20年振り(正丸峠・伊豆ヶ岳・子の権現)
二人の孫娘に会うべく今年初めて上京のジィ~ジと相方です。
2年生と4年生、娘一家のマンションへ早く着いてもどうせまだ学校!
然らば時間を有効に使えば良いだろう。そこで途中立ち寄りの山歩きです。
3月7日(水)
関越道花園ICから秩父へ向かうジィ~ジと相方です。
20年ぶりに伊豆ヶ岳に登って見よう!!
(20年前、ジィ~ジ単身赴任で毎日、皇居を挟んだ大手町の某ビルで勤務して
いたのです。その折り1度経験。)
正丸駅のⓅから正丸峠、伊豆ヶ岳、子の権現そして吾野駅からで正丸駅へ。
10時00分 正丸駅
(写真 左) 西武鉄道正丸駅駅前Ⓟ <拡大>
(写真 右) 関東ふれあいの道 案内標識 <拡大>
駅前の駅関連食堂にⓅ料金500円払って出発です。
駅前標識によれば14.5㌔の長丁場です。
駅前右にある急な階段を下りて大倉山沢の清流に沿って緩やかな道を
正丸峠に向かって歩き出します。
途中までは舗装されています。
何しろ20年振り、頭脳退化のジィ~ジ記憶は全く有りませ~ん。
(写真 左) セツブンソウ <拡大>
(写真 右) フクジュソウ <拡大>
道端で見られた春の花です。(ピント合ってません)
沢は徐々に巾が細くなり登山道も道幅が狭く勾配も少しずつ増してきます。
馬頭観音で伊豆ヶ岳への直登コースと正丸峠への分岐となります。
ジィ~ジと相方は正丸峠へ向かいます。
やがて目前に所々薄氷が張った急な木製階段が表れ、その先には大きな建物。
“奥村茶屋”です。時間が早いせいか?はたまた休日か?戸は閉まっています。
10時55分ー11時00分 正丸峠
(写真 左) 正丸峠 昭和天皇 今上天皇行幸行啓記念碑 <拡大>
(写真 右) 正丸峠案内標識 <拡大>
残念ながらスカイツリーも副都心も見ること叶いません。
正丸峠からは林床の笹と杉の植林された緩やかな尾根道となります。
木々の間から武甲山が見られます。そして最初のピークは[小高山](720m)
(写真 左) 緩やかな尾根道 <拡大>
(写真 右) 小高山山頂標識 <拡大>
小高山から少し下り、登り返せば雪が被った丸い山頂の[五輪山]
雪が残る五輪山山頂
五輪山山頂から下ると直ぐに伊豆ヶ岳への男坂、女坂の分かれ道。
男坂は落石多く危険、女阪を利用して欲しいと注意看板が・・・
ジィ~ジ 20年前の記憶ここだけは残っています。
勧告に従わずここは【自己責任】で20年前同様、男坂をChoiceします。
(写真 左) 落石ゴロゴロ男坂入口 <拡大>
(写真 右) 男坂に取り付く相方 <拡大>
(写真 左) 男坂登り終えた相方 <拡大>
(写真 右) 伊豆ヶ岳おば~さんのレリーフと前方に山頂 <拡大>
12時00分ー12時20分 伊豆ヶ岳山頂。(852m)
山頂にはジィ~ジ達より先行した若人二人、女坂経由で到着。
ジィ~ジと相方も山頂で菓子パンとコーヒーだけの簡単ランチとします。
(写真 左) 伊豆ヶ岳山名由来説明板 <拡大>
(写真 右) 伊豆ヶ岳山頂標識 <拡大>
残念ながら天候具合イマイチで眺望もままなりません。20年振り2度目の登頂。
お手軽昼食を終えて、子の権現を目指す我らです。
伊豆ヶ岳から先は、急なアップダウンの連続かなり疲れる尾根歩きとなります。
伊豆ヶ岳からの激下り、道の脇に小さな看板 〔尻もち坂〕!!
登り返せば古御岳に出ます。
(写真 左) 古御岳山頂にて <拡大>
(写真 右) アセビ(馬酔木) <拡大>
古御岳の辺りからは登山道の脇に多くのアセビの木が見られるようになります。
相変わらず激しいアップダウンの繰り返しが続きます。
伊豆ヶ岳から先のここまで、先を行く人も、向かってくるハイカーも有りません。
13時05分 高畑山
(写真 左) ちょっと変わった岩 <拡大>
(写真 右) 高畑山山頂標識 <拡大>
高畑山で14.5㌔の道のりの約50%
ここで“子の権現”方面からと思われる数人チームが二グループ。
急に賑やかな感じを受けます。(グループは勿論中高年者で構成)
高畑山で遭遇した休憩中のグループ
まだまだ先は長く、小さいと言えどもかなりきついアップダウンが続きます。
周囲はまっすぐに伸びた杉や檜の植林樹林帯が拡がります。
13時45分 天目指峠
(写真 左) 中ノ沢の頭(イモグナの頭) 622.7m <拡大>
(写真 右) 天目指峠の伝説
やがて“中ノ沢の頭”に出ます。標識にイモグナの頭 イモグナ????
更に少し進むと漸く天目指峠 (アマメザシ峠)、一旦舗装された車道に出ます。
(写真 左) 相変わらず急な下り道 <拡大>
(写真 右) 伊豆ヶ岳(中央)は遥か彼方に <拡大>
14時33分-14時42分 子の権現
足腰に霊験あらたかな“子の権現”20年ぶりに再訪です。
膝と腰治療中のジィ~ジ 深く頭をたれ、祈りを捧げます。
堂内には、祈願の千羽鶴や草鞋が山のように積み上げられています。
(写真 左) 天台宗 大鱗山雲洞院天龍寺 茅葺と見事な彫り物 <拡大>
(写真 右) 日本一の鉄の大草鞋 と鉄下駄 <拡大>
巨大な色付けされた鉄製の草鞋とこれまた大きな高下駄
(写真 左) 子聖大権現のお社前に咲く蠟梅 <拡大>
(写真 右) 境内に咲く紅梅 <拡大>
子の権現 朱色の仁王像
20年ぶりの“子の権現”当日は日曜日だったせいか?大賑わいの記憶あるも
今回は全く静寂そのもの、茶店も土産物屋も開いていません。
道なりに参道を下り、途中から鬱蒼とした杉・檜の樹林端をジグザグに下山、
やがて浅見茶屋に出ます。名物の饂飩でも食しようかと思うも水曜休日。(残念)
(写真 左) 本日休日 浅見茶屋 <拡大>
(写真 右) 道端の苔むした道祖神 <拡大>
浅見茶屋から吾野駅まで疲労を覚えた身体には結構長い道程に感じます。
何とか東郷公園に出たと思ったら吾野駅まで再び1.3㌔の山道に・・・
15時55分 吾野駅
“子の権現”境内で電車時間をチェック済み、次の電車まであと2分。。。
駅のアナウンス「2番線に電車が入ります・・・」 アナウンス終わる頃、やっと
切符購入、小走りで電車に駆け込みギリギリセーフ。正丸駅へ戻ります。
16時06分 正丸駅
正丸駅から飯能経由で武蔵野市そして娘一家のマンションが有る三鷹市へ
マンションに到着するや否や孫娘がお出迎え。
娘の旦那氏さんは連日日が代わってからの帰宅 激務です。
久しぶりに二人の孫娘からビールを注いでもらい賑やかな夕食迎えた
ジィ~ジです。
15キロを超える長丁場を歩き通し、3ヶ月ぶりに孫と娘に再開 。。
充足感に満たされた一日となったジィ~ジです。
20年ぶりの伊豆ヶ岳 子の権現 この項 (完)
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コメント
山いろいろさま
どうなっているの?この冬空!
20年ぶりのこの山、実は追加山行にしようかと思い
出かけたのですが、意外と長くてハード
だけどバスをうまく使えば時間が若干短縮できるかも。
一寸 現在考慮中なのよ。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月20日 (火) 15:32
伊豆・・・の云われ、納得です。関東方面の山ブログなどでちょこちょこ見かけるけど、何で埼玉に伊豆が?と思っていましたよ。
変化があって、面白そうな山ね。
投稿: 山いろいろ | 2012年3月20日 (火) 15:21
もうぞうさま
八面六臂ですね。
山は行かれなかったようでお気の毒でしたね。
それでも貴殿の事、もっと素晴らしいものを東京で
得られたことでしょう。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月19日 (月) 18:33
今回首都圏に行きましたが、山は予定外。
ちょっと寂しかったですね。
投稿: もうぞう | 2012年3月19日 (月) 18:07
赤鬼さま
先日はお世話様でした。
お江戸で単身赴任してた時から既に20年 時の流れは
早いね~
20年も経つと、覚えていたのは伊豆ヶ岳の男坂と
子の権現の日本一の鉄下駄 鉄大草鞋だけだったよ。
これからはもっと思い出せるようゆっくりと周辺眺めながら
歩くのもいいのかも。
孫娘あと何年相手してくれるんだろう?
投稿: 輝 | 2012年3月18日 (日) 09:06
孫のお酌で飲むビールは格別の味でしょう。おいらもはるか昔、江戸に居たときに正丸峠には行ったことがある。写真を見てもなんの記憶も甦らない。
投稿: 赤鬼 | 2012年3月18日 (日) 07:31
tuba姐さん
そんな~ もう二人とも年取ってヘロヘロですよ。
20年、隔世の感、大です。
久しぶりに孫娘からの酌で一杯
旨かった!!
投稿: 輝 | 2012年3月18日 (日) 06:23
20年のタイムラグを感じさせない
お二人の足並みに敬服いたします。
登頂のご褒美が、お孫ちゃんのお酌
これが一番よねぇ~
投稿: tuba姐 | 2012年3月17日 (土) 22:55
みっこけさま
comment多謝です。
小さいころは埼玉にお住まいだったのでしょうか?
今回は20年ぶりの秩父でした。
20年も経つと断片的な記憶しか残っていません。
ヤッパリ歳重ねた証拠でしょうか。
二人の孫娘はまだ小学生なので相手にしてくれるのです。
孫もあと何年付き合ってくれるものやら・・・
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月17日 (土) 21:40
正丸峠、子の権現・・・
確か遠足で歩いたような記憶が。。。
でも輝ジィ~ジさんは新潟の方だし・・・
なんて思いながら読み始めました
お孫さんに会いにいらしたのですね
時間を見つけては山行きをしてしまうお二人は
お若いな~と思います
投稿: みっこけ | 2012年3月17日 (土) 19:46
こころぐ郁美さま
あったかcomment感謝です。
山歩きは、達成感と可憐な花々や素晴らしい展望で
間道も得られるんです。
勿論、歩くことは体にとっても悪いことは有りませんし。
自然を相手にしているとストレスも溜まりませんし、
一石多鳥です。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月17日 (土) 18:23
遅くなってきました❣
しかし、いつも思うんですけど・・・
えらいわねぇ~~~ってね。
ちょっと時間があるからって、普通はコーヒー程度。
なのに登っちゃうんですものね~
でも、一緒に登らせてもらいました。
気持ちが伝わってきます。
なんだろう?爽やかさや、達成感みたいな物が・・・
こう、こみ上げるみたいに伝わるんですけども。
今日も、いいもの見たねって感じです。ありがとう
投稿: こころぐ郁美 | 2012年3月17日 (土) 17:36
ナンシーおばさんさま
commentありがとうございます。
20年ぶりに伊豆ヶ岳 子の権現再訪でした。
秩父の山は越後とは異なった雰囲気感じます。
相方の山登り技術はジィ~ジより優れています。
只では済まないけど、孫からのビールは格別ですね。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月17日 (土) 11:34
輝ジィ~ちゃま
さすがですね。 15㌔も、それもアップダウンが多いお山で。
相方さんの男坂を登る凛々しいお姿、頼もしや!
お山にも、沢山花が咲き始めていますね。
春~が来たぁ~
孫娘ちゃん達との晩餐のビールは格別だったでしょ。
投稿: ナンシーおばさん | 2012年3月17日 (土) 10:54
あずきさま
孫娘から注いで貰うビールは格別ですね。
痕が怖いけど(笑い)
このコースは距離が長くアップダウンが多く、
意外と疲れるのですが、注意箇所は男坂の鎖場だけ
なのです。
折角の機会なので[自己責任]でChallengeでした。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月17日 (土) 10:14
山の風さま
懐かしさ思い出していただき何よりでした。
革靴にネクタイでは大汗掻かれたことでしょう。
小生、練馬の社宅に住んでいたので、この界隈が
近かったのです。
前に行った時は、日曜だったので子の権現付近は
大賑わいだった記憶が強かったのですが今回は全く逆。
久しぶりにお出かけになられては・・・
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月17日 (土) 10:06
お孫さんから注いでもらったビールは格別だったでしょう?
急な男坂を登ってくれる奥さんの姿に感動しちゃいました・・・
投稿: あずき | 2012年3月17日 (土) 10:05
懐かしいですね。以前は何度も登りましたが、最近はとんと御無沙汰しています。
昔、山仲間と所用でこの付近に立ち寄った時に、いっちょう登るかと背広にネクタイ、革靴で登った、若気の至り何て事も有りました。
久しく行ってみたくなりましたよ。
投稿: 山の風 | 2012年3月17日 (土) 08:43
まぶちょんさま
チュッと半端レポに※ありがとう。
折角の機会だから、時間は有効に使いたいですからね。
ジィ~ジ達はこの先時間があんまりないからね~
夕食は久しぶりに賑やかだったよ。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月17日 (土) 05:58
さすが輝ジィ~ジさま!!少しの時間でも 惜しんで 山にいましたね~。
娘さんと会う前に まずは 山に会ってからですね~♪
楽しい再会をはたせたことでしょう!よかったですね!! (v^ー゜)ヤッタネ!!
投稿: まぶちょん | 2012年3月17日 (土) 00:50