« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月

2012年6月29日 (金)

姫さま鑑賞 会山行【粟ヶ岳】

新潟県、福島県、山形県さらに青森県南部のごく一部の限られた山地に自生。
環境省レッドリストでは準絶滅危惧種 NT指定。 学名 (Lilium rabellum)

そしてその花言葉は 飾らぬ美 純潔 私の心の姿

今回の会山行は、その“”を求めます。その名は ヒメサユリ
企画実行リーダーは、ジィ~ジの相方です。
参加者 男性 6名 女性 8名 計14名 参加者少なく3台の車で分乗集合。

行先は、粟ヶ岳(1292.7m) 日本三百名山。

               ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:* 

6月21日(木)  

7時25分 加茂市第2水源地

P1060829                 出発前のミーティング

7時30分 一合目登山口 

一合目登山口手前で入山届を投入して中央登山道一合目から・・・

P1060830                  一合目からスタート

ジィ~ジは、殿 (ラストリーダー)を努めます。

P1060831                 登山道両脇に小さな ツルアリドオシ

粟ヶ岳は山頂まで登山口より高度差、1000m強。全体的に急登の連続です。

8時07分ー8時18分 三合目

急登の登山道に架けられたアルミ梯子を上りきれば視界が開け3合目。

P1060833               三合目からの展望  中央奥に袴腰山(526m)

※ 袴腰山もヒメサユリで有名。多くのハイカーで賑わいます。

8時46分ー8時53分 四合五勺 大栃平

P1060836                   大栃平で休憩

周辺はガス ガス ガス 今にも雨が落ちきそうな様子。

我がグループの先にも、あとにもこの天気のせいか?人気の山なのに
誰も居ません。  この山域 雨が降り湿度が上がると 山蛭 が出るのです。

大栃平から一旦少し下り、5合目、6合目、7合目 息が切れる急登が続きます。

   P1060837 P1060838
(写真 左) 5合目先の急登は3段アルミ梯子でクリアー <拡大>
(写真 右) 6合目粟庭 手前の鎖場

9時45分ー9時55分 7合目 砥沢避難小屋

7合目 砥沢避難小屋に着くや否や、今回の目的 ヒメサユリ が目に!!

P1060839                 露帯びる ヒメサユリ <拡大>

※ 立山や北アルプスで見られるササユリと決定的な違いはヒメサユリ
雄しべの先が黄色有ること。 そして全体的に小振り 花径5~6センチ
長さ8センチ位 甘い芳香有り。

7合目から山頂までは、苦しい登りが続きますが、まさにこの時期は
ヒメサユリロードとなります。

P1060844                   蕾状態の花も幾つか

Img_5327                          登山道はヒメサユリロード  写真提供 T事務局長

P1060847               ヒメサユリロード    <拡大>

先日の台風の余波、そして6年ぶりの大豪雪にしては急激な雪解けで
花の開花期は意外?にも例年と変わらず、全体的には少し盛りが終わり気味?

昨年より実施日を数日遅らせた相方の“読み”が“読みすぎ?”

10時51分ー11時00分 粟ヶ岳山頂

P1060851              山頂到着 元気な参加者 疲れた参加者

P10608521               粟ヶ岳山頂にて記念集合写真  ジィ~ジ撮影

山頂からの展望ゼロ な~んにも見ること叶いません。
本来であれば、四周を眺め山座同定するとこですが・・・

視界も開けず、湿っぽいのでお昼は7合目の避難小屋で取ることに決め、
往路を“”見ながら下山です。

P1060856                     “”見ながら下山

P1060854                         “ヒメサユリ”

ヒメサユリの他にも 何種も花は見られます。以下 その一部です。

   P1060848 P1060850
(写真 左) ウラジロヨウラク    <拡大>
(写真 右) マイヅルソウ      <拡大>

11時50分ー12時40分 7合目砥沢避難小屋

P1060858                    お昼 ほんの一部

持ち寄りの品がテーブル一杯に載せられ、和気藹藹のお昼となります。
山の話題 話が尽きづ時間は瞬く間に過ぎていきます。
小屋は我が仲間で貸しきりです。(結局この日は登山者珍しくゼロ)

喋って笑って小一時間 切が有りません。往路を下山です。
Photo_2            小屋前で記念の一枚 T氏セルフタイマー撮影               

7合目から下にはヒメサユリは見られません。

   P1060859 P1060863
(写真 左) アマドコロ   <拡大>
(写真 右) 終焉を迎えた ヤマツツジ  <拡大>

13時25分 大栃平

P1060861                  フルーツ口に栄養補給

P1060862           幸い雨にも当たらずグリーンシャワー浴びながら下山

13時58分 三合目

P1060864                       三合目から下山

14時30分 1合目

P1060865                     一合目到着

相方リーダーの会山行、無事終了 お疲れ様。

帰路は汗と湿気に纏われた身体をサッパリと流すため、加茂市交流センター
『美人の湯』に立ち寄り。ゆったりと手足を伸ばし一日の疲れを取り除きます。

美人湯の前で相方の挨拶で 解散。 ご苦労様。

恐ろしい吸血鬼 山蛭の被害者無し。えかった えかた。

             ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

当日参加 可愛い美女会員 K.Kさんにお願いした会HPレポは⇒コチラ

| | | コメント (12) | トラックバック (0)

2012年6月26日 (火)

【巻機山】24-6

梅雨最中、集中ゲリラ豪雨で甚大な被害も出ている地方も有り、被害に
遭われた方々にはお見舞い申し上げます。

幸い越後、新潟地方は愚図つく日が続くことも有りますが、中休み?の日も。

そんな日を利用してジィ~ジと相方。足腰の鍛錬を兼て、越後魚沼と上州水上に
連なる三国山脈の一座 【巻機山(1967m】へ。

三国山脈の上州水上の【谷川岳】は荒々しく男性的な山容、対して山頂周辺の
優美さ漂う草原や点在する池塘群から女性的と表現される日本百名山【巻機山】。

初夏 紅葉の秋、新雪の初冬、残雪豊富な初春、降雪期を除き、今日に至るまで
10回以上は訪れている一座です。

□ 巻機山 (1967m)
 所在地  新潟県南魚沼市
 山行日  6月18日(月)
 お天気  
 同行者  相方 計2名

 行  程  桜坂Ⓟ(8:20)~5合目(9:12)~7合目(10:23‐10:30)~
        8合目(11:00-11:05)~9合目ニセ巻機山(11:17)~
        巻機山山頂(11:46-12:45)~5合目(14:05-14:10) ~
        桜坂Ⓟ(15:20)        
       *所要時間 7時間00分 実質歩行時間 約5時間45分
 標高差  約 1200m

 地  図  国土地理院1/25000 地形図 [巻機山(北東)]

記事)
我が家から北陸道新潟西IC~関越道六日町ICそして清水の桜坂登山口Ⓟ
大凡2時間半弱の走行です。   

登山口 桜坂Ⓟ 平日で駐車料金は多分取られないかなと淡い期待虚しく?
500円徴収されます。(当たり前と言えば当たり前)

   P1060757 P1060758
(写真 左) 巻機山歓迎案内板 <拡大>
(写真 右) 巻機山概要と注意書き <拡大>

注意書の項目 字句を間違えています。非難小屋では無く避難小屋です。
頭脳優秀な発注者のチェックミス。 発注者も製作者もしっかりして欲しいもの。

樹林帯の中に切られた登山道、あまり風も通らず汗が瞬く間に噴き出てきます。
合目標識1合目は、恐らく清水集落から暫くして直ぐに3合目標識が現れます。

少し濡れた土が表面を覆い、一寸滑りやすく要・注意。

5合目で漸く視界が開け米子沢が目に入りこんできます。(現在 入山禁止)
P1060762                   5合目から眼前の米子沢

5合目から先、傾斜は徐々にきつくなり、周辺は瑞々しいブナの林が拡がります。

P1060761              ブナ林の中に切られた登山道進む相方

足元には可憐な花々が幾つか見られます。

   P1060768 P1060774_2
(写真 左) イワカガミ  <拡大>
(写真 右) タテヤマリンドウの群生 <拡大>

更にブナ林が疎らになり灌木帯に入ると
   P1060767 P1060770
(写真 左) タムシバ 残り花 <拡大>
(写真 右) ムラサキヤシオ  <拡大>

P1060771                   石楠花も盛り <拡大>

このコース(井戸尾根)合目間隔が異常?に長いのです。(山全体が大きい)
合目の間に6合7勺とか、ところどころに“勺” 東京学芸大設置の勺標識まで。

6合目の展望台からは、下からガスが湧きあがり天狗岩、割引沢など見ることが
叶いません。(紅葉シーズンは特にカラフルで艶やかなのです。)

7合目手前から一旦樹林帯が途切れ岩混じりのザレ場の登山道に変わります。

P1060772                        7合目

7合目から益々、傾斜はきつくなり8合目まで30分程、要します。

P1060775                    8合目 一服の相方

8合目からは丸太が敷かれた階段状のザレ場の急登、途中からは刈り取られた
ネマガリタケが密集し、靴が滑りやすくて歩き辛い。更に部分的にかなりの急登。

それでも暫くすれば、行く手には残雪残る緑濃い樹林とのコントラストが素晴らしい
山頂の山肌が見えるようになります。

P1060776            谷あいからガス湧く なだらか優美な山頂 <拡大>

疲労感がピークを迎える頃、漸く9合目 このピーク (ニセ巻機)

P1060777                     9合目 ニセ巻機山

9合目からは一旦、避難小屋が建てられている鞍部まで下り、其処から山頂に
向かって最後の緩い登りに変わります。

P1060780                綺麗なバイオトイレ完備の避難小屋

避難小屋先には涼しげな池塘が幾つか見られ、ミズバショウも咲き乱れています。

P1060781                     山頂へ続く木道と草原

P1060783                    池塘とミズバショウ

残雪の雪解け水が流れる階段状の登山道を登り着れば山頂に到着です。

11時46分ー12時45分 巻機山山頂

山頂には百名山目指しておられる神奈川からのご夫婦や茨城からの若者も・・

帰りを急ぐ用もない我ら二人 マッタ~りとお昼をゆっくり過ごすことに。
汗でぬれたシャツを着替えすると爽やかな微風が何とも心地よさをPresent。

P1060788          山頂標識と雲の上にチラっ 越後駒ヶ岳、八海山 <拡大>

P1060790            9合目ニセ巻機山と雲海の上、中央に谷川岳  <拡大>

P10607951                       山頂にてジィ~ジ

山頂より先の牛ヶ岳でお昼を取った5人グループが下山してきます。
神奈川からのご夫婦も、茨城からの若者も・・・皆さん下山開始。

ジィ~ジと相方 日本百名山 巻機山 独占!!!

暫し至福の時間を過ごし我らも下山の開始です。
この時期に割引沢 ヌクビ沢下れる力量なんか有る訳ない二人、当然ながら
往路を下ります。P1060801                  ガス切れた巻機山避難小屋

   P1060789 P1060799
(写真 左) コシジ?オウレン
(写真 右) シラネアオイ

   P1060804_2 P1060812
(写真 左) ツマトリソウ 「ジィ~ジ同様ピンボケ」 <拡大>
(写真 右) タケシマラン  <拡大>

9合目で神奈川のご夫妻と牛ヶ岳から下山の5人グループに道を譲って貰い・・・

6合目展望台 やっぱり視界開けず

14時05分  6合目 展望台

P1060822                 残雪被るヌクビ沢  <拡大>

天狗岩は目視できるも霞んでぼんやりしています。

4合目で茨城からの若人二人に追いつき、何となく追い越し・・・・

相方は道端の花々を心行くまで眺めながらゆっくりと下山。
ジィ~ジ時折 立ち止まり相方を待つもなかなか姿が見えません。

漸く

15時20分 桜坂Ⓟ

P1060825                 桜坂Ⓟに戻ってきた相方

ジィ~ジと相方 3,4年ぶりの巻機山 無事終了です。

梅雨の合間の 初夏の様子醸す巻機山  (お終い)

   

| | | コメント (16) | トラックバック (0)

2012年6月24日 (日)

今年もこの花見たくて【尾瀬】

尾瀬 思い浮かぶは ミズバショウ ♪♪~♯ ? 或いは ニッコウキスゲ ?

そして 尾瀬ヶ原 尾瀬沼 燧ケ岳 至仏山・・・ 

それに従いルートもまた多数。各ルート登山口も又、
鳩待峠、大清水、沼山峠、尾瀬御池、小沢平、・・・etc

そんな中、今回も昨年に引き続き、この花見る目的で、尾瀬にしては比較的
あんまり多くのハイカーとすれ違わない静かなコース歩きます。                                    

6月14日(木) 

尾瀬 多くの方のイメージは…やっぱりP1060744                        ミズバショウ  

そして昨年に引き続き、今回もこの花見たさに登山口から片道2時間半ほどかけて。

トガクシショウマ(戸隠升麻)  Ranzania japonica T. Ito

P10607051_2                トガクシショウマ(戸隠升麻)  <拡大>

P10607091_2                  トガクシショウマ   <拡大>

P1060706                                トガクシショウマ   <拡大>

ピンクの花に見えるは萼片で花は内部の黄橙色く見えるところ。

本邦特産 一種一属 絶滅危惧種Ⅱ類(VU) 
年々自然災害や人災でその株は減る一方、最初に発見された戸隠でも
殆ど絶滅状態、戸隠でも知る人しか見られないようです。
尾瀬で辛うじてみられるのもこの周辺だけ?かも。
今年も幸い御目文字叶いラッキー!!

この時期の尾瀬、勿論  他にもいろいろ見られます。

   P1060753 P1060680
(写真 左) サンカヨウ  <拡大>
(写真 右) コミヤマカタバミ <拡大>

   P1060683_2 P1060688
(写真 左) エンレイソウ <拡大>
(写真 右) イワナシ   <拡大>

   P1060691 P1060749
(写真 左) タテヤマリンドウ <拡大>
(写真 右) コバイケイソウ  <拡大>

   P1060721 P1060751
(写真 左) ウスバサイシン  <拡大>
(写真 右) リュウキンカ    <拡大>

   P1060687 P1060726
(写真 左) ムラサキヤシオ   <拡大>
(写真 右) タムシバ    <拡大>

   P1060746 P1060747
(写真 左) ヒメシャクナゲ   花まだちと早い  <拡大>
(写真 右) チングルマ   一輪咲いても花は“花” <拡大>

他にも
コヨウラクツツジ、タケシマラン、ツバメオモト、アカミノイヌツゲ、etc etc・・・

P1060675                       リュウキンカ

P1060736                      ミズバショウ

P1060748                  ミズバショウ

P1060685                田代の彼方に平ヶ岳他越後の山並み

P1060713                  お昼のおかずの一部

ピークハント目的ではなく、観たい花を目的の山歩き これはこれで満足。
それでも所要時間約7時間弱(お昼休憩含む)

尾瀬は広いです。この日はほんの片隅散策 

P1150080_2           尾瀬ヶ原と日本百名山(至仏山) 2009 5..20  <拡大>

P1150082             尾瀬ヶ原と日本百名山(燧ケ岳) 2009.5.20  <拡大>
*今回と関係のない写真です。

追記)

6月17日(日) この日は 父の日

お江戸の郊外 三鷹の在に住む娘からの贈り物です。

P1060755

この他にジューサーミキサーも一緒に。。。
勿論 その日の夕食前に完飲。(相方に小さなグラスに一杯だけおすそ分け)

                             お終い。         

| | | コメント (23) | トラックバック (0)

2012年6月21日 (木)

お手軽?【守門岳(大岳】

魚沼市、三条市、長岡市に跨り 大岳・青雲岳・袴岳の三ッのピークからなる
越後の名峰 “守門岳”  残雪期には大岳から袴岳に連なる大雪庇は
古来東洋一の大雪庇と呼ばれ、残雪期には関東はじめ全国からも山スキーの
愛好者が訪ねてきます。
そんな訳で、登山口 登山コースも幾つも有るのですが、へタレで軟弱なジィ~ジ&
相方、多分一番お手軽な 保久礼コースを選択です。

守門岳、主峰袴岳(1537.2m) 或いは東洋一の大雪庇を見るべく大岳、
現在まで20回以上は歩いていると思われますが、車で保久礼小屋脇へ来たのは
今回初めて!!

この時期の守門岳は何年振りだろう? (過去9割以上残雪期)

6月13日(水) 

時々、大きな災害を引き起こす刈谷田川、そしてその奥の刈谷田ダムから先、
舗装はされているもののすれ違いが出来ないような道を走ります。 

9時02分 保久礼Ⓟ
9時07分 保久礼小屋 保久礼小屋登山口

   P1060633 P1060634
(写真 左) 保久礼コースの駐車スペース 先達の車が2台。
(写真 右) 保久礼小屋  *冬期間避難小屋30人ほど

   P1060635 P1060637
(写真 左) 保久礼コース登山口 概要確認する相方
(写真 右) 粘土質で幅の狭い滑りやすい登山道  

保久礼コースは、下の集落、二口コースに連結しています。
保久礼小屋からは暫く擬木の階段が続き、その先は粘土質の滑り易い道に
変わり、若干神経を使います。

キビタキ小屋周辺、そしてその先は広大なブナの樹林帯が拡がります。

P1060638                  爽やかさ醸しだすブナの林

10時07分 展望台

P1060640           中央奥 右から角田山左へ弥彦山・く国上山薄らと!!

展望台から先は、粘土質の狭い登山道に更に大小の岩塊が混ざりだし歩きづらい。

P1060649_3              山頂手前 不動平  残雪が見られます。

10時43分ー11時34分 大岳山頂

P1060650                  大岳山頂 巣守神社

昔、謙信公が帰依した毘沙門天が祀られているのです。

2,30メートル先へ行って早目のお昼とします。P1060651_2               中央に守門岳の主峰 袴岳 1537.2m 

雲が出てはきたものの残雪と山肌のコントラストに目を惹きつけられるジィ~ジです。

P1060659        中央に川内山塊 矢筈岳 最左の残雪の上にちょびっと粟ヶ岳

残雪期は、もっと張り出し青雲岳・袴岳数百メートル繋がるのです。

山頂に居た先達の2グループは、袴岳に向かって行きます。
袴岳まではここから約1時間程度、軟弱ジィ~ジと相方 明日も山行なので、
今回は、大岳(1432.4m)を守門岳とします。

のんびり マッタ~リ 展望を楽しんだジィ~ジと相方 往路を下山です。

11時40分 不動平
   P1060667 P1060668
(写真 左)  不動平 残雪からお顔覗かせた石彫り 不動明王 
(写真 右)  不動平からの展望

雪解けで粘土が融けたヌルヌルの道の脇には、何種類かの花々が・・・
   P1060648 P1060655
(写真 左) オオカメノキ
(写真 右) オオバキスミレ

   P1060660 P1060662
(写真 左) コシジ? ミツバ?オウレン
(写真 右) ゴゼンタチバナ蕾

   P1060663 P1060664
(写真 左) チゴユリ
(写真 右) イワカガミ

12時25分 キビタキ小屋
   P1060669 P1060670
(写真 左) 守門岳各コース概念図
(写真 右) キビタキ小屋 *残雪期は殆ど埋っています。

P1060671                         ツクバネソウ

12時50分 保久礼小屋
P1060672                       小屋前の水場

ブナ林の地中を通って冷たい清水が流れ出ています。

この時期、10年ぶりくらいのこのコース、思ったより疲労感覚えたジィ~ジです。
残雪期の方が好きな処を歩け、直登出来るので歩き易い!?

それでも 青雲岳 袴岳の雪筋 自然の為せる造形に心満たされたジィ~ジです。

帰路、晩酌の添え物 つまみにと 名物 栃尾の厚揚げを買う予定。
と ところがお気に入りのお店が休業日 (これ 想定外!)がっかり。

でも爽やかさたっぷり味わえた山歩き えかった えかった。

                この項 お終い

| | | コメント (12) | トラックバック (0)

2012年6月18日 (月)

雨にも負けず?久々【角田山】

車の前方には雨雲が  今にも降りそうなのに  それも何と!午後1時過ぎ

6月9日(土) 

足慣らし、トレーニング代わりと言っても、まず間違いなく降ってくる確率ほぼ100%?
おバカな ジィ~ジと、お馬鹿見習いの相方です。

午後2時過ぎ、久々に【角田山】 稲島登山口Ⓟ

案の定!!Ⓟ  に着くや否や   やがてザァー ざー音立てて

「折角来たのだから小止みになるの待とうか」  ジィ~ジ
「そうだね!」 相方

そうです。二人とも極めて 閑~な人達なのです。

やがてほんの少し降り止まないものの小止みに、でも止みそうには有りません。

 決行です。    14時45分

少しお利口な相方は傘さして、お馬鹿なジィ~ジはザックカバーだけかけて
(樹林帯それほどは濡れるまい!) お馬鹿ジィ~ジの心の叫び

しめしめ、それほど濡れないではないか! ほくそ笑むお馬鹿なジィ~ジ。

15時28分 山頂避難小屋 健養亭

擦れ違って下るハイカー数人有るも、流石に天気が悪く山頂&避難小屋は無人。

P1060629                  無人 健養亭(避難小屋)のストーブ

持参の水で喉を潤すジィ~ジです。
数分休んで、即、下山。ガスで覆われまたまた雨が強くなりそうなのです。

P1060630                     ガス煙る山頂  (霧雨)

又 又     木々の葉に雨音が・・・

P1060632                     エゴの花と雨粒

雨が降ってるのに・・・・・

帽子を通して頭から滴が流れ落ち、シャツもビショビショになるジィ~ジです。
(雨具 勿論持参なれど濡れてしまった今更・・・ )

もういい加減誰も登ってこないだろう!
ところがどっこい!! 
16時近くなのに傘差して山頂目指してくる単独行の老若男女が大凡 6,7人
(きっと 毎日欠かさず登っている人たちでしょう)

16時10分 稲島登山口

お馬鹿ジィ~ジはびしょ濡れ ズボンも 。
乾いたタオルで身体を拭い、シャツとズボンも車の中で着替えます。

何のために 雨具持っているんだろう?今更ながら お馬鹿なジィ~ジ( 反省。)

  ジィ~ジ 【角田山】  24-13 (完)

| | | コメント (14) | トラックバック (0)

2012年6月16日 (土)

この度も 会山行【明神ヶ岳】

この度も会山行に参加のジィ~ジです。

担当リーダーは、ジィ~ジがいつも世話になっている近所の先輩 赤鬼さん。

目指す山は会津の【明神ヶ岳(1074.2m】

全国で明神を冠する山は 明神ヶ岳4座 明神岳9座 明神山32座 計 45座。

6月7日(金) 

 参加者  男性 6名 女性19名 計25名
 行  程  新潟駅南口(7:00)=磐越道・新鶴IC=大岩観音登山口(8:55)
       …伊佐須美神社奥の院(10:08-10:25)…山頂(10:35-10:43)
       …伊佐須美神社奥の院(10:55-11:40)…大岩観音登山口(12:30)
       =伊佐須美神社参拝=磐越道・新鶴IC=新潟駅南口(15:00)

記事)
   P1060599 P1060602
(写真 左) 山頂に向かってスタート   <拡大>
(写真 右) なだらかなブナ林の中に切られた登山道 <拡大>

登山口周辺は小さな礫がゴロゴロしているも、すぐに落ち葉が重なる柔らかな
歩き易い道に変わり、ジグザグに緩い傾斜で高度を上げます。

P1060603                        オトシブミ

道中、幾つもオトシブミが見られます。

P1060604             ブナ林 新緑のマイナスイオン浴びて心地よい

P1060606                     伊佐須美神社奥の院

奥の院は小さな石祠と赤い鳥居。広い台地状 休憩場所に最適。
ゆっくり休んで山頂へ 奥の院から山頂までは様子ががらりと変わり相当な急登。
足場もない粘土質の滑りやすい道を約10分強頑張らねばなりません。
山頂手前になってまた緩やかに・・・

P10606111               山頂 記念の集合写真 (ジィ~ジ撮影)

山頂はブナの木に覆われ、展望は出来ません。
少し早いお昼は、奥の院で採ります。転倒・滑落しないよう慎重に下山です。

P1060615                  奥の院で早目のランチ

ゆっくりと早目のランチを採り終えて往路を下山です。P1060616                    緩やかな道を下山

ジィ~ジは殿(しんがり) ラストリーダーを務めています。

   P1060620 P1060623
(写真 左) コケイラン   <拡大>
(写真 右) ルイヨウボタン <拡大>

道端で多く見られたのはシシウドやマムシグサ

   P1060617 P1060622
(写真 左) マムシグサ  <拡大>
(写真 右) シシウド    <拡大>

12時30分 大岩観音登山口

P1060625               登山口  二七番大岩観音分岐の石仏

待ち受けていたバスドライバー氏から熱い蒸しタオル手渡され、顔や手を拭い
サッパリとしてバスに乗り込みます。

まだ時間は早い! ジィ~ジのRequestで予定外で道中 伊佐須美神社へ参拝
立ち寄ります。

P1060626               伊佐須美神社拝殿参拝する参加者の皆さん

P1060628                   伊佐須美神社縁起

日本書紀にも記載されている由緒ある伊佐須美神社 

参拝終えて、バスに乗り込み磐越道・新津鶴ICから新潟駅南口へ向かいます。

15時00分 新潟駅南口 到着 解散。

ジィ~ジと近くの会員さん 赤鬼リーダーの車で自宅まで送って貰います。

明神ヶ岳は途中の狭間峠が、会津高田と柳津を結ぶ交通の要所として古は
多くの人が行き交う街道だったとか・・・

ブナの新緑が発散するマイナスイオン 爽やかな山歩きが出来た我らです。

             会津 明神ヶ岳 この項(完)

追加)

ジィ~ジ6月2日から6月6日まで久々に孫娘の顔見るため上京。

P1060595_2                        深大寺山門

三鷹の娘一家のマンションから相方と二人で歩いて深大寺往復。(片道1時間?)
お昼は深大寺10割蕎麦。 深大寺これまで10回以上?

舗装道路の脇には意外と越後ではあまり見かけない色んな雑草・花発見。

   P1060593 P1060596
(写真 左) クワガタ  ピンボケ!! <拡大>
(写真 右) ワルナスビ  鋭い棘   <拡大>

マンション滞在中、スカイツリーは遥かにうっすらと連日望遠できるものの
ベランダから見える富士山は連日 天気が不良でガスガスガスの中。

土・日は娘一家チャリで、ジィ~ジと相方歩いて吉祥寺で買い物&ランチ。 P10605781_2                         小3 孫娘

マンションのコンコースで一輪車に興ずる下の孫娘。

                    お終い。

| | | コメント (10) | トラックバック (0)

2012年6月15日 (金)

槍3本立てた【三本槍岳】

【三本槍岳(1916.9m】は、北アの槍ヶ岳とは異なり尖った鋭角的な山容は
しておらず、むしろなだらかな曲線を描いているのです。

福島県・栃木県の県境に位置し、那須火山帯、那須五岳の最高峰です。

然らば何故に三本槍岳 
それは江戸時代にハッキリしない境界を確認する為に会津藩・那須藩・黒羽藩の
三藩が定期的に、山頂で槍を立て領地境界の確認をした事によると言ふ。

今回は所属する山の会で、ジィ~ジが企画・実施 リーダーとしての会山行です。

6月1日(金) 

P1060569            ゴンドラリフト山頂駅展望台からの 茶臼岳・朝日岳

 参加者 男性 7名 女性 17名  計 24名
 行  程 新潟駅南口(6:00)-<磐越道・会津若松IC>ー<甲子道路>ー
       Mtジーンズゴンドラリフト(9:05-9:15)=(ゴンドラリフト)=山頂駅
      (9:37)…スダレ山…北温泉・清水平分岐(11:20)…三本槍岳山頂
      (12:00-12:40)…清水平(13:00)…ゴヨウツツジ周遊路…
      Mtジーンズ山頂駅=(ゴンドラリフト)=山麓駅(15:00-15:15)―
      <ちゃぽランド入浴>―<甲子道路>―<磐越道・新鶴IC>―
      新潟駅南口(20::15)

記事)  31日夜になって降水確率80% 降雨量4mmと予報は悪い方に急転
      今更、中止の連絡も出来ず、新潟県内は晴れ予報なので場合に依っては
      県内の山へ変更することも考え、当日の朝を迎えます。
      4時のピンポイント予報では60%程度、
      今回の目的はもう一つ 越後では見られぬシロヤシオ(ゴヨウツツジ)
      鑑賞。最悪の場合は雨具着てシロヤシオだけでも見ようかと・・・・
      バス車内で状況説明して予定通り、Mtジーンズスキー場ゴンドラリフト駅へ
      向かいます。

9時05分ー9時15分  Mtジーンズゴンドラリフト山麓駅
9時37分         Mtジーンズゴンドラリフト山頂駅

   P1060526 P1060527
(写真 左) 山麓駅Ⓟ  出発準備中にポツッ ポツッ  <拡大>
(写真 右) 山頂駅からウッドチップ敷かれた登山道スタート<拡大>

念のため、ザックカバーを着けるも、幸い雨具着るほどの事も有りません。
寧ろ、爽やかな風が吹いているので雨の心配はなさそうな感じ。

なだらかな、ウッドチップが敷かれクッション良い登山道をスタートです。P1060531               北温泉・ゴヨウツツジ周遊路分岐

ここから『中ノ大倉尾根』 稜線に沿って山頂を目指します。
ジィ~ジに代わり、先頭ペースメーカーは相方です。

林床の笹の草原が現れると、その先には・・・

P1060534_2               左に那須茶臼岳 中央の右 朝日岳

更に進んで、一寸小休止。

P1060535                       小休止

どうやら雨の心配はなさそう、青空さえ少し覗きだし涼風と相俟って絶好の日和に。

11時20分ー11時25分 北温泉分岐・清水平

やがてスダレ山の小ピークでちょっぴり岩混じりの急登に変わります。
登山道は土砂の流失を防ぐため、鉄線の蛇籠が露出。少し歩き辛い状態に。

P1060543                        清水平

清水平分岐は、茶臼・朝日岳方面と北温泉方面への分岐です。
ここから最後の登りで山頂に着きます。

12時00分ー12時40分 三本槍岳山頂。

   P1060544 P1060549
(写真 左) 三本槍岳山頂と一等三角点  <拡大>
(写真 右) 那須茶臼岳写真を撮るF氏   <拡大>

天気予報のせいか?山頂には中年カップル一組だけ、我がグループに遠慮?
それとも早目のランチが終わったのか?さっさと席を立ち、我がグループで独占。

毎度のことながら、銘々、自慢の手作りおかずが飛び交います。

P10605501_2                       たまには相方と

ゆっくりと歓談・懇親深め下山の開始です。下山は往路を辿ります。

13時04分 清水平

   P1060556 P1060558
(写真 左) 花一杯 ミネザクラ  <拡大>
(写真 右) シャクナゲ       <拡大>

P1060559                      夏山の様子

P1060561                      相方先頭に24名

山頂駅近くから敬宮愛子内親王のお印 シロヤシオ(ゴヨウツツジ)の群生周遊路へ

P1060567                   白く気品高いシロヤシオ

残念がら全体的にはまだ3分咲き程度?で花見には少し早かったようです。
それでも中には先揃っている木も見られます。

P1060568                      シロヤシオ

14時20分 Mtジーンズスキー場ゴンドラリフト山頂駅

P1060570            山頂駅屋上から那須朝日岳と右に三本槍岳

ゴンドラリフトからの中間点辺りはシロヤシオが満開、目が惹かれます。

15時00分ー15時15分 山麓駅
待機していたバスのドライバー氏から暖かい蒸しタオル手渡され、汗を拭い、
靴を履き替え乗り込みます。

途中、立ち寄りは西郷村 温泉施設 ちゃぽランド。
温泉から上がればやっぱり  

帰りの 車内の賑やかなこと 賑やかなこと。

天気を心配していた相方とジィ~ジ。雨にも逢わず快適な山歩きが出来て
胸をなでおろします。

(ドライバー氏の言によれば、山麓駅で待機中はかなり長時間にわたり雨だった由)

ラッキー ラッキーの日となったジィ~ジです。

20時15分 新潟駅南口
無事 この日の会山行終了です。  
                     三本槍岳この項(完)   

| | | コメント (18) | トラックバック (0)

2012年6月12日 (火)

24山歩き5月まとめ

平年より3日、昨年より9日早く新潟地方も9日に梅雨入り宣言。
濡れた紫陽花の葉っぱに蝸牛など、季節的な情緒を楽しむ余裕が無く、
矢張り空を見上げれば、鬱陶しさが募るジィ~ジです。

もう今年も半年 遅ればせながら 山歩き5月の纏めです。 
へタレでものぐさジィ~ジ 日記代わりの覚書です。

  ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*   ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

① GW?第3弾【常念岳】5月1日(火)~2日(水) 記事⇒コチラ

P1060088                    山頂でアイゼン着装

お天気芳しくなく眺望得られず。この日の常念小屋は閑散。
天気が良くない代わり、純白の雷鳥が出現。  男性3名 美女5名 計8名

② お馴染み?【角田山】 夜はJ1観戦 5月6日(日)  記事⇒コチラ

   P1060122 P1060124
(写真 左) イチリンソウ  <拡大>
(写真 右) 整備工事終了した登山道 <拡大>
下山時にポッ ポツ 雨具も着けず 相方から顰蹙をかうジィ~ジ。(単独)

③ 案内?再び【大力山&御岳山】 5月9日(水)  記事⇒コチラ

  P1060180 P1060172
(写真 左) オオイワカガミ  <拡大>
(写真 右) イワウチワ    <拡大>

目的の越後三山 目視は出来るも少し靄って残念。

④ 飯豊展望稜線漫歩【菱ヶ岳~五頭山】5月14日(月) 記事⇒コチラ

P1060283              涼風受けて飯豊連峰眺め稜線漫歩

菱ヶ岳から五頭山周遊 歩き甲斐も有り花も有り、気分爽快。

⑤ またまた【角田山】 目的は“花”5月16日(水)  記事⇒コチラ

   P1060317 P1060324
(写真 左) ラショウモンカズラ  <拡大>
(写真 右) シャガ群生       <拡大>

目的はラショウモンカズラ。他にもいろいろ見られます。キケマン キジムシロetc

⑥ 1泊2日快晴 【大佐渡縦走】 5月19日(土)~20日(日) 
   記事(初日)⇒コチラ    記事(2日目)⇒コチラ

P1060388                       ザゼンソウ

花の宝庫 佐渡ヶ島 花の種類数えるに枚挙に暇なし。

P1060422                   目的の金北山眺め小休止

2日間 快晴に恵まれこの上ない条件。百花繚乱、歩行距離20数キロ?

⑦ 目先を変えて会越県境【沼越峠】 5月24日(木) 記事⇒コチラ

P1060458                 沼越峠と遥か彼方に残雪の飯豊連峰

3番目の鉄塔までは、相当な急登で息が切れます。
只見川、昨年の大水害大きな爪痕。自然の力の巨大さ改めて思い知らされます。

⑧ 今年最初の【二王子岳】 5月30日 (水)  記事⇒コチラP1060498              目前の飯豊連峰にガス圧し掛かるの図

梯子掛ければ届くような指呼の間の飯豊連峰もガスに覆われチトがっかり。
今年最初の二王子岳 展望叶わずも花と残雪と吹き渡る涼風は“甘露 甘露”

  ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜   ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・

2012年5月は久々に泊まり山行2回 天気が良い日、良くない日さまざま。
佐渡を始め数多くの花が見られた5月は心の満足度も

6月も無理しない程度で彼方此方の山を歩いてみたく願うジィ~ジです。

へタレ草臥れジィ~ジ年当初の山歩き目標は 80回

5月末までの進捗度合いは・・・?

 24年度ジィ~ジの山歩き 37回 40日。進捗率は46.3%
 ジィ~ジ、今年の目標は80回    今のペースは辛うじてOK?

| | | コメント (12) | トラックバック (0)

2012年6月 8日 (金)

途中撤退、そしてリベンジ【二王子岳】

天気予報に依れば、昼過ぎからところにより 雷・雨・・・
「早いうちなら大丈夫だろう」と勝手な解釈。

5月28日(月) / 

目的の山は飯豊連峰前衛の山 【二王子岳(1420m)】

20年以上GW期間、或いは登山口まで除雪されていない3月、手前の
南俣集落から歩いた事も有ったのですが、
寄る年波?体力・脚力・智力・気力の減退? でもって今年初めてのジィ~ジです。

7時22分 二王子神社登山口

P1060468                     二王子神社と八重桜 

神社脇の駐車スペースには、車が数台。歩き始める準備するハイカーも・・・

ジィ~ジも相方と二人だけ、手軽に準備整えスタートです。

P1060469                     登山口 案内標識 

登り、ゆっくり行って4時間 下り2時間半P1060470                新緑のブナ林を先行するハイカー発見

  P1060471 P1060472
(写真 左) 二合目手前 神子石と相方  <拡大>
(写真 右) 三合目手前 相方       <拡大>

8時14分 三合目 一王子避難小屋

空は、少~し雲の色が濃くなってきたような感じ。
一寸 休憩して再び歩きだし四合目へ向かいます。
道端には丁度、咲き始めたばかりのサンカヨウ

P1060474                      サンカヨウ

三合五勺目の付近で遠雷が聞こえ出します。アレッ? 雷少し早くない?
まだ暫く大丈夫だろう。そのうち遠くへ行くかもしれないし・・・
確かに遠方の空を見やれば雨雲が充満し範囲も広がってきています。

こりゃ駄目かな?四合目手前、ブナ林で立ち止まり一寸模様眺めをすることに・・・
ところが雷鳴は遠ざかるどころか逆。やがて雨もポツン ポツン。。。。 

途中で追い越した山Girl二人、雨具を着て追いついてきます。

ジィ~ジは、どうやら天気好転する見込みなし。と判断。
雨具を着てまで山頂へ向かう気持ち有りません。山Girlは山頂へ向かいます。
何時でも来れるジィ~ジ達は、途中撤退です。
幸い雷鳴は時々鳴り響きも雨は未だ本降りには至らず、少し急いで下山です。
三合目で往路追い越した三人パーティも登頂諦めたらしく下山中。
道を譲って貰い、ジィ~ジと相方 登山口へ戻ります。

山頂方向では相変わらず雷鳴が響き、空は黒い分厚い雲が充満しています。

こんな時、自由に時間が取れる幸せ感じます。  途中撤退の項 (お終い)

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+  :;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

そして一日間を開けて

5月30日(水) 

天気予報はイマイチなれど、31日は自治会の催しが有るので急遽実施。

 『コースタイム』
 二王子神社(8::35)~2合目水場(9:12)~3合目避難小屋(9:25)~
 5合目独標・定高山(10:05-10:10)~7合目油零し(10:50)~
 二王子岳山頂(11:21-11:50)~5合目(12:45)~登山口(13:52)

 所要時間 5時間17分(休憩 35分含む)

県外車を含め、平日なのに神社脇には車は18台ほど

(写真は全てクリック拡大)

   P1060475 P1060477
(写真 左) 登山口 二王子神社  二日前より更に緑が濃くなった感じ
(写真 右) 小さな沢沿いの登山道一合目に向かう相方。

太い大きな杉の古木が林立するところどころの急登を前進します。

   P1060478 P1060479
(写真 左) 2合目水場 水場で喉潤す相方
(写真 右) 3合目 一王子神社避難小屋

2合目の水場から3合目までも息が切れる急登です。
3合目で一寸一服してから再び山頂に向かって

雪解けで登山道の一部はぐちゃぐちゃ泥濘状態のところもあり、4合目先からは
未だ残雪も見られます。周りの樹木はブナが多く見られるようになります。

10時05分ー10時10分 5合目 独標(定高山)

   P1060483 P1060484
(写真 左) 5合目手前残雪たっぷり
(写真 右) 5合目独標 パンザマスト

GWの頃でも豪雪の年ではこの場所には2m以上の残雪が残ります。

6合目までの登り、更に7合目 難所の油零しの取り付きまでは、少し汚れた
残雪で覆われています。

P1060487                    7合目油零しに向かう相方

難所の油零し自体は地肌が露出。補助ロープも特に問題ない様子。

   P1060492 P1060493
(写真 左) 8合目お花畑付近   雪解けでガス発生?
(写真 右) 8合目から9合目へ向かってトラバース気味に

11時21分 二王子岳山頂

9合目から山頂までは、強風で雪が飛ばされたり、高い樹木が無いせいで無雪。

  P1060495 P1060498
(写真 左) 山頂避難小屋
(写真 右) 山頂

登山口から山頂 休憩を殆ど取らなかったので2時間50分を一寸切って到着。
気温も高くなく涼しい風が吹いていたので、珍しく快調!?

指呼の間に迫る、飯豊連峰は中腹までガスがドップリと懸かり、展望叶わず。

それでも雨の心配も無く、暑くも無く寒くも無い条件下、気持ち良く横になり
寝ている御尽も居られます。
他にも5,6人のハイカーが其々のスタイルで楽しんでいます。

ジィ~ジは相方と二人 相方手作りのお握りとおかずで ランチとします。

お昼を取りながらガスの上がること期待したものの 上がりそうで上がらない!
諦めて下山の開始です。勿論 忠実に往路を下ります。

P1060501                山頂と9合目の中間 中央奥に二本木山

二本木山は、残雪期GW頃飯豊連峰へのバリエーションルートの取っ付きとなります。

P1060505                8合目付近下るジィ~ジ  (相方撮影)

元々相方のカメラを借用中のジィ~ジ 相方にカメラを預け勝手に下山。

相方は、道端の花を眺め  バシャ バシャしながら下山です。

以下 相方撮影によるこの日、登山道脇の花々です。

   P1060502 P1060509
(写真 左) 色落ちしたタムシバ
(写真 右) カタクリはまだあちこちで

   P1060510 P1060512
(写真 左) シラネアオイ
(写真 右) ミツバオーレン

   P1060518 P1060513
(写真 左) オオカメノキ
(写真 右) マンサク

   P1060519 P1060520
(写真 左) ナガハシスミレ
(写真 右) サンカヨウ

   P1060521 P1060523
(写真 左) ユキツバキ
(写真 右) ミヤマカタバミ

P1060515               マンサクの花弁はいつみても変わってる?

P1060517                       オーレン    (アップ)

13時52分 二王子神社登山口

ジィ~ジ一人で登山口へ到着です。
相方は待てども待てども見えません。花の写真撮ってるにしては遅すぎる?

10分以上遅れて相方到着。
夕餉の食材に沢沿いの道端で「ミズ(ウワバミソウ)」を少々採ってきた由。

今年初めての【二王子岳】期待の展望はGetできなかったものの5月末の
残雪山歩きと何種類かの花花観察、ブナ林を抜ける心地よい風・・・等
充足感に満たされるジィ~ジです。

日本二百名山【二王子岳】 いつ登っても魅力溢れる良き山です。

 帰路 立ち寄りは、 新発田市 日帰り温泉施設 あやめの湯です。
 ここは施設も古く、露天風呂も無いけれど、湯質と安い(四〇〇円)料金が〇。

風呂から上がり新・新バイパス 約40分弱で我が家に到着。

再挑戦 今年最初の【二王子岳】 この項 (おしまい)

| | | コメント (10) | トラックバック (0)

2012年6月 6日 (水)

会越県境 沼越峠

今回も髭のジィ~ジ二人と美女八人 2台の  で

5月24日(木) 

磐越道西会津ICからR252で柳津から只見方向へ向かいます。

行先は、
会津と越後の国境 沼越峠。 この先 左には国土山(858m)、更に峠を
分けて沼ノ峠山(1020m) となります。

金山町の只見川に架かる東北電力上田ダムの天端を渡り対岸に出ます。

この周辺、昨年の福島・新潟豪雨の被害甚大で現在も復旧工事中。
現場事務所に挨拶して身支度整え歩き始めます。

9時20分 ダムサイトスタート

P1060455                北の湖沢に架かる吊橋を渡って

水害復旧工事現場の中を通り、歩きだし北の湖沢に架かる吊り橋を渡ると、即
見上げるような急登の連続となって汗吹き出し、息も絶え絶えになるジィ~ジです。
深い沢に繋がるヘツリ道、気が抜けません。
急な尾根道も露岩や足場の悪い所ばかり、約小1時間3ッつ目の送電用鉄塔まで
難儀な登りが続きます。3つ目の鉄塔からは漸くナダラカなアップダウン 「ホッ」

P1060456                        ヤマツツジ

尾根筋に一旦出れば、鉄塔周辺は刈払され、その周辺には 旬の蕨も彼方此方に。

その先には、瑞々しいブナの林も現れ、木陰に腰を下ろし、涼風受けながら一服。

P1060457                 ブナ林 マイナスイオン受けて小休止

ブナ林から再びなだらかな稜線のアップダウンで・・・
目前に東北電力の電力監視小屋も出てきます。(侵入不可)
ここから丸いピークを2つほど越えれば。。。。目的地到着。

(国土山は、ここから30分足らずなれど藪漕ぎと眺望ゼロなのでパス)

11時37分 沼越峠

P1060458_2                   往時の名残? 小石祠

この先は、越後新潟 (こんなところどれくらいの人が歩いたのだろう?)
沼ノ峠山そして残雪の飯豊連峰もチラッと見られます。

峠から下り、電力監視小屋の脇の平地で、お昼とします。
P1060460                      お昼の一部

美女8名 次から次と自作の手料理回ってきます。
お互いに料理法について講釈 飛び交います。

12時30分 下山開始

P1060461                  下山開始 送電鉄塔が何本も

下山は、ピストン 往路を戻ります。
樹木に覆われていないので、蕨 や少し伸びたフキノトウ、或いはゼンマイなどが
足元で見られ、夕餉の食材として美女連中は必要分Getするに余念が有りません。

やがて再び、要 注意箇所へ 経年劣化で膝・腰痛めているジィ~ジ 慎重に下ります。

P1060462                      ヤマフジの大木

P1060463                  珍しい小さな ヒメ?

14時00分 ダムサイト

P1060464                   大水害の爪痕  ※復旧工事中

チョコッと道端の山菜採取  この日の山歩き終わりです。

気温も高く汗ばんだ身体、帰路立ち寄り♨は、早戸温泉 つるの湯 とします。
  P1060465 P1060467
(写真 左) 早戸温泉 つるの湯   エレベーターで3階Down <拡大>
(写真 右) 早戸温泉 つるの湯   内風呂 男         <拡大>

滔々と流れる只見川を眺めながら露天風呂に浸るジィ~ジです。

P1060466                  早戸温泉 前庭  オキナグサ

空模様眺めて平日に歩ける有り難い身分に感謝です。
温泉で汗を流し、身も心も  ポカ ポカ 気持ち良い~

ここまで来た序でです。
柳津のお気に入りの店で 好物の“粟饅頭”を買って、磐越道へ入ります。

         沼越峠 この項 (おしまい)

| | | コメント (12) | トラックバック (0)

2012年6月 1日 (金)

ハァ~♪【大佐渡縦走】パート2

会山行 『大佐渡縦走』 2日目レポです。

5月20日(日) 

『大佐渡縦走』後半戦。この日も長い道程が予定されているのです。

P1060405               ガス湧く両津湾 中央右は加茂湖

この日もお天気良く、気持ちも高揚するジィ~ジです。
ドンデン山荘の朝食を終えて、大佐渡縦走後半戦のスタートです。

6時40分 ドンデン山荘

  P1060407 P1060408 
(写真 左) ドンデン山荘取り付けの舗装道路を辿ります。目的は中央奥。
(写真 右) 縦走路入口までの標識

7時00分 金北山縦走路入口

P1060409               愈々、金北山jへ向かいます。

金北山まで 13.6㌔!! 長い 長~い + 登山口まで 全部で20キロ強?

  P1060411 P1060412
(写真 左) 青粘 峠分岐。
(写真 右) カタクリの花競演中。

  P1060413_2 P1060414
(写真 左)  シラネアオイ アップ
(写真 右)  登山道にはこんな感じでシラネアオイが無造作?に。

7時50分ー8時00分 マトネ

  P1060417 P1060418
(写真 左) マトネ(笠峰)
(写真 右) 金北山はまだまだず~っと。

緩やかな稜線漫歩が続きます。

P10604231                     金北山眺めて休憩

  P1060424               アオネバ(青粘)と呼ばれる地層

9時07分ー9時12分 真砂の峰

P1060427               真砂の峰  金北山少しずつ近づく

P1060429               真砂の峰から金北山へのルートが見られます。

天狗の休み場、 役行者の堂跡などからアヤメ池へ。

P1060430                      アヤメ池  

P1060432             ここからは残雪の壁を一気に登らねばなりません

P1060433_2                   斜度がキツイ残雪の壁

P1060434               金北山山頂へ向かい最後の登り

11時27分-12時05分 金北山山頂(1171.9m)

目的の金北山山頂到着です。 ドンデン山荘から凡そ15キロの道程クリアー
  P1060435 P1060438
(写真 左) 山頂のお社
(写真 右) 両津湾バックのジィ~ジ

ゆっくり快晴の下、お昼を採り終えて、下りは姫ヶ沢登山口へ下ります。
相当急な勾配の登山道をそれなりのスピードで下ります。

  P1060440 P1060442
(写真 左) ユキワリソウ(オオミスミソウ)も道端で幾つも見られます。
(写真 右) シラネアオイの株は至る所に

急傾斜の登山道を一気に下れば、ザレ場の神子岩へ

12時37分ー12時45分 神子岩

 P1060443 P1060444
(写真 左) 神子岩
(写真 右) 神子岩から妙見山

隣の尾根の金北山から白雲荘は防衛省の管理道路。
レーダー施設などが見えてます。

神子岩から先は、素晴らしいブナの林が拡がります。
今回のリーダーE氏がどうしても今回拘ったお気に入りの場所です。

P1060446                新緑の生気を浴びながら下ります。

  P1060447 P1060448
(写真 左) ニリンソウ咲き乱れる水場 冷たい水で 甘露 甘露
(写真 右) エンレイソウ

姫ヶ沢に沿ってズンズンと清冽な沢音聞きながら下ります。P1060449                人の顔のように見えるブナのコブ

  P1060450 P1060451
(写真 左) シラネアオイは其処彼処
(写真 右) 縦池清水  ここでも冷たい水を口に含みます。

沢沿いの足場の悪い急な道を下ります。(天気が悪いとかなり要注意)

14時00分 姫ヶ沢登山口

リーダーの当初計画時刻通りに到着です。
P1060452                     登山口到着

ドンデン山荘から約18キロ弱?長い道程全員完歩です。お疲れ様!
待ち受けていたジャンボタクシーに乗り込んでダートな悪路をガタガタ 

ジャンボタクシーは一路 椎崎温泉目指します。
P1060453                 椎崎温泉から大佐渡の山並み

ユッタリと温泉の展望浴槽に身を横たえながら、大佐渡の眺めを見て満足感も
高まります。

身も心もポカ ポカ 16時05分 両津港から新潟行の船客となります。
船内で 反省会と称する慰労会で銘々満足感に浸ります。

新潟港万代島埠頭到着 18時35分 

  大佐渡縦走 2日間の旅  (完)

一寸中断です。

| | | コメント (14) | トラックバック (0)

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »