今更ながらのレポです。
このところ閑を吹聴している割に意外と?雑務繁多のジィ~ジです。
(残念ながら?全てお金にはなりませんが…)
ジィ~ジ所属する山の会
平成5年から毎年恒例のように実施されている〝西蒲三山縦走〟。
3年連続今年も参加。 ジィ~ジ通算8?9回目の参加です。
角田山 弥彦山 国上山
【所在地】 角田山 新潟市 弥彦山 弥彦村 国上山 燕市
【日 時】 平成22年3月27日(土)
【天 候】 雪/晴/曇/雪/曇り
【参加者】 男性 20名 女性 21名 計41名
【行 程】 角田浜P5:00~宮前登山口5:20~角田山(6:34-6:50)~
五ケ峠(7:38‐7:50)~樋曽山8:47~笠飛峠(9:28-9:40)
~石瀬峠10:13~多宝山11:28~弥彦山(11:57-12:30)~
奥の院12:44~雨乞山(13:25-13:35)~(南沢)~
黒滝城大手門15:00~剣ヶ峰15:26~国上山15:54~
国上寺P(16:16-16:30)==角田浜17:15
【上昇量】 約2150m
【総距離】 約26km
*所要時間 11時間15分 休憩約85分含む
【地形図】 国土地理院地形図 1/25000 [角田山 弥彦山 寺泊]
記事)
4時半の角田浜駐車場、今の時期はまだ人の顔が判別出来ないほど暗い。
それでもスラ~ッと10数台の車が並び、もう既に出発準備完了の会員も…
海から吹き付ける風はまだ冷たい。おまけに3月の末と言うに車のライトには
吹き荒ぶ粉雪が映りだされているのです。
殆どのメンバーは雨合羽を着けているのですが、暑がり&偏屈ジィ~ジは
長袖シャツのみです。
5:03 角田浜大駐車場 発
リーダー M・E氏から参加人員確認点呼と注意事項の説明を受けてR402を
一旦、宮前コース登山口に戻りながらスタートです。
20分弱で宮前コース登山口 徐々に空は白み始めてきます。
(写真 左) まだ明けやらぬR402 粉雪ぱらついて
(写真 右) 雪降り止み、樹燗からは日の出も見られ…
登山道の両側には薄っすらと新雪が恰も敷き詰められたかのごとく…
6:34‐6:50 角田山山頂
途中の道の所々にはオオミスミソウが見られるもののまだ陽も当らず
下を向いて我慢をしています。
山頂手前の急登は何度登っても角田山とは思えないほどの急登です。
(写真 左) 宮前コースは山頂手前のキツイ急登が暫らく続く
(写真 右) 夜中から朝に掛けて積もった山頂の雪
角田山山頂で朝飯や小腹満たす為に一本つけます。
凡そ15分、山頂から三望平そして灯台コースとの合流点から、緩い下りの
五ヶ峠コースを下ります。
7:37-7:50 五ヶ峠
(写真 左) 雑木の枝越に漸く多宝山が見え出すも先は長~い
(写真 右) 五ケ峠登山口駐車場 交通誘導員2名待機中。
三山縦走これで漸く1座(角田山)のクリアーです。
この先は 春の妖精が迎えてくれるFLOWER ROADの始まりなのですが…
五ヶ峠の車道を跨ぎ、福井山から樋曽山へ小さなアップダウンを繰り返し
前進です。
雪は既に降り止んではいるものの、時間もまだ早く、更に陽も射さず道端の
ユキワリソウ始め咲き始めのカタクリも殆ど首をうなだれて耐寒中。
ナニワズ、やオーレンそしてエンレイソウは健気に?何とか自己主張。
春の淡雪 道はグチャグチャ泥濘状態、滑り易い場所も何箇所か!。
(写真 左) オオミスミソウ
(写真 右) 春の雪に耐えて
エンレイソウ
8:47 樋曽山
カタクリ&オオミスミソウのコラボ
樋曽山山頂周辺はお花畑が広がります。
9:28-9:40 笠飛峠
歩き始めてから既に休憩含み4時間以上、そろそろ疲労も覚えます。
しかし目的地まではまだまだです。
3月末まで閉鎖中 弥彦スカイラインゲートで一服です。
(写真 左) スカイラインゲート脇で大休憩
(写真 右) 春といえば 〝土筆〟 つくしんぼう でしょう。
10:13 石瀬峠
閉鎖中のスカイラインを暫らく辿り、石瀬峠へ…
石瀬峠から尾根添いで、新潟市の最高峰 多宝山へ向かいます。
道端には、ユキワリソウが可憐な姿で出迎えてくれます。
高度を上げると、やがて雪が現れまるで雪山のような感じに変ります。
11:28 多宝山
(写真 左) 新潟市最高峰 多宝山はまるで冬山?
(写真 右) 多宝山 一等三角点
空は今にも降りそうなどんよりした厚い雲が全天を覆い、冷風も強い。
天気予報の通り、好天まず望めません。
多宝山から大平園地へ下りて登り返せば 弥彦山。。。
眼前に迫るも意外と遠い。疲れも溜まります。
11:57-12:30 弥彦山レストハウス
お昼休憩ですが、冷たい風がやたら強く、やせ我慢をしていたジィ~ジも
上だけ雨具を羽織ります。
昼食を済ませたものの、天気益々悪化。
雪が混ざったガスが横殴りに海側から吹き付けてきます。前方視界利かず。
建物脇なのでやっと我慢が出来るほど…
12:44 弥彦山山頂 奥の院
多宝山から弥彦山まで積雪量40センチ位か? (今年の天気は異常?)
これで何とか三山のうち二座達成。この先も距離はたっぷり。。。
奥の院から雪道を下山するも妻戸山 ・八枚沢コース合流点辺りからは
雪も見られなくなります。
道端のカタクリやキクザキイチゲを愛でながら雨乞山を目指します。
時折 チラッと薄日もさして…
(写真 左) キクザキイチゲ
(写真 右) 雨乞山へ向かう我が仲間の皆さん
13;25-13:35 雨乞山
雨乞山手前からまた雪混ざりの風が吹き出してきます。
スタートから休みを入れて約8時間 ここまで来てもゴールは遠い。
(写真 左) 雨乞山に向かって
(写真 右) 雨乞山レーダー基地建家の脇で一服 疲れ休み
雨乞山で甘味と飲物で喉潤し、ストレッチで身体を解し、一旦下りです。
最後の1座 国上山へは南沢コースを辿ります。
こんなところにこんな沢が有るのか?と思うくらい綺麗な沢をつめます。
南沢コースを辿る
途中には小さな滝も幾つも有り、またユキワリソウも見られますが、何しろ
少しずつ疲労を覚え、ザックからカメラ取り出す暇が有りません。
15:00 黒滝城大手門跡
天・地・人 縁の黒滝城
ここから最後の辛い辛い登りが始まります。
15:26 剣が峰
僅か20分強の登りですが、疲れた身体にこの急登は堪えるのです。
(ズルをして車道を下れば国上山に出るのですが、そんなことしません)
剣が峰クリアーすればもう一頑張りで最後の1座 国上山です。
数年前に比して随分ユキワリソウが減って些か落胆。
15:54 国上山
お天気もイマイチ 時刻も夕方近い4時 既に山頂には我々以外には
誰一人見当たりません。
ついに最後の1座です。後は20分弱下れば終わりです。
(写真 左) 国上山山頂 雪解けでグチャグチャ
(写真 右) 越後新潟最古の古刹 国上寺が目前
16:16-16:30 国上山P
スタートから要した時間11時間15分(休憩含む)
粉雪、晴、、曇、吹雪、曇 …目まぐるしく変る波乱の一日。
あまり陽の目が見られず、更に団体行動なので立ち止まり写真もあまり
撮れないものの、久し振りに11時間の長丁場を歩ききった感動は一入です。
参加者40名を越え、他のハイカーに迷惑を掛けないよう二グループ編成を
しながら行動。
古希を過ぎた先輩から50代までの中?高年者グループでありながらも
誰一人バテたり足並みを乱すことも無く予定が完遂です。
此の先 もう暫くじぃ~じも更に体力維持に努めねばなりません。
角田浜の大駐車場まで手配のバスが送ってくれます。
汚れた靴の上にレジ袋を履いて、車内を汚さない様に配慮します。
角田浜まで参加者、どの顔も満足 満足達成感で満ち足りた顔 顔
企画担当のリーダー 参加者の皆さんに感謝です。
来年も参加できることを願いつつ
お終い。。。。。
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