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2010年12月23日 (木)

カンジキと雪の菱ヶ岳

新年を迎える準備や、忘年会などで世間様は今が一番多忙な時期!?
にも拘らず、二人住まいの我が家、片付けねばならないことも僅かです。
おまけに予報通り、越後新潟にしては珍しく、ドがつくほどの快晴です。
こんな天気家で沈殿するには忍びない。
久しぶりに二王子か?或いは村松白山か?五頭山は11月2回歩いてるし…
二王子は車がどこまで入るか?・・・・
なんだかんだと出かける時間が遅くなり、
相方の一言 「菱にしない!雪でダメだったら五頭山」

即、決定です。
我が家は全て“婦唱夫随”  逆らうことなど到底できません。

村杉温泉から菱ヶ岳登山口標識或る内の沢駐車場へ向かいます。
放射冷却現象で道路はところどころ凍結状態。
今年車を入れ替えしたので、先般スタッドレスタイヤも購入したばかりなれど、
織田裕二さんのTVCMのようには行きません。
時折,スピード出すとアラームのサインが出たり…
(これでは大きな山へ行けないではないか!)

Pc190001                      内の沢駐車場
駐車場はちょっぴり凍結、バリバリと…この先の旧 五頭山スキー場Pへ
無理な様子。五頭山目指すハイカーが殆どです。

菱ヶ岳へのトレース有りません。想像してたより積雪量が多そうな感じ。

「どうしようかな?行けるところまで行って引き返す?」相方と相談です。
そこへイケメンの若人一人、更にスノーシュー持参の単独行氏が様子見に。
二人とも菱ヶ岳目指すことに決めたようです。ならば我々へタレ夫婦も… 

■ 菱ヶ岳 (974m)
 【所在地】 阿賀野市 東蒲原郡阿賀町
 【日  時】  平成22年12月19日(日)
 【天  候】 晴
 【同  行】 相方 
 【行  程】 内の沢駐車場 8:25~菱平 9:04~ワカン装填 9:30~
        北山 10:15~杉端分岐 10:21~菱ヶ岳山頂 (12:20‐13:05)
        ~杉端分岐 14:04~菱見平 14:54~内の沢駐車場 15:25
        
        *所要時間 7時間00分 休憩約40分含む
 【標高差】 約750m.
 【地形図】 国土地理院地形図1/25000 出湯

記事)
新潟市内は無論?無雪なのでこれほどの雪の量は想定外。

8時18分  内の沢駐車場登山口
先達のお二人に続いて、ロートル二人組もツボ足で出発。
歩き始めの積雪量は30~40㎝程度?それほど難儀さ感じません。

先達のお二人の姿は遥か彼方。我々二人のあとからツボ足の単独行氏。

9時04分 菱見平

  Pc190002 Pc190003
(写真 左) 内の沢沿いに歩き始める相方。
(写真 右) 菱見平

菱見平まで40分弱、雪道の割にはまずまずのタイム…?

雪は太陽の光をあびてキラキラと輝いて恰も宝石のようです。
菱見平を過ぎたあたりから積雪その量がどんどん増えてきます。

9時30分 カンジキ装着
前方でイケメン若人氏がカンジキ装着して臨戦態勢。我らも今季初めて
カンジキ履きます。
  Pc190006 Pc190009
(写真 左) 積雪量が深くなってきて
(写真 右) 今季初めてのカンジキ装着

ツボ足より歩きやすいものの前進速度はガタンと落ちます。
経年劣化炎症中の草臥れ膝に負担が加わり少しヤバイ感じ。

Pc190011                 カンジキ歩行 前進する相方

空は、澄み通るほどの正にスカイブルー。汚れない純白に木洩れ陽が眩しい。
Pc190012                    五頭山前ノ峰 一ノ峰

多くの登山者で賑わっているだろう五頭山が見られます。

10時15分 北山
Pc190014                      北山にて

北山から先には難所の[杉端]が待ち構えています。

10時21分 杉端
スノーシューの単独行氏、夏道を少し辿ったものの前進不能で戻ってきます。
ここからは冬道 直登となります。
雪の量はそれなりなれど、まだブッシュだらけ、難行苦行の始まりです。
先達のお二人も悪戦苦闘 時間もかかります。
ジィ~ジも手伝わねばならないものの、膝に力も入らず、枝にしがみついたり
自分の身体を支えるのに精一杯。
なのに偉そうにルート指示したり…(ごめん)(反省 ぺこり)
  Pc190018 Pc190019
(写真 左) 杉端取り付きの先達お二人&相方
(写真 右) 藪かき分けるイケメンお兄さん

この先、暫く写真有りません。ジィ~ジも滑落しないように命懸けなのです。
(キツイ場所は傾斜30度オーバー!?)

平成8年2月?この先で知り合いの女性Sさん滑落遭難(死亡) 3月の或る日
ジィ~ジも捜索手伝いしたことあります。*4月?発見。

杉端半分過ぎたころ、若いカップルが追いついてラッセル手伝ってくれます。
何とか前方に青空が見えだします。  もう大丈夫!!  ふーっ!

ブナの林の稜線歩きに代わります。それでも雪の量増える一方 
カンジキに雪も纏わりつき重い重い 痛めている膝に負担が掛るぅぅぅぅ~

冷たい風浴びながらアップダウンが延々と、何時もより長く感ずるジィ~ジです。

この頃 完全雪山装備をしないで薄い毛糸の手袋1枚のジィ~ジの手先の指
冷たさ通り越し痛みも覚えます (歳重ね血の巡りも悪く、これまた 要 反省)

Pc190020             後続のカップルさんに先へ行って貰います。
              どうです! この白さ! 

強がりではないものの、カンジキ走行痛めている膝には負担が、きつ~~~い

山頂手前は最後の急登 
流石にラッセルの若いカップルさんも先達のお二人も難儀そう。。。。
駄目 駄目軟弱ジィ~ジの分、我が相方もホンの少しラッセル協力して
高度を上げます。漸く山頂手前、左手遥かには・・・・・・P1020503              遂に飯豊の山々と左手の奥には朝日連峰まで 
Pc190022_2                   レンズカバー全開せず  

12時20分 菱ヶ岳山頂
やったーッ 山頂到着です。ジィ~ジ貢献度 殆ど ゼロ 0 零Pc190024            山頂は藪残り僅か飯豊連峰大日岳しか見えません。

先達のお二人に続いてジィ~ジも山頂から桂清水の分岐に向かいます。
漸く眼前には視界遮るもの有りません。
Pc190027                     白く輝く飯豊連峰

ジィ~ジが育ちし越中 富山の住人が朝な夕な立山・劔を仰ぐごとく
信州松本の方たちが常念山系に畏敬を抱き眺めるごとく

越後の我らは 飯豊の山並みに魅入られるのです。。。。
しばし時の流れも忘れるジィ~ジです。

この時刻 ツボ足単独行氏到着。

至福の時間を過ごし、山頂へ戻り冷たい風を避け藪の脇で腰下ろし、
暖かいコーヒーとコンビニ調達のレーズンブレッドで腹ごしらえ。
Pc190036                                        菱ヶ岳山頂の様子

冷たい風が少し強くなってきたので身体が冷える前に下山の開始です。

13時05分 菱ヶ岳山頂下山開始。
ジィ~ジやはり痛めて居る膝に負担を覚え、思うように足が動きません。
足が雪に取られ、重い 重い 重い・・・・・・・。。。。
それでも飯豊と遥かな朝日をもう一度

Pc190038                  右に飯豊、左に遥か朝日

雪に足を取られながらもたつき下る情けないジィ~ジです。

ヘロヘロになり、時折尻もちつきながら…  杉端へ・・・
我らの先を下るスノーシュー単独行氏です。
スノーシューも急な下りではイマイチ不便な様です。

Pc190042                    スノーシュー単独行氏

(ホント真下に見える急勾配なのですがデジカメでは表現できません)

14時04分 杉端分岐

どうにかこうにか杉端もクリアー
  Pc190041 Pc190043
(写真 左) 難所 杉端その1
(写真 右) 難所 杉端その2

ジィ~ジも何とか残った力を奮い立たせ頑張ります。

Pc190045                  相方と杉端    (北山から)

もう先が見えたと思える北山の付近からジィ~ジの気力はガタンと落ちます。
持病の脊椎幹狭窄と膝痛が増幅し足が前に進みません。
腰が痛い! 膝が痛い! ふらふら フラ フラ 倒れそう・・・

14時30分頃に一人登ってくる登山者1名。何処かで見た顔。。。。
同じ会の岳友 強者 M・T氏です。
M・T氏 「奥さんの手伝いがあって出かけるのが遅くなったので杉端まで」
挨拶交わして別れます。
*新年2月5日 彼の担当で会山行 菱ヶ岳が予定されたます。

14時54分 菱見平Pc190046                   菱見平 山没慰霊塔碑

菱見平近くから、好天で雪も解けだしたのか少し汚れが出てきます。
情けなし ジィ~ジは腰に痛みが走ります。膝を庇うからかな?
歩いては休み 休んでは歩いて のリピート。

暫くして若いカップルさんにも追い抜かれます。クタ クタ down sad wobbly

15時25分 内の沢駐車場
やっとやっと 足を引きづりながらも無事?に戻れたジィ~ジです。
Pc190047                      我が家の車と相方

駐車場にはツボ足単独行氏の車と別の場所の岳友 M・T氏の車のみ。
五頭山目指した方たちの車も既に見当たりません。

取り付きの林道わきに、遅出で駐車スペースが無かっただろう車が2台。

帰りの時間が遅くなり、汗流しは我が家の風呂とすることに。

国道に出れば、スタッドレスタイヤが勿体無い全くの無雪。
帰り道は、何時もの通りラムサール登録 白鳥の湖 <瓢湖>です。
まだ白鳥さんは田圃で食餌中? 我が者顔の鴨ばかり。。。
P1020514                   夕日浴びる瓢湖と飯豊連峰

P1020519                        鴨と白鳥さん

冬至間近な今の時期、赤く空を染め早い時間に陽が落ち始めます。

P1020524              車窓からズームアップ 弥彦山のシルエット
                                     (Photo by My Wife)

膝に炎症起こしてから久しぶりの大凡7時間山歩き。それも雪山。。。
腰、膝痛みは感ずるも、達成感大なり。満足 満足のジィ~ジです。

         新雪とカンジキ歩行 菱ヶ岳 (完)  

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コメント

sanaeさん
以前、お二人もここから五頭山まで縦走されました。
今の時期、白い飯豊・朝日がやっぱり魅力ですから!

翌日、整形外科のdoctorからカンジキ歩行は負担が掛ると
注意を受けました。
相変わらず馬鹿なジィ~ジです。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年1月 4日 (火) 18:53

まるでソフトクリームのような!!!
美味しそうな、いえいえ、すてきな雪山ですね(^^ゞ
でもかなりグレードが高くなっているようで、
それでも足が痛いといいつつあっさりとクリアされているジィ~ジさん、すごいです。
今年も目標達成は間違いなしですね(^_-)-☆

投稿: sanae | 2011年1月 4日 (火) 16:38

山いろいろさま
カンジキ歩行も確かに昔と比べ辛くなりました。
この日はそれでも天気が良くて。
25日~30日まで江戸滞在です。

投稿: 輝 | 2010年12月26日 (日) 18:16

町は無雪でも、やはり山は雪ですね。それにしても膝や腰をかばいながらワカン歩行は辛かっただろうと思う。
自分はもうワカンの山には行きたくないですね。おそらく腰痛で一時間ぐらいが限度だろうと思います。

投稿: 山いろいろ | 2010年12月25日 (土) 11:21

もうぞうさま
Merry Xmas いつもお世話さまです。
小生 菱ヶ岳シーズン通して結構回数こなしているので何となく
ルートは頭に少しは入っているようです。
この日は、今の時期にしては頗る良い天気でしたが、膝と腰が…

>雪をこれだけ白く撮影できるとは、なかなかの技術と経験だと思います。
とんでもないです。全てコンデジにお任せですから・・・

投稿: 輝 | 2010年12月24日 (金) 19:49

私なんかこれでは、道が読めませんね。
それにしてもなかなかの雪の量ですね~
しかし、雪をこれだけ白く撮影できるとは、なかなかの技術と経験だと思います。

投稿: もうぞう | 2010年12月24日 (金) 19:39

アルヒデさま
commentありがとうございます。
もともと腰が悪いのに膝を庇うので尚更のこと、腰にまで痛みが
来たようです。
こんな年になるとなかなか治りませんねぇ~
見舞いのお言葉感謝申し上げます。

妙高もさぞや積もったのでしょうね。スキーにチェンジでしようか?

今年も色々お世話になりました。
来年も変わりなく、よろしくお願い申し上げます。

投稿: 輝 | 2010年12月24日 (金) 15:38

 痛めていられた膝に加えて、腰にも痛みが出てきたようで大変でしたね。

 まだまだ先は長いのですから、あまり無理をしないで完全に治してください。

 菱ケ岳の雪景色綺麗でしたね。

投稿: アルヒデ | 2010年12月24日 (金) 14:56

赤鬼さま
なかなか一緒に行くチャンス無いですねぇ~
年が明けたら声かけてくださいな!

江戸の予定は25日から30日までだけど、雪大丈夫かな?
去年も年末に想定外のドカ雪だったね。

投稿: 輝 | 2010年12月24日 (金) 07:25

tuba姐さま
ニアミス残念!
久しぶりに澄み切った飯豊の山楽しめましたよね。

膝の調子が普通であれば、二王子へ行きたかったのですが…
年取るとなかなか元に戻らず少々めげてます。

投稿: 輝 | 2010年12月24日 (金) 07:21

おいらは家で沈殿。天気良かったのでむずむずしたが、愚図ついている内に時間切れさ。やっぱ雪綺麗だね。今日から雪マークだらけ。
早く江戸行かないと道路大変だぜ。

投稿: 赤鬼 | 2010年12月24日 (金) 06:17

輝さまと同じ日に、同じ駐車場に車を止めて「五頭山」でした。
ピッケルを忘れて、どうにかこうにか前一の峰へsweat02sweat01dash

飯豊連峰’ドッカーン!’
見ましたよぅ~~~(*^m^)スッゲェ~~!!

ワカンは、ザックに装着したままで、ホッ!!
トレースがしっかりしていてラッキーヽ(´▽`)/

投稿: tuba姐 | 2010年12月23日 (木) 23:10

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