日本一小さな【櫛形山脈】縦走&【弥彦山】
飯豊連峰を源する加治川と胎内川の2本の河川に断ち切られた越後平野の
櫛形山脈は、直線距離で僅か13キロ 最高峰は568mの櫛形山です。
大正3年(1914)日本最初の地形図(大日本帝国陸地測量部発行)で
櫛形山脈と命名されたのです。 櫛形山脈は,日本一小さな山脈です。
4月25日(金)
所属する山の会の会山行、〔櫛形山脈縦走〕に今年も参加のジィ~ジです。
Iリーダーの挨拶&注意事項 (胎内登山口)
大峰山桜公園Ⓟに集合、車を乗り換え分乗してスタート地点の胎内登山口へ
参加者 男性 20名 女性 23名 計 43名
≪コースタイム≫
桜公園Ⓟ(7:20)…胎内観音登山口(8:00)…鳥坂山(9:10)…ユズリハノ峰
(10:15)…飯角分岐(11:40-12:20)…櫛形山(13:10)…大峰山(15:15)…
桜公園(16:00)…駐車場(16:20)
8:00 胎内観音登山口
A,Bグループに分けて出発 長~い
鳥坂山まで、初めはなだらかな登山道、やがて一寸した急登も現れます。
急登を登る参加者
9:10-9:20 鳥坂山(438.8m) 登山口より≒1.2㌔
快晴 絶好の登山日和 鳥坂山山頂
青空にタムシバの白い花、ブナの新緑が目に眩しく映ります。
鳥坂山山頂からは、生き生きとした木々の芽吹きを愛でながらの稜線漫歩。
ユズリハノ峰(385m)、黒中山(446.4m)板入りノ峰(420m)…小さなアップダウン。
純白の花弁 タムシバロード
若ブナの芽吹きがとても爽やか
10:15 板入りノ峰(420m)
ブナに囲まれた休憩ポイント
足下にはイワウチワ、シュンラン、…等々、目を転ずれば
鮮やかなミツバツツジ
長い行列と美しいヤマザクラ
11:07 坂井越
IIリーダーからの説明を受ける参加者。
昔の黒川から中条への山越え古道、交易そして中条に遊郭在りし頃、
馴染みに逢うため、古人が通ったと言われる道。
このあたりから木々の隙間から飯豊連峰も見えだします。
飯豊連峰 後方右手は二王子岳
オゾンを目一杯吸って、マイナスイオンを全身に浴び、心地よさ満点なるも空腹感も。
11:40-12:20 飯角分岐 登山口より 6.4㌔
カラカラに乾いた落ち葉の上に足を投げ出しお昼タイム
何時もの通り、自慢の手料理飛び交います。
ランチが終わってから、この日参加の6人の新人会員から自己紹介も。
13:00-13:10 櫛形山(568m) 登山口より 7.9㌔
主峰 櫛形山山頂 view point
白く残雪を纏った飯豊連峰と二王子岳が見事。
グル―ッと目を左に転ずれば朝日連峰も目視されます。
ゆっくりと大展望を堪能して大峰山に向かいます。
足下はカタクリロード、そしてオオバキスミレロード フラワーロードが続きます。
13:55 法印瀑分岐
二日前には法印瀑から大峰山を歩いたジィ~ジです。
オオバキスミレ
ヤマザクラも本格的に
法印瀑分岐から大峰山までは一旦左方向へ大きくカーブしてから右方向へ・・・
直線では近いのに相当遠回りの地形です。
オオカメノキ
箱岩峠、馬越林道への分岐まで少し下って、再び登り返し。
山頂手前には北緯38度の緯度線標識が見られます。
14:55-15:05 大峰山(399.5m) ここまで11.1㌔
大峰山山頂 山頂で休憩
飯豊連峰見納め 左 朳差岳
大峰山山頂から10分弱下れば、立派なログハウス小屋 チェリーヒュッテ大峰。
胎内市と日本海 粟島、人口島が目視されます。
この展望台から、愈々縦走最後の山、願文山へ急登を下ります。
中世の山城跡をしのばせる願文山
15:35 願文山(248m) 登山口からここまで12.7㌔
願文山
承久の役で後鳥羽上皇に味方した藤原家賢を祀った酒匂神社。
願文山から桜公園まで下ります。
16:05 桜公園
(写真 左 満開の桜 嵐山 右 薄緑の桜 鬱金(うこん) ) ※ 拡大
ラストは桜で癒されます。
桜公園の多種類の見事な桜を見れば疲れも全て吹き飛びます。
16:20 桜公園Ⓟ ここまで登山口から14.1㌔
解散セレモニーが始まります。
快晴に恵まれ、最高の登山日和、誰一人怪我する事も無く、無事完了。
リーダーからの挨拶終わり、数台の車にドライバー分乗し登山口の胎内観音まで
の回収です。 この日歩いた距離は14㌔強。
この日参加のY/Sさんの会HPへのレポ⇒コチラ
天気が良ければ会山行 80%以上成功? この項 (完) 41
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
幸い有難いことにお天気が良いので連荘です。
目的は、この短い時期限定?の(花)探索 行先は634m 【弥彦山】
4月26日(土)
簡単なお昼をコンビニで調達して
表参道登山口ⓅはGWで大型観光バスの駐車で利用が出来ず、奥のⓅへ。
表参道を登ります。 陽気の良い土曜日のせいか?人・人・人 まさに老若男女。
以下 登山道の脇で観察された春から初夏の花々です。 ※ 拡大します。
(写真 左 イチリンソウ 中 トキワイカリソウ 右 ミツバツツジ)
(写真 左 フデリンドウ 中 キジムシロ 右 センボンヤリ)
小さなセンボンヤリ今まで見落としていたかも。
7合目 水場
水汲むファミリー
(写真 左 コシノコバイモ 中 ミヤマカタバミ 右 ウスバサイシン)
水場先の山肌にコシノコバイモ(越乃小貝母)の株が多数見られます。
そしてこの日、目的の見たい花 その1 発見!!
ルイヨウボタン ※ 拡大
更に目的の花 その2 発見
~ん 残念!! 登山道から数m下の山肌に咲くヤマシャク発見するもまだ蕾。
1~2日 早かったか?
それでも目的は一応達成です。
簡単お昼は9合目レストハウス前のベンチで
ロープウェイから観光客が後を絶ちません。(シーズンですから・・・)
9合目 良い陽気だなぁ~
(写真 左 サンカヨウ 中 キクバオウレン花後 右 テンナンショウ) ※ 拡大
12時35分 7合目 水場 若人パーティ (若さが羨ましい)
12時57分 5合目
弥彦山山頂を望む TVアンテナ林立
5合目の鳥居から奥の院に向かって感謝の念を胸に作法に則り礼拝します。
天気が良いと花たちも元気、新緑も燃え初夏をも感じさせてくれ気持ちが良い~
ヤマシャクは蕾で少々残念なるも咲く場所は頭にINPUT 来年に期待。
花が少ないと思っていた“表参道コース”も意外と多種類の花が見られ認識新たに!!
弥彦山 人気の程が十分に理解できたジィ~ジです。
花 探索の【弥彦山】 この項 (おしまい) 42
| 固定リンク | 0
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 9月最期は【弥彦山】(2024.10.04)
- 執拗に花を求めて【角田山】(2024.10.02)
- 目的叶わず【角田山】(2024.09.30)
- 予定変更で【菩提寺山】(2024.09.28)
「山」カテゴリの記事
- 9月最期は【弥彦山】(2024.10.04)
- 執拗に花を求めて【角田山】(2024.10.02)
- 目的叶わず【角田山】(2024.09.30)
- 予定変更で【菩提寺山】(2024.09.28)
「新潟」カテゴリの記事
- 9月最期は【弥彦山】(2024.10.04)
- 執拗に花を求めて【角田山】(2024.10.02)
- 目的叶わず【角田山】(2024.09.30)
- 予定変更で【菩提寺山】(2024.09.28)
「登山」カテゴリの記事
- 9月最期は【弥彦山】(2024.10.04)
- 執拗に花を求めて【角田山】(2024.10.02)
- 目的叶わず【角田山】(2024.09.30)
- 予定変更で【菩提寺山】(2024.09.28)
コメント
tuba姐様
会山行のこの日、格別の上天気で花々も眺望も最高でした。
飯豊は朳差方面が中心で全体展望は二王子岳には及びませんが
それはそれで・・・
大峰山の桜公園も多種類の桜を観る事が出来、実りある
一日となりました。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月 4日 (水) 08:22
大峰山って、櫛形山脈の一座だったんですね
サクラと山の花のお花見会山行、お天気に恵まれて良かったですねぇー
飯豊連峰と二王子岳・・・イイ眺めだわぁー
投稿: tuba姐 | 2014年6月 4日 (水) 07:57
しゃくなげいろさま
commentありがとうございます。
今年も櫛形山脈縦走参加すること出来ました。
この日はお天気が良くて・・・会山行はお天気だけで成功ですね。
春の花、初夏の花 花の季節です。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年5月11日 (日) 08:04
14キロ踏破お疲れ様でした。花、花、花、花いっぱいですね。
投稿: しゃくなげいろ | 2014年5月11日 (日) 05:25
FUKUさま
先日はお疲れ様でした。
櫛形山脈縦走の日は絶好の登山日和となりましたね。
連荘と言っても翌日は弥彦ですから・・・
又 どこかでご一緒致したく思っています。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年5月 9日 (金) 21:41
こんばんわ~
櫛形山脈ではお世話になりました。 奥さまにはいろいろご馳走になり、お陰さまで元気いっぱい歩き通すことが出来ました。感謝で~す。
連チャンとは凄~い。私も見習わないとです♪
投稿: FUKU | 2014年5月 9日 (金) 21:29
SILVIAおじさん さま
commentありがとうございます。
14キロの山道歩き、意外と変化が有るので
平地より、疲れないかもしれません。
先ずは健康に感謝ですね。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年5月 8日 (木) 21:34
もうぞうさま
こんばんは~
弥彦の表参道にも意外?と希少植物見られるんですよ。
ユックリとキョロキョロしながら歩けば見つけられるでしょう。(笑)
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年5月 8日 (木) 21:32
森カフェさま
こんばんは~
commentありがとうございます。
美男・美女揃いの我が会の会員の皆さん、お花の好きな人ばかり。
山でのゴミ拾いなど、清掃活動も結構しているんですよ。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年5月 8日 (木) 21:28
mikkoさま
お立ち寄りcommentありがとうございます。
この日は風も強くなく最高の登山日和となりました。
山桜と飯豊連峰、朝日連峰の雄姿を見ながら歩けば疲れも
吹っ飛びます。
我が会は自分の力量に合わせて参加申し込みをするので
意外と足並みも揃うのです。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年5月 8日 (木) 21:23
赤鬼さま
連荘ですよ(笑)
花が燃え、山が嗤う季節になりました。
腰が痛い膝が痛~い。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年5月 8日 (木) 20:36
山道を14キロ強も走破は凄いことです。
健康で、そして体力があり。本当に羨ましい限りです。
投稿: SILVIAおじさん | 2014年5月 8日 (木) 19:29
4月の終盤に弥彦で珍しい花ですか?
メモメモ。
でも私が登っても発見できないだろうな~
投稿: もうぞう | 2014年5月 8日 (木) 19:12
お花がいっぱいで最高ですね。
あまりに美男美女が多くてお山が壊れてしまいそう
投稿: 森カフェ | 2014年5月 8日 (木) 17:41
お天気に恵まれて良かったですね~
飯豊連峰・二王子岳・朝日連峰の眺望が縦走の疲れを癒してくれたのではないでしょうか?
これだけの大人数で脱落者やけが人もなく
歩き通されたことも素晴らしいですね。
投稿: mikko | 2014年5月 8日 (木) 12:54
連チャンか、すごいね。花と新緑がまぶしい時期になったね。
投稿: 赤鬼 | 2014年5月 8日 (木) 07:36