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2010年7月 9日 (金)

新入会員歓迎登山(浅草岳)

所属する〝山歩きの会〟では年間数十人の新入会員が入会します。

今回はジィ~ジが担当で、歓迎登山(浅草岳)を企画・実施したのです。
ジィ~ジの企画目的は⇒会を通して新しい仲間の輪を拡げて貰いたい。
               新しい友人を見出して貰いたい。

6月27日(日) 雨
参加者は、今年昨年入会の会員の一部と会のリーダーの一部
男性8名 女性15名 計23名の皆さんです。

天気予報通り、今にも降りそう。
(旧)入広瀬村 ネズモチ平登山口着く頃にはバスもワイパー使用。
たまたま当日は目的 浅草岳 の山開きとか、地元の世話役さんから
安全登山のお札23枚頂戴しますが、天候の所為か?極めて閑散。

登っても山頂で食事も出来るわけなく、登山は取り止め近くの公営施設
浅草山麓エコミュージアムでも行き、担当からレクチャーでも受けようかな!
色々思いを巡らすジィ~ジです。

サブリーダー諸氏と相談し、参加の新入会員にも希望聴取。
しかし流石 山歩きの会。雨具着けても少しは歩きたいメンバーばかりです。

*以下 写真は参加者新入会員2070 S・F氏の提供によります。

ジィ~ジの決断。
空模様見ながら、行けるところまで行き、状況判断し決断下すことに…。

8時50分 ネズモチ平登山口
雨具着用 出発準備。

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(写真 左) ジィ~ジより浅草岳コース概略説明
(写真 右) カヘヨ(嘉平与)ボッチにて

雨降りやまず、見通しも悪いブナ曾根コースは避けて、林道詰めて
桜ゾネコース登山口へ向かってなだらかな道を辿ります。

9時25分 桜ソネコース登山口
再度、「ここで止めたい人居ますか?」 ジィ~ジの声に誰も挙手も発言もなし。
ジィ~ジの相方、ペースメーカーとして先頭で歩き始めます。

樹林帯の中に付けられた溝状の登山道。

天気が良ければ谷を隔て秀峰 〝守門岳〟指呼の感でみられるのですが…

雨は降り止む気配無くむしろ強くなったようにさえ感じます。

11時00分ー11時15分 カヘヨ(嘉平与)ボッチ
道中、道端には雨滴をつけたゴゼンタチバナやウラジロヨウラクなどみられます。
カヘボッチ(1485m.)ここからは浅草岳山頂や鋭い岩肌の鬼が面山なども
晴れていれば見られるのですが、この日は生憎展望全く叶いません。

カヘヨボッチからは前岳そして浅草岳は残り僅かしか有りません。

しかし雨降りや先ず、強くなるばかり前岳周辺からは当然残雪が有ります。
硬くなった残雪の上が雨で滑りやすく、ガスって居ること必定。
前進しても意味無し と決断下します。

「折角ですが山頂断念してここで引き返します。」とジィ~ジ。

カヘヨボッチ直ぐ先には、それでも参加者の皆さんを待っていてくれたか?
越後の名花 ヒメサユリ が何株も雨粒纏い淡いピンクの装いで手招き。
                   雨に打たれたヒメサユリ 9himesayuri_2

雨に打たれ序で、ここでジィ~ジと相方が木の枝で作った三角点測量器を
参加者の皆さんにプレゼント。
カヘヨボッチには三等三角点が有るのです。
ホントは浅草岳の山頂一等三角点でPRESENTしたかったのですが…
知ったかぶりのジィ~ジ 三角点の即席講座を少々。
(上段 右 写真)  

雨に打たれながらの即席講座を終了し、往路を戻ります。
登山道の一部は沢状態、雨は沢に向かって流れています。

終始降り止むことなく雨に打たれながら桜ソネ登山口からネズモチの
大駐車場へ戻ります。
沢の水量増大し、はけ切れず3箇所林道も激流に洗われています。
幸いザイルを渡すほどまでには至らず、 大事にならず安堵です。

12時40分ー13時00 ネズモチ平登山口
濡れた雨具を始末しバスに乗り込み浅草山荘へ  

13時30分ー15時35分 国民宿舎 浅草山荘

浅草山荘で入浴サッパリと汗を流し、登山スタイルから私服に着換え
かなり遅めの懇親会へ切り替えです。

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(写真 左) 沢筋オーバーフロー林道が激流?に
懇親会、各自持ち寄り自慢手料理の数々がテーブルの上に並べられます。

お互い始めて会う会員も有ることから、ジィ~ジの司会で自己紹介や感想、
会への要望など一人一人から喋って貰います。
たとえ始めてこの日に顔あわせても同好の志の集団。
直ぐに恰も旧知の仲のような様相と変ります。

浅草岳山頂を踏むこと出来なかったものの、たっぷり時間を費やした親睦会
ジィ~ジ初期の目的はそれなりに達せられたのでは…と自己満足。

懇親会終えて、帰りのバス車内 朝とはその様子様変わり。賑やかなこと。。

山菜王国立ち寄り、山菜買う会員、酒屋へ寄って再びALCOHOL補給する
参加者もあり。 
18時 新潟駅南口到着

この日の参加者から将来の会運営を担ってくれる会員が出てくれる事を
願ったジィ~ジです。

新入会員歓迎登山 浅草岳  この項 お終い。

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コメント

ikajyuさま
拙・駄ブログにお立ち寄りcommentありがとうございます。
中高年だけの山歩きの会、公徳登山・安全登山をモットーに
無理せず山を楽しんでいます。

貴ブログお邪魔しますね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013年2月 2日 (土) 09:22

こういうの見ると学生の倶楽部は良いなあという想いが
強くなりますね。特に私は学生時代に山岳部に入りたかったなあという想いが強いです。雨であってもそれすら楽しめる雰囲気に魅了されました。

投稿: ikajyu | 2013年2月 2日 (土) 08:39

mikkoさま
暖かいcommentありがとうございます。
新入会員の皆さんにとって山頂踏めなかったことは心残りだったかも
知れません。
ただ全てが勉強ですからねェ~
一緒に温泉に入り、汗を流してからの懇親会。
それはそれで意義があったかな…と。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2010年7月13日 (火) 17:55

こんにちは~ (´∀`)ノ
新人会員さんにとってはお天気に恵まれず
残念な山行になりましたね。
でも撤退のタイミングや林道が激流に変わる事もあるなど
よい体験をされたのではないでしょうか
毎年数十人の新人さんが加入されるのですか~
人気の会なんですね。。。
それもひとえに輝ジィージさんをはじめとする
リーダーさん達の魅力でしょう!!

投稿: mikko | 2010年7月13日 (火) 13:13

tuba姐さま
谷川岳山塊は雨に遭わず、同じ日でも新潟結構広いですね。
山へ行くと急に天候が変わることも有ります。
どんなときにも出来るだけ対応できれば事故も減るでしょう。
色んな意味を含めてそれなりの甲斐が有ったのでは?と自己満足。

投稿: 輝 | 2010年7月12日 (月) 20:01

雨の山行、お疲れさまでした。
「同行の志」、素敵なネーミングですね!?
浅草岳山行の新人歓迎登山のエピソードは、一生のかたりぐさになるンだろうなぁ~☆

投稿: tuba姐 | 2010年7月12日 (月) 19:46

赤鬼さま
優しいcommentありがとうございます。
確かに浅草岳全く初めてと言う会員もかなり居ましたかネェ~

新しい会員は矢張りフレッシュな感じがします。

毎日ジメジメするし、彼方此方でゲリラ豪雨段々此の先、怖ろしく
なってくる様な…。

投稿: 輝 | 2010年7月10日 (土) 08:56

みいさま
comment恐縮です。
山歩きの経験があまり無い方でも、年齢も40歳以上であれば、何方でも
入会できるのです。今回は波乱の一日でしたから暫らくは記憶にも
残ることでしょう。
企画目的の幾らかは達成できたかな!?と。
同好の志の集団ですからネェ~

投稿: 輝ジィ~ジ | 2010年7月10日 (土) 08:45

雨の中ご苦労様でした。晴れさしてやりたかったなあ。

投稿: 赤鬼 | 2010年7月10日 (土) 06:17

雨の中、ご苦労様でした^-^

毎年、新人さんが入られる・・・
活発かつ人気の会・・・素晴らしいですね!
そして、大役をまかされる、ジィ~ジ様の
人柄がココでも・・・^^V

同じ目的を持った同士・・・
一緒に飲むとこれまた、楽しいもんですね~^-^

投稿: みい | 2010年7月 9日 (金) 21:54

もうぞうさま
今晩は。毎日彼方此方でゲリラ豪雨 近頃変な梅雨になりました。

山では突然雨が降ることもあります。状況になるべく早く対処できるよう
晴ばかりでは無いこと。そういう意味を含めて反って意義が有ったかな!?と。
同好の志の集団で会員も多いので気の合う友も結構出来ます。

三角点定規ラチも無いものですが、そのうちにお知らせいたします。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2010年7月 9日 (金) 20:43

こんばんは。
折角の新入会員歓迎登山だったのに、残念でしたね。
ところで木の枝で作ったという三角点測量器ってどんなものなんでしょう?
機会があったらこのブログででも拝見したいです。

投稿: もうぞう | 2010年7月 9日 (金) 19:54

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