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2010年11月

2010年11月30日 (火)

のんびり歩きの飯縄山

北信五岳の一座である飯縄山(飯綱山)1917.4m 

ジィ~ジが住む、越後新潟からも比較的近い。山頂からの眺望がGood
登山道にはほとんど危険個所もなく、所要時間もきわめて短い・・・etc
そんな訳で、軟弱ジィ~ジも今まで5,6回歩いているのですが、何れも
南登山道、西登山道ばかり。。。

今回はジィ~ジ初めてのコースです。

11月20日(土) 晴
久しぶりの戸隠高原 紅葉シーズン最後?新蕎麦嘆賞?神社参拝?
至る所の駐車場は既に観光客の車で大賑わい。
土産物屋 蕎麦屋さん商売繁盛祈ります。

ジィ~ジは仲間の車に先導されて、越水集落から戸隠スキー場の広大な
駐車場に向かいます。
流石にスキーシーズンでもないので見られた車は数台のみ。

早速 支度整え緩やかなスキー場のゲレンデを登り始めます。

10時30分 戸隠スキー場

Pb200185                    戸隠山と高妻山

勿論、戸隠山はまさに指呼の間。高妻山も姿良く屹立し威厳を感じます。
振り返り、振り返り草で覆われたゲレンデを登ります。
目を転ずれば・・・

Pb200187                     白く輝く焼山と火打山

越後の火打山、そして焼山は白い化粧がされてます。

更に

Pb200188                  白馬連峰 五竜岳方向

北アの山並みからは当然ながら冬の佇まいを感じます。

足元はスキー場の整備の最中か?重機で均された赤土には霜柱が…
ところどころには新雪も見られます。

11時45分 瑪瑙山 (1748m)

Pb200192                瑪瑙山山頂からの戸隠山から西岳

今日は急ぐ理由もありません。ゆっくりと四周を眺めまったりタイムとします。

瑪瑙山から一旦下り、鞍部で小春日和の柔らかな陽射しを受けながら
お昼とします。風も無くとても霜月末とは思えません。
出来ることなら昼寝でもしたくなるような長閑な日になりました。

瑪瑙山から下った分、それ以上飯縄山頂へは少し急な登り返しが20分ほど
要します。

13時5分 飯縄山山頂Pb200194                      飯縄山山頂標識

何ら眼前遮るものなく、360度の眺望得られます。北アは勿論、南アも…
(目視できるもののジィ~ジのコンデジでは少々無理!
 脳裏に焼き付ければ、それでよし) 単なる強がりですが。。。

Pb200198                         展望図盤

カメラは駄目でも、我が目ではそれぞれの山の確認ができます。

山座同定しながら飯綱神社へ向かいます。

Pb200199                  飯縄大権現祀る祠の広場

ここでも大展望を心行くまで満喫します。
やがてごろごろした露岩の少し急な登山道を辿ります。
(戸隠中社への西登山道、この道は数度歩いています)

未だ本調子には戻らない草臥れ果てた我が膝を庇いながら下ります。
周りには白樺 ダケカンバ 栂などの樹木が林立。

14時15分 萱ノ宮
 Pb200201 Pb200202
(写真 左) 萱ノ宮鳥居
(写真 右) 登山口標識

14時40分 西登山道登山口

登山道も勾配が緩くなり登山口に近づく頃には、道はカラマツの落葉で
覆われフカフカ絨毯となり、痛めている膝には頗る優しさ感じます。

神告温泉先の林道では今宵の宿から迎えの車が2台待機中。
分乗して出発点のスキー場駐車場まで戻ります。

今夜の宿は、近くの越水の某ヒュッテです。

ヒュッテの風呂で一汗流し、あとは当たり前のごとくささやかながら宴会ヶ岳。
長野在住のUさんご夫妻もわざわざ訪ねてきてもらい 感謝感謝 です。

食い意地 飲み意地張ってるジィ~ジ写真 無し。

今の時期にしては珍しい陽気の一日は、皆の気持ちもほのぼの…と。

宴会ヶ岳の標高は北ア程度?誰も滑落はしませんが延々と続きます。

身も心も満たされた 信州戸隠の一日となったのです。(合掌)

追伸)
11月21日(日) 晴
この日も穏やかな小春日和となります。
皆で須坂市のリンゴ農家の農園で林檎狩り(サンふじ)

Photo_2                    リンゴを捥ぐジィ~ジ

リンゴ園からは新雪纏った北アの山並みが望めます。
お昼は、信州 当然のごとく新蕎麦です。皆で談笑、小一時間待ちました。

                                  (完)

 

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2010年11月28日 (日)

頂きもので~す

幾ら世の中で嫌われ者のジィ~ジでも、時折、善意の方からの頂き物も
あるのです。

今回は、これだったのです。 
Pb220214_2           これ お分かりと思いますが胡瓜では断じてありません

ジィ~ジとバァ~の二人暮らし。

数日 写真の煮つけが続いたことは言うまでもありません。
この品種はなんでしたっけ!(携帯と大きさ比較してください。)

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2010年11月26日 (金)

途中立ち寄り(西上州編)

3日間の江戸滞在終え、娘一家の住む高層集合長屋を後にするジィ~ジと相方。
片付けねばならぬ仕事も無い訳でもないもの、家では誰が待で無く・・・

11月16日(火)晴
環八から関越道へ、越後へ向かって籠を走らすも、途中の藤岡宿から向きを変え
上信越道へ、降りたところは、松井田妙義交差路。
目の前には・・・
Pb160135

籠を“みょうぎ道の駅”の隣接の置き場に停めて、皮草鞋と脚絆を着けます。

大鳥居をくぐり石段を登り先ず向かうは、杉の大木に囲まれて威厳を放つ
国の宝(重文) 彩色施された妙義神社。
なにがしかの金子を賽銭箱に入れ、二礼二拍一礼に従い参拝。
 Pb160136 Pb160137
(写真 左) 妙義神社
(写真 右) 妙義神社境内設置妙義山概略案内板

昔はお中道と呼ばれ、今では白雲山麓妙義神社から金洞山中腹にある
中之岳神社 石門群まで 関東ふれあいの道〔さくらの里と石門の道〕として
整備されている道を辿ります。

妙義大権現を表す白い“大の字”は以前一度歩いているのでこの日は遠慮。

数年前冷や汗かき、ビビりながら何とか通過した、山頂の白雲山、天狗岳は
これまた当然のごとく遠慮です。

10時20分 中間道入口
    Pb160139 Pb1601401
(写真 左) 木漏れ陽受けながら
(写真 右) 黄葉の様子

落ち葉踏みしめ気持ち良く歩けます。

10分強の登りで“第一見晴”

Pb160141                 第一見晴 露岩からの眺望
                (*両サイド切れ落ちてます)

更に進めば落差10mほど細々落ちる“大黒の滝”そして第二見晴に出ます。
Pb160145                  対峙する金鶏山(登山禁止)

小さなアップダウン繰り返し、オーバーハングの岩も現れます。

 Pb160147 Pb160148
(写真 左) オーバーハングの岩
(写真 右) 本読みの僧

11時13分 本読みの僧
自然石ながらまさに言いえて妙 その名のごとく見られます。
中間道の大凡半分1/2です。 中間道入口から50分。

Pb160149                 細い梢 一本で大岩を支えて?

Pb160154                    フカフカ絨毯登山道

この付近から前方からやってくるハイカーとすれ違いが多くなります。
ジグザグに小さなアップダウン繰り返し、ひと声が聞こえます。
そこには休憩用のあずま屋が建てられて、数人のハイカーが休んでいます。

その場所から少し下ると、岩稜につけられた数十メートルの急な鉄階段が
現れ登りきると金洞山の大岸壁がごつごつ庇のごとく張り出し驚かされます。

 Pb160158_2 Pb160160
(写真 左) 高度差数十メートル長い長い急な鉄製階段
(写真 右) 金洞山の抉られた様な岩の登山道

やがて大きな岩塊の先に“大砲岩”が目前に迫ります。
ここで超簡単なお昼とします。
(実は途中でおにぎりかパンを調達のつもりが失念、道の駅で地元の
お焼き?を購入して間に合わせなのです)

大砲岩へは10mほど鎖で下り鞍部から鎖に沿って登り返しです。
 Pb160163 Pb160164
(写真 左) 大砲岩
(写真 右) ゆるぎ岩
Pb160166                    大砲岩&ゆるぎ岩

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Pb160170                        第四石門

第四石門から大砲岩とゆるぎ岩も見られ、観光客も大勢見られます。
 Pb160172 Pb160173
(写真 左) 第二石門
(写真 右) 石門群案内板

第二石門は以前通過したこともあり、丁度二人組のハイカーが鎖で難儀している
最中なので時間が懸りそうと判断し、手前で引き返すことに・・・

13時50分 石門入口 登山口
 Pb160174 Pb160175
(写真 左) 妙義山石門入口登山口
(写真 右) マムシグサの実

いったん舗装された車道を下るも、一本杉入口から七曲がりへ再び山道を
ブドウ園まで辿ります。
Pb160177                     金鶏山と紅葉

道を隔てて金鶏山が威厳を放って屹立しています。

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(写真 左) 一本杉からの下り道 落ち葉でフカフカ
(写真 右) 石門 一本杉登山道入口

ここで再び車道に出ます。痛めた膝には優しくないコンクリート舗装道路
通り過ぎる車を横目で眺め、ダラダラと妙義紅葉ラインを下ます。

15時10分 みょうぎ道の駅
いい加減、車道歩きが嫌になるころ漸く到着。
小腹も空いたので、食堂で饂飩をオーダー、
食べ終えて近くの日帰り入浴施設 もみじの湯 で汗を流します。

Pb160183                                   夕暮れの妙義山

入浴終えて、再び夕暮れの奇岩連なる妙義の山を眺めます。

ジィ~ジと相方、再び籠を藤岡へ、そして越後路めざし走らせます。

江戸からの途中たちより 山歩きの終わりです。

 
 

 

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2010年11月23日 (火)

ジィ~ジ日記代わりの覚書(江戸編)

ものぐさジィ~ジ 日記代わりの備忘録?

11月13日(土)~15日(月)
ジィ~ジ6月以来久しぶりの上京です。
9月は娘夫婦一家に再び、留学生のMiss Kellyが1か月のHomestay。
( 孫たちに会いたかったけど泊まる部屋もないので遠慮 )
Hutari              Miss Kelly & Granddaughter Saki (2月)

11月13日(土) 晴
娘の旦那氏の車で、揃って近くの深大寺へ。

Pb130079_2                深大寺のお蕎麦屋さん(何軒もあります)
ジィ~ジは6,7回来てますが、深大寺の雰囲気結構好きなのです。
Pb130085_2                    深大寺境内の紅葉
 Pb130090 Pb130098
(写真 左) 深大寺 金木犀の巨木
(写真 右) 深大寺 紅葉状況

この日に深大寺へ来た理由は…
                         ↓

Pb130129_2              下の孫娘S と Mちゃん (鬼太郎茶前にて)

下の孫娘の七・五・三のお参りだったのです。
全く偶然 隣のマンションの同級生Mちゃんとバッタリ!

夕食は、娘夫婦が吉祥寺で買い求めてきたお寿司で一杯やりながら
ささやかなパーティ?

11月14日(日) 曇
娘夫婦は二人で吉祥寺へランチと買い物でお出かけ。
(下の孫娘曰く 「デートだよ。きっと!」
相方は持参の餅つき機で、黄粉餅 と 餡子餅つくり。
ジィ~ジは新聞見たり、TVを見たり、下の孫娘の一輪車の練習手伝いetc
(孫の相手は疲れます) 疲れて写真もありません。

11月15日(月) 薄曇り
娘は夕方まで研修会で朝から家を出ます。
二人の孫娘の下校予定は3時ころ。
ジィ~ジと相方 運動がてらマンションから歩いて約30分、吉祥寺へ。
ちょこっとお土産買ってあとはウィンドウショッピング。
お昼はどの店も混んでいたので、ハモニカ横丁でつけ麺で済ませます。

吉祥寺から帰りも勿論、マンションまで歩きです。
立ち寄りは 恩賜 井の頭公園 いつものパターンです。
Pb150132                 初冬? 井の頭公園

3時過ぎ、続いて二人の孫娘帰宅です。
相方のリクエストに応じ、電子ピアで連弾したり、学校での出来事を話したり
二人は相方に大サービス。(ジィ~ジは男、イマイチ乗れません。)

帰宅が毎日2時ころになる企業戦士の娘の旦那氏 ジィ~ジの晩酌の相手は
娘と相方です。夕食は娘担当で寄せ鍋 味噌味仕立て。 

娘と相方と二人の孫、何の気を遣う必要ないジィ~ジすぐに酔いが回ります。

早い時間から  

             ジィ~ジ 3日間の覚書 おしまい

 

 

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2010年11月18日 (木)

秋季集中登山(赤城山)

毎年4月と11月の第1日曜日、所属する〈山歩きの会〉では、集中登山と称する
2大EVENTが開催されているのです。

過去10年、ジィ~ジはその責任者を務めているのです。

春は地元の【弥彦山】 (7コース)
そして今年の秋は、【赤城山】(5コース)

ジィ~ジの仕事は、大凡以下の通りです。

  • 借上バス手配
  • リーダー委嘱
  • 会報に詳細掲載
  • 参加者名簿作成
  • 当日の各コース別実施計画書作成(リーダーとドライバー用)

11月7日(日) 晴
前日6日、夜7時 最終参加者名簿作成コピー (予備含め180部)
準備は整った。あとは好天気になってくれることを願うだけ。

有り難い!予報通り雨の心配はまず無いようです。

6時30分 出発予定なれど、駅南口観光バス発着場は6時ころから大混雑。

大型観光バス3台 小型バス1台
ジィ~ジから各担当リーダーとドライバー氏に若干の指示を出し終え、出発です。

参加者合計 167名

ほぼ計画予定通り、各コースとも10時前には各登山口に到着です。

Pb070061             担当リーダーから指示受ける長七郎山コース参加者

ジィ~ジは一人 本部責任者なので、バスの待機場所 赤城ビジターセンターの
駐車場で、各コースの出発見届けて、暫く周辺をふらふら散策、しばし時間つぶし。

Pb070064_2            覚満淵を歩く、長七郎山コースと地蔵岳コース参加者。

地蔵岳コースは長七郎山コースと途中まで一緒、あとでスタートしたのにすぐに
追い着きます。
幸い?観光客、ハイカーが誰もいなく迷惑かからないのでホッとするジィ~ジです。

ジィ~ジは後を追って、鳥居峠で担当リーダーに間隔を開けるよう指示を出します。
長七郎山コースは休憩しばし待機。地蔵岳コースは前進と指示出すジィ~ジです。

Pb070066_2                     前進する地蔵岳コース参加者

ジィ~ジ一仕事終えて、再びビジターセンターへ下ります。

Pb070067                立冬の覚満淵と遥か先の大沼の様子

ジィ~ジは暫くバスのドライバー氏と雑談交わしたり時間を費やします。
ビジターセンター脇の草原に腰を下ろし、一人でお昼を取ります。

やがて各コース担当リーダーから状況報告で次から次と携帯に連絡入ります。
どのコースも格段の問題はない模様でひとまず安心。

予定より少し早目に一部のコースの迎えにバスを走らせます。
やがて地蔵岳コース、黒檜山~駒ヶ岳コースと到着です。
 Pb070069 Pb070071
(写真 左) 黒檜山~駒ヶ岳コース 地蔵岳コース参加者
(写真 右) 各コース参加者

バスは鍬柄山コース、長七郎山コース 小地蔵山コース参加者を乗せて到着、
ビジターセンターの前のスキー場で全員集合です。

2時10分
ジィ~ジの謝辞と会長から今年の〆の挨拶で無事少し予定より早く終了です。

見上げる空には雲一つ無く、ドがつく快晴。この時期はやはり関東です。

岐路のバス車窓からは、新雪で白い筋が出来ている八海山、中の岳そして
陽を浴びながら紅葉もキラキラと輝いて見られます。

無事仕事を終えてホッとするジィ~ジです。

因みに参加者
黒檜山~駒ヶ岳コース 43名 
*他の登山者の迷惑にならぬよう逆コースと2グループに分別

地蔵岳コース 43名 長七郎山コース42名 鍬柄山コース17名
覚満淵・小地蔵岳コース21名 本部(ジィ~ジ)1名 
合計 167名 最年長者84歳 

関連レポは⇒こちら
                 終わり。

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2010年11月12日 (金)

ヤッパリ 角田山

霜月に入れば、日本海側の地域は大概、毎日のように時雨模様の連続で
小春日和の日になるなんて、本当に稀有なことです。

そんな時は、おまけに加齢のなせる膝の炎症がイマイチすっきりせず、遠出も
出来ません。 五頭山辺りでは熊さんが出るだろうし…

晴れ間を見て、いつもの角田山です。コースも定番 稲島コース。(熊居ません)

11月3日(水) 晴

午前中、なんだかんだ用事が重なり、お昼をとっくに過ぎて家を出ます。

2時30分 稲島登山口 駐車場

Pb030046                晩秋 山頂手前の長者塚

3時10分 山頂

Pb030047                     山頂へ向かう相方

空を見上げれば、雲切れ間から…
Pb030048                      珍しく青空も

殆ど風も無く、寒さは感じません。お湯ポット一本だけの空身。
インスタントコーヒー1杯口に、喉を潤し、暫く休み、すぐに下山です。
(相方と特別話す話題とてなく。。。)

膝の痛み、登りではまずまず感じません。
下りはストックの力を借りて慎重に、階段状登山道下ります。
まだ違和感あるものの、一時ほどの痛さは覚えず、少し安堵です。

Pb030049                赤く染まった葉と穀倉 蒲原平野

山頂目指す登山者と何人もすれ違います。
4時頃なれど、早い人であれば往復しても少し暗くなった5時には下山できます。

Pb030050                       稲島薬師堂

3時55分 稲島登山口

ジィ~ジ リハビリ兼ての久しぶりの角田山、結果はまずまず?

ジィ~ジ 角田山 22-22。

付)
帰りに立ち寄り二箇堤 超高級望遠レンズと三脚立てたカメラマン多数。
Pb030053                   木の枝に見える白い点

このバカチョンデジカメでは、当然無理、おまけに時間も遅し!

  放鳥 トキ です。(雌)

トキは無理なのでもう1枚
Pb030055                    二箇堤と角田山

                                         (完)

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2010年11月 9日 (火)

ジィ~ジ日記代わりの覚書 ③ 富山編

ぐうたら且つ、ものぐさジィ~ジ 朝目覚めれば前夜の夕食のメニューも
殆ど忘れている有様。もう既に認知症予備会員かも…?

せめて日記代わりの覚書です。

10月も中旬過ぎれば、そこ彼処で色鮮やかな紅葉も見られるのですが…

予期せぬ?予期した?事態発生。
ジィ~ジの親族で不幸事態発生。
21日、22日はジィ~ジの故郷富山で、通夜告別式に参加です。

勿論 土曜日にエントリーしていた山の会の会山行はキャンセルです。

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1週間後、別件で富山市滞在
22日 (金) 朝8時過ぎの高速バスで昼前に富山駅。
偏屈 独善 嫌われ者のジィ~ジでも世の中は結構良くしたもので
高校入学以来およそ半世紀、言いたいことが言える気の置けない仲間が
5人いるのです。今回は2年ぶりの集合です。
(前回は ジィ~ジ幹事で新潟月岡温泉)

この日は前夜祭?
富山と東京で事務所を構え、ここ10数年毎週空路、金帰月来で東京と
富山行き来している友人K君が、加古川在の友人Mと、いつも雑用をしてくれる
市内在住のM君と、新潟から出向いた小生、3人を夕食に招待です。

富山市が誇るTLR 前から一度は乗車してみたいと思ってたPORTRAMで。
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(写真 左) 富山駅北口 PORTRAM  その1
(写真 右) 富山駅北口 PORTRAM  その2

TLR関連は⇒こちら

ジィ~ジが高校生の頃は、国鉄 富山港線
現在は路面化し数々の賞を受賞。

向かった先は、子供の頃、毎年海水浴に出かけた富山市岩瀬。

富山市は、殆どは先の大戦で空襲にあい焼失するもこの付近は辛うじて
戦災を免れたところで、いまだ昔の面影残っているところです。

Pa290006_2                  北前船 廻船問屋 <森家>

確か?森家は元 総理おとなり石川県の森 喜郎さんの本家筋だったような

こんな佇まいの旧家が何軒も並び一見の価値大です。
そして今宵の夕食は、この近くなのです。Pa290009                      料理 旅館 松月

富山湾は魚の宝庫 さまざまな魚が取れます。ホタルイカ ブリ そして
海の宝石 貴婦人 (シロエビ) この店はシロエビ料理が売りなのです。

ジィ~ジは平成7年から11年まで高岡市で勤務していた関係上、接待したり
接待されたり2度ほどこのお店に上がったことがあるのです。

頼まれたわけではないですが、松月のHPは⇒こちら

 Pa290010 Pa290012
(写真 左) 料理の一部 シロエビ刺身
(写真 右) 料理の一部 シロエビから揚げ

シロエビ シロエビ シロエビ尽くしです。

Pa290014                       シロエビ団子

200匹以上のシロエビの身を練って焼いたシロエビ団子。
Pa290015                        大名椀 

めでたい席には欠かせない鯛と餅入りの吸い物です。

明治44年創業の老舗。富山では人に知られた料理屋です。

女将さん常連であるK君に挨拶参上。しばし歓談です。

少々のアルコールと料理の数々で腹一杯のジィ~ジです。

お次は腹ごなしに、4人で最近出来た大型スーパー銭湯 満天の湯

風呂から上がり、爽やかな風を受けながら、加古川の友人M君とジィ~ジは
招待してくれたK君の大邸宅でお泊りです。

10月30日(土)

朝7時過ぎ、K君の奥方交え、4人で車で神通川の対岸から呉羽丘陵の
白鳥城址へ散策です。

かの豊臣秀吉が佐々成正と一戦を交えた時に陣を張った旧跡です。
Pa300016              白鳥城址から神通川、富山市を隔て立山連峰

土曜日と言うこともあり、ウオーキング楽しむ市民の姿も見られます。

散策から戻り、奥方からゆっくりと朝食を頂きます。

お昼前、奥方に挨拶し友人宅を辞し、もう一人の富山在のM君宅へ…

4人で宇奈月へ向かって車を走らせます。

Pa300020                   ガス湧く宇奈月ダム

七尾で病院の理事長しているS君と、高岡在のO君はホテルへ直行。
ホテルは 宇奈月Kホテル。

2年ぶりにホテルで集合、さっそく揃って温泉に浸ります。
命に係わる手術をしたとか、どこが痛いとか、やはり話題は健康のこと
そして半世紀前の昔話、自分たちの家族ことなど 
食べて飲んで喋って、時間が過ぎていきます。(写真 取り忘れ)

夜も更け一人 また一人     沈没です。

10月31日(日)

陽の光は見られないものの雨の降る心配はなさそう。

ホテルの朝食を終えて、黒部峡谷鉄道へ向かいます。
朝から大勢の観光客でごった返し、理解不能の言語も飛び交っています。

トロッコ電車、ジィ~ジ初めて乗ったのが昭和34年 既に半世紀も前のこと。
爾来、白馬からの帰りなど数回利用したことがあります。

以下 黒部峡谷 欅平までのスナップです。

 Pa310023 Pa310025

Pa310027   

団体客に窓付き車両は既に押さえられ、車両は窓無のオープン。
流石この時期、吹き付ける風に寒さ感じます。

陽がささず紅葉の状況はイマイチ!
この付近、標高500mに満たないので、まだ少し時期的に早いのかも          

 Pa310037 Pa3100401
終点 欅平。記念に集合写真1枚撮り、暫く周辺散策です。
全員、富山市出身故に、トロッコ電車何回か?乗車経験有りです。

Pa310041                   欅平駅付近の黒部川

あまり時間がないので、高岡在のO君と名剣温泉前まで歩きます。               

 Pa310043_2 Pa310044
雲の切れ間からチラっと白馬方面の山頂見られます。
名剣温泉から欅平の駅目指し戻ります。

時間が早く帰りは窓付き車両、係員さん気を利かせ我ら6人で1両独占。

宇奈月に戻り、黒部インター近くの蕎麦屋で揃って昼食。
乗用車3台なので、ここで流れ解散とします。
次回は、2年後加古川在のM君が幹事で関西の温泉と決まります。

富山に戻り、車乗換え富山在のM君、5時過ぎのバス発車時間まで
ジィ~ジに気配り、水墨美術館などあちこち案内してくれ、こだわりの店で
富山名物〈鱒寿司〉土産として買ってくれます。友はありがたき哉!

かくして富山での2泊3日の旅の終わりです。

北陸道新潟西インター手前、鳥原下車。待っていた相方の運転で帰宅です。

 

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2010年11月 6日 (土)

ジィ~~ジの山歩き10月の纏め

我らの世代になると殊更、時の流れの速さを痛感。今年も残り僅か40日。

昨年までは紅葉探勝目的で、それなりにあちこちの山々を歩いたジィ~ジ、
今年は、加齢とケアー不足による膝の炎症、さらに身辺に想定外の出来事
発生…など 少々様変わりです。

そんな今年の10月 ジィ~ジ山歩きの纏めです。

・10月2日(土)   <銀の道>   レポは⇒こちら
新潟楽山会創立35周年記念登山 10月2日3日挙行
『県境の山と峠路を歩こう』“旅立ち、越えてきたところ、昔日に思いを馳せて”
15コースに分かれ、両日参加含め、延べ約280人参加。               終始、秀峰 越後駒ヶ岳を眺めながら

Pa0201121_2

元禄時代に栄え、江戸時代末期に衰退した銀山の銀鉱石運搬道を辿る
岐路は時代の変遷、名前も変わり『シルバーライン』バスでスイスイ。

・10月7日(木)  <栗駒山>  レポは⇒こちら
3回目の栗駒山は、初めて地震の爪痕が未だに残る宮城県側から登る。
新潟からも日帰り可能圏であることを確認。
Pa0700351                     栗駒山の紅葉

晴れていればもっと光輝いたことでしょう。残念!
下り道はなだらかな登山道なれど、痛めた膝には一歩一歩下れず辛い思い。

10月12日(火) <芳ヶ平>  レポは⇒こちら
1
ジィ~ジ初めてのトレッキング山行計画実施。
先輩の会員の方たちからそれなりに喜んでもらえたかな?
優しいコースなので、膝痛あまり気にならず。
Pa1200701                   黄金色の葦と白根山

10月16日(土)  <西遠見山> レポは⇒こちら
P10203671                  西遠見山から五竜岳を望む

炎症を起こしている膝を庇うため、最初の目的は小遠見山だったけど…
快晴とならず、少し残念 鹿島槍 白馬三山の山頂見ること叶わず。

10月17日(日)  <霧ヶ峰・車山>  レポは⇒こちら
Pa1701651                北アをバックに八島ヶ原湿原から

初めての八島ヶ原湿原散策、北ア 中ア 南ア 八ヶ岳 富士山…
名だたる山々眺められ思わぬ拾い物した感大なり。

 ...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。  

この後、身辺に想定外の事項発生し、暫く山歩き出来無かったジィ~ジです。

都合 今年10月までの纏めです。

61回 70日 (内 角田山20回)

11月ははたして??? 膝大丈夫かなぁ~

     

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2010年11月 3日 (水)

ゆるゆる山行 霧ヶ峰

小遠見から五竜山荘手前の西遠見まで歩き、十郎の湯で汗を流した我ら。
当日の記事は⇒こちら

まだ家へ戻るに時間は十分なれど、せっかく出てきたのに帰るに忍びない。
久しぶりに孫たちの顔を見に上京するにはチト遅すぎる。
娘一家に予定があるかもしれない。

まずは腹拵えが必要。
我が家にしては贅沢?豊科の蕎麦屋さんで天ざるオーダー(新蕎麦で美味)
食べながら相方と作戦会議。
今回はやっぱり孫より山にしよう! それも膝の為には優しい山にしよう!

蕎麦屋の若旦那から情報収集。今宵の車中泊。塒は〔堀金道の駅〕と決定。
コンビニ調達のビールを飲み終えて、シートを倒し即席ベッド造り。
寝袋に潜らず、かけただけで  

10月17日(日) 晴
車内を片付け、簡単な朝飯を取り終え、出発です。
国宝 松本城を横目に眺め、ビーナスラインに向かいます。

ビーナスラインに入り、紅葉樹林を眺めながら高度を上げていくと、谷あいの
山を隔てた彼方に朝日を浴びた山並みが目に飛び込んできます。

Pa1701431                    朝日を浴びる槍ヶ岳

気持ち良くビーナスライン辿ります。

Pa170146                   ビーナスライン紅葉状況

8時25分 扉峠
Pa170151                    扉峠から眺める美ヶ原

和田峠からジィ~ジと相方、霧ヶ峰に向かいます。

8時45分ー9時5分 八島ヶ原湿原駐車場
この日の目的は、八島ヶ原湿原から車山グルリップと決めたのです。
観光客が北アの展望に歓声を上げながら、記念の写真を撮ってます。

Pa170154                     霧ヶ峰概要案内板

ジィ~ジ 実は!八島ヶ原湿原今までに歩いたことが無かったのです。
(勿論 車山は歩いた経験ありますが…)

尾瀬ヶ原に並ぶと言われ8,500~10,000年前に出来た高層湿原。

Pa170155               車山に向かって広がる八島ヶ原湿原

P10203751                ? SOS 何の花? 分かりません

ニシキギかなぁ?

鎌ヶ池から先は、湿原から少しずつ離れ、ススキの穂が揺れるなだらかな
山道に変わります。

P10203771          物見石付近から八島ヶ原湿原と鷲が峰 バックに槍・穂高

10時00分ー10時10分 物見石
 Pa1701651 Pa1701681
(写真 左) 八島ヶ原湿原 北アをバックに登ってくる相方
(写真 右) 物見石とジィ~ジ

予期せぬ眺めに目を奪われるジィ~ジと相方です。
腹一杯大展望を楽しみます。

物見岩から少し下り、緩い登り返しです。
周辺は黄金色に染まった草原が果てしなく続きます。

10時35分 蝶々深山
台地状の広い小ピークとなって多くのハイカーが休んでいます。

Pa170170            蝶々深山から車山山頂に向かって(左後方は蓼科山)

車山山頂も随分近くなり、手に取るような感じとなります。

10時55分 車山乗越
多くのハイカーが休憩中。
(栃木県の或る山岳会主催で市民登山とのこと)

Pa170175                  車山乗越で休憩中のハイカー

この先にはロープウェイも架けられているので賑やかさが増してきます。

Pa1701771              ロープウェイ、眼下の白樺湖 後方の蓼科山

山頂に向かってちょっぴり勾配が強い道が続きます。
風避けになる大きな樹林がないので吹き渡る風に少し寒さを覚えます。

11時15分ー11時50分 車山山頂
 Pa1701791 Pa170180
(写真 左) 車山神社
(写真 右) 車山山頂
持参のお湯でのインスタントコーヒー飲みながら超ー簡単なお昼とします。
北アルプスから中央アルプス御嶽山、南アルプス甲斐駒、仙丈…
さらに奥には富士山も(目視できるもコンデジでは無理)そして八ヶ岳連峰

一体幾つの100名山が見れるのだろう。 飽かず眺める我らです。

Pa1701831_2                     車山山頂にて

日頃暑がり屋のジィ~ジではあるもののさすがに半袖アンダーシャツ1枚では
寒さもやせ我慢、長袖のアンダーシャツ1枚重ねます。

素晴らしい展望を満喫し、やがて下山です。車山の肩から下ります。
小さな石ゴロゴロの広く緩い道ですが、下りになると膝に負担がかかり、少し
痛みと違和感を感じます。

12時20分ー12時25分 コロボックルヒュッテ
Pa170191 Pa1701931 Pa1701941

1956年に営業開始のコロボックルヒュッテ 既に半世紀を超えました。

車山の肩から沢渡そして御射山経由で八島ヶ原湿原へ戻ります。

Pa170192                       案内板
ヒュッテからのだらだらした足場のない下り道。
足を斜面にフラットに置くことのできない不器用ジィ~ジ、膝に負担が掛り
意外ときつく感じます。
Pa1701981             ススキ原と蝶々深山方面の紅葉状況

13時 御射山
沢渡から八島ヶ原湿原に向かって緩い道を登れば、鎌倉時代に流鏑馬や
鷹狩が行われたという、御射山遺跡が残る御射山。

Pa1702001                    御射山遺跡の謂れ説明版

13時20分 八島ヶ原湿原木道取り付き
八島ヶ原湿原往路の反対側に取り付きます。
木道の上にはひらひらと落ち葉が舞い落ちてきます。

Pa1702021               落ち葉舞い散る湿原脇の木道

13時40分 八島ヶ原湿原スタート地点

Pa1702051                       八島ヶ原湿原  

大凡休憩含んで4時間40分 のんびりゆったりゆるゆる山歩きの終了です。
強い痛みはないものの残念ながら痛めた膝には、違和感が残っています。

この日に見られた霧ヶ峰 車山の残り花たちです。
   ↓     ↓      ↓      ↓
P10203811_2 Pa170197 Pa170199
写真 左より マツムシソウ アザミ リンドウ

岐路はビーナスラインを白樺湖経由で上田に向かいます。
P10203941                ビーナスライン車山Pからの八ヶ岳

炎症を起こしている経年劣化の膝、少々の痛みや、違和感残るものの
期待以上の展望を楽しむことができ、何か拾い物した感じ。 満足 満足。

ゆるゆるゆったり山行も、これまた楽し! (完)

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