« この度は会山行【北八ッ 天狗岳】 | トップページ | 関東遠征会山行【鼻曲山】 »

2013年9月29日 (日)

初秋草紅葉始まる【越後駒ヶ岳(2003m)】

全国各地に【駒ヶ岳】と名を冠した山は、何十座も存在し、それぞれ各地の
名峰として親しまれ、愛されていますが、今回は【越後駒ヶ岳(2003㍍)】
越後が誇る名峰の一座 日本百名山そしてジィ~ジの好きな一座です。

Dscn1710            ようきたのし 地元弁 (新潟市では使いません)
            枝折(しおり)峠  えだおり峠では有りません。

奥只見シルバーラインから銀山平、そして枝折峠へ。  
(新潟市から関越道利用で2時間も要しません)

9月23日(月・祝) 

結構広いⓅも県外ナンバーの車も多数。既に満車状態 路肩に何とか駐車。

行程

枝折峠(7:10)…明神峠分岐(7:40)…道行山(8:35-8:45)…小倉山
(9:20-9:25)…前駒ヶ岳(10:45-10:50)…駒の小屋(11:25-11:45)
…駒ヶ岳山頂(12:10-12:30)…駒の小屋(12:50-13:35)…小倉山
(15:00-15:10)…道行山(15:42)…明神峠(16:42)…枝折峠(15:10)
  * 所要時間 10時間 (休憩 2時間含む)

Dscn1714             銀山湖の近く日向倉山方向、滝雲状態に

Dscn1715                   遥か彼方の山頂目指して

越後駒ヶ岳 コースを変え、時期を変え、残雪時、初夏、初秋、晩秋と
10回ほど歩いているジィ~ジです。
アップダウンの連続、そして距離も長くToughなコースです。
Dscn1716_2 Dscn1717_2 Dscn1718_2
(写真 左 クロヒキオコシ 中 オニシオガマ 右 ツルニンジン蕾?) ※拡大

道行山付近でテント泊のデカザック背負った川崎からの10人ほどの
パーティとスライド 聞けば【荒沢岳からの縦走・・・】 凄い!!

Dscn1720          1時間以上歩いて 道行山 この先山頂まで4.7㌔も

Dscn1721                  中央右手ピーク小倉山

どっしりと聳える秀峰【越後駒ヶ岳】 山頂まではまだまだ・・・先は長い

小さな急なピークを幾つかクリアーし、漸く【小倉山(1378㍍)】 到着
全行程CT5時間 ここで約50%? 当然?一息入れます。大休憩。

小倉山からは稜線歩き、そして急な岩場の前駒ヶ岳の登りが待ってます。

Dscn1725              小屋泊まり? 下山して来る登山者

前駒ヶ岳周辺で生憎ガスが発生してきます。テンション少々

Dscn1726             沢筋にはまだ残雪が  後方越後三山 中ノ岳

雪解けの水が轟音を響かせ滝となって落ちているのが目視されます。
残雪が消えきらない内に新雪を迎えるかもしれません。

Dscn1727_2                     色付くナナカマド

Dscn1729                小屋手前の急な岩稜帯行く先行者

Dscn1731                        駒の小屋

ここまで来れば、概ね勝負あり。大休憩を取ります。(ガスが晴れないし)

大休憩しても一向にガスが晴れる気配無し。山頂へ向かうことにします。

Dscn1733                山頂手前から駒の小屋俯瞰

Dscn1736                       草紅葉始まる?

紅葉最盛期には若干間が有るようなれど、草はキツネ色に色付き始めて・・・

Dscn1740              越後駒ヶ岳(2003㍍)山頂

ガスで正に指呼の間、越後八海山 眺める事出来ません。
風でガスが飛ばされること祈りながら20分も長居するジィ~ジです。
それでもガスは晴れませ。空腹も覚え駒の小屋まで下山の開始です。

Dscn1738          何の花でしょう? SOS SOS 登山道の足元 ヒメウメバチソウ

Dscn1749                差し入れの鮎の甘露煮も ランチの一部

大休憩終えて空腹感も満たされ岩場の往路を慎重に下ります。
小屋泊まりを除き、小屋前広場は我らが最終。

Dscn1751_2 Dscn1722_2
(写真 左 リョウブ   右 サワフタギ) ※ 拡大

“百草の池” 近くまで下山したところで小屋泊まりのツアー登山者10数人と交錯。
この周辺 新潟県発注で登山道整備が行われています。

Dscn1752                  工事中 我らが渡り初め

Dscn1754 Dscn1755
(写真 左 色づく葉 ウルシ 右 ミヤマママコナ) ※ 拡大

下って登り返し、これほど急だった?と改めて思わされたり、木々の枝で
目隠しされてはいるものの相当な痩せ尾根だったり、気が抜けません。

漸く明神峠、そして“銀の道”10合目の明神分岐 ここまで来れば・・・

Dscn1760_new_2             
                 ツルニンジンの花 発見!!

1               左 荒沢岳 中央 中ノ岳 右 越後駒ヶ岳

天気が良いのでまだ明るいものの夕方5時過ぎに登山口到着。

Dscn1774                 枝折峠 夕日に輝くススキ

下山後の立ち寄り温泉は、銀山平 白銀の湯 ユッタリと浴槽に身体を
横たえます。
露天風呂の先には 漆黒の越後駒ヶ岳と光を放つ宵の明星がくっきり。

天気に恵まれた初秋の一日 気持ちの良い山歩きが出来たジィ~ジです。

                                (完)

| |

« この度は会山行【北八ッ 天狗岳】 | トップページ | 関東遠征会山行【鼻曲山】 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

新潟」カテゴリの記事

登山」カテゴリの記事

コメント

tom さま
こんにちは。
拙 駄ブログにお立ち寄り感謝です。
23日同じ日ですから何処かでスライドしていたかもしれませんね。
当方は4人で登っていたんですが・・・
紅葉にはこの日、まだ少し早かったようでしたよね。
またどこかでお会いできるかもしれませんが、髭のジィ~ジを
見かけられましたら声をかけて下さい。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年10月 4日 (金) 20:20

お久しぶりです、権現堂山でお世話になりました若者風の者です。相変わらず登っていますねっ!偶然にも9/23に私も越後駒ヶ岳に行ってました。以外にニアミスしてたかも知れませんね(汗) またお会い出来るのを楽しみにしております♪

投稿: tom | 2013年10月 4日 (金) 07:52

mikkoさま
commentありがとうございます。
滝雲もう少しtimingが良ければもっと大きく
ハッキリ撮れたんでしょうが・・
枝折峠手前には大勢のカメラマンが待っていました。
駒ヶ岳の紅葉は多分今頃が紅葉最盛期でカラフルとてもカラフルでしょう。
埼玉から越後は日帰り圏内、是非おいでください。
コシヒカリのお買い上げもどうぞよろしく。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年10月 4日 (金) 04:30

こんにちは。
滝雲ですか?
まさに呼び名の通り!素晴らしいですね。
実際に見て見たいです。
山頂は残念なガスガスですが紅葉は綺麗ですね。
毎度のご馳走もベテラン主婦ならではの美味しそうなものばかり~
秋になると下山後の道の駅での新米目当てで
越後の山に行きたいと思うのですがお天気に恵まれなかったり・・・
なかなか行けません (/_;)

投稿: mikko | 2013年10月 3日 (木) 22:14

玉井人ひろたさま
ありがとうございます。
ヒメウメバチソウに100%間違いないと思います。
無論、ウメバチソウは解ります。
時期的にも場所的にも花の形にしても一致しています。
ホントよく御存じですねぇ~

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年10月 2日 (水) 17:25

その白い花、葉が不明ですが「ヒメウメバチソウ」ではないでしょうか?

投稿: 玉井人ひろた | 2013年10月 2日 (水) 13:47

tuba姐さま
こんばんは いつもありがとうございます。
>好きなお山を目指す輝さまみたいに沢山の山歩きを経験していたらなぁ~
単に歳重ねた結果です。
姐さんはジィ~ジより遥かに濃い山歩きをされていますよ。

10月 越後の山の紅葉は他県に引けはとらないところ多々!と。

投稿: 輝ジィ~ジ@晩酌 | 2013年9月30日 (月) 21:57

山歩きにイイ気候になりましたよねぇ~
好きなお山を目指す輝さまみたいに沢山の山歩きを経験していたらなぁ~。
まだまだ、アッチへ行きたい・こっちもイイかなぁ~!
と、ガイドブックとニラメッコしています

10月になったら、紅葉の山にいきたいなぁ~。って、思っています

投稿: tuba姐 | 2013年9月30日 (月) 21:24

赤鬼さま
年々歳々所要時間が当たり前?掛るようになりましたが
何とか昨年に引き続き今年も歩く事が出来ました。
頑張ったのに山頂からの展望はゼロ!!

米山だったんだ。
水野コース歩いたこと無いなぁ~
軟弱登山隊は別にして、ゆっくり登るのは楽しいよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年9月30日 (月) 07:30

きついとこ行くなぁ。おいらは米山さ。水野コース山頂1時間ちょいさ。我等軟弱登山隊よ。

投稿: 赤鬼 | 2013年9月30日 (月) 07:05

もうぞうさま
枝折峠の手前では大勢のカメラ愛好者の皆さんが
見られました。
先日の天野さんお写真店でも枝折峠の写真何点も有りました。

駒の小屋直してからもう数年くらい経ったと思います。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年9月29日 (日) 19:41

ここの滝雲は有名ですよね。
完璧ではないでしょうけど、見られただけラッキーでしたね。
小屋もいつのまにかキレイになって!

投稿: もうぞう | 2013年9月29日 (日) 19:16

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 初秋草紅葉始まる【越後駒ヶ岳(2003m)】:

« この度は会山行【北八ッ 天狗岳】 | トップページ | 関東遠征会山行【鼻曲山】 »