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2012年1月

2012年1月30日 (月)

又ですか!?【角田山】

朝の内、珍しく陽射しも見えたようですが、タイミングを外して遠出は無理?

そんなこんなで、やっぱり時間的にはここしか・・・・・

1月28日(土) 

とろけるチーズをのっけて焼いた食パン1枚口にして、そそくさと出かけます。
ここ2,3日来の積雪で稲島登山口までの林道は凍っているかもしれません。

こんな時は、少し先の弥彦方面へ  選んだ先は “ホタルの里コース”
何時も車を置く、登山口のⓅは除雪されていません。
隣の“じょん伸びの湯”脇のPに車を停めて歩き始めます。
P1040877           何時も車を置くのは通りを挟んだ向こう側   *小さな看板ある処

12時38分 ホタルの里コース登山口
このコース前回来た時より遥かに積雪増えています。 今年最初がこのコース。

登り始めの階段で、既に息切れするジィ~ジです。(情けなや!)

P1040878                    平成院 脇の案内標識

山頂まで、たかが2.8Km されど2.8Km。

勿論トレースは有るものの、細くて深く足を取られ、歩き辛いこと 歩きづらいこと!

薄暗い杉林を抜け、歩き始めて20分強。

P1040879         屋根無しあまり用をなさない 吾妻家 東屋 四阿屋 アヅマヤ

小さなアップダウン繰り返し、前進 前進 また前進
海風がさぶーッ 木々に積もった雪が風に飛ばされ容赦なく吹き付けて・・・

 P1040880 P1040881
(写真 左) 山頂はぐるっと巻いてまだ先だ! (クリック拡大)
(写真 右) 角田山にしてはかなり積雪多いのだ!(クリック拡大)

山頂直下の急登を頑張って  Go~

13時55分ー12時05分 山頂小屋 健養亭

P1040882                      山頂積雪1m2~30㎝?

土曜日の昼下がりにしては珍しく、小屋内には6,7人と少しいつもより少ない?
インスタントコーヒーと甘味を口にして、冷えた身体を温め直ぐに往路を下山です。

P1040883            山頂直下急登の登山道の枝越しに多宝山

P1040885                   榊に冠った新雪とトレース

14時36分 福井△点
P1040886                  福井△点はもちろん雪の下

P1040887                      福寿山平成院

15時00分 ホタルの里登山口

ちょっぴり雪山の雰囲気味わえたジィ~ジと相方です。

ジィ~ジ 角田山 24-5  (完)

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2012年1月27日 (金)

近くて便利【角田山】

時間に追われる仕事も無し、天気も珍しく快晴ではないもののまずまず・・・

体調管理のバロメーター 散歩代わりの山歩き 【角田山】です。

1月24日(火) 

途中の大型スーパーで菓子パン買って、  

幸い登山口までの取り付け道路も凍結はしておらず、すんなりとⓅへ。

11時15分 稲島登山口
P1040861                 Ⓟは雪解けで、ビシャビシャ

P1040863               5合目手前 東屋付近の積雪状態

もう下ってくる人、山頂目指すハイカー パラパラ交錯します。

8合目までの階段状登山道も凍結して居ないので特に問題有りません。
8合目から9合目は、風の通り道、強く踏みつけられ凍結した上に新雪で
ステップも無くすり減ったピンのジィ~ジの長くつでは要 注意。

9合目から山頂広場まで、狭いトレース踏み外せば、太ももまでズッポリと雪の中!

12時5分-12時22分 山頂

P1040866                          -2度

-2度 たいした寒さでは有りません。ジィ~ジと相方 途中で1枚脱いで二人とも
アンダーシャツ1枚です。

菓子パンと珈琲の簡単昼食取るべく小屋の中へ。。。。中には10数人
毎度のことながら顔見知りのお方も3,4人。
ジィ~ジと相方、食べて飲んだら直ぐ下山の予定なので、土間の上り框に腰下ろし。
だけの超簡単お昼とします。

小屋の中はストーブが有るのでポカポカと暖かい。
周りは話が盛り上がっているようです。

知り合いに「お先に!」と、挨拶して小屋を出れば、そこへ桜尾根から来たと言う
女性会員のFさんSさん、そして男性Y氏に遭遇。挨拶交わします。
P1040868                 山頂避難小屋 (健養亭)

P1040870              9合目向陽観音前広場から新潟平野 (旧 巻町)

9合目から8合目まではアイゼンや滑り止め着けていないので慎重に!慎重に!

P1040871_3                 日本海 左方向雪を抱いた佐渡ヶ島  (拡大)

稲島コース、現在冬期間なれど登山道整備工事継続中。
P1040873                    7合目雪を掘って工事中

ジグザグ登山道どんどん下り5合目に。

P1040875              赤い手編みのおべべ身に着けた笠地蔵

P1040876                     稲島薬師堂  大杉

12時57分 稲島登山口

少しでも歩けば、何か安心感湧くジィ~ジです。
車で家から30分ほど、近い、歩くに手頃、 有り難い便利なお山です。

ジィ~ジ 角田山 24-4   (完)

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2012年1月24日 (火)

【弥彦山】=スカイツリー

ものぐさジィ~ジ、相も変わらず日記代わりの覚書です。

1月21日(土) 

相方は用事が有り早朝からお出かけ。
格段の用事は無いジィ~ジ。閑です。

天気が良ければ五頭山か菅名岳山塊から真っ白に輝く飯豊連峰を心行くまで
眺めたいところなれど、今にも降りそう。。。それも暖気が入り雪ではなく

それでも家の中にばかりいては、益々足が鈍りそうな不安に襲われます。

時間も遅いし、が降ってきたらドライブに切り替えよう!と簡単に身支度整え
車に乗り込みます。
向かう先は手近な処。フロントグラスには時折、細かな霧雨状の雨がパラッ!

旧 北國街道を西へ向かって、角田山を眺めながら岩室温泉そして【弥彦神社】

幸い小雨で雨具を羽織る必要もない程度。
越後一宮【弥彦神社】参拝者が多く、広大なⓅは満車状態で10数分待機。
 P1040845 P1040846
(写真 左) 参拝者用Ⓟ 向かう先はアンテナ林立の山
(写真 右) 参拝者と観光客

11時30分 表参道登山口

杉木立の中に切られた表参道登山口の鳥居からスタート。
なだらかな勾配で、ジグザグに高度を上げていきます。歩き初めには
殆ど雪は見られません。

P1040847             大黒様と小さな賽銭箱 1合目 合目標識

合目合目には、千回登頂記念で寄進された御影の標識が建てられています。
2合目先からは足元にも踏み固められた積雪が現れます。

P1040848                    六合目先からの新潟平野

米どころ 新潟(蒲原)平野の田圃も白くなっている程度、殆ど積雪有りません。

五合目先からは小さな雪崩の跡が見られ、おまけに一寸急勾配。
行き交うハイカーは殆ど軽アイゼンを装着。腰が引け恐る恐る下ってくる登山者も。

七合目の水場を過ぎて八合目、すぐ先は九合目

12時40分ー12時47分 弥彦山山頂

弥彦山は標高634m 634mと言えば5月オープンスカイツリー

 P1040850_2 P1040851_2
(写真 左) 弥彦神社奥の院
(写真 右) 弥彦神社ご神廟

奥の院 お賽銭を入れ、帽子を取り二礼二拍一礼するジィ~ジです。

 P1040852 P1040853
(写真 左) 寺泊、柏崎方向 海と空の境界定かならず
(写真 右) 奥の院から眺める新潟市最高峰多宝山633.8m

日本海に荒波は見られないものの靄って水平線が解りません。
佐渡も残念ながら全く見えません。空身同然、空腹も覚え下山の開始です。

P1040854                   どこまでも続く新潟平野

数多くの登山者が歩いたトレースは、下りになると滑り塩梅 要注意!
P1040856            五合五勺付近の荒れた急な道を登ってくる登山者

P1040857                危険個所にはロープが張られ

五合目から四合目までは、ハイカーの踏み跡で滑り台状で歩きづらい!!

四合目からは楽々と歩く事が出来ます。
地元の山、まだ何人も山頂を目指して登ってきます。

13時35分 表参道登山口
P1040858                  表参道登山口 鳥居と杉木立

駐車場までの取り付け道路わきには
P1040860                    水がじゃぶじゃぶと

束子も下げられ、汚れた靴も洗えます。有り難いことです。(感謝)

流石に水以外口にしておらず空腹を強く感じます。
帰り道の岩室温泉の割烹料理店に立ち寄り、ジィ~ジにしては少し贅沢なお昼。
蕎麦懐石をオーダー (結構 美味で満足) 。

天気イマイチなれど、やっぱり山歩きは精神的にも充足感を与えてくれた。

                       (完)

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2012年1月20日 (金)

海抜ゼロmから[角田山]

ここ2,3日この時期にしては珍しく穏やかな日が続いてる新潟市ですが、
こんな時に限って、たまたま用事が出てきたり・・・思うようにはいきまへん。

願わくば雪の五頭山から神々しいまで気高く見える飯豊連峰の展望を
心行くまで味わいたかったのですが・・・

ジィ~ジと異なり用事の多い相方さん、朝のうちに片付けねばならぬ要件発生。
外気温も少し上がったので、飯豊の展望も多分駄目かも・・・

そんな こんなで トドのつまり?定番? 手近な[角田山]

1月19日(木) 

肌をさす風も無く、外気温も4°~ 
越後七浦シーサイドライン R402 気が付けば宮前登山口も通りすぎて!
戻るのは面倒、 たまに灯台コースでも・・・

11時20分 角田浜 灯台コース 登山口
P1040833         ♪  う~み~は、荒~う~み~ む~こう~は さ~ど~よ 
         * 現在 この名曲も教科書には載ってはいないようです。

昔は、泣き砂(鳴り砂)が見られたと言う角田浜(厳密に言えば角海浜)
波音も無く静寂そのものです。* 写真は角田浜です。

日本国中 幾多の山あるも、海抜ゼロmから手軽に登れる山は滅多に有りません。

ここ越後新潟には 有るのです。 灯台へ取り付けられた階段を上り

P1040834          灯台先の登山道から見下ろす日本海夕日ライン R402

P1040835          灯台コース登山道  馬の背の手前 (*中央トップ 梨の木平)

日本海から吹き付ける強風の影響か?梨の木平まで積雪見られません。

P1040837                         梨の木平

心なき人間に完膚なきまで切り取られた 梨の木平の梨 懐かし。
海上に見える雲の下には、佐渡ヶ島が横たわっているのですが・・・

ここからはあぶらちゃんなど灌木の樹林帯、積雪が見られます。
P1040838                この辺りはちょっぴり緩登の尾根道

P1040839                 山頂に近づくと雪の量も少し 

12時40分ー13時23分 角田山山頂小屋<健養亭>

P1040840_2                山頂小屋到着の相方  日向ぼっこの岳人も

ストーブの火で温められた小屋の中はほぼ満員。
所属する山の会の、元 お嬢さんグループも6,7人 なんか来るたび同じ(*^_^*)!

空身同然の我ら二人、上り框に腰を下ろし、カップヌードルと即席珈琲のみ。
其処へ またお二人到着です。
そのお方は このお人です。 多分 角田山今年5回目。!?

持参の食糧?も底ついたので、下山しようかな・・・

P1040841_2              仲間の元 お嬢さん3人は稲島コースとか

元来た道戻るも芸が無い!  帰路は“桜尾根コース”をChoiceのジィ~ジです。
P1040842_2                       桜尾根下る相方

P1040843                    雪の中の石仏 (合掌)

岩登り訓練カ所のカッタン岩脇のピークから下は、無雪でどろどろ 粘土質。
でも3月半ばには
183_007              こんな花が あちこちに  (雪割草) 見られるでしょう。

14時13分 角田浜駐車場
P1040844             角田岬灯台 ♪ おッ~いら(俺) 岬の~ ♪
                * こんな歌詞知っている人は大年寄り!

手近な宝の山 角田山 ジィ~ジ  24-3 (完)

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2012年1月17日 (火)

運動不足解消〔角田山〕

ここ暫く相方は、頼まれ事が多く連日のように外出。ジィ~ジは家で沈殿 だら~っ

当然腹も減らないし 足腰も使わないので鈍ってきたように一寸気になります。

「此れではイカン!益々足腰の筋力が落ちる。」

天気予報では、まずまず。まぁ 雨は嫌だけど雪であれば濡れることはあるまい。

運動不足解消の為、出かけようと準備をしていると、「私も行くわ!」と相方。

1月17日(火)   阪神震災17年

旧 北國街道、途中のコンビニでお寿司弁当買って、車中で簡単にお昼とします。

P1040815                       稲島駐車場

稲島登山口Ⓟまで、2,3日前は取り付け道路の厚雪が凍結して車のトラブルが
多発し、JAFも駆けつけ大騒ぎしたらしいが、今日は暖気で雪も消え、問題無し。

12時25分 稲島登山口
準備もそこそこ登り始めるや、山頂小屋で早目のお昼を取ったのか?下山してくる
ハイカー何人も・・・「こんにちわ」「ご苦労様です。」

P1040816                    五合目手前 東屋

暑くなり汗が出てきたので、ジィ~ジと相方 アンダーシャツ1枚になります。

P1040817                      登山道補修

6合目周辺は、現在登山道補修工事中、雪掻いて階段状に補修中です。

P1040818                       七合目付近

固く踏みしめられ滑り塩梅の急登の登山道。
鋲付き長くつのジィ~ジですが、経年劣化でと使い過ぎで鋲は摩耗し、形ばかり。
スパイクの役割機能は、ほぼゼロ~ッ!!

前方から「三人娘で~す。」 サングラスしていますが何やら見覚えの(*^_^*)

所属する山の会の女性会員です。「今年もよろしく~」挨拶交わします。

*確かに何十年前は、娘さんだったでしょう。(実は一人50代 二人60代。)

13時10分ー22分 山頂避難小屋(健養亭)

P1040820 P1040821
(写真 左) 山頂標識
(写真 右) 山頂小屋のストーブ

薪がくべられ暖かい避難小屋(健養亭)にも数人。中には知り合いの女性会員も。

『角田山』近いので、天気の様子を見てから来れる便利な山、(考える事、みな同じ)

小屋内で、インスタントコーヒー口に、一寸休憩。飲み終えるや即、下山の開始です。

P1040822              新潟(蒲原)平野と西蒲区巻(旧 巻町)

向陽道林前広場から8合目までは、階段が雪で埋まり下りは慎重を期します。

P1040823            8合目   越佐海峡の先には、大陸 佐渡の山々

8合目から7合目、登りと大違い、スパイクすり減った長くつのジィ~ジ 慎重に!!
滑れば間違いなく、骨折事故で入院。一歩 一歩 ステップ切って。

7合目から6合目までも、固められた雪道は滑り台の状態 アブね~っ 。

13時56分 稲島登山口
躓いたり、転倒したりしないで何とか無事に下山。 (ホッ)

一週間以上、山歩きをご無沙汰、角田と言えども雪で足場も悪く大難儀。
高齢者は、間を置くとてきめんに脚力が低下するようです。気を付けよう!!

ジィ~ジ 角田山 24-2 (完)

追加) 
帰路立ち寄り ラムサール条約登録 【佐潟】の様子。

P1040824        【佐潟】 前方に角田山 後方左に新潟市最高峰多宝山 (拡大)

1月13日(金) 白鳥飛来数 6428羽と管理棟前に記載されてます。
まだ 白鳥さんたちは近在の田んぼで勤務中 居るのは鴨の種類ばかりです。

それでも音がする上空を見上げれば・・・

P1040828                   白鳥さんの集団   (拡大)

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2012年1月12日 (木)

新年は、ヤッパリ八ヶ岳?(後編)

朝から雲一つない快晴 (日本海側とは大違いの天気)

赤岳鉱泉をベースに硫黄岳~天狗岳~渋の湯、硫黄岳~横岳~赤岳縦走、
地蔵尾根・赤岳・文三郎尾根など、この時期何度か歩いた我々です。

中でも一番多く利用してきたのが、地蔵尾根経由赤岳、下山は文三郎尾根から
行者小屋。今回も話し合いの結果、この周回コースに決定。

1月8日(日) 

7時10分 赤岳鉱泉
P1040752                赤岳鉱泉前の様子 中央奥に阿弥陀岳
            (テントサイト目一杯で小屋前までテント設営)

朝食を終えて荷物を纏め出発準備。
都会からの登山者は、まず服装や装備が全く異なり完全装備。
冬用雨具、靴は冬山専用ゴアテックス、ヘルメットにハーネス、新モデルのアイゼン

貧乏ジィ~ジは3シーズン用雨具、靴は昔ながらの皮の重登山靴、登山シャツは
何と!20年近く昔買ったもの。アイゼンだって20年も昔の品。

面倒くさがり屋のジィ~ジ、小屋の上り框にザックを背負ったまま腰を下ろし、下を
向いて靴ひもを締めていたせいで、胃が圧迫され、一寸気持ちが悪く・・・

更に小屋の外でアイゼン(10本爪)を装着すために下向いての作業。ムカムカ・・

それでも5人揃って歩き出します。
歩き出すや否や、イマイチ調子が出ないジィ~ジ、足も重く、直ぐに息も上がる!!
中山乗越への登りで既にアヘアへ 

毎日のようにトレセンで訓練しているO夫妻、スキー水泳トレーニング欠かさない
Y先輩、相方は兎も角、なまくらジィ~ジ、気持ちが良くないうえ、歩行スピードに
全く着いていけません。

余程、リタイアして一人小屋へ戻ろうかと思案するも、何とか地蔵尾根登山口へ。
状況説明して、O夫妻とY氏には待ち合わせ時間打合せして先に行って貰うことに。

相方はジィ~ジを心配して一緒に行動。
胃のむかつきは、殆ど納まったので自分のペースで行けるところまで行こう!
呼吸は苦しくても心臓は何とか大丈夫そう。

8時00分 地蔵尾根登山口

3人の後を追って赤岳へ向かうジィ~ジと相方です。

P10407541              地蔵尾根登山口先の行者小屋と阿弥陀岳

樹林帯の中、雷光型に切られた登山道を進み高度を上げます。
登山道の傾斜も徐々にきつくなってきます。

P10407551               北アルプスと朝日を浴びた赤岳の影

傾斜のきつい樹林帯、振り返れば北アの山々、そして乗鞍 御嶽山・・・
トレースがしっかりついてアイゼンの利きも丁度良い。

P10407571_2                  振り返るジィ~ジ  *相方撮影

ジィ~ジの調子を見ながらまずは途中の森林限界までを目標にしよう。と相方。

P10407621           森林限界手前付近からの阿弥陀岳と中岳 (相方撮影)

森林限界から先は、雪が着いた岩場の登山道、急な鉄製の階段も何本も。

傾斜のきつい階段で、通過に手間取ってるグループが何組か見られ、
遥か前方の階段付近で待機中の我が仲間の姿も発見。

胃のむかつきも収まったジィ~ジ、更に前進する事に・・・・・

ここからはピッケルの力を借りて慎重に一歩一歩注意を払いながら進みます。
(危険個所につき写真撮る余裕が有りません)
前方にはアンザイレンして山頂を目指すグループも。

9時22分ー9時35分 地蔵の頭
何とか地蔵尾根を上りきり、地蔵の頭に辿りついたジィ~ジです。

P10407651           地蔵尾根のジィ~ジ 前方に天望荘と赤岳山頂小屋

ここは風の通り道、一転して冷たい風が容赦なく吹き付けてきます。
外気温は-7,8度?もっと低いかな?

P10407671_2             縦走路 三叉峰と奥に硫黄岳  (昔この時期縦走)

地蔵の頭から赤岳山頂までは50分も有れば着くだろうと思われますが、
このまま後を追えば、膝治療痛中のジィ~ジは下りで時間が掛り、先行の3人には
1時間近く遅れ迷惑かける可能性が大です。
何度も登頂しているので、相方の勧めも有り、ジィ~ジは撤退指示に従うことに。
P10407721           ヘルメット被って地蔵の頭へ向かってくる登山者

P10407741               ザイル肩の登山者と 「富士山」

ビューテホー オーワンダフル 富士山です。 

冷たい風と闘いながら暫し展望楽しむジィ~ジと相方です。

P1040777               地蔵の頭の地蔵尊と阿弥陀岳 アルプスも奥に

お地蔵様に、無事下山できますよう手を併せ、真下に登山者が登ってくる
急傾斜の登山道を、ピッケル頼りに一歩 一歩2点指示で慎重に下ります。
途中の階段で登ってくるグループを待ちながら、ゆっくりとゆっくりと・・・

雪が瘤のように固まって付着しているグレーチングの階段は、アイゼンの爪が
引っかかりそうでかなり危険です。

P10407801                  雪を纏った硫黄岳と栂樹林

P10407831                 樹林帯からの阿弥陀岳  

10時38分ー10時45分 地蔵尾根登山口  
お地蔵様のご加護で、無事下山口に到着です。

P10407851                     行者小屋と阿弥陀岳

11時35分ー45分 赤岳山荘前
別働隊の仲間は幾らなんでもまだ到着しません。取り敢えず二人で甘味と
水分補給などして時間を費やします。
相方は、硫黄岳コース途中のジョウゴ沢先から主稜線の写真が撮りたいと・・
小屋前から又、歩き始めます。

P10407961              大同心から横岳主稜線    相方撮影

写真を撮り終え直ぐに下山、10分少々赤岳鉱泉小屋へ戻ります。
別働隊は既に到着済み。5人で食堂のてテーブル借りお昼を取ります。

13時00分 赤岳鉱泉出発

2代目オーナー 柳沢太平氏に挨拶し、見送られ小屋を出ます。

P1040797                アイスキャンディ 又 来年!

P1040804                       凍てつく北沢

P10408051_2              沢に架かった橋から最後の大同心と横岳

P1040808                     凍結した取りつけ道路

何日か前に暖かい日が有って、きっと雪が融け川のように流れその後、
また気温が下がり厚さ数センチの氷の川状態になったのでしょう。

14時20分ー30分 美濃戸
最後の休憩を取る我らです。

P10408101                     美濃戸山荘前にて

疲れ果てたようなジィ~ジの表情。(少々腰も痛い)

愉しかった宴会ヶ岳 素晴らしい展望 苦しくキツイ登り・・・
様々な思いを抱いて、美濃戸口へ下るジィ~ジです。
P1040814                    沢沿いの巨大な氷柱

15時15分 美濃戸口Ⓟ

ジィ~ジ不調でメンバーに心配掛けたものの全員無事下山 握手を交わし
荷を解きます。

ホントに素晴らしい天気に恵まれた2日間 満足満足 大満足~

ヤッパリ 冬山は素晴らしい 鍛えなおして来年も挑戦するぞ。

念のため追加
P10800441            2008 1/14  赤岳山頂 (後方 北岳 仙丈 甲斐駒)

P10800401_2                2008 1/14 赤岳山頂

                (完)

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2012年1月 9日 (月)

新年は、ヤッパリ八ヶ岳?(初日編)

昨年は、ジィ~ジも仲間もそれぞれ事情が有り、実施出来なかったのですが
ここ10年近く、成人の日前後は、〔八ヶ岳〕山行を半ば恒例行事のように
実施してきたのです。

そして今年も、お天気の様子を見て直ぐ出かける事の出来る気の置けない
友人仲間と、総勢5名で実施です。

1月7日(土)        * 写真は全て拡大します。
6時30分、O夫妻の車で北陸道経由出発。新潟市から三条市近郊までは
殆ど無雪状態なれど、徐々に路上にも雪が見られ、長岡から先は雪が舞い
スピードも出せません。上信越道に入ると2m以上の雪の壁   

新井SAでY氏をピックアップ、妙高から長野県境までは、凄まじい積雪量。
ところが、長野県に入るや一転 真っ青な空、そして高速道のどこにも雪は
見られません。 どんよりした雲と吹きすさぶ雪の新潟と 「何たる違い!」

諏訪南ICで高速度を下り、登山口の美濃戸までの林道には流石にうっすらと
雪が積もり、スリップ按配なれど例年より厳しさ度合いが低い感じ。

11時10分ー11時25分 美濃戸口登山口Ⓟ
広大な駐車場には既に全国ナンバーの車が200台以上。
京都ナンバーの小型観光バスも 兎に角    

 P1040730 P1040729
(写真 左) 美濃戸口の様子 ①
(写真 右) 美濃戸口の様子 ②
早速 出発準備。快晴 雨具など必要ありません。
例年この時期は道路が凍結してツルツル・テカテカなのにこの周辺は
この度は珍しく全く凍結して居らず例年より積雪量も少なめ。

暑がりのジィ~ジと相方はアンダーシャツ1枚でスタートです。(外気温0度位?)

12時25分ー12時50分 美濃戸
緩い登りの登山道歩くたびに「キュッ キユッ」と雪を踏む靴音が心地よい!
寒さ厳しい年は、ツルツルになっているのですが、今年は今のところ暖冬?

P10407331              我が仲間の眼前に峻厳に聳える[阿弥陀岳]

美濃戸入口 やまの子村にもⓟ有るも、我らは毎度歩きます。
(Ⓟは当然ながら美濃戸口の方が1泊2日1,000円と安いのです。)

P1040734              美濃戸山荘前にて  (中央奥に阿弥陀岳)

至極当たり前の様に、美濃戸山荘の厚意に甘え、軒先の長椅子借用し昼食。

美濃戸山荘から南沢、北沢と目的によって二手に分かれます。
我々は今夜の宿に向かう為、北沢を選択です。

外気温は氷点下、食事休憩している間に身体は冷えてきます。
アンダーシャツ1枚では堪えます。上着を身に着けるジィ~ジです。

樹林帯の林道を堰堤広場に向かって進みます。
堰堤広場からは沢沿いに・・・ 積雪量はヤッパリ少ない感じ。

P1040736_2                    雪で覆われた(北沢) 
P10407381            八ヶ岳 大同心 小同心 そして奥に硫黄岳

沢に架かる雪の積もった歩きにくい橋を3か所ほど渡ると、八ヶ岳の象徴の一つ
[大同心]が目の前に広がります。
ここまでくれば、今宵のネグラは近い!

P10407391_3                      八ヶ岳主稜線(横岳)

14時25分 赤岳鉱泉

P1040740                赤岳鉱泉脇のアイスキャンディ

アイスクライミング用に作られた氷壁 赤岳鉱泉名物〈アイスキャンディ〉
ガイドさんから何人もアイスクライミングの指導を受けています。

テントサイトには色・形とりどりのテントが所狭しと数十張り、場所が無くて
小屋前の空き地?まで目一杯利用して・・・

P1040742              赤岳鉱泉小屋前の様子 中央奥に阿弥陀岳

宿泊手続きするや否や、2代目オーナー柳沢太平氏から 「いつもどうも・・・」と
WINE 1本差し入れ 有り難い(感謝) 係の若者から部屋へ案内されます。

この日の宿泊者 200名弱とか 凄い人数です。
部屋に通されるや否や 荷を下ろし宴会ヶ岳の始まりです。

P1040743                手前のワインはオーナー差し入れ
缶ビール 焼酎 発泡酒 日本酒  etc 夕食まで時間はたっぷり
飲んで 喋って、 喋って 飲んで  心地よい酔いが回ってきます。

小用の序でに廊下へ出てみれば

P1040746                  夕日に染まる大同心と横岳

恒例?の如く赤岳へ来る目的の一つは、登山だけでなく赤岳鉱泉の食事です。
P1040748                        夕食MENU

この日の夕食 豚シャブと焼きサンマ。 こんがり焼かれた秋刀魚は28センチ強。
一昨年は、確か陶板ステーキだった。 いつも山小屋とは到底思えないほど豪華で
旨いのです。

3時頃から延々と飲んだのに、食事は綺麗に平らげるジィ~ジです。

夕食を終え、部屋に戻り床を敷き、明日に備え身体を横たえる我らです。

            恒例?八ヶ岳 (初日編)  完。

     

  

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2012年1月 6日 (金)

今年最初は「角田山」

慌ただしく一晩だけ我が家へ泊まった娘一家 
朝6時過ぎ、六日町の上越国際で子供たちとスキーを楽しんでから帰京すると
朝食を取るや否や車に沢山の荷物を積み込んで我が家を出ます。

正月とは言え、二人だけの何時もの様な状態に戻ります。
暫くしたら近所に住む‘赤鬼さん’が遊びに来てくれコーヒーブレーク。

‘赤鬼さん’は3日に初登山してきたそうな! 我が家は“24年ゼロ”

晦日から毎日、飲んで食べて寝て 全く身体を動かして居ない。
このままでは、年寄りになる可能性かなり

‘赤鬼さん’見送り外を見送れば湿った雨っぽい雪  
雨では、戦意喪失  でも老体は、直ぐ鈍る。 ヤッパリ身体を動かさねば!

ジィ~ジ今年最初の山歩きです。 簡単お昼を取って直ぐ出発。

1月4日(水) 

車のフロントガラスに  「厭だなぁ~になって欲しい」 
向かう先は、『角田山』 選んだコースは (ホタルの里)

海岸線を走っていると、段々小粒の雪状態に  「有り難い!」

P1040719                     登山道入口石柱

12時45分 ホタルの里登山口
時間も遅い、天気もイマイチ、一般的には仕事始め 駐車場にもは少ない。
長靴に履き替え、即 出発。階段登山道を登ります。

時折バサバサと木々の枝から風に揺られて雪の塊が頭に落ちてきたりするも
雨具を着けなくても歩けます。樹林帯なので風もあまり気になりません。

13時20分 山の神分岐
年末からの生活がテキメン 体は重い 息は上がります。
P1040721                       山の神分岐

アップダウンを繰り返しながら五りん石分岐、そして山頂への最後の急登です。

P1040723             最後の急登 (見た目より相当な急勾配です)

13時55分14時05分 角田山山頂 
雪に足を取られ、漸く山頂到着。避難小屋に入って持参の水で水分補給。
小屋には3人の先客。ダルマストーブの残り火で暖かい。
P1040724                       角田山山頂

雨具と水だけ、一寸休んで、往路を下山です。

P1040726               山頂直下の登山道 (結構 急傾斜なのです)

足を取られ、前に転がらないよう注意して下ります。
急な処は、五りん石コース分岐まで、あとは緩い登り下りが続くだけ。

P1040727              多宝山 (新潟市最高峰 633.8m)

前方に新潟市の最高峰 多宝山の山容が枝越しに顔を出します。
登山口に近づくと鮮やかな朱塗りの寺院。

新潟市が生んだ著名な作曲家 遠藤 実さん寄贈の福寿山平成院。
中には台湾檜で掘られた日本一大きな十一面観音像が安置されてます。
P1040728          中には台湾の仏師が三年掛けて彫った十一面観音像が

14時57分 ホタルの里登山口

ダラダラ生活のツケで、苦しさ、きつさ一杯の今年最初の山歩き。
それでも新雪と戯れたり、山頂まで一度も休まず歩く事が出来 満足 満足。
終わってみれば充足感に満たされる。だからやっぱり 山歩きは我が糧だ!!

ジィ~ジ 角田山 24-1 (完)

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2012年1月 3日 (火)

頌春

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は、多くの方から お立ち寄り頂き、そして温かcomment幾多頂戴し、
感謝に堪えません。

P1040718_2                          お年始

昨年は、大震災から始まり、大洪水もたらした台風・・・災難続きの年でした。

今年は 穏やかな年になって欲しいものと願い、併せて絆を結集して、
それぞれの立場で旧 復興の年としたく、そしてなって欲しいと思っています。

例年通り二人だけの静かな元旦を迎えたジィ~ジです。

新年の計は元旦に有り。

お神酒を頂きながら、 今年のジィ~ジの願いです。無事息災そして

目標 ① ジィ~ジの山歩き  昨年同様 80回  85日

目標 ② 1年平らな心で過ごすこと。そしていつも 「ありがとう。」を大事に!

目標 ③ 忍び寄る認知症に立ち向かいたい。(チョット自信

今年1年この先???? でも 精一杯 努力したく思っています。

そんな中、今日(1月3日夕方) 娘一家が4人でやってきて   

毎度 酔っ払いジィ~ジではありますが・・・

本年も どうぞよろしくお願い申し上げます。

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