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2014年1月

2014年1月28日 (火)

自然学べるよ 新津丘陵【菩提寺山~高立山】

過っての新津市は、平成の大合併により現在では新潟市秋葉区。

新津地区は明治から大正に掛けて日本の代表的産油地として有名。
大正6年には12万kl/年で日本一を誇り平成8年まで採油が行われ、
日本の地質百選に認定、隣の金津油田も近代化産業遺産に認定されています。

周辺には往時を偲ばせる遺構が幾つも見られ、老化一直線の頭には刺激に!

そしてこの新津丘陵、当然ながら何種類もの木々も見られます。

1月22日(水) 

この時期の冷たい、そぼ降るは、ご免! 寧ろ少々であればはWELCOME。
と言うことで1年1度か2度の定番の山歩き

9時50分 石油の里観光物産館Ⓟ

Dscn2816_2               クリスマスツリー  機械掘井

この他、ケーシングとか、産油関連の遺構が随所に見られ、歴史・地質の学習も。

整備された道の所々に、↓

 Dscn2817 Dscn2818
(写真 左) 樹木表示板    ※ 拡大
(写真 右)  そよご 実

<冬青> ソヨゴ 花や実 名前は知っていても漢字まで知っている人 何%?

こんな感じで丁寧な樹木銘板が幾つも付けられ自然学習も・・・

このコース 森林浴百選の森、そして中部北陸自然歩道でもあるのです。

10時45分ー10時55分 菩提寺山

アッチの木、コッチの木 眺めながら小さなUpDownを繰り返せば小一時間で

 Dscn2822 Dscn2823
(写真 左) 248.4㍍ 菩提寺山山頂  ※ 拡大
(写真 右) 菩提寺山山頂 花立小屋 ※ 拡大

チラッと小屋を覗いてみると、ストーブ周りに6,7人の常連さん?
気弱なジィ~ジは頭を下げて、即刻退散。

(菩提寺山は戦国時代の歴史的史跡でも有ります。)

菩提寺山だけでは少々物足りない?小屋の先から仏路越え

Dscn2824                  仏路越え馬頭観音 石仏

石仏の中を良く見れば 『伊夜比古神』 の石祠も 神仏混合の名残??

仏路峠(73㍍)まで一旦下り、“白玉の滝”方面とは反対に向かって林道を

『高立山登山口まで2Km 歩き30分』 の標識を辿ります。
2~30㎝の積雪の林道 20分強で。。。

Dscn2825                       高立山登山口

Dscn2827                  幻想的  五泉市方面

Dscn2828                  ちょっぴり急登の痩尾根も

11時45分ー12時22分 高立山  (山頂小屋)

Dscn2832                     275.8㍍ 高立山山頂

展望できる山名が石碑に記されています。

Dscn2830                  お昼を取る為、山頂小屋へ

Dscn28311                 ストーブで暖を取りランチタイム

先客は6名、 勿論 高立山 菩提寺山の両山の小屋主?S氏もどっかりと。

挨拶してお昼を取る我らです。
ストーブの上で餅も焼かれ (旨そう~ 餅好きジィ~ジ)

腹も満たされ、身体も温まり 往路を戻ることに・・・

Dscn2833                  相方先頭で往路を下山

12時57分 仏路峠

Dscn2834                菩提寺山に向かって登り返し

標高差150㍍ほど登り返し、再び菩提寺山 小屋からは笑い声が聞こえます。

山頂小屋は覗かず、そのまま下山するジィ~ジです。

Dscn2835              菩提寺山山頂から阿賀方面俯瞰

菩提寺山から登山口までの大凡 半分の地点。
昨年同時期、一部の樹木伐採されてベンチも置かれ展望台になっています。

Dscn28361             角田山の右、うっすらと佐渡の山々 ※ 拡大

蒲原(新潟)平野の前方に“角田山”その右に冠雪の佐渡金北山も遠望されます。

Dscn2837                       樹木銘板

銘板幾つも幾つも・・・・覚えきれないジィ~ジです。

Dscn2838                  何方の作? 木彫りの熊さん

Dscn2839                          機械掘井

採油井戸の櫓、其処彼処に・・・これもまた学習。

少し歩いては立ち止まり、時間を掛けて下山です。

14時10分 石油の里観光物産館

Dscn2815                石油の里 観光物産館  休館日

この日のコース、丘陵地帯散策なれど歩いた距離はソコソコ。展望もソコソコ。

それなりに満足 満足。   (完)                       7

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2014年1月26日 (日)

彼方へ此方ヘ【角田山】

1月21日(火) 

朝方は小雨がシトシト、雨が上がること見越して出発を30分遅らせます。

今回も前回に続き、選んだコースは【角田山】“五りん石コース” 

お江戸へ金を運んだと言う旧 北國街道の途中から柿団地へ右折。
数cmの積雪に着けられた轍を外さないようにゆっくりとを運転、登山口へ  

9時57分 五りん石登山口

Dscn2791                  緩やかな林道をスタート

想った通り雨は上がったものの、杉林の中の登山道、雪解けの塊が時折
バシャ  ビシャと頭の上に落ちてきて、首筋に 「冷たい!」

このコース、初めは緩い登りなれど、やがて山腹が前に立ち塞がり、雷光型に
階段状の登山道が切られています。

Dscn2793                          俯瞰

“ほたるの里コース”と合流し、再び山頂までの急登を喘ぎながら登ります。

Dscn2795                     角田山山頂広場

今年に入り、最高の積雪?3~40㎝?

山頂避難小屋(健養亭)で10分ほど休憩して、今度は“稲島コース”へ向かいます。

Dscn2798                 稲島コースへ向かって下山

Dscn2800                      七合目へ向かって

11時34分 5合目

Dscn2802                    五合目石地蔵

笠もおべべも新調されています。お供えも   合掌

“稲島コース”四合目まで下りてきた目的は、工事の進捗状況の確認です。

Dscn2803                      階段工事

四合目から東家まで今年は約160段ほど階段に変わります。
階段天板は合板で積雪からの養生が施されています。

工事の状況を確認して、再び4合目からキツイ登りを登り返し山頂目指します。

Dscn2805                雨よけ下屋が設けられた 不動明王

登り返しはキツイ キツイ 息が上がり汗が噴き出してきます。

12時20分ー12時55分 山頂 健養亭

Dscn2807                    ダルマストーブ暖を取るK氏

小屋には常連さん、10人ほど。暖を取りながらお昼の様です。
我等もコンビニ調達簡単ランチとします。

身体も温まり腹拵えも出来たので下山です。

Dscn2810                山裾からガスが上がり何やら幻想的

山頂直下の急登を慎重に下り、往路の“五りん石コース”合流点を横目に
“ほたるの里コース”をどんどんと下ります。

13時20分 山の神分岐

Dscn2812                      山の神 分岐

13時34分 山の神

Dscn2813                           山の神

小さな鳥居と小さな石祠  頭を垂れて参拝する我らです。

山の神から5分足らず下れば“山の神コース”入口

Dscn2814                     山の神 入口

ここから林道を100㍍強も下れば、“五りん石コース”

“五りん石コース”~角田山山頂~“稲島コース4合目”~角田山山頂~
“ほたるの里コース”~“山の神コース”~“五りん石コース

角田山の彼方此方のコース、アップダウンの繰り返し結構歩いた感じを
覚えるジィ~ジです。

たかが角田山、されど角田山 。くたくただぁ!

 
ジィ~ジ【角田山】 26-4  (この項 完)               6

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2014年1月23日 (木)

或る日 新潟点描

我が家の近くに有る地区図書館が老朽化が進み、現在耐震補強工事中で
6月まで休館。
止むを得ずで20分ほどの、新潟市中央図書館 ほんぽーと へ。

新潟市市街地は無雪 
開館はAM10:00 開館にはまだまだたっぷり時間が有ります。
たまには、少しより道でもしてみようかな?と。

1月18日(土)  

Rscn2784         右 デンカビッグスワン   右 ハードオフ・エコスタジアム

鳥屋野潟から眺める、新潟のスポーツ施設

Rscn2786          左 ハードオフ・エコスタジアム 右 デンカビッグスワン

今度は反対側 清五郎地区から眺めます。

昨年まで某・東北電力ビッグスワンは今年からデンカビッグスワン
* ネーミングライツ昨年まで12,000万/年⇒今年7,000万/年

FIFA World Cup 2002に於いて1次予選2試合 決勝リーグ1試合開催。
(決勝リーグではイングランドのベッカム選手が話題になりました。)

あれから既に10年以上も経ったんだなぁ 感慨ひとしおのジィ~ジです。
現在は J1 アルビレックス新潟のホームです。

隣接のハードオフ・エコスタジアム新潟  周辺一帯は新潟県スポーツ公園。
* ネーミングライツ 3,000万/年

今年も 8月4日 横浜DeNA VS 読売ジャイアンツ 戦が予定されています。

スポーツ公園のある鳥屋野潟周辺、現在も各種の施設建設中です。

   :        ;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

新潟市中央図書館ほんぽーと で小説2冊 山関連本1冊借りて、

次に向かったのはBridal Stage  DuO (結婚式でと無関係)

ここで開催されている第21回 県民アマチュア絵画展の観賞です。

洋画 日本画 アマチュアながら玄人はだしの力作が展示されています。

Dscn2787                    審査員による解説(洋画部門)

ユックリと洋画・日本画作品鑑賞して、ドリンクコーナーで珈琲タイム

Dscn2788                       ドリンクコーナー

ドリンクコーナーの若いお嬢さんと一寸会話して、Energy補充のジィ~ジです。

            ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

新潟市街地には積雪見られず、足回りも問題無し。

このところ例年より穏やかな日々が続き、この日も良きひと時が持てたかな!

                                  (完)

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2014年1月20日 (月)

有り難き哉 穏やかな日々 

大寒を迎え、本来であれば一番寒い時期である筈?
ところが有り難いことに年が明けてから今日に至るまで、ジィ~ジ住まいする
新潟市は連日穏やかな日々が続いています。

1月17日(金) 

朝、目覚め朝刊を取りに玄関を開けると・・・

Dscn2781                     真綿を被せたよう

Dscn2782                        白い綿帽子

荒れ放題、手入れもしない我が家の狭い“庭”?

屋根にも2センチほどのフカフカ新雪。

お昼前には全~部 跡形なく消えてしまった。 まるで春先の淡雪のよう!!

新潟市市街地に現在は雪は見られず。 此のまま春が迎えれれば(願望)

除雪作業も不要 年寄りには有り難き哉  (完)          

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2014年1月17日 (金)

老骨に鞭打ち修行?

総面積では全国5位の広さ、そして本州側海岸線だけで330Kmを有する県

・・・・何処でしょう???   回答 (新潟県) *正解回答率低いかも

信州と境とする津南地方、上州と境とする魚沼地方は積雪2mを超え除雪作業で
大難儀されているお宅も数知れず多いのです。
ところが意外?に思われる方も居られるかもしれませんが、有り難いことに
県都 新潟市は市街地何処にも雪は見られないのです。 積雪 ゼロ。

このところ穏やかな日が続き足場も良いので、体力維持目的で老骨に鞭打ち
【角田山】通いに精を出すジィ~ジです。 (常連さんはほぼ毎日)

1月14日(火) 

9時40分 稲島登山口

Dscn2767                     県発注  工事案内板

多分Ⓟまで凍結はしていないだろう・・・と今回は“稲島コース”をChoice。

Dscn2768                      稲島薬師堂の大杉

粘土質の登山道も霜柱が立ち固く凍結、お蔭で靴が汚れません。

所々に工事用のキャタピラの痕跡が残っています。

4合目椿谷から5合目手前の東屋まで丁度工事中。

アレ レッ!

Dscn2769                  ノンスリップ付階段

大小の石 岩欠片が露出して少し急な歩き辛い登山道が階段に!!
 *(折角の工事も賛否両論有るかも)

Dscn2771                  五合目凍てつく水場  氷柱

登山道は圧雪の有る処、無い処 凍結しているものの足場有り、問題無し。

おやッ! 何時の間に?

Dscn2772                         不動明王像

お不動様には奇特な何方かが風雪除けの下屋が設けられたようです。

Dscn2773                         角田山山頂

Dscn2774_2 Dscn2775
(写真 左) 記帳所寒暖計 マイナス5℃ ※ 拡大
(写真 右) 小屋内 ダルマストーブ  ※ 拡大

小屋(健養亭)には二パーティ8人 ジィ~ジと相方、上がり框に腰掛け小休止。
先客も下山、ジィ~ジと相方も10数分の滞在で往路を下山です。

10時45分 角田山(健養亭)

Dscn2776                 新雪の山頂広場下山する相方

九合目⇒八合目 急登の階段は圧雪は無いものの凍結した上に新雪が疎らに。

Dscn2777             アイスバーンの上に塗したような新雪

Dscn2778                      こんな感じ

この場で転倒すれば、軽くて大怪我、場合に依れば命にも関わる!

慎重に一歩一歩 下ります。(慎重にしか下れなくなってきています。)

* 年寄りジィ~ジ60年ほど前に卒業した、故郷 T県立T高等学校の校訓
  『慎重敢為』  慎重 自ラ持シ 敢為 事ニ当ル
  * ジィ~ジの反省 敢為事二当ル   此れ出来なかった!。

それでも八合目から下はステップがしっかり、更に凍結も少し緩んできて
下山歩行に特に支障が有りません。 *(その分、靴が少々汚れます)

まだまだお昼前、山頂目指す多くのハイカーとスライドします。

近所に住む会員J女史も御出勤 挨拶交わします。

11時20分 稲島登山口Ⓟ

歳を重ねると、当然それなりに体力・気力落ちるも、同時に寒さも若い時より
極端に感ずるようになってきたようで、帰宅後の入浴時間も身体が温まるまで
時間を要するようになってきたジィ~ジです。

2年ほど前までは、この時期でも半袖のアンダーウエア1枚で充分だったのです。

年取ることは何人も避ける事で出来ないまでも、たまにはanti agingも良いかな!
ガタガタの腰・膝を騙しだまし、時には老骨に鞭打つのも人生修行には  かな。。

  ジィ~ジ 【角田山】 26-3    この項(完)          5 

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2014年1月15日 (水)

たまにはコースを変えて【角田山】

年が明けて瞬く間に1月も半ば、徒に時の流れに身を委ねている日々。
限られ、与えられた時間 本来もっと大事に使わねばと思うものの
凡人中の凡人、何ら前進・変革できないジィ~ジです。

せめてなるべく“寝たきり”にならないよう、なるべく外を歩こう・・・と。

1月10日(金) 

体力維持の為、特にジム通いしている訳でもなく、こんな時は定番【角田山】

先回は“ほたるの里コース”、たまには目先を変えるのも良いかな?と
10数年ぶりに
“五りん石コース”

Dscn2756                緩やかな杉林の中に切られた登山道

旧 北國街道の途中から柿栽培団地の農道を“山の神”に向かって 
幸い轍は凍結しておらず無事登山者用到着。先行車は6、7台。

暫くは周囲を杉林に囲まれたなだらかな道を前進前進また前進。
途中、倒木や伐採された杉の丸太が転がっていたり・・・

Dscn2757_2                        急登の階段

20分程の緩登が終わると前面に立ち塞がる様な山腹が現れます。
ここからは尾根に取りつく急な階段登山道に変わります。

息を切らしながらジグザグに登りあげると・・・(10分弱)

Dscn2759                 ホタルの里コース合流点

ホッとする間もなく、山頂へのキツイキツイ急登が待ってます。
年々歳々 脚力落ちる一方、足が上がりません。フラフラ ヘロヘロ

漸く山頂へ、そして山頂から小屋へは寄らずに“向陽観音前”へ向かいます。

Dscn2761                     向陽観音 向陽の鐘

向陽道林(向陽観音堂)に合掌して、再び【角田山】山頂へ向かいます。

11時08分ー11時32分 山頂避難小屋(健養亭)

 Dscn2762 Dscn2764
(写真 左) 山頂標識   ※ 拡大
(写真 右) ダルマストーブ ※ 拡大

山頂標識脇の記帳台に有る寒暖計  マイナス7度

小屋にはダルマストーブで暖を取るハイカーが7,8人。
岩室温泉の会員I夫妻の顔も見られ、挨拶交わします。甘味と珈琲を口に。。

暫し他愛ない話に花が咲きますが空腹も覚え始めたのでI夫妻も一緒に下山。

Dscn2766_2                  此の先、激下りの始まり

時折、雲間から青空も覗き、天気はまずまず。
木々の幹・枝はフカフカの白い衣を纏ったような感じ、新雪が綺麗 

傾斜のキツイ登山道を慎重に下ります。
合流点でI夫妻とお別れ、往路を下山するジィ~ジです。

このコース2カ所の階段がキツイけれど、距離は短いメリハリあるコース。

Training向きのコース?と思うジィ~ジです。

家でお昼を取るために急いで車に乗り込むジィ~ジです。

     ジィ~ジ 【角田山】 26-2             (完)     4

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2014年1月11日 (土)

あれっ?無いよ⇒ガサガサ⇒ズボズボ⇒バフバフ

予報を信じて今年に入り3座目のジィ~ジです。
五頭山は登山口までの除雪がされていないし・・・
結局、選んだ目的の山は <大蔵山(864㍍)>

1月7日(火) 

Dscn2719 
           後方中央 五頭山塊最高峰菱ヶ岳 (大蔵山山頂)

 メンバー  女性岳友2名 相方 ジィ~ジ 計 4名 

 行  程  いずみの里Ⓟ (8:45)~案内標識(8:55)~階段登山口(9:10)
        ~3合目(9:30)~展望台(10:13)~大蔵山(10:55-11:12)
        ~三五郎山~菅名岳(12:27-13:00)~丸山尾根~三五郎林道
        ~いずみの里Ⓟ (15:05)  所要時間6時間20分 休憩約1時間

 記 事

過去の経験からⓟは除雪が必要だろうとにスコップを積んで 

ところが、いずみの里Ⓟは駐車スペースに殆ど雪が見られません。

いささか拍子抜け!  空を見上げれば曇 (予報狂った?)

 Dscn2701 Dscn2703
(写真 左) 登山者用Ⓟ  ※ 拡大
(写真 右) ルート案内標識板 ※ 拡大

沢に架かる橋を渡り、山裾にとりつきジグザグに登り始めると“山の神”
両手を合わせ頭を垂れます。
階段コースから植林された杉林の中に切られた少し急登の登山道を
ジグザグに前進 前進。 1合目手前まで殆ど無雪 ザラメ状の雪が少々 

アレッ!雪無いよ!

1合目を過ぎて暫くして登山道には、年末に降った雪が現れます。
降ってから暫く経っているので、靴は潜らず ガサガサ 状態。

2合目、3合目高度が上がるにつれ雪の量も多くなります。(5~60㎝?)

Dscn2706                      3合目 小休止

3合目手前からは見事なブナの林が拡がり、勾配も少し緩やかになります。

Dscn2707                     4合目 7~80㎝?

しっかりとしたトレースのお蔭で歩き易い。

Dscn2708                         ブナの大木

漸く青空も少しずつ覗き出し、好転の按配を覆えます。

積雪量が増えてきた所為か?時々 足元は ズボッ ズボッ ズボッ

6合目 7合目・・・ 新雪も見られ積雪量は増えてきます。

Dscn2711                    新雪も見られるように

10時55分 大蔵山(864㍍)

Dscn2722               大蔵山山頂(864㍍) 背中に菱ヶ岳

積雪量2m20㎝? 山頂標識は雪の中に埋もれています。

対峙する川内山塊 越後白山 粟ヶ岳 目視では守門岳・・・グル―ッと
五頭山塊菱ヶ岳 遥か遥かに鳥海山そして会津磐梯山も目視されます。
残念ながら飯豊連峰には横一線に雲がたなびき、その全貌は見られません。

遮るものない360°の大展望を楽しみ、時間もまだ早い、おまけにこの時期
新潟にしては珍しく快晴状態。ここで引き返すには勿体無い!

Dscn2716                    中央最奥 粟ヶ岳 右 越後白山

菅名岳へ向かうことにします。この日の先行者は、トレースから判断して一人。

大蔵山山頂で全員今年初めてワカンを装着します。
キラキラ光る新雪と大展望を満喫しながらの稜線漫歩 気持ちもハイに 

Dscn2724                   今年初めてワカン装着
Dscn2725                     気持ちが良い~

バフ バフ バフ 快適 快適  雪山の醍醐味!!

Dscn2727                 陽射しを浴びて新雪にシルエット

Dscn2735                         雪庇

アップダウンを繰り返し、霧氷、海老の尻尾を眺めながら前進です。
先方から赤布付のポールを何本も背負った重装備の単独行氏が向かってきます。
ジィ~ジ 「トレースありがとうございました。菅名から降りないんですか?」
単独行氏 「向こうあんまり好きではないいですよ」 挨拶交わし別れます。

大蔵山山頂から殆ど休みなしで1時間強、少し疲れを覚えながら最後の登り

12時27分 菅名岳(909㍍)山頂

山頂の低樹木は全て雪の下に埋もれ一帯は緩やかな丸みを帯びた台地状。
最高の日和、この時期にしては珍しく無風状態。

Dscn2742_3                飯豊連峰だけは横一線に雲 ※ 拡大

敷物を取りだし、腰を下ろして皆で展望を楽しみながらお昼を取ります。
暫しこの時期、雪山だからこその景色を十分に堪能・至福の時を過ごします。

お昼を終えようとした時、地元 菅名山岳会の単独行氏が到着。
菅名岳から先の状態を確認するジィ~ジです。

Dscn2745                   菅名山岳会の単独行氏

山頂の鐘の支柱にマークされているメモリを見れば積雪 2m50㎝弱 

ジィ~ジ、ピストンせずに丸山尾根を下ることメンバーに伝えます。

この日、山頂から丸山尾根への下りは誰も歩いていないのでトレースも
所々、風で消されている場所も有ります。

菅名岳山頂からは真下へ転がり落ちるような急勾配。
ブナの大木で覆われているので、雪質は潜り按配 時折 ズボッ

Dscn2747             この先、真下に下りるような激下り

転がるように一気に高度差150㍍ほど下ります。

Dscn2749                ブナの幹に吹き付けた雪が凍結

沢筋を左に観ながら尾根道を忠実に辿ります。
椿平”から巾沢へ下りて“ 胴腹清水(ドッパラ清水) ”経由で戻ろうかと・・・

椿平から巾沢へのルート、全くノートレース。この時期歩かれた痕跡見当たらず。
(数年前の残雪期、雪が山のように積もった狭い丸太橋を渡るのに大難儀した)

丸山尾根を忠実に辿ることに・・・

Dscn2751                       変形ブナの大木

丸山尾根を詰め、巾沢へステップを切りながらジグザグに下ります。

Dscn2753                    巾沢に架かる最後の橋

この先、少し歩けば、三五郎林道の終点に出ます。

Dscn2754                      三五郎林道終点

歩いてきた軌跡を確認する真面目なメンバー
この先は緩やかな広い林道を沢沿いに下ります。

Dscn2755                 出発地点のコース案内板

ここでも再度 確認。 学習意欲旺盛な我がメンバー。

15時05分 いずみの里Ⓟ

大蔵山から菅名岳グルリップ 
予報通り珍しい快晴に恵まれ気持ちの良い山歩きが出来た我らです。

帰路、車中から神々しく光り輝く飯豊連峰が・・・(写真無し)

もう少し山頂でゆっくりしていたら“飯豊連峰”の全貌が観れたかも?
それでも1月にこのコースを歩けるのは滅多にありません。
それだけで 満足 満足 大満足のジィ~ジです。   

    大倉山~菅名岳周回  この項(完)            3

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2014年1月 7日 (火)

年改まった二座目は定番?【角田山】

越後新潟= イメージを持たれる方が多いと思います。

ところが年が改まってから今日(7日)までとても穏やかな日が続いているのです。
勿論、市街地に雪などどこを見ても見当たりません。

そんな訳で、今日も外へ出かけ夕方帰宅し。早速に風呂沸かし入浴。
晩酌は 霧島酒造の芋焼酎原酒 三六度 ロックでグビグビ グビグビ グビグビ
(喉越しが良いんです) でもって現在 些か酩酊中のジィ~ジです。

            ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

今日では有りません。

1月5日(日) 

行先は定番?家から一番近い新潟市の山 【角田山】
数ある登山口の中でも、道路が凍結しても駐車大丈夫の[ほたるの里登山口Ⓟ]

9時00分 ホタルの里 登山口

Dscn2683                        登山口 無雪

1月なのに無雪(こんなこと滅多にありません)
連日好きなだけ  飲んで、食べ放題 身体が重い 重い!!

足は上がらないのに息は遠慮なく上り、フ~ッ フ~ッ 苦し~ぃ。゚゚(´O`)°゚

9時30分 福井三角点

Dscn2684                     積雪無しの福井三角点

Dscn2685                 サルトリイバラの真っ赤な実

サルトリイバラは昔、“毒消し”として利用された処から、別名<山帰来 サンキライ>

圧雪は山頂に近くなってから少々見られるように・・・
山頂への急登のキツ~イ登りを力を振り絞って ガンバ ガンバ。。。。

10時13分 角田山山頂

Dscn2686                  山頂 (健養亭)避難小屋

珍しくブルースカイw(゚o゚)w 時間も早いし小屋へ入るのは後回しにしましょう・・と。
山頂から(稲島コース9合目) 向陽道林 お堂前広場へ。。。。

10時21分 9合目 向陽道林

Dscn2688               広大な蒲原(新潟)平野と彼方に川内山塊

快晴で条件が良ければ、山形・秋田に跨る“鳥海山”も見られるのですが・・・

広大な田圃には全く見られません。 ここから再び山頂へ戻ります。

Dscn2689                    陽射しを背に山頂へ戻る

山頂標識前記帳所の寒暖計 -3度を示しているものの然程寒さ覚えず!

10時25分ー11時03分 山頂小屋(健養亭)

ダルマストーブ燃える小屋の中には数人、アララ~ッ 女性会友Mさんも単独で。
新年の挨拶交わし、持参の甘味や  で暫し寛ぎタイムとします。

Dscn2692                ダルマストーブはぬくぬく暖かい

お昼を取る為、小屋には次から次へと来訪者が到着です。
我らもしっかり休んだので、往路を下山することに、小屋を出ます。

Dscn2695                    
        山頂前広場 エドヒガンザクラ脇 ベンチで寛ぐハイカー

青空が広がり風もそれほど吹いては居ません。

Dscn2696                激下り (登れば急登)

積雪有るるとかなり難儀な場所です。

山頂からの脇道を激下り、下り終え“五りん石コース”合流点に置かれた
ベンチにご婦人がお二人 女性会友 YさんとSさんです。
勿論 新年のご挨拶を丁寧に交わすジィ~ジです。

再びズンズンと下ります。“山の神”の分岐を越えて、ズンズン ズンズン

Dscn2697                 振り返れば山頂方面が遥かと

12時10分 福壽山平成院

Dscn2698                        福寿観音

新潟市が生んだ歌謡界の大作曲家 遠藤 実さん寄進建立の観音堂。
樹齢5000年と言われる台湾檜で彫られた十一面観音菩薩像が安置されています。

ジィ~ジ 両手を合わせ、合掌礼拝。

急な歩幅の合わない少々厭な階段下り 

12時13分 ホタルの里 登山口Ⓟ

Dscn2699                      登山口 

このⓅだけで16台 この他道路を挟んだ下のⓅにも多数の車が見られます。

Dscn2700_2                   近辺案内板   ※ 拡大

この時期には珍しい好天に誘われ、手近な有り難い山 【角田山】で
気持ちの良いひと時を過ごしたジィ~ジです。

             ジィ~ジ 【角田山】 26-1   この項 (お終い) 2 

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2014年1月 5日 (日)

最初は初詣でを兼て【弥彦山】

新年も瞬く間に三が日が過ぎ去ったものの、連日飲んで食べての体たらく。

身体を全く使っていないので体重も1~2㌔増加したかも・・・

そんなこんなで、今年最初の山歩きです。

1月4日(土) 

前日、℡を貰った女性会友(2人)を途中、ピックアップして目的地へ 

向かう先は、新潟市の隣 弥彦村と長岡市に跨る【弥彦山(634㍍】

Maine登山口に近いは、三が日を過ぎたと言え、越後一宮(弥彦神社)
参拝の   大渋滞。 少し離れたⓅに車を止めて、出発準備。

10時45分 野鳥の森コース登山口

Dscn2669                  杉木立の中に切られた登山道

Dscn2670                     お色直し(小休止)

ジグザグに高度を上げて行けば表参道コースの1.5合目に合流。

Dscn2671                        五合目の鳥居

鳥居から山頂に向かって礼拝し、通り抜けて抜けて前進です。
年末に降った雪がこの辺りから少々残っています。

下山してくるハイカー、我々を追い越して行く登山者 多くの方と交錯します。
七合目 水場では冷たい水で喉を潤すジィ~ジです。

九合目から山頂 弥彦神社御神廟(奥の院)までは、日本海からもろに
吹き上げる冷たい風と、連日数知れないほど多くの登山者が歩くので
階段状の登山道は積雪がカチカチに凍結、滑り按配になってます。

一歩一歩慎重に山頂を目指します。

12時07分  弥彦山山頂(弥彦神社奥の院) 634㍍=東京スカイツリー

Dscn2677                        弥彦神社(御神廟)

お賽銭を納め、二礼四拍一礼 弥彦神社の作法に則り御神廟参拝の我らです。

この時期にしては珍しく穏やかな日本海の彼方に、佐渡ヶ島が目視されます。

新年早々転倒し、怪我しても話になりません。慎重に凍結雪道下ります。

12時25分ー12時47分 九合目レストハウス

冷風を避け、レストハウスの展望室で日本海と佐渡を眺めながらランチタイム。
空腹を満たし、熱いお湯でインスタントコーヒで喉を潤しても暖房も無いので
段々身体に冷えを感じてきます。歩き始めれば直ぐに暖かくなるので下山開始です。

Dscn2678                       往路を下山

13時12分 五合目

Dscn2679                                        五合目鳥居より山頂望む

五合目の鳥居から振り返り山頂に向かい
「ありがとうございました。今年も無事に歩けますよう」 再び頭を垂れる我らです。

13時45分 弥彦神社

Dscn2682                      弥彦神社本殿

Dscn2681                      初詣で風景

越後一宮 弥彦神社  三が日過ぎても大勢の参拝者、後を絶ちません。
遅まきながら、ジィ~ジも“初詣で” 無事息災 家内安全を願います。

Ⓟからの帰り道、神社へ向かう  2㌔ほどの大渋滞。

 初詣でと新年最初の山歩き無事終えたジィ~ジです。

                                   この項 (完)  1

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2014年1月 2日 (木)

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

昨年は多くの方々からお立ち寄りありがとうございました。(感謝)

消費税アップ・TPP問題他、内外とも問題山積ですが、
せめて自然災害の少ない穏やかな年となって欲しいものです。

Img_0002



 *モデルはジィ~ジと関係の無い方です。(プロガイド) 撮影 23年1月

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