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2013年3月 6日 (水)

久々の【宝珠山】

越後【宝珠山(559m】は、五頭山塊の最南端に位置し、大河 阿賀野川に
終わる末端に突起した山。この山から北東に向かって大蛇山、野須張の頭、
大日岳、菱ヶ岳、そして五頭山への山並みが続いているのです。

数年前までは、阿賀野川沿いのR49 草水のリバーサイド登山口に広いⓅが
有り、年中しばしば利用していたのですが、その後閉鎖され、暫くご無沙汰。

今回は、宝珠温泉から赤松山森林公園を経る赤松山コースを、この時期
始めて選択のジィ~ジです。

2月26日 (火) 

9時15分 宝珠温泉あかまつ荘

Dscn2705              宝珠温泉 あかまつ荘から登山口に向かって

同行は、ジィ~ジとO氏 そして美女5名 合計 7名

赤松山森林公園入口の登山道から赤松山を目指します。
2,3日前の単独行トレースか?うっすらと残っています。

Dscn2707             赤松山森林公園 名の通り赤松ばかり

木々の枝枝は、ここ2,3日に降った新雪を羽織っています。積雪量も深く・・

10時05分ー10時10分 林道出会い

何日前かのトレースもここでUターン。
この先、本格的な登りの開始、そして新雪の量も多く、全員カンジキ装着です。

Dscn2710                   カンジキ(アルミ)装着

尾根に取り付く最初の急登からO氏の力強いラッセルが始まります。

目的の【宝珠山】までは大小のピークを五つも六つも越えねばなりません。
傾斜の緩い場所では全員がやれる範囲で交代しながらラッセル担当。

赤松山城址を越して、ルートファインディングしながら前進です。

Dscn2712                  トレース無し VirginSnow

「僕の前に道は無い。僕の後ろに道は出来る・・・・」 高村 光太郎思い出します。

Dscn2715                      急登はキツイ!

ラッセルは脚力に負担が掛り、傾斜がある処では、かなりの技術も要します。
今回行程の大部分O夫妻の力によるところが大です。

Dscn2713                     新雪蹴散らして前進

Dscn2719               中央に宝珠山 菱ヶ岳への山並み

Dscn2720                  痩せ尾根のピーク  ※拡大

Photo                  痩せ尾根ピーク通過の相方  ※ 拡大

12時02分 八咫柄山

八咫柄山(やたがらやま)は、大山、大沢尾根コースとの合流点。
この先、一旦下ってロープが張られた(今は雪の下)急登を登れば【宝珠山】

Dscn2721            対峙する【宝珠山】に向かって大下り ※ 拡大

Dscn2722                 下る 下る 登る 登る 山頂に向かって

Dscn2724                山頂目指し最後のAttack  ※ 拡大

写真とは異なり、激急登 O氏が先頭でステップを切ります。
技術が無いと、雪が崩れるばかりで前進不能 ワカン走行訓練です。

12時15分ー12時18分 【宝珠山(559m)】山頂。

Dscn2728                   宝珠山山頂のへタレジィ~ジ

Dscn2729                      来し方を確認

大小幾つものピークを越えて、目的達成。往路を確認です。

山頂からの下山も慎重を期します。ステップを崩せば滑落に繋がります。
注意しながら、一歩 一歩 一歩・・・・・・・

12時32分ー12時50分 昼食
Dscn2730                    風避けて簡単ランチ

達成感を味わいながら、空腹を満たし熱い飲み物で身体を温めます。

下山は、往路を忠実に下ります。
トレースはしっかりと着き、ラッセルの必要も有りません。登りとは雲泥の差。

Dscn2732                両側切れ落ちた痩せ尾根歩きも楽しい

  Dscn2733 Dscn2738
(写真 左) マンサク蕾膨らみ始め  ※ 拡大
(写真 右) タムシバ蕾膨らむ    ※ 拡大

2月もお終い、漸く越後の山にも春の息吹が感じられるようになってきた?

14時13分 赤松山鉄塔

Dscn2739                     赤松山鉄塔から森林公園に下る

14時33分 赤松山森林公園登山口

Dscn2740                     スタート地点到着

往復約5時間15分の雪山歩き。

予想に反してトレース無しの、新雪ラッセル、我が仲間だけの独占状態。
結構、長距離のラッセル歩行、そして急登の山頂Attack・・・・ 達成感!!
五頭山塊の眺望、阿賀野川を隔てた菅名岳山塊の展望。。。。
良い汗かいて、気分も爽快。

気の置けない仲間たちと、春間近な一日を堪能できたジィ~ジです。

             久々の【宝珠山】      (The end)

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コメント

みいさま
こんばんは
雪国越後新潟、降っては消え、消えては降るので残雪が
遅くまで残るのです。
3年ほど前まではそれなりに体力に少しは自信も有ったのですが
膝腰痛めここ2年ほど急激に落ちてしまったのですよ。

木々の蕾も少しずつ膨らみ始め、それなりに春到来を
感じる事が出来ます。3月ですからね~

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年3月 7日 (木) 19:37

こんばんは~
 またまたきれいな雪景色、新雪はとってもきれいです。
ジィ~ジさまの雄姿カッコいいですよ!
ヘタレだなんてとんでもない!

山にももう春の気配があるのでしょうか。
写真からは、まだまだって感じだけど。
空気感が違ってきたのかな。

早く春になるといいですね^^。

投稿: みい | 2013年3月 7日 (木) 18:56

赤鬼さま
R49草水リバーサイドⓅからの登山口が閉鎖されてから
行く機会が亡くなったね。今回のこの時期、赤松山コースは初めて。

結構距離も有り、トレースが無かったので達成感があり
愉しかったよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年3月 7日 (木) 08:05

まぶちょんさま
流石に雪の上に直接座れば冷えるので、ウレタンの断熱マットを
尻に敷くので冷たくは無いのですよ。
天気が良くてもそんなに長居は出来ないので、カップうにょ取ること
多いよ!
小屋へ入れば、豪華な鍋うにょだよ!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年3月 7日 (木) 08:01

tuba姐さん
久し振りの宝珠山、雪の着き方が素晴らしかった!
そうなんですよ。ここは標高が低い割に距離も比較的
長く、
アップダウンも連続してそれなりに体力要します。

新雪のラッセルはきつくても良いもんです。
しっかりと楽しめましたよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年3月 7日 (木) 07:57

この山しばらく行ってないな。何年か前にO夫妻、貴殿と行ったのが最後かな。

投稿: 赤鬼 | 2013年3月 7日 (木) 06:37

雪の中の ランチって、お尻寒くない?
おなかが 冷えないか・・・???
大丈夫?
こんなときは うにょだよう!!

投稿: まぶちょん | 2013年3月 7日 (木) 00:53

大汗がドバー
っと吹き出しそう

雪がなくとも、登り下りで標高の割にキツイ山だと思いますよぅ~

新雪のラッセルお疲れ様でした。
楽しかったでしょ

投稿: tuba姐 | 2013年3月 6日 (水) 22:51

もうぞうさま
このコースは距離が有るので、単独でのラッセルは
それなりに難儀かと思われます。
それで多分トレースが無かったのだと思います。
積雪は宝珠山山頂で2m位でしょうか?
天気が悪くなれば、この山でも間違いは起こることでしょう。
久し振りにいい汗を掻きました。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年3月 6日 (水) 20:08

人気の山なのにトレース無しとはビックリです。
でもこれくらいの山なら(雪なら)大丈夫そうですね。

投稿: もうぞう | 2013年3月 6日 (水) 19:42

こころぐ郁美さま
つぶやき拝見しましたよ。大感激です。

お蔭さまでへタレなジィ~ジに活力湧きだしました。(笑い)

お互いに、どらえもんでは無いですが、何処でもドアで
行き来が出来れば良いのですがねぇ~

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年3月 6日 (水) 15:01

(* ̄ー ̄*)こんにちは~!!

へたれジィ~ジ様・・・なんだかかっこいいよ~!!

なにがへたれか・・・ちっともわかりませんが・・・

夢見たつぶやき見てくれましたか?

私は、遂に夢でじぃ~じさまと雪山を登ってしまった!!

凄いですねぇ~

へたれ郁美が苦労して、元気じぃ~じさまに着いて行ってましたよ
突然の夢が、くっきり浮かんで来てまーす。( ´艸`)プププ

投稿: こころぐ郁美 | 2013年3月 6日 (水) 11:43

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