三角点8か所巡りIN【角田山】
年間大凡200コースほど企画実施されているジィ~ジが所属する山の会。
毎年バラエティに富んだコースが見受けられる一方、謂わば恒例・定番に
なっているコースも幾つかあるのです。
今回はその一つに参加です。
20年以上前から継続され、ジィ~ジは殆ど参加しているのです。
【角田山】山塊には2等から4等までの三角点が8か所有るのですが
それら全てを1日でタッチする事が目的なのです。
昨年の記事は⇒コチラ
3月3日(土) /
リーダーは仲間のT氏 参加者 男性12名 女性20名 計32名
8時00分 角田浜駐車場~8時15分 宮前コース登山口
(写真 左) 集合時間前には全員集合 出発前の状況 <拡大>
(写真 右) 宮前コース登山口 <拡大>
Tリーダーから挨拶更に指示事項を受けてR402日本海夕日ラインに沿って
まずは宮前コース登山口へ向かって隊列整えスタートです。
雪解けが進み、道路は勿論の事、無雪状態 雪の越後も漸く遅い春が到来?
8時20分 宮前3等△点~9時20分 宮ノ平4等△点
(写真 左) 宮前△点 3等 45m N37°48′3″E138°50′22″
(写真 右) 宮ノ平△点 4等 347m N37°48′3″E138°50′22″
写真はともに<拡大>
このコースは海岸側なので特に雪解けも早く最初の宮前△点は露出。
雪は、越前浜発祥の地標識付近から圧雪状態で・・・歩行に問題無し。
宮ノ平△点は数日前、Tリーダー下見を実施し、その際に掘り起した由。
宮ノ平のピークから一寸下りやがて山頂への急登の登山道が始まります。
砂糖をまぶしたような山頂手前の樹木 <拡大>
山頂付近は前夜に降ったか?樹木には新雪が霧氷のように・・・ 綺麗!!
10時03分ー10時10分 角田山山頂△点
(写真 左) 山頂△点 481.7m N37°46′50″E138°50′10″
(写真 右) 登頂記帳舎寒暖計 -1度
写真ともに<拡大>
三番目山頂△点は50~60㎝融けたものの雪の下、固くて掘られません。
(△点の頭が欠け国土地理院では、等級は処置保留とされてます。)
一寸、休憩を取り今度は、“福井コース”を目指し急登の登山道を一気に
下ります。
下りの際は、(要 注意)個所でもあります。4番目の△点に向かいます。
10時42分 平澤(福井)△点
(写真 左) 新雪纏う木々の枝 この先、激下りが始まります。 <拡大>
(写真 右) 平澤(福井△点) <拡大>
4等 239.3m N37°46′5″E138°50′27″
滑り落ちないように気を付けながら、“五りん石コース”更に“山の神コースを”
脇目に4番目の△点に到着です。
ここからは、折り返しで往路を山頂に向かって辛い登り返しです。
4番目の△点も、今年はまだ雪の下深く、堀だし不能。一寸一息つきます。
折角下ってきたのに5番目の△点向かうには、再び山頂へキツイ登り返し。
山頂で、一人で“稲島コース”から登ってきた会員岳友[赤鬼]氏に遭遇。
11時45分ー12時40分 向陽観音 △点
(写真 左) 稲島コース9合目 向陽観音 △点は杭の脇ですが・・<拡大>
(写真 右) 向陽観音前から新潟(蒲原平野)俯瞰 <拡大>
2等 445.5m N37°46′47″E138°50′30″
角田山塊で唯一の2等△点なれど、ここも掘り起こし不能。
観音堂前でお昼を取るには寒すぎるので、観音堂と山頂小屋2グループに分け、
ストーブの火が炊かれた暖かな室内でゆっくりお昼を取ります。
ジィ~ジは観音堂床下の部屋グループです。
お昼は賑やかこの上なし。自慢の手料理 ベテラン主婦家業の会員さんばかり
次から次へ回ってくるは、廻ってくるは!! 直ぐに腹いっぱいに。。。。
1時間の休憩で身体も温まり再び山頂に全員終結、6番目の△点を目指します。
13時30分 五箇峠(五ケ浜)△点
山頂から緩い登山道の“五箇コース”を下ります。
(写真 左) 全員で五箇峠へ下る <拡大>
(写真 右) この下に△点があるのだがなぁ~ <拡大>
3等 305.6m N37°46′17″E138°49′29″
昨年は露出していたけど、今年は雪の下で、タッチ叶いません。
再びここから折り返し、山頂目指し登り返し、途中の“灯台コース”分岐まで。
分岐から“灯台コース”を少し下り、次に向かうは“小浜コース”この時期に
利用する登山者殆ど有りません。
海岸に向かいズンズン下ります。
14時30分 小浜△点
(写真 左) 小浜△点 ここも雪の下タッチ不能
(写真 右) 日本海とR402沖合に薄らと横たわる佐渡島 <拡大>
小浜△点は、7番目
4等 354.8m N37°46′52″E138°49′27″
昨年と異なり今年は雪の下 灯台コースのピークと多宝山結ぶ線上に設置。
この先、海岸に向かい激下りが始まります。一気に300mほど下ります。
小浜沢まで下り最後の休憩を取ります。
(写真 左) 最後の休憩 雪は無し <拡大>
(写真 右) もうすぐ黄色い花をつけるナニワズ(夏坊主) <拡大>
最後の休憩を終えて、隣の灯台コースのピーク 一気に100mほどの
標高差を上り返さねば最後の8番目にタッチできません。辛い登り返しです。
15時37分 灯台△点
(写真 左) 下ってきた小浜コースの稜線が見られます <拡大>
(写真 右) 灯台△点
4等 156.3m N37°47′28″E138°49′14″
この日、最初と最後の△点は雪被らず露出。
最後の△点にタッチして、目的達成 海抜0メートルまで160m弱下山です。
15時55分 角田浜駐車場
(写真 左) 白波打ち寄せる日本海と角田岬灯台 <拡大>
(写真 右) 角田浜駐車場
「たかが角田、されど角田山」 標高481.7mの角田山 あっちこっち
実質約7時間歩行!! かなりのハードワークです。
深い雪の下に埋まりタッチできなかった△点多かったものの歩き通せた
達成感は十分に感じます。
Tリーダーから労いの挨拶の後、現地で解散。 お疲れ~ 又 何処かの山で!
この次の角田山は、雪割草が見られることでしょう。 新潟も春を迎えます。
ジィ~ジ 角田山 24-8 この項 (完)
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コメント
山いろいろ さま
毎日慣れぬ仕事お疲れ様です。
今回の角田は昨年と比較できないほどの雪の量で
スコップを持っていかないと掘り起こせないでしょう。
昨日はご苦労様でした。
実は小生たちは五頭山でした。寒さに震えながら
お昼を取ることに・・・
今日は100人を超えたようです。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月16日 (金) 17:30
今回は、思わぬアクシデントで参加できず残念でした。やはり雪は深いですね。
昨日の白山も、まるで上部は厳冬期の様相でしたよ。
投稿: 山いろいろ | 2012年3月16日 (金) 17:14
noritanさま
その節は、お疲れ様でした。
今年は異常に雪が多く、少し歩きづらい条件になりました。
それでももうすぐ角田山塊には花々が咲きだすことでしょう。
それを楽しみに・・・
投稿: 輝 | 2012年3月15日 (木) 07:59
輝様
お世話になりました。
私は昨年は左程疲れた記憶は無いのですが・・・
でも、辛いことってすぐ忘れるのかもしれませんが・・・
今年は山行と山行の間隔が一月以上もあり、その怠慢がてき面、脚にきて、不覚にもスッテンコロリンで、大失策でした。
もう、昨年は駄目ですね!
いつか一人で、又、角田ゆっくり行きたいです。
投稿: noritan | 2012年3月15日 (木) 06:23
みっこけさま
山歩きの楽しみの一つに、会山行の場合のお昼の
愉しいひと時が有ります。
年季が入った自慢の手料理が次から次と回ってきます。
日帰りの場合、アルコールが飲めないことが一寸難点 ?
同好の士の面々と他愛の無い話や山や花の状況・・・
話題は尽きませんね。
大陸から飛んできて下さ~い。大歓迎ですよ。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月14日 (水) 18:07
みいさま
commentありがとうございます。
歩けることは健康の源、幸せだと思っています。
特にご婦人方会員の方々の方が男性よりお元気ですよ。
負けずに精一杯少しでも長く頑張れることを願っています。
雪の新潟も漸く、春近しの感を覚えるようになりました。
雪割草(オオミスミソウ)もうすぐ出てくることでしょう。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月14日 (水) 18:01
まだまだ寒そうな雪の写真ですが
きっとお昼は賑やかに笑い声と食事に
心も身体もあったかくなりましたね
日本の美味しいものがいっぱい回ってきたんでしょうね
いいな~そこだけ参加したいと思ってしまった怠け者です
投稿: みっこけ | 2012年3月14日 (水) 15:40
こんにちは~
雪山にも春の兆しですね!
ジィ~ジ サマはじめ皆さんタフですね!
でも、楽しんでらっしゃる様子が伝わってきます。
いつまでも山登り続けてくださいね!そして素敵な画像見せてください!
雪割草、楽しみ^^。
投稿: みい | 2012年3月14日 (水) 15:30
浪速恋しぐれ~♪ みいさま
何時もありがとうございます。 (感謝)
今年は久しぶりに大雪の年となりました。
△点5カ所もタッチできずでした。
この分では、雪割草やカタクリも10日ほど開花が遅れる?
山スキーでは△点タッチは無理も良い所でしょう(笑い)
越後での山スキーはどちらの予定でしょう。
今年はお二人にとっては、新潟の年ですから。。。
是非 お楽しみになってくださいね。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月14日 (水) 15:09
赤鬼さま
その節は、お昼を一緒に取れず失礼しました。
それにしても角田でさえ、去年と今年の雪の量が
全然違って改めて今年の雪の多さを実感しました。
早く花見たいけど~
来年はこの山行参加してね。
投稿: 輝 | 2012年3月14日 (水) 15:02
まぶちょんさま
何時もcommentありがとう。多謝!
今年は何時もよりかなり多くの雪が降りましたが、
子供の頃から雪には慣れているからねぇ~
commentのように出来るだけ長く山歩きが出来るよう
自分でも願っているのです。
歩けると言うことは健康の源ですよ。
他県にも良い山が幾つも有ります。
出来るだけ彼方此方に遠征したいものですが・・・
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月14日 (水) 14:59
やはり今年は雪が多いんですね(@@:)
△点、全タッチならず・・・ですか~(^^:)
△点・・・やはり、タッチできたら嬉しい!もので
最近、タッチ画像も恒例です^-^
山スキーでは、なかなか・・・見つけるのも。。。
でも7時間かけて・・・みなさんタフですね!
来週は、ひょっとして3日も越後で山スキーとなるかも?
しれません^^v
投稿: 浪速恋しぐれ~♪ みい | 2012年3月14日 (水) 10:37
三角点全部タッチ出来ないなんて、やっぱり今年は雪が
多いんだね。あの時間に行けば逢えるかなと思って行ったのさ。バッチリだった。へへへ。
投稿: 赤鬼 | 2012年3月14日 (水) 07:23
お疲れ様です。
どんなに雪があっても 「山に輝ジィ~ジあり!」なんですねo(*^▽^*)o例年より雪が多くても関係なし!
元気でいつまでも山に登れるよう祈ってます!
春には新潟だけでなく、旅して他県の山にも出張??
(*^ー゚)bグッジョブ!!
投稿: まぶちょん | 2012年3月14日 (水) 00:43
もうぞうさま
500名の会員の内、数十人は登山用のGPS保持しています。
ただ今回は幾ら残雪の下と言え、毎年の恒例山行ですから
間違うことは経験上ありえないのです。
△点は、ご承知のように設置するには条件が有りますから・・
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月13日 (火) 23:50
tuba姐 さん
今日は会の定例役員会だったのですが、終わってから
山いろいろ氏他数人で飲み会をしました。
その時にも、姐さんの話題が出て是非 入会して貰いたいと・・・
日本中の山、行けるかも。。 一寸考えてみてくださいな。
投稿: 輝 | 2012年3月13日 (火) 23:47
登山用のGPSナビをお持ちなんでしょうか?
投稿: もうぞう | 2012年3月13日 (火) 19:06
年間の山行計画が200ですか!?
計画するのも大変でしょうが、参加してくれた会員さんの笑顔には代えられませんね
定例山行のレポを毎年楽しみに拝見しています。。。
ってのは、アタシもバーチャル参加をしていますので“うんうんアノ三角点だぁ~”とニッコリですぅ~ヽ(´▽`)/
投稿: tuba姐 | 2012年3月13日 (火) 18:28
mikkoさま
comment多謝です。
そうなんですよ!今年は矢鱈と雪が多く降りましてねぇ~
花の写真でも撮りたかったのですが・・・一寸 お預けに。
ベテラン主婦の皆さんの自慢の品々今度アップしますね。
スイーツも有りますよ。ご期待下さい。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月13日 (火) 14:25
今年は雪深くて多くの三角点でタッチがかなわなかったようですね。
でも『終わり良ければすべて良し』ですから~
結果オーライですよん。。。
ベテラン主婦会員の方々が山に持ち寄る手料理って
どのようなご馳走が並ぶのでしょう?
次回撮影許可がおりたら掲載お願いしまーす!
(^。^)y-.。o○
投稿: mikko | 2012年3月13日 (火) 13:28
こころぐ郁美さま
中途半端レポに※ありがとうございます。
仲間と山へ行くときは、肺機能の強い人は話しながら
登ることも出来ますが、キツイところでは矢張り苦しいです。
小一時間に一回の休憩とか、お昼休みに情報交換(笑い)
など楽しいひと時が持てるんですよ。
たかが480mの低山ですが、一つの山を彼方此方から
一日で8時間ほどかけて歩くのですから、それなりの
運動量にもなるんです。
自分の体力の目安にもなるのです。だから参加。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年3月13日 (火) 07:57
今年は、昨年と違って雪が深いのですね。
20年以上前から行われているなんて、凄いです。
しかも、そこに参加しているなんてすばらしい。
仲間と一緒に行く時に、話して行く事って
あるのでしょうか?
あまり、ワーワー言って登るとは思えませんからね。
山の事を、まったくと言っていい程しりません。
失礼な質問をお許し下さいね。
でも、毎年開催され楽しんで参加されてる様子も解ります
やっぱり、気力と体力勝負でしょうか?
じぃ~じ様は偉いと思います。
投稿: こころぐ郁美 | 2012年3月13日 (火) 00:41