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2014年6月

2014年6月29日 (日)

定例行事なんです ヒメサユリ観賞【粟ヶ岳】

地域限定、(新潟・山形・福島そして青森のごく限られた一部)の限られた山域、 
例えば飯豊連峰 朝日連峰 守門岳 浅草岳 粟ヶ岳 二王子岳・等々の山でしか
見ることが出来ない花 オトメユリ (Lilium rubellum)
環境省レッドリストでは準絶滅危惧種NT 国際自然保護連合では絶滅危惧種EN

オトメユリより各地元ではヒメサユリが通称となっています。

花言葉 「飾らぬ愛 純潔 私の心の姿」 

我が家では、ここ10年以上6月15日頃~25日頃の間、晴れ間を狙って ヒメ様求め
【粟ヶ岳】通いが恒例 定番行事?となっています。

6月19日(木) 

現在、梅雨最中なれば仕方が無い? 
スタート地点の加茂市第二水源地 歩き出す頃には細かな細かなミスト状の雨が・・
濡れるほどでは無いので、雨具も着けず歩き出します。 山蛭が心配!

Dscn5328_2                     第2水源地から1合目に向かって   

歩き出すと同時に霧雨も止んでくれたようです。 一寸 蒸し蒸し  そよ風欲しい!

7時05分 一合目

ここの合目標識の表示CTがキツイ! でもこの日の目的 姫様観賞 ですから~

Dscn5331            三合目手前 急登に架かるアルミ梯子

三合目でゆっくり水分補給の休憩タイム。
対峙する “袴腰山”と下田 高城山も ヒメサユリ が有名です。

足下には 小さなツルアリドウシ、わき目には オオコメツツジ 等が見られ、
ところどころに痩せたワラビなども散見されます。  
勿論 目的の 御姫様 まだ御目文字叶いません。

  以下の写真 拡大します。
 Dscn5329 Dscn5335
(写真 左)  ツルアリドウシ  
(写真 右)  オオコメツツジ?

Dscn5332            4.5合目 大栃平  ここまでは1合目から1時間強(休憩含み)

ガスは上昇している。 多分これ以上天気の下降は無いだろう!

Dscn5334                 5.5合目付近の3段アルミ梯子

6合目へ続く岩稜帯の鎖場を越えて。。。

Dscn5339               6合目 粟庭  この標識のCTタイムがキツイ

周辺は、相変わらずガスに覆われ視界は広がりません。
Dscn5343              終盤? ヤマツツジ

毎年、6合目から先の左側で目的の ヒメサユリ 見られる筈なんですが・・・

有った 有った !!! やっぱり~

Dscn5345                 露纏う ヒメサユリ

新潟糸魚川付近から北アで目にするササユリと大きく異なるのは雄蕊の先が黄色

今年も同じ場所で見る事が出来、ホッとするジィ~ジです。

水場手前から7合目 砥沢の避難小屋までは一本調子の急登道が続きます。

9時25分ー9時40分 7合目 

Dscn5346              ガスに包まれる7合目 粟ヶ岳ヒュッテ

小屋前のテーブルで持参のフルーツ (オレンジ) 賞味です。 生き返ります。
時折 ひんやりと気持ちの良い風が吹き抜けて行きます。 

大休憩を終えて、先を目指します。

以下の写真 拡大します。

 Dscn5348 Dscn5365
(写真 左)  ウラジロヨウラク
(写真 右)  サラサドウダン

7合目から山頂までは、殆ど登り、足取りも重くなってきますが、肝心の目的
ヒメサユリが癒してくれます。

Dscn5349                                    ヒメサユリロードの始まり

Dscn5350_3             凛として

ところが地震や積雪の影響で、毎年登山道の一部の崩落が進み、ヒメサユリ
一緒に谷側へ擦り落ちて健気に咲いています。
部分的に登山道の幅は削られ毎年狭くなってきています。

Dscn5352_2              崩落地で健気に咲いているヒメサユリ

8合目付近からヒメサユリロードは、ますますその密度が高くなります。

Dscn5354Dscn5362Dscn5364                 やっぱり漂うヒメさまの雰囲気

Dscn5363              歩行速度がダウンします。

 Dscn5357 Dscn5367
少し花弁が濃い色 、まだ蕾の株も・・・

Dscn5368              足が止まります。

Dscn5370            9合目も越えて

9合目の最後から山頂までは最後の急登です。

10時40分ー11時40分 粟ヶ岳山頂

Dscn5372            山頂標識と山座同定盤

ガスが切れず川内山塊などの展望が叶いませんが、然程寒くも無く暑くも無くほどほど。
先着は女性カップル一組、途中で我々を追い越した男性ソロ、 中年夫妻も到着。
平日と言うせいもあるものの天気予報がだったので躊躇されたのかな?
1時間かけてランチや会話の大休憩。

Dscn5374               チラッと前方に一本岳の姿が  
目の前なれど、激下り、そのあと激登りが待っているのです。(往復 要1時間20分)

Dscn5375               山頂先の藪の中に今年初めての キスゲの花

Dscn5379                   山頂 山座同定盤

この同定盤の最外側に利尻岳とか屋久島も記されています。そんなもん見れるかい(笑)

1時間の長居から下山です。下山に取り掛かる頃、新発田からの二人の女性到着。

下山もヒメサユリ愛でながら下ります。

Dscn5383_2                 雄しべにとまる昆虫   ※ 拡大

9合目は少しなだらか、雪解けが遅く湿泥地になっています。

 Dscn5386 Dscn5385 Dscn5387
(写真 左 ミズバショウ 中 ウスバサイシン 右 ツマトリソウ) ※ 拡大します。

Dscn5389            粟ヶ岳北峰付近から7合目へ向かって下山

Dscn5390            執拗に観賞  (来年見れる保証が無い老人ですから)

7合目 粟ヶ岳ヒュッテの前のテーブルで15分ほどの大休憩 又 フルーツタイム。

粟ヶ岳は急登の連続、がたがたになり定期注射治療している膝に負担が掛り辛い!
膝を曲げて溜を作ることが難儀で伸びきり状態になるのです。

以下の写真 ※ 拡大します。

 Dscn5392 Dscn5393_2
(写真 左)  ヤマグルマ
(写真 右)  ヤマボウシ

痛めている膝を庇いながら、アップダウン続く急な登山道を下山します。
梯子や鎖の注意箇所を漸くクリアーして・・・

Dscn5396            大栃平(≒4.5合目)から来し方を振り返る

粟ヶ岳山頂方面、朝より少し晴れてきたものの、未だガスに覆われています。
(アップダウン続くなぁ~)

Dscn5397              蜘蛛の巣に大小の水滴がキラキラと光る 3合目にて

14時25分 一合目 

Dscn5401                 ヤマアジサイのお出迎え

無事 雨にも山蛭(ヒル)被害にも遭わず 定例の ヒメサユリ 思う存分楽しめた
我らです。

体調維持に努め、老体に鞭をビシビシ打っても、鬼さんに笑われても日本三百名山
【粟ヶ岳(1292.7m)】ヒメサユリ楽しみたいと願うジィ~ジです。 (完)

                                                 63

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2014年6月27日 (金)

トレッキング 【夢見平】

前日は全国でも有数なシラネアオイ群生地【神奈山(1909m)】を楽しみ、夕べは
ゆっくりと温泉入浴、たっぷりと地ビール工場での“飲み放題バイキング”を満喫。
                   
   前日のレポ  ⇒  コチラ です。

そして

6月17日(火) 

宿泊所 ホテル アルペンブリックのⓅ ゲレンデの先には名峰 妙高山

Dscn5265_11            日本百名山  妙高山                 

この日の予定は、笹ヶ峰高原【夢見平トレッキング】 
笹ヶ峰は火打山へ行く途中なので今まで何十回となく、訪れているものの乙見湖
初めてのジィ~ジです。

乙見湖休憩舎の前から長さ318m 堤高49m 92万tの水量を有する多目的用途を
有するロックフィルダムの堤体の先、コンクリートの130段ほどの急な階段を
登りあげるとブナ林が一面に広がります。 標高 大凡1300mの高原です。

Dscn5269_2   笹ヶ峰ダム(乙見湖)と右から影火打 焼山 東金山 金山 天狗原山 ※ 拡大  

Dscn5272              森林セラピー 夢見平遊歩道案内板

今回は“夢見平遊歩道”をグルーッと一周の予定です。

Dscn5274            爽やかな木漏れ日の遊歩道

まずは“蓑の池”から神彦 道姫と2本のミズナラの巨木に守られる“稲荷神社”へ。

Dscn5275                モリアオガエルの卵   蓑池

遊歩道の足下の脇には、オククルマムグラ ギンリョウソウなどが見られますが、
驚いたのは其処彼処に点在する色鮮やかなクリンソウ(九輪草)です。 想定外!

Dscn5277                クリンソウ    道端に沢山

Dscn5279         神彦 反対側に道姫 ミズナラの巨木に守られる稲荷神社

エゾハルゼミの大合唱が耳に煩い程、入ってきます。

Dscn5282                   ズダヤクシュ (喘息薬種)

POINT POINTに名前が付けられています。
おまけに道端には俳句や短歌がかかれた木札が何本も建てられています。

Dscn5283               夫婦泉

「夏来れば 夫婦泉で かんぱいだ」 と書かれた木札。 喉を潤すジィ~ジです。

“夫婦泉”から信平橋を渡ると林道分岐、そのそばには木の香も香るような綺麗で
立派なストーブ完備の避難小屋が設けられています。  も水洗 清潔に管理。
一度 利用したく思えるような魅力的な避難小屋です。

避難小屋の前で小休止して再び歩き始めます。 
その先には歴史的遺構が・・・“製材跡地”

この地に昭和7年(1932)から昭和23年(1948)まで広大なブナ林を
有効活用する為、高田営林署妙高簡易製材所が設けられ100人から150人の
関係者が居住、学校や病院まで有った。 その跡がはっきりと残っています。

このような歴史的事実を知らなかったジィ~ジには勉強になります。

Dscn5288             製材所跡地説明板               ※ 拡大

Dscn5289              製材跡地 遺構

道端には静かに咲いているタニギキョウが見られます。

Dscn5294                 タニギキョウ     手振れボケボケ
Dscn5295                   氷沢神社

更に“氷沢神社”を過ぎると  ↓  ↓

Dscn5297               縁結びの木   若いカップルにはご利益有るかも

“縁結びの木”です。 2本の大木が絡み合って遠目に見ると、まるで一本の巨木!
ここまでなるには幾年要したのでしょう?

おやっ 足下に人目を惹く花が見られるではありませんか!

Dscn5300               ササバギンラン

Dscn5301                 ニシキゴロモ     手振れボケボケ 

過っての“炭焼窯跡” の先にはど~んと!

Dscn5302                    ハルニレの大木

樹木を愛で、花々を愛でながらゆっくりと歩を進める我らです。

 Dscn5303 Dscn5304
(写真 左)  クルマバツクバネソウ  ※ 拡大
(写真 右)  ケナシヤブデマリ?    ※ 拡大

“六美展望台”の近くで腰を下ろし、のんびりとお昼を取ります。
樹間を抜ける微風が清々しさを運んでくれ気持ちが良い。

いつの間にかエゾハルゼミの大合唱は聞かれなくなり、それに代わり
ホトトギスの 「天辺欠けたか!」「特許許可局」鳴き声が聞かれます。

Dscn5306             日本百名山 高妻山?  六美展望台より

Dscn5308                   オレンジ色燃えるヤマツツジ

六美展望台から“菖蒲池”一周(咲き終わったミズバショウの葉で覆われています)

菖蒲池から夢見平”へ向かう我らです。

Dscn5312               夢見平   BCに人気の三田原山

もう少し早い時期には一面にミズバショウが見られることでしょう。

周遊トレッキングも徐々に終わりに向かいます。

Dscn5313               アンニンゴ酒で知られる ウワミズザクラ  

高原の爽やかさを代表するようなシラカバ樹林帯が広がります。“白樺通り”です。

Dscn5314                白樺通り

白樺林の次は丁度 見頃? ズミの花   名称 “ズミトンネル” です。

Dscn5316Dscn5319               ズミのトンネル

“ズミトンネル”から富治橋、更に“小鳥の森”へと進めば、やがてスタート地点に
近づきます。
往路に戻る頃、Tさんが朝のうちに確認済みのアマンダレを採取。

Dscn5322            アマンダレ     ( ナラタケ キシメジ科 

同行8人(5家族)にいきわたる量のアマンダレをゲット!(これ みそ汁の具 超旨し)

やがて乙見湖を俯瞰できるスタート地点に到着。
残雪を頂く影火打、今も蒸気噴出する活火山 焼山などの山並みが目に
飛び込んできます。

Dscn5323                  乙見湖と影火打、焼山

スタート地点 乙見湖休憩舎まえのⓅに戻ります。
9時から14時 約 5時間のトレック終了です。

二日間の予定も無事終わりTさん長岡グループの皆さんとまたの再会を約し解散。

ジィ~ジと相方は妙高杉野澤から妙高高原ランドマーク立寄り。

Dscn5325             温泉かふぇ    (入浴)

ゆっくりと昼日中の温泉入浴 有難い身分に感謝しながら広い浴槽でじょんのび

帰路は、誰が我が家で待つ訳でもなくETC割引も改定され、倹約の為、高速道は
上越ICから柏崎ICまでの間のみ、柏崎からはR116利用し、無事 帰宅。

内容濃い二日間、すべての段取りをしてくれた長岡のTさんに感謝です。
そして仲間の皆さんありがとう。また一緒に歩きましょう。 
心地よさにどっぷり浸るジィ~ジです。    (完)                62

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2014年6月24日 (火)

花の山 3度目の【神奈山】

日本百名山 妙高山の外輪山である【神奈山(1909m)】は、雪解けを待ちかねて
多種類の花々が一斉に咲き出す“花乱舞の山”
近年 越後・信州のみならず、関東始め県外からも多数の登山者がこの時期には
見られ人気が鰻上りの感、大の山です。

Dscn5208

ジィ~ジにとって3回目の【神奈山】 今回は長岡の岳友Tさんからのお誘いです。

6月16日(月) 

行程
 関温泉スキー学校(7:55)=関温泉展望台(8:20-8:25)=関温泉口(8:45)=
 大ブナ林(9:40)=八方睨(10:18)=神奈山山頂(11:00-11:05)=昼食
 (11:20-12:20)=三峰分岐(12:38)=大倉分岐(13:03-13:08)=黄金清水(13:20)
 =麻平(14:41)=惣滝分岐(15:12)=河原の湯=燕温泉(15:35)
   所要時間 7時間40分 *休憩1時間20分含む

同行
 長岡市 Tさんお仲間 男性3名 女性3名  相方 ジィ~ジ 計 8名

記事
 今回も燕温泉までの縦走なので、2台で燕温泉まで行き、我が家の車をデポ。
 関温泉スキー学校の脇からゲレンデ作業道を登り始めます。

Dscn5166              展望台 リフト中継点から関温泉俯瞰
Dscn5167              Tさんが皆の為に作ってくれた粽(チマキ) 旨し!

 小休止してから左手にゲレンデを見ながら急な小さなピークを直登。
 リフト最終施設と、近くに標識杭が見られます。 
Dscn5170              関温泉スキー場リフト最終POINT

 黒姫高原から野尻湖などが目視されます。ここから登山道に変わります。
 標識杭には 関温泉口 標高1,200m 関温泉まで1.6㎞と記されています。

 ここからは樹林帯とネマガリダケの笹原が広がり、足下にはツバメオモト ユキザサ
 マイヅルソウ ツクバネソウ サンカヨウ シラネアオイ・・・などが次から次と
Dscn5174Dscn5181 Dscn5188Dscn5178 Dscn5183Dscn5182

 崩れ落ち要注意の粘土質のトラバース道を通過しジグザグに高度を上げます。
 ブナの大木括り付けられた大ブナ林 標高1410m 関温泉まで3.0㎞の標識杭。

 足下両側には、花のオンパレード オオイワカガミ マイヅルソウ シラネアオイ
 ツバメオモト ツマトリソウ サラサドウダン ハルリンドウ・・・etc
 花々に見とれ、歩行速度急激にダウン

Dscn5187Dscn5190Dscn5195Dscn5197Dscn5199Dscn5200Dscn5201

 切れ間なく花が続くので立ち止まってばかり 遅々として進めず。 

 10時18分 八方睨

Dscn5202             関温泉まで3770m 神奈山山頂まで800m

 空気が澄んでいれば、ここから名峰 妙高山が見えるのですが、生憎 靄~っ
 ここから暫く稜線を進めば、山頂への取付きの急登が待っているのです。
 八方睨手前で信州諏訪からの5人パーティに追いつきます。

 今年初めてのハクサンチドリ そしてキジムシロ オオイワカガミ シラネアオイ
 ツバメオモトは途切れず見られます。

Dscn5204Dscn5206Dscn5208_2

 山頂は目前 慌てる要も無いので一本小休止を入れます。 スイーツタイムです。

Dscn5209                Tさん自家製 ブランディ漬 干し柿
 *今年はこれが最後の干し柿とか! 美味しい あと惹きそう。

 11時00分 神奈山山頂

 そしてジィ~ジ3度目の神奈山山頂です。

Dscn5216                山頂記念の一枚    Photo by 信州諏訪Party

 山頂は然程広くはないので、山頂往復の信州諏訪からの皆さんに明け渡し
 お昼にはまだ早いし、少し先まで足を伸ばします。 
 ミヤマカラマツ ムラサキヤシオ 等シラネアオイの他にも花々見られます。

Dscn5218Dscn5221

Dscn5223    天気が良ければ 指呼の妙高山がど~んと見えるVIEWPOINTなのですが・・

 登山道の両側はシラネアオイロードが続いています。

 ゆっくり まったり お昼を取る我らです。  
 のんびりしていたジィ~ジ、両目瞼の上をぶよに攻撃されてしまいます。痒い!

 お昼を終えて燕温泉方面へ向かいます。

Dscn5226               シラネアオイ 踏みそう

 生憎 妙高山の上空周辺は重くどっぷりガスが垂れ込め、展望利かず残念。 Dscn5227               大きなミネザクラ満開

 登山道は少し狭くなり、ネマガリダケの根っこが張り出し、左側は急斜面、
 気をつけながら前進します。

Dscn5230      三峰分岐 大倉分岐まで470m 三峰まで200m 神奈山山頂まで1240m

 三峰分岐 1910m アレッ 神奈山山頂より1m高い!?
 ここからは激下りが始まります。 いい加減下れば残雪が現れます。

Dscn5231             日影になる地帯 残雪がまだまだ残っています。

 13時08分 大倉分岐
Dscn5232               大倉分岐 残雪に埋まっている標識杭を確認。
            (ポリ袋の中に地図が封入されています)
 

 沢の水音が聞こえだせば、やがて燕新道の黄金清水です。
Dscn5235                黄金清水近くのミズバショウ群生

 黄金清水の周辺はネマガリダケで覆われています。
 折角なので銘々 ネマガリダケ採取の時間を取ります。(夢中になり写真撮り忘れ)

 サンカヨウの群生やコケイランも発見、更に黄色くミゾホホヅキなども

Dscn5236Dscn5240Dscn5245

Dscn5242                ゼンマイも有るねェ~

 14時42分 麻平分岐

Dscn5247              麻平分岐

 “麻平分岐”は妙高山の燕登山道コースの2合目です。燕温泉までまだ1.2㌔も!

 少し先の“惣滝分岐”から寄り道して〔河原の湯〕の様子を見に。
 (残念ながら入浴は若い男性だけ) (源泉は40度くらい?少し温い)

Dscn5252                  白濁 河原の湯

Dscn5253           冬期間で吊橋(妙仙橋)は現在、通行止め

Dscn5256               新緑と流れ落ちる滝

 15時35分 燕温泉

 漸く最終地点 燕温泉に無事到着です。

 Dscn5257                  燕温泉外来者用Ⓟ

 我が家の車で関温泉までTさんの車をとりに向かいます。

 山好きの皆さんに人気のシラネアオイ、新潟の山では飯豊 佐渡青ネバ 米山 
 二王子岳・・・他 さして珍しくはないものの群生の多さではここ【神奈山】は
 全国的にも有数では なかろうか?
 ツバメオモトの群生もこれだけ広範囲に亘る山は珍しいのでは?
 と思うジィ~ジです。

 欲を言えば秀峰 妙高山を眺めることは出来ず、少々残念な思いを抱くも
 終日多くの花を満喫しネマガリダケまでGetでき、誘ってくれた長岡のTさんと、
 同行のグループの皆さんに感謝 感謝です。                   61

           ♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;: 

 関温泉から、今宵の宿泊所 ホテルアルペンブリックへ向かいます。

 ホテルの露天風呂でゆったりと手足を伸ばし 汗を流し疲れを取る我らです。
 妙高高原・南地獄谷の源泉は温泉成分をたっぷり含んだ黒泥交じりのお湯。
 ホテルの露天風呂は源泉100%、珍しい黒色の温泉となっております。

 夕食は隣の建屋 妙高高原ビール工場レストランで90分飲み放題バイキング
 和 洋 中 果物 地場の野菜 スイーツ 海鮮 ・・・・
 飲み放題はビールだけでなく清酒 ワインも     まずは乾~杯  

Dscn5259Dscn5261Dscn5262

 出来立ての地ビールをジョッキでン杯、地元の清酒もン本 
 時間までしっかり飲んで食べて楽しんだ我らです。

 ホテルの部屋に戻っても宴は続きます。
 やがて心地よい疲れが眠気を催してきます。    

          ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:* 

 付) この日、我が家が採取したネマガリダケ (一部) 
 根元は親指の倍くらいの太さ!  

Dscn5326                                食べごろ満点 ネマガリダケ

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2014年6月22日 (日)

この日の花たち【角田山】

お昼を済ませて出かけられる、近くて手頃な新潟の宝【角田山】。

6月14日(土) 

梅雨の晴れ間? 穏やかなお天気。
コースは“灯台コース”を選択します。

13時32分 角田浜

Dscn5118                           本来は0m 汀から登るのです。
沖合いから波が打ち寄せ、靴とズボンが濡れそうなので・・・

Dscn51311              対峙する通称(カッタン岩)
キツイ傾斜とアップダウンの連続で“梨の木平”までは息が切れるジィ~ジです。
“梨の木平”を過ぎれば暫く平坦な道に変わり、息切れも解消。

Dscn5137                              爽やかなプロムナード

Dscn5140 、               山頂手前 緑滴る

Dscn5142               山頂に残るエゴの花

山頂で暫し休憩を取り、下山は“桜尾根コース”から周回します。

Dscn5145              夏草に埋もれる石仏

17時18分 角田浜Ⓟ

山頂の休憩含み、あちこち花を眺めながら立ち止まり4時間弱の【角田山】詣で。

  ジィ~ジ 【角田山】    22-26                    60

     ○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

そして、この日に見られた花の一部です。

 Dscn5120 Dscn5123
(写真 左) マンネングサ
(写真 右) アサツキ

 Dscn5125 Dscn5128
(写真 左) イワユリ (スカシユリ)
(写真 右) オカトラノオ

 Dscn5132 Dscn5135
(写真 左) ウツボクサ
(写真 右) イワベンケイ

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(写真 左) ヤマブキショウマ
(写真 右) ニワトコ

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(写真 左) ホウチャクソウ
(写真 右) カラマツソウ

 Dscn5154 Dscn5164
(写真 左) オニシモツケ?
(写真 右) ホソバキリンソウ

         Dscn5150 Dscn5160
(写真 左) エビネ
(写真 右) サイハイラン

  ※ 上記写真全て拡大します。   花名間違いあるかも!

他にもいろいろ
ハマボッス イチヤクソウ テイカカズラ キツネノボタン …他  手振れ 色飛び

角田山 いつでも(降雪期以外)何か花が見られるなぁ~  (完)

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2014年6月18日 (水)

今年もこの花求め 【トガクシショウマ】

3年前は6月15日(水) 当日レポは⇒コチラ
一昨年は6月14日(木) 当日レポは⇒コチラ 
昨年はタイミングを外し見る事が叶わなかったものの
そして今年も!3度目の 幻の花 探勝のジィ~ジです。
    昔なら 「あんたも好きねェ~」と言われる事、必定。

求める花は 幻の花トガクシショウマ (戸隠升麻)(トガクシソウ)
  メギ科  トガクシショウマ属
(トガクシソウ属)  Ranzania japonica T. Ito

6月11日(水) 

早朝5時30分自宅を  登山口には9時15分着  遠~い!

広大なⓅには観光バス1台と乗用車が数十台程度、平日と梅雨時と言う理由か?
思いのほか閑散とした感じ。
準備を整え、すぐにスタートです。

Dscn5016              残雪も見られ、陽射しが無くヒンヤリ感漂うⓅ

9時33分 登山口スタート

Dscn5017                          人目を惹く黄色 リュウキンカ

この時期の〔尾瀬〕、勿論 代表格の水芭蕉。其処彼処で見られます。

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Dscn5024_2                 ミズバショウ

大小幾つも通りかかる“田代”の木道脇にもよく見れば、小さな花々が自己主張。

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(写真 左)  タテヤマリンドウ  ※ 拡大
(写真 右)  ワタスゲの花  ※ 拡大

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(写真 左)  ヒメシャクヤク  被写体小さく手振れ ※ 拡大
(写真 右)  ミネザクラ  ※ 拡大

他にも コミヤマカタバミ エンレイソウ ミツバオウレン etc etc 。。。。

視界が開けた田代の彼方には、未丈が岳 荒沢岳 平ヶ岳等々越後の山並み

Dscn5041                日本百名山 平ヶ岳

天気予報の通り、見上げれば一面の曇り空なれど、雨の心配は無さそう。
四周の花々楽しみ、時折 山座同定をしたり、ゆっくり歩くこと3時間弱。
見覚えのある場所に到着。 目的の 幻の花 が例年見られる場所です。

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Dscn5056

【花期】5月下旬から6月下旬。
【草丈】30~50㎝
国指定(環境省)レッドデータ―ブックj準絶滅危惧(NT)指定種。              

トガクシショウマは一属一種、本邦特産の日本海要素を代表する植物。
長野県の戸隠山で最初に発見されたためこの名前がついています。
個体数は少なく、自生地での生育範囲も狭く、絶滅が懸念されています。

葉は三出複葉で2枚付き、葉の基部に数輪の花を付けます。花は淡紫色で、
花弁に見えるのはガク片で、花弁の色は黄色、オシベを取り囲むように付いています。

  ※ 上記説明は受け売りです。

この日 目的のトガクシショウマ(トガクシソウ)観賞しながら、傍らの岩に腰かけ
簡単なランチにします。
花に興味が無い?ハイカーの皆さん、一寸怪訝な顔をして脇を通り過ぎて行きます。

梅雨の晴れ間?雨にも遭わず目的達成、素直に往路を辿ります。
標高1,500~1,600mのアップダウン山道が続きます。

帰り道も勿論、花を見ながらゆっくりともどります。

Dscn5089             鮮やかなムラサキヤシオ

Dscn5092              マンモスに似たり

Dscn5044                 大岩を抱く クロベ

自然環境の厳しさと力強い樹木の生命力をひしひしと覚えます。

 Dscn5093 Dscn5101
(写真 左)  イワナシ  ※ 拡大
(写真 右)  コヨウラクツツジ  ※ 拡大

 Dscn5043 Dscn5061
(写真 左)  ウスバサイシン  ※ 拡大
(写真 右)  サンカヨウ  ※ 拡大

かわいいタケシマランも散見されるも、ジィ~ジのカメラテクニックとコンデジでは
肝心の花部分が色飛び、手振れ 撮れません。

Dscn5103              田代の池塘と荒沢岳?

Dscn5105          目を遣ればミズバショウの群生

Dscn5108                再び リュウキンカ

Dscn5112                      道標

本格的登山ではないけれど、この日もかなりの距離を歩いたジィ~ジです。

年年歳歳 当然と言えば当然 体力・脚力の劣化を感じながらも、何とか老体に
鞭打って、来年も 幻の花 見られればなぁ~ みたいなぁ~と願うジィ~ジです。

16時00分 登山口到着。

閑散としていた大Ⓟ 更に車の台数が大幅に減っています。

Dscn5115               御池ロッジ

ここから殆ど長い長い一般道、我が家まで200㌔は遥かにオーバー 高速道区間は
100㌔にも満たないのです。おまけに一部対面交通の磐越道 夜間工事の為、
20時から通行止め? 桧枝岐の温泉もパスして帰路を急ぐジィ~ジです。

 目的の花 3度目 しっかり見れたから まッ 良いかっ! (完)     59

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2014年6月16日 (月)

今回もまた又、生計の足し?

雪解けが始まると、いつも危険を伴うゼンマイ採りに余念のない岳友のO夫妻、
ゼンマイの時期も終わり、「ワラビ採りにいかない?」と

そして・・・

6月10日(火) 

ワラビ採り 案内はジィ~ジと相方です。
行き先は 前回と同じ場所。  前回レポは⇒コチラ

Dscn5010              ブナ林の木漏れ日

薫風を味わいながら目的地へ向かいます。
前回より僅か5日しか経過していませんが、新しいワラビが其処彼処に頭を出して・・・

Dscn5012               姐さ被りでワラビ摘む

陽射しを避けて、頬被りして真剣にワラビを取るO夫人と相方。
今回も2時間足らずで4人とも、ザックが重く感ずるほどの量をゲット!

Dscn5014_2               ミズ(ミズナ〉 一部

ミズ(ミズナ) 〔ウワバミソウ〕は、癖や灰汁も無く、しゃきしゃき歯触りも最高。
おひたし 和え物、酢の物、油炒め、等々いろんな食べ方楽しめます。
葉の脇に着く“むかご”は秋田の郷土料理として珍重される由。

下山時も木の芽、独活の新芽 タラの芽など摘みながら戻ります。

お昼は国道端のレストランで久しぶりに4人でランチ。

自宅に戻り、下処理です。
近所の知り合いの方にも御裾分けします。(我が家 食べ過ぎ?)

Dscn5015                 収穫?の一部

今回も 生計の足しになったかな? 
逆に晩酌の量が増え、結果的に費用アップになったかも。。。 (完)   58

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2014年6月14日 (土)

目的は、この花を確認 【角田山】

例年6月になると一寸気になる【角田山】に咲くこの花 今年も見れるかな?と。
3,4年前までは“稲島コース”5合目から6合目までの登山道の脇で見られたが
登山道改修工事などの影響か?いつの間にか消滅した?

それでもここ2年、我が家からも近い“宮前コース”でも見る事が出来、
扨て今年の咲き按排は如何かな? もう遅いかな? とも思いながら 

6月7日(土) 

お昼も食べ終えての遅いスタート。
目的の花を見る事が出来ればそれで良い!

13時45分 宮前登山口

登り始めれば早々に ↓

 Dscn4967 Dscn4969
(写真 左) ウツボクサ
(写真 右) シモツケソウ

 Dscn4971 Dscn4977
(写真 左)  教えてSOS  解りませ~ん ナンテンハギ
(写真 右)  ヤマブキショウマ

そして道端の花々見ながら歩き始めて(越前浜発祥の地)の標識から暫くして左側に
目的の花、相方が発見 「有ったよ!」

Dscn4975           目的の花  サイハイラン 采配蘭 (Cremastra appendiculata )

早々に目的達成です。 まだ先にも有る筈と、そのまま山頂に向かう二人です。

 Dscn4979 Dscn4980
(写真 左)  ツリバナ
(写真 右)  ニワトコ

やっぱり有ります。

Dscn4978                  目的の花 2カ所目

 Dscn4982 Dscn4985
(写真 左)  ハナニガナ
(写真 右)  ガマズミ

山頂手前の急登に差し掛かる場所、左側にも目的の花が見られます。

Dscn4989                      丁度 盛り?

Dscn4988_2                     二株

山頂への急登の途中、結局 登山道の脇、計4か所で確認されます。

山頂稜線への取り付け急登にはバイカウツギが盛りを迎えています。

Dscn4992               バイカウツギ

Dscn4994                 バイカウツギ全体

15時05分 角田山山頂

Dscn4995              山頂記帳箱

あれっ? 山頂記帳所の記帳箱が新しくなった!

時間が遅いので我らだけかなと思っていたジィ~ジなれど、さにあらん!6人ほどの方が
お休み中です。ベンチに座り持参のお湯でインスタントコーヒーを口にし、休みます。

山頂広場は丁度アザミが最盛期? そして年々木が肥るヤマボウシも数えきれない花。

Dscn4998
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ゆっくりと下りもサイハイラン始め、花々眺めながら往路を辿ります。

Dscn5003                    タチシオデ?

 Dscn5002 Dscn5007
(写真 左)  モミジイチゴ?
(写真 右)  スイカズラ

16時30分 宮前登山口

今年も気になっていたサイハイラン(采配蘭)確認で満足の二人です。

  ジィ~ジ 【角田山】  21-26        (完)            57

   ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:* *☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*    

付) 我が家へ戻る途中 R402日本海夕日ラインの様子です。

Rscn5116             棹差さ届く 大佐渡 小佐渡    夕景

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2014年6月12日 (木)

生活の糧? 山の幸求め

残雪 雪解けが始まれば、山には色鮮やかな可憐な花々が咲きだし、
コシアブラ タラの芽 木の芽 ワラビ ゼンマイ 独活 ココミ ウルイ ・・・等々
山菜もあちこちで見られ、山には精神的にも身体的にも恵みが一杯!

6月5日(木) 

相方と二人、気ままな1年に1~2度の山菜摘み。
家をでて暫く走るとフロントガラスにポツン ポツンと雨滴が当たり始めます。
雨具まで身に着けて山に入る気はないものの、「まぁ ドライブがてらもう少し・・・」

それでも行く手方向は徐々に明るさが増し 雨の心配も解消の気配。

登山靴に履き替え、蕨採りにイザ出発。道端のワラビを摘みながら小一時間歩けば
消えたばかりの残雪の後にはニョキニョキとワラビが・・・

Dscn4957               食べ頃ワラビが表土を割って

Dscn4953               5分足らずでこの程度

二人で1時間ほど蕨採りに精を出します。

Dscn4966               スーパーのレジ袋 3袋ほどGet 

折角なのでワラビ採り、いい加減に切り上げて、他の山菜も・・・

Dscn4962                  フキ 

Dscn4963            ミズ(ミズナ) ウワバミソウ

Dscn4964              タラの芽 フキ 木の芽

晩酌が楽しみ!!!      (ジィ~ジは常温が好き)

山(自然)遊びは、楽しさがいろいろ

Dscn4949             気持ちの良いブナ林  マイナスイオン全身に浴びて

Dscn4955            左から 越後駒ヶ岳 中ノ岳  八海山 眺めて

 Dscn4958 Dscn4959
(写真 左 ツクバネソウ)  ※ 拡大
(写真 右 ホウチャクソウ)  ※ 拡大

 Dscn4960 Dscn4961
(写真 左 ウスバシロチョウ)  ※ 拡大
(写真 右 ハナニガナ)  ※ 拡大

山に入り、夕餉の食卓に色を添える食材を得たばかりでなく、オゾン溢れる
心地よさを味わい、更に眺望、そして足下に乱れ咲く花々や蝶たちも観察、
精神的、肉体的にも実りある半日と、満足感に浸るジィ~ジです。(完)   56

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2014年6月 9日 (月)

6月最初は故郷が世界に誇る名峰【立山】

この世に生を受けてから高校を卒業するまで、朝な夕な仰ぎ見ていた立山連峰
ジィ~ジの故郷は、富山市です。

6月1日(日) 

立山駅前の広いには、日本全国からの  が多数。
AM 5:00 車中泊から目覚めるジィ~ジです。
前日31日 富山の次兄宅で仏事に参加、終わってから年の離れた長兄宅で
一服し、夕方千葉市へ帰る弟夫婦を相方運転で富山きときと空港まで送って
そのまま立山駅まで来たのです。

(折角の富山 おまけに天気も  ◎ 雄山へ行こう!)

今の時期 1番 始発のケーブルはAM7:00  (美女平駅まで7分)
この日朝一番のバスで目的地へ     流石にGWほどの混雑は無い。
  以下 下手な写真べたべた

Dscn4829           バスはHybridの新車  環境に配慮せねばならぬ時代です。

快晴の下、高原バスは美女平駅から弥陀ヶ原をくねくねと室堂ターミナルへ・・・
半世紀以上に亘り、子供のころから今まで何十回このアルペンルート訪れたことだろう?

車窓からは佐々成正黄金伝説の鍬崎山、そして北アの女王 薬師岳の端正・優美な
姿が望まれます。

Dscn4835               車窓より 薬師岳

弥陀ヶ原を蛇行しながら高度を上げる高原バス 周囲の景観は何度見ても飽きず。

Dscn4838              車窓より 大日岳と弥陀ヶ原

Dscn4841_2          車窓より 弥陀ヶ原 鍬崎山の後方に加賀白山 ※ 拡大

Dscn4845            車窓より 岩と雪の殿堂 剱岳 と右手に立山三山

Dscn4846           車窓より観光客人気の (雪の大谷)

今年のGW (雪の大谷) 16m 現在はかなり溶けて12m

      ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 

8時10分 室堂

Dscn4850            登山者とBCスキーヤー、ボーダー

歩き始めて数分、ジィ~ジと相方も軽アイゼン(6爪)装着。 絶好の登山日和です。

Dscn4852              雄山へ向かう相方

Dscn4854           一ノ越へ向かう相方  右手は立山三山の一座〈浄土山〉

Dscn4855            振り向けば 奥大日岳 手前地獄谷

Dscn4856              前泊?のスキーヤーグループ 

9時22分ー9時40分 一ノ越

Dscn4862           笠ヶ岳 穂高 槍ヶ岳 常念岳、燕岳・・・ ※ 拡大

北アの名だたる名峰がズラ~ッと。
餓鬼岳の後方では、日本の象徴 富士山も目視できます。 

Dscn4866               パノラマ 右端は龍王岳 ※ 拡大

一ノ越から立山(雄山)山頂手前までに残雪は見られません。

Dscn4877              雄山山頂への岩場

Dscn4878    右から笠ヶ岳 鷲羽岳 水晶岳 穂高 槍ヶ岳・・左 後方に常念岳 ※ 拡大

Dscn4885             ジィ~ジの好きな奥大日岳大日岳

Dscn4888                    この先は山頂 相方

10時45分ー11時50分 立山(雄山)山頂 3003m

Dscn4895              立山 雄山神社御本殿  雪に埋まった鳥居

Dscn4902              大汝山(3015m)から真砂岳、別山 剱岳

Dscn4890            左 五竜岳 中央 鹿島槍ヶ岳

Dscn4905          今日は日帰り ここまで (真砂岳から別山への稜線)

Dscn4909            山頂直下 山崎カールを滑る準備の若いカップル

ジィ~ジと相方、岩の上に腰かけ、前日コンビニ調達の菓子パンでノンビリと
展望を楽しみスキーヤー、ボーダーのの様子を眺めながら簡単なお昼とします。
前日 仏事の引出物に付いた富山の銘菓 竹林堂の酒まんじゅうも頬張りながら

Dscn4879              竹林堂 酒まんじゅう 

たまたま6月1日 富山市では昔から無病息災を願い朔日饅頭を食べるのが習い。
(この饅頭は 朔日製造ではないですが・・) 
例年1日開店の午前5時前には千人を超す人が行列を作る。

山頂で1時間も大展望を満喫しながらマッタリと至福の時を過ごし往路を下山です。

Dscn4910      一等三角点と山座同定盤  バックは五色ヶ原~薬師岳、黒部五郎岳

転倒注意で岩場を慎重に下山します。

Dscn4913             浄土山から龍王岳 眼下に一ノ越山荘

12時35分ー13時05分 一ノ越山荘

かっこいい 年代バラバラの18人のスキーヤー ボーダーのグループが順次
リーダーの指示に従い、華麗なシュプールを描きながら勾配が急な雄山谷を
大観峰方向へ滑っていきます。 (運動神経鈍いジィ~ジ 羨ましい)

Dscn4923            雄山谷(富山弁 オヤマタン)滑り下るグループ

楽しいだろうなぁ~ と羨ましく思いながら軽アイゼンを装着するジィ~ジです。

Dscn4925              6本爪 軽アイゼン

Dscn4927             室堂ターミナルに向かって下山する相方

一ノ越山荘から奥大日 大日岳を眺めながら地獄谷、雪が解け始めたミクリガ池を
俯瞰しながら下山する我らです。

13時37分 室堂ターミナル
ターミナルに近づくと途端に賑やかな声 ツアー客が大勢見られます。
しかし、何を大きな声で言っているのか解りません。
「イーアール サン」 解るのは飛び上がって写真撮るときのかけ声だけ!

Dscn4928                台湾?からのツアー客
12mの雪の大谷を散策するツアー客もまだ大勢見られます。

(富山きときと空港は台湾と直行便がある由)

14時00分 室堂ターミナル

高原バスから名残惜しく四周の風景を楽しむジィ~ジです。
(大概の客は気持ち良さそうに眠っています)

15時00分 美女平駅

Dscn4940               美女平 ケーブル

GWにはケーブル乗車1時間以上待つのは当たり前?なれど、今の時期は
大繁忙期を過ぎたせいか?待ち時間無し!

快晴に恵まれ、故郷富山が世界に誇る名峰【立山】で大展望と残雪の山歩きを
たっぷり楽しめたジィ~ジと相方です。    

改めて立山はヨーロッパアルプスにも負けない、富山が世界に誇る名峰と
確信するジィ~ジです。           

近くのグリーンパーク吉峰の大浴場と露天風呂に身体を横たえると、何とも
心地よさを覚えるジィ~ジです。

温泉入浴を終え、預けておいた引出物を取りに再び富山市の長兄宅へ立ち寄り。
長兄宅で正真正銘?の朔日饅頭とお茶を馳走になるジィ~ジです。
長兄宅を辞し、近くのスーパーで富山名物の昆布締め刺身と夕食を購入し
一路、我が家へ戻るため北陸道流杉IC(富山市)へ向かいます。

                            この項 (完)         55

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2014年6月 6日 (金)

思いのほか手強い【唐松山(1079.3m】

関越自動車道が魚沼市に差し掛かる頃、目に飛び込んでくるのは長く連なった
尾根の両端が丸いピークの【下権現堂山(997,7m)・上権現堂山(896.7m】。
弥三郎婆サの伝説と、信州戸隠神社と九頭竜大権現が勧請された山岳信仰の山、
昨年も含め、過去3回ほど歩いているものの、上権現山の延びる先にある
【唐松山(1079.3m】は未だ未踏のジィ~ジと相方。
以前より一度は一度は・・と思っていた一座です。

そんな折、またまた長岡の山ともTさんより声がかかり実現の運びに!

長岡バイパスで待合せ、一路 小出を目指し 

5月29日(木) 

7時45分 手ノ又登山口

Dscn4772             猫岩・唐松山登山口

R17から小出、県道328を中子沢温泉へ、その先の林道を2,3キロ走れば
数台の車が止めれる登山口Ⓟ。 道の脇には“錦鯉”の養鯉池が数か所。

登山道は手ノ又沢に沿って粘土質の段差のない狭い急登の道が続く。

Dscn4774                目的地は後方右のピーク   「随分遠いなぁ~」

足場の悪い尾根道を一気に標高差約200m、スタートから30分足らずで・・・

8時12分ー8時20分  滝見台(505m)

Dscn4776                不動滝    「落差30m位かな?」

滝見台からほんの少し下り、再び急登の登山道が北方向に伸びています。
来た道を振り返れば、魚沼の盟主が威風堂々屹立。

Dscn4777             残雪抱く 越後駒ヶ岳(左) 八海山(右) 

汗を流しながら急登を前進 前進 また前進。

Dscn4778               少し近づいたような、でも先は遠い

結構急登、足場も良くない稜線歩き50分弱 (標高差≒335m)

9時6分ー9時15分 上権現堂山分岐(840m)

Dscn4779                        分岐標識

上権現度山(998m)は、分岐より30分足らずで登れるでしょうが、今回はパス。
休憩ポイント、Tさんからブランディ漬け干し柿の差し入れ、旨い!
Dscn4780                ブランディ漬け干し柿

分岐からは周囲はブナ林に変わり高度差70mほどの下りとなります。

Dscn4783                残雪が残る鞍部

鞍部からいっぷく平

再び標高差120~130mの直登 これがキツイ!

10時05分 いっぷく平(954.7m)

Dscn4786                                     4等三角点 いっぷく平

△点のピークは崩落が激しく、とても一服できる場所ではありません。

Dscn4787               タムシバ 目的地は最後のピーク

少し狭く切れ落ちた稜線のアップダウンが続きます。

10時30分 猫岩(1008m)

Dscn4790            猫岩  ※ 登ることはできますが通過できません。

谷側に滑りそうな迂回路を通過です。

Dscn4792               中越地震で一部崩落した猫岩 裏側?

足下には可憐な花々も見られます。

 Dscn4789 Dscn4793
(写真 左  アカモノ)   ※ 拡大
(写真 右  オオバキスミレ)   ※ 拡大

最後の小ピークで、ビタミン補給(オレンジ)小休止。
Dscn4794                目的の山が近づいた  果物タイム

11時13分ー11時20分  唐松山山頂(1079.3m)   とうちゃこ~

Dscn4797                振り返れば中央最奥に上権現堂山

Dscn4798                 山頂は狭い

山頂は絶好の展望台 守門 浅草 毛猛 未丈 越後駒 八海・・・
更にその奥には 会津朝日 会津駒 etc

Dscn4801          山頂△点と山頂標識  左 毛猛  右 未丈 薄らと会津朝日も

お昼に近くなった所為か?360度、目視は出来るもののジィ~ジのコンデジでは

山頂は狭く、陽射しも強いので、お昼は少し下った斜面に残るブロック残雪の上で
採る事にします。藪を分けて下ります。

Dscn4802                残雪 前方は切れ落ちています。

11時35分ー12時35分 ランチタイム

Dscn4804            鋸で残雪を切ってテーブルに   お楽しみの時間

Dscn4803               雪が消えた後にはカタクリが (ピント合わず)

持参の手料理の数々で満腹 満腹。デザートも(別腹) 
瞬く間に1時間ほど経過、何時までも居たいけど、下山準備にかかります。

Dscn4807               山座同定しながらゆっくり下山

ところどころに山菜てんぷらの王様 コシアブラの木が何本も見られます。
Tさんのサポートで、沢山Get! 夕食が楽しみ。

Dscn4808                  猫岩  20センチほどの鈴が括られています。
  ※ 赤茶けた部分は中越地震で崩落した

猫岩の迂回路も、その先のいっぷく平からの下りも、真下へ降りるほどの急な道。
足場が悪いので、両脇の樹木の枝を掴みながら慎重に下ります。

Dscn4809                  この程度はまだマシなほう

※ 要注意箇所通過写真撮る余裕無し!

一服平の急坂を下り終えれば一安心。

Dscn4810               涼しい残雪歩行

ブナ林に覆われた残雪の上で大休憩 ティータイムと洒落る我らです。

Dscn4811               今頃 ショウジョウバカマが・・・

上権現堂山分岐でも小休止。

 Dscn4813 Dscn4814
(写真 左  ユキツバキ)  ※ 拡大
(写真 右  ヤシオツツジ)  ※ 拡大

Dscn4817                山頂ずいぶん遠くなったなぁ~

Dscn4818                足場の悪い登山道    まだ先は長い

Dscn4820                     不動滝

Dscn4821              なだらかそうに見えるなぁ  後方 右 唐松山

足場の悪い登山道の両脇には、食べごろワラビが点在、都度足が止まる相方です。
お蔭で?下山でもそれなりの時間を要します。

15時45分 登山口

中越の山は奥が深く、標高はそれほどなくてもアップダウンや急登の連続で
簡単にはその頂に立たせてくれず、登りよりも下りに神経を使う必要も有り、
その分、達成感もより強く覚えさせてくれます。

この山域には針葉樹は殆ど無く、広葉落葉樹が多いので、紅葉 黄葉シーズンは
見事な色合いを醸し出すこと必定。 
出来ればその頃 もう一度チャレンジしてみたく思うジィ~ジです。

今回も案内してくれた長岡のTさん夫妻、そして仲間の皆さんに感謝です。

小出からR17 道の駅 川口でまたの再会を約しお別れです。           54

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この日の収穫  コシアブラ 木の芽 ワラビ

Dscn4824

達成感と山の幸 この日も大満足   

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2014年6月 2日 (月)

里山漫歩?飲んで食べて採って (小千谷・長岡)

同好の士とは、有難いものなり。
今回も長岡市の山友Tさんからのお誘いの声がかかり、好天の下、二日に亘り
実りある山歩きを楽しんだジィ~ジです。

5月24日(土) 

長岡東バイパス(R8.R17重複) 高畑交差点で待合せ、目的地の小千谷市へ 

この日の予定は錦鯉と縮、ヘギ蕎麦で知られた小千谷市の地元で愛されている山
【城山~丸山】周遊です。 城山は時水城に由来 ※時水城 南北朝時代 小国氏?

8時40分  馬場清水

Dscn4691                            Tさん先頭に長岡市の皆さんと馬場清水に向かって

Dscn4694                  馬場清水(姥清水)冷たい水が滔々と

近郷近在から多くの人が水を汲みに来るらしく、広い駐車スペースが設けられています。
【城山(じょうやま)】、この一帯は有数の豪雪地帯ですが、地元で愛されている山。
一年中、天候に拘わらず誰かが登っているそうで、この日も地元のスキー部の
女子高生二人が二往復してトレーニング中。既に下山してくる人、数人とスライド。

Dscn4695                           今が盛りのタニウツギ

道端で人目を惹く花に遭遇! なんと!!

Dscn4698                キンラン

Dscn4701             小千谷市市街地  後方に残雪の守門岳

 Dscn4703 Dscn4705
(写真 左 キランソウ)   ※ 拡大
(写真 右 ガクウラジロヨウラク)  ※ 拡大

9時45分ー10時10分 城山山頂(384m)

Dscn4708               鐘と記帳所 (積雪期でも一服できます)

視界良好 少し靄ってジィ~ジのコンデジではイマイチなれど、守門岳・浅草岳
越後三山・巻機山・~妙高火打方面までぐるっと見渡せます。
(来年の残雪期に空模様を眺め再訪したいもの)

Dscn4707                  中央 越後三山~右手 巻機山

山頂は日当たりが良い草地、この時期には当然の如くにょきにょきと・・・山の幸。

Dscn4712                10数分で太い手ごろなワラビ(蕨)

銘々蕨採りを楽しんで、次はお隣の【丸山】へ向かいます。

Dscn4713               ロープが張られた傾斜がきつい場所も

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(写真 左 ツクバネウツギ)   ※ 拡大
(写真 右 ヤマボウシ)  今年初めて  ※ 拡大

城山・丸山共に小千谷では西山山系と呼ばれ、小千谷市西部と長岡市小国地区と
衝立の様な山容で境界を構成し、稜線の小国側はかなり切れ落ちている箇所も
見られます。

10時50分ー11時50分 丸山山頂

Dscn4717                 ヤマザクラ満開の【丸山】山頂

Dscn4718              お昼のメニュー一部

然程広くない山頂に敷物広げ、各自持ち寄りの手料理の数々が・・・
陽射しを浴びながらワイワイとランとタイムです。 のんびりと1時間ほども。

下りは、途中から周回路を辿ります。

 Dscn4719 Dscn4721
(写真 左 レンゲツツジ?)  ※ 拡大
(写真 右 ノアザミ)  ※ 拡大

お天気が良く、今年初めてのニョロ君も↓

Dscn4720                   日向ぼっこ?

下山路の脇には耕作放棄された田畑があちこちに見られ、現代の農業の一端が
垣間見られた感じを受けたジィ~ジです。

伸びきったウド、葉が広く成長したウルイなどを横目に見ながら、林道を辿ると
朝 車を止めた駐車場に戻ります。
脇の竹林には食べごろのタケノコがにょきにょき顔を出しています。

13時05分 Ⓟ

この日の予定はまだ続きがあるのです。

帰り支度をして車で一旦、小千谷の大型スーパーで肉の買い出しです。

15時25分 三ノ峠山登山口Ⓟ

Dscn4725                歩荷スタイルのTさんと奥方 赤道

道端にはホウチャクソウ クルマバハグマ サイハイラン フタリシズカなどの花が・・

Dscn4730                 フタリシズカ

Dscn4731                   大榎

Tさんは大榎の幹の隙間に自作の石地蔵を置きたいと準備中。

16時40分 友遊小屋

Dscn4732              友遊小屋テラスから長岡市内と西山丘陵望む

ジィ~ジがボケ~ッと夕方の長岡市内を見ている間、女性陣は甲斐甲斐しく
夕餉の準備に大わらわ。

Dscn4735              この日に摘んだ木の芽 ウド 新鮮そのもの

Dscn4737                   まずはで乾~杯

ビールに地酒にワインに洋酒・・・ Tさんの栽培 サツマイモ ジャガイモ 玉ねぎ
カボチャ そしてメインは“焼肉”です。

Dscn4740                焼肉です。

飲みながら、腹いっぱい食べながら、山談義は延々と続きます。
あんまり食べ過ぎ、飲み過ぎたので一寸中休み。 (19時30分)
皆でTさんが作った山頂手前の“風のテラス”で夕涼み。
〈ヤマナラシ〉の大木がそよ風を受けながら葉音「カサ カサ カサ … …」

Dscn4744                  明かりが灯る長岡市内

何か催し物有るのか?偶然 打ちあがる花火も見られます。

再び小屋に戻り、宴の続きとなります。
満腹感と酔いが回り、段々眠気が襲ってきます。テーブル片付け寝床の準備。
この日の最終目的は、友遊小屋で泊まる事。    

夜半 小用でトイレに行ったとき、何気に空を見上げると無数の星が 
静まり返った山の中で時折 「ブッポウソウ ブッポウソウ」と泣き声が聞こえたような
(空耳か?聞き間違いか??)

 【城山~丸山周遊】 【友遊小屋酒宴】   この項 完           52

           ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

一夜明けて

5月25日(日) 

アルコールにはそれほど強くない?ジィ~ジ  回りが早い分、醒めも早い。
二日酔いの経験は2,3回程度? この日の目覚めもごく普通。

小屋での朝食 そこそこに 【萱峠】へ向かって

Dscn4747                  小屋の脇 色づいた蕾のヒメサユリ

小屋の周辺にはTさんが植栽した数株のヒメサユリが根付き、開花間近の様子。

7時52分 三ノ峠山山頂(468.6m)

Dscn4748                 三ノ峠山山頂△点 

まだ8時前、ひんやりと空気が残り心地よい。

 Dscn4749                           長岡市の最高峰 鋸山望む場所  “観鋸台”

Tさんグループで名付けた“観鋸台” Tさん作成の休憩ベンチもおかれています。
つい先ごろまでは、カタクリの群生地。今は大きな実になって・・・

 Dscn4753 Dscn4754
(写真 左 ニシキコロモ)  ※ 拡大
(写真 右 イワカガミ)  ※ 拡大

Dscn4756                 コハ清水 水はけ清掃するTさん

ブナが蓄えた冷たい旨い水で喉を潤します。

 Dscn4755 Dscn4757
(写真 左 コケリンドウ)  ※ 拡大   初めて見たかも!
(写真 右 サンカヨウ)  ※ 拡大

Dscn4761                  ツクバネソウ

Dscn4763                萱峠周辺は見事なブナの美林が広がっています。

萱峠の先は、倒れた鉄のフェンスが見られる昔の牧場跡 今はタニウツギなどの
低木が勢力を広げています。
空気が澄んでいれば守門岳から魚沼三山の展望台ですが、この日は目視が精々。
敷物広げ腰を下ろし、ゆったり、まったり早めのランチを取りながら時を費やします。

超 ノンビリのお昼を終えて往路を戻る我らです。

コハ清水の先、登山道の脇で往きに気付かなかった白っぽい花 ↓

Dscn4765                     ギンラン 手振れ!ピント合わず

前日はキンラン、そしてこの日も珍しいギンラン見る事が出来た我らです。
この周辺の主のようなTさんご夫妻も今まで見た覚えがないとのこと! ラッキー!

登山道脇の フキ 、ミズ(ウワバミソウ) ワラビを少々?Getして小屋へ戻ります。

小屋で再びゆっくりとコーヒータイムを取りながら寛ぎます。

朝8時前に出たのに、ゆっくりと遊んで既に午後2時半過ぎ、帰り支度をします。

Dscn4766                       ガクウラジロヨウラク

15時20分  

Dscn4767                     ダンボール一杯のワラビ

前日 採取したワラビはT夫人が持参の塩を摘み口に浸し保存処理済み。

長岡市東山ファミリー牧場で、またの再会を約しTさんとお別れです。

二日に亘り付き合ってくれたTさんに感謝 感謝です。
キンラン ギンラン コケリンドウ 滅多に見れない花も見られ、夕餉の肴
山の幸も数々Get 前夜の焼肉パーティも・・・内容充実の二日間 
大満足のジィ~ジです。     (完)               53

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