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2011年9月 5日 (月)

バテた バテた 角田山

暑さのせいもあるものの、相変わらず毎日ダラダラ過ごすジィ~ジです。

JIMへ行くなど特別のトレーニングもしない我らなれば、体力低下著しく・・・

“これではイカン!”と足慣らしするべく何時ものように【角田山】へ向かいます。

我が家から近いR402 日本海夕日ライン を角田浜に向かって一走り  

たまにはこの時期には滅多に登らない灯台コースをChoice。

8月31日(水) 

P8310072                  波静かな誰も居ない角田浜

お盆頃の、あれだけの喧騒が嘘のような静かな浜辺です。

この暑い時期、幾ら海風が吹き寄せると言っても、頭上遮るものないこのコース
登る物好きは、見られないようで、駐車の車は浜茶屋関係ばかり?

10時45分
お昼を山頂で採ろうかと、海抜ゼロメートルから灯台への曲折した石段登ります。

10段20段歩くや、石段脇の山裾には【ニラ】が、お出迎え。更にラッパ状で
中が紅紫色の【ヘクソカズラ】が目に飛び込んできます。

* 実が相当臭いらしいが凄いネーミング

  P8310073 P8310075
(写真 左) ニラ 拡大
(写真 右) ヘクソカズラ 拡大

階段駆け上がり灯台に着くや、その周辺では思いがけず、ここにも
P8310077                    キツネノカミソリ  拡大

P8310079               8月末日なのにまだ蕾状の株も 拡大

頭上遮る樹木も無い尾根道。
ジリジリと太陽の熱が帽子を通り越して頭皮に突き刺さります。
瞬く間に汗が吹き出し、汗がタオルを濡らし絞っても絞ってもビショビショに。

暑さ盛んなこの季節は、ハイカーも少ない分、蔦性の植物が我が物顔で繁殖。
登山道は、様々な草や蔦で塞がれて一部は藪の様な感じです。

  P8310081 P8310085
(写真 左) センニンソウ 拡大
(写真 右) クズ 拡大

山頂に向かうには、ほぼ中間の 梨の木平 まで小さなピークのアップダウンが
3,4か所 ジィ~ジの汗止めなく・・
まだ2つ目のピーク・・・足元にはムラサキツユクサが多く見られます。
 P8310087 P8310093
(写真 左) ツリガネニンジン
(写真 右) ムラサキツユクサ

P8310090                   満開!?キツネノカミソリ 拡大

P8310092                  道端のキツネにカミソリ 拡大

歩き始めて僅か20分一寸 汗は流れ止まず、何か思うように足も上がりません。
露岩帯の 馬ノ背 に差し掛かる頃には吐き気さえ覚えるジィ~ジです。

ジィ~ジの様子を見て心配する相方は
「戻ろうよ!心筋梗塞でも出たらどうするの!」

帰るにしても炎天下。
ジィ~ジ相方の言葉に反して「梨の木平の先で休むから・・」と。

ゴツゴツした岩稜帯の 馬の背 10歩進んで立ち止まり5歩進んで立ち止まり
水をガブガブ補給して、どうにかこうにか 梨の木平に到着。

更に少し進めば大木の桜や雑木の平坦な広い道に出ます。
ここなら直射日光に当たらず休めます。

相方は心筋梗塞を気にしたようですが、心臓は特に苦しくも有りません。

持参の水で水分補給し、更に必須アミノ酸ミネラルも口に。。。

10数分休み、何とか体調は回復してきた感じが自分でもわかります。
現金なもので空腹感も覚えてきます。(これなら大丈夫)
相方が出がけに握ったお握りを食べてお昼とします。

4半世紀以上の山歩き経験で、いままでこんな場所で腰を下ろしお昼に
したことありません、

多分 急性の脱水症状か、軽度の熱中症にかかったのかも・・・
(何しろ 老体ですから いつ何が起こるやら)

お昼を終えて、相方は下山を促すも偏屈、臍が横に向いてるジィ~ジは反対。
強引に山頂を目指します。

山頂までは樹木の下を通る為、日射は避けられます。

ジィ~ジ前代未聞 休憩入れて2時間を優に超え、12時50分山頂到着。

P8310098                        角田山山頂

山頂には2,3人しか人は見られません。
木陰のベンチに座り爽やかな初秋の風を楽しみます。

山頂で数分休み下山の開始です。
下山を始めると、後ろから一人の女性、振り返れば先日 レンゲショウマの
御岳山でばったり出会った会員のT中さん、今回は奥さんだけ。

浦浜コースでキツネノカミソリを見た帰りとのことです。
灯台コース分岐まで一緒に下り挨拶交わして別れます。

ジィ~ジと相方 往路を下ります。
  P8310099 P8310100
(写真 左) シラヤマギク
(写真 右) コシノカンアオイ(葉)

P8310102                     大休憩した付近

  P8310105 P8310107
(写真 左) オトコナエシ?
(写真 右) タムラソウ

P8310096               梨の木平から望む佐渡と日本海

馬の背下り、△点ピークの手前から半ば藪の急登の間道を下山。
薄くらい日の当たらないこの場所にもキツネノカミソリの群落が点在。

P8310113                イマイチ鮮やかさが足りない?

14時40分
灯台下 判官船隠し
車に戻ります。難儀 難儀 大難儀の角田山となったこの日のジィ~ジです。

ジィ~ジ 角田山 23-23  (お終い)

 

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コメント

みいさま
何時もお世話様です。
正に、恥ずかしながら‘後悔先に立たず。’
歩き始める前にアミノ酸サプリメント飲めばよかったのに、具合悪くなってから
補給する始末でした。(苦笑)

あの灯台の付近に、この時期これほどのキツネノカミソリが見られるんですよ!

富山 天気が良いこと祈ります。

昨日 1泊信州の山へ、下山は腰が痛くなり泣きました。でも景色は抜群。

佐渡の件、帰りだけでも是非 。。。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年9月 9日 (金) 17:24

きっと軽い脱水症状かと・・・0--0
大事に至らず、何よりでした(--@)

水だけだと、あまりよくなく、やはりアミノ酸やミネラルを一緒に
摂るのが良いようです^-^
部屋でじっとしてても、脱水は起こるらしい。。。

お気をつけ下さいね~^-^

しかし、キツネノカミソリ・・・凄いですね~^^
ホント、お花の宝庫だ~!

佐渡の件・・・お気遣いうれしかったです0^^0

投稿: みい | 2011年9月 9日 (金) 17:05

kiyopom77さま
ご忠告感謝(笑い)

海抜0mから登る灯台コースは、難関なんかではないのよ。
ただ行程の半分近くまで、登山道を覆う木が無く、直射日光がモロに当たるのですよ。
だから暑くて、夏だけはこのコースあまり利用されないのです。

角田山は年中何かの花が見られる山。
来春 ユキワリソウとカタクリの花是非見に来て下さい。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年9月 9日 (金) 07:00

mikkoさま
お返事遅くなり失礼しました。
そうなんですよ!新潟とか富山はフェーン現象の時は矢鱈と暑いのです。

炎天下の里山低山はホント何が起こるかわかりません。
いい年してかなりおバカのジィ~ジでした。

暖かいご忠告肝に銘じますね。さんくす♪(o ̄∇ ̄)/

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年9月 9日 (金) 06:53

ジィ~ジ。吐き気を覚えてまで登るなんて、無理はだめですよ~。
お体大事になさってくださいね。
特に最近は猛暑という言葉が当たり前に聞かれるようになり、30度くらいでは驚きもしなくなりましたよね。ゲリラ豪雨なんていう言葉も昔は無かったですよね・・・。

東大コース。(確かにこれも難関コースだ・・・・)いやいや、灯台コースというのは皆さん口を揃えて仰るように難関コースなのですか?
年中通してたくさんのお花が見られる山なんですね。角田山。

投稿: kiyopom77 | 2011年9月 8日 (木) 02:10

この頃の新潟は台風の影響のフェーン現象でいつもに増して暑かったのでしょうか。
それにしても
いつも素直に奥様のおっしゃる事に従っていらっしゃるのに・・・
こんな時にガンコになってはいけませんよ~
救急車出動→しばらく山歩きは自粛
なんてなってしまったら、楽しみにしている
ジィ~ジさんのレポを拝見出来なくなるし
バッタリの楽しみもなくなっちゃいますからね。。。
お身体を大事に山歩きを楽しんで下さいね。
(^。^)y-.。o○

投稿: mikko | 2011年9月 7日 (水) 13:10

モカラテさま
commentありがとうございます。
相方が心配してくれましたが、戻るより無理して先へ進んだ方が木陰で休めると
思ったのです。
登り始め、直ぐ花が多く見られたので・・・まさかそのあとすぐに具合が悪くなるとは

この山は、真冬以外何か山の花が見られるのですよ。
花の名前も人間が勝手につけているので、気の毒な名前の花もネ!

投稿: 輝 | 2011年9月 6日 (火) 07:18

赤鬼さま
アレッ 一緒に風呂へ入って臍横に向いているのに気づかなかった?

それにしても夏の低山は体力的に危険がイッパイですね。

灯台の周辺にあれほどキツネノカミソリ咲いているとは思いもしなったよ。
稲島は集中豪雨以来、荒れたので避けていたけど、鬼さん情報で又、再開しようかな。

投稿: 輝 | 2011年9月 6日 (火) 07:09

tuba姐さん
有難う 
この時期に灯台コース登るのは一寸どうかしているかもネ!
軽い熱中症?ヘリ呼ばずに済んで良かった。(反省)
ただ灯台周辺に花が多いので吃驚しましたよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年9月 6日 (火) 07:02

輝ジィ〜ジ様 ビックリしましたヨ〜!
さすがの奥様のお声も聞かないとは…
無事でなによりです。
いつも 写真満載で(かわいそうな名前のお花も 笑)楽しかったです

投稿: モカラテ | 2011年9月 6日 (火) 06:39

そうか、臍横むいてるの。夏の低山は 熱中症に掛かり易いので要注意だね。キツネノカミソリすごいね。27日は稲島だったので見れなかった。

投稿: 赤鬼 | 2011年9月 6日 (火) 06:27

夏の灯台コース、日中のトライですか?
バテたくらいで済んで良かった^^;
熱中症になったかもですよ<`ヘ´>
沢山の花をアップして頂いたので、
お説教めいたことはしないでおくことにしました。

無茶しないで下さい(*^-^)

投稿: tuba姐 | 2011年9月 5日 (月) 22:35

みいさま
今晩は 
花の名前は何度も見ないと覚えれらませんから・・・(笑い)
ジィ~ジも覚えた後から忘れますし、忘れる事の方が多い今日この頃です。

体調お気遣い頂き感謝申し上げます。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年9月 5日 (月) 20:21

山の風さま
ありがとうございます。
日中に炎天下の低山歩くことは無謀ったkも知れません。
身体は正直ですね。時には自然の摂理に逆らうことも必要かもしれませんが
素直に受け入れることも肝要ですね。
この先の人生、少しでも長く歩ければ幸せといつも思っています。気を付けます。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年9月 5日 (月) 20:14

こんばんは~
 お花の名前がなかなか覚えられないわたしです
でも、何度か拝見していると覚えてしまうものなのですね。
ありがとうございます
体調にお気をつけて楽しんでくださいね。

投稿: みい | 2011年9月 5日 (月) 19:45

体調はその時の状態ですね。いつもいつも絶好調というわけにもゆきません。最近はほとんどが一人で登るので、無理はしないつもりですが、ついついもう少しがんばるか、なんて事ありますねまぁ、あくまでも長年の経験を生かして下さい。

投稿: 山の風 | 2011年9月 5日 (月) 19:36

もうぞうさま
この暑い中、灯台コースは極端に登山者少ないようです。(笑い)
熱線が帽子を通り越して刺さってきました。参りました。完全にバテました。

それにしても灯台周辺から馬の背手前までキツネノカミソリ多く見られ
吃驚しました。
タムラソウも見られ、もう秋ですね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年9月 5日 (月) 17:52

31日といえば、台風の影響が出始めたころですね。
当地で台風といえば、風より雨より暑さの影響が大きい場合がありますからね~
それも灯台コースとは・・・
お疲れさまでした。

投稿: もうぞう | 2011年9月 5日 (月) 17:32

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