
何は無くとも“健康”が最大の財産ですね。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月20日 (金) 13:31
(* ̄ー ̄*)おはようございます。
ああいいなぁ~・・ってうっとりです。
目指すものがあると力が沸きますね。
ステキな花達も喜んでいたことでしょう。
私は、今は近場の四万十沈下橋と庭や畑やご近所さんの花しかゲットできませんので、凄く新鮮です
投稿: こころぐ郁美 | 2014年6月20日 (金) 09:21
noritanさま
ご多用のところ、駄レポにcomment恐縮です。
一昨年の6月17日の貴レポ覚えています。
今回3度目のトガクシショウマでしたが、
年々脚力の衰えを覚えます。
来年は無理かもしれません。
貧乏人の小生、小屋泊まり出来る経済的余裕が乏しいので
羨ましく思います。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月20日 (金) 07:26
一昨年の6月17日に行ってます。
そして、今年も行きたいと、それも、一泊で、燧ケ岳に登りと計画を立てたのですが、燧小屋から見晴新道の一部が通行止めで、燧ケ岳に登るには遠回りしなければならずに、今年はパスでした。
レッドリストの花は自分が歩ける内に、毎年でも行きたいですね。
三度も見られてラッキーですね!
投稿: noritan | 2014年6月20日 (金) 01:59
もうぞうさま
こんばんは~
ある意味、馬鹿ですねぇ~ (笑)
兎に角、遠い!
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月19日 (木) 20:55
いや~すごいですね。
花を目的に片道4時間近く。
投稿: もうぞう | 2014年6月19日 (木) 19:08
?さま
commentありがとうございます。
自生のトガクシショウマはこの付近でしか現在では見られません。
トガクシショウマは品のある淡い紫で存在感が有ります。
何しろ一属一種、日本でしか見られませんから(笑)
新潟から御池まではかなり時間がかかります。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月19日 (木) 18:42
赤鬼さま
桧枝岐、何時も柳津経由で行っています。
トガクシショウマ3回目。
銀山平からのルート、この日はまだ開通していなかったよ。
確認した?天気はどうなの?
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月19日 (木) 18:09
トガクシショウマはきれいな花ですね。品があって優しげで、本物見てみたーい。でも行くまでにアプローチ長がそーですね。
投稿: | 2014年6月19日 (木) 07:25
トガクシショウマ見れて良かったね。会津から行ったの。明後日帝釈山に行くけど銀山平から湖岸のくねくねを行こうと思ってる。同乗者車酔いするかな。
投稿: 赤鬼 | 2014年6月19日 (木) 07:21
しゅうちゃんさま
commentありがとうございます。
尾瀬と言っても、このコースは数ある中でもマイナーなコース。
登山者も極めて少ないのです。
目的の花トガクシショウマは明治の始めトガクシで最初に
発見されたようですが、現在は殆ど見れません。
桧枝岐の温泉民宿で泊まり、旨い裁ち蕎麦食べて
燧ケ岳・会津駒ヶ岳再度登ってみたいものです。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月19日 (木) 04:57
さすが、ミニ尾瀬公園とは違いますね。
トガクシと名前が付いているからと思ったら、やはり戸隠で発見されたのですね。
次回は桧枝岐で是非一泊を。
投稿: しゅうちゃん | 2014年6月18日 (水) 23:48