23最初の二王子岳
つい数年前までは、3月の快晴が見込まれる日には、即 二王子岳!が
頭に浮かび、除雪がされていない南俣集落から二王子神社までの小一時間
通常より余分のアルバイトも然程苦にもならなかったのですが、ここ1,2年
二王子神社登山口まで車が入らない時期には消極的に
矢張り情けないかな、加齢による精神的変化・劣えかも!?
なんだかんだで、天気もまずまず、今年最初の〈二王子岳(1420m)〉です。
同行は相方だけ。準備もしゅぱつ時間もテキトー
5月18日(水)
二王子境内には数台の車、「おやっ!八王子ナンバーまで」
自宅を出てから大凡1時間です。靴を履きかえ出発です。
8時10分 二王子神社
(写真 左) 枝垂れ八重桜と二王子神社
(写真 右) 杉木立の1合目標識
小さな沢沿いに高度を上げて20分弱でやっと1合目。
*10数年前、地元山岳会・関係者の了解取り付け、我がグループで合目標識取り付けたのです。
9時00分 3合目一王子
日頃の怠惰な生活で身体が鈍り、足が重くて上がりません。
残雪も3合目までは綺麗に消えて全く見られず、4合目付近から残雪歩行に・・
登山道の周りのブナ樹林 淡い緑の若葉が眩しいくらい輝き、爽やかそのもの。
ブナの若葉と木漏れ日
9時38分 独標(定高山994.4m)
GW時には1.5mの残雪が見られたというパンザマストも回りは既に地が露出。
独標パンザマスト
5合目6合目・・・・と暖気の所為で先達のトレースは消え去り定かでありません。
時折、周辺の赤布で確認しながら前進します。(ガスればかなり注意が必要)
(写真 左) 遥か前方には残雪の朝日連峰が
(写真 右) 6合目周辺は結構な急登が続く
10時38分 7合目
急登〈油零し〉を登りきれば7合目。
油零しに向かう相方
この先で、中年ご夫婦追い越します。
9合目一王子神社からは足が進みません。
指呼の蒜場山から飯豊連峰大日岳から朳差岳までの全貌が目に飛び込んで
見とれてしまうのです。
11時10分ー12時00 二王子岳山頂
飯豊連峰更に遥か彼方の朝日連峰見ながらマッタ~りタイム。
コンビニ調達の少し早目の簡単お昼。
そこへ、9合目手前で追い越したご夫婦到着。聞けば八王子からの遠来の客。
山頂のみ無雪 山頂<青春の鐘>
*山頂標識は下越山岳会設置中国産黒御影石
風も無く穏やかそのもの、昼寝をしたくなるような陽気です。
八王子のご夫婦と少し話をしたりゆっくりと小一時間、丁度お昼となります。
12時00分 時間も良し!下山の開始です。
未だお昼を回ったばかり山頂目指す登山者もチラホラと・・・
油零し、そして6合目界隈のピークとジィ~ジ尻セード3本!
加速がついて止まらぬほど早く面白い。
12時55分 5合目
一気に下ってきたので暫したち休憩、水分補給です。
13時22分 3合目
一王子小屋水場の水芭蕉の様子が見たくて立ち寄りです。
清楚な白い水芭蕉丁度盛りを迎えようとしています。
水芭蕉の鑑賞が終わり、2合目の先から相方またまた停滞。
目指すは一本コゴミ(赤コゴメ)の採取の開始です。ジィ~ジも一寸 お手伝い。
それなりの収穫で相方も満足そう。
14時45分 二王子神社登山口
水芭蕉に、赤コゴミ採取で結局のところ登りと時間あまり大差なし。
お天気に誘われ飯豊連峰の展望満喫、そして水芭蕉はじめ登山道脇の花々
堪能できた二王子岳 そして少しは歩いた実感できる山。
これまた越後の大事な宝の山と再認識するジィ~ジです。
(写真 左) イワウチワ
(写真 右) カタクリ
(写真 左) ヤブツバキ
(写真 右) カタバミ
(写真 左) ショウジョウバカマ
(写真 右) センボンヤリ
帰路立ち寄りは、新発田市 日帰り温泉 アヤメの湯。
平日の日中、のんびりと手足を伸ばして入浴。有り難い身分です。
23年最初の 二王子岳 (完)
| 固定リンク | 0
| コメント (12)
| トラックバック (0)
最近のコメント