« 【弥彦山(634㍍】&【多宝山(633.8㍍】 | トップページ | この花を探しに【角田山】 »

2013年6月19日 (水)

涼味・展望・花求め【唐松岳(2696.4㍍)】

で自宅から、登山口のロープウェイ乗り場まで3時間ほど、山頂までも
大凡3時間強程度で、日帰り圏内で便利が良いところからここ数年にわたり
時期を変え1回/年~2回/年出かける【唐松岳(2696.4㍍】。

6月6日(木) 

同行は相方+美女2名 合計 5名

9時05分 八方池山荘

ゴンドラリフトアダムーアルペンリフトーロマンスリフトと乗り継いで。

八方池山荘から八方尾根を辿ります。

Dscn0147             白馬三山(鑓・杓子・白馬)と右に小蓮華山

蛇紋岩の滑り易い、ゴロゴロした岩の登山道の脇には可愛い花が一杯!!
花が目的の美女たち 華と展望に見とれ遅々としてピッチが上がりません。

 Dscn0137 Dscn0139
(写真 左) ハルリンドウ  ※ 拡大
(写真 右) チングルマ   ※ 拡大

 Dscn0145 Dscn0143
(写真 左) ユキワリソウ  ※ 拡大
(写真 右) ミヤマタネツケバナ ※ 拡大

周辺は薄紫のハルリンドウと淡いピンクの可憐なユキワリソウの花の競演。

(*越後の雪割草=オオミスミソウ    ユキワリソウ=サクラソウ科サクラソウ属)

P10708911                        突然変異? ユキワリソウ(白)

Dscn01511          白馬三山(右)中央から左へ不帰の嶮  ※ 拡大

10時10分 八方池

花々を眺めながらつまずかないようにゆっくりゆっくり約1時間で第3ケルン

Dscn0152             八方池は未だ雪の中 逆さ白馬見られません

 Dscn0155 Dscn0157
(写真 左) ハクサンタイゲキ  ※ 拡大
(写真 右) ミネザクラ      ※ 拡大

 Dscn0158 Dscn0160
(写真 左) ヒメイチゲ  ※ 拡大
(写真 右) コヨウラクツツジ ※ 拡大

Dscn01542                                      ヘビノボラズ  ※ 拡大

八方尾根、下ノ樺から上ノ樺、そして丸山ケルンまでこの時期は冬道利用です。

Dscn0162              日本百名山2座 手前 五竜岳 後方 鹿島槍ヶ岳

Dscn0164_2                     ベンガラマークの冬道前進

アイゼン装着の先行者のトレースも見られますが、雪に慣れてる我ら越後人は
アイゼン着けずに登ります。

Dscn0163                     勾配はこんな感じ?

11時38分ー12時50分 丸山ケルン(2430㍍)

Dscn0171                  丸山ケルンに佇む相方

1             唐松岳は中央ピークの遥か先 不帰のキレット 左 五竜 ※ 拡大

丸山ケルンから1時間強で唐松岳山荘さらに唐松岳に着くことが出来ますが
生憎、谷間からガスが湧き出だしてきて周辺もボヤーッ。
山頂は過去10回ほど踏んでいるし、下りの最終リフトは午後4時半。

この日の最終地点は丸山ケルンとし、同好の皆さんも納得。
のんびりマッタリ~のロングランチタイムとします。何と!1時間以上も!!

Dscn0172             広い雪原下山する仲間たち (ガスれば危険)

 P10709071 Rscn0215
(写真 左) ライチョウ ♂ ハイマツの脇から ※ 拡大
(写真 右) 枝木に飛び乗ったライチョウ ♂ ※ 拡大

少しガスが出てきたお蔭?
このコースでは10数回目にして始めてライチョウさんに御目文字叶う。

 Dscn0181 Dscn0185
(写真 左) イワナシ ※ 拡大
(写真 右)  ベニバナイチゴ ※ 拡大

 Dscn0186 Dscn0189
(写真 左) マイヅルソウはまだ蕾 ※ 拡大
(写真 右) ?? SOS キジムシロ ミヤマキンバイ ※ 拡大

13時55分ー14時10分 八方池

八方池周辺はピンクの可憐な雪割草の大群落 今がピーク???

Dscn0204                      ユキワリソウ

Dscn0203                 ユキワリソウ大群落 ※ 拡大

Dscn0202                   残雪に覆われた八方池

Happou           雲が被さった白馬三山 ※ 拡大

午前中は大賑わいだった八方池も静寂な中、我らだけです。

たっぷりとユキワリソウの大群落を堪能し、八方池山荘目指して下山です。

 P10708891 Dscn0212
(写真 左) ミヤマアヅマギク ※ 拡大
(写真 右) テガタチドリ ※拡大

Dscn02061                      ウメハタザオ

花々鑑賞しながらゆっくりと下山する我らです。

15時10分 八方池山荘

Dsc00256                 ジィ~ジと相方 ペアリフト

咲き誇る花々を心行くまで楽しんだ静かなこの日の八方尾根ともお別れです。

ゴンドラリフトアダム山麓駅から、途中立ち寄りは、六角形の第二郷の湯。
源泉かけ流しの熱い湯船にそろーっと身体を横たえるジィ~ジです。

白馬三山・不帰の嶮・五竜岳・鹿島槍ヶ岳・・・の大展望、ユキワリソウや
ハルリンドウなどの可憐な花々、そして暑さを消してくれる残雪歩き
このコースでは、初めての雷鳥さん遭遇のおまけつき。

満足感に満たされ、家路へ向かうジィ~ジです。    (完)

| |

« 【弥彦山(634㍍】&【多宝山(633.8㍍】 | トップページ | この花を探しに【角田山】 »

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

登山」カテゴリの記事

コメント

やまおたく さま
お立ち寄り、commentありがとうございます。
ミヤマキンバイ 葉っぱをもっとハッキリ写していれば
間違いなかった?ありがとうございます。
八方尾根は花も多いし、展望にも恵まれていますし、
是非お出かけになってください。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年6月21日 (金) 12:54

花がいっぱいの素敵な山行ですね。山も素敵で、行ってみたくなりました。黄色い花は、みやまきんばい(深山金梅)のようですが・・・本で調べていますが・・・(/ω\)ハズカシーィ違ってたらごめんなさい。

投稿: やまおたく | 2013年6月21日 (金) 08:31

noritanさま
お立ち寄り、comment多謝です。
花の名前、知っている内に入りませんよ。
只、近頃ガシガシ登る力も無いので、花を眺め、探しながら歩くのも楽しいかな・・・?と。
覚える先から忘れていきますが・・・

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年6月20日 (木) 15:03

赤鬼さま
近頃 花の名前、新発田の姫から教えて貰う機会がたまに。
ユキワリソウは勿論サクラソウ科なので、ハクサンコザクラと
そっくりだけど、花の大きさと葉っぱの形状が少し異なります。
信州でも上州でもこれが一般的なユキワリソウと認知
されています。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年6月20日 (木) 14:59

すみません。
自宅外からのコメントなので、名前が表示されていませんでした。

投稿: noritan | 2013年6月20日 (木) 09:49

相方様とのペア山行、羨ましい限りです!!
私も「ユキワリソウ」ではなくて「○○サクラソウ」かな?
と思いましたが、もとより、花音痴なので・・・
最近、丹沢で「コイワザクラ」を見、いろいろな情報から「クモイコザクラ」「キヨサトコザクラ」などなど固有種のサクラソウがあることを知りました。
一つずつ、少しずつ花と出会っていきます。
でも、植物博士みたな輝様ですね!
花の名前をよくご存じで。
花も名前を知られると嬉しいだろうと思います。

投稿: | 2013年6月20日 (木) 09:47

花の名前よく知ってるね。ユキワリソウなんかおいらならサクラソウと思ってしまうよ。

投稿: 赤鬼 | 2013年6月20日 (木) 07:01

こころぐ郁美さま
ありがとうございます。
何と言っても北アルプスですから、この時期でも涼しいですよ。
2500㍍も有りますからね。

山歩きは身体を使うので腹が減り、その分一杯食べますよ。
それが健康のもとかも(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年6月20日 (木) 04:59

(* ̄ー ̄*)じぃ~じさま・・・ここに来たら涼しい❣❣

ここの所本当にむしあつ~~い!!

そちらも同じですよね。

でも、画像からは・・涼しい風が~

しっかり動いたら、しっかり美味しい物を頂いて下さいね。元気が1番

投稿: こころぐ郁美 | 2013年6月20日 (木) 01:00

まぶちょんさま
こんばんは~
八方にはまだ雪が見られるよ。
たまに足を伸ばして出かけてみればいいかもよ。
涼しいし、花も見られるし・・・お薦め。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年6月19日 (水) 22:24

八方はまだ雪があるんだね
毎日暑いから こういう雪を見るとなんか涼しくなっていい感じ~♪

投稿: まぶちょん | 2013年6月19日 (水) 22:10

みいさま
北アルプス2500㍍クラスの山では、未だ所々に残雪が
残っているんですよ。
高山植物は概して形も小振りで可憐に見えます。

アルプスでしか見られないライチョウ、今年GWの立山以来
2回目でした。オスは瞼が赤いのです。
comment感謝です。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年6月19日 (水) 20:38

もうぞうさま
ユキワリソウとハクサンコザクラ 花の形はほぼ同じですが
ユキワリソウの方が少し小振り。葉っぱの形が違います。
越後のユキワリソウは雪割草と表記する方、多いですね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年6月19日 (水) 20:33

tuba姐さま
お手軽な山歩き楽しんできました。
唐松岳は時期を変え10回以上歩いているので、今回は
ゆっくりと花鑑賞。
ユキワリソウとハルリンドウが思いがけず沢山見られ感動でした。

暑くも無く寒くも無く快適でしたが、ガスがかかり始め、
その代り雷鳥さんが出てきてくれました。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年6月19日 (水) 20:31

こんばんは~

 まだまだ雪景色ですね~
可愛いお花たち、見とれてしまいます^^。
わたしもたぶん、お花を眺めて写真撮りまくりで、先に進まないかも(笑)

ライチョウさんに出会ったんですね。
かわいいです^^。

投稿: みい | 2013年6月19日 (水) 20:08

ユキワリソウって、ハクサンコザクラにそっくりなんですね。
オオミスミソウは雪割草と漢字表記にして、ユキワリソウと区別しているのだと、なにかで読んだことがあります。

投稿: もうぞう | 2013年6月19日 (水) 19:30

わぁ~~~~
雪山ですねぇ

暑ぢーぃ・暑ぢーぃ日にこんなイイ処に行ってたんですねぇー;:゙;`(゚∀゚)`;:゙

雷鳥さんにも会ってたんだぁ~

投稿: tuba姐 | 2013年6月19日 (水) 19:15

2年信州組☆ヨネさま
ペアリフト、相方側に傾いていたと笑われました。
山の花は、色・姿かたち・時期 同行の友達から
その都度、知らない花の名前を聴いたり、あとで図鑑と
チェックしたりして覚えますが、覚えてからすぐ忘れるんですよ。(笑)
小鳥 鳴き声でわかるのは鶯とホトトギス位?
サッパリわかりません。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年6月19日 (水) 12:05

ペアリフトの後ろ姿からもlovelove感が漂ってきますねヽ(´▽`)/lovelove今どきは使わないかしら?

高山の植物たちは、色・形・大きさが何とも可憐で愛らしいですね。輝ジィ~ジさまは、お花の名前をよく知っていらっしゃいますが、どうやって覚えたのですか私も山に行って「○○○」と花の名がすぐに判ったらいいなぁと思って見ています。あと小鳥の鳴き声でも種類が判ったらいいなぁ

投稿: 2年信州組☆ヨネ | 2013年6月19日 (水) 11:57

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 涼味・展望・花求め【唐松岳(2696.4㍍)】:

« 【弥彦山(634㍍】&【多宝山(633.8㍍】 | トップページ | この花を探しに【角田山】 »